JPH0496766A - 薬剤収納具の製法 - Google Patents

薬剤収納具の製法

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JPH0496766A
JPH0496766A JP2210224A JP21022490A JPH0496766A JP H0496766 A JPH0496766 A JP H0496766A JP 2210224 A JP2210224 A JP 2210224A JP 21022490 A JP21022490 A JP 21022490A JP H0496766 A JPH0496766 A JP H0496766A
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JP
Japan
Prior art keywords
container
drug
application member
sealing member
storage container
Prior art date
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Pending
Application number
JP2210224A
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English (en)
Inventor
Yoshiaki Kanda
善昭 神田
Kazunori Hirose
広瀬 和紀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Terumo Corp
Original Assignee
Terumo Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、少量の薬剤を収納し、且つ塗布部材を備え、
生体の患部等の被塗布部に適確且つ効果的に該薬剤を塗
布できる薬剤収納具の製法に関する。
[従来の技術] 本出願人は、国際公開WO39−05695において、
「筒状て一端か閉塞してなる薬剤収納容器と、該容器に
保持されて、薬剤を被塗布部に塗布可能な塗布部材と、
該塗布部材を付勢してなる弾発体と、該塗布部材が保持
されている該容器に備えられ、該塗布部材が露出するよ
うに破断可能な破断部とからなる薬剤収納具」を提案し
ている。
上記薬剤収納具によれば、使用時に、容器の破断部を破
断して塗布部材を露出し、塗布部材の容器外表面を生体
の患部に軽く押し当てるたけて、塗布部材が弾発体の弾
発力に抗して容器内に押し込まれ、容器内の内圧の高ま
りによって容器内の薬剤が塗布部材を通ってその外表面
に浸出せしめられる。
従って、容器自身のスクイズ性によることなく、薬剤の
塗布を容易に行なえることとなる。このため、強く硬い
ガラス製容器及び/又は硬質フラスチック製容器を用い
たり、蒸散防止機能を備えた厚みや硬さの小容量プラス
チック容器を用いる場合にも、それらの容器に収納され
た薬剤を塗布部材の容器外表面に円滑に浸出させること
ができる。
[発明が解決しようとする課題] 然しながら、従来技術において、上記薬剤収納具を製造
する場合には、該収納具に薬剤を収納し、該容器の他端
に封止部材を超音波融着することとしているため、下記
■、■の問題点がある。
■超音波融着は、融着温度が高いため、収納された薬剤
が熱的に変質劣化する虞れがある。
■超音波融着は振動を伴うため、肉薄部等からなる破断
部に振動起因のクラック、破損を生じ、気密性を損なう
虞れかある。
本発明は、破断部を備える薬剤収納具の製造過程て、薬
剤の熱的な変質劣化を防止し、且つ破断部のクラック、
破損を防止することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 請求項1に記載の本発明は、筒状で一端が閉塞し、他端
が開口してなり、破断可能な破断部を備えてなる薬剤収
納容器に、薬剤を被塗布部に塗布可能な塗布部材を開口
してなる他端より該破断部を破断したときに該塗布部材
が露出するような位置にまで挿入し、該収納容器に薬剤
を収納すると共に該塗布部材を該収納容器の閉塞する一
端の方向に付勢するように弾発体を該収納容器内に配設
し、該収納容器の開口を薄膜状封止部材にて熱融着する
ようにしだものである。
請求項2に記載の本発明は、前記封止部材が、金属性薄
膜部材を備えるようにしたものである。
[作用] 請求項1に記載の本発明によれば、下記■、■の作用が
ある。
■l且ぷ封止部材をト且」するものであるため、超音波
融着に比して、融着温度を低くてきるため、収納された
薬剤の熱的な変質劣化を防止てきる。
■先史1は超音波融着における如くの振動を伴わないた
め、肉薄部等からなる破断部に振動起因のクラック、破
損を生ずることなく、気密性を損なうことがない。
請求項2に記載の本発明によれば、下記■の作用がある
■封止部材か金属性薄膜部材を備えることにより、薬剤
(特に薬液)の蒸散を抑止できる。
[実施例〕 第1図(A)は本発明の一実施例を示す断面図、第1[
12I(B)は使用時の状態を示す側面図、第1図(C
)は使用時のキャップ装着状態を示す側面図である。
薬剤収納具10は、筒状て一端が閉塞してなる薬剤収納
容器11と、該容1iii11に保持されて、薬剤を被
塗布部に塗布可能な塗布部材12と、該塗布部材12を
付勢してなる弾発体13と、該塗布部材12か保持され
ている該容器11に備えられ、該塗布部材12か露出す
るように破断可能な破断部14とからなり、更に、該容
器11の他端に薄膜状封止部材15を具備している。
容器11は、薬剤を収納すると共に開口可能端16A(
第1図(A)参照)を備えるガラス製及び/又は硬質プ
ラスチック製の容器本体16と、容器本体16の開口可
能端16Aを閉塞する閉塞部材17とからなっている。
この時、容器本体16は底部16Bに前述の封止部材1
5を熱融着され、薬剤収納部16Cを形成している。
容器本体16と閉塞部材17とは使用時に分離可能な形
状、この実施例てはV字溝を形成する肉薄部(0,05
〜0.5mm肉厚程度)からなる前述の破断部】4を介
して一体化されて成形されている。
容器11は、使用時に、容器本体16と閉塞部材17の
それぞれを手指でつかみ、破断部14を折る如く破断し
て容器本体】6と閉塞部材17を分離し、これにより容
器本体16に形成される開口端16D(第1図(B)参
照)から塗布部材12の一部が露出するように該塗布部
材12を容器本体16に保持している。
塗布部材12は、容器本体16の内方向と外方向に移動
可能に設けられている。
また、薬剤収納具10は、塗布部材12を容器11の外
方向に弾発する前述の弾発体13を備えている。弾発体
13は容器本体16の薬剤収納部16Cに内蔵され、塗
布部材12と封止部材15との間に介装されている。弾
発体13の弾発力を受ける塗布部材12は、その外周面
が容器本体16のテーパ状内側面に係合すること、及び
又はその基端面か弾発体13に接合されることにて飛び
出しを防止される。薬剤収納具1oは、閉塞部材17を
容器本体16から分離した前述の使用時に、塗布部材1
2か弾発体13の弾発力に抗して容器本体16の薬剤収
納部16Cに押し込まれることにて薬剤を塗布部材12
の容器外表面に浸出せしめる。
塗布部材12は、薬剤の浸透性が良く、薬剤に対して不
活性で形状保持性が良好で、皮膚等に塗布する場合の感
触か快く、塗布部材片が出にくいものが好適である0例
えば、オレフィン系(PP、PE)樹脂の長繊維多数を
束に固着させて全体として円柱状にしたもの、或いは多
孔質のもの或いは不織布を使用できる。
尚、閉塞部材17は、第1図(]に示す如く、容器本体
16と一体化される側と反対側の端部に、破断部14の
破断によって該閉塞部材17を容器本体16から分離し
た後、容器本体16の開口端16Dに嵌合してキャップ
機能を果たす嵌合部18を備えるものであっても良い。
ここで、封止部材15は、水蒸気透過の少ない金属フィ
ルムに、熱等により接着可能なプラスチックフィルムを
ラミネートしたもの等が好ましい。
上記薬剤収納具10によれば、使用時に、容器11の破
断部14を破断して塗布部材12を露出し、塗布部材1
2の容器外表面を生体の患部に軽く押し当てるたけて、
塗布部材12か弾発体13の弾発力に抗して容器内に押
し込まれ、容器内の内圧の高まりによって容器内の薬剤
か塗布部材12を通ってその容器外表面に浸出せしめら
れる。
従って、容器自身のスクイズ性によることなく、薬剤の
塗布を容易に行なえることとなる。このため、強く硬い
ガラス製容器及び/又は硬質フラスチック製容器を用い
たり、蒸散防止機能を備えた厚みや硬さの小容量プラス
チック容器を用いる場合にも、それらの容器11に収納
された薬剤を塗布部材の容器外表面に円滑に浸出させる
ことかてきる。
然るに、上記薬剤収納具10の組立方法は、容器本体1
6の薬剤収納部16Cに封止部材15取付端側から塗布
部材12、薬剤、弾発体13を挿入し、その後封止部材
15を容器本体16の底部16Bに熱融着することにて
なされる。
次に、上記実施例の作用について説明する。
■薄膜状封止部材15を熱融着するものであるため、超
音波融着に比して、融着温度を低くできるため、収納さ
れた薬剤の熱的な変質劣化を防止てきる。
■熱融着は超音波融着における如くの振動を伴わないた
め、肉薄部からなる破断部14に振動起因のクラック、
破損を生ずることなく、気密性を損なうことかない。
■封止部材15か金属フィルムを備えることにより、薬
剤(特に薬液)の蒸散を抑止てきる。
尚、本発明の実施において、容器と封止部材との熱融着
は具体的には以下の如くなされる。即ち、予め打ち抜い
たフィルムを本体に載せ、位置決めをした後に熱のかか
った型で、シールをする。
また、本発明者の実験結果によれば、超音波融着による
融着温度は230°C1融若作業時間は2o。
m5ec、熱融着による融着温度は 160〜170’
C1融着作業時間は3゜5secであった。
[発明の効果コ 以上のように本発明によれば、破断部を備える薬剤収納
具の製造過程て、薬剤の熱的な変質劣化を防止し、且っ
破断部のクラック、破損を防止することがてきる。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)は本発明の一実施例を示す断面図、第1図
、(B)は使□用時の状態を示す側面図、第1図(C)
は使用時のキャップ装着状態を示す側面図である。 11・・・薬剤収納容器、 12・・・塗布部材、 13・・・弾発体、 14・・・破断部、 15・・・封止部材。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)筒状で一端が閉塞し、他端が開口してなり、破断
    可能な破断部を備えてなる薬剤収納容器に、薬剤を被塗
    布部に塗布可能な塗布部材を開口してなる他端より該破
    断部を破断したときに該塗布部材が露出するような位置
    にまで挿入し、該収納容器に薬剤を収納すると共に該塗
    布部材を該収納容器の閉塞する一端の方向に付勢するよ
    うに弾発体を該収納容器内に配設し、該収納容器の開口
    を薄膜状封止部材にて熱融着することを特徴とする薬剤
    収納具。
  2. (2)前記封止部材が、金属性薄膜部材を備える薬剤収
    納具の製法。
JP2210224A 1990-08-10 1990-08-10 薬剤収納具の製法 Pending JPH0496766A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003101370A1 (en) * 2002-06-04 2003-12-11 Woo-Geun Chung Ampoule for antiseptic solution or injection

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