JPH0494407A - 内燃機関 - Google Patents

内燃機関

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JPH0494407A
JPH0494407A JP2213376A JP21337690A JPH0494407A JP H0494407 A JPH0494407 A JP H0494407A JP 2213376 A JP2213376 A JP 2213376A JP 21337690 A JP21337690 A JP 21337690A JP H0494407 A JPH0494407 A JP H0494407A
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valve
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cam
closing
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杉本 千早
Takeshi Iwata
岩田 毅
Ryuji Matsukado
龍司 松門
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Honda Motor Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A1発明の目的 (1)産業上の利用分野 本発明は、主として機関の低速運転域での吸入行程で一
対の吸気弁のうち一方の吸気弁を朋閉駆動するだめの開
閉作動用カム、ならびに他方の吸気弁を実質的な体止状
態とする程度の微小量だけ開くための微小作動用カムを
含む複数のカムが設けられたカムシャフトを備える勘弁
装置には、両吸気弁の作動特性を機関の運転状態に応じ
て切換可能な弁作動特性切換手段が設けられる内燃機関
に関する。
(2)従来の技術 従来、一対の吸気弁のうちの一方を機関低速運転域で微
小量だけリフトさせるようにして、機関低速運転域での
燃費の増大を防止するとともに実質閉止状態にある吸気
ポートの燃料滞留を回避し。
て燃焼の安定性を図るようにした内燃機関が、たとえば
実開昭60−195913号公報等により開示されてい
る。
(3)発明が解決しようとする課題 上記従来のもののように、主として機関の低速運転域で
一方の吸気弁を開閉作動させ、他方の吸気弁を実質的に
閉弁状層となる程度にわずかに開くようにすると、実質
的には一方の吸気弁側のみから燃焼室に混合気が流入す
ることにより燃焼室内にスワールを形成して燃焼性を向
上するとともに、他方の吸気弁側の吸気ポートへの燃料
滞留および他方の吸気弁の弁座への固着を回避すること
が可能となる。
しかるに、他方の吸気弁をわずかに開くタイミングによ
っては、一方の吸気弁側からの混合気流人によるスワー
ル生成を阻害するおそれがあり、前記タイミングを適切
に選ぶ必要がある。
また、弁作動特性切換手段により弁作動特性を切換える
際にその切換が失敗することがあり、前記他方の吸気弁
が実質的に体止している状態から開閉作動用カムで開閉
駆動すべく切換える際に切換失敗が生じたときには、微
小作動用カムにより吸気弁の閉弁方向の作動を規制して
吸気弁が弁座に衝撃的に衝突することを避けることが可
能であるが、微小作動用カムの開角時期によっては、前
記切換失敗時に吸気弁が比較的高リフトまで開弁方向に
作動している途中から反転して閉弁方向に作動して弁座
に衝撃的に衝突することがある。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、一
方の吸気弁からのスワール生成に極力支障を来さないよ
うにするとともに弁作動特性切換手段の切換失敗時に吸
気弁の衝撃緩和を果たし得るように、微小作動用カムに
よる吸気弁の開き作動タイミングを定めた内燃機関を提
供することを目的とする。
B0発明の構成 (1〕  課題を解決するための手段 上記目的を達成するために、請求項第1項記載の発明に
よれば、微小作動用カムは、主として機関の低速運転域
での開閉作動用カムによる一方の吸気弁の開弁リフト曲
線の開角中心時期よりも遅角側に開角中心時期を有する
とともに前記開弁リフト曲線のクランク角に沿う終端の
緩衝曲線部近・傍に終端時期を有する微小リフト曲線で
他方の吸気弁を開くべく形成される。
また請求項第1項記載の発明によれば、上記請求項第1
項の発明の構成に加えて、微小作動用カムによる微小リ
フト曲線の最大リフト部は、開閉作動用カムによる開弁
リフト曲線の最大リフト部よりもクランク角に沿う後方
側に設定される。
さらに請求項第1項記載の発明に従う内燃機関は、上記
請求項第1項記載の発明の構成に加えて、燃料噴射弁を
備え、実質的に一方の吸気弁のみが開閉作動している運
転状態での該燃料噴射弁の燃料噴射終了時期が吸入行程
前半に設定される。
(2)作用 上記請求項第1項記載の発明の構成によれば、主として
機関の低速運転域における吸入行程で開閉作動用カムに
より開閉駆動される一方の吸気弁よりも遅れて微小カム
により他方の吸気弁をわずかに開くようにし、他方の吸
気弁がわずかに開くことによるスワール生成への悪影響
を極力回避することができ、また弁作動特性切換手段に
よる弁作動特性切換が失敗したときにも、他方の吸気弁
が比較的高リフトまで開弁した後には微小作動用カムの
規制により弁座に直接衝突することが回避される。
また上記請求項第1項記載の発明の構成によれば、微小
作動用カムによる微小リフト曲線の最大リフト部を開閉
作動用カムによる開弁リフト曲線の最大リフト部よりも
クランク角に沿う後方側に設定することにより、上記請
求項第1項記載の発明の作用がより促進される。
さらに請求項第1項記載の発明の構成によれば、燃料噴
射終了時期を吸入行程の前半に設定することによりトル
ク変動を抑えることが可能となる。
(3)実施例 以下、図面により本発明の実施例について説明する。
第1!!lないし第7図は本発明の一実施例を示すもの
であり、第1図は全体構成図、第2図は第1図の■−■
線に沿う部分切欠き拡大平面図、第3図は吸気弁作動状
態と燃料噴射時期との関係を示す図、第4図は燃料噴射
時期の燃焼安定性に及ぼ射終了時期のトルク変動率に及
ぼす影響の実験結果を示すグラフ、第6図は実質体止状
態にある吸気弁の開角中心時期の相違による燃焼限界に
及ぼす影響の実験結果を示すグラフ、第7図は実質体止
状態にある吸気弁の開角中心時期の相違によるトルク変
動率、燃費および排ガス性状に及ぼす影響の実験結果を
示すグラフである。
先ず第1図において、5OHC型多気筒内燃機関におけ
る機関本体の主要部を構成すべく、シリンダブロック1
の上面にシリンダヘッド2が結合され、シリンダブロッ
ク1に設けられた複数のシリンダ3には上面に凹部4a
を有するピストン4が摺動可能にそれぞれ嵌合され、そ
れらのピストン4の上面およびシリンダヘッド2間に燃
焼室5がそれぞれ形成される。
燃焼室5の天井面に開口するようにして、一対す影響の
実験結果を示すグラフ、第5図は燃料噴の吸気弁口6と
一対の排気弁ロアとがシリンダへラド2に設けられる。
またシリンダヘッド2には、その−側面に開口する単一
の吸気開口端9から分岐して前記一対の吸気弁口6に個
別1=連なる一対の吸気ボート8と、前記一対の排気弁
ロアに個別に連なるとともにシリンダへラド2の他側面
に開口した単一の排気開口端11に共通に連なる一対の
排気ボート10とが設けられる。両吸気弁口6を個別に
開閉可能な一対の吸気弁V X l + V X 2は
、シリンダヘッド2に配設された一対のガイド筒12に
それぞれ摺動可能に嵌合されており、各ガイド筒12か
ら突出した各吸気弁VKI、 Vl2の上端部にそれぞ
れ固定されたリテーナ13とシリンダヘッド2との間に
は各吸気弁V Ill Vl2を囲繞するコイル状の弁
ばね14がそれぞれ介設され、それらの弁ばね14にJ
り各吸気弁Vr+、VX2は上方すなわぢ閉弁方向に付
勢される。さらに両排気弁ロアを個別に開閉可能な一対
の排気弁V□、V、2は、シリンダヘッド2に配設され
た一対のガイド筒15にそれぞれ摺動可能に嵌合されて
おり、各ガイド筒15から突出した各排気弁V、、、V
、2の上端部にそれぞれ固定されたりテーナ1Gとシリ
ンダヘッド2との間には各排気弁V□。■よ、を囲繞す
るコイル状の弁ばね】7がそれぞれ介設され、それらの
弁はね17により各排気弁V、、、 Vlは上方すなわ
ち閉弁方向に付勢される。
第2図を併せて8照して、両吸気弁Vlll Vl2お
よび両排気弁V、I、、 Vl、には動弁装置18が連
結される。この勘弁装置18は、図示しないクランクシ
ャフトに1/2の減速比で連動、連結される単一のカム
シャフト19と、カムシャフト19の回転運動を両吸気
弁VX1.V。、の開閉運動に変換するための弁駆動部
材としての第1および第2吸気側ロッカアーム20.2
1と、前記カムシャフト19の回転運動を両排気弁V□
、Vい、の開閉運動に変換するための第1および第2排
気側ロッカアーム22.23とを備える。
カムシャフト19は、シリンダへラド2と、前記クラン
クシャフト19の軸線に沿うシリンダ3の両側で該シリ
ンダヘッド2上にそれぞれ結合されるホルダ24とで、
シリンダ3の軸線と直交する水平な軸線を有しながら回
転自在に支承される。
カムシャフト19には、吸気側開閉作動用カム25と、
該カム25の一側に隣接配置される微小作動用カム26
とが一体に設けられるとともに、吸気側開閉作動用カム
25および微小作動用カム26の両側に排気側開閉作動
用カム27.27が一体に設けられる。前記微小作動用
カム26は、主として機関の低速運転域で両吸気弁V 
III Vl2の一方Vf2を実質的に体止状態とすべ
く基本的にはカムシャフト19の軸線を中心とする円形
の外面を有するように形成されるものであるが、吸気側
開閉作動用カム25の高位部に対応する位置にはわずか
に突出した突部が設けられている。しかもカムシャフト
19の軸線に沿う方向での該微小作動用カム26の幅は
比較的狭く設定される。
一方の吸気弁Vl+には第1吸気側ロツカアーム20が
連動、連結され、他方の吸気弁V。、には第2吸気側ロ
ツカアーム21が連動、連結され、両吸気側ロッカアー
ム20.21は、カムシャフト19の斜め上方位置で該
カムシャフト19と平行な軸線を有しながらホルダ24
に固定的に支持された吸気側ロッカシャフト28で揺動
自在に支承される。また両排気側ロッカアーム22.2
3は、両排気弁VH,VI2に個別に連動、連結されて
おり、前記カムシャフト19の斜め上方位置で前記吸気
側ロッカシャフト28と平行にしてホルダ24に固定的
に支持された排気側ロッカシャフト29に揺動自在に支
承される。
第1 *気側ロッカアーム20の一端には吸気側開閉作
動用カム25に摺接するローラ30が軸支され、第2吸
気側ロツカアーム21の一端には微小作動用カム26に
摺接する摺接部31が微小作動用カム26に対応して幅
を狭くしながら設けられる。また両排気側ロッカアーム
22.23の一端には、排気側開閉作動用カム27.2
7に摺接するローラ32がそれぞれ軸支される。
第1および第2吸気側ロッカアーム20.21の他端に
は、両吸気弁Vll、 Vf2の上端に当接するタペッ
トねじ33がそれぞれ進退自在に螺合されており、両吸
気側ロッカアーム20.21の揺動作動に応じて各吸気
弁VIl+ VH2が開閉作動することになる。また両
排気側ロッカアーム22゜23の他端には、各排気弁V
□、■、、の上端に当接するタペットねじ34がそれぞ
れ進退自在に螺合されており、両排気側ロッカアーム2
2.23の揺動作動に応じて各排気弁V□、V12が開
閉作動することになる。
両吸気側ロッカアーム20.21+;は、両吸気弁VI
l+ v12の作動特性を、主として機関の低速回転域
と、主として機関の高速回転域とで切換えるべく、両吸
気側ロッカアーム20.21の連結状態、ならびに両吸
気側ロッカアーム20.21の連結解除状態を切換可能
な弁作動特性切換手段35が設けられる。
この弁作動特性切換手段35は、両吸気側ロッカアーム
20.21を連結可能な連結ピストン36と、連結ピス
トン36の移動を規制する規制部材37と、連結ピスト
ン36および規制部材37を連結解除側に付勢する戻し
ばね38とを備える。
連結ピストン36は、その一端と第1吸気側ロツカアー
ム20との間に油圧室39を画成しながら吸気側ロッカ
シャフト28と平行な軸線方向に移動可能にして第1吸
気側ロツカアーム20に摺動可能に嵌合される。また第
1吸気側ロツカアーム20には油圧室39に連通ずる連
通路40が穿設され、吸気側ロッカシャフト28内には
、第1吸気側ロツカアーム20の揺動状態にかかわらず
前記連通路40すなわち油圧室39に常時連通する油路
41 (第1図参照)が設けられる。而して核油路41
は、第1図で示すように、連結切換用電磁制御弁42を
介して油圧源43に接続される。
第2吸気側ロツカアーム21には、前記連結ピストン3
6の他端に閉塞端が当接される有底円筒状の規制部材3
7が摺動可能に嵌合される。また戻しばね38は第2吸
気側ロツカアーム21および規制部材37間に縮設され
ており、この戻しばね38のばね力により相互に当接し
た前記連結ピストン36および規制部材37が油圧室3
9側に付勢される。
かかる弁作動特性切換手段35において、主として機関
の低速運転域では連結切換用電磁制御弁42により油圧
室39の油圧は解放されており、戻しばね38のばね力
により、連結ピストン36および規制部材37の当接面
は第1および第2吸気側ロッカアーム20.21間に対
応する位置にある。したがって両吸気側ロッカアーム2
0.21は相互に相対角変位可能な状態にあり、カムシ
ャフト190回転作動により第1吸気側ロツカアーム2
0は吸気側開閉作動用カム25との摺接に応じて揺動し
、一方の吸気弁V IIは吸気側カム25の形状に応じ
たタイミングおよびリフト量で開閉作動する。また微小
作動用カム26に摺接した第2吸気側ロツカアーム21
は実質的に体止状態となり、他方の吸気弁V12を実質
的に体止させることができる。しかも吸気弁V12は完
全に体止するのではなく、一方の吸気弁V I lが開
弁するときには開弁方向にわずかに作動するので、完全
な閉弁状態を保ったときに生じる吸気弁V工、の弁座へ
の固着および燃料の滞留を防止することかできる。
ざらに排気弁V lll+  V 112は排気側開閉
作動用カム27.27の形状に応じたタイミング4jよ
びリフl−量で開閉作動する。
ところで、吸気側開閉作動用カム25による吸気弁Vi
lの開弁リフト曲線C冒こ対して、微小作動用カッ・2
6による吸気弁VX2の微小リフト曲線C2は、第3図
(a)で示すように設定される。すなわち微小リフト曲
線C2の開角中心時期θゎ、は、開弁リフト曲線C1の
開角中心時期θC8よりもクランク角に沿う遅角側に設
定され、望ましくは、微小リフト曲線C7の最大リフト
部Cii+は開弁リフト曲線C8の最大リフトRc4よ
りもクランク角に沿う遅角側に設定される。しかも微小
リフト曲線C2の終端時期θVCは、開弁リフト曲線c
lのクランク角に沿う#端の緩衝曲線部C4近傍に設定
されている。
また主として機関の高速運転時には連結切換用電磁制御
弁42を開弁1−1油圧室391ご高油圧を作用させる
。これにより連結ピストン36は戻しばね38のばね力
に抗1、て油圧室39の容積を増大する方向に移動しよ
うと(2、連結ビス)・ン36および規制部材37の軸
線が一致したとき、すなわち両吸気側ロッカアーム20
.21が静止状態に入ったときに連結ピストン36が第
2吸気側ロツカアーム21に嵌合し、両朦気側ロッカア
ーム20.21が連結状態となり、吸気側開閉作動用カ
ム25に摺接している第1吸気側ロッカT−ム20とと
もに第2吸気側ロツカアーム21が揺動し、両吸気弁V
!l、VX2は吸気側開閉作動用カム25の形状に応じ
たタイミングおよびリフト量(第3図(a)の開弁リフ
ト曲線CIで示すプロフィル)で開閉作動せしめられる
。また両排気側ロフカアーム22.23は、低速運転域
と同様に排気側開閉作動用カム27.27の形状に応じ
たタイミングおよびリフト量で両排気弁V□、v12を
開閉作動せしめる。
シリンダへラド2には、両排気側ロッカアーム22.2
3間で上方に向かうにつれて側方に傾斜するようにして
プラグ筒844が設けられており、このプラグM[44
から挿入される点火プラグ45が燃焼室5の天井面略中
夾部でシリンダヘッド2に取付けられる。
再び第1図において、シリンダへラド2の吸気開口端9
には、吸気マニホールド46と、スロットル弁47を有
するスロットルボディ48とを介してエアクリーナ49
が接続される。而してエアクリーナ49から吸気開口端
9までの間で、スロットルボディ48および吸気マニホ
ールド46内には吸気路50が形成され、該吸気路5o
には、バイパス通路51と、ファーストアイドル通路5
2とがスロットル弁47を迂回して並行に接続されてお
り、バイパス通路51にはバイパス用電磁制御弁53が
介設され、ファーストアイドル通路52には機関本体の
冷却水温に応じて作動するワックス弁54が介設される
吸気マニホールド46におけるシリンダヘッド2側の端
部には、吸気開口端9から両吸気ボート8に向けて均等
に燃料を噴射すべく燃料噴射弁55が取付けられ、該燃
料噴射弁55には燃料供給源56が接続される。
この燃料噴射弁55は、燃料供給源5Bから供給される
燃料を制御可能にして噴射することが可能であるととも
に噴射した燃料を微粒化するためのアシストエアを噴射
可能に構成されるものであり、アシストエアを供給する
ための通路57が燃料噴射弁55に接続される。而して
該通路57は、各気筒に共通な空気ヘッダ58に接続さ
れており、この空気ヘッダ58は、電磁式空気量制御弁
59およびアイドル調整ねじ60を介して、スロットル
弁47よりも上流側の吸気路50に接続される。
シリンダヘッド2の排気開口端11には排気マニホール
ド61を介して触媒コンバータ62が接続される。
前記連結切換用電磁制御弁42、バイパス用電磁制御弁
53、燃料噴射弁55、電磁式空気量制御弁59の作動
は、コンピュータから成る制御手段67により制御され
るものであり、該制御手段67には、吸気圧力センサ6
4で検出される吸気圧力P l 、機関冷却水温センサ
65で検出される冷却水温Tw、ならびに回転数センサ
66で検出される機関回転数N1が入力される。
而して、制御手段67は、機関が主として低速回転域に
あるときには両吸気弁VX+、 vllの一方■□、を
実質的に体止させるべく両吸気側ロッカアーム20.2
1を連結解除状態とするとともに機関が主として高速回
転域にあるときには両吸気弁Vlll VI2を吸気側
開閉作動用カム25により開閉作動せしめるべく両吸気
側ロッカアーム20゜21を連結状態とするように弁作
動特性切換手段35の作動を制御するとともに、機関が
主として低速回転域にある状態すなわち両吸気弁V!l
、V1、の一方VI2が実質的に体止状態にあるときに
は燃料噴射弁55の燃料噴射時期を、第3図ら)で示す
ように、燃料噴射終了時期θPMが吸入行程の前半たと
えば吸入行程開始TDCから50〜90度の範囲となる
ように制御するものである。
次にこの実施例の作用について説明すると、機関が主と
して高速回転域にあるときには、制御手段67は弁作動
特性切換手段35により両吸気側ロッカアーム20.2
1を連結状態とし、動弁装置18は両吸気弁V I I
 + V I 2を吸気側開閉作動用カム25で定まる
タイミングおよびリフト量で開閉作動させる。
また機関が主として低速回転域にあるときには、制御手
段67により弁作動特性切換手段35は両吸気側ロッカ
アーム20.21の連結を解除する状態に切換作動せし
められる。これにより、両吸気弁V !II V!2の
うちの一方V!2は実質的に体止状態となり、他方の吸
気弁Vllのみが吸気側開閉作動用カム25で定まるタ
イミングおよびリフト量で開閉作動せしめられる。
これにより燃焼室5内には、実質的には両吸気弁口6の
一方のみから混合気が流入することになり、燃焼室5内
にスワールが形成されることになる。しかも該スワール
生成時の燃料噴射弁55による燃料噴射終了時期θPM
は第3図(6)で示すように、吸入行程の前半望ましく
は吸入行程開始TDCから50〜90度の範囲に設定さ
れるものであり、噴射燃料を開閉作動している吸気弁v
1+に対応する吸気弁口6から燃焼室5内に順次導入し
て軸方向層状給気を達成することが可能となり、本発明
者の実験結果を示す第4図のように、燃焼性を向上する
ことが可能となるとともに、本発明者の実験結果を示す
第5図のように、トルク変動率を小さく抑えることがで
きる。
さらに微小作動用カム26によりわずかに開弁される吸
気弁V12の開角中心時期θ。、は、第3図(a)で示
すように、吸入行程にあって後半側望ましくは吸入行程
開始TDCから130〜180度の範囲に設定されてお
り、しかも微小リフト曲*C3の最大リフトBC□は開
弁リフト曲線C1の最大リフト部CIMよりもクランク
角に沿う遅角側に設定されている。そのように設定する
と、吸気弁\7,2のわずかな開弁に伴うスワールの乱
れ発生を抑制することが可能となる。而して開角中心時
期θ6.に対する燃焼限界の実験結果を示すと第6図の
ようになり、開角中心時期θ。を吸入行程にあって後半
側望まL<は吸入行程開始TDCから130=180度
の範囲に設定すると、希薄燃焼限界が向上することが明
らかである。また開角中心時期θ。、の相違によるトル
ク変動、燃費および排ガス性状に及ぼす影響について本
発明者が実験した結果を示すと第7図のようになり、前
記開角中心時期θ6.を吸入行程の中央部に設定したと
ぎを破線で示す曲線とl−たときに、開角中心時期θC
3を吸入行程の後半に設定したときには実線で示す曲線
のようになり、トルク変動率および燃費を低く抑えるこ
とができるとともに排ガス性状を良好にすることができ
る。
かかる内燃機関においてピストン4の燃焼室5に臨む上
面には凹部4aが設けられており、その凹部4aにより
燃焼室5のコンパクト化が可能となる。また動弁装置1
8は両吸気弁V x+、 VI2および両排気弁Vll
ll V*zに対して共通な単一のカムシャフト19を
備えるものであり、燃焼室5の天井面略中央部には点火
プラグ45が配設されるので、シリンダ3の軸線を含む
平面への投影図上で両吸気弁V!1. VX2ち゛よび
両排気弁V El、  V、、、!の軸線がなす角度を
狭くすることが可能であり、これによっても燃焼室5の
コンパクト化が可能である。このような燃焼室5のコン
パクト化により、燃焼室5内で生じるスワール速度を増
大1−1燃焼性をより向上させることができる。
さらに燃料噴射弁55におけるアシストエTにより噴射
燃料の微粒化を図ると、希薄燃焼性がより一層向上する
また吸気弁VI2をわずかに開いて実質体止状態とする
ことにより、吸気弁VX2に対応する吸気ボート8内に
燃料噴射弁55から噴射される燃料が滞留することを防
止し、空燃比の変動が生じることを回避することが可能
となる。
ところで、主として低速回転域にある状態から主として
高速回転域にある状態へと機関の運転領域が変化する際
に、弁作動特性切換手段35により両吸気側ロッカアー
ム20.21を連結解除状態から連結状態へと切換える
ときに、弁作動特性切換手段35の連結ピストン36が
わずかに第2吸気側ロツカアーム21内に嵌合した状態
で、吸気側カム25による第1吸気側ロツカアーム20
の叩かれ1こより、前記嵌合状態が外れて切換が失敗す
ることがある。而して、その切換失敗が吸気弁V[Iの
開弁方向作動途中に生じたときには、第2吸気側ロッカ
T−ム21は第1吸気側ロツカアーム20とともに開弁
方向に揺動作動している途中に第1吸気側ロッカ7−1
.20との連結が解除されることになり、吸気弁Vx2
は開弁作動途中から弁ばね14により閉弁方向に反転作
動することになり、その閉弁方向への反転作動が比較的
高いリフト位置で生じたときには吸気弁■□、が弁座に
衝撃的に着座するおそれがある。j2かるに、第2吸気
側ロッカT−ム21に対応してカムシャフト19には微
小作動用カム26が設けられており、その微小作動用カ
ム26によりわずかに開弁される吸気弁Vxzの開角中
心時期θc2が吸入行程の後半側であってしかも閉弁時
期θ1.が吸気側開閉作動用カム25による吸気弁VX
lの開弁リフト曲線C5のM衝曲m部CI5近傍に対応
する時期に設定されている。すなわち吸気弁V++が比
較的高い位置までリフトした後の吸入行程では、第1お
よび第2吸気側ロッカアーム20.21の連結が解除さ
れると、第2吸気側ロツカアーム21および吸気弁V、
の作動は微小作動用カム26で規制されることになる。
このため、弁作動特性切換手段35による低速回転域か
ら高速回転域への切換失敗により吸気弁Vf2が比較的
高いリフト位置から閉弁方向に反転作動しても、第2T
&気側ロツカアーム21の閉弁方向作動が微小作動用カ
ム26で規制されることにより、吸気弁V!2が衝撃的
に着座することが回避され、衝撃音の発生を防止するこ
とができる。
また機関が主として低速回転域にあるときには、制御手
段67により弁作動特性切換手段35は両吸気側ロッカ
アーム20.21の連結を解除する状態に切換作動せし
められる。これにより、両吸気弁Vll、 VI2のう
ちの一方Vx2Jt実質的に体止状態となり、他方の吸
気弁Vllのみが吸気側カム25で定まるタイミングお
よびリフト量で開閉作動せしめられる。
第81!I、第9図および第10図は本発明の他の実施
例を示すものであり、上述の実施例に対応する部分には
同一の参照符号を付す。
この動弁装置18′は、カムシャフト19′と、カムシ
ャフト19′の回転運動を両吸気弁VxlrV□2の開
閉運動に変換するための弁駆動部材としての第1、第2
および第3吸気側ロツカアーム71.72.73と、前
記カムシャフト19′の回転運動を両排気弁VヨIn 
VB2の開閉運動に変換するための第1$よび第2排気
側ロツカアーム22゜23とを備える。
カムシャフト19′には、機関の低速運転に対応した形
状の第1吸気側開閉作動用カム74と、機関の高速運転
に対応した形状に形成されながら第1吸気側開閉作動用
カム74の一側に隣接配置される第2吸気側開閉作動用
カム75と、第2吸気側開閉作動用カム75の一側に隣
接する微小作動用カム76とが一体に設けられるととも
に、第1吸気側開閉作動用カム74および微小作動用カ
ム76の両側に排気側開閉作動用カム27.27が〒体
に設けられる。
一方の吸気弁V!lには第1吸気側ロツカアーム71が
連動、連結され、他方の吸気弁V、には第3吸気側ロツ
カアーム73が連動、連結され、両吸気弁V□1.Vx
2に対して自由となり得る第2吸気側ロツカアーム72
が第1および第3吸気側ロッカアーム71.73間に配
置される。而して各吸気側ロッカアーム71〜73は吸
気側ロッカシャフト28で揺動自在に支承される。また
両排気弁VIl+ Vi2に個別に連動、連結された第
1および第2排気側ロッカアーム22.23は排気側ロ
ッカシャフト29に揺動自在に支承される。
第1r!IL気側ロツカアーム71の一端は第1吸気側
開閉作動用カム74に摺接され、第3吸気側ロツカアー
ム73の一端は微小作動用カム76に摺接され、第2吸
気側ロッカT−ム72は第2吸気側開閉作動用カム75
に摺接される。また両排気側ロッカアーム22.23の
一端は排気側開閉作動用カム27.27にそれぞれ摺接
される。
ところで、ホルダ24の上端には支持板78が固設され
ており、この支持板78には、第2吸気側ロツカアーム
72をカムシャフト19′の第2吸気側關閉作動用カム
75に摺接させる方向に弾発付勢するロストモーション
機構79が配設される。
各吸気側ロッカアーム71〜73には弁作動特性切換手
段35゛が設けられており、この弁作動特性切換手&3
5′は、第1吸気側ロツカアーム71$よび第2吸気側
ロツカアーム72を連結可能な連結ピストン82と、第
2吸気側ロツカアーム72および第3吸気側ロツカアー
ム73を連結可能な連結ビン83と、連結ピストン82
および連結ビン83の移動を規制する規制部材84と、
連結ピストン82、連結ビン83および規制部材84を
連結解除側に付勢する戻しばね85とを備える。
連結ピストン82は、吸気側ロッカシャフト28と平行
な軸線方向に移動可能として第1吸気側ロッカT−ム7
1に摺動可能に嵌合され、該連結ピストン82の一端と
第1吸気側ロツカアーム71との間には、吸気側ロッカ
シャフト28内の油路41に通じる油圧室86が画成さ
れる。第2@。
気側ロッカアーム72には、前記連結ピストン82の他
端に一端が当接される連結ビン83が吸気側ロッカシャ
フト28と平行な軸線方向に摺動可能に嵌合される。さ
らに第3吸気側ロツカアーム73には、連結ビン83の
他端に当接する有底円筒状の規制部材84が吸気側ロッ
カシャフト28と平行な軸線方向に摺動可能に嵌合され
ており、戻しはね85は、規制部材84および第31!
Q気側ロツカアーム73間に縮設される。
かかる弁作動特性切換手段35′では、主として機関の
低速回転域で油圧室86の油圧を解放すると、戻しばね
85のばね力により、連結ピストン82および連結ビン
83の当接面は第1吸気側ロツカアーム71および第2
吸気側ロッカアーム72間に対応する位置にあり、連結
ビン83および規制部材84の当接面は第2吸気側ロツ
カアーム72および第3吸気側ロッカアーム73間に対
応する位置にある。したがって各ロッカアーム71〜7
3は相互に相対角変位可能な状態にあり、カムシャフト
19′の回転作動により第1吸気側ロツカアーム71は
第1吸気側開閉作動用カム74との摺接に応じて揺動し
、一方の吸気弁V++は第1吸気側開閉作動用カム74
の形状に応じたタイミングおよびリフト量で開閉作動す
る。また微小作動用カム76に摺接した第3吸気側ロツ
カアーム73は実質的に体止状態となり、他方の吸気弁
VI2を実質的に体止させることができる。さらに第2
吸気側ロツカアーム72は第2吸気側開閉作動用カム7
5との摺接に応じて揺動するが、その揺動動作は第1お
よび第3吸気側ロツカアーム71.73に何らの影響も
及ぼさない。また排気弁VHII VH2は排気側開閉
作動用カム2T、2Tの形状に応じたタイミングおよび
リフト量で開閉作動する。
ところで、微小作動用カム76による吸気弁V1、の微
小リフト曲線C3における開角中心時期θc2は、第1
0図に示すように、第1吸気側開閉作動用カム74によ
る吸気弁vr+の開弁リフト曲線C,′における開角中
心時期θC1′よりもクランク角に沿う遅角側の吸入行
程、望ましくは吸入行程開始TDCから130〜3.8
0度の範囲に設定されている。しかも微小作動用カム7
6によりわずかに開弁される吸気弁VI2の閉弁時期θ
、Cは、第1吸気側開閉作動用カム74による吸気弁V
の開弁リフト曲ic、’におけるクランク角に沿う終端
部の緩衝曲線部CIs’に対応する部分に設定されるも
のである。
主として機関の高速回転域で油圧室86に高油圧を作用
させると、連結ピストン82は連結ビン83を押圧しな
がら戻しばね85のばね力に抗して油圧室86の容積を
増大する方向に移動しようとし、連結ピストン82、連
結ビン83および規制部材84の軸線が一致したとき、
すなわち各吸気側ロッカアーム71〜73が静止状態に
入ったときに連結ピストン82が第2吸気側ロツカアー
ム72に嵌合し、それに応じて連結ビン33が第吸気側
ロッカT−ム73に嵌合することにより、各吸気側ロッ
カアーム71〜73が連結状態となる。したがって第2
吸気側開閉作動用カム75に摺接している第2吸気側ロ
ツカアーム72とともに第1および第3吸気側ロッカア
ーム71.73が揺動し、両吸気弁VZ1. V!2は
第2吸気側開閉作動用カム75の形状に応じたタイミン
グおよびリフト量で、第10図の開弁リフト曲線C5で
示すように開閉作動せしめられる。また両排気側ロッカ
アーム22.23は、低速運転域と同様に排気側開閉作
動用カム27.27の形状に応じたタイミングおよびリ
フト量で両排気弁V□、 VII2を開閉作動せしめる
このような動弁装置18′を備える内燃機関においても
、第1図ないし第7図で示した実施例と同様の制御を行
なうことにより、上記実施例と同様の効果を奏すること
ができる。
C1発明の効果 以上のように、請求項第1項記載の発明によれば、主と
して機関の低速運転域における吸入行程では、開閉作動
用カムにより開閉駆動される一方の吸気弁よりも遅れて
微小カムにより他方の吸気弁をわずかに闘くようにし、
スワール生成に与える悪影響を排除して燃焼性を向上す
ることができしかも弁作動特性切換手段による弁作動特
性切換が失敗して他方の吸気弁が比較的高リフトまで開
弁方向に作動した後に閉弁方向に反転作動しても、微小
作動用カムの規制により吸気弁が弁座に直接衝突するこ
とが回避して衝撃音の発生を防止することができる。
また請求項第■項記載の発明によれば、微小作動用カム
による微小リフト曲線の最大リフト部を開閉作動用カム
による開弁リフト曲線の最大リフト部よりもクランク角
に沿う後方側に設定することにより、他方の吸気弁がわ
ずかに開いたときのスワール生成阻害をより有効に回避
することが可能となる。
さらに請求項第1項記載の発明に劣れば、吸入行程の前
半に燃料噴射を終了することにより、トルク変動を抑え
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第7図は本発明の一実施例を示すものであ
り、第1図は全体構成図、第2!!lは第1図の■−■
線に沿う部分切欠き拡大平面図、第3図は吸気弁作動状
態と燃料噴射時期との関係を示す図、第4図は燃料噴射
時期の燃焼安定性に及ぼす影響の実験結果を示すグラフ
、第5図は燃料噴射終了時期のトルク変動率に及ぼす影
響の実験結果を示すグラフ、第6図は実質体止状態にあ
る吸気弁の開角中心時期の相違による燃焼限界に及ぼす
影響の実験結果を示すグラフ、第7図は実質体止状態に
ある吸気弁の開角中心時期の相違によるトルク変動率、
燃費および排ガス性状に及ぼす影響の実験結果を示すグ
ラフ、第8図ないし第10図は本発明の他の実施例を示
すものであり、第8図は動弁装置の縦断面図であって第
9図の■−■線断面図、第9図は第8図のIX−IX線
断面図、第10図は吸気弁作動状態と燃料噴射時期との
関係を示す図である。 18.18’・・・動弁装置、19.19’・・・カム
シャフト、20.21;71,72.73・・・弁駆動
部材としての吸気側ロッカアーム、25,74゜75・
・・開閉作動用カム、26.76・・・微小作動用カム
、35.35’・・・弁作動特性切換手段、55−・・
燃料噴射弁、 C+、C+  ・・・開弁リフト曲線、C1111Ca
1l・・・最大リフト部、C,、、C,、’−!I[r
曲線部、C3・・・微小リフト曲線、V Il+ V!
2・・・吸気弁、θCI+θC1″、θc2・・・開角
中心時期、θp□・・・燃料噴射終了時期、 θwe・・・終端時期 特 代 許 理 人 出 弁 願 理 人 ± 本田技研工業株式会社 落 合 健 同 仁 木 明 第6図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)主として機関の低速運転域での吸入行程で一対の
    吸気弁(V_I_1,V_I_2)のうち一方の吸気弁
    (V_I_1)を開閉駆動するための開閉作動用カム(
    25,74)、ならびに他方の吸気弁(V_I_2)を
    実質的な体止状態とする程度の微小量だけ開くための微
    小作動用カム(26,76)を含む複数のカム(25,
    26;74,75,76)が設けられたカムシャフト(
    19,19′)を備える動弁装置(18,18′)には
    、両吸気弁(V_I_1,V_I_2)の作動特性を機
    関の運転状態に応じて切換可能な弁作動特性切換手段(
    35,35′)が設けられる内燃機関において、前記微
    小作動用カム(26,76)は、主として機開の低速運
    転域での開閉作動用カム(25,74)による一方の吸
    気弁(V_I_1)の開弁リフト曲線(C_1,C_1
    ′)の開角中心時期(θ_C_1,θ_C_1′)より
    も遅角側に開角中心時期(θ_C_2)を有するととも
    に前記開弁リフト曲線(C_1,C_1′)のクランク
    角に沿う終端の緩衝曲線部(C_I_S,C_I_S′
    )近傍に終端時期(θ_V_C)を有する微小リフト曲
    線(C_2)で他方の吸気弁(V_I_2)を開くべく
    形成されることを特徴とする内燃機関。
  2. (2)微小作動用カム(26,76)による微小リフト
    曲線(C_2)の最大リフト部(C_2_M)は、開閉
    作動用カム(25,74)による開弁リフト曲線(C_
    1,C_1′)の最大リフト部(C_1_M,C_1_
    M′)よりもクランク角に沿う後方側に設定されること
    を特徴とする請求項第1項記載の内燃機関。
  3. (3)動弁装置(18,18′)は、カムシャフト(1
    9,19′)の各カム(25,26;74,75,76
    )および一対の吸気弁(V_I_1,V_I_2)間で
    相互に隣接して設けられる複数の弁駆動部材(20,2
    1;71,72,73)を備え、弁作動特性切換手段(
    35,35′)は、隣接した弁駆動部材(20,21;
    71,72,73)相互の連結および連結解除を切換可
    能に構成されることを特徴とする請求項第1項記載の内
    燃機開。
  4. (4)燃料噴射弁(55)を備え、実質的に一方の吸気
    弁(V_I_1)のみが開閉作動している運転状態での
    該燃料噴射弁(55)の燃料噴射終了時期(θ_P_M
    )が吸入行程前半に設定されることを特徴とする請求項
    第1項記載の内燃機開。
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