JPS61148973A - 撮像装置のクランプ回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は撮像装置のクランプ回路に関し、特に低８Ｎ
画像信号の直流再生および暗レベルドリフト補償等を良
好にした回路である・〔発明の技術的背景とその問題点
〕 例えばビジコン等の撮像管やＣＣＤ等め固体撮像素子に
おいて、撮像部から出力される信号は、光電変換面上に
照射された光の強弱に対応し【変化するいわゆる信号電
流と、光の照射がなくとも光電変換面の温度によって決
まる暗電流との和として取り出される・ 従来より特にカラービデオカメラに使用される撮像素子
の上記暗電流に対する補償としては。

画像信号の有効走査領域傍に、入射光を遮断するいわゆ
るオプティカル・ブラックと呼ばれる領域を設け、この
部分を走査して得られた信号を基準の黒レベルとしてク
ランプし、正規の画像信号を得る画像信号処理方法が知
られている。

しかしこの方法においては、オプティカル・１２１２部
分（矛４図の期間Ｔ）の信号をクランプするときに、こ
の部分にノイズが含まれ、このノイズの位相位置（矛４
図の時点ｔ）でクランプが行なわれると、黒レベルの基
準情報に狂いが生じる。つまり、矛４図（ａ）はクラン
プ前の信号、矛４図（ｂ）は、クランプ後の信号であり
。

矛４図（ｂ）の破線で示すように、信号のレベル変動を
生じる。ｑの場合１画面の像は、多くの横線があられれ
画質が悪化する。

このようなレベル変動を抑えるり２ング回路として、矛
５図に示すような回路が特開昭５９−４１９７５号に開
示されている。バッファ増幅器１１を通った信号（矛６
図（ａ）に示す）は、ローパスフィルタ１２によってノ
イズが低減された信号（，１−６図（ｂ）　ｋ示す）と
なる。このノイズ低減された信号はす／プルホールド回
路１３に入力され、オプティカル・ブラック部でサンプ
ルされ、基準の黒レベル情報を抽出される。そして、サ
ンプルホールド回路１３の出力を減算器１４に入力し、
前記バッファ増幅器１１の出力信号をこの減算器１４で
り２ングし、出力信号（、？６図（Ｃ）に示す）を得る
ようにしている。しかしながら、股間結合部でり２ング
回路を使用する力２−ビデオカメラにおいては、クラン
プするごとにこのような複雑なり２ング回路を必要とし
、全体の回路が煩雑になる。また、基準レベルとして使
うオプティカル・ブラック部の信号は、その走査！ＩＫ
おける信号用として限定されているので、画像に多少の
横線が生じるという問題がある。

〔発明の目的〕

この発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、オプテ
ィカル・１２７２部の信号に重畳されているノイズによ
るレベル変動を減少させ。

高品質の画像を得るのに寄与できる撮像装置６り２ング
回路を提供することを目的とする。゛〔発明の概要〕 この発明は、暗電流検出用遮光領域いわゆるオプティカ
ル・１２７２部を有する撮像素子を用いた撮像装置にお
いて％前記撮像素子のオプティカル−ブラック部分を走
査している期間の信号の複数の走査線にわたる平均値を
とる手段と、この平均値を基準レベルとしてり−）／プ
する手段とを設けることによって上記目的を達成するも
のである。

〔発明の実施例〕

以下この発明の一実施例を図面を参照して説明する。

矛゛１図はこの発明の一実施例であり、２１は。

バッファ増幅器でありその入力端子には、暗電流検出用
遮光領域いわゆるオプティカル・ブラックを有した撮像
素子から取り出された撮像信号が入力される。このバッ
ク１増幅器２１の出力は、抵抗２２を介して次段のパッ
プ１増幅器２５に入力される。このバッファ増幅器２５
の入力端と接地電位端間には、スイッチ２３と容量２４
の直列回路が接続される。このスイッチ２３は、同期信
号を用いたドライブ回路手段によって、オグテイカル轡
ブラック部の信号期間の一部でオン、それ以外ではオフ
となるスイッチである。従って１画像信号期間では、バ
ッフ１増幅器２１と抵抗２２．バッファ増幅器２５のみ
による信号伝達路となり、信号はそのまま通過する。ま
た、容量２４には、それまでのオプティカル・ブラック
部の信号のレベル情報が保持されている・ 一方、スイッチ２３が導通する期間においては、バッフ
１増幅器２１を通った信号（矛２図（ａ）に示す）は、
抵抗２２と容量２４により以前□のオプティカル・ブラ
ック部の信号との平均をとることになる。従りて、矛３
図に示すようＫ、オプティカル・１２７２部３Ｑの中で
、垂直。

水平ともに広がった領域３１の信号の平均をとったレベ
ル情報が、容１ｔ２４にホールドされる。

よって１．バッファ増幅器２５からは、牙２図（ｂ）に
示すように、オプティカル０７２２２部の期間では、複
数の走査線部にわたる平均基準レベルを含む信号が得ら
れる。これが、容量２６とスイッチ２ｒにより、所望の
り２ング電位２８にクランプされる。従って、バッファ
増＠器２９からは、黒レベル情報の小さなりランクされ
た信号（矛２図（Ｃ）に示す）が得られ、結果として横
線の生じない高品質の画像を得るための信号を導出する
ことができる。

この発明は上記の実施例に限定されるものではなく、抵
抗２２とスイッチ２３の接続点と。

バッファ増幅器２５間には、信号処理回路が介在したと
しても、オプティカルブラック路の信号のノイズが減少
されているので何ら問題はない。また、信号線には、オ
プテイカＡ／＋１ブラック部ではノイズが＃まとんどな
信号が出力されるので、後段のクランプは１通常のコン
デンサとスイッチからなる簡易り２ンプ回路を採用して
も黒レベル変動は生ぜず、カラービデオカメラ等に好適
なり２ンプ処理を得られる。

〔発明の効果〕

以上説明したように、この発明によると、オプティカル
・ブラック部の信号を複数の走査線にわたる平均値にし
てからクランプを行なっている。この結果、従来クラン
プ誤差によって生じていた映像上見られた横線を無くす
のに有効で、高画質を得るのに寄与できる撮像装置のり
２ング回路を提供できる。

【図面の簡単な説明】

矛１図はこの発明の一実施例を示す回路図。 矛２図は矛１図の回路の各部信号波形図、矛３図はオプ
ティカル・ブラック部の信号の平均をとる領域の説明図
、矛４図は従来のり２ンプ回路の動作を説明するための
信号波形図、矛５図は従来のクランプ回路の構成を示す
図、矛６図は矛５図の回路の各部信号波形図である。 ；！１，２５．２９・・・バッファ増幅器、２２・・・
抵抗、２３．２：ｉ・・・スイッチ、２４．２６・・・
容量。 出願人代理人　弁理士　　鈴　江　武　彦ｒ）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 暗電流検出用の遮光部いわゆるオプティカル・ブラック
   部を有した撮像素子と、 前記撮像素子から取り出された信号のうち前記オプティ
   カル・ブラック部走査期間に対応する信号のうち少なく
   とも一部をサンプリングホールドし、複数走査線にわた
   るサンプリング信号の平均値を得るとともに、前記オプ
   ティカル・ブラック部に対応する信号を前記平均値の信
   号レベルとする手段と、 前記平均値の信号レベルを基準レベルとして前記撮像素
   子からの信号をクランプする手段とを具備したことを特
   徴とする撮像装置のクランプ回路。