JPH0496362A - Bi―CMOS集積回路の製造方法 - Google Patents
Bi―CMOS集積回路の製造方法Info
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Landscapes
- Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
- Bipolar Transistors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は半導体装置の製造方法に関し、特にBi−CM
OS集積回路の製造方法に関するものである。
OS集積回路の製造方法に関するものである。
Bi−CMOS集積回路はバイポーラトランジスタの高
速動作および高駆動能力と、CMOS−FETの低消費
電力動作とを兼ね備えており、多くの試みがなされてい
る。
速動作および高駆動能力と、CMOS−FETの低消費
電力動作とを兼ね備えており、多くの試みがなされてい
る。
従来技術によるBi−CMOS集積回路の製造方法につ
いて、第2図(a)〜(e)を参照して説明する。
いて、第2図(a)〜(e)を参照して説明する。
まず第2図(a)に示すように、薄い酸化膜11が形成
されたP型シリコン基板1に、イオン注入により高濃度
N型埋込層2を形成する。
されたP型シリコン基板1に、イオン注入により高濃度
N型埋込層2を形成する。
つぎに第2図(b)に示すように、イオン注入によりP
型埋込層3を形成する。
型埋込層3を形成する。
つぎに第2図(C)に示すように、全面にN型エピタキ
シャル層4を成長させる。
シャル層4を成長させる。
つぎに第2図(d)に示すように、Pウェル5およびN
ウェル9aを形成する。
ウェル9aを形成する。
つぎに第2図(e)に示すように、表面反転防止用のP
型表面反転防止層6を形成したのち、選択酸化法により
素子分離用のフィールド酸化膜7を形成することにより
従来技術によるBi−CMOS集積回路用の埋込層およ
びウェルの形成が完了する。
型表面反転防止層6を形成したのち、選択酸化法により
素子分離用のフィールド酸化膜7を形成することにより
従来技術によるBi−CMOS集積回路用の埋込層およ
びウェルの形成が完了する。
このあとPウェルにNチャネルMO8−FETを、Nウ
ェルにPチャネルMO8−FETを、N型エピタキシャ
ル層にバイポーラトランジスタを形成して、Bi−0M
O3FETが完成する。
ェルにPチャネルMO8−FETを、N型エピタキシャ
ル層にバイポーラトランジスタを形成して、Bi−0M
O3FETが完成する。
Bi−CMOS集積回路ではCMOS集積回路に比べて
、N型埋込層形成工程、P型埋込層形成工程、N型エピ
タキシャル履成長工程の3工程を追加する必要がある。
、N型埋込層形成工程、P型埋込層形成工程、N型エピ
タキシャル履成長工程の3工程を追加する必要がある。
また埋込層とウェルとのマスクパターンのずれを見込む
必要があり、ウェルやバイポーラトランジスタ領域のP
型素子分離層の幅を拡げる必要がある。
必要があり、ウェルやバイポーラトランジスタ領域のP
型素子分離層の幅を拡げる必要がある。
製造工程が複雑になり、歩留りの低下や製品価格の高騰
などの欠点がある。
などの欠点がある。
本発明の目的は工程増加を最小限に止めて、高速バイポ
ーラトランジスタと微細パターンMO8−FETとを同
一基板上に集積したB i −CMOS集積回路の製造
方法を提供することにある。
ーラトランジスタと微細パターンMO8−FETとを同
一基板上に集積したB i −CMOS集積回路の製造
方法を提供することにある。
本発明のBi−CMOS集積回路の製造方法は、第1導
電型半導体基板表面に選択的に厚い酸化膜を形成する工
程と、所定の形状をした第1のイオン注入マスクを形成
する工程と、第1導電型の不純物イオンを高加速エネル
ギーで注入することにより、前記厚い酸化膜直下領域の
前記第1導電型半導体基板に表面反転防止層を形成する
と同時に前記第1導電型半導体基板の他の領域に埋め込
まれた高濃度の第1導電型層を形成する工程と、前記第
1のイオン注入マスクを用いて低加速エネルギーで第1
導電型不純物を注入し、前記埋め込まれた高濃度の第1
導電型層に到達する第1導電型ウェルを形成する工程と
、所定の形状をした第2のイオン注入マスクを形成する
工程と、第2導電型の不純物イオンを高加速エネルギー
で注入することにより、前記厚い酸化膜直下領域の前記
第1導電型半導体基板に表面反転防止層を形成すると同
時に前記第1導電型半導体基板の他の領域に埋め込まれ
た高濃度の第2導電型層を形成する工程と、前記第2の
イオン注入マスクを用いて低加速エネルギーで第2導電
型不純物を注入し、前記埋め込まれた高濃度の第2導電
型層に到達する第2導電型ウェルを形成する工程とを含
むものである。
電型半導体基板表面に選択的に厚い酸化膜を形成する工
程と、所定の形状をした第1のイオン注入マスクを形成
する工程と、第1導電型の不純物イオンを高加速エネル
ギーで注入することにより、前記厚い酸化膜直下領域の
前記第1導電型半導体基板に表面反転防止層を形成する
と同時に前記第1導電型半導体基板の他の領域に埋め込
まれた高濃度の第1導電型層を形成する工程と、前記第
1のイオン注入マスクを用いて低加速エネルギーで第1
導電型不純物を注入し、前記埋め込まれた高濃度の第1
導電型層に到達する第1導電型ウェルを形成する工程と
、所定の形状をした第2のイオン注入マスクを形成する
工程と、第2導電型の不純物イオンを高加速エネルギー
で注入することにより、前記厚い酸化膜直下領域の前記
第1導電型半導体基板に表面反転防止層を形成すると同
時に前記第1導電型半導体基板の他の領域に埋め込まれ
た高濃度の第2導電型層を形成する工程と、前記第2の
イオン注入マスクを用いて低加速エネルギーで第2導電
型不純物を注入し、前記埋め込まれた高濃度の第2導電
型層に到達する第2導電型ウェルを形成する工程とを含
むものである。
本発明の一実施例について、第1図(a)〜(c)を参
照して説明する。
照して説明する。
まず第1図(a)に示すように、P型シリコン基板1の
表面に厚さ8000〜8000人の素子分離用のフィー
ルド酸化膜7を形成してから、厚さ200人の薄い酸化
膜11を形成する。
表面に厚さ8000〜8000人の素子分離用のフィー
ルド酸化膜7を形成してから、厚さ200人の薄い酸化
膜11を形成する。
つぎに第1図(b)に示すように、Pウェル形成予定領
域を開口したイオン注入マスク8を形成し、P型不純物
である硼素を加速エネルギー200〜400keVでイ
オン注入する。
域を開口したイオン注入マスク8を形成し、P型不純物
である硼素を加速エネルギー200〜400keVでイ
オン注入する。
イオン注入マスク8は例えば厚さ0.5〜1゜0μmの
モリブデン、タングステンなどの高融点金属をスパッタ
法またはCVD法で堆積したのち、フォトレジストをマ
スクとしてドライエツチングして形成する。
モリブデン、タングステンなどの高融点金属をスパッタ
法またはCVD法で堆積したのち、フォトレジストをマ
スクとしてドライエツチングして形成する。
厚さ6000人のフィールド酸化膜7の場合、硼素イオ
ンの加速エネルギーは200〜250にeVとすればい
い。こうしてイオン注入マスク8のない薄い酸化膜15
aの下に形成されたP型埋込層3は0.5〜0.8μm
の深さに濃度のピークをもち、イオン注入マスク8のな
いフィールド酸化膜7a、7b直下に同時にP型表面反
転防止層6が形成される。P型埋込層3を深く形成する
にはフィールド酸化膜7を厚く形成し、硼素イオン注入
の加速エネルギーを大きくすればいい。
ンの加速エネルギーは200〜250にeVとすればい
い。こうしてイオン注入マスク8のない薄い酸化膜15
aの下に形成されたP型埋込層3は0.5〜0.8μm
の深さに濃度のピークをもち、イオン注入マスク8のな
いフィールド酸化膜7a、7b直下に同時にP型表面反
転防止層6が形成される。P型埋込層3を深く形成する
にはフィールド酸化膜7を厚く形成し、硼素イオン注入
の加速エネルギーを大きくすればいい。
P型埋込層3の注入量は1×1013〜5×10宜3c
m−2が好ましい。注入量がlXl0”cm−2を越え
るとイオン注入時に発生する結晶欠陥密度が高く、高温
アニールでも回復しない。また加速エネルギーも同様の
理由でIMeV以下が好ましい。
m−2が好ましい。注入量がlXl0”cm−2を越え
るとイオン注入時に発生する結晶欠陥密度が高く、高温
アニールでも回復しない。また加速エネルギーも同様の
理由でIMeV以下が好ましい。
イオン注入層の結晶欠陥を回復させるためのアニール条
件としては、1100℃以上の熱処理が必要である。
件としては、1100℃以上の熱処理が必要である。
つぎに同じイオン注入マスク8を用いて、硼素を加速エ
ネルギー50〜150keV、注入量10X 1012
〜1.OXl 0′3cm−2の条件でイオン注入して
、Pウェル5を形成する。
ネルギー50〜150keV、注入量10X 1012
〜1.OXl 0′3cm−2の条件でイオン注入して
、Pウェル5を形成する。
つぎに第1図(C)に示すように、Nウェル形成予定領
域を開口したイオン注入マスク8aを形成して、N型の
不純物である燐を加速エネルギー6f OO〜I M
e V 1注入量1 、 OX 10 ” 〜1 。
域を開口したイオン注入マスク8aを形成して、N型の
不純物である燐を加速エネルギー6f OO〜I M
e V 1注入量1 、 OX 10 ” 〜1 。
OXIO115cm−2の条件でイオン注入し、イオン
注入マスク8aのない薄い酸化膜15bの下に高濃度N
型埋込層2、フィールド酸化膜7b、7c直下にN型表
面反転防止層10を同時に形成する。
注入マスク8aのない薄い酸化膜15bの下に高濃度N
型埋込層2、フィールド酸化膜7b、7c直下にN型表
面反転防止層10を同時に形成する。
つぎに同じイオン注入マスク8aを用いて、燐を加速エ
ネルギー50〜150keV、注入量10X 10”
〜5.OX1013cm−2の条件でイオン注入して、
Nウェル9を形成する。
ネルギー50〜150keV、注入量10X 10”
〜5.OX1013cm−2の条件でイオン注入して、
Nウェル9を形成する。
つぎにイオン注入により発生した結晶欠陥を除くため、
熱処理を行なうことによりNウェル9が高濃度N型埋込
層2まで到達する。
熱処理を行なうことによりNウェル9が高濃度N型埋込
層2まで到達する。
熱処理は高温になるほど結晶欠陥の回復が良く、ここで
は1100℃が好ましく、ランプアニールなどの短時間
アニールを用いることもてきる。
は1100℃が好ましく、ランプアニールなどの短時間
アニールを用いることもてきる。
このあとNウェル9にPチャネルMO8−FETおよび
NPNバイポーラトランジスタを形成し、Pウェル5に
NチャネルMO8−FETを形成してB i −CMO
S集積回路が完成する。
NPNバイポーラトランジスタを形成し、Pウェル5に
NチャネルMO8−FETを形成してB i −CMO
S集積回路が完成する。
硼素を高加速エネルギーでイオン注入することにより、
P型埋込層とP型表面反転防止層とを同時に形成できる
ため、P型埋込層形成工程と、P型表面反転防止層を形
成する工程とを削減することができる。
P型埋込層とP型表面反転防止層とを同時に形成できる
ため、P型埋込層形成工程と、P型表面反転防止層を形
成する工程とを削減することができる。
同様に燐を高加速エネルギーでイオン注入することによ
り、N型埋込層とN型表面反転防止層とを同時に形成で
きるため、N型埋込層形成工程と、N型エピタキシャル
成長工程とが不要となり、大幅な工程削減が可能となる
。
り、N型埋込層とN型表面反転防止層とを同時に形成で
きるため、N型埋込層形成工程と、N型エピタキシャル
成長工程とが不要となり、大幅な工程削減が可能となる
。
またP型埋込層、Pウェル、P型表面反転防止層を単一
のマスクで自己整合的に形成できる。同様にN型埋込層
とNウェルとを自己整合的に形成できるので、マスク合
せずれを見込む必要がなく、チップ面積を縮小すること
ができ、歩留りの向上と価格の低減が可能になった。
のマスクで自己整合的に形成できる。同様にN型埋込層
とNウェルとを自己整合的に形成できるので、マスク合
せずれを見込む必要がなく、チップ面積を縮小すること
ができ、歩留りの向上と価格の低減が可能になった。
第1図(a)〜(C)は本発明の一実施例を工程順に示
す断面図、第2図(a)〜(e)は従来技術によるBi
−CMOS集積回路の製造方法を工程順に示す断面図で
ある。 1・・・P型半導体基板、2・・・高濃度N型埋込層、
3・・・P型埋込層、4・・・N型エピタキシャル層、
5・・・Pウェル、6・・・P型表面反転防止層、7.
7a7b、7c・・・フィールド酸化膜、8,8a・・
・イオン注入マスク、9.9a・・・Nウェル、10・
・・N型表面反転防止層、11・・・薄い酸化膜。
す断面図、第2図(a)〜(e)は従来技術によるBi
−CMOS集積回路の製造方法を工程順に示す断面図で
ある。 1・・・P型半導体基板、2・・・高濃度N型埋込層、
3・・・P型埋込層、4・・・N型エピタキシャル層、
5・・・Pウェル、6・・・P型表面反転防止層、7.
7a7b、7c・・・フィールド酸化膜、8,8a・・
・イオン注入マスク、9.9a・・・Nウェル、10・
・・N型表面反転防止層、11・・・薄い酸化膜。
Claims (1)
- 第1導電型半導体基板表面に選択的に厚い酸化膜を形
成する工程と、所定の形状をした第1のイオン注入マス
クを形成する工程と、第1導電型の不純物イオンを高加
速エネルギーで注入することにより、前記厚い酸化膜直
下領域の前記第1導電型半導体基板に表面反転防止層を
形成すると同時に前記第1導電型半導体基板の他の領域
に埋め込まれた高濃度の第1導電型層を形成する工程と
、前記第1のイオン注入マスクを用いて低加速エネルギ
ーで第1導電型不純物を注入し、前記埋め込まれた高濃
度の第1導電型層に到達する第1導電型ウェルを形成す
る工程と、所定の形状をした第2のイオン注入マスクを
形成する工程と、第2導電型の不純物イオンを高加速エ
ネルギーで注入することにより、前記厚い酸化膜直下領
域の前記第1導電型半導体基板に表面反転防止層を形成
すると同時に前記第1導電型半導体基板の他の領域に埋
め込まれた高濃度の第2導電型層を形成する工程と、前
記第2のイオン注入マスクを用いて低加速エネルギーで
第2導電型不純物を注入し、前記埋め込まれた高濃度の
第2導電型層に到達する第2導電型ウェルを形成する工
程とを含むことを特徴とするBi−CMOS集積回路の
製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02213860A JP3084732B2 (ja) | 1990-08-13 | 1990-08-13 | Bi―CMOS集積回路の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02213860A JP3084732B2 (ja) | 1990-08-13 | 1990-08-13 | Bi―CMOS集積回路の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0496362A true JPH0496362A (ja) | 1992-03-27 |
JP3084732B2 JP3084732B2 (ja) | 2000-09-04 |
Family
ID=16646220
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP02213860A Expired - Fee Related JP3084732B2 (ja) | 1990-08-13 | 1990-08-13 | Bi―CMOS集積回路の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3084732B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6297119B1 (en) | 1998-08-07 | 2001-10-02 | Nec Corporation | Semiconductor device and its manufacture |
KR100415085B1 (ko) * | 2001-06-28 | 2004-01-13 | 주식회사 하이닉스반도체 | 래치업을 방지할 수 있는 반도체장치의 제조방법 |
-
1990
- 1990-08-13 JP JP02213860A patent/JP3084732B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6297119B1 (en) | 1998-08-07 | 2001-10-02 | Nec Corporation | Semiconductor device and its manufacture |
KR100415085B1 (ko) * | 2001-06-28 | 2004-01-13 | 주식회사 하이닉스반도체 | 래치업을 방지할 수 있는 반도체장치의 제조방법 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3084732B2 (ja) | 2000-09-04 |
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