JPH0495073A - クロトン酸アミド誘導体および殺虫剤 - Google Patents

クロトン酸アミド誘導体および殺虫剤

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JPH0495073A
JPH0495073A JP21168390A JP21168390A JPH0495073A JP H0495073 A JPH0495073 A JP H0495073A JP 21168390 A JP21168390 A JP 21168390A JP 21168390 A JP21168390 A JP 21168390A JP H0495073 A JPH0495073 A JP H0495073A
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Hirosuke Yoshioka
吉岡 宏輔
Teruhiko Ishii
輝彦 石井
Satoshi Yamanaka
聡 山中
Shunji Hayashi
俊次 林
Yumiko Nakajima
由美子 中島
Hiromi Ito
伊藤 ひろみ
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SDS Biotech Corp
RIKEN Institute of Physical and Chemical Research
Original Assignee
SDS Biotech Corp
RIKEN Institute of Physical and Chemical Research
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (1)産業上の利用分野 NCCF3 〔式中、R1−R4は水素原子、ハロゲン原子、低級ア
ルキル基(ハロゲン原子で置換されても良い。)、低級
アルコキシ基(ハロゲン原子で置換されても良い。)〕
で示されるクロトン酸アミド誘導体および該誘導体を有
効成分として含有する鱗翅目、双翅目等の害虫に対して
殺虫活性を有する殺虫剤に関する。
(2)従来の技術 従来より、食糧増産あるいは食糧の安定確保および虫媒
介伝染病の防止等を目的として、多くの殺虫剤が開発さ
れ、使用され続けてきた。これらの殺虫剤が農園芸用や
防疫用として幅広く使われ、多大の成果を収めてきたこ
とは周知の事実である。
しかし、一方では既存の殺虫剤に対する抵抗性の問題が
世界各地で広がりつつあり、既存の殺虫剤の効力の一低
下の問題が発生し、新規の殺虫剤の開発が要望されてい
るのが現状である。
すなわち、有機塩素剤、有機リン剤、カーバメート剤、
ピレスロイド剤、外皮形成阻害剤等に対し薬剤抵抗性害
虫が出現しており、難防除害虫が増加の傾向をたどって
おり、今後は更に問題が複雑化し、防除が増々困難にな
ることが推測される。
(3)発明が解決しようとする課題 従って、新たに開発される殺虫剤に対しては、前述した
殺虫剤に交差抵抗性がなく、また当然、抵抗性の発達し
ていない害虫に対しても強い殺虫効果が要求される。そ
のためには化学構造的に全く新しい骨格を有する殺虫剤
の創製が不可欠である。
(4)課題を解決するための手段 上記課題を解決するために、本発明者らはこれまで知ら
れている殺虫剤の化学構造とは全く異なる極めてユニー
クな化学骨格を有するクロトン酸アミド誘導体を合成し
、該誘導体が鱗翅目、双翅目等の害虫に対し殺虫活性を
示すことを見出し、本発明を完成させた。
すなわち、本発明は前記−膜袋(1)で表わされるクロ
トン酸誘導体および該誘導体を有効成分として含有する
ことを特徴とする殺虫剤を提供せんとするものである。
R1−R4の定義のなかで低級アルキル基、低級アルコ
キシ基とは炭素数1〜6を有するアルキル基、アルコキ
シ基を各々示すが、好ましくは炭素数1〜4のアルキル
基、アルコキシ基を示す。
また、ハロゲン原子は好ましくはフッ素原子、塩素原子
、または臭素原子を示す。
本発明のクロトン酸アミド誘導体について代表的なもの
を例示すれば第1表の如くである。表中のNMR値のs
、d、t、q、m、Br(またはbr)は各々シングレ
ット、ダブレット、トリブレット、カルチット、マルチ
プレット、広幅を示し、C[)cII3.DMSO−d
6はNMR測定溶媒で重クロロホルム、重ジメチルスル
ホキシドを示す。NMR値の内部標準はテトラメチルシ
ランである。なお、以後の説明は表中の化合物番号を用
いて行なう。
前記−膜袋(I)で示される化合物は下記式(n) 〔式中、R1−R4は上述と同じ〕 で示される化合物ともし適当ならば希釈剤の存在下もし
適当なら反応助剤の存在下トリフルオロアセトニトリル
と反応させることにより製造できる。
式(n)で表わされる化合物の製造方法は下記式(II
I) じ〕 で示されるアミノピリジンとシアノアセチルクロライド
又はシアノ酢酸をもし適当ならば希釈剤の存在下もし適
当なら反応助剤の存在下に反応させることにより製造で
きる。
式(III)で示されるアミノピリジンは公知であるか
又は公知の方法で合成することができる(例えばUS 
3705170、特開昭82−155258、US37
1148B)。
表(続き) 第 表(続き) 式(m)で示されるアミノピリジンとシアノアセチルク
ロリドとを反応させる場合、好ましい希釈剤としてはア
セトン、メチルエチルケトン等のケトン類、酢酸エチル
、酢酸ブチル等の酢酸エステル類、トルエン、キシレン
、ベンゼン等の芳香族炭化水素類、及びアセトニトリル
、ピリジン等である。また好ましい反応助剤としては、
トリエチルアミン、ピリジン、DBU、等があげられる
反応温度の範囲は一20℃からその溶媒の沸点までであ
るが、好ましくは0℃から20℃の間である。
反応終了後は常法に従い、再結晶あるいはカラムクロマ
トグラフィー、で精製することができる。
式(III)で示されるアミノピリジンとシアノ酢酸を
反応させる場合好ましい希釈剤としてはジクロルメタン
、テトラヒドロフラン、酢酸エチル、N、N−ジメチル
ホルムアミド等であり、好ましい反応助剤としてはジシ
クロカルボジイミドと共に1−ハイドロキシベンゾトリ
アゾールや3−ハイドロキシ−4−オキソ−3,4−ジ
ヒドロ−1,2,3−ベンゾトリアジン等を用いること
ができる。
また次に本発明化合物を得るための式(II)で示され
るシアノアセトアニリドとトリフルオロアセトニトリル
の反応の条件としては、好ましい希釈剤としてエタノー
ル、メタノール等のアルコール類、l、2−ジメトキシ
エタン、テトラヒドロフラン等のエーテル類などがある
。好ましい反応助剤としては酢酸ナトリウム、酢酸カリ
ウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水素化ナト
リウム、水素化カリウム、等があげられる。また反応温
度は一78℃からその溶剤の沸点までであるが、好まし
くは20℃から50℃の間である。反応後は通常の処理
により再結晶あるいはカラムクロマトグラフィーを用い
ることで精製することができる。
本発明のアミノピリジン誘導体について代表的な合成法
を例示すれば次の如くである。
合成例 1 化合物番号4(3−アミノ−N−2−[4,6−ピスド
リフルオロメチル〕ビリジルー2−シアノ−4,4,4
−)リフルオロクロトンアミド)の合成 N−2−[4,6−ピスドリフルオロメチル〕ビリジル
ー2−シアノアセトアミド2.9711 (0,01モ
ル)をエタノールジメトキシエタン1:1 (容積比)
の混合溶媒200m1に溶解し、この溶液に無水酢酸ナ
トリウム1.5g (0,otsモル)を加えた。室温
で激しくかきまぜながらトリフルオロアセトニトリル4
.75g (0,05モル)を2時間かけて導入した。
反応後、内容物を水500m1へ注ぎ酢酸エチルで2回
抽出した。食塩水で洗った後、無水硫酸マグネシウムで
乾燥し、溶媒を減圧溜去する。残渣をシリカゲルカラム
クロマトグラフィーにかけヘキサン:酢酸エチル4:1
で溶出し目的物を白色固体として得る。収量2.55g
、収率65%。
合成例 2 化合物番号6(3−アミノ−N−2−[3−クロル−5
−トリフルオロメチルピリジルー2−シアノ−4,4,
4−)リフルオロクロトンアミド)の合成 60%水素化ナトリウム0−6g (0,015モル)
を1.2−ジメトキシエタン100m1にけん濁させ5
″〜lO℃でN−2−(3−クロル−5−トリフルオロ
メチルピリジル)−2−シアノアセトアミド2.64g
 (0,01モル)の1.2−ジメトキシエタン30m
1の溶液を滴下する。1時間室温でかきまぜ、その後ト
リフルオロアセトニトリル4.75. (0,05モル
)を2時間かけて導入した。反応の間、内容物の温度は
30℃以下になるように必要に応じて冷却する。
反応後、内容物を水500m1に注ぎ酢酸エチルで2回
抽出する。食塩水で洗滌し、無水硫酸マグネシウムで乾
燥させたのち溶媒を減圧溜去する。残渣をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィーにかけヘキサン:酢酸エチル4
:1で溶出し目的物を得る。
収量2.97g、収率83%。
参考例 I N −2−(4,6−ピスドリフルオロメチル)ピリジ
ル−2−シアノアセトアミドの合成 2−アミノ−4,6−ピスドリフルオロメチルピリジン
23g(0,1モル)及びシアノ酢酸8.5g (0,
1モル)をテトラヒドロフラン250m1に溶解させ0
℃に冷却する。1−ハイドロオキシベンゾトリアゾール
24.4g (0,2モル)を加え、これにジシクロへ
キシルカルボジイミド22.7g (0,11モル)を
加えて0℃で1時間、さらに室温で1時間がきまぜる。
析出物を炉別し消液に水500m1を加えると生成物が
分離する。吸引tf5遇し水で洗った後酢酸エチルにと
かし、lO%重曹水、1N−塩酸水で洗い無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥する。溶媒を溜去し残渣をジクロルメタ
ンから再結晶する。収量20.70g、収率69%。
参考例 2 N−2−(3−クロル−5−トリフルオロメチルピリジ
ル)−2−シアノアセトアミドの合成2−アミノ−3−
クロル−5−トリフルオロメチルピリジン19.9g 
(0,1モル)、ピリジン100m1を0℃に冷却しシ
アノアセチルクロライド15.8g(0,15モル)を
5℃を越えないように滴下する。
滴下後O℃で1時間、室温で1時間かきまぜた後、内容
物を飽和重曹水へ注ぎ酢酸エチルで抽出する。
IN−塩酸水で2回洗った後、無水硫酸マグネシウムで
乾燥し、溶媒を減圧溜去すると黄色の固体が得られる。
酢酸エチル、ヘキサンの混合溶媒から再結晶すると白色
針状結晶の目的物が得られる。
収ff122.4gs収率85%。
本発明の殺虫剤は、双翅目、鞘翅目、半翅目、直翅目、
等翅目及びダニ類に活性を有し、特に、鱗翅目害虫であ
るハスモンヨトウ、コナガ等に卓効を示す。
以下に本発明のクロトン酸アミド誘導体が殺虫活性を示
す害虫名を例示するが、殺虫活性を示す害虫かこれらに
限定される訳ではない。
双翅目害虫、例えば イエバエ科 イ  エ バ エ (Musca  domestic
a  vicina)オオイエバエ(Muscina 
5tabulans)ヒメイエバエ(Pannia c
anicularis)力  科 アカイエカ(Culex pipiens palle
ns)アカイエカ(Culex pjpiens mo
lestus)コガタアカイエ力(Culex tri
taeniorhyncus)ヒトスジシマ力(Aed
es albopictus)トウボウヤブカ(Aed
es togoi)オオクロヤブカ(Armigere
s 5ubalbatus)シナハマダラ力(Anop
heles hyrcanus 5inensis)鞘
翅目害虫例えば アズキゾウムシ(Callosobruchus ch
inensis)オオニジニウヤホシテントウ (Epilachna vigintioetomac
ulata)コロラドボテドビートル (Leptinotarsa decenlineat
a)イネミズゾウムシ (Lissorhoptrus oryzoph目us
)鱗翅目害虫例えば アオムシ(Pieris rapae)ハスモンヨトウ
(Spodoptera 1itura)ヨトウ(Ma
nestra brassicae)ニカメイチュウ(
Chilo 5uppressalis)アワツメイガ
(Ostriria furuacalis)カブラヤ
ガ(Agrotjs fucosa)ハチミツガ(Pl
utella maculipennis)へりオティ
ス(Hcliothis vjrescens)マンデ
ュ力(Manduea 5exta)コナガ(Plut
ella xylostella)半翅目害虫例えば ツマグロヨコバイ(Nephotettix cinc
ticeps)ヒメトビウンカ(Laodelphax
 5triatcllus)モモアカアブラムシ(My
zus persicae)ワタアブラムシ(Aphi
s gossypii)直翅目害虫例えば キャバネゴキブリ(Blatella gera+an
ica)バッタ(Locusta +aigrator
ia)等翅目害虫例えば シロアリ(Coptotermes rormosan
us)などを挙げることができる。
またダニ類としては例えば ナミハダニ(Tetranychus urtjcae
)ミカンハダニ(Panonychus citri)
などを挙げることができる。
本発明の殺虫剤は実際に施用する場合には、他の成分を
加えず、単味の形でも使用できるが、防除薬剤として使
い易くするために、担体を配合して製剤とし、これを必
要に応じて稀釈し使用するのか一般的である。本発明の
殺虫剤の製剤化に当たっては、何ら特別の条件を必要と
せず、一般農薬に準じて当業界技術の熟知する方法によ
って乳剤、水和剤、粉剤、粒剤等の任意の剤層に調製で
きる。担体としては、クレー類、タルク、ベントナイト
、炭酸カルシウム、ケイソウ土、ゼオライ、ト、無水ケ
イ酸等の無機物;小麦、デンプン、結晶セルロース等の
植物性有機物二石油樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリアルキ
レングリコール等の高分子化合物;尿素;ワックス類等
が挙げられるが、これに限定される訳ではない。また、
液体担体としては各種オイル類、有機溶媒および水等が
挙げられる。更に、製剤上必要とされる補助剤、たとえ
ば湿潤剤、分散剤、固着剤、展着剤等を必要に応じて、
適宜単独または組合せて使用できる。湿潤、分散、拡展
、成分安定化、防錆等の目的で使用される補助剤として
は、各種界面活性剤やゼラチン、アルブミン、アルギン
酸ナトリウム、メチルセルロース、カルボキシメチルセ
ルロース、ボリビニルアルコール、キサンタンガム等の
高分子化合物やその他の補助剤か挙げられる。界面活性
剤としては、アルキルフェノール、高級アルコール、ア
ルキルナフトール、高級脂肪酸、脂肪酸エステル、ジア
ルキルリン酸アミン等にエチレンオキサイドを重合させ
たものや、エチレンオキサイドとプロピレンオキサイド
を重合させたもの等の非イオン性界面活性剤、ラウリル
硫酸ナトリウム等のアルキル硫酸塩、2−エチルへキシ
ルスルホン酸ナトリウム等のアルキルスルホン酸塩、リ
グニンスルホン酸ナトリウム、ドデシルベンゼンスルホ
ン酸ナトリウム等のアリールスルホン酸塩等の陰イオン
性界面活性剤および種々の陽イオン性、両性イオン性界
面活性剤が挙げられるが、これらに限定される訳ではな
い。
また、本発明の殺虫剤と他の生理活性物質と混合するこ
とにより多目的農薬とすることができる。
生理活性物質としては、殺虫剤、殺ダニ剤は勿論のこと
殺菌剤、殺線虫剤、除草剤、植物調節剤、肥料、BT剤
、核多角体ウィルス、昆虫ホルモン剤等がある。具体的
に、これらの生理活性物質の例を以下に挙げるか、これ
らに限定される訳ではない。
エトフェンブロックスC2−C4−エトキシフェニル)
−2−メチルプロピル 3−フェノキシベンジルエーテ
ル〕、フェンバレレート〔3−フェノキシ−α−シアノ
ベンジル α−イソプロピル−4−クロロフェニルアセ
テート〕、パーメスリン〔3−フェノキシベンジル 3
−(2,2−ジクロロビニル)−2,2−ジメチルシク
ロプロパン−1−カルボン酸エステル〕、サイパーメス
リン〔3−フェノキシ−α−シアノベンジル3− (2
,2−ジクロロビニル)−2,2−ジメチルシクロプロ
パン−1−カルボン酸エステル〕、デルタメスリン〔3
−フェノキシ−α−シアノベンジル 3− (2,2〜
ジブロモビニル)−2,2−ジメチルシクロプロパン−
1−カルボン酸エステル〕、あるいは除虫剤エキス等の
ピレスロイドおよびピレスロイド複化合物。ピリダフェ
ンチオン(0,0ジエチル−o−(3−オキソ−2N−
フェニル−2H−ピリダジン−6−イル)ホスホロチオ
エート] 、DDVP [o、o−ジメチル−o −(
2,2−ジクロロビニル)ホスフェート〕、フェニトロ
チオン[o、o−ジメチル−〇−(3−メチル−4−二
トロフェニル)ホスホロチオエート〕等の有機リン系殺
虫剤。NAC(1−ナフチル−N−メチルカーバメート
) 、MTMC[メタ−トリル−N−メチルカーバメー
ト〕、ビリミカーブ〔2−ジメチルアミノ−5,6−シ
メチルビリミジンー4−イル ジメチルカーバメント〕
等のカーバメント系殺虫剤。ブプロフェジン〔2−te
rt−ブチルイミノ−3−イソプロピル−5−フェニル
−3,4,5,6−チトラハイドロー2H−1,3,5
−チアジアジン−4−オン) 、CME134C1−(
3,5−ジクロロ−2,4−ジフルオロフェニル)−3
−(2,6−ジフルオロベンゾイル)ウレア〕等の外皮
形成阻害剤。フサライド(4,5,8,7−チトラクロ
ロフタリド]、IBP[S−ベンジルジイソプロピルホ
スホロチオエート〕、EDDP〔0−エチル ジフェニ
ルホスホロジチオエート〕、ベノミル〔メチル1− (
ブチルカルバモイル)=2−ベンズイミダゾールカーバ
メート〕、プロベナゾール〔3−アリルオキシ−1,2
−ベンズイソチアゾール−1,1−ジオキシド〕、イソ
ブロチオラン〔ジイソプロピル−1,3−ジチオラン2
−イリデン マロネート〕、トリジクラゾール〔5−メ
チル−1,2,4−トリアゾロ(3,4−b)ベンゾチ
アゾール〕等の殺菌剤。ケルセンC2,2,2−トリク
ロロ−1,1−ビス(p−クロロフェニル)エタノール
〕、アミトラズ〔3−メチル−1,5−ビス(2,4−
キシリル)  −1,3,5−トリアザベンター1.4
−ジエン〕、水酸化トリシクロへキシルスズ等の殺ダニ
剤。
本発明の殺虫剤の有効成分は、0.001〜95重量%
、好ましくは0.1〜70重量%が望ましい。
次に本発明の殺虫剤としての製剤例を以下に示すが、本
発明はこれらに限定されるものではない。
製剤例 1  粉 剤 本発明化合物3重量部に、カープレックス#80〔塩野
義製薬観製ホワイトカーボン) 10重量部、クレー8
7重量部を混合粉砕し、有効成分3重量96を含む粉剤
100重量部を得た。
製剤例 2  粉 剤 本発明化合物0.5重量部、炭酸カルシウム49.5重
量部、クレー50重量部を混合粉砕し、有効成分0.5
重量%を含む粉剤100重量部を得た。
製剤例 3  水和剤 本発明化合物50重量部、ツルポール〔東邦化学■製界
面活性剤〕5重量部、ラジオライト〔昭和化学■製焼成
ケイソウ土〕45重量部を均一に粉砕混合し、有効成分
50重量%を含む、水和剤100重量部を得た。
製剤例 4  水和剤 本発明化合物10重量部に、カープレックス#80〔塩
野義製薬■製ホワイトカーボン〕10重量部、エマール
10 C花王■製界面活性剤〕3重量部、クレー77重
量部を均一に混合粉砕し、有効成分10重量%を含む水
和剤100重量部を得た。
製剤例 5  粒 剤 本発明化合物1重量部、ドデシルベンゼンスルホン酸ナ
トリウム2重量部、リグニンスルホン酸ナトリウム1重
量部、タルク25重量部、ベントナイト71重量部を均
一に混合し、加水混練した後、押出造粒機を用いて造粒
し、乾燥整粒し、有効成分1重量%を含む粒剤100重
量部を得た。
製剤例 6  粒 剤 本発明化合物3重量部、カルボキシメチルセルロース3
重量部、リグニンスルホン酸ナトリウム2重量部、クレ
ー92重量部を均一に混合し、加水混練した後、押出造
粒機にて造粒し乾燥整粒し、有効成分3重量96を含む
粒剤100重量部を得た。
製剤例 7  混合水和剤 本発明化合物20重量部、エトフェンブロックスlO重
量部、ツルポール〔東邦化学■製界面活性剤〕5重量部
、ラジオライト〔昭和化学■型焼成ケイソウ土〕65重
量部を均一に混合し、有効成分として、本発明化合物2
0重量%とエトフエンブロックス10重量%をそれぞれ
含む混合水和剤100重量部を得た。
本発明の殺虫剤の施用量は、一般的には有効成分として
1g〜10kg/IOaてあり、好ましくはIn g 
〜1 kg/ IOaである。
(5)発明の効果 次に本発明の殺虫剤の防除効果について、生物試験例を
もって具体的に説明する。
試験例 1 ハスモンヨトウに対する殺虫効果製剤され
た本発明化合物の水和剤を水で希釈し、500pprn
および100pptnになるように調整した。この薬液
にキャベツの葉片を約30秒間浸漬し風乾した。
直径90のシャーレにン戸紙を敷きその上に風乾したキ
ャベツの葉片を置いた。
そこへハスモンヨトウ3令幼虫を20頭放飼し、ふたを
して25℃の恒温室内に放置した。処理後2日目に生死
を判定し、死出率を求め結果は第2表に示した。
第   2   表 試験例 2 コナガに対する殺虫効果 製剤された本発明化合物の水和剤を水で希釈し、250
pp11になるように調整した。この薬液を2〜3葉に
生育したポット植えの大根の幼苗ヘスプレーガンを用い
ターンテーブル上で散布した。風乾後、プラスチックカ
ップに葉片を入れ、ここにコナガ3令幼虫20頭を放飼
し、ふたをして25℃の恒温室内に放置した。処理後4
日目に生死を判定し、死虫率を求め結果は第3表に示し
た。
第  4 表 第  3 表 試験例 3 イエバエに対する殺虫効果本発明化合物を
アセトンで希釈し、1ooppa+lこなるように調整
した。この溶液の1mlを直径9cII+のガラスシャ
ーレ上に滴下し、風乾した。
そこへ、イエバエ雌成虫を15頭放飼し、25℃の恒温
室内に放置した。処理後24時間目に生死を判定し、死
生率を求め、結果は第4表に示した。
試験例 4  ナミハダニに対する殺虫効果製剤された
本発明化合物の水和剤を水で希釈し、500ppIIl
になるように調整した。この薬液をナミハダニ成虫及び
卵のついたインゲンリーフディスクに散布した。25℃
の恒温室に放置し、2日後に成虫の生死を、9日後に卵
の生死を判定した。結果より成虫に対する死生率、卵に
対する殺卵率を求め第5表および第5−1表に示した。
第 表 以上の結果から、本発明の殺虫剤は、従来の殺虫剤と異
なった化学構造を有し、幅広い殺虫活性を有することか
わかる。具体的には双翅目、鱗翅目の害虫に対して特に
優れた殺虫効果を示す。有機塩素剤、有機リン剤、カー
バメート剤、ピレスロイド剤、外皮形成阻害剤等に対し
薬剤抵抗性害虫が出現しているため、本発明の殺虫組成
物は農園芸上非常に有用である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R^1〜R^4は水素原子、ハロゲン原子、低
    級アルキル基(ハロゲン原子で置換されても良い。)、
    低級アルコキシ基(ハロゲン原子で置換されても良い。 )〕で示されるクロトン酸アミド誘導体。 2)請求項1記載のクロトン酸アミド誘導体を有効成分
    として含有することを特徴とする殺虫剤。
JP21168390A 1990-08-13 1990-08-13 クロトン酸アミド誘導体および殺虫剤 Pending JPH0495073A (ja)

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