JPH0494264A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JPH0494264A
JPH0494264A JP2212471A JP21247190A JPH0494264A JP H0494264 A JPH0494264 A JP H0494264A JP 2212471 A JP2212471 A JP 2212471A JP 21247190 A JP21247190 A JP 21247190A JP H0494264 A JPH0494264 A JP H0494264A
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JP2212471A
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Osamu Takase
高瀬 修
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 伎佐分更 本発明は、画像読取装置に関し、より詳細には。
光電変換素子の出力を、S/N比よく高精度で画像情報
として取り込むことのできる画像読取装置に関する。
k末技先 複写機、ファクシミリ、画像ファイル装置等で入力とな
るJM稿両画像読み取るのにCCDセンサ等の光電変換
素子が使われている。これらの光電変換素子は1ライン
構成で1mmを数本〜数十本の分解能で読み取れるだけ
のセルを備えている。画像の読み取りはライン方向には
電気的な走査(主走査)で、これと垂直の方向には光電
変換素子全体を移動させること(副走査)で行なってい
る。
このような画像読取装置の例として、例えば特開昭62
−235872号公報に記載されている。
上記のような画像読取装置において、光電変換素子の出
力は、露光量に対応する光電変換出力と露光量とは無関
係に発生する暗出力との和の形で現れる。したがって原
稿のもつ情報を精度よく電気信号にするためには、光電
変換素子の出力信号に対し暗出力を減ずるための何らか
の補正が必要となる。このため行なわれている方法とし
て光電変換素子の端部の何画素かを光シールドし、暗出
力のみを出力させるようにしてこの出力値を有効読み取
り領域の原稿読み取り出力値から減ずるようにしたもの
がある。このとき光シールド部の出力は画素ごとにバラ
ツキを持っておりサンプルするタイミングによっては有
効読み取り領域の暗出力の平均的な値からかなりずれて
いる。つまり不完全な暗出力補正になる可能性がある。
また、原稿の明るさは実際には照明の明るさとの積で読
み取られるため、同一原稿を読み取るに際し照明の輝度
変動がその読み取りレベルの変動要因になる。このため
主走査方向の有効画像読み取り領域の外に白色基準板を
設け、この部分のセンサ出力値を明るさの基準として有
効読み取り領域の出力値を正規化し照明の明るさによら
ず原稿情報を得ようにしたものがある。このとき白色基
準板の出力は画素感度バラツキ、シェーディング、その
他のランダムノイズ等により画素ごとにバラツキを持っ
ており、サンプルするタイミングによりそのレベルが違
ってしまう。したがって正規化が不完全になる可能性が
ある。
また、CCDのような光電変換素子の出力を相関二重サ
ンプリングにより検出する場合にもそれに含まれる種々
のノイズ(特に高域)のためノイズ分を含んだサンプル
値が得られる。このノイズは信号のフルスケールレベル
に対してかなり小さいがより正確な信号検出のためには
改善が必要である。
JL−一眞 本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたもので、
光シールド部の出力を平均化して暗出力レベルを求め、
高精度の暗出力補正を可能とすること、また、明るさの
基準となる対象を撮影した画素の出力を平均化し、また
光シールド部の出力を平均化して暗出力レベルを求め画
像読取信号の正規化の基準とし、高精度の正規化を図る
こと、さらにセンサ出力の画素ごとに所定の期間を平均
化して出力レベル検出をし、ノイズ成分の影響の少ない
出力を得て、高精度の原稿情報を得るようにした画像読
取装置を提供することを目的としてなされたものである
膿−一」叉 本発明は、上記目的を達成するために、(1)光電変換
素子により原稿の濃度に応じた電気信号を画像信号とし
て得る画像読取装置において、1ラインにわたる出力信
号のうち、感光部に光シールドがなされている画素の出
力部分を一定時間所定の積分ゲインで積分することによ
り前記画素出力の平均値を求める第1の平均値サンプル
・ホールド手段3と、該第1の平均値サンプル・ホール
ド手段の後段の出力を画像を読み取り信号の出方から減
ずる減算手段5とを設けたこと、或いは、(2)光電変
換素子により原稿の濃度に応じた電気信号を画像信号と
して得る画像読取装置において、1ラインにわたる出力
信号のうち、明るさの基準となる対象を撮像した画素の
出力部分を一定時間所定の積分ゲインで積分することに
より前記画素出力の平均値を求める第2の平均値サンプ
ル・ホールド手段8と、第一2の平均値サンプル・ホー
ルド手段の出力値を基準として画像の読み取り信号を正
規化する正規化手段12とを設けたこと、或いは、(3
)光電変換素子により原稿の濃度に応じた電気信号を画
像信号として得る画像読取装置において、1ラインにわ
たる出力信号のうち、感光部に光シールドがなされてい
る画素の出力部分を一定時間所定の積分ゲインで積分す
ることにより前記画素出力の平均値を求める第1の平均
値サンプル・ホールド手段3と、該第1の平均値サンプ
ル・ホールド手段の出力値を基準として画像の読み取り
信号を正規化する正規化手段12とを設けたこと、或い
は、(4)光電変換素子により原稿の濃度に応じた電気
信号を画像信号として得る画像読取装置において、該光
電変換素子の1画素ごとの出力に対して一定時間所定の
積分ゲインで積分することによりそれぞれの画素の平均
値を求める第3の平均値サンプル・ホールド手段60を
設けたことを特徴としたものである。以下、本発明の実
施例に基づいて説明する。
すなわち、上記目的は、それぞれのサンプル回路で、サ
ンプル期間内の信号を平均化しその期間中に含まれてい
る変動成分を除去することにより達せられる。サンプル
期間内の信号を平均化するには、あらかじめ決められた
リセットレベル(ゼロ値に相当)からサンプル期間のみ
所定の積分ゲインで信号を積分すればよい。この積分値
をホールドすれば、区間内平均値のサンプルホールドと
なる。すなわち信号V(t )の区間S内の平均値Va
vは、その時間をtsとしてVav= f s V (
t )d t / t sで表わされる。したがって積
分ゲインを1 / t sとし信号を積分すればよい。
これにより得られる平均値Vavはサンプル期間内の変
動成分が除去されたものであり高精度の基準信号として
用いることができる。
第1図は、本発明による画像読取装置の一実施例を説明
するための構成図で、図中、1はCCDセンサ、2はサ
ンプルホールド回路(以下S&Hと略記する)、3,7
.8は平均値S&H14は掛算回路、5は差動増幅回路
、6はスイッチ回路、9は増幅回路、10.11はスイ
ッチ回路、12はA/D変換回路、13は切換回路、1
4は暗出力メモリ、15はD/A変換回路、16は白基
準メモリ、17は除算回路、18は白基準、画像読み取
りと暗出力読み取りとの制御入力端子である。
以下に、第1図に示した画像読取装置の動作を説明する
。CCDセンサ1の出力の1ライン分は、例えば第14
図(a)に示されるような波形である。第14図(、)
のDS (E)は感光部をもたず転送部のみの画素の出
力であり、DS (S)は光シールドされた感光部をも
つ画素の出力であり、WBは原稿の有効読み取り領域の
外に設けられた基準白色板を読み取った出力であり、こ
れに続き原稿の読み取り出力がある。これら1ラインの
波形はS&H2に導かれCCDセンサ1の転送りロック
波形を除去されて第14図(b)の波形になる。この実
施例においてはまず1ラインにわたる暗出力の発生と記
憶を行なう。このためスイッチ回路6,10.11を図
示とは反対の切り換え位置とし、S&H2の出力はスイ
ッチ回路6を経て、平均値S &H7、平均値S&H8
,A/D変換回路12に導かれる。1ラインにわたりC
CDセンサ1への露光量をゼロとするとその1ライン分
の出力はS&H2を経て第15図(a)に示すような波
形となる。すなわちDS (S)、WB、読み取り領域
がすべて暗出力レベルとなり画素ごとにその値がばらつ
く。これを平均値S&H7に導きDS (E)の区間で
平均値をサンプルホールドし、A/D変換回路12の上
限のリファレンス値VrefHとする。また、平均値S
&H8に導きDS (S)の区間で平均値をサンプルホ
ールドし。
増幅回路9で増幅してA/D変換回路12の下限のリフ
ァレンス値VrefLとする。っまりA/D変換回路1
2の上限のリファレンスV ref H。
VrefLとA/D変換回路12への入力(=S&H2
の出力)との関係は第15図(a)に示されるようにな
る。これによりA/D変換がなされ、その出力は切換回
路13をいちばん下の切り換え位置として暗出力メモリ
14に1ライン分記憶される。これにより光シールドさ
九た感光部の画素の平均値を基準にして1ライン分の暗
出カバターンの取り込みが終わる。
次に1ライン分の白基準の取り込みを行なう。
このためスイッチ回路6,10.11を図示の切り換え
位置とし、S&H2の出力は平均値S&H3と差動増幅
回路5の正側入力へ導かれる。この波形は第15図(b
)に示すようにDS (S)では暗出力、WBと読み取
り領域では光電変換出力に暗出力が重なったものとなる
。これを平均値S&工(3ではDS (S)の区間で平
均値をサンプルホールドし、その出力を暗出力メモリ1
4を読み出してD/A変換回路15に導き、アナログ信
号とした1ライン分の暗出カバターンと掛算回路4で順
次掛算してゆく。これにより、この白基準の取り込み時
に発生している1ラインの暗出力を、そ九が事前に行な
った暗出力の取り込み時の値とちがったとしても、画素
ごとにばらつく成分を含め掛算回路4の出力に生成でき
る。これを差動増幅回路5の負側入力へ導き、S&H2
の出力から暗出力を除去し、完全に光電変換出力のみと
して差動増幅回路5の出力に得る。すなわち第15図(
c)のようになる。これをスイッチ回路6を経て平均値
S&H7に導き、DS (S)あるいはDS (E)の
区間で平均値をサンプルホールドし、A/D変換回路1
2の上限のリファレンス値VrefHとする。また平均
値S&H8に導き、WBの値でサンプルホールドして増
幅回路9で増幅(ゲインは暗出力取り込み時とは変えで
ある)して、A/D変換回路12の下限のリファレンス
値VrefLとする。つまり、A/D変換回路12の上
限のリファレンスV raf H、下限のリファレンス
値VrefLとA/D変換回路への入力信号との関係は
第15図(c)に示されるようになる。
ここで重要なことはWB値が完全に光電変検出力のみ、
つまり暗出力の変動に無関係になっていることであり、
A/D変換入力のリファレンスとして光電変換出力の忠
実な量子化が達せられることである。このようにしてA
/D変換がなされ、その出力は切換回路13をいちばん
上の切り換え位置として白基準メモリ16に記憶される
次に画像の入力を行なう。これは上記白基準の取り込み
とA/D変換回路12の出力まで全く同じに毎ライン行
なわれる。つまりS&H2の出力は第15図(d)、A
/D変換回路120入力は第15図(e)に示されるよ
うになる。そのときのメリットは白基準取り込みと同様
に暗出力の変動に全く左右されずに原稿のもつ情報を得
ることができることである。A/D変換回路12の出力
を切換回路13を図示の切り換え位置として除算回路1
7に導き、白基準メモリ16の内容を読み出した出力で
除算(正規化)し、端部の暗さによる影?(シェーディ
ング)を補正する。
すなわち、この実施例によれば時々刻々変化する暗出力
に左右されずに量子化、シェーディング補正できる効果
があり、その前提として主走査、副走査のいかなる場所
でも精度の高い暗出力の補正がなされる。
第2図は本発明による画像読取装置の他の実施例を示す
図で、図中、20は増幅回路、21はピークホールド回
路、22はスイッチ回路である。
なお、第1図と同じ作用をする部分は第1図と同一の参
照番号を付しである。第1図に示した実施例との違いは
WBがない読み取り系となっていることであり、このた
め白基準読み取り、画像読み取り時のΔ/D変換入力の
下限のリファレンス値VrafLの生成方法を変えてい
ることである。すなわち下限のリファレンス値Vref
Lの生成は白基準を読み取った時の1ライン内のピーク
値にしている。これを白基準読み取り時、画像読み取り
時ともにホールドしておきA/D変換回路12の下限の
リファレンスとする。これは画像読み取り時間内で照明
系の光量がほとんど変動しない場合には使える方法であ
る。その他は、第1図に示した実施例の場合と同じであ
り、第16図(a)が暗出力取り込み時のS&H2の出
力、同図(b)が白基準取り込み時のS&H2の出力、
同図(c)が白基準取り込み時の差動増幅回路5の出力
、同図(d)が画像読み取り時のS&H2の出力、同図
(e)が画像読み取り時の差動増幅回路5の出力である
。この第2図に示した実施例の効果も第1図に示した実
施例と同様である。
第3図は、本発明による画像読取装置の更に他の実施例
を示す図で、図中、23は増幅回路、24は切換回路、
25は暗出力メモリである。なお、第1図と同じ作用を
する部分は第1図と同一の参照番号を付しである。第1
図に示した実施例との違いは、暗出力メモリ14を読み
出し専用化(ROM化)した暗出力メモリ25を用いる
ようにしたことである。したがって暗出力の取り込みの
動作はなく、これに必要な要素は省略されている。暗出
力メモリ25への記憶は1例えば製造時やメンテナンス
時などに第1図に示した実施例の同様の考え方で行なう
ようにする。この第3図に示した実施例は噴出カバター
ンが光電変換素子の個々で経時変化が小さく、ある程度
保存される場合に適用できる。
第4図は、本発明による画像読取装置の更に他の実施例
を示す図で、第2図及び第3図と同じ作用をする部分は
同一の参照番号が付しである。第4図に示した実施例は
、第2図に示した実施例における暗出力メモリ14に対
しROM化した暗出力メモリ25を用いるようにしたも
のである。したがって第3図に示した実施例と同様に暗
出力の取り込みの動作はなく、これに必要な要素は省略
されている。また暗出力メモリ25への記憶や適用条件
は第3図に示した実施例と同様であるが、さらに第2図
に示した実施例の適用条件(照明系の光量変動が画像読
み取り時間内でほとんどない)が必要である。
第5図は、本発明による画像読取装置の他の実施例を説
明するための構成図で、図中、30はS&H131はス
イッチ回路、32は切り換え回路、33は加算平均化回
路、34は乗算回路、35は減算回路、36は切り換え
回路で、その他第1図と同じ作用をする部分は第1図と
同一の参照番号を付しである。第1図の実施例との違い
は平均値S&H8、掛算回路4、差動増幅回路5、暗出
力メモリ14、D/A変換回路15で構成される画素ご
との暗出力補正をこの実施例ではA/D変換回路12の
後段で行なうようにし、これを加算平均化回路33、乗
算回路34、減算回路35、暗出力メモリ14で行なう
ことである。暗出力の読み込みは第1図の実施例と同様
に第17図(a)に示す暗出力からA/D変換回路12
の入力リファレンスV ref H、V ref Lを
作り出し、これによりA/D変換された噴出カバターン
を噴出カバターンを暗出力メモリ14に記憶する。また
白基準読み込み、画像読み取り時のA/D変換回路12
の入力リファレンスV ref H、V ref Lと
信号との関係はそれぞれ第17図(b)、(c)に示す
ようになる。なお、S&H30はDS (E)の区間で
サンプルホールドするため平均値S&Hでなく通常のS
&Hとした。また加算平均化回路33はDS (S)の
画素出力を順次加算して平均化を得る機能を有しており
、平均値を得た後WB領領域読み取り領域とではそのま
まの出力値で保たれラインごとに更新される。この実施
例において、第1図の実施例と同様に精度の高い画像の
読み取りができる。
第6図は、本発明による画像読取装置の他の実施例を説
明するための構成図で、第2図及び第5図と同じ作用を
する部分は同一の参照番号を付しである。第2図に示す
実施例との違いは、平均値S&H3、掛算回路4、差動
増幅回路5、噴出カメモリ14.D/A変換回路15で
構成される画素ごとの暗出力補正をA/D変換回路12
の後段で行なうようにし、これを加算平均化回路33、
乗算回路34、減算回路35、暗出力メモリ14で行な
うようにしたことである。暗出力の読み込みは第2図の
実施例と同様に第18図(a)に示す暗出力からA/D
変換回N12の入力リファレンスVrefH,Vref
Lを作り出し、これによりA/D変換された噴出カバタ
ーンを暗出力メモリ14に記憶する。また白基準読み込
み、画像読ミ取り時のA/D変換回路12の入力リファ
レンスV ref H、V ref Lと信号との関係
はそれぞれ第18図(b)、(C)に示すようになる。
なおS&H30はDS (E)の区間でサンプルホール
ドするため平均値S&Hでなく通常のS&Hとした。
この実施例においても第2図に示す実施例と同様に精度
の高い画像の読み取りができる。
第1図、第2図、第5図、第6図の実施例において暗出
力の取り込み方法はその蓄積時間を通常より長くし、暗
出力レベルを大きな値にしてA/D変換回路12の入力
までの信号処理を行なうことが可能である。これによれ
ば信号処理過程で生ずる他のノイズの影響を小さくして
着出カバターンを取り込むことができる。この場合でも
DS(S)の平均値レベルを基準にA/D変換がなされ
るので暗出力メモリ14では絶対値レベルが変わること
はない。
第7図は、本発明による画像読取装置の他の実施例を説
明するための構成図で、第3図及び第5図と同じ作用を
する部分は同一の参照番号を付しである。第5図の実施
例との違いは、暗出力メモリ14の代わりに読みだし専
用化(ROM化)した暗出力メモリ25を用いるように
したことである。したがって暗出力の取り込みの動作は
なくこれに必要な要素は省略されている。本実施例にお
いても第5図に示す実施例と同様に精度の高い画像の読
み取りができる。
第8図は、本発明による画像読取装置の他の実施例を説
明するための構成図で、図中、5oはDS (S)区間
の平均値S&Hで、その他第1図及び第7図と同じ作用
をする部分は同一の参照番号が付しである。第1図の実
施例との違いは暗出力補正をなくしたことである。これ
は暗出力が微小でかつ画素ごとのバラツキも対さく信号
レベルに対し問題にならない条件であれば適用できる。
第9図は、本発明による画像読取装置の他の実施例を説
明するための構成図で、第2図及び第8図と同じ作用を
する部分は同一の参照番号が付しである。第2図の実施
例との違いは暗出力補正をなくしたことである。これは
暗出力が微対でかつ画素ごとのバラツキも小さく信号レ
ベルに対し問題にならない条件であれば適用できる。
第10図は、第1図から第9図に示す本発明の実施例に
おけるS&H2の構成例を示す図である。第10図にお
いて6o、61は平均値S &H。
62はS&H163は差動増幅回路である。平均値S&
H60,61への入力信号は第11図に示すような波形
であり、ノイズ分を持っている。これを平均値S&H6
0でφ2の区間で平均化してホールドする。また平均値
S&H61でφlの区間で平均化しホールドする。これ
をS&H62でサンプルしなおしφ2のタイミングにあ
わせる。
しかるのちこれらを差動増幅回路63で減算すればφ1
区間の平均レベルとφ2区間の平均レベルとの差を得る
ことができ、より高精度のCCDセンサ出力の検出が可
能となる。
第12図は、第1図から第10図の実施例における平均
値S&H3,7,8,5o、6o、61の具体的構成例
を示す図である。第12図において70は切り換えスイ
ッチ回路、71は電圧制御電流源、72.76はコンデ
ンサ、73.75はスイッチ回路、74.77はバッフ
ァである。入力Viは、切り換えスイッチ回路70が平
均値を求めるサンプル期間に限って導通して電圧制御電
流源71へ導かれる。電圧制御電流源71の入力をV□
で表わす。したがってViとv、1との関係は第13図
のVi、V□に示すようになる。電流源71はサンプル
期間の電圧に応じて所定のゲインで電荷をコンデンサ7
2に充電する。これが積分動作である。ゆえに積分期間
が完了となる時のv2の値が平均化されたサンプル値で
ある。このv2をバッファ74、スイッチ75を通して
コンデンサ76に蓄積する。この値をバッファ77を通
じて出力v0とする。スイッチ回路73はサンプル期間
の直前に導通し前のサンプル値をリセットする。なおり
2、voの波形も同時に第13図に示す。
羞−一米 以上の説明から明らかなように、本発明によると、以下
のような効果がある。
(1)請求項1に対応する効果;光シールド部の出力を
平均化して暗出力レベルを求めているのでより高精度の
暗出力補正ができ、これにより高精度の画像読み取りが
できる。
(2)請求項2に対応する効果;明るさの基準となる対
象を撮像した画素の出力を平均化して画像読み取りがで
きる。
(3)請求項3に対応する効果;光シールド部の出力を
平均化して暗出力レベルを求めこれを画像読み取り信号
の正規化の基準としているので高精度の正規化ができ、
これにより高精度の画像読み取りができる。
(4)請求項4に対応する効果;センサ出力の画素ごと
に所定の期間を平均化して出方レベル検出しているので
ノイズ成分の影響の少ない出方が得られ、これにより高
精度の画像読み取りができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による画像読取装置の一実施例を説明
するための構成図、第2図乃至第9図は、本発明による
画像読取装置の他の実施例を説明するための構成図、第
10図は、第1図乃至第9図の実施例におけるS&Hの
構成例を示す図、第11図は、第10図における平均値
S&Hへの入力信号の波形を示す図、第12図は、第1
図乃至第10図の実施例における平均値S&Hの具体的
な構成例を示す図、第13図は、第12図における信号
波形を示す図、第14図及び第15図は、第1図におけ
る信号波形を示す図、第16図は、第2図における信号
波形を示す図、第17図は、第5図における信号波形を
示す図、第18図は、第6図における信号波形を示す図
である。 1・・・CCDセンサ、2・・・サンプルホールド回路
(S&H) 、3,7.8・・・平均値S&H14・・
・掛算回路、5・・・差動増幅回路、6・・・スイッチ
回路、9・・・増幅回路、10.11・・・スイッチ回
路、12・・・A/D変換回路、13・・・切換回路、
14・・暗出力メモリ、15・・・D/A変換回路、1
6・・・白基準メモリ、17・・・除算回路、18・・
・白基準、画像読み取りと暗出力読み取りとの制御入力
端子。 特許出願人  株式会社 リ コ 代 理 人  高 野 明 近(ほか1名)−個 第 区 第 図 白基準読み取り 第10図 φ2 ψ1 第 11 図 1≠1 。 : −2・ 一一一一一一一 第12区 第13区 第14 図 第15 区 第 区 ←Vraた

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、光電変換素子により原稿の濃度に応じた電気信号を
    画像信号として得る画像読取装置において、1ラインに
    わたる出力信号のうち、感光部に光シールドがなされて
    いる画素の出力部分を一定時間所定の積分ゲインで積分
    することにより前記画素出力の平均値を求める第1の平
    均値サンプル・ホールド手段と、該第1の平均値サンプ
    ル・ホールド手段の後段の出力を画像を読み取り信号の
    出力から減ずる減算手段とを設けたことを特徴とする画
    像読取装置。 2、光電変換素子により原稿の濃度に応じた電気信号を
    画像信号として得る画像読取装置において、1ラインに
    わたる出力信号のうち、明るさの基準となる対象を撮像
    した画素の出力部分を一定時間所定の積分ゲインで積分
    することにより前記画素出力の平均値を求める第2の平
    均値サンプル・ホールド手段と、第2の平均値サンプル
    ・ホールド手段の出力値を基準として画像の読み取り信
    号を正規化する正規化手段とを設けたことを特徴とする
    画像読取装置。 3、光電変換素子により原稿の濃度に応じた電気信号を
    画像信号として得る画像読取装置において、1ラインに
    わたる出力信号のうち、感光部に光シールドがなされて
    いる画素の出力部分を一定時間所定の積分ゲインで積分
    することにより前記画素出力の平均値を求める第1の平
    均値サンプル・ホールド手段と、該第1の平均値サンプ
    ル・ホールド手段の出力値を基準として画像の読み取り
    信号を正規化する正規化手段とを設けたことを特徴とす
    る画像読取装置。 4、光電変換素子により原稿の濃度に応じた電気信号を
    画像信号として得る画像読取装置において、該光電変換
    素子の1画素ごとの出力に対して一定時間所定の積分ゲ
    インで積分することによりそれぞれの画素の平均値を求
    める第3の平均値サンプル・ホールド手段を設けたこと
    を特徴とする画像読取装置。
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