JPH0493912A - 手術用顕微鏡 - Google Patents
手術用顕微鏡Info
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- JPH0493912A JPH0493912A JP2207911A JP20791190A JPH0493912A JP H0493912 A JPH0493912 A JP H0493912A JP 2207911 A JP2207911 A JP 2207911A JP 20791190 A JP20791190 A JP 20791190A JP H0493912 A JPH0493912 A JP H0493912A
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Landscapes
- Microscoopes, Condenser (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、立体視するための二つの光軸を有する手術用
顕微鏡に関する。
顕微鏡に関する。
近年、手術手法1手術用具の発達に伴い微細な手術所謂
マイクロサージエリ−が頻繁に行なわれるようになって
きた。マイクロサージエリ−には、例えば眼科や脳神経
外科に例を見るように、術部を拡大観察するために手術
用顕微鏡が用いられる。
マイクロサージエリ−が頻繁に行なわれるようになって
きた。マイクロサージエリ−には、例えば眼科や脳神経
外科に例を見るように、術部を拡大観察するために手術
用顕微鏡が用いられる。
一般に手術用顕微鏡は、第9図に示すように、実体顕微
鏡である鏡体1と鏡体lを所望の位置、角度に移動し保
持するための架台2とで構成されている。
鏡である鏡体1と鏡体lを所望の位置、角度に移動し保
持するための架台2とで構成されている。
又、鏡体1の実体光学系は、第1O図に示した如き構成
を有しており、図中、3は対物レンズ、4は変倍光学系
、5はビームスプリッタ、6は接眼レンズである。そし
て、術部7から発せられた光は、対物レンズ3.変倍光
学系4,4を介してビームスプリッタ5,5により分割
されつつ結像せしめられ、その像が接眼レンズ6.6を
介して術者の目により立体観察される。又、一方のビー
ムスプリッタ5により反射されて一旦結像した光は、リ
レーレンズ8.偏向プリズム9.接眼レンズ■0から構
成される側視鏡11に入射・結像し、衝接教育の目的な
どで第三者により観察され、他方のビームスプリッタ5
で反射されて一旦結像せしめられた光は、結像レンズ1
2.撮像素子13から構成されるビデオカメラ14に入
射・結像し、同じく衝接教育用にビデオ録画される。
を有しており、図中、3は対物レンズ、4は変倍光学系
、5はビームスプリッタ、6は接眼レンズである。そし
て、術部7から発せられた光は、対物レンズ3.変倍光
学系4,4を介してビームスプリッタ5,5により分割
されつつ結像せしめられ、その像が接眼レンズ6.6を
介して術者の目により立体観察される。又、一方のビー
ムスプリッタ5により反射されて一旦結像した光は、リ
レーレンズ8.偏向プリズム9.接眼レンズ■0から構
成される側視鏡11に入射・結像し、衝接教育の目的な
どで第三者により観察され、他方のビームスプリッタ5
で反射されて一旦結像せしめられた光は、結像レンズ1
2.撮像素子13から構成されるビデオカメラ14に入
射・結像し、同じく衝接教育用にビデオ録画される。
しかし、このような構成では、側視鏡11.ビデオカメ
ラ14は実体光学系の二つの光路のうち一つの光路のみ
を用いて観察或いはビデオ撮影しているため、第三者は
術者のように立体観察はできない。
ラ14は実体光学系の二つの光路のうち一つの光路のみ
を用いて観察或いはビデオ撮影しているため、第三者は
術者のように立体観察はできない。
又、第三者が立体視観察するためには、従来から実体光
学系の一つの光路を瞳分割する手段がとられているが、
手術用顕微鏡は手術をするための作業スペースを広くと
っている。即ち焦点距離を長くしているために、そのよ
うな手段で得られる立体感は二つの光路を使って立体観
察する術者の立体感と比較すると極度に劣る。
学系の一つの光路を瞳分割する手段がとられているが、
手術用顕微鏡は手術をするための作業スペースを広くと
っている。即ち焦点距離を長くしているために、そのよ
うな手段で得られる立体感は二つの光路を使って立体観
察する術者の立体感と比較すると極度に劣る。
又、術部を立体観察するために術者の観察光学系とは別
の第2の観察光学系を有する手術用顕微鏡として、例え
ば特開昭61−16736号公報に記載のものがある。
の第2の観察光学系を有する手術用顕微鏡として、例え
ば特開昭61−16736号公報に記載のものがある。
これは第11図に示した如き構成を有しており、16は
対物レンズ、17は変倍光学系、18は接眼レンズ、1
9は第2の変倍光学系、20は偏向ミラー 21は第2
の接眼レンズである。そして、術部15から発せられた
光は、対物レンズ16.変倍光学系17.17により結
像せしめられ、接眼レンズ18.18を介して術者の目
により立体観察される。又、第2の観察光学系では、対
物レンズ16.変倍光学系19t 19により結像せし
められ、偏向ミラー20゜20、第2の接眼レンズ21
.21を介して第三者の目により立体観察される。第1
2図は、変倍光学系17.17及び第2の変倍光学系1
9,19を対物レンズ16の方向から見た図である。こ
の構成によれば、第三者による良好な立体観察が可能と
なる。
対物レンズ、17は変倍光学系、18は接眼レンズ、1
9は第2の変倍光学系、20は偏向ミラー 21は第2
の接眼レンズである。そして、術部15から発せられた
光は、対物レンズ16.変倍光学系17.17により結
像せしめられ、接眼レンズ18.18を介して術者の目
により立体観察される。又、第2の観察光学系では、対
物レンズ16.変倍光学系19t 19により結像せし
められ、偏向ミラー20゜20、第2の接眼レンズ21
.21を介して第三者の目により立体観察される。第1
2図は、変倍光学系17.17及び第2の変倍光学系1
9,19を対物レンズ16の方向から見た図である。こ
の構成によれば、第三者による良好な立体観察が可能と
なる。
ところで、ここまでは第三者による立体観察について述
べたが、次にビデオカメラによる立体撮影について簡単
に説明する。従来から手術用顕微鏡の観察像を立体撮影
するためには、第10図に示した二つのビームスプリッ
タ5,5の反射光を二つのビデオカメラに夫々入射・結
像させ、何らかの記録媒体に記録する方法がとられてい
る。そして、記録された観察像は、TVモニターに写し
出され、例えば偏光板等を利用して、手術用顕微鏡の左
の観察像はモニター観察者の左眼へ且つ右の観察像は右
眼へ夫々入射させることにより立体観察されるようにな
っている。
べたが、次にビデオカメラによる立体撮影について簡単
に説明する。従来から手術用顕微鏡の観察像を立体撮影
するためには、第10図に示した二つのビームスプリッ
タ5,5の反射光を二つのビデオカメラに夫々入射・結
像させ、何らかの記録媒体に記録する方法がとられてい
る。そして、記録された観察像は、TVモニターに写し
出され、例えば偏光板等を利用して、手術用顕微鏡の左
の観察像はモニター観察者の左眼へ且つ右の観察像は右
眼へ夫々入射させることにより立体観察されるようにな
っている。
しかし、上記側視鏡は、立体観察ができないから、微細
且つ複雑なマイクロサージエリ−の衝接を修得する目的
においては充分満足して使用することはできないという
欠点があった。又、上記瞳分割により得た立体像も術者
の立体感に較べて極度に劣るため、実用的ではないとい
う問題があった。更に、特開昭61−16736号公報
に記載の手術用顕微鏡においては、良好な立体観察が可
能となるものの、鏡体内に二つの立体観察光学系を有す
るために、機構が複雑になるばかりか、大型化するため
手術をするための作業スペースが著しく狭められるとい
う重大な欠点がある。又、高価になることは云うまでも
ない。
且つ複雑なマイクロサージエリ−の衝接を修得する目的
においては充分満足して使用することはできないという
欠点があった。又、上記瞳分割により得た立体像も術者
の立体感に較べて極度に劣るため、実用的ではないとい
う問題があった。更に、特開昭61−16736号公報
に記載の手術用顕微鏡においては、良好な立体観察が可
能となるものの、鏡体内に二つの立体観察光学系を有す
るために、機構が複雑になるばかりか、大型化するため
手術をするための作業スペースが著しく狭められるとい
う重大な欠点がある。又、高価になることは云うまでも
ない。
又、立体撮影においては、上記従来例の場合2台のビデ
オカメラを鏡体の周囲に配置しなければならず、−層作
業スペースが狭められるばかりか鏡体部の重量を著しく
増加させるので、通常このような高重量に対応できる架
台を有さない手術用顕微鏡においては、もはや鏡体部を
所望の位置。
オカメラを鏡体の周囲に配置しなければならず、−層作
業スペースが狭められるばかりか鏡体部の重量を著しく
増加させるので、通常このような高重量に対応できる架
台を有さない手術用顕微鏡においては、もはや鏡体部を
所望の位置。
角度に移動することすら困難となるという問題がある。
又、立体撮影をするために必ず2台のビデオカメラを使
用するので、立体撮影でない撮影に比較して飛躍的に高
価なものになるという問題もある。
用するので、立体撮影でない撮影に比較して飛躍的に高
価なものになるという問題もある。
本発明は、以上の問題点に鑑み、手術をするための作業
スペースを狭めることなく、衝接を修得する目的に対応
すべき充分な立体感が得られる観察像を第三者或いはビ
デオカメラに供給でき、小型軽量にして構造が簡単で安
価である手術用顕微鏡を提供することを目的とする。
スペースを狭めることなく、衝接を修得する目的に対応
すべき充分な立体感が得られる観察像を第三者或いはビ
デオカメラに供給でき、小型軽量にして構造が簡単で安
価である手術用顕微鏡を提供することを目的とする。
本発明による手術用顕微鏡は、
立体視するための二つの光軸を有する手術用顕微鏡にお
いて、 前記二つの光軸上に夫々少なくとも一つ以上の光路分割
手段を配置して前記二つの光軸上の各光束の少なくとも
一部ずつを術者用の立体視観察系と異なる一方向に指向
せしめると共に、前記一方向に指向せしめられた二つの
光束が互いに異なる振動方向の偏光成分となるようにす
る偏光手段を備えていることを特徴としている。
いて、 前記二つの光軸上に夫々少なくとも一つ以上の光路分割
手段を配置して前記二つの光軸上の各光束の少なくとも
一部ずつを術者用の立体視観察系と異なる一方向に指向
せしめると共に、前記一方向に指向せしめられた二つの
光束が互いに異なる振動方向の偏光成分となるようにす
る偏光手段を備えていることを特徴としている。
上記構成によれば、再び偏光成分を二つに分離。
結像させる光学系を備えた側視鏡と組み合わせるだけで
、十分な立体感のある立体観察像を術者以外の観察者に
供給できる。又、ネマティック液晶により偏光成分を選
択して透過させて結像させるビデオカメラと組み合わせ
るだけで十分な立体感のある立体観察像をビデオカメラ
に供給できる。
、十分な立体感のある立体観察像を術者以外の観察者に
供給できる。又、ネマティック液晶により偏光成分を選
択して透過させて結像させるビデオカメラと組み合わせ
るだけで十分な立体感のある立体観察像をビデオカメラ
に供給できる。
従って、従来と同じ作業スペースを確保できると共に、
十分な立体感のある立体観察或いは立体撮影が可能にな
り、更に手術用顕微鏡自体も小型軽量にして構造が簡単
で安価で済む。
十分な立体感のある立体観察或いは立体撮影が可能にな
り、更に手術用顕微鏡自体も小型軽量にして構造が簡単
で安価で済む。
以下、図示した実施例に基づき本発明の詳細な説明する
。
。
第1図は本発明による手術用顕微鏡の第1実施例の通常
使用状態での光学系を示す図、第2図は上記第1実施例
の側視鏡使用状態での光学系を示す図である。
使用状態での光学系を示す図、第2図は上記第1実施例
の側視鏡使用状態での光学系を示す図である。
第1図において、23は対物レンズ、24は変倍光学系
、25は入射面に平行な振動方向の偏光成分の大半を透
過し且つ入射面に垂直な振動方向の偏光成分の大半を反
射する偏光ビームスプリッタ、26は接眼レンズである
。第2図において、27は偏光面を前記偏光ビームスプ
リッタ25の入射面と45°をなすように配置しBk波
長板、28は反射鏡であって、これらが偏光面を90゜
回転させる偏光部材29を構成している。偏光部材29
は、第2図においては紙面に向かって右側に取り付けて
あり、一方の偏光ビームスプリッタ25の反射光軸に対
して反射鏡2Bが垂直になるように鏡体に着脱自在とな
っている。
、25は入射面に平行な振動方向の偏光成分の大半を透
過し且つ入射面に垂直な振動方向の偏光成分の大半を反
射する偏光ビームスプリッタ、26は接眼レンズである
。第2図において、27は偏光面を前記偏光ビームスプ
リッタ25の入射面と45°をなすように配置しBk波
長板、28は反射鏡であって、これらが偏光面を90゜
回転させる偏光部材29を構成している。偏光部材29
は、第2図においては紙面に向かって右側に取り付けて
あり、一方の偏光ビームスプリッタ25の反射光軸に対
して反射鏡2Bが垂直になるように鏡体に着脱自在とな
っている。
30はリレーレンズ、31は前記偏光ビームスプリッタ
25の入射面に平行な振動方向の偏光成分の大半を透過
し且つ入射面に垂直な振動方向の偏光成分の大半を反射
する偏光ビームスプリッタ、32は偏向プリズム34.
34は接眼レンズであって、これらが側視鏡33を構成
している。
25の入射面に平行な振動方向の偏光成分の大半を透過
し且つ入射面に垂直な振動方向の偏光成分の大半を反射
する偏光ビームスプリッタ、32は偏向プリズム34.
34は接眼レンズであって、これらが側視鏡33を構成
している。
本実施例は上述の如く構成されているから、第1図に示
した状態においては、術部22より発せられた光は、対
物レンズ23.変倍光学系24゜24を介して偏光ビー
ムスプリッタ25.25により入射面に平行な振動方向
の偏光成分と入射面に垂直な振動方向の偏光成分に分割
されつつ結像せしめられる。偏光ビームスプリッタ25
.25を透過した入射面に平行な振動方向の偏光成分に
よる像は、接眼レンズ26.26を介して術者の目によ
り立体観察される。
した状態においては、術部22より発せられた光は、対
物レンズ23.変倍光学系24゜24を介して偏光ビー
ムスプリッタ25.25により入射面に平行な振動方向
の偏光成分と入射面に垂直な振動方向の偏光成分に分割
されつつ結像せしめられる。偏光ビームスプリッタ25
.25を透過した入射面に平行な振動方向の偏光成分に
よる像は、接眼レンズ26.26を介して術者の目によ
り立体観察される。
一方、偏光ビームスプリッタ25.25により反射され
て一旦結像した入射面に垂直な振動方向の偏光成分は、
図示しない側視鏡やビデオカメラに入射して再結像する
。
て一旦結像した入射面に垂直な振動方向の偏光成分は、
図示しない側視鏡やビデオカメラに入射して再結像する
。
従って、通常は従来の手術用顕微鏡と同様に観察された
り、非立体的に第三者により観察されたりビデオ録画さ
れたりする。
り、非立体的に第三者により観察されたりビデオ録画さ
れたりする。
又、第2図に示した状態においては、術部22より発せ
られた光は、対物レンズ23.変倍光学系24.24を
介して偏光ビームスプリッタ25゜25により入射面に
平行な振動方向の偏光成分と入射面に垂直な振動方向の
偏光成分に分割されつつ結像せしめられる。偏光ビーム
スプリッタ25゜25を透過した入射面に平行な振動方
向の偏光成分による像は、接眼レンズ26.26を介し
て術者の左右眼により立体観察される。紙面に向って右
側の偏光ビームスプリッタ25で反射された右眼の観察
像を形成すべき入射面に垂直な振動方向の偏光成分は、
ス波長板27を介し反射鏡28で反射され再び区波長板
27を介する即ちA波長板を2回透過することにより偏
光面が90°回転して入射面に平行な振動方向の偏光成
分になり、初めに反射した紙面に向って右側の偏光ビー
ムスプリッタ25更には紙面に向って左側の偏光ビーム
左側の偏光ビームスプリッタ25で反射された左眼観察
像を形成すべき入射面に垂直な振動方向の偏光成分と重
なり、鏡体から出射される。鏡体から出射された両側光
成分は、側視鏡33に入射しリレーレンズ30を介して
偏光ビームスプリッタ31により入射面に平行な振動方
向の偏光成分と入射面に垂直な振動方向の偏光成分に再
び分割される。そして、右眼観察像を形成すべき入射面
に平行な振動方向の偏光成分は、偏光ビームスプリッタ
31を透過して結像し、接眼レンズ34を介して第三者
の右眼により観察される。一方、左眼観察像を形成すべ
き入射面に垂直な振動方向の偏光成分は、偏光ビームス
プリッタ31で反射され、更に衰微を得るために配置さ
れている2回反射型の偏向プリズム32で反射されて結
像し、接眼レンズ34を介して第三者の左眼により観察
される。
られた光は、対物レンズ23.変倍光学系24.24を
介して偏光ビームスプリッタ25゜25により入射面に
平行な振動方向の偏光成分と入射面に垂直な振動方向の
偏光成分に分割されつつ結像せしめられる。偏光ビーム
スプリッタ25゜25を透過した入射面に平行な振動方
向の偏光成分による像は、接眼レンズ26.26を介し
て術者の左右眼により立体観察される。紙面に向って右
側の偏光ビームスプリッタ25で反射された右眼の観察
像を形成すべき入射面に垂直な振動方向の偏光成分は、
ス波長板27を介し反射鏡28で反射され再び区波長板
27を介する即ちA波長板を2回透過することにより偏
光面が90°回転して入射面に平行な振動方向の偏光成
分になり、初めに反射した紙面に向って右側の偏光ビー
ムスプリッタ25更には紙面に向って左側の偏光ビーム
左側の偏光ビームスプリッタ25で反射された左眼観察
像を形成すべき入射面に垂直な振動方向の偏光成分と重
なり、鏡体から出射される。鏡体から出射された両側光
成分は、側視鏡33に入射しリレーレンズ30を介して
偏光ビームスプリッタ31により入射面に平行な振動方
向の偏光成分と入射面に垂直な振動方向の偏光成分に再
び分割される。そして、右眼観察像を形成すべき入射面
に平行な振動方向の偏光成分は、偏光ビームスプリッタ
31を透過して結像し、接眼レンズ34を介して第三者
の右眼により観察される。一方、左眼観察像を形成すべ
き入射面に垂直な振動方向の偏光成分は、偏光ビームス
プリッタ31で反射され、更に衰微を得るために配置さ
れている2回反射型の偏向プリズム32で反射されて結
像し、接眼レンズ34を介して第三者の左眼により観察
される。
従って、側視鏡と組み合わせるだけで術者と同じ立体感
のある観察像を第三者に提供することができる。その上
、従来と同じ作業スペースを確保できる。又、側視鏡3
3にイメージローチーターを内蔵させれば、第三者の観
察姿勢を楽にできることは云うまでもない。又、本実施
例は、従来手術用顕微鏡においてビームスプリッタを偏
光ビームスプリッタに変え且つ偏光部材を取付けるだけ
で簡単に構成できる。従って、手術用顕微鏡自体も小型
軽量で安価になる。又、通常は従来の手術用顕微鏡と同
じ機能を持つことから、用途に合わせた使い分けができ
、便利である。
のある観察像を第三者に提供することができる。その上
、従来と同じ作業スペースを確保できる。又、側視鏡3
3にイメージローチーターを内蔵させれば、第三者の観
察姿勢を楽にできることは云うまでもない。又、本実施
例は、従来手術用顕微鏡においてビームスプリッタを偏
光ビームスプリッタに変え且つ偏光部材を取付けるだけ
で簡単に構成できる。従って、手術用顕微鏡自体も小型
軽量で安価になる。又、通常は従来の手術用顕微鏡と同
じ機能を持つことから、用途に合わせた使い分けができ
、便利である。
第3図は第2実施例の通常使用状態での光学系を示す図
、第4図は上記第2実施例のビデオ撮影状態での光学系
を示す図である。
、第4図は上記第2実施例のビデオ撮影状態での光学系
を示す図である。
第3図において、36は対物レンズ、37は変倍光学系
、38は紙面に向って右側のもののみ術部35からの観
察光軸に対し180°回動自在なビームスプリッタ、3
9は第1の偏光板、40は偏光面か偏光板39の偏光面
と平行な第2の偏光板、41は接眼レンズ、42は偏光
面が偏光板39と垂直な第3の偏光板である。
、38は紙面に向って右側のもののみ術部35からの観
察光軸に対し180°回動自在なビームスプリッタ、3
9は第1の偏光板、40は偏光面か偏光板39の偏光面
と平行な第2の偏光板、41は接眼レンズ、42は偏光
面が偏光板39と垂直な第3の偏光板である。
第4図において、43はリレーレンズ、44は像反転プ
リズム、45はネマティック液晶板、46は偏光面が偏
光板39と平行な第4の偏光板、47は結像レンズ、4
8は撮像素子であって、これらがビデオカメラ49を構
成している。この場合、ビームスプリッタ38は、第3
図の場合と比べて、術部35からの観察光軸に対し18
0°回動させた状態にある。
リズム、45はネマティック液晶板、46は偏光面が偏
光板39と平行な第4の偏光板、47は結像レンズ、4
8は撮像素子であって、これらがビデオカメラ49を構
成している。この場合、ビームスプリッタ38は、第3
図の場合と比べて、術部35からの観察光軸に対し18
0°回動させた状態にある。
本実施例は上述の如く構成されているから、第3図に示
した状態においては、術部35より発せられた光は、対
物レンズ36.変倍光学系37゜37を介してビームス
プリッタ38.38により分割されつつ結像せしめられ
る。そして、この像が接眼レンズ41.41により立体
観察される。
した状態においては、術部35より発せられた光は、対
物レンズ36.変倍光学系37゜37を介してビームス
プリッタ38.38により分割されつつ結像せしめられ
る。そして、この像が接眼レンズ41.41により立体
観察される。
ここで、紙面に向って左側の光は、ビームスプリッタ3
8の直前に配置された第1の偏光板39を介して一つの
偏光成分となる。そして、ビームスプリッタ38を透過
した偏光成分は一旦結像し、それが接眼レンズ41を介
して術者の目により観察される。又、この偏光成分は、
接眼レンズ41の直前に配置された第2の偏光板40を
介することになる。一方、ビームスプリッタ38により
反射された光は図示しない側視鏡やビデオカメラに入射
して再結像する。
8の直前に配置された第1の偏光板39を介して一つの
偏光成分となる。そして、ビームスプリッタ38を透過
した偏光成分は一旦結像し、それが接眼レンズ41を介
して術者の目により観察される。又、この偏光成分は、
接眼レンズ41の直前に配置された第2の偏光板40を
介することになる。一方、ビームスプリッタ38により
反射された光は図示しない側視鏡やビデオカメラに入射
して再結像する。
従って、通常は従来の手術用顕微鏡と同様に観察された
り、非立体的に第三者により観察されたりビデオ録画さ
れたりする。
り、非立体的に第三者により観察されたりビデオ録画さ
れたりする。
又、第4図に示した状態においては、術部35より発せ
られた光は、対物レンズ36.変倍光学系37.37を
介してビームスプリッタ38,38により分割されつつ
結像せしめられる。ビームスプリッタ38.38を透過
した光は一旦結像し、それが接眼レンズ41.41を介
して術者の目により立体観察される。紙面に向って右側
のビームスプリッタ38で反射された光は、第3の偏光
板42を介すことにより偏光面が偏光板39と垂直な偏
光成分に限定され、紙面に向って左側のビームスプリッ
タ38により分割される。この左側のビームスプリッタ
38で分割された偏光面が偏光板39と垂直な偏光成分
のうち透過した成分は、術部35から発せられた偏光板
39を介することにより偏光面が偏光板39と平行にな
った偏光成分のうち左側のビームスプリッタ38により
反射された成分と重なり、鏡体から出射される。尚、前
記左側のビームスプリッタ38で分割された偏光面が偏
光板39と垂直な偏光成分のうち反射された成分は、第
2の偏光板40と偏光面が直交するための、該第2の偏
光板40により遮られる。
られた光は、対物レンズ36.変倍光学系37.37を
介してビームスプリッタ38,38により分割されつつ
結像せしめられる。ビームスプリッタ38.38を透過
した光は一旦結像し、それが接眼レンズ41.41を介
して術者の目により立体観察される。紙面に向って右側
のビームスプリッタ38で反射された光は、第3の偏光
板42を介すことにより偏光面が偏光板39と垂直な偏
光成分に限定され、紙面に向って左側のビームスプリッ
タ38により分割される。この左側のビームスプリッタ
38で分割された偏光面が偏光板39と垂直な偏光成分
のうち透過した成分は、術部35から発せられた偏光板
39を介することにより偏光面が偏光板39と平行にな
った偏光成分のうち左側のビームスプリッタ38により
反射された成分と重なり、鏡体から出射される。尚、前
記左側のビームスプリッタ38で分割された偏光面が偏
光板39と垂直な偏光成分のうち反射された成分は、第
2の偏光板40と偏光面が直交するための、該第2の偏
光板40により遮られる。
次に、鏡体から出射された光はビデオカメラ49に入射
し、そのリレーレンズ43を介し、衰微を得るために像
反転プリズム44を介し、更にネマティック液晶板45
.第4の偏光板46.結像レンズ47を介して撮像素子
48の撮像面に結像する。ネマティック液晶板45に電
圧を印加しない状態においては、立体観察光のうち紙面
に向って右側の観察光である偏光面が偏光板39と垂直
な偏光成分のみがネマティック液晶板45を透過するこ
とにより偏光面が90°回転し、従って、偏光面が第4
の偏光板46と平行となるため第4の偏光板46を透過
し、結像レンズ47を介して撮像素子48上に結像する
。又、ネマティック液晶板45に電圧を印加した状態に
おいては、立体観察光のうち紙面に向って左側の観察光
である偏光面が偏光板39と平行な偏光成分がそのまま
ネマティック液晶板45.第4の偏光板46を透過し、
結像レンズ47を介して撮像素子48上に結像する。尚
、偏光面が偏光板39と垂直な偏光成分は第4の偏光板
46で遮られる。
し、そのリレーレンズ43を介し、衰微を得るために像
反転プリズム44を介し、更にネマティック液晶板45
.第4の偏光板46.結像レンズ47を介して撮像素子
48の撮像面に結像する。ネマティック液晶板45に電
圧を印加しない状態においては、立体観察光のうち紙面
に向って右側の観察光である偏光面が偏光板39と垂直
な偏光成分のみがネマティック液晶板45を透過するこ
とにより偏光面が90°回転し、従って、偏光面が第4
の偏光板46と平行となるため第4の偏光板46を透過
し、結像レンズ47を介して撮像素子48上に結像する
。又、ネマティック液晶板45に電圧を印加した状態に
おいては、立体観察光のうち紙面に向って左側の観察光
である偏光面が偏光板39と平行な偏光成分がそのまま
ネマティック液晶板45.第4の偏光板46を透過し、
結像レンズ47を介して撮像素子48上に結像する。尚
、偏光面が偏光板39と垂直な偏光成分は第4の偏光板
46で遮られる。
従って、ネマティック液晶板45への電圧の無印加と印
加を交互に切り換えることにより、一つの撮像素子48
で術者と同じ観察像を立体観察できる。尚、観察像を画
面に表示するときには、ビデオカメラ49内のネマティ
ック液晶板45の切換え信号と通常画面とその観察眼と
の間に配置されるネマティック液晶板の切換え信号とを
同期させることは云うまでもない。又、本実施例は、つ
の撮像素子から構成される立体撮影用のビデオカメラを
直接鏡体に取付けるだけで、従来と同等の作業スペース
を確保しつつ立体撮影を行なうことができるという利点
がある。又、第1実施例で示した偏光ビームスプリッタ
は二つの偏光成分の分離が悪い上高価なものであるが、
本実施例は通常のビームスプリッタを用いているので、
消光比が高く且つ安価に構成できるという利点もある。
加を交互に切り換えることにより、一つの撮像素子48
で術者と同じ観察像を立体観察できる。尚、観察像を画
面に表示するときには、ビデオカメラ49内のネマティ
ック液晶板45の切換え信号と通常画面とその観察眼と
の間に配置されるネマティック液晶板の切換え信号とを
同期させることは云うまでもない。又、本実施例は、つ
の撮像素子から構成される立体撮影用のビデオカメラを
直接鏡体に取付けるだけで、従来と同等の作業スペース
を確保しつつ立体撮影を行なうことができるという利点
がある。又、第1実施例で示した偏光ビームスプリッタ
は二つの偏光成分の分離が悪い上高価なものであるが、
本実施例は通常のビームスプリッタを用いているので、
消光比が高く且つ安価に構成できるという利点もある。
更に、第1実施例の如く鏡体と別体の偏光部材を取付け
る手間を省くことができ、鏡体内部で立体撮影用の光学
系に変換できることも利点としてあげられる。
る手間を省くことができ、鏡体内部で立体撮影用の光学
系に変換できることも利点としてあげられる。
第5図は第3実施例の通常使用状態での光学系を示す図
、第6図はその要部平面図、第7図は上記第3実施例の
側視鏡使用状態・ビデオ使用状態での光学系を示す図で
ある。
、第6図はその要部平面図、第7図は上記第3実施例の
側視鏡使用状態・ビデオ使用状態での光学系を示す図で
ある。
第5図において、51は対物レンズ、52は変倍光学系
、53は第1のビームスプリッタ、54は接眼レンズ、
55は互いの偏光面が垂直な一対の第1の偏光板、56
は第2のビームスプリッタ、57は同一光路上の偏光板
55と偏光面が平行になるように配置した第2の偏光板
、58は第1ビームスプリッタ53.第2のビームスプ
リッタ56、偏光板55.第2の偏光板57(図面上は
保持状態にないが)を保持するための保持部材である。
、53は第1のビームスプリッタ、54は接眼レンズ、
55は互いの偏光面が垂直な一対の第1の偏光板、56
は第2のビームスプリッタ、57は同一光路上の偏光板
55と偏光面が平行になるように配置した第2の偏光板
、58は第1ビームスプリッタ53.第2のビームスプ
リッタ56、偏光板55.第2の偏光板57(図面上は
保持状態にないが)を保持するための保持部材である。
ここで、保持部材58を接眼レンズ54の方向から見た
第6図を用いて、保持部材58に保持されている第1の
ビームスプリッタ53.第2のビームスプリッタ56.
偏光板55.第2の偏光板57の位置関係について説明
する。保持部材58に第1のビームスプリッタ53が保
持される位置に対し90″′回転させた位置に第2のビ
ームスプリッタ56が配置され、各第2のビームスプリ
ッタ56の直前に第1の偏光板55が配置され、更に紙
面上上側に位置する第2のビームスプリッタ56の直後
には図示しないが第2の偏光板57が配置されている。
第6図を用いて、保持部材58に保持されている第1の
ビームスプリッタ53.第2のビームスプリッタ56.
偏光板55.第2の偏光板57の位置関係について説明
する。保持部材58に第1のビームスプリッタ53が保
持される位置に対し90″′回転させた位置に第2のビ
ームスプリッタ56が配置され、各第2のビームスプリ
ッタ56の直前に第1の偏光板55が配置され、更に紙
面上上側に位置する第2のビームスプリッタ56の直後
には図示しないが第2の偏光板57が配置されている。
尚、両第2のビームスプリッタ56の反射方向は紙面上
上側である。又、保持部材58は、第5図における左右
の光軸の中心を回転中心として回動自在であり、906
回動させた場合にビームスプリッタ53と第2のビーム
スプリッタ56の位置が入れ替わるように構成されてい
る。
上側である。又、保持部材58は、第5図における左右
の光軸の中心を回転中心として回動自在であり、906
回動させた場合にビームスプリッタ53と第2のビーム
スプリッタ56の位置が入れ替わるように構成されてい
る。
第7図は、第5図の構成から保持部材58を第6図にお
いて反時計まわりに90°回動させて得られる構成を示
している。
いて反時計まわりに90°回動させて得られる構成を示
している。
本実施例は上述の如く構成されているから、第5図に示
した状態においては、術部50より発せられた光は、対
物レンズ51.変倍光学系52゜52を介して第1のビ
ームスプリッタ53.53により分割されつつ結像せし
められる。ビームスプリッタ53を透過した光は一旦結
像し、それが接眼レンズ54.54を介して術者の目に
より立体観察される。一方、第1のビームスプリッタ5
3.53により反射された光は図示しない側視鏡やビデ
オカメラに入射し再結像する。
した状態においては、術部50より発せられた光は、対
物レンズ51.変倍光学系52゜52を介して第1のビ
ームスプリッタ53.53により分割されつつ結像せし
められる。ビームスプリッタ53を透過した光は一旦結
像し、それが接眼レンズ54.54を介して術者の目に
より立体観察される。一方、第1のビームスプリッタ5
3.53により反射された光は図示しない側視鏡やビデ
オカメラに入射し再結像する。
従って、通常は従来の手術用顕微鏡と同様に観察された
り、非立体的に第三者により観察されたりビデオ録画さ
れたりする。
り、非立体的に第三者により観察されたりビデオ録画さ
れたりする。
又、第7図に示した状態においては、術部50より発せ
られた光は、対物レンズ51.変倍光学系52,52.
偏光板55.55を介して第2のビームスプリッタ56
.56により分割されつつ結像せしめられる。尚、夫々
の偏光板55を透過した光は、夫々の偏光面と同じ偏光
面の偏光成分のみに限定される。第2のビームスプリッ
タ56を透過した光は一旦結像し、それが接眼レンズ5
4.54を介して術者の目により立体観察される。
られた光は、対物レンズ51.変倍光学系52,52.
偏光板55.55を介して第2のビームスプリッタ56
.56により分割されつつ結像せしめられる。尚、夫々
の偏光板55を透過した光は、夫々の偏光面と同じ偏光
面の偏光成分のみに限定される。第2のビームスプリッ
タ56を透過した光は一旦結像し、それが接眼レンズ5
4.54を介して術者の目により立体観察される。
紙面に向って右側の第2のビームスプリッタ56で反射
された例えば偏光面が紙面と平行な偏光成分は紙面に向
って左側の第2のビームスプリッタ56により再び分割
される。この左側の第2のビームスプリッタ56で分割
された紙面に向って右側の第2のビームスプリッタ56
から入射した偏光成分のうち透過した成分は、術部50
から発せられ紙面に向って左側の第2のビームスプリッ
タ56により反射された例えば偏光面が紙面と垂直な偏
光成分と重なり、鏡体から出射される。
された例えば偏光面が紙面と平行な偏光成分は紙面に向
って左側の第2のビームスプリッタ56により再び分割
される。この左側の第2のビームスプリッタ56で分割
された紙面に向って右側の第2のビームスプリッタ56
から入射した偏光成分のうち透過した成分は、術部50
から発せられ紙面に向って左側の第2のビームスプリッ
タ56により反射された例えば偏光面が紙面と垂直な偏
光成分と重なり、鏡体から出射される。
尚、前記左側の第2のビームスプリッタ56で分割され
た、紙面に向って右側の第2のビームスプリッタ56か
ら入射した偏光成分のうち反射された成分は、第2の偏
光板57と偏光面が直交するため該第2の偏光板57に
より遮られる。
た、紙面に向って右側の第2のビームスプリッタ56か
ら入射した偏光成分のうち反射された成分は、第2の偏
光板57と偏光面が直交するため該第2の偏光板57に
より遮られる。
そして、鏡体から出射された光は、図示しないが第1実
施例に示した如き側視鏡や第2実施例に示した如きビデ
オカメラに入射し再結像する。
施例に示した如き側視鏡や第2実施例に示した如きビデ
オカメラに入射し再結像する。
従って、本実施例は、第1実施例や第2実施例と同様の
効果が得られる。又、本実施例は、第2実施例の第1の
偏光板39.第2の偏光板40を省略できるので、通常
使用状態においては特に像の明るさについて従来と全く
同じ性能が得られるという利点がある。
効果が得られる。又、本実施例は、第2実施例の第1の
偏光板39.第2の偏光板40を省略できるので、通常
使用状態においては特に像の明るさについて従来と全く
同じ性能が得られるという利点がある。
第8図は第4実施例の光学系を示しており、これは第1
実施例中の偏光部材29の構成部材である反射鏡28を
ハーフミラ−59に置き換えたものである。
実施例中の偏光部材29の構成部材である反射鏡28を
ハーフミラ−59に置き換えたものである。
ハーフミラ−59は、反射鏡28としての作用をもたら
すほかに、その透過光を側視鏡11に入射せしめる。
すほかに、その透過光を側視鏡11に入射せしめる。
従って、立体撮影と第三者による単眼観察即ち非立体的
観察が同時に行なえる。又、同様の構成にして通常の撮
影即ち非立体的な撮影と第三者による立体観察が同時に
行えることは云うまでもない。
観察が同時に行なえる。又、同様の構成にして通常の撮
影即ち非立体的な撮影と第三者による立体観察が同時に
行えることは云うまでもない。
本実施例は、第1実施例と同じく簡単に構成できるとい
う利点がある。
う利点がある。
上述の如く、本発明による手術用顕微鏡は、手術をする
ための作業スペースを狭めることな(、術部を修得する
目的に対応すべき十分な立体感が得られる観察像を第三
者或いはビデオカメラに供給でき、小型軽量にして構造
が簡単で安価であるという実用上重要な利点を有してい
る。
ための作業スペースを狭めることな(、術部を修得する
目的に対応すべき十分な立体感が得られる観察像を第三
者或いはビデオカメラに供給でき、小型軽量にして構造
が簡単で安価であるという実用上重要な利点を有してい
る。
又、本発明手術用顕微鏡は、立体観察を必要としない場
合に左右の観察光を夫々別方向に鏡体から出射°できる
ので、従来の手術用顕微鏡としての機能を損なうことは
ないという利点も有している。
合に左右の観察光を夫々別方向に鏡体から出射°できる
ので、従来の手術用顕微鏡としての機能を損なうことは
ないという利点も有している。
第1図は本発明による手術用顕微鏡の第1実施例の通常
使用状態での光学系を示す図、第2図は上記第1実施例
の側視鏡使用状態での光学系を示す図、第3図は第2実
施例の通常使用状態での光学系を示す図、第4図は上記
第2実施例のビデオ撮影状態での光学系を示す図、第5
図は第3実施例の通常使用状態での光学系を示す図、第
6図はその要部平面図、第7図は上記第3実施例の側視
鏡使用状態・ビデオ使用状態での光学系を示す図、第8
図は第4実施例の光学系を示す図、第9図は手術用顕微
鏡全体の概略図、第10図は一従来例の光学系を示す図
、第11図は他の従来例の光学系を示す図、第12図は
その要部平面図である。 23.36.51・・・・対物レンズ、24,37゜5
2・・・・変倍光学系、25.31・・・・偏光ビーム
スプリッタ、26.34,41.54・・・・接眼レン
ズ、27・・・・ス波長板、28・・・・反射鏡、29
・・・・偏光部材、32・・・・偏向プリズム、33・
・・・側視鏡、38・・・・ビームスプリッタ、39.
55・・・・第1の偏光板、40.57・・・・第2の
偏光板、42・・・・第3の偏光板、43・・・・リレ
ーレンズ、44・・・・像反転プリズム、45・・・・
ネマティック液晶板、46・・・・第4の偏光板、47
・・・・結像レンズ、48・・・・撮像素子、49・・
・・ビデオカメラ、53・・・・第1のビームスプリッ
タ、56・・・・第2のビームスプリッタ、58・・・
・保持部材、59・・・・ハーフミラ− 左眼 方眼 左眼 右眼 左眼 右眼 左眼 右口艮 左眼 方眼 左眼 右@良 左眼 右眼 左眼 右眼 オ9 図 左眼 右鳳
使用状態での光学系を示す図、第2図は上記第1実施例
の側視鏡使用状態での光学系を示す図、第3図は第2実
施例の通常使用状態での光学系を示す図、第4図は上記
第2実施例のビデオ撮影状態での光学系を示す図、第5
図は第3実施例の通常使用状態での光学系を示す図、第
6図はその要部平面図、第7図は上記第3実施例の側視
鏡使用状態・ビデオ使用状態での光学系を示す図、第8
図は第4実施例の光学系を示す図、第9図は手術用顕微
鏡全体の概略図、第10図は一従来例の光学系を示す図
、第11図は他の従来例の光学系を示す図、第12図は
その要部平面図である。 23.36.51・・・・対物レンズ、24,37゜5
2・・・・変倍光学系、25.31・・・・偏光ビーム
スプリッタ、26.34,41.54・・・・接眼レン
ズ、27・・・・ス波長板、28・・・・反射鏡、29
・・・・偏光部材、32・・・・偏向プリズム、33・
・・・側視鏡、38・・・・ビームスプリッタ、39.
55・・・・第1の偏光板、40.57・・・・第2の
偏光板、42・・・・第3の偏光板、43・・・・リレ
ーレンズ、44・・・・像反転プリズム、45・・・・
ネマティック液晶板、46・・・・第4の偏光板、47
・・・・結像レンズ、48・・・・撮像素子、49・・
・・ビデオカメラ、53・・・・第1のビームスプリッ
タ、56・・・・第2のビームスプリッタ、58・・・
・保持部材、59・・・・ハーフミラ− 左眼 方眼 左眼 右眼 左眼 右眼 左眼 右口艮 左眼 方眼 左眼 右@良 左眼 右眼 左眼 右眼 オ9 図 左眼 右鳳
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 立体視するための二つの光軸を有する手術用顕微鏡にお
いて、 前記二つの光軸上に夫々少なくとも一つ以上の光路分割
手段を配置して前記二つの光軸上の各光束の少なくとも
一部ずつを術者用の立体視観察系と異なる一方向に指向
せしめると共に、前記一方向に指向せしめられた二つの
光束が互いに異なる振動方向の偏光成分となるようにす
る偏光手段を備えていることを特徴とする手術用顕微鏡
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2207911A JP2938940B2 (ja) | 1990-08-06 | 1990-08-06 | 手術用顕微鏡 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2207911A JP2938940B2 (ja) | 1990-08-06 | 1990-08-06 | 手術用顕微鏡 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0493912A true JPH0493912A (ja) | 1992-03-26 |
JP2938940B2 JP2938940B2 (ja) | 1999-08-25 |
Family
ID=16547611
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2207911A Expired - Fee Related JP2938940B2 (ja) | 1990-08-06 | 1990-08-06 | 手術用顕微鏡 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2938940B2 (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1996037796A1 (fr) * | 1995-05-24 | 1996-11-28 | Olympus Optical Co., Ltd. | Systeme d'endoscope stereoscopique et systeme de captage d'image televisuelle |
JP2002006227A (ja) * | 2000-06-19 | 2002-01-09 | Olympus Optical Co Ltd | 手術用顕微鏡 |
JP2006517293A (ja) * | 2003-01-28 | 2006-07-20 | キネティック リミテッド | イメージングシステム |
JP2009265665A (ja) * | 2008-04-23 | 2009-11-12 | Leica Microsystems (Schweiz) Ag | ビームスプリッタ装置を備える立体顕微鏡 |
JP2015016317A (ja) * | 2007-02-13 | 2015-01-29 | ナショナル ユニヴァーシティー オブ シンガポール | 画像化装置及び画像化方法 |
JP2015510150A (ja) * | 2012-02-29 | 2015-04-02 | アジレント・テクノロジーズ・インクAgilent Technologies, Inc. | ソフトウェア定義式顕微鏡 |
CN105264421A (zh) * | 2013-12-20 | 2016-01-20 | 奥林巴斯株式会社 | 手术用观察系统 |
WO2020031502A1 (ja) | 2018-08-08 | 2020-02-13 | 株式会社タレックス | 手術用光学レンズ |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021150921A1 (en) | 2020-01-22 | 2021-07-29 | Photonic Medical Inc | Open view, multi-modal, calibrated digital loupe with depth sensing |
-
1990
- 1990-08-06 JP JP2207911A patent/JP2938940B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1996037796A1 (fr) * | 1995-05-24 | 1996-11-28 | Olympus Optical Co., Ltd. | Systeme d'endoscope stereoscopique et systeme de captage d'image televisuelle |
US6606113B2 (en) | 1995-05-24 | 2003-08-12 | Olympus Optical Co., Ltd. | Stereoscopic endocsope system and TV imaging system for endoscope |
JP2002006227A (ja) * | 2000-06-19 | 2002-01-09 | Olympus Optical Co Ltd | 手術用顕微鏡 |
JP2006517293A (ja) * | 2003-01-28 | 2006-07-20 | キネティック リミテッド | イメージングシステム |
US7808712B2 (en) | 2003-01-28 | 2010-10-05 | Qinetiq Limited | Imaging system |
JP2015016317A (ja) * | 2007-02-13 | 2015-01-29 | ナショナル ユニヴァーシティー オブ シンガポール | 画像化装置及び画像化方法 |
JP2009265665A (ja) * | 2008-04-23 | 2009-11-12 | Leica Microsystems (Schweiz) Ag | ビームスプリッタ装置を備える立体顕微鏡 |
JP2015510150A (ja) * | 2012-02-29 | 2015-04-02 | アジレント・テクノロジーズ・インクAgilent Technologies, Inc. | ソフトウェア定義式顕微鏡 |
CN105264421A (zh) * | 2013-12-20 | 2016-01-20 | 奥林巴斯株式会社 | 手术用观察系统 |
WO2020031502A1 (ja) | 2018-08-08 | 2020-02-13 | 株式会社タレックス | 手術用光学レンズ |
US11966034B2 (en) | 2018-08-08 | 2024-04-23 | Talex Co., Ltd. | Surgical optical lens |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2938940B2 (ja) | 1999-08-25 |
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