JPH0498418A - 伝票印字装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （ａｌ産業上の利用分野 この発明は、ＥＣＲ（を子キャンシュレジスタ）等に付
属される伝票印字装置に関し、特に印字位置に挿入され
たレシートや小切手に印字を行う伝票印字装置に関する
。

（ｂｌ従来の技術 ＥＣＲ等の装置に備えられる印字装置は、取引内容をジ
ャーナル用紙に印字するのみならず、印字位置に挿入さ
れたレシートや小切手にも取引内容を印字できるように
されている。このような伝票印字装置において取引内容
を挿入されたレシートや小切手等の伝票に正確に印字す
るためには、これら伝票が印字位置に正しく挿入されな
ければならない、このため、従来の伝票印字装置では、
伝票が印字位置に正しく挿入されたか否かを検出する伝
票検知センサを備え、この伝票検知センサが印字位置へ
の伝票の挿入を検出した際に取引内容の印字処理を実行
するようにしていた。

ｆｃ１発明が解決しようとする課題 しかしながら、従来の伝票印字装置では、印字位置に挿
入された伝票の輻を検知するようしたものがなかった。

伝票印字装置において取引内容が印字される伝票の幅は
その伝票における印字可能領域の横方向の長さを決定し
、これによって印字可能す文字列数が決まるが、伝票の
幅を検出することができない従来の伝票印字装置では、
予め定Ｔｏうれた１種類の伝票に対して、１種類の文字
列数での印字を行うのみであり、この印字範囲以下の幅
の伝票が挿入された場合には、伝票のない部分に印字処
理が行われることになり、伝票が無効となったり、印字
ヘッドに破損を生じる等の問題があった。この問題を回
避するためには、その印字装置において使用可能な伝票
幅を予め定められた１種類に限定する必要があった。

この発明の目的は、印字位置に挿入された伝票の幅を検
出する手段を備え、この検出結果に基づいて伝票に対す
る印字フォーマットを決定することにより、印字位置に
挿入された伝票の幅に応じたフォーマットで印字動作を
行うことができるようにし、幅の異なる複数種の伝票に
対して正確な印字処理を行うことができる伝票印字装置
を提供することにある。

（ｄ）課題を解決するための手段 この発明の伝票印字装置は、印字位置に挿入された伝票
に対して印字ヘッドを左右往復移動させて印字を行う伝
票印字装置において、 印字位置に挿入された伝票の幅を検出する伝票幅検出手
段と、この伝票幅検出手段の検出結果に基づいて印字フ
ォーマットを設定する印字フォーマット設定手段と、を
設けたことを特徴とする。

また、前記伝票幅検出手段を前記印字ヘッドに一体的に
備えてもよい。

（ｅ）作用 この発明においては、伝票幅検出手段により印字位置に
挿入された伝票の輻が検出される。この伝票幅検出手段
の検出結果に基づいて印字フォーマット設定手段により
印字フォーマットが設定される。したがって、印字位置
に挿入された伝票の幅に応じたフォーマットで印字処理
が行われ、伝票の幅を越えて印字処理がなされることが
ない。

また、伝票幅検出手段を印字ヘッドに一体的に備えると
、伝票に対して印字ヘッドを左右往復移動することによ
って伝票の幅を検出することができる。

（ｆ）実施例 第１図および第２図は、この発明の実施例である伝票印
字装置のそれぞれ側面断面図および要部の斜視図である
。

印字へソドｌを搭載したキャリッジ２はガイド軸２１を
摺動自在にされており、キャリアジモータ３の回転によ
りキャリッジ２は印字へ、ドｌを矢印ＡおよびＢ方向に
往復移動させる。一方の側面近傍においてキャリッジ２
の下端部に対向する位置には初期位置センサ４が備えら
れており、この初期位置センサ４はキャリッジ２が初期
位置に位置していることを検出する。印字へソド１の先
端部５にはインクリボン６が架は渡される。この先端部
５の下方に印字ヘンド１に一体化された伝票幅検知セン
サ７が設けられている。この伝票幅検知センサ７は反射
型の光学センサてあり、略り字型の保持部材８に対向す
る。この保持部材８は挿入された伝票９の底面に当接し
てこれを保持する。また、保持部材８の少なくとも垂直
面は黒色塗料が塗布されており、伝票幅検出センサから
透光された光を吸収する。この保持部材８の一方の側面
側には、保持部材８と面一にして伝票検知センサｌＯが
備えられている。この伝票検知センサ１０は伝票挿入口
１２から挿入された伝票９を検出する。なお、伝票９は
伝票挿入口１２の一方の側面１２ａを基準にして挿入さ
れる。

挿入口１２の下方近傍には、下端にピンチローラ１６を
軸支したレバー１５が備えられている。

このレバー１５はピン１４を支点に回転自在にされてお
り、ピン１４の上部において伝票フィードマグネット１
３のアクチュエータ二二係止されている。この伝票フィ
ードマグネット１３が駆動されると、レバー１５は矢印
Ｃ方向に回転−、ピンチローラ１６は伝票フィードモー
タ１７に軸支されたローラとの間に伝票９を挟持する。

この状態で伝票フィードモータ１７が駆動されると伝票
９は上方に移動する。また、ロール紙１８はスタンプ１
９およびカンタ２０を経由して放出口２２から内部に放
出される。

第３図は、上記伝票印字装置の制御部の構成を示すブロ
ック図である。

マイクロコンピュータ３１には駆動制御回路３２〜３５
を介して伝票検知センサ１０、伝票フィードマグネット
１３、キャリッジモータ３および伝票フィードモータ１
７が接続されており、また印字制御回路３６を介して印
字ヘンドｌが接続さレテイる。マイクロコンピュータ３
１は駆動制御回路３２〜３５に駆動データを出力し、各
駆動制御はこの駆動データにしたがって伝票検知センサ
１０、伝票フィードマグネット１３、キャリッジモータ
３および伝票フィードモータ１７を駆動すル、マた、マ
イクロコンピュータ３１は印字制御回路３６に印字デー
タを出力し、印字制御回路３６はこの印字データにした
がって印字ヘッド１を駆動する。更に、マイクロコンピ
ュータ３１には伝票検知センサ１０、初期位置センサ４
および伝票幅検知センサ７が接続されており、各センサ
の出力がマイクロコンピュータ３１に入力される。

伝票検知センサ１０は挿入口１２から伝票９が挿入され
た時オンし、初期位置センサ４はキャリッジ２が初期位
置に位置した時オンする。また、伝票幅検知センサフは
伝票９に対向しな（なった時オンする。なお、マイクロ
コンピュータ３１に備えられたメモリエリアＭＡＬ〜Ｍ
Ａ３のそれぞれには後述する印字長さＬ、印字行数ｍお
よび印字列数ｎがそれぞれ格納される。

第４図は、上記伝票印字装置の制御部の処理手順を示す
フローチャートである。

伝票９が挿入口１２から挿入されると伝票検知センサ１
０がオンしくＳｌ）、これに伴ってマイクロコンピュー
タ３１はイ云票フィードマグネット１３を駆動する（Ｓ
２）、更にキャリフジモータ３をオンしくＳ３）、印字
ヘッドｌの往復移動を開始する。キャリッジ２が初期位
置に達して初期位置センサ４がオンすると（Ｓ４）、伝
票９０幅Ｗの検出を開始する。キャリッジ２が矢印Ａ方
向のりミント位置に達する前に原稿幅検知センサ７がオ
ンすると、印字距離りの長さとして伝票ＩＩＷから一定
距離ｋを差し引いた長さを設定する（Ｓ５−８７）、一
方、原稿幅検知センサ７がオンする前にキャリッジ２が
リミット位置に到達した場合には印字路１％ＩＬとして
、伝票印字装置の最大印字長さし、を設定する”（Ｓ６
−３８）、この印字距離りと伝票９の幅Ｗとは第５図に
示す関係にある。即ちキャリッジ２が初期位置ＰからＡ
方向に移動して伝票９の端面までの距離を輻Ｗとして検
出する。この幅Ｗから印字余白である一定長さｋを差し
引いた値が印字長さしになる。伝票９の長さがキャリッ
ジ２の矢印Ａ方向の移動可能範囲り。より大きい場合に
は、伝票検知センサ９が伝票の端部を検出する前にキャ
リッジ２がリミット位置に達してしまう、この場合には
このリミット位置までの距ＨＬｏを印字長さしとする。

以上のようにして決定された印字路ＸＩＬに基づいて第
６図に示す印字行数ｍおよび印字列数ｎからなる印字フ
ォーマットが決定される（Ｓ９．５１０）、ここでは、
印字文字の幅！および間隔ｐが予め設定されており、こ
の値に基づいて印字フォーマットが決定される。

キャリッジ２が矢印Ｂ方向に復動して再び初期位置に達
すると（Ｓｌｌ）、前述の印字フォーマットにしたがっ
て印字へラド１が駆動され、印字処理が実行される（３
１２）、印字へラドｌが１行の印字を終了してキャリッ
ジ２がリミット位置に達すると、全ての文字を印字した
か否かの判別が行われ、（Ｓ１３．５１４）、印字処理
を終了していない場合には伝票フィードモータ１７を駆
動して伝票９を１段上方に移動する。

このようにして印字処理を終了すると、キャリッジ２が
矢印Ｂ方向に移動して初期位置に復帰するのを待機しく
５１６）、初期位置に復帰した後にキャリッジモータ３
および伝票フィードマグネソ）１３をオフして動作を停
止する（Ｓ１７．１８）。

以上の処理によりキャリッジ２において印字へラドｌと
一体にされた伝票検知センサ７によって伝票９の輻Ｗを
検出し、この検出結果に基づいて設定さた印字フォーマ
・７トで伝票９に対する印字処理が実行される。

なお、本実施例では伝票９０輻Ｗを用いて設定ッチヲも
変えられるようにしてもよい、また、印字内容に応じて
適宜改行位置を変更できるようにしてもよい。

（幻発明の効果 この発明によれば、印字位置に挿入された伝票の幅を検
出して印字フォーマットを設定することができるため、
複数種の伝票に対してそれぞれ適当な印字フォーマット
で印字処理を実行することができ、複数種の伝票に対し
て正確に印字処理を行うことができる利点がある。

また、伝票幅検出手段を印字ヘッドに一体的に備えるこ
とによって、伝票幅検出手段のために特別な駆動装置を
備える必要がない。

ンク図、第４図は同制御部の処理手順を示すフローチャ
ート、第５図は同伝票印字装置における伝票に対する印
字状態を示す図、第６図は同伝票印字装置における印字
フォーマットを示す図である１−印字ヘッド、７−伝票
幅検出センサ、９−伝票。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）印字位置に挿入された伝票に対して印字ヘッドを
   左右往復移動させて印字を行う伝票印字装置において、 印字位置に挿入された伝票の幅を検出する伝票幅検出手
   段と、この伝票幅検出手段の検出結果に基づいて印字フ
   ォーマットを設定する印字フォーマット設定手段と、を
   設けたことを特徴とする伝票印字装置。
2. （２）前記伝票幅検出手段を、前記印字ヘッドに一体的
   に備えた請求項（１）記載の伝票印字装置。