JPH049750A - 恒温槽浸漬型分析装置 - Google Patents

恒温槽浸漬型分析装置

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JPH049750A
JPH049750A JP11383090A JP11383090A JPH049750A JP H049750 A JPH049750 A JP H049750A JP 11383090 A JP11383090 A JP 11383090A JP 11383090 A JP11383090 A JP 11383090A JP H049750 A JPH049750 A JP H049750A
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JP
Japan
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water
flow path
circulating
optical system
change
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Pending
Application number
JP11383090A
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English (en)
Inventor
Yasuhiro Okuno
奥野 泰宏
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Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Publication date
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  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この発明は、恒温槽浸漬型分析装置に関する。
さらに詳しくは、透光性の反応容器内の試料の光学濃度
を水循環式恒温槽に浸漬した状態で計測しうるよう構成
された光学分析装置に関する。
(ロ)従来の技術 検体についての反応液の光学濃度を測定する方式の生化
学分析において、酵素等の反応試薬を用いる分析では、
測光中の反応液の温度を一定に保つことが、分析精度の
向上、誤差の減少等の点で必要である。
この点に関し、反応液(試料)が調製された反応容器を
透光性の恒温水槽に浸漬し、この水槽中の水を循環させ
ることによって系の温度を一定に保ち、かつこの状態で
恒温水槽に付設された光学系を用いて反応容器内の反応
液の光学濃度を直接計測する方式の、いわゆる恒温槽浸
漬型分析装置が知られている。
(ハ)発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記のごとき従来の恒温槽浸漬型分析装
置においては、恒温槽中の水が経時的に汚れて前記光学
濃度の計測のバッグラウンドを生じ、その結果、経時的
に分析精度が低下し誤差が大きくなる問題があった。
そこで、従来では、オペレータか水の汚れに気づいた場
合や一定期間経過後に、恒温水を新たな水で置換する操
作が行なわれていたが人為的判断及び操作に基づくため
、汚れによる分析精度や信頼性の低下を確実に防止する
ことは困難であると共に、水の置換操作自体煩雑であっ
た。
この発明は、かかる状況下でなされたものであり、こと
に循環恒温水の汚れによる分析精度や信頼性の低下が簡
便かつ確実に排除された恒温槽浸漬型分析装置を提供し
上うとするものである。
(ニ)課題を解決するための手段 かくしてこの発明によれば、(a)透光性の反応容器を
浸漬保持できる透光性の恒温水槽と、(b)上記恒温水
槽に接続され、かつ排水管及び水導入管を切換手段を介
して分岐接続してなる水循環流路と、(c)上記恒温水
槽を介して上記反応容器内の試料の光学濃度を計測でき
る光学系とを備えてなり、 上記水循環流路の少なくとも一部を透光性部材で構成し
、かつこの透光性部材を介して該水循環流路内の循環水
の光学濃度を計i+JLうる光学系を設定すると共に、
この光学系で計測された光学濃度値に基づいて、上記恒
温水槽中の恒温水を置換するように上記排水管及び水導
入管の切換手段を制御しうる制御部を設けてなる恒温槽
浸漬型分析装置が提供される。
この発明においては、反応液の光学濃度計測用の光学系
と、循環水の光学濃度計測用の光学系とが用いられる。
これらの光学系は各々光源、分光器、受光器等で構成す
ることができる。しかしながら、1つの光源と1つの受
光器を用いて、いずれかの光学系を切換選択可能に構成
されていてもよい。
(ホ)作用 恒温水槽の循環水は経時的に汚れてくるが、汚れにより
循環水の光学濃度は上昇する。この発明の制御部はこの
循環水の光学濃度を基準として、より具体的には光学濃
度か所定値を越えた際に排水管及び水導入管の切換手段
を制御して、上記循環水を置換するよう作用する。
(へ)実施例 第1図に示す(1)は、この発明の一実施例の恒温啼浸
漬型生化学分析装置を示す構成説明図である。図に示す
ごとく分析装置(1)は、ガラス製反応容器(2)(1
)を図示しない保持手段で浸漬してなる輪形状の恒温水
槽(3)(ガラス製)と、この恒温水槽(3)に接続さ
れるステンレス製の水循環流路(8)からなる水流路系
を備え、水循環流路(8)には、温調部(7)と、水導
入管(4)を図示しない流路切換手段(14″)を介し
て接続してなる循環ポンプ(6)と、流路切換手段(1
4)を介して接続される排水管(5)を有してなる。
そして、上記恒温水槽(3)の中央部にはVS−U■光
源(9)が、外側にはこの光源(9)に対向してフォト
マルチプライヤ−からなる受光器(10)が配置されて
なり、これらの光源(9)と受光器(10)の組合せで
恒温水槽(3)及び反応容器(2)を通過する光路(a
)が設定され、さらに図示しない光路切換手段により、
ミラー(11)によって水循環流路(8)の一部に設け
られたガラス製の透光窓(13)を介して通過し、ミラ
ー(12)によって受光器(1,0)に導入される光路
(b)に切換設定可能に構成されてなる。
そして、受光器(10)は制御部(!5)に接続され、
この制御部(15)はマイクロコンピュータを備え、流
路切換手段(14)(14−)及び循環ポンプ(6)を
制御するようプログラム構成されてなる。
かかる分析装置(1)の駆動及び制御について以下説明
する。
まず、吸光度を測定すべき反応液が入れられた反応容器
(2)を、恒温水槽(3)に浸漬しかつ循環水(例えば
、37°C)を循環した状態で、分析装置(1)の電源
がONされて、分析が開始される。分析開始と同時に、
まず、制御部(1,5)は、光源(9)と受光器(10
)とからなる光学系を光路(b)に切換える。これによ
り循環流路(8)を通過する循環水の吸光度Aが、該流
路の透光窓(13)を介して測定され、この検知出力が
制御部(15)でモニターされ所定の吸光度Bと比較さ
れる。この吸光度Bは、循環水の汚れの許容度に対応し
て予め入力設定されたものである。
吸光度A<Bの場合には、制御部(15)は光学系を光
路(2L)に切換設定し反応容器(2)内の反応液の吸
光度Cを計測し、この吸光度Cに基づいて目的生化学項
目の分析を行なう(通常モード)。
これに対し、吸光度A≧Bの場合には、循環水が汚れて
不適と判断し、まず切換手段(14)を排水管(5)側
に切換えて恒温水槽(3)内及び循環流路(8)内の水
をすべて排出し、次いで切換手段(14)を循環流路側
に戻すと共に、切換手段(14−)を水導入管(4)側
に切換えて外部から清浄水を導入する。これにより恒温
水!!(3)内及び循環流路(8)内が清浄水で満たさ
れた後、切換手段(+4’)が循環と路側に切換えられ
る。
そして、このようにして清浄水による置換かなされた後
、光学系が光路(a)に切換えられ、反応容器(2)内
の反応液の吸光度測定が前述と同様にして行なわれ、こ
れか繰返されることとなる。
このような制御部(15)による水置換操作は、上記の
ごとく、分析装置(1)の駆動開始時に行なわれるが、
オペレータの判断により任意の時点で行なえる上うに割
込み入力可能に構成されてなる。かかる制御部(15)
内の制御フローチャートを第3図に示した。
かかる分析装置によれば、分析開始時に、循環水の汚れ
が自動的に判断され、かつこの汚れが許容範囲を越えて
いると自動的に循環水の置換操作がなされた後、測定が
行なわれる。従って、循環水の汚れに基づく測定値の精
度や信頼性の低下を極力防止できることとなる。
なお、この実施例では循環水の光学濃度として吸光度を
用いたが、例えば、第2図に示すごとく透光窓(13−
)を直角に配置して散乱光弾度を光学濃度として受光器
(10)で検出しうるよう構成されていてもよい。
(ト)発明の効果 この発明の恒温槽浸漬型分析装置によれば、循環恒温水
の汚れに基づく分析精度や信頼性の低下を防止すること
ができ、かつ循環恒温水の置換操作を効率良く行なうこ
とができる。
従って、かかる分析装置において課せられていたオペレ
ータの分析作業上の負担が著しく軽減され、当該分野で
その有用性は極めて大なるものである。
【図面の簡単な説明】 第1図は、この発明の恒温槽浸漬型分析装置の一実施例
を示す構成説明図、第2図は同じくその変形例を示す部
分構成説明図、第3図は同じく制御部の制御フローチャ
ート図である。 (1)・・・・・・恒温槽浸漬型生化学分析装置、(2
)、(2”)・・・・・反応容器、(3)・・・・・・
恒温水槽、(4)・・・・・・水導入管、(5)・・・
・・・排水管、  (16)・・・・・・循環ポンプ、
(+1 (1,3 ・・・・・・温調部、 ・・・・・・光源、 )、  (12) )、(13) )、(14,−) )・・・・・・制御部。 (8)・・・・・水循環流路、 (10)・・・・・受光器、 ・ミラー ・・透光窓、 ・・・・流路切換手段、 第 図 笥 胃 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(a)透光性の反応容器を浸漬保持できる透光性の
    恒温水槽と、 (b)上記恒温水槽に接続され、かつ排水管及び水導入
    管を切換手段を介して分岐接続してなる水循環流路と、 (c)上記恒温水槽を介して上記反応容器内の試料の光
    学濃度を計測できる光学系とを備えてなり、 上記水循環流路の少なくとも一部を透光性部材で構成し
    、かつこの透光性部材を介して該水循環流路内の循環水
    の光学濃度を計測しうる光学系を設定すると共に、この
    光学系で計測された光学濃度値に基づいて、上記恒温水
    槽中の恒温水を置換するように上記排水管及び水導入管
    の切換手段を制御しうる制御部を設けてなる恒温槽浸漬
    型分析装置。
JP11383090A 1990-04-27 1990-04-27 恒温槽浸漬型分析装置 Pending JPH049750A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012103183A (ja) * 2010-11-12 2012-05-31 Hitachi High-Technologies Corp 分析装置
JP2020159804A (ja) * 2019-03-26 2020-10-01 株式会社日立ハイテク 自動分析装置
CN115156187A (zh) * 2022-08-03 2022-10-11 安徽建筑大学 一种超声波清洗反应釜清洗系统及方法
KR102641798B1 (ko) * 2023-06-20 2024-02-28 (주) 디케이금속 밸브실용 탁도계시스템, 이를 구비한 스마트밸브실 및 스마트밸브실의 제어방법

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