JPH0497005A - 道路標示材 - Google Patents
道路標示材Info
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- JPH0497005A JPH0497005A JP2211710A JP21171090A JPH0497005A JP H0497005 A JPH0497005 A JP H0497005A JP 2211710 A JP2211710 A JP 2211710A JP 21171090 A JP21171090 A JP 21171090A JP H0497005 A JPH0497005 A JP H0497005A
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Landscapes
- Road Signs Or Road Markings (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、道路区画線等の道路標示材に関し、より詳し
くは夜間や雨天時にも反射性がよく視認〔従来の技術〕 従来、道路標示材では塗料中にガラスビーズを入れ、道
路標示材表面に露出したガラスビーズによる光の再帰反
射効果を利用して夜間の視認性を高めている。
くは夜間や雨天時にも反射性がよく視認〔従来の技術〕 従来、道路標示材では塗料中にガラスビーズを入れ、道
路標示材表面に露出したガラスビーズによる光の再帰反
射効果を利用して夜間の視認性を高めている。
しかし、雨天時など道路標示材が冠水しガラスビーズが
水面下に没した場合、ガラスビーズと水との光の屈折率
が近いためガラスビーズによる光の再帰反射効果が消滅
し、道路表示が確認できなくなるという問題がある。
水面下に没した場合、ガラスビーズと水との光の屈折率
が近いためガラスビーズによる光の再帰反射効果が消滅
し、道路表示が確認できなくなるという問題がある。
この問題を解決するため、特開昭50−11398号公
報では、ガラスビーズとして高屈折率のものと通常の屈
折率のものとを併用することが提案されている。しかし
ながら、高屈折率のガラスビーズが高価であることなど
から実用的ではなく、また、高屈折率のガラスビーズと
通常の屈折率のガラスビーズとを均一に分散させること
が困難であるという問題がある。また、特開昭51−5
5133号公報では、塗装面の長手方向に平行な帯状に
高屈折率のガラスビーズ散布面と通常の屈折率のガラス
ビーズ散布面とを構成することが提案されている。しか
し、この場合にも高価な高屈折率のガラスビーズが必要
であり、また、帯状の構成をとるため塗装が複雑であり
細かな標示を行えない七いう問題がある。
報では、ガラスビーズとして高屈折率のものと通常の屈
折率のものとを併用することが提案されている。しかし
ながら、高屈折率のガラスビーズが高価であることなど
から実用的ではなく、また、高屈折率のガラスビーズと
通常の屈折率のガラスビーズとを均一に分散させること
が困難であるという問題がある。また、特開昭51−5
5133号公報では、塗装面の長手方向に平行な帯状に
高屈折率のガラスビーズ散布面と通常の屈折率のガラス
ビーズ散布面とを構成することが提案されている。しか
し、この場合にも高価な高屈折率のガラスビーズが必要
であり、また、帯状の構成をとるため塗装が複雑であり
細かな標示を行えない七いう問題がある。
本発明は、夜間や雨天時にも視認性が優れており安価で
従来と同様の方法により塗装することのできる道路標示
材を提供し、ようとするものである。
従来と同様の方法により塗装することのできる道路標示
材を提供し、ようとするものである。
本発明者らは前記課題を解決するために鋭意研究を重ね
た結果、ガラスビーズに大きな撥水性を有する特定のコ
ーティングを施し、冠水したときにガラスビーズと水と
の間に空気層が形成されるようにすることによりその目
的が達成されることを見出し、この知見に基づいて本発
明を完成するに至った。
た結果、ガラスビーズに大きな撥水性を有する特定のコ
ーティングを施し、冠水したときにガラスビーズと水と
の間に空気層が形成されるようにすることによりその目
的が達成されることを見出し、この知見に基づいて本発
明を完成するに至った。
すなわち本発明は、熱可塑性樹脂100重量部、酸化チ
タン40〜70重量部、骨材310〜420重量部及び
ガラスビーズ90−140重量部からなる道路標示材に
おいて、ガラスビーズが表面をフッ素樹脂で厚み0.0
05目〜0.O1■にコーティングされたものであるこ
とを特徴とする道路標示材を提供するものである。
タン40〜70重量部、骨材310〜420重量部及び
ガラスビーズ90−140重量部からなる道路標示材に
おいて、ガラスビーズが表面をフッ素樹脂で厚み0.0
05目〜0.O1■にコーティングされたものであるこ
とを特徴とする道路標示材を提供するものである。
本発明の道路標示材は、通常、熱可塑性樹脂、酸化チタ
ン、骨材及びガラスビーズを混ぜた粉体状の塗装材を熔
融釜で180〜220 ”Cの高温にし、撹拌して粘土
状とし、この粘土状物を熱せられた施工機に移して厚み
1.2〜2.0IIlに塗装されたものである。塗装方
法としては、上記の方法以外にも従来の道路標示材と同
様にいかなる方法も使用できる。
ン、骨材及びガラスビーズを混ぜた粉体状の塗装材を熔
融釜で180〜220 ”Cの高温にし、撹拌して粘土
状とし、この粘土状物を熱せられた施工機に移して厚み
1.2〜2.0IIlに塗装されたものである。塗装方
法としては、上記の方法以外にも従来の道路標示材と同
様にいかなる方法も使用できる。
本発明の道路標示材は、熱可塑性樹脂、酸化チタン、骨
材及びガラスビーズからなる。
材及びガラスビーズからなる。
熱可塑性樹脂としては、通常、石油系樹脂で固形のもの
が用いられ、例えば、脂肪族炭化水素樹脂に可塑材とし
てアルキンド樹脂と少量のワンクスを混入したものが好
適である。
が用いられ、例えば、脂肪族炭化水素樹脂に可塑材とし
てアルキンド樹脂と少量のワンクスを混入したものが好
適である。
骨材としては、通常、炭酸カルシウム又は珪藻土が用い
られる。
られる。
ガラスビーズとしては、通常、直径0.2〜0.8鵬の
大きさのものが好ましく、屈折率が1.5程度の普通ガ
ラス製のものを好適に使用することができる。したがっ
て、高価な高屈折率のガラスビーズを使用する必要がな
く、安価に道路標示材を得ることができる。
大きさのものが好ましく、屈折率が1.5程度の普通ガ
ラス製のものを好適に使用することができる。したがっ
て、高価な高屈折率のガラスビーズを使用する必要がな
く、安価に道路標示材を得ることができる。
その他、ポリエステル等の樹脂や各種の添加剤などが含
まれていてもよい。
まれていてもよい。
本発明の道路標示材の特徴とするところは、上記ガラス
ビーズの表面にフッ素樹脂のコーティングが施されてい
ることにある。
ビーズの表面にフッ素樹脂のコーティングが施されてい
ることにある。
第1図は、本発明の道路標示材のガラスビーズ周辺の一
例を示す部分断面図である。
例を示す部分断面図である。
道路標示材1の中にはガラスビーズ2が分散されており
、道路標示材1の表面付近のガラスビーズ2では道路標
示材1の表面からその一部が露出している。
、道路標示材1の表面付近のガラスビーズ2では道路標
示材1の表面からその一部が露出している。
ガラスビーズ2はコーティング3を施されており、水5
に没した状態では、水5とガラスビーズ2との間に空気
層4が形成されている。
に没した状態では、水5とガラスビーズ2との間に空気
層4が形成されている。
ガラスビーズのコーティングとしては、フッ素樹脂を用
いる。具体的には、−Cに市販されているフッ素樹脂を
溶媒に溶解した液状のもの(例えば、商品名フロリナー
ト 住友スリーエム製)が好適である。また、ンリコン
系樹脂(例えば、商品名ジスロン 積水化学製)も使用
することができるが、耐摩耗性の点からはフッ素樹脂が
好ましい 二のようなコーティングは、通常屈折率が1.25〜1
.50であり、ガラスビーズと同程度とすることが好ま
しい。このような屈折率のコーティングとすることによ
り、晴天時の夜間でも再帰反射により良好な視認性を得
ることができる。
いる。具体的には、−Cに市販されているフッ素樹脂を
溶媒に溶解した液状のもの(例えば、商品名フロリナー
ト 住友スリーエム製)が好適である。また、ンリコン
系樹脂(例えば、商品名ジスロン 積水化学製)も使用
することができるが、耐摩耗性の点からはフッ素樹脂が
好ましい 二のようなコーティングは、通常屈折率が1.25〜1
.50であり、ガラスビーズと同程度とすることが好ま
しい。このような屈折率のコーティングとすることによ
り、晴天時の夜間でも再帰反射により良好な視認性を得
ることができる。
また、上記のコーティングは撥水性が大きく、水との接
触角が110〜120°である。したがって、雨天時な
どに道路標示材が冠水しガラスビ−ズが水面下に没した
場合、ガラスビーズと水との間に空気層を形成すること
ができる。そして、この空気層の存在により、水に対す
る光の相対屈折率が大きくなるため十分な再帰反射効果
が生じ、雨天時でも良好な視認性を得ることができる。
触角が110〜120°である。したがって、雨天時な
どに道路標示材が冠水しガラスビ−ズが水面下に没した
場合、ガラスビーズと水との間に空気層を形成すること
ができる。そして、この空気層の存在により、水に対す
る光の相対屈折率が大きくなるため十分な再帰反射効果
が生じ、雨天時でも良好な視認性を得ることができる。
形成される空気層は、通常0.095〜0.20閣の厚
みとなる。
みとなる。
上記のフッ素樹脂のコーティングは耐摩耗性が大きく、
通常6〜10力月間の使用によっても剥離しない。また
、空気の付着性が強く、道路標示材上を自動車等が通過
することによって空気層が破壊されることはない。
通常6〜10力月間の使用によっても剥離しない。また
、空気の付着性が強く、道路標示材上を自動車等が通過
することによって空気層が破壊されることはない。
コーティングの厚みは0.005〜0.01mさする。
0.005m未満では、耐摩耗性が小さくなり、剥離し
やすくなる。また、0.01閣を超えるとコーティング
の厚さが一定とならず乱屈折となり、反射輝度が低下す
る。特に、0.0 O8〜0.01mmとすることが好
ましい。
やすくなる。また、0.01閣を超えるとコーティング
の厚さが一定とならず乱屈折となり、反射輝度が低下す
る。特に、0.0 O8〜0.01mmとすることが好
ましい。
このようなコーティングとすることにより、300°C
以上の高温に耐えるこができ、施工塗装時の加熱工程や
攪拌工程等により剥離することのないコーティングとな
る。また、撥水性が高いので、油等の汚れが着きにくく
なる。また天候による変質が少なく初期の効果を長期に
渡り維持できる。
以上の高温に耐えるこができ、施工塗装時の加熱工程や
攪拌工程等により剥離することのないコーティングとな
る。また、撥水性が高いので、油等の汚れが着きにくく
なる。また天候による変質が少なく初期の効果を長期に
渡り維持できる。
ガラスビーズとして、第2図に示すように、表面に凹凸
又は変形を有するものを使用すると、塗料との摩擦が増
大し、剥離しにくくなり好ましい。
又は変形を有するものを使用すると、塗料との摩擦が増
大し、剥離しにくくなり好ましい。
凹凸の形状や変形の程度としては、コーティングができ
、適度に塗料との摩擦が増大するものであれば、特に制
限はない。
、適度に塗料との摩擦が増大するものであれば、特に制
限はない。
ガラスビーズのコーティング方法としては、フッ素と炭
素の所定の化合物を溶剤で液状にした樹脂液の中にガラ
スビーズを浸し、その後溶剤を蒸発させる方法が好適で
ある。また、上記の液状の樹脂液をスプレー等によりガ
ラスビーズに振り掛けてコーティングする方法も好適で
ある。
素の所定の化合物を溶剤で液状にした樹脂液の中にガラ
スビーズを浸し、その後溶剤を蒸発させる方法が好適で
ある。また、上記の液状の樹脂液をスプレー等によりガ
ラスビーズに振り掛けてコーティングする方法も好適で
ある。
普通ガラスのガラスビーズを使用すると、普通ガラスの
光の屈折率が1.5であり、水の屈折率が1.33であ
るので、ガラスビーズが水と直接接触した場合の相対屈
折率は1.571.33 =1.13となり、再帰反射
光を得ることは困難である。
光の屈折率が1.5であり、水の屈折率が1.33であ
るので、ガラスビーズが水と直接接触した場合の相対屈
折率は1.571.33 =1.13となり、再帰反射
光を得ることは困難である。
しかし、ガラスビーズにフッ素樹脂のコーティングを施
したものを使用すると、水とガラスビーズとの間に空気
層が形成されるため、この空気層によりガラスビーズの
水に対する相対屈折率は大きくなり、再帰反射光を得る
ことが可能となる。
したものを使用すると、水とガラスビーズとの間に空気
層が形成されるため、この空気層によりガラスビーズの
水に対する相対屈折率は大きくなり、再帰反射光を得る
ことが可能となる。
したがって、夜間の降雨時でも道路表示体を視認するこ
とができる。
とができる。
溶i! トリクロルエタンで液状にしたフッ素樹脂(フ
ロリナート 住友スリーエム製)液の中に直径0.2〜
0.8閣、屈折率1.5の球状のガラスビーズを浸し、
その後溶剤を暴発させて、ガラスビーズをフッ素樹脂に
よりコーティング処理した。フッ素樹脂の厚みは0.0
1mmであり、このフッ素樹脂コーティングの水の接触
角は113°であった。また、フッ素樹脂コーティング
されたガラスビーズの空気に対する相対屈折率は1.6
5となった。
ロリナート 住友スリーエム製)液の中に直径0.2〜
0.8閣、屈折率1.5の球状のガラスビーズを浸し、
その後溶剤を暴発させて、ガラスビーズをフッ素樹脂に
よりコーティング処理した。フッ素樹脂の厚みは0.0
1mmであり、このフッ素樹脂コーティングの水の接触
角は113°であった。また、フッ素樹脂コーティング
されたガラスビーズの空気に対する相対屈折率は1.6
5となった。
次いで、熱可塑性樹脂(フィントン 日本ゼオン製)1
00重量部、酸化チタン(TA−400冨士チタン工業
製)47重量部、骨材(重質炭酸力ルンウム 八尾カル
シウム製)335重量部及び上記のコーティング処理さ
れたガラスビーズ106重量部を混ぜた粉体状の塗装材
を溶融釜で200°Cの高温にし、5分間攪拌して粘土
状とし、この粘土状物を熱せられた施工機に移して道路
上に厚み1.5 mに塗装した。
00重量部、酸化チタン(TA−400冨士チタン工業
製)47重量部、骨材(重質炭酸力ルンウム 八尾カル
シウム製)335重量部及び上記のコーティング処理さ
れたガラスビーズ106重量部を混ぜた粉体状の塗装材
を溶融釜で200°Cの高温にし、5分間攪拌して粘土
状とし、この粘土状物を熱せられた施工機に移して道路
上に厚み1.5 mに塗装した。
得られた道路標示材について、乾燥状態で入射光と道路
標示材表面の法線とのなす角(入射角)80°の入射光
に対する再帰反射輝度を測定したところ、再帰反射して
射出する光と道路標示材表面の法線とのなす角(射出角
)75°で155cd/rr!であった。
標示材表面の法線とのなす角(入射角)80°の入射光
に対する再帰反射輝度を測定したところ、再帰反射して
射出する光と道路標示材表面の法線とのなす角(射出角
)75°で155cd/rr!であった。
次に、道路標示材を2mの水に覆い、道路標示材の表面
から一部露出しているガラスビーズが完全に水面下に没
するようにした。この状態で再帰反射輝度を乾燥時と同
様に測定したところ、入射角80°の入射光に対する再
帰反射輝度は射出角75°で135cd/ボであった。
から一部露出しているガラスビーズが完全に水面下に没
するようにした。この状態で再帰反射輝度を乾燥時と同
様に測定したところ、入射角80°の入射光に対する再
帰反射輝度は射出角75°で135cd/ボであった。
次いで、水に覆われた道路標示材の上を自動車1.00
0台通過後、同様の測定を行ったところ、再帰反射輝度
は射出角75°で125cd/rfであり、空気層が破
壊されていないことがわかった。
0台通過後、同様の測定を行ったところ、再帰反射輝度
は射出角75°で125cd/rfであり、空気層が破
壊されていないことがわかった。
なお、500台通過後の経時劣化は殆どなかった。
また、ガラスビーズとして表面に第2図に示すような凹
凸を有するものを用いて同様の道路標示材を塗装し、同
様の測定を行ったところ、乾燥状態では再帰反射輝度は
普通のガラスビーズを用いた場合に比べてやや劣ったが
、水に覆われた状態では再帰反射輝度は145cd/n
(であり普通のガラスビーズを用いた場合に比べて優れ
ていた。
凸を有するものを用いて同様の道路標示材を塗装し、同
様の測定を行ったところ、乾燥状態では再帰反射輝度は
普通のガラスビーズを用いた場合に比べてやや劣ったが
、水に覆われた状態では再帰反射輝度は145cd/n
(であり普通のガラスビーズを用いた場合に比べて優れ
ていた。
また、塗料からのガラスビーズの剥離は殆ど認められな
かった。
かった。
れており安価で従来と同様の方法により塗装することの
できる道路標示材を得ることができる。
できる道路標示材を得ることができる。
第1図は、本発明の道路標示材のガラスビーズ周辺の一
例を示す部分断面図である。 第2図は、本発明の道路標示材の他の態様を示す部分断
面図である。 符号の説明 1 道路標示材 2 ガラスビーズ3 コーティ
ング 4 空気層 5水 出願人 日本ロードマーク株式会社
例を示す部分断面図である。 第2図は、本発明の道路標示材の他の態様を示す部分断
面図である。 符号の説明 1 道路標示材 2 ガラスビーズ3 コーティ
ング 4 空気層 5水 出願人 日本ロードマーク株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、熱可塑性樹脂100重量部、酸化チタン40〜70
重量部、骨材310〜420重量部及びガラスビーズ9
0〜140重量部からなる道路標示材において、ガラス
ビーズが表面をフッ素樹脂で厚み0.005mm〜0.
01mmにコーティングされたものであることを特徴と
する道路標示材。 2、ガラスビーズが表面に凹凸又は変形を有するもので
ある請求項1記載の道路標示材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2211710A JPH0497005A (ja) | 1990-08-13 | 1990-08-13 | 道路標示材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2211710A JPH0497005A (ja) | 1990-08-13 | 1990-08-13 | 道路標示材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0497005A true JPH0497005A (ja) | 1992-03-30 |
Family
ID=16610316
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2211710A Pending JPH0497005A (ja) | 1990-08-13 | 1990-08-13 | 道路標示材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0497005A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100940492B1 (ko) * | 2008-04-28 | 2010-02-04 | 한양대학교 산학협력단 | 도로표지 조성물 및 도로표지물 형성방법 |
EP3056475A1 (en) * | 2015-02-11 | 2016-08-17 | LKF Materials A/S | Composition, marking and kit of parts for forming a marking, such as a road marking |
-
1990
- 1990-08-13 JP JP2211710A patent/JPH0497005A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100940492B1 (ko) * | 2008-04-28 | 2010-02-04 | 한양대학교 산학협력단 | 도로표지 조성물 및 도로표지물 형성방법 |
EP3056475A1 (en) * | 2015-02-11 | 2016-08-17 | LKF Materials A/S | Composition, marking and kit of parts for forming a marking, such as a road marking |
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