JPH0510057Y2 - - Google Patents

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JPH0510057Y2
JPH0510057Y2 JP1985173467U JP17346785U JPH0510057Y2 JP H0510057 Y2 JPH0510057 Y2 JP H0510057Y2 JP 1985173467 U JP1985173467 U JP 1985173467U JP 17346785 U JP17346785 U JP 17346785U JP H0510057 Y2 JPH0510057 Y2 JP H0510057Y2
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JP
Japan
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shower head
hanger
synthetic resin
stepped portion
protruding
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JP1985173467U
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JPS6281674U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、壁面に取り付け固定して使用す
る、シヤワーヘツド用掛け具に関するものであ
る。
(従来の技術) 従来、この種のシヤワーヘツド用掛け具は、同
掛け具全体をすべて金属で成形した、オール金属
製のものが主流であつた。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、オール金属製の掛け具は、コスト高
になるばかりか色彩性にも乏しかつた。又、金属
製であるため、同掛け具の前方部に一体形成する
シヤワーヘツド支持部に、同シヤワーヘツドを挟
持するに充分に弾力を付与することが困難であつ
た。しかも、同支持部に挿入され実際に当接する
部位であるシヤワーナツトが金属製である場合に
は、当接面がともに金属となり摩擦抵抗が特に少
ない。従つて、掛け具にシヤワーヘツドを掛けた
ままの状態で通水しても、その水圧によつて同ヘ
ツドが掛け具から飛び出さないように、前記支持
部の内周面にゴムパツキンを張り付けたりあるい
は合成樹脂製のキヤツプ等を設けるなどの、摩擦
抵抗を高める工夫をしなければならない面倒があ
つた。
もつとも、この掛け具を、金属でなく合成樹脂
で成形するようにすれば、前記した欠陥及び面倒
の多くは解消されることとなる。しかしながら、
合成樹脂製にすると、掛け具の強度の問題、とり
わけ、荷重及び衝撃が集中する壁面取り付け部側
の強度に難点がある。又、外観的に貧弱で安物の
印象与え、需要者の購買意欲を刺激しないという
問題もある。
この考案は、上記従来技術がもつ問題点を解消
するために案出されたものであり、その目的とす
るところは、 (a) 金属製及び合成樹脂製の双方の欠点を取り除
くとともに、その長所を取り入れることによ
り、低コストながら豪華な印象を与え、 (b) しかも強度的な問題もなく、色彩性にも富
み、 (c) 又、シヤワーヘツドの飛び出しを防止するた
めの特別の工夫も要せず、 (d) さらには、壁面にガタつきなく安定して取り
付け固定できる、 シヤワーヘツド用掛け具を提供することを目的
とする。
(問題点を解決するための手段) そこで、この考案は前記目的を達成するため、
次の構成からなる。即ち、この考案に係るシヤワ
ーヘツド用掛け具は、本体を合成樹脂で成形する
とともに、その胴部の前方部には、前部を開放し
た掛止孔を備えるシヤワーヘツド支持部を形成す
る。又、その胴部の後方部には、胴部より小径の
突出段部を形成する。そして、この突出段部の外
周に、段部の端面からやや外方へとはみ出るよう
に、その段部の突出寸法より若干長い寸法の幅か
らなる、金属製のリングを嵌着したものである。
(実施例) 以下、この考案に係るシヤワーヘツド用掛け具
の一実施例を、第1図〜第3図に基づいて説明す
る。
図中1は掛け具本体を示し、同本体は合成樹
脂、例えば、成形性に優れ硬度も比較的大きく、
又、着色性に優れ表面光沢も良好なるABS樹脂
からなる。もつとも、合成樹脂の素材は、この
ABS樹脂に限定されるものではない。
そして、円形状の胴部2の前方部には、円弧状
の外周面を有するシヤワーヘツド支持部3を形成
する。シヤワーヘツド支持部3には、シヤワーヘ
ツド基端に取り付けられるシヤワーナツト(図示
せず)の形状に対応して、下方ほど径を小さくし
て狭まるように傾斜する、掛止孔4を形成する。
この掛止孔4の前部は開放とし、かつ、後部の中
央内壁部5には、本体1を壁面に固定するため
の、固定ビス挿入用の貫通ネジ孔6を上下2個所
開設する。
一方、胴部2の後方部には、同胴部2より小径
の突出段部7を形成する。そして、この突出段部
7の外周には、胴部2の外周面と面一となるよう
にちようど嵌まり、かつ、同段部7より幅広の、
即ち、同段部7の突出寸法よりも若干長い寸法の
幅からなる、金属製のリング8を装着する。リン
グ8には、例えば、ニツケル・クロームめつき等
によつて、表面処理を施しておく。
かくして、リング8は、第1図で明示する通
り、段部7をその端面9からやや外方へとはみ出
るようにして囲む。よつて、合成樹脂からなる本
体2は、壁面に直接に当たるように取り付けられ
ることはなく、金属製のリング8を介して固定さ
れ取り付けられることとなる。又、壁面に当接す
る部分は金属製のリング8の端面のみであるた
め、壁面に対する接触面積が少なくなつて、掛け
具をガタつきなく安定して取り付けることができ
るようになる。
(考案の効果) この考案のシヤワーヘツド用掛け具は、以上詳
述したところから明らかなように、本体を合成樹
脂で成形するため、まずコストダウンを図ること
ができる。その成形性、着色性の点においても問
題はない。シヤワーヘツド支持部も、当然合成樹
脂で成形されるため、その弾力でシヤワーヘツド
を挟持させることもでき、しかも、合成樹脂であ
るため摩擦抵抗も高い。従つて、シヤワーナツト
の素材いかんに拘わらず、たとえシヤワーヘツド
を掛け具に掛けたままの状態で通水しても、その
水圧によつて、前記シヤワーヘツドが掛け具から
飛び出るようなことがない。
しかも、合成樹脂からなる本体の胴部後方部に
形成される突出段部に金属製のリングを嵌着する
ため、その壁面取り付け部側が金属で補強される
こととなり、衝撃及び荷重に対して強度的に充分
耐えることができる。又、合成樹脂本体を直接に
壁面に当てず、本体の突出段部の端面よりやや外
方へとはみ出る金属製のリングを介して、壁面に
取り付け固定する構造であるため、壁面に当接す
る部分は前記リングの端面のみで接触面積が極め
て少なく、このためガタが生じにくく安定して掛
け具を取り付け固定することができる。
さらに、この掛け具は、合成樹脂製の本体と金
属製のリングとの組み合わせからなるため、合成
樹脂のみから成形されるような安物の印象を与え
ないばかりか、合成樹脂の光沢ある美しい外観
と、金属リングの冴えた金属色とがみごとにマツ
チングし、むしろ高級感を醸しだすという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す、シヤワー
ヘツド用掛け具の縦断側面図、第2図はその正面
図、第3図はその分解斜視図である。 1……本体、2……胴部、3……シヤワーヘツ
ド支持部、4……掛止孔、7……突出段部、8…
…リング、9……突出段部の端面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体を合成樹脂で成形し、その胴部の前方部に
    は、前部を開放した掛止孔を備えるシヤワーヘツ
    ド支持部を形成し、又、その胴部の後方部には、
    胴部より小径の突出段部を形成し、この突出段部
    の外周に、段部の端面からやや外方へとはみ出る
    ように、その段部の突出寸法より若干長い寸法の
    幅からなる、金属製のリングを嵌着してなるシヤ
    ワーヘツド用掛け具。
JP1985173467U 1985-11-11 1985-11-11 Expired - Lifetime JPH0510057Y2 (ja)

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JPS6281674U JPS6281674U (ja) 1987-05-25
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Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4728040U (ja) * 1971-04-17 1972-11-30

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60130875U (ja) * 1984-02-10 1985-09-02 株式会社イナックス 掛具の固定構造

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JPS4728040U (ja) * 1971-04-17 1972-11-30

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JPS6281674U (ja) 1987-05-25

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