JPH0494892A - ロウ材の製造方法 - Google Patents
ロウ材の製造方法Info
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
A、産業上の利用分野
本発明は、ロウ材の製造方法に係り、特にCuとAgと
Inとを主成分とする口つ材の製造方法に関したもので
ある。
Inとを主成分とする口つ材の製造方法に関したもので
ある。
80発明の概要
本発明は、Cu(銅)とAg(銀)とIn(インジウム
)との組成からなる線状ロウ材の製造方法であって、比
較的低い温度でロウ付けでき、しかもロウ付は時の熱負
荷によって構成部材に悪影響を及ぼす事が無いロウ材で
あり、例えば低融点金属を含有する金属部材のロウ付接
合、及び低融点金属を含有する金属部材の近傍に位置す
る部材相互のロウ付は接合に適したロウ材の製造方法を
得るものである。
)との組成からなる線状ロウ材の製造方法であって、比
較的低い温度でロウ付けでき、しかもロウ付は時の熱負
荷によって構成部材に悪影響を及ぼす事が無いロウ材で
あり、例えば低融点金属を含有する金属部材のロウ付接
合、及び低融点金属を含有する金属部材の近傍に位置す
る部材相互のロウ付は接合に適したロウ材の製造方法を
得るものである。
C0従来の技術
従来、低融点金属、例えばBi(ビスマス)を含有する
金属部材として、例えば電極接点がある。
金属部材として、例えば電極接点がある。
この種の電極接点においては、低融点金属を0.1重量
%以上含有させることが電気的性能の要求から多々行わ
れている。
%以上含有させることが電気的性能の要求から多々行わ
れている。
しかし、低融点金属を多く含むと、ロウ付は加熱時に、
ロウ材の流動温度以下で低融点金属が接合部の界面に析
出(または溶出)し、ロウ材の「ぬれ性」を阻害して、
結果としてロウ付けできない現象を引き起こしていた。
ロウ材の流動温度以下で低融点金属が接合部の界面に析
出(または溶出)し、ロウ材の「ぬれ性」を阻害して、
結果としてロウ付けできない現象を引き起こしていた。
また、接合できたとしても、低融点金属がロウ付は接合
部に存在すると、接合強度が著しく低下し、容易に取れ
てしまうものであった。
部に存在すると、接合強度が著しく低下し、容易に取れ
てしまうものであった。
上述のようなことから、低融点金属を含有する金属部材
の接合は、機械的に変形(例えば「がしめ」)させるか
、ネジ止め、といった手段で行っている。
の接合は、機械的に変形(例えば「がしめ」)させるか
、ネジ止め、といった手段で行っている。
D0発明が解決しようとする課題
従来は、低融点金属を含有する金属部材の接合は、機械
的な手段で接合するものであったので、これを電気、電
子機器の接点と導体との接合に用いた場合には、多頻度
の開閉により、接合強度が低下して接触抵抗が増加した
り、またそれに伴う発熱の発生等の問題があった。さら
には、接点が脱落してしまう場合もあり、耐久性は悪い
ものであった。
的な手段で接合するものであったので、これを電気、電
子機器の接点と導体との接合に用いた場合には、多頻度
の開閉により、接合強度が低下して接触抵抗が増加した
り、またそれに伴う発熱の発生等の問題があった。さら
には、接点が脱落してしまう場合もあり、耐久性は悪い
ものであった。
また、ロウ付は加熱時に電極接点表面より蒸発した低融
点金属の蒸気は電極接点のロウ付は接合部以外の各所の
ロウ付は部に飛散侵入して悪影響を及ぼすことがあった
。例えば容器の気密シールのロウ付は部に侵入して接合
強度を害し、リークに至らしめる恐れがあった。
点金属の蒸気は電極接点のロウ付は接合部以外の各所の
ロウ付は部に飛散侵入して悪影響を及ぼすことがあった
。例えば容器の気密シールのロウ付は部に侵入して接合
強度を害し、リークに至らしめる恐れがあった。
80課題を解決するための手段
本発明者らは、種々の実験を行った結果、■低融点金属
(例えばBi)を含有する金属におけるBiの蒸発飛散
は温度が700℃当たりから活発となることが判った。
(例えばBi)を含有する金属におけるBiの蒸発飛散
は温度が700℃当たりから活発となることが判った。
換言すれば700℃以下の温度でロウ付けすれば、Bi
の蒸発飛散はほとんどなく、悪影響はないことが判った
。
の蒸発飛散はほとんどなく、悪影響はないことが判った
。
■上記■のことから700℃以下の温度でロウ付けでき
るロウ材として、Ag−Cu−Inで形成すれば、安定
にロウ付は接合できることを見出した。すなわち、Ag
−Cu−Inでロウ祠を形成すれば、Biの蒸発飛散の
ない700℃以下の温度でロウ付けできるばかりでなく
、ロウ付は部にAg−Cu−Inの拡散層が存在し、こ
れによって低融点金属の接合界面への侵入を抑制でき、
安定にロウ付けできることが判った。
るロウ材として、Ag−Cu−Inで形成すれば、安定
にロウ付は接合できることを見出した。すなわち、Ag
−Cu−Inでロウ祠を形成すれば、Biの蒸発飛散の
ない700℃以下の温度でロウ付けできるばかりでなく
、ロウ付は部にAg−Cu−Inの拡散層が存在し、こ
れによって低融点金属の接合界面への侵入を抑制でき、
安定にロウ付けできることが判った。
すなわち、Cuが40〜58重量%、Agが11〜59
重量%、Inが19〜31重量%の組成にてロウ材を形
成すれば良いことが判った。
重量%、Inが19〜31重量%の組成にてロウ材を形
成すれば良いことが判った。
■しかして、この場合にInを多く含有することから、
合金化した場合には非常に脆いという新たな問題が発生
した。このために各成分の粉末を混合し、加圧成形して
使用することを試みた。これによれば使用勝手はかなり
改善されたもののまだまだ充分なものではなかった。
合金化した場合には非常に脆いという新たな問題が発生
した。このために各成分の粉末を混合し、加圧成形して
使用することを試みた。これによれば使用勝手はかなり
改善されたもののまだまだ充分なものではなかった。
従って、本発明は、Cuが40〜58重量%、Agが1
1〜59重量%、Inが19〜31重量%で形成したロ
ウ材であって、しかもCuパイプにAgとInの混合粉
末を充填し、伸線加工して線ロウ材としたものである。
1〜59重量%、Inが19〜31重量%で形成したロ
ウ材であって、しかもCuパイプにAgとInの混合粉
末を充填し、伸線加工して線ロウ材としたものである。
これによって例え低融点金属を含有していてもこれらの
悪影響を受ける事の無い温度でロウ付けできるロウ材を
得られるばかりでなく、取り扱いが簡便で、しかも任意
の形状に加工形成できる線ロウ材が得られる。
悪影響を受ける事の無い温度でロウ付けできるロウ材を
得られるばかりでなく、取り扱いが簡便で、しかも任意
の形状に加工形成できる線ロウ材が得られる。
しかして、Cu、Ag、Inの割合が上記の関係より外
れる場合には安定したロウ付は接合を得ることができな
かった。
れる場合には安定したロウ付は接合を得ることができな
かった。
なお、
■Cuパイプに充填するAg、In等の粉末は、100
メツシユ以下(149μ冨以下)の粒径にするのが好ま
しい。
メツシユ以下(149μ冨以下)の粒径にするのが好ま
しい。
■伸線加工後の線ロウ材の線径は、0.7〜2.0■と
するのが好ましい。
するのが好ましい。
すなわち、0.7mmより小径の場合には、Cu膜が薄
くなり破損しやすい。一方、2.Omraより大径の場
合には、Cu膜が厚くなりロウ付は温度が高くなり好ま
しくない。
くなり破損しやすい。一方、2.Omraより大径の場
合には、Cu膜が厚くなりロウ付は温度が高くなり好ま
しくない。
■低融点金属としては、例えば、Bi(ビスマス)、S
b(アンチモン)等の低融点金属として良く知られてい
る金属が該当する。また、低融点金属を含有する金属と
しては、銅、銅合金、等の導電性に富む金属が該当する
。
b(アンチモン)等の低融点金属として良く知られてい
る金属が該当する。また、低融点金属を含有する金属と
しては、銅、銅合金、等の導電性に富む金属が該当する
。
■ロウ材の使用条件としては、
a:低融点金属が存在する場合のロウ付は温度は、70
0℃以下 b:低融点金属が存在しない場合のロウ付は温度は、6
00℃以上 C:ロウ付は雰囲気は、真空中、不活性ガス中とするの
が好ましい。
0℃以下 b:低融点金属が存在しない場合のロウ付は温度は、6
00℃以上 C:ロウ付は雰囲気は、真空中、不活性ガス中とするの
が好ましい。
■接合できる金属は、低融点金属を含有したものに限ら
ず適用できるが、ロウ付は面はCuまたはCu合金とす
るのが望ましい。
ず適用できるが、ロウ付は面はCuまたはCu合金とす
るのが望ましい。
F0作用
本発明によるロウ材を使用した場合には、加熱温度が7
00℃以下でロウ付けできるので、接合部材等の構成部
材に対して熱負荷による悪影響を低減できる。特に構成
部材の一部に低融点金属を含有する部材が存在する場合
には、低融点金属の蒸発飛散が活発化しない。しかも、
Cuで被覆した線ロウ材であるから任意の形状に加工変
形できるので、取り扱いが簡便である。
00℃以下でロウ付けできるので、接合部材等の構成部
材に対して熱負荷による悪影響を低減できる。特に構成
部材の一部に低融点金属を含有する部材が存在する場合
には、低融点金属の蒸発飛散が活発化しない。しかも、
Cuで被覆した線ロウ材であるから任意の形状に加工変
形できるので、取り扱いが簡便である。
G、実施例
本発明を以下の実施例に基づいて詳細に説明する。
(実施例−1)
Cuが50重量%、Crが40重量%、Biが10重量
%の成分からなる、低融点金属含有の金属部材と無酸素
銅との接合例である。
%の成分からなる、低融点金属含有の金属部材と無酸素
銅との接合例である。
(a)低融点金属を含有した部材について一100メツ
シュの粒径のCr(クロム)粉末を、アルミナ容器(内
径68mm)に約1609入れ、このCr粉末上にCu
−B1合金(約400g)を載置し、容器に蓋をかぶせ
、これを真空炉内にて脱ガスと共にCu−B1合金の融
点以下の温度で加熱処理して、まずCr粒子を拡散結合
させて多孔質の溶浸母材を形成する。
シュの粒径のCr(クロム)粉末を、アルミナ容器(内
径68mm)に約1609入れ、このCr粉末上にCu
−B1合金(約400g)を載置し、容器に蓋をかぶせ
、これを真空炉内にて脱ガスと共にCu−B1合金の融
点以下の温度で加熱処理して、まずCr粒子を拡散結合
させて多孔質の溶浸母材を形成する。
その後温度を上げて、Cu、Biを溶浸母材に溶浸させ
る。
る。
この際にアルミナ容器内は、Bi蒸気を含んだ雰囲気と
なり、Biを多量に含有した複合金属が得られる。
なり、Biを多量に含有した複合金属が得られる。
こうして得られた金属材料を、容器から取り出し、外面
を機械加工して所定の寸法形状にする。
を機械加工して所定の寸法形状にする。
(b)ロウ材について(第2図)
一325メツシュの粒径のAg、Inの粉末を用意し、
Ag: ln=20 :30となるように混合する。得
られた混合粉末から約75.8g分取し、一端を密閉し
たCuパイプ(外径10+m、内径8mrn、長さ30
0+u+)に充填し開口端をCu棒で閉鎖する。そして
、引き延ばし機によって伸線加工して外在的1 、0
inの線ロウ材を得る。
Ag: ln=20 :30となるように混合する。得
られた混合粉末から約75.8g分取し、一端を密閉し
たCuパイプ(外径10+m、内径8mrn、長さ30
0+u+)に充填し開口端をCu棒で閉鎖する。そして
、引き延ばし機によって伸線加工して外在的1 、0
inの線ロウ材を得る。
この場合の成分比は、Cu :Ag : I n=50
:20:30(重量%)に相当するものである。
:20:30(重量%)に相当するものである。
(c)ロウ付げについて
上記ロウ材(Ag−Cu−In)を、前記CuCr−B
1重合部祠と、無酸素銅からなる部材との間に入れ、こ
れらをアルミナ容器内に設置し、且つ蓋をし、真空炉に
て加熱処理(660°C215分間)して接合した。
1重合部祠と、無酸素銅からなる部材との間に入れ、こ
れらをアルミナ容器内に設置し、且つ蓋をし、真空炉に
て加熱処理(660°C215分間)して接合した。
(d)ロウ付けの結果について
上記のようにして得られた接合物は、強固に接合されて
おり、しかもロウ材も十分に流動していることが確認さ
れた。
おり、しかもロウ材も十分に流動していることが確認さ
れた。
また、X線マイクロアナライザにて接合部の断面を観察
すると、Ag、Cu、Inの拡散層によって、Biの界
面への析出は防止され、安定したロウ付接合層が形成さ
れていることが確認された。
すると、Ag、Cu、Inの拡散層によって、Biの界
面への析出は防止され、安定したロウ付接合層が形成さ
れていることが確認された。
(その他の実施例)
上述の実施例−1と同様な条件で、ロウ材の成分を変え
てロウ付は接合について調べた。その結果は第1図に示
す成分範囲で−あれば上述の場合と同様の結果が得られ
ることが判った。すなわち、ロウ材をAg−Cu−In
で形成し、且つ3者の成分比(重量比)を、Cuが40
〜58重量%、Agが11〜59重量%、Inが19〜
31重量%とすれば良いことが判った。
てロウ付は接合について調べた。その結果は第1図に示
す成分範囲で−あれば上述の場合と同様の結果が得られ
ることが判った。すなわち、ロウ材をAg−Cu−In
で形成し、且つ3者の成分比(重量比)を、Cuが40
〜58重量%、Agが11〜59重量%、Inが19〜
31重量%とすれば良いことが判った。
(比較例)
比較のために一般的に知られている、Cu−Mn−Ni
系ロウ材を用い、温度条件を950℃とし、且つ他の条
件は上記実施例−1と同様にしてロウ付けを試みたが剥
離し、ロウ付けができなかった。
系ロウ材を用い、温度条件を950℃とし、且つ他の条
件は上記実施例−1と同様にしてロウ付けを試みたが剥
離し、ロウ付けができなかった。
H0発明の効果
本発明によるロウ材は、Ag−Cu−Inを主成分とし
ていることから、ロウ付は加熱温度を700℃以下で行
うことができるので、ロウ付は時に構成部材に対する熱
負荷の悪影響を低減できる。
ていることから、ロウ付は加熱温度を700℃以下で行
うことができるので、ロウ付は時に構成部材に対する熱
負荷の悪影響を低減できる。
例えば低融点金属の蒸発飛散は効果的に防止され、これ
によってロウ付は部に低融点金属の侵入がなくなる。し
かも、ロウ付は部にAg、Cu。
によってロウ付は部に低融点金属の侵入がなくなる。し
かも、ロウ付は部にAg、Cu。
Inの拡散層が形成されるので、この拡散層が低融点金
属の接合界面への侵入を抑制できることから、従来ロウ
付けが不可能であった多量(1,0重量%以上)の低融
点金属を含有する導電性金属のロウ付けができるように
なった。
属の接合界面への侵入を抑制できることから、従来ロウ
付けが不可能であった多量(1,0重量%以上)の低融
点金属を含有する導電性金属のロウ付けができるように
なった。
しかも、線ロウ材に形成していることから、任意の形状
に加工変形できるので取り扱いが簡便であって、優れた
作業性効果が得られる。
に加工変形できるので取り扱いが簡便であって、優れた
作業性効果が得られる。
従って、ロウ付は安定化を一層図れるばかりでなく、熱
負荷による悪影響を防止でき、しかも電気、電子機器等
における低融点金属を含有する部材(例えば接点)を備
えた機器に適用した場合には、電気的特性の安定化を図
ることができ、さらには、耐久性の向上が図れ、品質向
上に寄与できるものである。
負荷による悪影響を防止でき、しかも電気、電子機器等
における低融点金属を含有する部材(例えば接点)を備
えた機器に適用した場合には、電気的特性の安定化を図
ることができ、さらには、耐久性の向上が図れ、品質向
上に寄与できるものである。
第1図は、本発明のロウ材に係る組成範囲の説明図、第
2図(a)、(b)は、本発明に係る製造方法の説明で
ある。 外1名 第2図 本発明に係る製造方法の説明図 (a)
2図(a)、(b)は、本発明に係る製造方法の説明で
ある。 外1名 第2図 本発明に係る製造方法の説明図 (a)
Claims (1)
- (1)Cuが40〜58重量%、Agが11〜59重量
%、Inが19〜31重量%からなるロウ材であって、
Cuからなる中空パイプにAgとInとの混合粉末を充
填すると共に密閉し、これを伸線加工して線状のロウ材
とすることを特徴とするロウ材の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20986490A JPH0494892A (ja) | 1990-08-08 | 1990-08-08 | ロウ材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20986490A JPH0494892A (ja) | 1990-08-08 | 1990-08-08 | ロウ材の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0494892A true JPH0494892A (ja) | 1992-03-26 |
Family
ID=16579893
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20986490A Pending JPH0494892A (ja) | 1990-08-08 | 1990-08-08 | ロウ材の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0494892A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104772575A (zh) * | 2015-03-12 | 2015-07-15 | 西安理工大学 | 钛-管线钢焊接用Cu-Ag药芯焊丝及其制备方法 |
-
1990
- 1990-08-08 JP JP20986490A patent/JPH0494892A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104772575A (zh) * | 2015-03-12 | 2015-07-15 | 西安理工大学 | 钛-管线钢焊接用Cu-Ag药芯焊丝及其制备方法 |
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