JPH0494790A - 廃ガス洗浄塔の閉塞防止法 - Google Patents

廃ガス洗浄塔の閉塞防止法

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Publication number
JPH0494790A
JPH0494790A JP2212183A JP21218390A JPH0494790A JP H0494790 A JPH0494790 A JP H0494790A JP 2212183 A JP2212183 A JP 2212183A JP 21218390 A JP21218390 A JP 21218390A JP H0494790 A JPH0494790 A JP H0494790A
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JP
Japan
Prior art keywords
ozone
tower
circulating water
waste gas
cleaning
Prior art date
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Pending
Application number
JP2212183A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiichi Sasada
笹田 誠一
Sadao Tabei
田部井 貞夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Seika Chemicals Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Seika Chemicals Co Ltd
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Publication date
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  • Treating Waste Gases (AREA)
  • Gas Separation By Absorption (AREA)
  • Treatment Of Water By Oxidation Or Reduction (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、半導体製造工場、化学プラント、研究室トラ
フ)・等から排出されるA s H3、PH,、等の有
害ガス、H,SoいI−ICQSHNO3などの酸系廃
ガスや有機溶剤廃ガスを処理するための廃ガス洗浄塔の
生物系障害による閉塞を防止する方法に関する。
(従来の技術) 廃ガス洗浄塔は、底部に洗浄水タンクを設け、中央部に
フィラーやバッキング等を充填した充填層あるいは多孔
板等を設けて濡れ壁を構成し、濡れ壁の上からポンプに
よって循環された洗浄水をスプレーノズルから流下させ
、廃ガスと気液接触させることにより、廃ガス中の有害
物質を除去する構造を有するものである。通常、上部に
は除害されたガスに同伴するミストを分離するため、ミ
ストキャッヂャー、デミスタ−等が設けられている。
しかし、洗浄液中においては、廃ガス中に含まれている
微生物が増殖しやすく、また藻類の生成もあり、これら
の増殖や生成による生物系障害のために洗浄塔上部およ
び中央部で閉塞が生じ、その結果、洗浄塔内の差圧が上
部し、圧力損失が大きくなるという事態を招いていた。
この防止策としては、従来、殺菌剤、殺藻剤などの薬剤
投与、あるいはオゾンを直接、洗浄液タンクに吹き込む
方法等が用いられてきた。
(発明が解決しようとする課題) 洗浄塔内は常時濡れ壁を形成した状況にあるので前記の
ように上部、中央部、洗浄液タンクとも微生物や藻類が
繁殖しやすい状態にある。しかしながら、従来の方法で
は、洗浄塔上部の殺菌、投原ができず、また、中央部に
おいても十分な殺菌、投原効果が得られず、定期的な洗
浄塔の分解掃除によって、塔内差圧の上昇を招かないよ
うにしている。
このような事情に鑑み、本発明者らは廃ガス洗浄塔の生
物系障害による閉塞を殺菌、投原により有効に行なえる
方法について鋭意検討した。その結果、先に本発明者ら
によって発明されたオゾンによるクーリングタワー循環
水の浄化方法(特開平2−1/14191号)が応用で
きることを知り、本発明を完成するに至った。
(課題を解決するための手段) オゾンは強力な殺菌、投原力を有することが知られてお
り、また、近年、種々のオゾン発生器が開発されている
。通常、オゾンは空気を原料として、空気中に数百〜数
千ppm含有された状態で得られる。本発明者らは、発
生したオゾンをできるだl−1有効に利用し、洗浄水の
殺菌、投原を行ない、ミストキャッヂャー、デミスタ−
等の殺菌、投原を行なうことができ、効果的に洗浄塔の
閉塞を防止することができる。
本発明の方法は、特に限定するものではないが、例えば
、前記のごとく、半導体製造工場、化学プラント、研究
室ドラフト等からの有害ガス、酸系廃ガス、有機溶剤廃
ガス等の処理用の廃ガス洗浄塔に適用できる。
前記のごとく、循環水は洗浄水の一部を循環させるもの
で、その里は全洗浄水のl7100〜]15が好ましく
、気液混合器を出た後、オゾンの70〜90%が溶解す
るように調節する。オゾンの溶解量が90%より多いと
気相オゾンが不足して塔上部の殺菌、投原効果が得られ
ず、また70%より少ないと洗浄液中でのオゾンが不足
して塔中央部での殺菌、投原が不十分となるばかりでな
く塔外へ余剰のオゾンが排気されるので好ましくない。
前記の範囲にオゾン溶解度を調節することにより、塔内
金体の殺菌、投原を効果的に行なうことができる。
さらに洗浄塔中央部の多孔板、充填物等の殺菌、投原を
行ない、併せて上部のミストギヤッヂャーデミスターの
殺菌、投原を実施可能な方法について、検討を加えた。
その結果、循環ポンプ出口側に気液混合器を設(1、気
液混合器中でオゾン含有空気と洗浄水の一部を循環さl
゛ている循環水とを混合し、気液流量比を調整すること
によりオゾン溶解量を調整して常に未溶解オゾンを残存
せしめれば、洗浄塔内の殺菌、投原が有効に行なえ、生
物系障害による閉塞を防止することができることを見出
した。
すなわち、本発明(J、廃カス洗浄塔の循環水とオゾン
含有空気を気液接触させ、オゾンの70〜90%を循環
水に溶解させた後、該循環水を未溶解オゾンとともに洗
浄塔上部から下部へ流下させ、洗浄塔内の生物系障害に
よる閉塞を防止する廃ガス洗浄塔の閉塞防止法を提供す
るものである。本発明の方法によれば、オゾンが溶解し
た洗浄液によって塔中央部の充填層、多孔板等の殺菌、
投原を、また、未溶解の気相オゾンによって塔上部、本
発明で使用する気液混合器は、特に限定されず気液接触
によって」二足範囲にオゾンを溶解せしめる機器であれ
ば何れも使用することができる。
具体的にはエノエクター、スタティックミキザーなどが
挙げられる。
つぎに、添付の第1図を用いて本発明を具体的に説明す
る。
第1図は本発明の方法の1つの実施例を示す廃ガス洗浄
塔の模式的系統図である。
オゾン発生器7へ供給された空気または酸素9から製造
されたオゾン含有気体は、循環水のラインに設けられた
気液混合器6に吹き込まれ、気液混合される。この時洗
浄液タンク4から循環ポンプ5で吸引された循環水の液
量は流量計11で測定される。また廃ガスは廃ガス人口
8から洗浄塔内部に導入される。
かくすることによって、循環水に溶解したオゾンは、ス
プレーノズル3から洗浄塔下部へ流下され、洗浄塔中央
部2において滞留した洗浄液中の殺菌、投原に供せられ
、未溶解のオゾンは、廃ガス8を吸引する洗浄塔ファン
IOによって吸引され、洗浄塔上部1に滞留している微
生物、藻類の殺菌、投原に供される。
また、循環水に溶解したオゾンは、洗浄液タンク4内で
繁殖している雑菌、藻類をも死滅させることができ、塔
全体の閉塞を防止することができる。
(実施例) 本発明を第1図に基づいてさらに詳細に説明する。
実施例1 廃カス洗浄塔は処理風量650g’/分、洗浄液量5,
000g、循環水量1,000&/分、塔内差圧水柱1
00mmで運転される構造のものである。
オゾン発生器は30ρ/分の空気を通して約3、OOO
ppmのオゾンを発生ずる能力を持つ。このオゾン含有
空気をエジェクターによって気液混合し、循環水に溶解
させた。この時用いたエジェクターは気液比G/L=0
.03で約85%のオゾン溶解特性を持つものであった
。このため気相中のオゾンは約450ppmであった。
ことができ、廃ガス洗浄塔の閉塞を有効に防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法の1つの実施例を示す廃ガス洗浄
塔の模式的系統図である。 図面中の符号はつぎのらのを意味する。 1:洗浄塔上部(ミストキャッチャ−またはデーミスタ
−) 2、洗浄塔中央部(多孔板または充填物)3 スプレー
ノズル 4 洗浄タンク 5 循環ポンプ 6、気液混合器 7:オゾン発生器 8:廃ガス入口 9・空気(または酸素) 10  洗浄塔ファン 11、流重計

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)廃ガス洗浄塔の循環水とオゾン含有空気を気液接
    触させ、オゾンの70〜90%を循環水に溶解させた後
    、該循環水を未溶解オゾンとともに洗浄塔上部から下部
    へ流下させ、洗浄塔内の生物系障害による閉塞を防止す
    ることを特徴とする廃ガス洗浄塔の閉塞防止法。
JP2212183A 1990-08-10 1990-08-10 廃ガス洗浄塔の閉塞防止法 Pending JPH0494790A (ja)

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