JPH0494844A - 双ドラム式連続鋳造装置 - Google Patents

双ドラム式連続鋳造装置

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Publication number
JPH0494844A
JPH0494844A JP21031390A JP21031390A JPH0494844A JP H0494844 A JPH0494844 A JP H0494844A JP 21031390 A JP21031390 A JP 21031390A JP 21031390 A JP21031390 A JP 21031390A JP H0494844 A JPH0494844 A JP H0494844A
Authority
JP
Japan
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cooling
cast strip
width direction
slab
end parts
Prior art date
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Pending
Application number
JP21031390A
Other languages
English (en)
Inventor
Kimiaki Otawa
大多和 公昭
Hiroyuki Nakajima
啓之 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Nippon Steel Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd, Nippon Steel Corp filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication of JPH0494844A publication Critical patent/JPH0494844A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、鋳片の板幅方向両端部の鋳張りの発生を防止
するようにした双ドラム式連続鋳造装置に関する。
〔従来の技術〕
第4図は従来の双ドラム式連続鋳造装置の一例の要部を
示す側面図、第5図は第4図の■−V断面図である。
これらの図面において、51は1対の冷却ドラムであり
、矢印Aの方向に相対して回転するように軸52によっ
て支持されている。そして、前記各冷却ドラム51には
、両端をプラグ55に封止されドラム周面近くに位置す
る冷却孔a、及びそれぞれ同冷却孔aに連通ずる送水孔
すと排水孔Cが、各冷却ドラム51の全周にわたってそ
れぞれ複数個穿設されている。前記軸52の中心には軸
方向に延びる貫通孔52′が設けられており、同貫通孔
52′は冷却ドラム51中夫の貫通穴に連通し、同冷却
ドラムの貫通孔は仕切板53によって2つの部分d、、
 d2に分割され、この部分d、、 d2はそれぞれ前
記送水孔すと排水孔Cに連通しており、第5図中矢印に
示すように、冷却水が一方の軸52の貫通孔52′から
前記部分d1、送水孔b、冷却孔a、排水孔C1前記部
分d2、を通って他方の軸52の貫通孔52′へ流れる
ようになっている。59は1対のサイド堰であり、図示
しない押圧振動装置によって双方の冷却ドラム51の両
端面に押付けられ、横方向の小幅な振動が付与されてい
る。
この装置では、双方の冷却ドラム5L 51の送水孔b
、冷却孔a、排水孔Cに冷却水を通水してその外周面を
冷却しながら、双方の冷却ドラム51゜51が回転する
。そして、溶湯Rを、冷却ドラム51とサイド堰59と
で形成する湯溜り部50に連続して供給し、冷却ドラム
51によって冷却して凝固させ、キッシングポイント(
双方の冷却ドラム外周面の最接近部)で所定の板厚に成
形した鋳片Sを、矢印Bに示すように湯溜り部50の下
方から引抜いている。
〔発明が解決しようとする課題〕
前記の従来の装置では、第5図に示すように、冷却孔a
の両端部は冷却水が通過せず停滞するので、冷却ドラム
51の両端部は冷却が不充分になる。
このため、鋳片Sの板幅方向の両端部は、キッシングポ
イントで凝固遅れとなり、第6図に示すように、内部の
溶湯Rが鋳片Sの板幅方向の両端部のシェルからしみ出
して凹凸状の鋳張りによる形状不良部S1が発生し、特
にその板厚が大きい場合は前記現象が顕著になる。
前記鋳片Sの形状不良部S、は次工程の圧延のため切断
除去しなければならないので、その製品歩留りが低下す
る。また、前記形状不良部SIの発生により、鋳片Sが
摺動するサイド堰59の耐火材のキッシングポイント近
辺の摩耗が激しく、サイド堰59の寿命が短かくなり、
装置の運転を短時間で停止してサイド堰59を交換しな
ければならないのでミ長時間にわたる大容量の連続鋳造
が困難になる。
本発明は、前記課題を解決するかめに提案されたもので
あり、鋳片の板幅方向両端部を正常に冷却して凝固遅れ
を解消することができる双ドラム式連続鋳造装置を提供
することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するための、本発明は、相対しぞ回転す
る1対の浴却□ドラムと鋳片の板幅方向に間隔をおいて
設置され前記冷却ドラムの両端面が摺動する1対のサイ
ド堰とによって形成された湯溜り部に溶湯を供給して凝
固させ、帯状の鋳片を連続鋳造する双ドラム式連続鋳造
装置において、前記湯溜り部の鋳片板幅方向両端部に冷
し金を連続して装入する冷し金装入手段を設けたもので
ある。
〔作用〕
本発明では、溶湯を湯溜り部に供給し冷却ドラムによっ
て冷却して凝固させるときに、冷し金装入手段によって
冷し金が湯溜り部の鋳片板幅方向両端部に連続して装入
される。この冷し金による冷却によって、冷却ドラムの
両端部における冷却力不足が補なわれ、キッシングポイ
ントの鋳板板幅方向両端部における鋳片の凝固遅れが解
消される。
〔実施例〕
以下本発明の一実施例を、第1図ないし第3図によって
説明する。なお、従来技術の装置と同一の部材及び部位
には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
第1図は、双方の冷却ドラムの間の湯溜り部の中心を上
下方向に破断した正面図、第2図は一方のサイド堰を除
去した側面図、第3図は第1図の■−■断面図である。
これらの図面において、フレーム1には、コイル状の冷
し金ワイヤWが装填されたり−ル2が回転自在に軸着さ
れ、また、冷し金ワイヤWのピンチロール3及び同ピン
チロール3の下方の矯正ロール4がフレーム1に回転自
在に軸着され、前記ピンチロール3及び矯正ロール4は
フレーム1内の図示しない駆動装着によって、鋳片Sの
引抜用ピンチロール(図示せず)と同調して回転するよ
うに装設されている。また、フレーム1の下部の矯正ロ
ール4の下方には、セラミックス製等のガイドノズル5
が固設されている。これらの部材によって1対の冷し全
装入装置10が構成されている。
この冷し全装入装置は、タンデイツシュ61の両側の、
各々のサイド堰59の上方にそれぞれ配設されている。
なお、62はタンデイツシュ61から湯溜り部50に溶
湯を供給する浸漬ノズルである。
以上のように構成された本実施例においては、第1図中
矢印Cに示すように、タンデイツシュ61内の溶湯Rを
浸漬ノズル62から湯溜り部50に連続して供給し、冷
却ドラム51によって冷却して帯状の鋳片Sに凝固させ
、下方矢印B方向へ引き抜く。
同時に、双方の冷し全装入装置10のリール2に装填さ
れたコイル状の冷し金ワイヤWを、第1図中矢印りに示
すように、ピンチロール3によって繰り出し、矯正ロー
ル4によってその巻きぐせを矯正し、ガイドノズル5に
よって湯溜り部50の鋳片板幅方向両端部に鋳片Sの引
抜きと同一の速度で連続して供給する。
この冷し金ワイヤWは、溶湯Rの顕熱によって溶解する
ことなく、冷却ドラム51.51間のキッシングポイン
トの鋳片の板幅方向両端部に装入され、凝固中の鋳片S
の板幅方向両端部を冷却してその凝固遅れを防止し、第
3図に示すような、形状の良好な鋳片Sを連続鋳造する
以上の通り、本実施例では、冷し金ワイヤWを湯溜り部
50の鋳片板幅方向両端部に連続的に鋳片Sの引抜きと
同一速度で供給することによって、冷却ドラム51.5
1の両端部の冷却力の不足を補なうことができ、当該部
分での鋳片の凝固遅れを防止することができ鋳片Sの板
幅方向端部における凹凸状の鋳張りの発生を防止するこ
とができる。
この冷し金ワイヤWは鋳片Sに融着していて、次工程の
圧延前または圧延後に、サイドトリミングによって除去
される。
なお前記冷し金ワイヤWとしては、熔融せず鋳片S中に
拡散しないものが使用されるが、鋳片Sよりも安価な材
質のものを使用することができ、また、潜弧溶接用、M
IG溶接用等の既製品のワイヤを流用することもできる
〔発明の効果〕
以上詳細に説明したように、本発明では、湯溜り部の鋳
片板幅方向両端部の冷却ドラムのキッシングポイントに
冷し金を連続して供給することにより、凝固中の鋳片の
板幅方向両端部を冷却してその凝固遅れを防止すること
ができる。このため、凹凸状の鋳張りの発生を解消する
ことができ、板厚の大きな鋳片を連続鋳造することがで
きる。また、これによって、製品の歩留りの低下を防止
することができ、かつ、サイド堰の摩耗を低下させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例としての双ドラム式連続鋳造
装置の中心部を上下方向に破断した正面図、第2図は同
実施例の一方のサイド堰を除去した側面図、第3図は第
1図の■−■断面図、第4図は従来の双ドラム式連続鋳
造装置の一例を示す側面図、第5図は第4図のV−V断
面図、第6図は同従来の双ドラム式連続鋳造装置で鋳造
された鋳片の説明図である。 1・・・フレーム     2・・・リール3・・・ピ
ンチロール、   4・・・矯正ロール。 5・・・ガイドノズル、10・・・冷し全装入装置。 50・・・湯溜り部、51・・・冷却ドラム52・・・
軸、59・・・サイド堰。 R・・・溶湯、      S・・・鋳片。 W・・・冷し金ワイヤ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 相対して回転する1対の冷却ドラムと鋳片の板幅方向に
    間隔をおいて設置され前記冷却ドラムの両端面が摺動す
    る1対のサイド堰とによって形成された湯溜り部に溶湯
    を供給して凝固させ、帯状の鋳片を連続鋳造する双ドラ
    ム式連続鋳造装置において、前記湯溜り部の鋳片板幅方
    向両端部に冷し金を連続して装入する冷し金装入手段を
    設けて成ることを特徴とする双ドラム式連続鋳造装置。
JP21031390A 1990-08-10 1990-08-10 双ドラム式連続鋳造装置 Pending JPH0494844A (ja)

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JP21031390A JPH0494844A (ja) 1990-08-10 1990-08-10 双ドラム式連続鋳造装置

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JP21031390A JPH0494844A (ja) 1990-08-10 1990-08-10 双ドラム式連続鋳造装置

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JPH0494844A true JPH0494844A (ja) 1992-03-26

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JP21031390A Pending JPH0494844A (ja) 1990-08-10 1990-08-10 双ドラム式連続鋳造装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100490998B1 (ko) * 2000-12-22 2005-05-24 주식회사 포스코 박판 연속 주조방법
KR100660225B1 (ko) * 2005-12-26 2006-12-21 주식회사 포스코 벌크 비정질과 결정질 복합판재의 제조방법 및 제조장치

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100490998B1 (ko) * 2000-12-22 2005-05-24 주식회사 포스코 박판 연속 주조방법
KR100660225B1 (ko) * 2005-12-26 2006-12-21 주식회사 포스코 벌크 비정질과 결정질 복합판재의 제조방법 및 제조장치

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