JPH049831Y2 - - Google Patents

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JPH049831Y2
JPH049831Y2 JP1985119516U JP11951685U JPH049831Y2 JP H049831 Y2 JPH049831 Y2 JP H049831Y2 JP 1985119516 U JP1985119516 U JP 1985119516U JP 11951685 U JP11951685 U JP 11951685U JP H049831 Y2 JPH049831 Y2 JP H049831Y2
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JP
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mounting plate
door
arm
leaf spring
fixing
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JP1985119516U
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JPS6227974U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は扉の開放状態を維持するための扉開放
保持装置に関する。
〔従来の技術〕
現在、玄関、勝手口、室内等の扉においては、
自動閉扉可能になるようドアクローザを取着する
ことが多くなつているが、上記ドアクローザは、
内装ストツプ式、外装ストツプ式何れの形式でも
開扉ストツプ位置を予め所定の開扉角度に設定し
て構成されてあるので、室内の風通しを良好にす
る等のために上記ドアクローザによる開扉保持角
度以外の例えば、半開きの状態に扉を保持したい
場合には扉の開放保持装置が適用されている。
従来、上記開放保持装置としては実開昭58−
27467号公報に開始されたもの等が知られている。
この装置は、下端に滑り止め材を取り付けたアー
ムの上端を固定金具に起立保持可能に軸支し、該
固定金具の裏面に複数本(4本)のビスにて弛、
締可能にスライド板を取り付け、該スライド板を
扉に固定する〓型取付金具に上下方向にスライド
可能に係嵌し、上記ビスにより固定金具とスライ
ド板間に取付板を挾着することによつて、該取付
板に固定金具を固定するよう構成したものが知ら
れている。
ところで、この種装置は、使用時アームを所定
角度に回転下降し、滑り止め材を床面に接地させ
ることによつて扉を開放保持させるのであるか
ら、これを扉に取り付ける際は、予め扉の所望開
放角度で上記滑り止め材が床面に接地するよう位
置決めして接着するが、扉を予め設定した開放角
度以外の開放角度で保持すべく開放角度を変更し
た際、床面に高低差や段差があつたり、水勾配等
の傾斜が設けられていると、アームの接地角度が
変わり、保持力が低下したり、滑り止め材が接地
しない場合があるから、かゝる場合は扉に対し当
該装置の取り付け位置を調節する必要がある。
しかしながら前者では固定金具を直接扉にビス
止めする構成であるため、取り付け位置の調整が
不可能である問題点があり、又後者では上下方向
の位置調整は可能であるものゝ固定金具の取付板
に対する弛、締を4本のビスにて行う構成である
ため、調整作業が面倒で、かつ手間がかかり、特
にビスを弛め過ぎるとスライド板が取付板の溝部
から下方へ脱落してしまうから、かゝる場合、該
スライド板の取付板に対する取り付けや、当該ス
ライド板のねじ孔にビスを螺合するのが困難であ
る等の問題点がある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案は上記問題点を解消しようとしたもの
で、アームの上端を枢着した固定金具を、扉に固
定する〓型取付板に上下方向にスライド可能に係
嵌し、該固定金具の取付板に対する位置決め固定
手段を板ばねと一本の調整ねじにて適切に構成す
ることによつて、調整ねじ一本で、かつ工具類を
用いることなくアームの位置調整を極めて容易に
行い得るようにしたのが、その目的である。
〔問題点を解決するための手段〕
即ち本考案は、下端に滑り止め部材を装着した
アームの上端を固定金具に起立保持可能に枢着
し、該固定金具を扉に固定する〓型取付板に上下
方向へスライド可能に係嵌し、上記固定金具の裏
側には先端に上記取付板と当接可能な屈曲部を先
端に設けた板ばねの基端を固定し、該板ばねを上
記取付板に押着可能に上記固定金具には調整ねじ
を螺して構成し、上記問題点を解決したのであ
る。
〔実施例〕
以下本考案の実施例を図面に基づいて詳述すれ
ば、第1図ないし第4図に示したように、縦長に
形成した固定金具1の上端部左右には両側から
夫々ブラケツト1a,1aを前方へ一体に突出
し、該両ブラケツト1a,1aに、下端に滑り止
め部材2aを水平に装着したアーム2の上端を枢
軸3により上下方向へ回動可能に枢着させてあ
る。
上記固定金具1の両ブラケツト1a,1a間に
は板ばね4を上記アーム2の上端と対応させて架
設させてあり、一方、上記アーム2の上端には、
上記板ばね4に弾撥係合して当該アーム2の起立
状態を保持するストツパー5を突設させてある。
扉6の下端部に固定する取付板7は、上記固定
金具1よりも長く縦長に形成させてあり、その左
右両側縁を夫々内側へ折り返すことによつて、左
右両側には縦長の溝部7a,7aを対設させてあ
り、これによつて取付板7は横断〓型に形成させ
てある。
上記固定金具1は、その左右両側辺を上記溝部
7a,7aに嵌合することにより上記取付板7に
上下方向へスライド可能に係嵌させてあり、次の
ように形成される位置決め固定手段によつて、取
付板7に位置調整可能に固定される。
即ち、上記固定金具1の裏側下部に縦長に設け
られた凹所1b内の上部に板ばね8の基端をビス
止め、カシメ等により固定し、該板ばね8の自由
端を形成する先端には上記取付板7の表面と当接
可能に略直角に屈曲部8aを曲成させてある。
又、上記固定金具の前壁における下部中心には
一箇のねじ孔1cを上記板ばね8の先端近傍と対
応させて貫通させてあり、該ねじ孔1cに、ツマ
ミ9a付き調整ねじ9を螺進退自在に螺装させて
あり、該調整ねじ9のねじ込みにより、その先端
で上記板ばね8の先端付近を自体の弾撥力に抗し
て取付板7側へ押圧移動することによつて、板ば
ね8における屈曲部8aの先端を上記取付板7の
表面に押し付け、これによつて固定金具1がスラ
イドしないよう取付板7に固定可能に構成させて
ある。
こゝで、固定金具1の取付板7に対する位置決
めをより確実なものとするために、上記取付板7
の底面に複数箇の位置決め用係止段部7b…を上
下方向に適宜間隔毎に横設して、上記板ばね8に
おける屈曲部8aの先端を係脱自在に係止させる
ようにしてある。
上記係止段部7b…は、取付板7の底壁7cを
プレスで切り出して形成することができるもの
で、これらは第2図のように上向きに、又は第3
図のように下向きに形成することができる。
而して上記構成において、これを用いるとき
は、取付板7を扉6の内側下部にねじ止めし、扉
6を開放した后、第1図の実線で示した起立状態
に保持させてあるアーム2を下方に回動して下降
し、その下端の滑り止め部材2aを床面10に圧
接させて第1図中二点破線で示した状態とする
と、図示しないドアクローザにより閉鎖方向に戻
ろうとする扉6はアーム2に支持されて、その回
動は阻止され開放状態に保持される。
又、開放保持状態でアーム2を上向きに回動す
ると、扉6はドアクローザの閉扉力の作用により
回動し初めて閉鎖状態となる。
又、扉6の開放保持位置を変えるべくその開放
角度を変更した際、床面9に高低差や段差、又は
傾斜が設けられていて、アーム2の接地角度が変
わり、ストツプ力が低くなつたり、滑り止め部材
2aが接地できない場合があるから、かゝる場合
は、調整ねじ9を弛めて、板ばね8における屈曲
部8aの取付板7の表面に対する押着を解いた
后、固定金具1をスライドして、床面9に対しア
ーム2の接地角度及び滑り止め部材2aを接地可
能に調整し、然る后、調節ねじ9にて板ばね8を
締め付け、その屈曲部8aを取付板7の表面に押
着することで固定金具1は調整した位置に固定さ
れる。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案に係る扉の開放保持
装置は構成したから、アーム2を枢着した固定金
具1を扉6に固定する〓型取付板7に上下方向に
スライド可能に係嵌してなるものにおいて、上記
固定金具1の裏側に取り付けた板ばね8を、該固
定金具1に螺装した調整ねじ9により押圧し、そ
の先端に設けた屈曲部8aを取付板7の表面に押
着して固定するので、当該装置を扉6に固定した
后、床面10に対してアーム2を調整する場合
や、扉6の開放保持角度を変更する際、床面10
に高低差、段差、傾斜が設けられていて、アーム
2の接地角度が変わつてストツプ力が低くなつた
り、滑り止め部材2aが接地しない場合の当該ア
ーム2の位置調整を、一本の調整ねじ9を弛、締
するだけの極めて容易な操作によつて何人にも簡
単に行うことができ、又、調整ねじで取付板を直
接締める場合は、当該ねじの先端による点で取付
板を押着することとなつて、該取付板が変形した
り、両部材の点接触により摩擦力が小さく、位置
決め固定が不完全となり易いのに対して、本案は
板ばね8の屈曲部8a先端面で面接触によつて取
付板7を押着するので取付板7が変形し難く、又
両部材間に生じる摩擦力は大きくなるから、位置
決め固定を確実なものとすることができる等の効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る扉の開放保持装置の一実
施例を示す使用状態の側面図、第2図、第3図は
同実施例の変形例を夫々示した要部の各拡大縦断
側面図、第4図は同実施例における要部の背面
図、第5図は同実施例における要部の正面図であ
る。 1……固定金具、2……アーム、2a……滑り
止め部材、6……扉、7……取付板、8……板ば
ね、8a……屈曲部、9……調整ねじ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下端に滑り止め部材2aを装着したアーム2の
    上端を固定金具1に起立保持可能に枢着し、該固
    定金具を扉6に固定する〓型取付板7に上下方向
    へスライド可能に係嵌し、上記固定金具の裏側に
    は先端に上記取付板と当接可能な屈曲部8aを設
    けた板ばね8の基端を固定し、該板ばねの屈曲部
    端を上記取付板に押着可能なるよう上記固定金具
    に調整ねじ9を螺装してなることを特徴とする扉
    の開放保持装置。
JP1985119516U 1985-08-02 1985-08-02 Expired JPH049831Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985119516U JPH049831Y2 (ja) 1985-08-02 1985-08-02

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JP1985119516U JPH049831Y2 (ja) 1985-08-02 1985-08-02

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Publication Number Publication Date
JPS6227974U JPS6227974U (ja) 1987-02-20
JPH049831Y2 true JPH049831Y2 (ja) 1992-03-11

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5827467B2 (ja) * 1979-06-26 1983-06-09 日本電信電話株式会社 方向探知方式
JPS5841872B2 (ja) * 1976-07-07 1983-09-14 エヌ・ベ−・フイリップス・フル−イランペンフアブリケン 乾式ひげそり器

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JPS6227974U (ja) 1987-02-20

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