JPS63293585A - 反射表示構造及びその製造方法 - Google Patents
反射表示構造及びその製造方法Info
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- JPS63293585A JPS63293585A JP12839887A JP12839887A JPS63293585A JP S63293585 A JPS63293585 A JP S63293585A JP 12839887 A JP12839887 A JP 12839887A JP 12839887 A JP12839887 A JP 12839887A JP S63293585 A JPS63293585 A JP S63293585A
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Landscapes
- Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は外光を高効率で反射して良好な表示を得ること
のできる反射表示構造及びその製造方法に関する。この
様な反射表示構造は、たとえば屋外における危険表示や
交通表示として有効に利用される。
のできる反射表示構造及びその製造方法に関する。この
様な反射表示構造は、たとえば屋外における危険表示や
交通表示として有効に利用される。
[従来の技術及びその問題点]
従来、道路交通を安全且つ円滑に行なうため、道路の路
面」二等に各種の表示がなされている。たとえば、路面
上にはセンターライン、車線表示ライン、横断歩道表示
等の表示がなされている。
面」二等に各種の表示がなされている。たとえば、路面
上にはセンターライン、車線表示ライン、横断歩道表示
等の表示がなされている。
この様な表示は一般に表示色の塗料を塗装することによ
りなされる。
りなされる。
しかして、この表示色塗料の単なる塗装では表示性崗は
十分とはいえない。即ち、自動車の運転者は路面に沿っ
て移動しながらほぼ水平方向に表示を見ているので、表
示面に対しかなり小さな角度で該表示を見ることになる
。そして、特に夜間においては該表示を照明する光源は
当該運転者の運転する自動rijの前照灯による照明の
みとなり、該照明光はこれまた表示面に対しかなり小さ
な角度で表示面に対し入射するので十分に良々fな反射
効率を得にくいからである。道路の照明を昼間程度の明
るさとなる様に十分に行なえばよいのであるが、省エネ
ルギーの観点から実現は困難である。
十分とはいえない。即ち、自動車の運転者は路面に沿っ
て移動しながらほぼ水平方向に表示を見ているので、表
示面に対しかなり小さな角度で該表示を見ることになる
。そして、特に夜間においては該表示を照明する光源は
当該運転者の運転する自動rijの前照灯による照明の
みとなり、該照明光はこれまた表示面に対しかなり小さ
な角度で表示面に対し入射するので十分に良々fな反射
効率を得にくいからである。道路の照明を昼間程度の明
るさとなる様に十分に行なえばよいのであるが、省エネ
ルギーの観点から実現は困難である。
そこで、表示の反射効率を高めるために、表示色層の表
面にガラスピーズを固着させることが行なわれている。
面にガラスピーズを固着させることが行なわれている。
そして、このガラスピーズ固着は、従来、表示色塗料を
塗布した後に該塗料が未乾爆のうちに表面に対しガラス
ピーズを散4jすることにより行なわれている。しかし
て、散布されたガラスピーズは全てが塗料表面に固着さ
れることはなく一部が周囲へと飛散するので、かなりの
ビーズのロスがあるとともに周囲環境の汚染が生ずる。
塗布した後に該塗料が未乾爆のうちに表面に対しガラス
ピーズを散4jすることにより行なわれている。しかし
て、散布されたガラスピーズは全てが塗料表面に固着さ
れることはなく一部が周囲へと飛散するので、かなりの
ビーズのロスがあるとともに周囲環境の汚染が生ずる。
これに対し、本出願人は表示色塗料中に予めガラスピー
ズを良好な形態にて分散させておき、該塗料を塗布する
ことによりガラスピーズのロスをなくし且つ周囲環境汚
染をなくすることのできる反射表示構造の製造方法を既
に提案している。この方法により製造された反射表示構
造の部分断面図を第2図に示す。
ズを良好な形態にて分散させておき、該塗料を塗布する
ことによりガラスピーズのロスをなくし且つ周囲環境汚
染をなくすることのできる反射表示構造の製造方法を既
に提案している。この方法により製造された反射表示構
造の部分断面図を第2図に示す。
第2図において、2は基体たる道路路面であり、4は該
路面上に形成されているシーラー層である。該シーラー
層Fには反射層たる白色層6が形成されており、該白色
層上に表示色層8が形成されている。該表示色層は所望
の色の塗料からなり、該層中には透明ガラスピーズlO
が分散せしめられていて、該ガラスピーズは表示色層表
面において突出した状態とされている。該表示色層上に
はガラスピーズlOを覆う様に透明保護層12が形成さ
れている。これら各層はいずれも塗料塗装により形成さ
れ、特に表示色層8はガラスピーズ含有塗料の塗装によ
り形成される。
路面上に形成されているシーラー層である。該シーラー
層Fには反射層たる白色層6が形成されており、該白色
層上に表示色層8が形成されている。該表示色層は所望
の色の塗料からなり、該層中には透明ガラスピーズlO
が分散せしめられていて、該ガラスピーズは表示色層表
面において突出した状態とされている。該表示色層上に
はガラスピーズlOを覆う様に透明保護層12が形成さ
れている。これら各層はいずれも塗料塗装により形成さ
れ、特に表示色層8はガラスピーズ含有塗料の塗装によ
り形成される。
しかして、この様な従来の反射表示構造では、表示色塗
料中にガラスピーズ10を分散させて塗布するために該
ビーズの表面に着色塗料が付着して該ビーズの上側面が
着色され、このため外部から該ビーズ10に入射する照
明光の光量が低ドし、更に同様に反射構造への入射光が
上記白色層6で反射せしめられ表示色層8を通ってガラ
スピーズに入射した光が外部へと出射する光量が低下す
る。このため、十分に満足できる反射効率は得られない
。
料中にガラスピーズ10を分散させて塗布するために該
ビーズの表面に着色塗料が付着して該ビーズの上側面が
着色され、このため外部から該ビーズ10に入射する照
明光の光量が低ドし、更に同様に反射構造への入射光が
上記白色層6で反射せしめられ表示色層8を通ってガラ
スピーズに入射した光が外部へと出射する光量が低下す
る。このため、十分に満足できる反射効率は得られない
。
更に、従来の反射表示構造では、表示色塗料中にガラス
ピーズlOを分散させているので、該塗料中に着色顔料
粒子が存在する関係上、良好な分散を得るためには実際
トガラスビーズlOとしては比較的粒径の小さいもの(
たとえば50〜60gm程度まで)しか使用できないと
いう難点があった。このことによっても、反射効率の向
1−か阻害されている。
ピーズlOを分散させているので、該塗料中に着色顔料
粒子が存在する関係上、良好な分散を得るためには実際
トガラスビーズlOとしては比較的粒径の小さいもの(
たとえば50〜60gm程度まで)しか使用できないと
いう難点があった。このことによっても、反射効率の向
1−か阻害されている。
また、以上の様な従来の反射表示構造の製造に際しては
、特に表示色層8の形成のための塗料調製の如何及び塗
装の如何によっては表示色にムラが発生することがある
。即ち、ガラスピーズ10は第2図に示される様に全体
にわたって均−ILつ1層に配置されているのが好まし
いが、実際には第3図及び第4図に示される様に、ガラ
スピーズIJが比較的多い場合には部分的に塊を形成し
がちであり、またガラスピーズ祉が比較的少ない場合に
はまばらになり、いずれもガラスピーズ分布の不均一を
生じ、これは即ち表示色層たる着色塗料層の厚さ分布の
不均一を生ぜしめ、かくして表示のムラが生ずる。
、特に表示色層8の形成のための塗料調製の如何及び塗
装の如何によっては表示色にムラが発生することがある
。即ち、ガラスピーズ10は第2図に示される様に全体
にわたって均−ILつ1層に配置されているのが好まし
いが、実際には第3図及び第4図に示される様に、ガラ
スピーズIJが比較的多い場合には部分的に塊を形成し
がちであり、またガラスピーズ祉が比較的少ない場合に
はまばらになり、いずれもガラスピーズ分布の不均一を
生じ、これは即ち表示色層たる着色塗料層の厚さ分布の
不均一を生ぜしめ、かくして表示のムラが生ずる。
本発明は以上の様な実情に鑑みてなされたものであり1
反射効率が良好で且つ表示ムラの少ない反射表示構造を
提供することを目的とする。
反射効率が良好で且つ表示ムラの少ない反射表示構造を
提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段]
本発明によれば、以上の如き目的は、
素地上に表示色層が形成されており、該表示色層上に透
明微小球状体含有透明層が形成されていることを特徴と
する、反射表示構造、 により達成される。
明微小球状体含有透明層が形成されていることを特徴と
する、反射表示構造、 により達成される。
また、本発明によれば、該反射表示構造の製造に好適な
方法として。
方法として。
素地上に表示色塗料を塗装して表示色層を形成し、次い
で該表示色層上に透明微小球状体含有透明塗料を塗装し
て透明層を形成することを特徴とする、反射表示構造の
製造方法、 が提供される。
で該表示色層上に透明微小球状体含有透明塗料を塗装し
て透明層を形成することを特徴とする、反射表示構造の
製造方法、 が提供される。
[実施例]
以下、図面を参照しながら本発明の具体的実施例を説明
する。
する。
第1図は本発明による反射表示構造の一実施例を示す部
分断面図である。
分断面図である。
第1図において、2は基体たる道路路面であり、4は該
路面上に形成されているシーラー層である。これら基体
2及びシーラー層4により素地が構成される。該素地は
たとえばコンクリート等からなる路面上のゴミ、油脂そ
の他の付着物をワイヤーブラシやサンドペーパー等で除
去した後にウェス等で拭いて表面清沙とし、該層に対し
たとえば塩化ビニル系シーラー(マイティシーラーS白
:大日本塗料株式会社製)を塗装することにより形成さ
れる。
路面上に形成されているシーラー層である。これら基体
2及びシーラー層4により素地が構成される。該素地は
たとえばコンクリート等からなる路面上のゴミ、油脂そ
の他の付着物をワイヤーブラシやサンドペーパー等で除
去した後にウェス等で拭いて表面清沙とし、該層に対し
たとえば塩化ビニル系シーラー(マイティシーラーS白
:大日本塗料株式会社製)を塗装することにより形成さ
れる。
上記シーラー層4上には表示色層5が形成されている。
該層の厚さはたとえば15〜25gmである。該層5は
たとえば塩化ビニル系着色塗料(SHサーフエサ−イエ
ローS型:シンロイヒ株式会社tA)を塗装することに
より形成される。
たとえば塩化ビニル系着色塗料(SHサーフエサ−イエ
ローS型:シンロイヒ株式会社tA)を塗装することに
より形成される。
L記表示色層5上には透明微小球状体含有透明層7が形
成されている。9は該層中の透明微小球体たるガラスピ
ーズである。該ガラスど−ズの粒径はたとえば100〜
840Bmであり、また上記透明層7の厚さはたとえば
800−1000gmである。該透明層はたとえば常乾
型アクリル系透明塗料中に上記粒径のガラスピーズを分
散させた塗料を塗装することにより形成される。該透明
層を形成するための透明塗料としては上記常乾型アクリ
ル系透明塗料の外に焼付型アクリル系透明塗料やウレタ
ン系2液型透明塗料等を用いることができる。図示され
る様に、ガラスピーズ9は該透明層7の表面において上
方に突出する様に均一分布にて配置されている。
成されている。9は該層中の透明微小球体たるガラスピ
ーズである。該ガラスど−ズの粒径はたとえば100〜
840Bmであり、また上記透明層7の厚さはたとえば
800−1000gmである。該透明層はたとえば常乾
型アクリル系透明塗料中に上記粒径のガラスピーズを分
散させた塗料を塗装することにより形成される。該透明
層を形成するための透明塗料としては上記常乾型アクリ
ル系透明塗料の外に焼付型アクリル系透明塗料やウレタ
ン系2液型透明塗料等を用いることができる。図示され
る様に、ガラスピーズ9は該透明層7の表面において上
方に突出する様に均一分布にて配置されている。
上記透明層7上にはガラスピーズ9を覆う様にして透明
保護層12が形成されている。該透明保護層はたとえば
上記透明層7の形成の場合と同様の塗料の塗装により形
成される。該保護層を形成する際に塗料中に紫外線吸収
剤を混入しておくことにより、耐候性の向上をはかるこ
とができる。
保護層12が形成されている。該透明保護層はたとえば
上記透明層7の形成の場合と同様の塗料の塗装により形
成される。該保護層を形成する際に塗料中に紫外線吸収
剤を混入しておくことにより、耐候性の向上をはかるこ
とができる。
尚、該保護層12は、上記透明層7の表面にて突出せる
ガラスピーズ9を露出させない様にして、機械的耐久性
及び化学的耐久性を向上させる役割を有する。
ガラスピーズ9を露出させない様にして、機械的耐久性
及び化学的耐久性を向上させる役割を有する。
本実施例における塗料の塗装はたとえばへヶ塗装、ロー
ラー塗装、スプレー塗装等の方法で行なうことができる
。
ラー塗装、スプレー塗装等の方法で行なうことができる
。
以上の様な本実施例においては、ガラスピーズ9を透明
層7中に含有させたので、塗装工程でガラスピーズ表面
が着色することがなく、従って外部から該ビーズに入射
する照明光の光量が低下することはなく、且つ反射構造
への入射光が上記表示色層5で反射せしめられガラスピ
ーズ9に入射した光は効率良く外部へと出射する。この
ため、反射効率は十分に高められる。
層7中に含有させたので、塗装工程でガラスピーズ表面
が着色することがなく、従って外部から該ビーズに入射
する照明光の光量が低下することはなく、且つ反射構造
への入射光が上記表示色層5で反射せしめられガラスピ
ーズ9に入射した光は効率良く外部へと出射する。この
ため、反射効率は十分に高められる。
更に、上記本実施例においては、ガラスピーズ9を透明
P:57中に含有させたので、該透明層の形成に際し透
明塗料中には顔料粒子が存在しないので上記の様にガラ
スピーズ9として比較的粒径の大きいもの(たとえばl
OO〜840μm程度のもの)を使用しても良好な分散
が得られるという利点があり、このことによっても反射
効率の向上が実現される。
P:57中に含有させたので、該透明層の形成に際し透
明塗料中には顔料粒子が存在しないので上記の様にガラ
スピーズ9として比較的粒径の大きいもの(たとえばl
OO〜840μm程度のもの)を使用しても良好な分散
が得られるという利点があり、このことによっても反射
効率の向上が実現される。
また、上記本実施例においては、ガラスピーズ9を透明
層7中に含有させたので、仮に上記第3図または第4図
に示されると同様にガラスピーズ分布の不均一が生じた
としても、透明層7の厚さが不均一となるだけで表示色
層5の厚さは一定であり、従って表示のムラは上記第2
図の構造に比べて著るしく少ない。
層7中に含有させたので、仮に上記第3図または第4図
に示されると同様にガラスピーズ分布の不均一が生じた
としても、透明層7の厚さが不均一となるだけで表示色
層5の厚さは一定であり、従って表示のムラは上記第2
図の構造に比べて著るしく少ない。
上記実施例では基体として道路路面が例示されているが
、本発明においては基体としてその他の適宜の構造体や
物品を用いることができる。該構造体や物品はたとえば
コンクリート、金属、強化プラスチック(FRP)等か
らなる。そして、基体表面の形状は平面に限らず球面等
の適宜の曲面であってもよく、該曲面上に塗装すること
により容易に反射表示構造を製造することができる。
、本発明においては基体としてその他の適宜の構造体や
物品を用いることができる。該構造体や物品はたとえば
コンクリート、金属、強化プラスチック(FRP)等か
らなる。そして、基体表面の形状は平面に限らず球面等
の適宜の曲面であってもよく、該曲面上に塗装すること
により容易に反射表示構造を製造することができる。
本発明においては、表示色層としては、上記の様な表示
色塗料塗布により形成される塗装膜のほかに、着色フィ
ルム貼付により形成される着色フィルム層等を用いるこ
ともでき、該着色フィルム層に密着性のよい透明微小球
状体含有塗料を塗装することにより上記実施例と同様に
して本発明による反射表示構造を製造することができる
。
色塗料塗布により形成される塗装膜のほかに、着色フィ
ルム貼付により形成される着色フィルム層等を用いるこ
ともでき、該着色フィルム層に密着性のよい透明微小球
状体含有塗料を塗装することにより上記実施例と同様に
して本発明による反射表示構造を製造することができる
。
また、本発明においては、透明微小球状体としてガラス
ピーズの他にたとえば硬質プラスチックビーズ等の適宜
のものを使用することができ、各層形成のための塗料も
上記実施例において用いられているもの以外の適宜の塗
料を用いることができる。
ピーズの他にたとえば硬質プラスチックビーズ等の適宜
のものを使用することができ、各層形成のための塗料も
上記実施例において用いられているもの以外の適宜の塗
料を用いることができる。
本発明において、透明微小球状体としてガラスピーズを
用いる場合には、該ガラスピーズの屈折率は1.51〜
2.22がよく、好ましくは1゜90〜1.93がよい
、ガラスピーズの大きさは53〜1410μmがよく、
好ましくはlo5〜840ルmがよい。
用いる場合には、該ガラスピーズの屈折率は1.51〜
2.22がよく、好ましくは1゜90〜1.93がよい
、ガラスピーズの大きさは53〜1410μmがよく、
好ましくはlo5〜840ルmがよい。
本発明において、透明微小球状体含有透明塗料としては
、塗料フェス(固形分)とガラスピーズとの重量比率は
l:2〜l:6がよく、好ましくはl二3〜1:5がよ
し1゜ 本発明において、表示色層は汁通色のほかに蛍光色やメ
タリック色であってもよく、これらに透明微小球状体含
有塗料を塗装することにより、上記実施例と同様にして
本発明による反射表示構造を製造することができる。
、塗料フェス(固形分)とガラスピーズとの重量比率は
l:2〜l:6がよく、好ましくはl二3〜1:5がよ
し1゜ 本発明において、表示色層は汁通色のほかに蛍光色やメ
タリック色であってもよく、これらに透明微小球状体含
有塗料を塗装することにより、上記実施例と同様にして
本発明による反射表示構造を製造することができる。
[発明の効果]
以上の様な本発明によれば、反射効率が良好で且つ表示
ムラの殆どない良好な反射表示構造が得られる。そして
、本発明構造では表示色層が比較的下方に存在するため
に耐候性が良好である。また、以上の様な本発明方法に
よれば、透明微小球状体入りの塗料は透明の1種類のみ
調製すれば所望の全ての表示色の構造を製造でき1表示
色塗料ごとに透明微小球状体を入れて塗料調製する必要
がない。
ムラの殆どない良好な反射表示構造が得られる。そして
、本発明構造では表示色層が比較的下方に存在するため
に耐候性が良好である。また、以上の様な本発明方法に
よれば、透明微小球状体入りの塗料は透明の1種類のみ
調製すれば所望の全ての表示色の構造を製造でき1表示
色塗料ごとに透明微小球状体を入れて塗料調製する必要
がない。
第1図は本発明による反射表示構造の一実施例を示す部
分断面図である。 第2図〜第4図は従来の反射表示構造の一例を示す部分
断面図である。 2:′IA体、 4:シーラー層。 5.8:表示色層。 6:白色層、 7:透明層、 9.10ニガラスビーズ、 12:透明保護層。 第1図 第3図 第4図
分断面図である。 第2図〜第4図は従来の反射表示構造の一例を示す部分
断面図である。 2:′IA体、 4:シーラー層。 5.8:表示色層。 6:白色層、 7:透明層、 9.10ニガラスビーズ、 12:透明保護層。 第1図 第3図 第4図
Claims (11)
- (1)素地上に表示色層が形成されており、該表示色層
上に透明微小球状体含有透明層が形成されていることを
特徴とする、反射表示構造。 - (2)素地が基体表面上にシーラー層を形成してなるも
のである、特許請求の範囲第1項の反射表示構造。 - (3)透明層表面において透明微小球状体が上方へと突
出している、特許請求の範囲第1項の反射表示構造。 - (4)透明層表面に更に透明保護層が形成されている、
特許請求の範囲第1項の反射表示構造。 - (5)表示色層が塗装膜または着色フィルム層である、
特許請求の範囲第1項の反射表示構造。 - (6)表示色層が普通色、蛍光色またはメタリック色で
ある、特許請求の範囲第1項の反射表示構造。 - (7)素地上に表示色層を形成し、次いで該表示色層上
に透明微小球状体含有透明塗料を塗装して透明層を形成
することを特徴とする、反射表示構造の製造方法。 - (8)基体表面上にシーラーを塗装して素地を形成する
、特許請求の範囲第7項の反射表示構造の製造方法。 - (9)透明微小球状体含有透明塗料を該球状体が透明層
表面において突出する程度に薄く塗装する、特許請求の
範囲第7項の反射表示構造の製造方法。 - (10)透明層上に更に透明塗料を塗装して透明保護層
を形成する、特許請求の範囲第7項の反射表示構造の製
造方法。 - (11)表示色層を塗料塗布または着色フィルム貼付に
より形成する、特許請求の範囲第7項の反射表示構造の
製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12839887A JPS63293585A (ja) | 1987-05-27 | 1987-05-27 | 反射表示構造及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12839887A JPS63293585A (ja) | 1987-05-27 | 1987-05-27 | 反射表示構造及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63293585A true JPS63293585A (ja) | 1988-11-30 |
Family
ID=14983814
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12839887A Pending JPS63293585A (ja) | 1987-05-27 | 1987-05-27 | 反射表示構造及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63293585A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015014137A (ja) * | 2013-07-05 | 2015-01-22 | 株式会社シクソン | 標示体、及び、標示体の設置方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5336320A (en) * | 1976-09-13 | 1978-04-04 | Kondo Minoru | Stuffing method |
JPS5512906A (en) * | 1978-07-13 | 1980-01-29 | Toyo Seikan Kaisha Ltd | Manufacturing of reflexive plate |
JPS5860703A (ja) * | 1981-10-07 | 1983-04-11 | Process Bunkadou:Kk | 保安用標示板の製造法 |
-
1987
- 1987-05-27 JP JP12839887A patent/JPS63293585A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5336320A (en) * | 1976-09-13 | 1978-04-04 | Kondo Minoru | Stuffing method |
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JPS5860703A (ja) * | 1981-10-07 | 1983-04-11 | Process Bunkadou:Kk | 保安用標示板の製造法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2015014137A (ja) * | 2013-07-05 | 2015-01-22 | 株式会社シクソン | 標示体、及び、標示体の設置方法 |
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