JPH0493925A - 液晶表示装置の製造方法 - Google Patents
液晶表示装置の製造方法Info
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- JPH0493925A JPH0493925A JP20865690A JP20865690A JPH0493925A JP H0493925 A JPH0493925 A JP H0493925A JP 20865690 A JP20865690 A JP 20865690A JP 20865690 A JP20865690 A JP 20865690A JP H0493925 A JPH0493925 A JP H0493925A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、液晶表示装置の製造方法に関する。
従来の技術
液晶表示装置は、例として単純マトリクス形の場合、ガ
ラスや樹脂材料から成る一対の基板上に、複数の帯状透
明電極をそれぞれ配置し、それぞれに配向膜を形成した
後、スペーサが配置され、帯状透明電極が互いに直交す
るように基板を向かい合わせ、基板間に液晶を注入する
ことによって製造されている。
ラスや樹脂材料から成る一対の基板上に、複数の帯状透
明電極をそれぞれ配置し、それぞれに配向膜を形成した
後、スペーサが配置され、帯状透明電極が互いに直交す
るように基板を向かい合わせ、基板間に液晶を注入する
ことによって製造されている。
第7図は、従来法の液晶注入装置1の側面図である。真
空槽2には、真空槽2の外部から把手3によって制御す
ることができる回転軸4が設置されている。複数の液晶
セル5が回転軸4に吊り下げられている。従来例におけ
る液晶セル5は、電極、配向膜などの配置が終了した基
板対を、シール材によって液晶注入空間と注入口を形成
しながら貼り合わせた製造段階のものを言う、このとき
、注入口は下方に配置されている。液晶セル5の下に、
液晶6を満たした液晶槽7が配置されている。
空槽2には、真空槽2の外部から把手3によって制御す
ることができる回転軸4が設置されている。複数の液晶
セル5が回転軸4に吊り下げられている。従来例におけ
る液晶セル5は、電極、配向膜などの配置が終了した基
板対を、シール材によって液晶注入空間と注入口を形成
しながら貼り合わせた製造段階のものを言う、このとき
、注入口は下方に配置されている。液晶セル5の下に、
液晶6を満たした液晶槽7が配置されている。
このとき、液晶セル5と液晶6は接していない。
液晶6は流動性を示す状態である。真空槽2は、真空源
8と接続されている。
8と接続されている。
まず、真空源8によって真空槽2内を真空引きする。真
空槽2内が真空になるにつれて、液晶セル5内の液晶注
入空間内が真空になり、また、液晶5内に溶は込んでい
る気体が気泡となって発生し、液晶6内が脱泡される。
空槽2内が真空になるにつれて、液晶セル5内の液晶注
入空間内が真空になり、また、液晶5内に溶は込んでい
る気体が気泡となって発生し、液晶6内が脱泡される。
その後液晶セル5は把手3の回転に併う回転軸4の回転
に併って降下され、注入口が液晶6と接触する。次に真
空槽2内を常圧に戻す。液晶6の液面の加圧と、毛細管
現象とによって、液晶6が注入される。
に併って降下され、注入口が液晶6と接触する。次に真
空槽2内を常圧に戻す。液晶6の液面の加圧と、毛細管
現象とによって、液晶6が注入される。
液晶6の注入量は、注入時間によって制御されている。
注入時間の決定は、同一条件で作成する液晶セル5から
テストセルを1つ選び、そのセルにおける液晶6の注入
時間を測定し、この注入時間を液晶セル5の注入時間と
する。
テストセルを1つ選び、そのセルにおける液晶6の注入
時間を測定し、この注入時間を液晶セル5の注入時間と
する。
注入時間の測定は、液晶セル5の両基板を2枚の偏光板
で挟んで行われる。たとえば、ツィステッドネマティッ
ク液晶を注入する場合、基板間で光は90°ねじられる
。このため、電圧をかけない状態で2枚の偏光板を平行
に設置すると、ノーマリブラックの状態になる。前述の
方法で液晶6が注入されていくと、液晶6が注入された
部分は黒色を示し、液晶注入空間がすべて黒色を示すと
、注入が上部まで到達したことがわかる。しかし、この
状態では、液晶注入空間と外部との気圧差から内側に歪
んだ各基板が平行状態に戻っていないため、歪みのある
部分で光漏れが生じている。さらに注入を続けると、各
基板が平行状態となり、光漏れがなくなる。注入開始か
ら光漏れがなくなるまでの時間を測定し、注入時間とす
る。光漏れがなくなった状態からさらに注入を続けると
、各基板が外側に歪み、再び光漏れが生じるようになる
。
で挟んで行われる。たとえば、ツィステッドネマティッ
ク液晶を注入する場合、基板間で光は90°ねじられる
。このため、電圧をかけない状態で2枚の偏光板を平行
に設置すると、ノーマリブラックの状態になる。前述の
方法で液晶6が注入されていくと、液晶6が注入された
部分は黒色を示し、液晶注入空間がすべて黒色を示すと
、注入が上部まで到達したことがわかる。しかし、この
状態では、液晶注入空間と外部との気圧差から内側に歪
んだ各基板が平行状態に戻っていないため、歪みのある
部分で光漏れが生じている。さらに注入を続けると、各
基板が平行状態となり、光漏れがなくなる。注入開始か
ら光漏れがなくなるまでの時間を測定し、注入時間とす
る。光漏れがなくなった状態からさらに注入を続けると
、各基板が外側に歪み、再び光漏れが生じるようになる
。
前述の方法で決定された注入時間で全液晶セル5の注入
を行っている。ところが、各液晶セル5は、スペーサの
量やシール材によって形成された両基板間の距離にばら
つきがあるため、液晶注入空間の容積は同一ではない。
を行っている。ところが、各液晶セル5は、スペーサの
量やシール材によって形成された両基板間の距離にばら
つきがあるため、液晶注入空間の容積は同一ではない。
そのため、各液晶セル5の液晶6の注入量は異なってお
り、したがって、各液晶セル5は異なった注入時間を有
している。テストセルより大きな液晶注入空間を有する
液晶セル5は、テストセルよりも長い注入時間を必要と
し、テストセルより小さな液晶注入空間を有する液晶セ
ル5は、テストセルより短い注入時間で充分である。同
一の注入時間で液晶6を注入することによって、テスト
セルより大きな液晶注入空間を有する液晶セル5は、各
基板が内側に歪み、また、未注入空間が残存する恐れが
ある。テストセルより小さな注入空間を有する液晶セル
5は、注入量が過剰となり、両基板が外側に歪んでしt
う、いずれも歪みによる光漏れが生じ、液晶表示装置の
表示を均一に行うことができなくなる。
り、したがって、各液晶セル5は異なった注入時間を有
している。テストセルより大きな液晶注入空間を有する
液晶セル5は、テストセルよりも長い注入時間を必要と
し、テストセルより小さな液晶注入空間を有する液晶セ
ル5は、テストセルより短い注入時間で充分である。同
一の注入時間で液晶6を注入することによって、テスト
セルより大きな液晶注入空間を有する液晶セル5は、各
基板が内側に歪み、また、未注入空間が残存する恐れが
ある。テストセルより小さな注入空間を有する液晶セル
5は、注入量が過剰となり、両基板が外側に歪んでしt
う、いずれも歪みによる光漏れが生じ、液晶表示装置の
表示を均一に行うことができなくなる。
また、真空槽2内を常圧に戻した後も、真空槽2内で注
入を続けるため、1回毎の真空槽の使用時間が長くなり
使用効率が低い、液晶注入装置1の数が多く必要となる
という問題点があった。
入を続けるため、1回毎の真空槽の使用時間が長くなり
使用効率が低い、液晶注入装置1の数が多く必要となる
という問題点があった。
発明が解決しようとする課題
従来の注入方法では、各液晶セル5に最適な注入量で液
晶を注入することができず、液晶セル5に歪みが生じ、
表示が均一にならないため、液晶表示装置の品質が低い
という問題があった。また、真空槽2内を常圧に戻して
がらも、真空槽2内で注入が行われるため、1回毎の真
空槽2の使用時間が長くなり、使用効率が低い、液晶注
入装置1の数が多く必要となるという問題点があった。
晶を注入することができず、液晶セル5に歪みが生じ、
表示が均一にならないため、液晶表示装置の品質が低い
という問題があった。また、真空槽2内を常圧に戻して
がらも、真空槽2内で注入が行われるため、1回毎の真
空槽2の使用時間が長くなり、使用効率が低い、液晶注
入装置1の数が多く必要となるという問題点があった。
本発明の目的は、上述の問題点を解決し、液晶表示装置
の品質を向上し、液晶注入装置1の小形化、簡略化を図
ることができる液晶表示装置の製造方法を提供すること
である。
の品質を向上し、液晶注入装置1の小形化、簡略化を図
ることができる液晶表示装置の製造方法を提供すること
である。
課題を解決するための手段
本発明は、液晶表示装置を構成する一対の透明基板を対
向させ、液晶注入口以外の残余の周縁部を気密に封止し
て液晶注入空間を有する基板対を構成し、 真空容器内で複数の前記基板対を注入口を下方に向けて
配置して、真空容器内を減圧して、注入口を真空容器に
貯留されている液晶に浸漬し、真空容器内から基板対を
取り出して、各基板対毎に液晶注入状態を確認しながら
液晶を注入することを特徴とする液晶表示装置の製造方
法である。
向させ、液晶注入口以外の残余の周縁部を気密に封止し
て液晶注入空間を有する基板対を構成し、 真空容器内で複数の前記基板対を注入口を下方に向けて
配置して、真空容器内を減圧して、注入口を真空容器に
貯留されている液晶に浸漬し、真空容器内から基板対を
取り出して、各基板対毎に液晶注入状態を確認しながら
液晶を注入することを特徴とする液晶表示装置の製造方
法である。
作 用
本発明に従えば、液晶表示装置を構成する一対の透明基
板を対向させ、液晶注入口以外の残余の周縁部を気密に
封止して液晶注入空間を有する基板対を構成する。真空
容器内で複数の前記基板対を注入口を下方に向けて配置
して、真空容器内を減圧して、注入口を真空容器に貯留
されている液晶に浸漬する。真空容器内から基板対を直
ちに取り出して、各基板対毎に注入状態を確認しながら
液晶を注入するため、各基板対毎に適切な量の液晶を注
入することができる。このため、各基板対間の液晶の層
厚を均一な状態とすることができるため、光漏れを防止
することができ、液晶表示装置の品質を向上することが
できる。また、真空容器に貯留されている液晶に注入口
を浸漬すると、直ちに真空容器から基板対を取り出すた
め、1回毎の真空容器の使用時間を短縮することができ
、真空容器の使用効率が高くなる。このため、液晶注入
装置を小形化、簡略化することができる。
板を対向させ、液晶注入口以外の残余の周縁部を気密に
封止して液晶注入空間を有する基板対を構成する。真空
容器内で複数の前記基板対を注入口を下方に向けて配置
して、真空容器内を減圧して、注入口を真空容器に貯留
されている液晶に浸漬する。真空容器内から基板対を直
ちに取り出して、各基板対毎に注入状態を確認しながら
液晶を注入するため、各基板対毎に適切な量の液晶を注
入することができる。このため、各基板対間の液晶の層
厚を均一な状態とすることができるため、光漏れを防止
することができ、液晶表示装置の品質を向上することが
できる。また、真空容器に貯留されている液晶に注入口
を浸漬すると、直ちに真空容器から基板対を取り出すた
め、1回毎の真空容器の使用時間を短縮することができ
、真空容器の使用効率が高くなる。このため、液晶注入
装置を小形化、簡略化することができる。
実施例
第1図は液晶セル20の平面図であり、第2図は第1図
に示される液晶セル20の切断面線■−■から見た断面
図である。単純マトリクス形の場合、ガラスや樹脂製の
一対の透明な基板21.22上に、各々透明帯状電極2
1a、22aが形成され、さらにその上に、配向膜21
b、22bが形成される。両基板21.22はガラスや
樹脂製などのスペーサ23を介して電極21a、22a
が直交するように向い合わされ、樹脂などのシール材2
3aによって、注入口24と液晶注入空間25とが形成
されるように貼り合わせられ、液晶セル20が形成され
る。この液晶注入空間25は、配置されているスペーサ
23の量や、シール材23aの厚みなどのばらつきから
、液晶セル20毎に、容積にばらつきを生じている。
に示される液晶セル20の切断面線■−■から見た断面
図である。単純マトリクス形の場合、ガラスや樹脂製の
一対の透明な基板21.22上に、各々透明帯状電極2
1a、22aが形成され、さらにその上に、配向膜21
b、22bが形成される。両基板21.22はガラスや
樹脂製などのスペーサ23を介して電極21a、22a
が直交するように向い合わされ、樹脂などのシール材2
3aによって、注入口24と液晶注入空間25とが形成
されるように貼り合わせられ、液晶セル20が形成され
る。この液晶注入空間25は、配置されているスペーサ
23の量や、シール材23aの厚みなどのばらつきから
、液晶セル20毎に、容積にばらつきを生じている。
第3図は、本発明における液晶注入装置26の側面図で
ある。真空槽27内に液晶セル20の支持部材28が取
付けられている。この支持部材28には、複数の液晶セ
ル20が注入口24を下にして吊下げられる。液晶セル
20の下には、昇降可能な台29上に、液晶30で満た
された液晶槽31が設置されている。この時点では、液
晶セル20と液晶30は接触しないように配置されてい
る。真空槽27は、真空源27aと接続している。
ある。真空槽27内に液晶セル20の支持部材28が取
付けられている。この支持部材28には、複数の液晶セ
ル20が注入口24を下にして吊下げられる。液晶セル
20の下には、昇降可能な台29上に、液晶30で満た
された液晶槽31が設置されている。この時点では、液
晶セル20と液晶30は接触しないように配置されてい
る。真空槽27は、真空源27aと接続している。
まず、真空源27aによって、真空槽27内を真空引き
する。これによって真空槽27内および液晶注入空間2
5が真空状態となる。また液晶30内に溶解している気
体が気泡となって液晶30から放出される。脱泡終了後
、台29を上昇させ、液晶セル20の注入口24と液晶
30とを接触させ、真空槽27内を常圧に戻す。液晶3
0の液面の加圧と、毛細管現象とによって、液晶30の
液晶注入空間25への注入が開始される。その直後、液
晶セル20を一度に取り出す。
する。これによって真空槽27内および液晶注入空間2
5が真空状態となる。また液晶30内に溶解している気
体が気泡となって液晶30から放出される。脱泡終了後
、台29を上昇させ、液晶セル20の注入口24と液晶
30とを接触させ、真空槽27内を常圧に戻す。液晶3
0の液面の加圧と、毛細管現象とによって、液晶30の
液晶注入空間25への注入が開始される。その直後、液
晶セル20を一度に取り出す。
第4図は、本発明における液晶セル20と液晶30との
真空槽27内における断面図である。第4図(1)は、
真空槽27内における真空引き状態を示している。液晶
セル20と液晶30とは接しないように配置されており
、液晶収納空間25内の真空引きと、液晶30の脱泡が
行われる。第4図(2)は、台29を上昇させ、液晶セ
ル20の注入口24と液晶30を接触させた状態を示し
ている。その後、すぐに真空槽27内が常圧に戻され、
第4図(3)に示される注入開始状態と°なる。液晶3
0の注入が開始されるので、注入口24付近は液晶30
が注入されているが、まだ液晶注入空間25のほとんど
が真空状態である。第4図く4)は、真空槽27外へ液
晶セル20を取り出した状態を示している。この状態で
は、注入口24付近には液晶30が注入されているが、
液晶注入空間25はほとんど真空状態である。注入口2
4付近に付着している液晶30によって、液晶注入空間
25内への気泡の侵入が防止される。
真空槽27内における断面図である。第4図(1)は、
真空槽27内における真空引き状態を示している。液晶
セル20と液晶30とは接しないように配置されており
、液晶収納空間25内の真空引きと、液晶30の脱泡が
行われる。第4図(2)は、台29を上昇させ、液晶セ
ル20の注入口24と液晶30を接触させた状態を示し
ている。その後、すぐに真空槽27内が常圧に戻され、
第4図(3)に示される注入開始状態と°なる。液晶3
0の注入が開始されるので、注入口24付近は液晶30
が注入されているが、まだ液晶注入空間25のほとんど
が真空状態である。第4図く4)は、真空槽27外へ液
晶セル20を取り出した状態を示している。この状態で
は、注入口24付近には液晶30が注入されているが、
液晶注入空間25はほとんど真空状態である。注入口2
4付近に付着している液晶30によって、液晶注入空間
25内への気泡の侵入が防止される。
第5図は、単品注入治具32の斜視図である。
液晶槽33内には、深さを2分する棚板34が設置され
ており、この棚板34は六34aを有している。液晶3
0が液晶槽33内の棚板34を越えないように満たされ
ている。棚板34上に、布35が配置される。この布3
5は、棚板34全面を覆うことができ、このとき棚板3
4の六34aから液晶30に浸すことができる突出部3
6を有している。真空槽27から取り出された液晶セル
20は、両基板上に偏光板を配置され、直ちに布35上
に注入口24を下にして1枚ずつ配置される。
ており、この棚板34は六34aを有している。液晶3
0が液晶槽33内の棚板34を越えないように満たされ
ている。棚板34上に、布35が配置される。この布3
5は、棚板34全面を覆うことができ、このとき棚板3
4の六34aから液晶30に浸すことができる突出部3
6を有している。真空槽27から取り出された液晶セル
20は、両基板上に偏光板を配置され、直ちに布35上
に注入口24を下にして1枚ずつ配置される。
液晶槽33内の液晶30は、突出部36から棚板34上
の布35に浸潤していき、注入口24から液晶注入空間
25に注入されていく。
の布35に浸潤していき、注入口24から液晶注入空間
25に注入されていく。
液晶30の注入状態は、偏光板を通して確認される。た
とえばツィステッドネマティック液晶を注入すると、基
板間で光は90”ねじられる、このため、電圧をかけな
い状態で2枚の偏光板を平行に設置すると、ノーマリブ
ラックの状態となる。
とえばツィステッドネマティック液晶を注入すると、基
板間で光は90”ねじられる、このため、電圧をかけな
い状態で2枚の偏光板を平行に設置すると、ノーマリブ
ラックの状態となる。
前述の方法で液晶30が注入されてゆくと、液晶30が
注入された部分は黒色を示し、液晶注入空間25がすべ
て黒色を示すと、注入が上部まで到達したことがわかる
。しかし、この状態では液晶注入空間25と外部との気
圧差から内側に歪んだ各基板が平行状態に戻っていない
ため、歪みのある部分で光漏れが生じている。さらに注
入を続けると、各基板が平行状態となり、光漏れがなく
なる。光漏れのない状態で、液晶セル20は最も良質の
表示を行うことができる。また、さらに注入を続けると
、両基板が外側に歪み、再び光漏れを生じる。したがっ
て平行状態を示すと直ちに液晶セル20を単品注入治具
32がら取り出し、液晶30の注入を停止する。その後
、樹脂などを用いて注入口24を封止し、液晶セル20
が完成する。
注入された部分は黒色を示し、液晶注入空間25がすべ
て黒色を示すと、注入が上部まで到達したことがわかる
。しかし、この状態では液晶注入空間25と外部との気
圧差から内側に歪んだ各基板が平行状態に戻っていない
ため、歪みのある部分で光漏れが生じている。さらに注
入を続けると、各基板が平行状態となり、光漏れがなく
なる。光漏れのない状態で、液晶セル20は最も良質の
表示を行うことができる。また、さらに注入を続けると
、両基板が外側に歪み、再び光漏れを生じる。したがっ
て平行状態を示すと直ちに液晶セル20を単品注入治具
32がら取り出し、液晶30の注入を停止する。その後
、樹脂などを用いて注入口24を封止し、液晶セル20
が完成する。
本発明に従うと真空槽27は、液晶注入空間25内の真
空引きと、液晶30の脱気とに用いられ、液晶セル20
が液晶30に浸されると常圧に戻され、液晶セル20は
直ちに真空127外に取り出される。このため、真空槽
27は、液晶セル20の注入が完了する前に、次の液晶
セル20および液晶30を配置し、真空引きを始めるこ
とができる。したがって1回毎の真空槽27の使用時間
を短縮することができ、使用効率が高くなるため、液晶
注入装置26の数を減少することができる6tな、液晶
30の注入と注入状態の確認を、各液晶セル20毎に行
うため、スペーサ23量やシール材23aの厚みなどの
ばらつきからばらつきを生じている各液晶注入空間25
の容積に適した液晶量を注入することができる。このた
め、液晶30の注入量の過不足によって基板が歪むこと
がなく、光漏れを防ぐことができることなどから、液晶
セル20の品質を向上することができる。
空引きと、液晶30の脱気とに用いられ、液晶セル20
が液晶30に浸されると常圧に戻され、液晶セル20は
直ちに真空127外に取り出される。このため、真空槽
27は、液晶セル20の注入が完了する前に、次の液晶
セル20および液晶30を配置し、真空引きを始めるこ
とができる。したがって1回毎の真空槽27の使用時間
を短縮することができ、使用効率が高くなるため、液晶
注入装置26の数を減少することができる6tな、液晶
30の注入と注入状態の確認を、各液晶セル20毎に行
うため、スペーサ23量やシール材23aの厚みなどの
ばらつきからばらつきを生じている各液晶注入空間25
の容積に適した液晶量を注入することができる。このた
め、液晶30の注入量の過不足によって基板が歪むこと
がなく、光漏れを防ぐことができることなどから、液晶
セル20の品質を向上することができる。
本実施例においては、単純マトリクス形液晶表示装置に
ついて説明したが、これに限定されるものではなく、セ
グメント形およびアクティブマトリクス形などにも用い
ることができる。また、真空槽27内において、液晶セ
ル2oに液晶3oを注入する際に、台29を上昇させて
液晶セル2゜と液晶30を接触させたが、液晶セル2o
を降下させても前述と同様の結果が得られる。また、真
空槽27から液晶セル2oを一度に取り出したが、液晶
セル20を1枚ずつ取り出す方法を用いても同様の結果
が得られる。
ついて説明したが、これに限定されるものではなく、セ
グメント形およびアクティブマトリクス形などにも用い
ることができる。また、真空槽27内において、液晶セ
ル2oに液晶3oを注入する際に、台29を上昇させて
液晶セル2゜と液晶30を接触させたが、液晶セル2o
を降下させても前述と同様の結果が得られる。また、真
空槽27から液晶セル2oを一度に取り出したが、液晶
セル20を1枚ずつ取り出す方法を用いても同様の結果
が得られる。
また、本実施例においては、作業員の目視作業で個々の
液晶セル20に対する液晶3oの注入量を調節している
が、前記偏光板を用いる注入量の検出を、注入量調節撮
像装置で撮像し、画像処理を行って、注入量の調節を自
動的に行っても前述と同様の効果が得られる。
液晶セル20に対する液晶3oの注入量を調節している
が、前記偏光板を用いる注入量の検出を、注入量調節撮
像装置で撮像し、画像処理を行って、注入量の調節を自
動的に行っても前述と同様の効果が得られる。
第6図は、液晶セル20の製造工程図である。
工程a1において、ガラスまたは樹脂製の透明な一対の
基板21.22に電&21a、22aが配置される。工
程a2で保護膜、工程a3で配向膜21b、22bが形
成された後、一方の基板21には、工程a4においてス
ペーサ23が散布され、他方の基板22には、工程a5
でシール材23aが印刷される。両基板21.22は、
工程a6において対向し、液晶注入空間25と注入口2
4を形成するように貼り合わせられる。工程a7におい
て、本発明の実施例における注入方法で液晶30が注入
され、工程a8で注入口24が封止されることによって
液晶セル20が完成する。
基板21.22に電&21a、22aが配置される。工
程a2で保護膜、工程a3で配向膜21b、22bが形
成された後、一方の基板21には、工程a4においてス
ペーサ23が散布され、他方の基板22には、工程a5
でシール材23aが印刷される。両基板21.22は、
工程a6において対向し、液晶注入空間25と注入口2
4を形成するように貼り合わせられる。工程a7におい
て、本発明の実施例における注入方法で液晶30が注入
され、工程a8で注入口24が封止されることによって
液晶セル20が完成する。
以上のように本発明に従うと、液晶セル2o毎に適正な
液晶30量を注入することができるので、基板21.2
2間の厚みを均一にすることができ、液晶表示装置の表
示の品質を向上することができる。また、真空槽27内
て液晶セル20の注入口24に液晶30が付着すれば直
ちに液晶セル2゜を取り出して、単品注入治具32を用
いて適正な液晶30量を注入することにしている。この
ため、真空槽27の1回の注入処理工程における使用時
間を短縮することができる。したがって、使用効率を向
上させることができる。すなわち、液晶表示装置の製造
に必要な構成の小形化、簡略化を図ることができる。
液晶30量を注入することができるので、基板21.2
2間の厚みを均一にすることができ、液晶表示装置の表
示の品質を向上することができる。また、真空槽27内
て液晶セル20の注入口24に液晶30が付着すれば直
ちに液晶セル2゜を取り出して、単品注入治具32を用
いて適正な液晶30量を注入することにしている。この
ため、真空槽27の1回の注入処理工程における使用時
間を短縮することができる。したがって、使用効率を向
上させることができる。すなわち、液晶表示装置の製造
に必要な構成の小形化、簡略化を図ることができる。
発明の効果
本発明に従えば、液晶表示装置を構成する一対の透明基
板を対向させ、液晶注入口以外の残余の周縁部を気密に
封止して液晶注入空間を有する基板対を構成する。真空
容器内で複数の前記基板対を注入口を下方に向けて配置
して、真空容器内を減圧して、注入口を真空容器に貯留
されている液晶に浸漬する。真空容器内から基板対を直
ちに取り出して、各基板対毎に注入状態を確認しながら
液晶を注入するため、各基板対毎に適切な量の液晶を注
入することができる。このため、各基板対間の液晶の層
厚を均一な状態とすることができるため、光漏れを防止
することができ、液晶表示装置の品質を向上することが
できる。また、真空容器に貯留されている液晶に注入口
を浸漬すると、直ちに真空容器から基板対を取り出すた
め、1回毎の真空容器の使用時間を短縮することができ
、真空容器の使用効率が高くなる。このため、液晶注入
装置を小形化、簡略化することができる。
板を対向させ、液晶注入口以外の残余の周縁部を気密に
封止して液晶注入空間を有する基板対を構成する。真空
容器内で複数の前記基板対を注入口を下方に向けて配置
して、真空容器内を減圧して、注入口を真空容器に貯留
されている液晶に浸漬する。真空容器内から基板対を直
ちに取り出して、各基板対毎に注入状態を確認しながら
液晶を注入するため、各基板対毎に適切な量の液晶を注
入することができる。このため、各基板対間の液晶の層
厚を均一な状態とすることができるため、光漏れを防止
することができ、液晶表示装置の品質を向上することが
できる。また、真空容器に貯留されている液晶に注入口
を浸漬すると、直ちに真空容器から基板対を取り出すた
め、1回毎の真空容器の使用時間を短縮することができ
、真空容器の使用効率が高くなる。このため、液晶注入
装置を小形化、簡略化することができる。
第1図は本発明における実施例の液晶セルの平面図、第
2図は第1図に示される実施例における切断面線■−■
から見た断面図、第3図は本発明における実施例の液晶
注入装置の側面図、第4図は第3図に示される実施例の
断面図、第5図は本発明における実施例の単品注大治具
の斜視図、第6図は本発明を用いた液晶セルの製造工程
図、第7図は本発明における従来例の側面図である。 20・・・液晶セル、21.22・・・基板、23a・
・・シール材、24・・・注入口、25・・・液晶注入
空間、26・・・液晶注入装置、27・・・真空槽、3
0・・・液晶、31・・・液晶槽、32・・・単品注入
泊具代理人 弁理士 画数 圭一部 第1図 第2図 第 3図 第4図
2図は第1図に示される実施例における切断面線■−■
から見た断面図、第3図は本発明における実施例の液晶
注入装置の側面図、第4図は第3図に示される実施例の
断面図、第5図は本発明における実施例の単品注大治具
の斜視図、第6図は本発明を用いた液晶セルの製造工程
図、第7図は本発明における従来例の側面図である。 20・・・液晶セル、21.22・・・基板、23a・
・・シール材、24・・・注入口、25・・・液晶注入
空間、26・・・液晶注入装置、27・・・真空槽、3
0・・・液晶、31・・・液晶槽、32・・・単品注入
泊具代理人 弁理士 画数 圭一部 第1図 第2図 第 3図 第4図
Claims (1)
- 液晶表示装置を構成する一対の透明基板を対向させ、液
晶注入口以外の残余の周縁部を気密に封止して液晶注入
空間を有する基板対を構成し、真空容器内で複数の前記
基板対を注入口を下方に向けて配置して、真空容器内を
減圧して、注入口を真空容器に貯留されている液晶に浸
漬し、真空容器内から基板対を取り出して、各基板対毎
に液晶注入状態を確認しながら液晶を注入することを特
徴とする液晶表示装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2208656A JP2561376B2 (ja) | 1990-08-06 | 1990-08-06 | 液晶表示装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2208656A JP2561376B2 (ja) | 1990-08-06 | 1990-08-06 | 液晶表示装置の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0493925A true JPH0493925A (ja) | 1992-03-26 |
JP2561376B2 JP2561376B2 (ja) | 1996-12-04 |
Family
ID=16559868
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2208656A Expired - Lifetime JP2561376B2 (ja) | 1990-08-06 | 1990-08-06 | 液晶表示装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2561376B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6980275B1 (en) * | 1993-09-20 | 2005-12-27 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Electro-optical device |
-
1990
- 1990-08-06 JP JP2208656A patent/JP2561376B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6980275B1 (en) * | 1993-09-20 | 2005-12-27 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Electro-optical device |
US7525629B2 (en) | 1993-09-20 | 2009-04-28 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Liquid crystal display device comprising drive circuits that include thin film transistors formed on both substrates |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2561376B2 (ja) | 1996-12-04 |
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