JPH04975Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH04975Y2 JPH04975Y2 JP769186U JP769186U JPH04975Y2 JP H04975 Y2 JPH04975 Y2 JP H04975Y2 JP 769186 U JP769186 U JP 769186U JP 769186 U JP769186 U JP 769186U JP H04975 Y2 JPH04975 Y2 JP H04975Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- evaporator
- air conditioner
- condensed water
- drainage channel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 136
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 16
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 12
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 12
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 20
- 235000019645 odor Nutrition 0.000 description 17
- 241000894006 Bacteria Species 0.000 description 15
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 14
- 244000005700 microbiome Species 0.000 description 13
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 6
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 6
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 4
- 241000233866 Fungi Species 0.000 description 3
- 238000012442 analytical experiment Methods 0.000 description 3
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 3
- 239000002689 soil Substances 0.000 description 3
- 208000035985 Body Odor Diseases 0.000 description 2
- 206010040904 Skin odour abnormal Diseases 0.000 description 2
- 235000019504 cigarettes Nutrition 0.000 description 2
- 239000002537 cosmetic Substances 0.000 description 2
- 239000002207 metabolite Substances 0.000 description 2
- 235000015097 nutrients Nutrition 0.000 description 2
- 238000005406 washing Methods 0.000 description 2
- 239000002386 air freshener Substances 0.000 description 1
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000003205 fragrance Substances 0.000 description 1
- 239000004615 ingredient Substances 0.000 description 1
- 230000002503 metabolic effect Effects 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 235000016709 nutrition Nutrition 0.000 description 1
- 230000009965 odorless effect Effects 0.000 description 1
- 150000002894 organic compounds Chemical class 0.000 description 1
- 239000005416 organic matter Substances 0.000 description 1
- 230000000644 propagated effect Effects 0.000 description 1
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 150000003839 salts Chemical class 0.000 description 1
- 239000000779 smoke Substances 0.000 description 1
- 239000000243 solution Substances 0.000 description 1
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 1
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Nozzles (AREA)
Description
産業上の利用分野
本考案は、自動車用空調装置のエバポレータに
付着した凝縮水中、比較的細菌の混入数の少ない
凝縮水のみを有効利用して、悪臭原因となる物質
を洗浄除去する悪臭防止装置に関する。 従来の技術 自動車に搭載された空調装置は、使用期間の経
過に伴つて、吹出口より給送される空気が乗員に
対して不快感を与える程の悪臭を含むものとなる
場合がある。かかる悪臭の原因は、(イ)空調装置を
内気循環モードで使用した場合、内気吸入により
吸入される内気中の樹脂部品の有機化合物、エミ
ツシヨン、持込み臭気と称される体臭、化粧品、
芳香剤、煙草臭等の成分部質。(ロ)外気導入モード
時にあつては、外気吸入口より吸入される外気中
の汚染大気、デイーゼルエンジン車より排出され
る黒煙等の他車の排気ガス、空気中に飛散した土
壌成分粒子等。(ハ)以上の微量成分及び車室内大気
中に103〜104個/c.c.存在する微生物が空調装置の
通風系路内を通過する際、エバポレータに接し、
大半は該エバポレータ表面に付着している凝縮水
中に混入、捕集され、凝着される。このような状
態において、空調装置を停止し、エバポレータへ
の冷媒供給が停止すると、エバポレータ表面温度
は急激に上昇する。かかる条件下において、エバ
ポレータのフイン上に存在する微生物の検出と同
定を行なつた結果、真菌類、細菌類の存在が確認
されているが、これらの生息条件として前記の土
壌成分(主として無機塩類)、有機物等は、絶好
の栄養源となり、さらに適度の水分と発育適温の
環境に保持されることにより、微生物の繁殖が促
進された結果生ずる臭い成分を含む代謝産物等、
以上の(イ)〜(ハ)をあげることができる。 この(ハ)に示した事項を原因とする臭気に対して
は、例えば実開昭57−70908号に開示されている
ように、エバポレータに対向して液噴射ノズルを
配設し、該液噴射ノズルに所定の洗浄液タンクか
ら洗浄液を圧送し、該洗浄液によつてエバポレー
タの表面に付着している真菌、細菌類を洗浄除去
する装置が提案されている。 考案が解決しようとする問題点 しかしながらかかる従来の装置にあつては、前
記洗浄液タンクの容量は、他の車両搭載部品との
関係において制限を受けることから、夏期等周囲
温度の上昇に伴つて微生物の繁殖が著るしい時期
において、頻繁に洗浄を行なうに充分な液量を収
容し得るものではなく、又あえて大容量のタンク
を用いた場合には、使用頻度の低い時期にタンク
内に残留し続ける洗浄液に微生物が繁殖し、洗浄
効果が低下するおそれがあつた。 問題点を解決するための手段 本考案は、このような従来の問題点に鑑みてな
されたものであり、自動車用空調装置のエバポレ
ータを指向して液噴射ノズルを配設し、該液噴射
ノズルを送水ポンプを介して給水タンクに連通す
る一方、前記エバポレータに付着する凝縮水を前
記給水タンクに導く導水路と、凝縮水を車外に導
く排水路とを設け、該車外排水路と導水路とを選
択的に開放する弁体を設けるとともに、前記送水
ポンプ及び弁体を制御する制御装置を設け、該制
御装置に前記空調装置の始動時から所定時間前記
弁体を制御し、前記車外排水路を開放する始動時
制御手段を設けてある。 作 用 前記構成において空調装置を稼動させると、エ
バポレータには凝縮水が付着し、該凝縮水は、導
水路内に流入する。一方空調装置の始動と同時に
始動時制御手段は作動し、弁体を駆動して始動時
から所程時間車外排水路を開放する。したがつて
空調装置の始動から所定時間内にエバポレータに
付着した凝縮水は、給水タンク内に流入すること
なく、車外排水路より車外に廃棄される。この空
調装置に始動か所定時間内においては、凝縮水中
より検出されるかびや細菌の数は極めて多く、洗
浄用水として不適であり、又前記かびや細菌の凝
縮水混入数は、空調装置の稼動時間の経過に伴つ
て減少することが本考案者の解析実験により今般
解明された。したがつて、かびや細菌数の多い始
動初期の凝縮水は、前述のように車外排出路より
車外に廃棄され、前記所定時間を経過し、かびや
細菌の凝縮水混入数が低下すると、前記始動時制
御手段は停止し弁体は車外排水路を閉鎖して、選
択的に導水路を開放する。よつて給水タンク内に
は、導水路を介して、比較的かび及び細菌数の少
ない凝縮水が流入し、貯留する。そして給水タン
ク内の水位が水位検出装置に到達すると、該水位
検出装置の出力信号等に基づいて送水ポンプが作
動し、かつ弁体が作動して再度車外排水路を開放
する。したがつて、送水ポンプによつて圧送され
た凝縮水は、液噴射ノズルからエバポレータを指
向して吹き出され、この凝縮水はかび及び細菌数
が少なく比較的清潔であることから、エバポレー
タに付着している微生物を効果的に洗浄除去し、
該微生物は洗浄後の凝縮水とともに、車外排水路
を介して車外に廃棄されるのである。 実施例 以下本考案の一実施例について図面に従つて説
明する。すなわち第1図に示したように、空調装
置本体1は、ブロアユニツト2、クーリングユニ
ツト3、ヒータユニツト4を連結して構成されて
いる。前記ブロアユニツト2には、外気吸入口
5、内気吸入口6、及びこの両吸入口5,6を開
閉するインテークダンパ7が設けられており、内
部にはモータ8によつて駆動されるフアン9が配
設されている。前記クーリングユニツト3内に
は、エバポレータ10が配設されており該エバポ
レータ10の上流側すなわちブロアユニツト2側
には、液噴射ノズル11が配設されている。該液
噴射ノズル11は、前記エバポレータ10を指向
する複数の噴射口12……を有し、下端部に嵌着
された管路13を介して給水タンク14に連通さ
れており、前記管路13には送水ポンプ15が介
裝されている。前記給水タンク14の底部には、
排水孔16が形成されており、該給水孔16には
二方電磁弁17が取り付けられている。さらに給
水タンク14の側壁には、水位検出装置たる上部
水位検出スイツチ19及び下部水位検出スイツチ
20が上下に対設されている。 一方前記クーリングユニツト3の底壁には、前
記給水タンク14の上壁に連通する導水路21が
設けられており、該導水路21の中途部には、車
外排水路22が分岐形成されている。この分岐部
位には、前記導水路21と車外排水路22とを選
択的に開閉する弁体たる三方電磁弁23が取り付
けられている。前記二方電磁弁17及び送水ポン
プ15は、マイクロコンピユータで構成された制
御装置24の出力部に接続されており、前記上部
水位検出スイツチ19及び下部水位検出スイツチ
20は制御装置24の入力部に接続されている。
該制御装置24には、始動時制御手段たるタイマ
18が設けられており、該タイマ18の入力部に
は、空調装置本体1の稼動及び停止を制御するた
めのエアコンスイツチ25が、又出力部には前記
三方電磁弁23がそれぞれ制御装置24自体の入
出力部を介して接続されている。他方前記ヒータ
ユニツト4には、エンジン冷却水を熱源とするヒ
ータコア26及び該ヒータコア26の側方に形成
されたバイパス通路27を開閉するエアミツクス
ダンパ28が設けられている。又このヒータユニ
ツト4には、車室内のインストルメントパネルに
開口されたベンチレータ吹出口29、及びフロア
近傍に開口されたフート吹出口30が設けられて
おり、両吹出口29,30にはダンパ31,32
が配設されている。 次に以上の構成に係る本実施例の作用を第2,
3図に示したフローチャートに従つて説明する。
すなわちエアコンスイツチ25を投入すると(ス
テツプ)、空調装置本体1及び制御装置24は
起動し、フアン9の回転に伴つて外気吸入口5又
は内気吸入口6から空気が給送され、該空気はエ
バポレータ10に熱交換して冷却される。このと
き空気中に含まれていた水分は、凝縮水としてエ
バポレータ10表面に付着し、クーリングユニツ
ト3の底壁に滴下して導水路21内に流入する。
同時にタイマ18に、前記空調装置本体1の始動
から所定時間(30分)がセツトされ、ステツプ
でこの所定時間、すなわちタイマセツト時間が経
過したか否かが判別される。このステツプでの
判別がNOである間は、ステツプ,のループ
が繰り返えされ、よつて空調装置本体1の始動か
ら30分間三方電磁弁23は、車外排水路22を開
放して、導水路21の給水タンク14間を閉塞す
る排水位置に維持され、クーリングユニツト3の
底壁に滴下した凝縮水Wは、車外排水路22より
車外に廃棄される。この空調装置本体1の始動
後、10〜15分間に発生する凝縮水W中には、エバ
ポレータ10表面から剥離した多数のかびや細菌
が混入しており、この事実は、本考案が臭気発生
のあるエバポレータを回収して行なつた解析実験
の結果より、今般解明されたものであり、又かび
及び細菌の凝縮水混入数は、空調装置本体1の稼
動時間経過とともに低下することも同様の解析実
験により解明されている。したがつて、空調装置
本体1の始動後10〜15分間に発生する凝縮水は、
洗浄には不適であり、本実施例ではさらに余裕を
もつて始動から30分以内に生じた凝縮水Wを車外
に廃棄するのである。そして前記タイマセツト時
間が経過し、凝縮水W中のかび及び細菌の数が低
下すると、タイマ18はOFFとなり、制御装置
24は、出力信号によつて三方電磁弁23を、導
水路21が給水タンク14に連通し、かつ排水路
22が閉塞する貯水位置に制御する(ステツプ
)とともに、三方電磁弁17を制御して排水孔
16を閉塞する(ステツプ)。これによつて給
水タンク14内には、下記表に示したように、エ
バポレータ10入口空気温度及びエバポレータ1
0入口空気相対湿度に対応した除湿水量の凝縮水
Wが流入、貯留する。
付着した凝縮水中、比較的細菌の混入数の少ない
凝縮水のみを有効利用して、悪臭原因となる物質
を洗浄除去する悪臭防止装置に関する。 従来の技術 自動車に搭載された空調装置は、使用期間の経
過に伴つて、吹出口より給送される空気が乗員に
対して不快感を与える程の悪臭を含むものとなる
場合がある。かかる悪臭の原因は、(イ)空調装置を
内気循環モードで使用した場合、内気吸入により
吸入される内気中の樹脂部品の有機化合物、エミ
ツシヨン、持込み臭気と称される体臭、化粧品、
芳香剤、煙草臭等の成分部質。(ロ)外気導入モード
時にあつては、外気吸入口より吸入される外気中
の汚染大気、デイーゼルエンジン車より排出され
る黒煙等の他車の排気ガス、空気中に飛散した土
壌成分粒子等。(ハ)以上の微量成分及び車室内大気
中に103〜104個/c.c.存在する微生物が空調装置の
通風系路内を通過する際、エバポレータに接し、
大半は該エバポレータ表面に付着している凝縮水
中に混入、捕集され、凝着される。このような状
態において、空調装置を停止し、エバポレータへ
の冷媒供給が停止すると、エバポレータ表面温度
は急激に上昇する。かかる条件下において、エバ
ポレータのフイン上に存在する微生物の検出と同
定を行なつた結果、真菌類、細菌類の存在が確認
されているが、これらの生息条件として前記の土
壌成分(主として無機塩類)、有機物等は、絶好
の栄養源となり、さらに適度の水分と発育適温の
環境に保持されることにより、微生物の繁殖が促
進された結果生ずる臭い成分を含む代謝産物等、
以上の(イ)〜(ハ)をあげることができる。 この(ハ)に示した事項を原因とする臭気に対して
は、例えば実開昭57−70908号に開示されている
ように、エバポレータに対向して液噴射ノズルを
配設し、該液噴射ノズルに所定の洗浄液タンクか
ら洗浄液を圧送し、該洗浄液によつてエバポレー
タの表面に付着している真菌、細菌類を洗浄除去
する装置が提案されている。 考案が解決しようとする問題点 しかしながらかかる従来の装置にあつては、前
記洗浄液タンクの容量は、他の車両搭載部品との
関係において制限を受けることから、夏期等周囲
温度の上昇に伴つて微生物の繁殖が著るしい時期
において、頻繁に洗浄を行なうに充分な液量を収
容し得るものではなく、又あえて大容量のタンク
を用いた場合には、使用頻度の低い時期にタンク
内に残留し続ける洗浄液に微生物が繁殖し、洗浄
効果が低下するおそれがあつた。 問題点を解決するための手段 本考案は、このような従来の問題点に鑑みてな
されたものであり、自動車用空調装置のエバポレ
ータを指向して液噴射ノズルを配設し、該液噴射
ノズルを送水ポンプを介して給水タンクに連通す
る一方、前記エバポレータに付着する凝縮水を前
記給水タンクに導く導水路と、凝縮水を車外に導
く排水路とを設け、該車外排水路と導水路とを選
択的に開放する弁体を設けるとともに、前記送水
ポンプ及び弁体を制御する制御装置を設け、該制
御装置に前記空調装置の始動時から所定時間前記
弁体を制御し、前記車外排水路を開放する始動時
制御手段を設けてある。 作 用 前記構成において空調装置を稼動させると、エ
バポレータには凝縮水が付着し、該凝縮水は、導
水路内に流入する。一方空調装置の始動と同時に
始動時制御手段は作動し、弁体を駆動して始動時
から所程時間車外排水路を開放する。したがつて
空調装置の始動から所定時間内にエバポレータに
付着した凝縮水は、給水タンク内に流入すること
なく、車外排水路より車外に廃棄される。この空
調装置に始動か所定時間内においては、凝縮水中
より検出されるかびや細菌の数は極めて多く、洗
浄用水として不適であり、又前記かびや細菌の凝
縮水混入数は、空調装置の稼動時間の経過に伴つ
て減少することが本考案者の解析実験により今般
解明された。したがつて、かびや細菌数の多い始
動初期の凝縮水は、前述のように車外排出路より
車外に廃棄され、前記所定時間を経過し、かびや
細菌の凝縮水混入数が低下すると、前記始動時制
御手段は停止し弁体は車外排水路を閉鎖して、選
択的に導水路を開放する。よつて給水タンク内に
は、導水路を介して、比較的かび及び細菌数の少
ない凝縮水が流入し、貯留する。そして給水タン
ク内の水位が水位検出装置に到達すると、該水位
検出装置の出力信号等に基づいて送水ポンプが作
動し、かつ弁体が作動して再度車外排水路を開放
する。したがつて、送水ポンプによつて圧送され
た凝縮水は、液噴射ノズルからエバポレータを指
向して吹き出され、この凝縮水はかび及び細菌数
が少なく比較的清潔であることから、エバポレー
タに付着している微生物を効果的に洗浄除去し、
該微生物は洗浄後の凝縮水とともに、車外排水路
を介して車外に廃棄されるのである。 実施例 以下本考案の一実施例について図面に従つて説
明する。すなわち第1図に示したように、空調装
置本体1は、ブロアユニツト2、クーリングユニ
ツト3、ヒータユニツト4を連結して構成されて
いる。前記ブロアユニツト2には、外気吸入口
5、内気吸入口6、及びこの両吸入口5,6を開
閉するインテークダンパ7が設けられており、内
部にはモータ8によつて駆動されるフアン9が配
設されている。前記クーリングユニツト3内に
は、エバポレータ10が配設されており該エバポ
レータ10の上流側すなわちブロアユニツト2側
には、液噴射ノズル11が配設されている。該液
噴射ノズル11は、前記エバポレータ10を指向
する複数の噴射口12……を有し、下端部に嵌着
された管路13を介して給水タンク14に連通さ
れており、前記管路13には送水ポンプ15が介
裝されている。前記給水タンク14の底部には、
排水孔16が形成されており、該給水孔16には
二方電磁弁17が取り付けられている。さらに給
水タンク14の側壁には、水位検出装置たる上部
水位検出スイツチ19及び下部水位検出スイツチ
20が上下に対設されている。 一方前記クーリングユニツト3の底壁には、前
記給水タンク14の上壁に連通する導水路21が
設けられており、該導水路21の中途部には、車
外排水路22が分岐形成されている。この分岐部
位には、前記導水路21と車外排水路22とを選
択的に開閉する弁体たる三方電磁弁23が取り付
けられている。前記二方電磁弁17及び送水ポン
プ15は、マイクロコンピユータで構成された制
御装置24の出力部に接続されており、前記上部
水位検出スイツチ19及び下部水位検出スイツチ
20は制御装置24の入力部に接続されている。
該制御装置24には、始動時制御手段たるタイマ
18が設けられており、該タイマ18の入力部に
は、空調装置本体1の稼動及び停止を制御するた
めのエアコンスイツチ25が、又出力部には前記
三方電磁弁23がそれぞれ制御装置24自体の入
出力部を介して接続されている。他方前記ヒータ
ユニツト4には、エンジン冷却水を熱源とするヒ
ータコア26及び該ヒータコア26の側方に形成
されたバイパス通路27を開閉するエアミツクス
ダンパ28が設けられている。又このヒータユニ
ツト4には、車室内のインストルメントパネルに
開口されたベンチレータ吹出口29、及びフロア
近傍に開口されたフート吹出口30が設けられて
おり、両吹出口29,30にはダンパ31,32
が配設されている。 次に以上の構成に係る本実施例の作用を第2,
3図に示したフローチャートに従つて説明する。
すなわちエアコンスイツチ25を投入すると(ス
テツプ)、空調装置本体1及び制御装置24は
起動し、フアン9の回転に伴つて外気吸入口5又
は内気吸入口6から空気が給送され、該空気はエ
バポレータ10に熱交換して冷却される。このと
き空気中に含まれていた水分は、凝縮水としてエ
バポレータ10表面に付着し、クーリングユニツ
ト3の底壁に滴下して導水路21内に流入する。
同時にタイマ18に、前記空調装置本体1の始動
から所定時間(30分)がセツトされ、ステツプ
でこの所定時間、すなわちタイマセツト時間が経
過したか否かが判別される。このステツプでの
判別がNOである間は、ステツプ,のループ
が繰り返えされ、よつて空調装置本体1の始動か
ら30分間三方電磁弁23は、車外排水路22を開
放して、導水路21の給水タンク14間を閉塞す
る排水位置に維持され、クーリングユニツト3の
底壁に滴下した凝縮水Wは、車外排水路22より
車外に廃棄される。この空調装置本体1の始動
後、10〜15分間に発生する凝縮水W中には、エバ
ポレータ10表面から剥離した多数のかびや細菌
が混入しており、この事実は、本考案が臭気発生
のあるエバポレータを回収して行なつた解析実験
の結果より、今般解明されたものであり、又かび
及び細菌の凝縮水混入数は、空調装置本体1の稼
動時間経過とともに低下することも同様の解析実
験により解明されている。したがつて、空調装置
本体1の始動後10〜15分間に発生する凝縮水は、
洗浄には不適であり、本実施例ではさらに余裕を
もつて始動から30分以内に生じた凝縮水Wを車外
に廃棄するのである。そして前記タイマセツト時
間が経過し、凝縮水W中のかび及び細菌の数が低
下すると、タイマ18はOFFとなり、制御装置
24は、出力信号によつて三方電磁弁23を、導
水路21が給水タンク14に連通し、かつ排水路
22が閉塞する貯水位置に制御する(ステツプ
)とともに、三方電磁弁17を制御して排水孔
16を閉塞する(ステツプ)。これによつて給
水タンク14内には、下記表に示したように、エ
バポレータ10入口空気温度及びエバポレータ1
0入口空気相対湿度に対応した除湿水量の凝縮水
Wが流入、貯留する。
【表】
【表】
その間凝縮水Wの水位が上部検出スイツチ19
に到達した(ON)か否かを判別し(ステツプ
)前記水位が上部水位検出スイツチ19に到達
するまでの間〜のループを繰り返す。そして
凝縮水Wの水位が上部水位検出スイツチ19に到
達し、該上部水位検出スイツチ19のON信号が
制御装置24に入力されると、制御装置24の出
力信号によつて、三方電磁弁23は作動し導水路
21の給水タンク14側を閉塞する排水位置とな
るとともに、車外排水路22を開放し、さらに送
水ポンプ15は起動する(ステツプ,)。こ
れによつて給水タンク14内に貯留されていた凝
縮水Wは、管路13を介して液噴射ノズル11に
圧送され、噴射口12……からエバポレータ10
を指向して噴射される。したがつてエバポレータ
10のフイン表面に付着していた、体臭、化粧
品、芳香剤、煙草等の臭気微粒子、土壌成分粒
子、これらを栄養源として繁殖した真菌、細菌か
らなる微生物及び該微生物の代謝産物等、空調装
置本体1の悪臭原因となる物質は、噴射された凝
縮水WWによつてフイン表面から除去される。該
凝縮水Wは、前述のように空調装置本体1の始動
後、所定時間経過した以降に貯留されたものであ
ることから、混入しているかび及び細菌の数は低
下しており、比較的清潔であつて洗浄水として適
する。したがつてこの比較的清潔な凝縮水Wによ
つて、前記悪臭の原因となる物質は容易に溶解し
てフイン表面から剥離し、効果的な洗浄を行ない
得る。 このエバポレータ10の洗浄に供された凝縮水
Wは、前記車外排水路22が三方電磁弁23によ
り開放されていることから、エバポレータ10の
フイン表面から剥離した悪臭原因となる物質とと
もに、車外排水路22より車外に廃棄される。さ
らにエバポレータ10の洗浄に伴つて、給水タン
ク14内の水位が下部水位検出スイツチ20以下
となり、該下部水位検出スイツチ20がOFFと
なると(ステツプ)、送水ポンプ15は停止さ
れ(ステツプ)、給水タンク14内の貯留水量
に応じてステツプ〜のループが繰り返され
る。該貯留水量は、前記表に示したように、エバ
ポレータ入口空気温度及び湿度、冷房能力、風量
によつて求められ、最も空調装置本体1の悪臭が
問題となる夏期には、約4000c.c./hrとなる。した
がつてエバポレータ10のフイン表面を短時間毎
に、しかも比較的清潔な凝縮水Wを用いて、頻繁
に洗浄することができ、微生物の繁殖は、効果的
に抑制される。 次に第3図に示したように、空調装置本体1を
停止させるべくエアコンスイツチ25をOFFに
すると(ステツプ)、この時点における下部水
位検出スイツチ20がOFF、すなわちステツプ
における判別がNOであれば、給水タンク14
内の残存水量は少なく、よつてエバポレータ10
の洗浄を行なうことなく、二方電磁弁17を開に
して、排水孔16より給水タンク14内に残留し
ている凝縮水Wは廃棄される(ステツプ)。又
下部水位検出スイツチ20がONであつた場合に
は、給水タンク14内に多量の凝縮水Wが残留し
ていることから、凝縮水Wを用いてエバポレータ
10の洗浄を行なうべく、三方電磁弁23を作動
させて車外排水路22を開放し(ステツプ)、
送水ポンプ15を稼動させて液噴射ノズル11よ
り凝縮水Wは噴出させる。そして給水タンク14
内の水位が低下し、下部水位検出スイツチ20が
OFFとなると(ステツプ)、送水ポンプ16が
OFFとなつた後、二方電磁弁17は開となり、
給水タンク14内に残留している凝縮水Wは排水
孔16より廃棄される。したがつて停車時等、エ
アコンスイツチがOFFである場合には、給水タ
ンク14内に凝縮水Wが残留することはなく、該
凝縮水Wが給水タンク14内で腐敗することによ
つて生ずる異臭を未然に防止することができるの
である。 尚、前述の実施例では給水タンクの水位量に応
じて送水ポンプを作動させたが、例えばマニユア
ル操作でポンプを作動させることもできる。 考案の効果 以上説明したように本考案は、自動車用空調装
置の稼動に伴つてエバポレータの表面に生ずる凝
縮水は、空調装置の始動から所定時間を経過する
までの間は、車外に廃棄するとともに、所定時間
経過後は給水タンク内に貯留し、この凝縮水はエ
バポレータを指向して噴射するようにした、よつ
て最も悪臭が問題となる夏期高温時には、充分な
量の凝縮水が得られることから、該凝縮水を用い
てエバポレータに付着する有機、無機物質、該物
質を栄養源として繁殖する微生物、及び該微生物
の代謝成分を、悪臭発生の余地を与えることなく
頻繁に洗浄、除去することができる。しかも洗浄
に用いられる凝縮水は、空調装置始動後所定時間
経過後に貯留されたものであつて、かび及び細菌
の混入数が少なく比較的清潔であり、洗浄に適す
るものであることから、洗浄時にエバポレータに
付着している微生物を効果的に除去し得るととも
に、除去された微生物は車外排水路を介して車外
に廃棄され、空調装置の無臭化を図ることができ
るものである。 加えて前記実施例においては、空調装置本体の
停止時に、給水タンク内に残留した凝縮水を車外
に廃棄するようにしたことから、給水タンク内に
残留した凝縮水が腐敗し、新たな悪臭原因を生じ
させることなく実用し得るものである。
に到達した(ON)か否かを判別し(ステツプ
)前記水位が上部水位検出スイツチ19に到達
するまでの間〜のループを繰り返す。そして
凝縮水Wの水位が上部水位検出スイツチ19に到
達し、該上部水位検出スイツチ19のON信号が
制御装置24に入力されると、制御装置24の出
力信号によつて、三方電磁弁23は作動し導水路
21の給水タンク14側を閉塞する排水位置とな
るとともに、車外排水路22を開放し、さらに送
水ポンプ15は起動する(ステツプ,)。こ
れによつて給水タンク14内に貯留されていた凝
縮水Wは、管路13を介して液噴射ノズル11に
圧送され、噴射口12……からエバポレータ10
を指向して噴射される。したがつてエバポレータ
10のフイン表面に付着していた、体臭、化粧
品、芳香剤、煙草等の臭気微粒子、土壌成分粒
子、これらを栄養源として繁殖した真菌、細菌か
らなる微生物及び該微生物の代謝産物等、空調装
置本体1の悪臭原因となる物質は、噴射された凝
縮水WWによつてフイン表面から除去される。該
凝縮水Wは、前述のように空調装置本体1の始動
後、所定時間経過した以降に貯留されたものであ
ることから、混入しているかび及び細菌の数は低
下しており、比較的清潔であつて洗浄水として適
する。したがつてこの比較的清潔な凝縮水Wによ
つて、前記悪臭の原因となる物質は容易に溶解し
てフイン表面から剥離し、効果的な洗浄を行ない
得る。 このエバポレータ10の洗浄に供された凝縮水
Wは、前記車外排水路22が三方電磁弁23によ
り開放されていることから、エバポレータ10の
フイン表面から剥離した悪臭原因となる物質とと
もに、車外排水路22より車外に廃棄される。さ
らにエバポレータ10の洗浄に伴つて、給水タン
ク14内の水位が下部水位検出スイツチ20以下
となり、該下部水位検出スイツチ20がOFFと
なると(ステツプ)、送水ポンプ15は停止さ
れ(ステツプ)、給水タンク14内の貯留水量
に応じてステツプ〜のループが繰り返され
る。該貯留水量は、前記表に示したように、エバ
ポレータ入口空気温度及び湿度、冷房能力、風量
によつて求められ、最も空調装置本体1の悪臭が
問題となる夏期には、約4000c.c./hrとなる。した
がつてエバポレータ10のフイン表面を短時間毎
に、しかも比較的清潔な凝縮水Wを用いて、頻繁
に洗浄することができ、微生物の繁殖は、効果的
に抑制される。 次に第3図に示したように、空調装置本体1を
停止させるべくエアコンスイツチ25をOFFに
すると(ステツプ)、この時点における下部水
位検出スイツチ20がOFF、すなわちステツプ
における判別がNOであれば、給水タンク14
内の残存水量は少なく、よつてエバポレータ10
の洗浄を行なうことなく、二方電磁弁17を開に
して、排水孔16より給水タンク14内に残留し
ている凝縮水Wは廃棄される(ステツプ)。又
下部水位検出スイツチ20がONであつた場合に
は、給水タンク14内に多量の凝縮水Wが残留し
ていることから、凝縮水Wを用いてエバポレータ
10の洗浄を行なうべく、三方電磁弁23を作動
させて車外排水路22を開放し(ステツプ)、
送水ポンプ15を稼動させて液噴射ノズル11よ
り凝縮水Wは噴出させる。そして給水タンク14
内の水位が低下し、下部水位検出スイツチ20が
OFFとなると(ステツプ)、送水ポンプ16が
OFFとなつた後、二方電磁弁17は開となり、
給水タンク14内に残留している凝縮水Wは排水
孔16より廃棄される。したがつて停車時等、エ
アコンスイツチがOFFである場合には、給水タ
ンク14内に凝縮水Wが残留することはなく、該
凝縮水Wが給水タンク14内で腐敗することによ
つて生ずる異臭を未然に防止することができるの
である。 尚、前述の実施例では給水タンクの水位量に応
じて送水ポンプを作動させたが、例えばマニユア
ル操作でポンプを作動させることもできる。 考案の効果 以上説明したように本考案は、自動車用空調装
置の稼動に伴つてエバポレータの表面に生ずる凝
縮水は、空調装置の始動から所定時間を経過する
までの間は、車外に廃棄するとともに、所定時間
経過後は給水タンク内に貯留し、この凝縮水はエ
バポレータを指向して噴射するようにした、よつ
て最も悪臭が問題となる夏期高温時には、充分な
量の凝縮水が得られることから、該凝縮水を用い
てエバポレータに付着する有機、無機物質、該物
質を栄養源として繁殖する微生物、及び該微生物
の代謝成分を、悪臭発生の余地を与えることなく
頻繁に洗浄、除去することができる。しかも洗浄
に用いられる凝縮水は、空調装置始動後所定時間
経過後に貯留されたものであつて、かび及び細菌
の混入数が少なく比較的清潔であり、洗浄に適す
るものであることから、洗浄時にエバポレータに
付着している微生物を効果的に除去し得るととも
に、除去された微生物は車外排水路を介して車外
に廃棄され、空調装置の無臭化を図ることができ
るものである。 加えて前記実施例においては、空調装置本体の
停止時に、給水タンク内に残留した凝縮水を車外
に廃棄するようにしたことから、給水タンク内に
残留した凝縮水が腐敗し、新たな悪臭原因を生じ
させることなく実用し得るものである。
第1図は本考案の一実施例を示す概念図、第
2,3図は同実施例の作動フローチャートであ
る。 1……空調装置本体、10……エバポレータ、
11……液噴射ノズル、14……給水タンク、1
5……送水ポンプ、18……タイマ(始動時制御
手段)、19……上部水位検出スイツチ(水位検
出装置)、20……下部水位検出スイツチ(水位
検出装置)、21……導水路、22……車外排水
路、23……三方電磁弁(弁体)、24……制御
装置、W……凝縮水。
2,3図は同実施例の作動フローチャートであ
る。 1……空調装置本体、10……エバポレータ、
11……液噴射ノズル、14……給水タンク、1
5……送水ポンプ、18……タイマ(始動時制御
手段)、19……上部水位検出スイツチ(水位検
出装置)、20……下部水位検出スイツチ(水位
検出装置)、21……導水路、22……車外排水
路、23……三方電磁弁(弁体)、24……制御
装置、W……凝縮水。
Claims (1)
- 自動車用空調装置のエバポレータを指向して液
噴射ノズルを配設し、該液噴射ノズルを送水ポン
プを介して給水タンクに連通する一方、前記エバ
ポレータに付着する凝縮水を前記給水タンクに導
く導水路と、凝縮水を車外に導く排水路とを設
け、該車外排水路と導水路とを選択的に開放する
弁体を設けるとともに、前記送水ポンプ及び弁体
を制御する制御装置を設け、該制御装置に前記空
調装置の始動時から所定時間前記弁体を制御し、
前記車外排水路を開放する始動時制御手段を設け
たことを特徴とする自動車用空調装置の悪臭防止
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP769186U JPH04975Y2 (ja) | 1986-01-22 | 1986-01-22 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP769186U JPH04975Y2 (ja) | 1986-01-22 | 1986-01-22 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62120012U JPS62120012U (ja) | 1987-07-30 |
JPH04975Y2 true JPH04975Y2 (ja) | 1992-01-14 |
Family
ID=30791380
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP769186U Expired JPH04975Y2 (ja) | 1986-01-22 | 1986-01-22 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04975Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-01-22 JP JP769186U patent/JPH04975Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62120012U (ja) | 1987-07-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5698095A (en) | Method and apparatus for human waste treatment | |
CN102729776A (zh) | 改善车辆内部空气质量的方法和装置 | |
JPH0352164Y2 (ja) | ||
JPH04975Y2 (ja) | ||
JP2001253235A (ja) | 空気清浄装置 | |
JPS62139716A (ja) | 車両用空調装置の悪臭防止構造 | |
EP0637568A1 (en) | Method of treating night soil and apparatus therefor | |
JPS5881817A (ja) | 自動車用空調消臭装置 | |
TW436338B (en) | Organic matter treating apparatus | |
CN108128120A (zh) | 一种车载空气新风系统 | |
JPH01317825A (ja) | カーエアコンの消臭装置 | |
FR2840564A1 (fr) | Dispositif de climatisation pour vehicule automobile et procede d'elimination des odeurs dans un tel dispositif de climatisation | |
KR101758135B1 (ko) | 글러브박스 개방시 노출되는 차량용필터 위치에 교체사용하는 기능성패드장치 | |
JP2000301939A (ja) | 自動車用除菌消臭システム | |
JPH0440972Y2 (ja) | ||
JPH02231222A (ja) | 空調用フィルタ装置 | |
JPH04353014A (ja) | 自動車用空気清浄器 | |
KR200285865Y1 (ko) | 자돈용 인큐베이터의 환기장치 | |
JPS62143712A (ja) | 車両用空調装置 | |
CN220390932U (zh) | 加湿器和车辆 | |
JPH09234171A (ja) | 糞尿処理方法及び糞尿処理装置 | |
JPH0112971Y2 (ja) | ||
JPS5836719A (ja) | 自動車用空調消臭装置 | |
KR200140866Y1 (ko) | 향 카트리지를 구비한 자동차용 외장형 공기정화기 | |
JPS6311414A (ja) | 空気調和装置 |