JPH0494396A - 吊上げ運搬具 - Google Patents

吊上げ運搬具

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JPH0494396A
JPH0494396A JP20732190A JP20732190A JPH0494396A JP H0494396 A JPH0494396 A JP H0494396A JP 20732190 A JP20732190 A JP 20732190A JP 20732190 A JP20732190 A JP 20732190A JP H0494396 A JPH0494396 A JP H0494396A
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JP
Japan
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shaft
lifting
slide member
link
lifted
Prior art date
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Pending
Application number
JP20732190A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshikazu Masuda
増田 利和
Yukihiko Yoshima
吉間 幸彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daicel Corp
Original Assignee
Daicel Chemical Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、重量物などの吊上げや運搬に好適に使用され
る吊上げ運搬具に関する。
[従来の技術と発明が解決しようとする課題]化学工業
などにおいて冷却塔や熱交換器などの種々の装置が使用
されている。この冷却塔や熱交換器の上部カバーには、
通常、吊上げ用のフック部や係止部などがないため、清
掃や解体時などには、上部カバーの開口部を利用して吊
上げている。
すなわち、開口部を有する上部カバーを冷却塔本体や熱
交換器本体から吊上げる場合には、通常、長手方向中央
部に吊上げ用のローブが締結された角材などの棒状体を
前記開口部から挿入し、棒状体の両端部を蓋体の内面と
係止させ、棒状体を水平方向にバランスを保ちながら、
上部カバーを持ち上げている。
しかしながら、この吊上げ方法では、点接触による二点
支持であるため、棒状体による上部カバの吊上げの際、
左右のバランスが崩れ易い。しかも、上部カバーと熱交
換器本体等の管板との間にパツキンが介在するので、吊
上げによりパツキンが離れる瞬間にローブの張りが緩み
、ローブの締結位置が棒状体から移動したり、棒状体と
上部カバーとの係止位置か滑りにより移動し易い。従っ
て、吊上げた上部カバーが棒状体から脱落し易く、危険
を伴なう。特に上部カバーが、割れ易く、しかも滑り易
いカーボンなどで形成されている場合には、上部カバー
を慎重に吊上げる必要があり、作業性が低下する。
また、上部カバーと管板との空間か小さい場合には、前
記棒状体を挿入し、その両端を上部カバの内面で係止す
ることも困難である。
従って、本発明は、被運搬具を安全かつ確実に、しかも
効率よく吊上げることができる吊上げ運搬具を提供する
ことにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため、本発明は、吊上げ可能なシャ
フトと、このシャフトの軸方向にスライド可能なスライ
ド部材と、このスライド部材と前記シャフトとの間に揺
動自在に取付けられ、かつ前記シャフトの軸を中心とし
て外方へ拡張・収縮可能な少なくとも2つの2節リンク
とを有する吊上げ運搬具を提供する。
C作 用コ この吊上げ運搬具ては、リンク機構により被運搬具を吊
上げ、移動させる。すなわち、スライド部材かシャフト
の軸方向にスライドすると、スライド部材の移動度によ
り、2節リンクがシャフトの外方へ拡張又は収縮する。
従って、被運搬体の開口部から2節リンクを収縮させて
挿入し、シャフトを吊上げると、2節リンクがシャフト
の軸を中心にして外方へ拡張し、2節リンクの上端面か
被運搬体の内面と係止する。その際、少なくとも2つの
2節リンクが揺動可能に取付けられているため、面接触
により少なくとも2点支持でき、安定に被運搬具を吊上
げることかできる。
[実施例] 以下に、添付図面を参照しつつ本発明の実施例を詳細に
説明する。
第1図は本発明の吊上げ運搬具の分解斜視図である。
吊上げ運搬具は、一方の端部にフック部(1)を有する
シャフト(2)と、このシャフト(2)の軸方向にスラ
イド自在に配されたリング状スライド部材(3)とを有
している。このスライド部材(3)の外面には、第1の
リンク部材(6)の厚みに対応して突設し、かつピン挿
入用孔を有する突片(4a) (4b)が、周方向3カ
所に等間隔に形成されている。前記突片(4a)(4h
)には、ピン挿入用孔を有する長尺平板状の第1のリン
ク部材(6)が嵌挿され、かつピン(5)により揺動自
在に枢着されている。前記第1のリンク部材(6)の上
端面は、幅広に形成され、幅広の上端面には、緩衝性を
付与するため、ゴムシート(7)が取付けられている。
また、シャフト(2)の他方の端部にはリング状取付部
材(8)が固着されている。このリング状取付部材(8
)の外面には、前記スライド部材(3)の突片(4a)
(4b)に対応して、ピン挿入用孔を有する立設片(9
)が周方向3カ所に等間隔に形成されている。各立設片
(9)の両側には長尺平板状の第2のリンク部材(11
a) (1lb)がピン(10)により揺動自在に枢着
されている。
さらに、第1のリンク部材(6)の長手方向の途中部の
両側には、前記第2のリンク部材(I la) (ll
b)がピン(I2)により枢着されている。
このように、前記スライド部材(3)とシャフト(2)
の端部との間に、前記第1のリンク部材(6)および第
2のリンク部材(Ila) (llb)により、2節リ
ンクが形成されているのて、前記第1及び第2のリンク
部材(6) (i la) (1lb)は、スライド部
材(3)の移動により、シャフト(2)の軸を中心とし
て外方3方向へ拡張・収縮する。すなわち、前記スライ
ド部材(3)がリング状取付部材(8)の立設片(9)
の方向へ移動する場合には、スライド部材(3)と立設
片(9)との距離が小さくなるので、第1及び第2のリ
ンク部材(6)(I Ia) (1lb)が、シャフト
(2)の軸を中心として、外方3方向に拡張する。一方
、スライド部材(3)かフック部(1)の方向へ移動す
る場合には、第1及び第2のリンク部材(6) (ll
a) (Ilb)かシャフト(2)軸に対して収縮する
このような構造の吊上げ運搬具を用いて、開口部を有す
る被運搬具を安全かつ確実に吊上げることができる。第
2図及び第3図は第1図に示す吊上げ運搬具の動作を説
明する概略図であり、この例では熱交換器のカーボン製
上部チャンネルカバーを吊上げている。
第2図に示すように、熱交換器は、多数のカボン製チュ
ーブ(22)をその内部に有する熱交換器本体(21)
と、この熱交換器本体(21)の上部開口部を覆うカー
ボン製管板(23)と、この管板(23)に取付けられ
た上部チャンネルカバー(25)と、前記管板(23)
と上部チャンネルカバー(25)との間隙部を封止する
ガスケット(24)とを有している。また、前記上部チ
ャンネルカバー(25)の管板(23)側には、円錐状
の傾斜面(26)が形成され、この傾斜面(26)は、
上部チャンネルカバー(25)の開口部(27)に至っ
ている。なお、図中、符号(28)は熱交換器本体(2
1)の下部から供給した冷却水を排出する排水口であり
、(29)は熱交換器本体(21)の吊上げ用係止部で
ある。
前記上部チャンネルカバー(25)を吊上げる場合、先
ず、前記吊上げ運搬具の第1及び第2のリンク部材(6
1(lla) (1,Ib)を収縮させて、上部チャン
ネルカバー(25)の開口部(27)から挿入する。次
いて、前記フック部(1)を利用してシャフト(2)を
持上げると、スライド部材(3)の移動に伴なって、前
記第1及び第2のリンク部材(6) (lla) (l
lb)か、シャフト(2)の軸を中心として外方3方向
に拡張し、ゴムシー ) (7)か上部チャンネルカバ
ー(25)の傾斜面と面接触する。従って、ゴムシート
(力との面接触により上部チャンネルカバー(25)を
3点支持できる。
また、シャフト(2)の持上げ時に、ゴムシートσ)と
の面接触部位がずれることかないので、安全かつ確実に
吊上げることができる。しかも、ゴムシート(7)の緩
衝性により、上部チャンネルカバー(25)が損傷する
ことがない。さらに、吊上げ運搬具の開口部(27)へ
の挿入、シャフト(2)の持上げという簡単な操作で上
部チャンネルカバー(25)を吊上げることができる。
また、シャフト(2)の持上げると、傾斜面(26)の
角度により、第1及び第2のリンク部材(6)(lla
)(Ilb)の拡張度が規制される。従って、前記構造
の吊上げ運搬具は、傾斜面<26)の角度が異なる上部
チャンネルカバー(25)であっても確実に吊上げるこ
とができる。
なお、前記シャフトは吊上げ可能であればよい。
例えば、フック部はシャフトに直接形成する必要はなく
、鎖リンクなどを介してシャフトに取付けてもよく、シ
ャフトの端部をT字状に形成してもよい。
スライド部材は、前記リング状に限らず、シャフトの軸
方向にスライド可能であればよい。例えば、前記シャフ
トの軸方向に形成された摺動溝に摺動自在に配設された
スライド部材で構成してもよい。また、前記リング状ス
ライド部材がシャフトの周方向へ回動するのを規制する
ため、前記シャフトとスライド部材の内面の一方に、シ
ャフトの軸方向に伸びる摺動溝を形成し、他方に摺動凸
部や突条を形成してもよい。
前記第1のリンク部材及び第2のリンク部材は、スライ
ド部材の突片、リング状取付部材の立設片に限らず、前
記スライド部材とシャフトとに揺動可能に取付けられて
いればよい。第2のリンク部材は、シャフトの適所に枢
着てきるが、シャフトの長さが短(、小型の吊上げ運搬
具とするため、シャフトの端部に枢着するのが好ましい
さらに、第1のリンク部材の上端面を幅広に形成するこ
となく、長尺平板状の第1のリンク部材の上端面に幅狭
のゴムシートを取付けてもよい。
また、ゴムシートは必すしも必要てないが、fji i
し易い被運搬具を吊上げる場合には有用である。
ゴムシートに代えて、緩衝性を有する材料、例えば、布
、発泡体なとを取付けてもよい。
前記第1のリンク部材及び第2のリンク部材は平板状で
ある必要はない。また、この例では、第2のリンク部材
が2つのリンク部材(Ila)(Ilb)で構成されて
いるが、第1のリンク部材(6)と同様に1つのリンク
部材で構成してもよい。
前記第1のリンク部材と第2のリンク部材との枢着位置
は、スライド部材の移動により第1及び第2のリンク部
材が揺動可能で、かつシャフトの軸を中心として外方へ
拡張・収縮可能である限り制限されない。
吊上げ運搬具は、第1及び第2のリンク部材により、少
なくとも2つの2節リンクを有していればよく、3以上
の2節リンクを構成してもよい。
第1及び第2のリンク部材は、3点支持により被運搬具
を安定に吊上げるため、図示するように、3つの2節リ
ンクを構成するのが好ましい。各2節リンクは、被運搬
具を安定に吊上げるため、シャフトを中心軸とする水平
面において略等しい角度で、スライド部材とシャフトに
取付けられているのが好ましい。
なお、本発明の好ましい態様は次の通りである。
(^)スライド部材がシャフトに摺動自在に嵌挿された
リング状スライド部材である吊上げ運搬具。
(B)3つの2節リンクか、スライド部材とシャフトの
周方向に等間隔に取付けられている吊上げ運搬具。
(C)スライド部材に取付けられた第1のリンク部材の
上端面に緩衝材が取付けられている吊上げ運搬具。
本発明の吊上げ運搬具は、前記熱交換器の上部チャンネ
ルカバーに限らず、開口部を有するいずれの被運搬具に
も適用できる。被運搬具は、軽量物であってもよいが、
本発明の吊上げ運搬具は、吊上げ作業などが困難な重量
物に好適に適用される。また、吊上げ運搬具は、被運搬
具の吊上げのみならず、横方向なとの適宜の方向への移
動にも使用できる。
[発明の効果] 本発明の吊上げ運搬具は、被運搬具を安全がっ羅実に、
しかも効率よく吊上げることかできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の吊上げ運搬具の分解斜視図、第2図及
び第3図は第1図に示す吊上げ運搬具の動作を説明する
概略図である。 (1)・・・フック部、(2)・・シャフト、(3)・
・・リング状スライド部材、 (6)・・・第1のリンク部材、(7)・・・ゴムシ(
Ila) (llb)−第2のリンク部材ト、

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 吊上げ可能なシャフトと、このシャフトの軸方向にスラ
    イド可能なスライド部材と、このスライド部材と前記シ
    ャフトとの間に揺動自在に取付けられ、かつ前記シャフ
    トの軸を中心として外方へ拡張・収縮可能な少なくとも
    2つの2節リンクとを有する吊上げ運搬具。
JP20732190A 1990-08-03 1990-08-03 吊上げ運搬具 Pending JPH0494396A (ja)

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JP20732190A JPH0494396A (ja) 1990-08-03 1990-08-03 吊上げ運搬具

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JPH0494396A true JPH0494396A (ja) 1992-03-26

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