JP2001117014A - 実体顕微鏡 - Google Patents

実体顕微鏡

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JP2001117014A
JP2001117014A JP29285899A JP29285899A JP2001117014A JP 2001117014 A JP2001117014 A JP 2001117014A JP 29285899 A JP29285899 A JP 29285899A JP 29285899 A JP29285899 A JP 29285899A JP 2001117014 A JP2001117014 A JP 2001117014A
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Yasushi Namii
泰志 浪井
Susumu Takahashi
進 高橋
Shunichiro Takahashi
俊一郎 高橋
Tomonori Ishikawa
朝規 石川
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】大型化を避け、様々な観察スタイルでも対応可
能な実体顕微鏡を提供する。 【解決手段】少なくとも3つの視差のある像を作る実体
顕微鏡において、前記各像の光束のうちの少なくとも2
つの光束を1つに合成する合成手段4a,4b,5a,
5bと、合成手段4a,4b,5a,5bにより合成さ
れた像の光束を再度分離する分離手段7a,7b,8
a,8bとを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、実体顕微鏡、特に
複数人が同時に物体像を立体観察することができる手術
用顕微鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、実体顕微鏡は、微細加工や手術な
どの作業に用いられている。このような作業は高度で精
密性が求められるため、その作業に用いる実体顕微鏡と
しては、複数人で同時に観察できるものが望まれてい
る。特に手術用顕微鏡として用いられる実体顕微鏡は、
術者が術部を様々な方向からアプローチするため、これ
に対応した観察スタイルをとることができるものが望ま
れている。また、顕微鏡の観察方向を複数回変更するた
め、操作性が良いものが望まれている。
【0003】このような要望を実現するための従来の手
術用顕微鏡としては、例えば特開平7−218841号
公報に記載のものがある。この従来例を図19に示す。
図19において、101は、対物レンズ、103は、4
つの変倍レンズ103a,103b,103c,103
dが並列的に配置された変倍レンズ群、106,107
は、2人の観察者用に夫々左右眼用の結像レンズ106
a,106bと接眼レンズ106c,106d、結像レ
ンズ107a,107bと接眼レンズ107c,107
dとを含んだ観察光学系である。観察光学系106は、
主観察者用の光学系であり、観察光学系107は、副観
察者用の光学系である。104は、変倍光学系103か
らの光束を主観察者用と副観察者用に分割するビームス
プリッタ、105a,105bは、変倍光学系103か
らの光束を、副観察者用の観察光学系107に偏向させ
る全反射プリズムである。また、プリズム105a,1
05bは、対物レンズ101の光軸102を中心に観察
光学系107と一体的に回転可能に取り付けられてい
る。図19(a)は、このプリズム105a,105bの
回転によって、主観察者に対して副観察者が対向した観
察位置(主観察者に対して180°を向いた位置)の状
態を、又19図(b)は、側方を向いた観察位置(主観察
者に対して90°を向いた位置)の状態を、夫々示して
いる。
【0004】この従来例の顕微鏡を用いて主観察者が観
察する場合、物体からの光は、対物レンズ101、変倍
光学系103a,103bを通り、その一部がビームス
プリッタ104で反射され、結像レンズ106a,10
6bを介して観察像として結像される。主観察者は、こ
の観察像を接眼レンズ106c,106dで拡大し、立
体観察することができる。
【0005】副観察者が図19(a)の状態(主観察者に
対し対向した位置)で観察する場合、観察物体からの光
は、対物レンズ101、変倍光学系103c,103d
を通り、全反射プリズム105a,105bで反射さ
れ、結像レンズ107a,107bを介して観察像とし
て結像される。副観察者は、この観察像を接眼レンズ1
07c,107dで拡大し、立体観察することができ
る。また、副観察者が図19(b)の状態(主観察者に対
し90°の側方を向いた位置)で観察する場合、観察物
体からの光は、変倍光学系103a,103dを通り、
(図19(b)において変倍光学系103aを通った光に
ついては、更にその一部がビームスプリッタ104を透
過し)、図19(a)の状態と同様に、全反射プリズム1
05a,105bで反射され、観察光学系107によっ
て、観察像として副観察者により立体観察されることに
なる。
【0006】このように特開平7−218841号公報
に記載の従来例の手術用顕微鏡は、副観察者が主観察者
に対して対向、側方のいずれを向いた位置であっても、
主副の観察者が同時に立体観察をすることができる構成
となっている。しかし、この従来例の顕微鏡では、主副
の観察者が横に並んだ状態で観察することが出来ない。
よって、主術者が顕微鏡の本体を横向きにして観察する
ような場合、副観察者は例えば図19(b)の状態におい
て頭を横して観察するしかなく、副観察者の観察姿勢に
非常に負担を与えてしまう。
【0007】この問題を解決すべく従来例の手術用顕微
鏡としては、特開平10−5244号公報に記載のもの
がある。この従来例を図20(a)〜(c)に示す。なお、図
20(a)は、一方の術者の観察光路の向きを偏向させる
ためのプリズム115が設けられている点において図2
0(b),(c)と構成が異なるが、基本的構成は図20
(a),(b),(c)は共に同じである。
【0008】図20(a)〜(c)に示す従来例では、物体面
からの光は、対物レンズ111、変倍レンズ112を通
り、そのうちの半分が半透過半反射の分割プリズム11
3を透過した後、観察光学系116に入射する。そして
主観察者は、観察光学系116を介して物体面を立体観
察することになる。一方、半透過半反射の分割プリズム
113によって反射した光は、プリズム114を介して
観察光学系117に入射する。そして副観察者は、観察
光学系117を介して物体面を観察することになる。
【0009】ここで、半透過半反射の分割プリズム11
3は、プリズム114、観察光学系117と一体的に、
対物レンズ111の光軸118を中心に回転可能に構成
され、また、プリズム114は、観察光学系117と一
体的に、半透過半反射の分割プリズム113からの射出
光軸を中心に回転可能に構成されている。
【0010】この構成によれば、半透過半反射の分割プ
リズム113を、対物レンズ111の光軸を中心に回転
させることによって、副観察者の観察位置を主観察者に
対して対向、側方のいずれの位置にも変更できる。ま
た、プリズム114を半透過半反射の分割プリズム11
3の射出光軸を中心に回転させることによって、主副の
観察者が略横に並んで観察することが可能になる。この
ように特開平10−5244号公報に記載の従来例の顕
微鏡は、副観察者が対向、側方のいずれの観察位置でも
主副の観察者が同時に立体観察でき、なお且つ、主副の
観察者が略横に並んだ状態でも立体観察できる構成とな
っている。
【0011】しかし、特開平10−5244号公報に記
載の従来例では、主副の観察者が略横に並んだ状態でも
立体視を可能にするために、先の半透過半反射の分割プ
リズム113を、観察光学系116,117が図20
(a),(c)に示すようないずれの向きを向いた状態にあっ
ても、左右の光束を通すことができるように大きく形成
しなければならない。言い換えれば、分割プリズム11
3を視差のある4つの光束がそのまま通るような大きさ
に形成しなければ、観察光学系116,117が図20
(a),(c)のような向きを向いた状態で立体観察すること
ができない。このため、本従来例のように構成すると顕
微鏡が大型化してしまうという問題点があった。
【0012】また、大型化を避けることができ、かつ、
主副の観察者が立体観察できる従来例の手術用顕微鏡と
しては、特開平4−93912号公報に記載のものがあ
る。この従来例の顕微鏡は、主観察者に対して、副観察
者が側方に位置する状態で立体観察できるように構成さ
れている。また、偏光手段を用いて2つの光束をそれぞ
れ異なる偏光成分に分けて主副の観察者が立体観察でき
るようにすると共に2本のズーム光学系を主副の観察者
に共通の光路上に配置することで、大型化を避けてい
る。しかし、この従来例の顕微鏡は、副観察者が主観察
者に対して側方に位置する観察状態にしか対応していな
いため、様々なスタイルで観察できず、複数の観察者が
観察する実体顕微鏡としては非常に不便なものであっ
た。
【0013】また、主観察者に対して、副観察者が横に
並んで立体観察することができるようにし、なおかつ、
偏光手段を用いて小型化を図った従来の顕微鏡として
は、特公平7−123634号公報に記載のものがあ
る。しかし、この従来例の顕微鏡も、上記特開平4−9
3912号公報に記載の従来例の顕微鏡と同様、1つの
観察スタイルしか出来ず、複数の観察者が観察する実体
顕微鏡として非常に不便なものであった。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は上記
問題に鑑み、大型化させることなく、様々な観察スタイ
ルでも対応可能な実体顕微鏡を提供することを目的とす
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の実体顕微鏡は、
少なくとも3つの視差のある像を作る実体顕微鏡におい
て、前記各像の光束のうちの少なくとも2つの光束を1
つに合成する合成手段と、前記合成手段により合成され
た像の光束を再度分離する分離手段とを備えたことを特
徴とする。
【0016】また本発明は、好ましくは、前記各像の光
束のうちの少なくとも1つの光束を前記合成手段に向け
て偏向させる偏向部材を備え、且つ、前記偏向部材と前
記合成手段は、一体的に回転できるようになっているこ
とを特徴とする。
【0017】また本発明は、好ましくは、前記合成手段
と前記分離手段に、夫々少なくとも1つの可変偏向部材
を有していることを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面を用
いて説明する。第1実施例 本発明による実体顕微鏡の第1実施例を図1〜図4に示
す。図1〜図4において、1は、物体からの光をアフォ
ーカル光束として出射する対物レンズ、2a,2b,2
c,2dは、4つのアフォーカル変倍光学系である。ア
フォーカル変倍光学系2a,2b,2c,2dは、夫々
の光軸が対物レンズ1の光軸clに対して、並列的に、
なおかつ、等しい距離になるように配置されている。3
a,3b,3c,3dは、アフォーカル変倍光学系2
a,2b,2c,2dから出射される光束を夫々透過光
束と反射光束とに分割するビームスプリッタである。ビ
ームスプリッタ3a,3bとビームスプリッタ3c,3
dは、反射光の向きが互いに逆向きとなる向きに反射面
を備えている。
【0019】10は、結像レンズ、接眼レンズを含んで
構成された左右一対の主観察者用の観察光学系である。
主観察者用の観察光学系10は、ビームスプリッタ3
a,3bの反射光側に配置されている。11は、撮影装
置用の撮影光学系である。撮影装置用の撮影光学系11
は、ビームスプリッタ3c,3dの反射光側に配置され
ている。4a,4bは、全反射プリズム、5a,5b
は、偏光ビームスプリッタである。偏光ビームスプリッ
タ5a,5bは、図1の状態において、全反射プリズム
4a,4bで反射されて偏向した光束とビームスプリッ
タ3c,3dを透過した光束とが夫々異なる振動方向の
直線偏光成分でもって重なり合うように配置されてい
る。
【0020】6は、入射光束xlに対して45°方向に
出射する2回反射のプリズムである。7a,7bは、偏
光ビームスプリッタ5a,5bを介して重なり合わさっ
た光束を再度それぞれ異なる振動方向の直線偏光成分に
分離するための偏光ビームスプリッタである。8a,8
bは、偏光ビームスプリッタ7a,7bを介して反射さ
れた偏光成分の光束を偏向するための全反射プリズムで
ある。9は、プリズム6を介して光束xlに対して45
°方向に出射された光束を、光束xlに対して平行にす
るための2回反射プリズムである。12は、結像レン
ズ、接眼レンズを含んで構成された左右一対の副観察者
用の観察光学系である。
【0021】また、全反射プリズム4a,4bと偏光ビ
ームスプリッタ5a,5bは、対物レンズの光軸clを
回転中心として4つの変倍光学系に対して一体的に回転
可能に備えられている。この回転した場合を図1,図2
に示す。図1は、主観察者に対して、副観察者が対向し
た(180°)位置の状態を示しており、図2は、主観
察者に対して、副観察者が右側方を向いた(90°)位
置の状態を示している。なお、本実施例では、図示はし
ないが、主観察者に対して、副観察者が左側方を向いた
(270°)位置にも観察位置を変更できるように構成
されている。
【0022】また、プリズム9は、偏光ビームスプリッ
タ7a,7bと全反射プリズム8a,8bの中心軸(4
つの光束の光軸から等距離の位置を結んだ直線)vlの
周りを回転可能に配置されている。図2,図3は、プリ
ズム9が回転した場合を示している。また、プリズム9
は、いずれの回転状態においても、偏光ビームスプリッ
タ7a,7b、全反射プリズム8a,8bのうちの隣り
合ういずれか2つの光学要素からの射出光束が入射する
位置にある。例えば、図1,図2,図4においては、偏
光ビームスプリッタ7a,7bからの射出光束が入射
し、図3においては、偏光ビームスプリッタ7a、全反
射プリズム8aからの射出光束が入射する位置にある。
【0023】ここで、本実施例の実体顕微鏡で物体を観
察する場合について説明する。図1に示すように、物体
からの光は、対物レンズ1を介してアフォーカル光束と
して出射し、4つの変倍光学系2a,2b,2c,2d
に入射する。夫々4つの変倍光学系2a,2b,2c,
2dに入射した光束は、夫々変倍されて、4つのアフォ
ーカル光束として、ビームスプリッタ3a,3b,3
c,3dに夫々入射する。ビームスプリッタ3a,3
b,3c,3dに入射した光束は、透過光束と反射光束
とに分割される。ビームスプリッタ3a,3bで反射し
た光束は、夫々主観察者用の観察光学系10に入射し、
この観察光学系10を介して、主観察者の左右の眼に夫
々結像する。これにより主観察者は、物体を立体観察す
るができる。ビームスプリッタ3c,3dで反射した光
束は、撮影光学系11を介して、TV等の撮像装置ある
いは写真等の記録装置に結像される。
【0024】図1の状態(副観察者が主観察者に対して
対向した観察位置の状態)においては、ビームスプリッ
タ3a,3bを透過した光束は、夫々全反射プリズム4
a,4bで反射することによって偏向され、夫々偏光ビ
ームスプリッタ5a,5bに入射する。また、ビームス
プリッタ3c,3dを透過した光束は、夫々偏光ビーム
スプリッタ5a,5bに入射する。偏光ビームスプリッ
タ5a,5bに入射した全反射プリズム4a,4bから
の偏向光束とビームスプリッタ3c,3dからの透過光
束は、夫々偏光ビームスプリッタ5a,5bの偏光膜面
で、夫々直交する直線偏光成分を持つ光束に合成されて
プリズム6側に出射される。すなわち、夫々の偏光ビー
ムスプリッタ5a,5bにおいて異なる方向より入射し
た2つの光束は、互いに異なる振動方向の直線偏光成分
が重ね合わされて直交した振動方向の直線偏光成分を持
つ1つの光束に合成される。
【0025】偏光ビームスプリッタ5a,5bを介して
合成された夫々の光束は、2回反射のプリズム6を通過
した後、偏光ビームスプリッタ7a,7bの偏光膜面を
介して振動方向の異なる直線偏光成分ごとに透過・反射
して4つの光束に再度分離される。分離された4つの光
束のうち偏光ビームスプリッタ7a,7bを透過した光
束は、2回反射プリズム9を介して偏向された後、副観
察者用の観察光学系12に入射し、この観察光学系12
を介して、副観察者の左右の眼に夫々結像する。これに
より副観察者は、物体を立体観察することができる。
【0026】図2の状態(副観察者が主観察者に対し側
方を向いた観察位置の状態)においては、変倍光学系2
a,2cを通過した光束は、図1の状態とほぼ同様に夫
々の光学要素を経由し、結果的に副観察者の観察光学系
12に入射し、この観察光学系12を介して、副観察者
の左右の眼に夫々結像する。そのため、副観察者は、こ
の位置でも物体を立体観察することができる。
【0027】図3の状態(副観察者が主観察者の略横に
並んだ観察位置の状態)においては、変倍光学系2a,
2bを通過した光束は、プリズム4a、偏光ビームスプ
リッタ5aを介して1つの光束に合成された後、偏光プ
リズム7aの偏光膜面を介して振動方向の異なる偏光成
分ごとに透過・反射して2つの光束に再度分離される。
偏光プリズム7aを透過した光束と、偏光プリズム7a
で反射し反射プリズム8aを介して偏向された光束は、
2回反射プリズム9を介して偏向され、副観察者の光学
系12に入射し、この観察光学系12を介して、副観察
者の左右の眼に夫々結像する。そのため、副観察者は、
この位置でも物体を立体観察することができる。
【0028】本実施例によれば、偏光ビームスプリッタ
5a,5bによって、4つの視差のある像を2つに重ね
合わせて、伝送し再度分離するようにしたので、伝送す
るための光学系あるいは伝送のためのスペースをコンパ
クトにすることができる。また、全反射プリズム4a,
4bと偏光ビームスプリッタ5a,5bとを一体的に回
転させることによって、主観察者に対する副観察者が対
向、側方に自由に変更でき、なおかつ、2回反射プリズ
ム9を回転させることによって、副観察者が主観察者と
略横に並んだ位置で立体観察することができる。
【0029】また、偏光ビームスプリッタ5a,5b,
7a,7bをアフォーカル光束の光路上に配置したの
で、観察光学系に入射する光束の光路長が異なっても像
面上でピントずれすることの無い良好な観察像を得るこ
とができる。なお、偏光ビームスプリッタ5a,5bを
瞳位置近傍に配置すれば、偏光ビームスプリッタ5a,
5b近傍の光学系をコンパクトにすることができる。ま
た、図4に示すように、アフォーカル1回結像リレー光
学系13を偏光ビームスプリッタ5a,5bとプリズム
6の間に配置して、偏光ビームスプリッタ5a,5bの
近傍にある瞳を偏光ビームスプリッタ7a,7bの位置
にリレーするようにすれば、偏光ビームスプリッタ7
a,7b以降の光学系もコンパクトにすることができ
る。
【0030】また、ビームスプリッタ3a,3b,3
c,3dからプリズム8a,8b、偏光ビームスプリッ
タ7a,7bまでの光学系を着脱可能に構成すれば、別
のユニット、例えば、副観察者の位置が主観察者に対し
て対向位置に固定される(回動しない)ように構成され
たユニットを用意しておき、そのユニットに交換するこ
とにより、回転機構、偏光ビームスプリッタ等がいらず
安価な顕微鏡に変更することができる。なお、本実施例
では、偏光手段を用いて光束を合成、分離しているた
め、偏光の崩れにより二重像等の像の劣化を招いてしま
い易い。そこで、偏光が崩れ易い全反射面に例えば位相
コートを蒸着し、偏光の位相の崩れを少なくすれば、良
好な観察像が得られる。
【0031】第2実施例 本発明による実体顕微鏡の第2実施例を図5,図6に示
す。本実施例は、第1実施例の光学要素のうちビームス
プリッタ3a,3b,3c,3dに換えて、偏光ビーム
スプリッタ23a,23b,23c,23d、偏光方向
変更部材としての液晶板Lcを設けて構成されており、
副観察者側の観察像の明るさを改善している。
【0032】図5,図6において、23a,23b,2
3c,23dは、図示しないアフォーカル変倍光学系か
ら出射した光束を異なる偏光成分に分割する偏光ビーム
スプリッタ、Lcは部分的に偏光方向を回転可能な液晶
板である。液晶板Lcは、偏光ビームスプリッタ23
a,23b,23c,23dを透過する4つの光束を通
し、夫々の光束の偏光方向を切り換えることができるよ
うに構成されている。なお、液晶板Lcの偏光方向は、
全反射プリズム4a,4bと偏光ビームスプリッタ5
a,5bの回転に同期して切り換わるように構成されて
いる。(例えば、液晶板Lcが全反射プリズム4a,4
bと偏光ビームスプリッタ5a,5bと一体的に回転す
るように構成する。又は、全反射プリズム4a,4bと
偏光ビームスプリッタ5a,5bの回転を検知しその回
転に同期して液晶板Lcの特性を部分的に変更する制御
手段を設けてもよい。)
【0033】24a,24bは、全反射プリズム、25
a,25bは、偏光ビームスプリッタであり、夫々第1
実施例の全反射プリズム4a,4b、偏光ビームスプリ
ッタ5a,5bに相当する。その他の構成は、第1実施
例と同様であり、説明、図示は省略する。なお、図5,
図6に記載の矢印は、直線偏光成分の振動方向を示して
いる。
【0034】偏光ビームスプリッタ23a,23b,2
3c,23dで反射した偏光成分の光束は、第1実施例
と同様に主観察者用、撮影装置用の夫々の光学系に入射
する。偏光ビームスプリッタ23a,23b,23c,
23dを透過した偏光成分の光束は、液晶板Lcを介し
て偏光方向が変更される。図5,図6は、夫々の状態
(副観察者が主観察者に対し対向した観察位置及び側方
を向いた観察位置の状態)での偏光方向を示している。
【0035】図5の状態(副観察者が主観察者に対して
対向した観察位置の状態)においては、液晶板Lcは、
偏光ビームスプリッタ23a,23bを透過した光束の
偏光方向は変更せず、偏光ビームスプリッタ23c,2
3dを透過した光束の偏光方向を変更する。また、図6
の状態(副観察者が主観察者に対して側方を向いた観察
位置の状態)においては、偏光ビームスプリッタ23
a,23cを透過した光束の偏光方向は変更せず、偏光
ビームスプリッタ23b,23dを透過した光束の偏光
方向を変更する。これにより、第1実施例と同様に夫々
の偏光ビームスプリッタ25a,25bにおいて異なる
方向より入射した2つの光束は、互いに直交した振動方
向の直線偏光成分を持つ1つの光束に合成される。この
ため、本実施例によれば、第1実施例と同様の効果が得
られる。
【0036】さらに、第1実施例においては、偏光ビー
ムスプリッタ5a,5bに入射する光束は、偏光成分を
持っていないため、透過(p偏光成分)と反射(s偏光
成分)とで異なる偏光成分に分割される。このため、偏
光ビームスプリッタ5a,5bを介して合成される光束
は、偏光ビームスプリッタ5a,5bに入射する光束に
比べて明るさがほぼ半分に減ってしまう。その点、本実
施例では、偏光ビームスプリッタ23a,23b,23
c,23d、液晶板Lcを介して偏光ビームスプリッタ
25a,25bに入射する光束に所定の偏光成分を持た
せるようにしたので、このような光量ロスが無く、主観
察者と同様の明るさの観察像を副観察者に提供できる。
【0037】第3実施例 本発明による実体顕微鏡の第3実施例を図7,図8に示
す。本実施例は、第2実施例の液晶板Lcの代わりにλ
/2板を偏光方向変更部材として設けて構成されてい
る。図7において、33a,33b,33c,33d
は、第2実施例と同様の偏光ビームスプリッタ、hl,
h2は、λ/2板、kl,k2は、λ/2板、34a,
34b,35a,35bは、第1実施例,第2実施例と
同様の全反射プリズム、偏光ビームスプリッタである。
λ/2板hl,h2は、夫々偏光ビームスプリッタ33
b,33cを透過した光束の偏光成分の偏光方向を90
°回転した向きに変更するように配置されている。λ/
2板kl,k2は、夫々プリズム34b、偏光ビームス
プリッタ35bに入射する光束の偏光成分の偏光方向を
90°回転した向きに変更するように配置されている。
その他の構成は、第1実施例,第2実施例と同様であ
る。なお、図7,図8に記載の矢印は、直線偏光成分3
0a,30b,30c,30dの振動方向を示してい
る。
【0038】図7の状態(副観察者が主観察者に対して
対向した観察位置の状態)において、偏光ビームスプリ
ッタ33a,33b,33c,33dを透過した直後の
4つの光束の直線偏光成分は、同じ振動方向を向いてい
る。この4つの光束のうち2つの光束は、λ/2板h
l,h2を介して、偏光成分の偏光方向を90°回転し
た向きに変更される。このときの4つの光束の偏光成分
の振動方向は、図7に示すように、偏光ビームスプリッ
タ33b,33cを透過した光束の偏光成分の振動方向
30bあるいは30cが、偏光ビームスプリッタ33
a,33dを透過した光束の偏光成分の振動方向30a
あるいは30dに対して直交する方向に振動することに
なる。言い換えれば、この4つの光束の偏光成分の振動
方向30a,30b,30c,30dは夫々隣り合う光
束に対して直交した状態になる。
【0039】さらに、λ/2板kl,k2によって、こ
の4つ光束の偏光成分は、図5に示す第2実施例の液晶
板Lcを出射した光束の偏光成分と夫々の振動方向が同
様になる。このため、プリズム34a,34bで反射し
て偏向されて、偏光ビームスプリッタ35a,35bに
入射する光束と、偏光ビームスプリッタ33c,33d
を透過して偏光ビームスプリッタ35a,35bに入射
する光束とを、互いに偏光方向が直交した状態で重ね合
わせることができる。
【0040】図8の状態(副観察者が主観察者に対して
側方を向いた観察位置の状態)において、λ/2板h
l,h2は、図7の状態と同様の位置に固定される一
方、λ/2板kl,k2は、プリズム34a,34bと
偏光ビームスプリッタ35a,35bの回転と一体的に
回転するように構成されている。このため、図6に示す
第2実施例における液晶板Lcを出射した光束の偏光成
分と同様の振動方向を向いた偏光成分に変更できる。
【0041】従って本実施例によれば、第2実施例で用
いたような液晶板を使用せず、液晶板の特性を切り換え
る制御系等を必要としないで、λ/2板を配置するだけ
で、第2実施例と同様の効果が得られる。このため、第
2実施例に比べて構成を簡単にすることができる。
【0042】第4実施例 本発明による実体顕微鏡の第4実施例を図9,図10に
示す。図9は、主観察者に対して副観察者が対向した観
察位置の状態を示し、図10は、主観察者に対して副観
察者が側方を向いた観察位置の状態を示す。図9におい
て、41は対物レンズ、42は対物レンズ41と同軸に
設けられた1つのアフォーカル変倍光学系である。43
a,43b,43c,43dは、アフォーカル変倍光学
系42から出射する光束を主観察者用、副観察者用、撮
影装置用の光学系に、偏光成分によって分割するための
偏光ビームスプリッタである。44a,44bは、偏光
ビームスプリッタ43a,43bを透過した光束を、図
示しない主観察者用の観察光学系に向けて偏向させるた
めのプリズム、45は、偏光ビームスプリッタ43dを
透過した光束を、図示しない撮影装置用の撮影光学系に
向けて偏向させるためのプリズム、ml,m2は、λ/
2板である。
【0043】λ/2板ml,m2は、偏光ビームスプリ
ッタ43a,43bで反射した直線偏光成分の振動方向
を90°回転するように配置されている。また、偏光ビ
ームスプリッタ43a,43b,43c,43d、λ/
2板ml,m2は、対物レンズ41の光軸を中心に回転
可能に備えられている。図10は、図9の状態から偏光
ビームスプリッタ43a,43b,43c,43d、λ
/2板ml,m2が90°回転した状態を示している。
【0044】本実施例において、主副観察者が観察する
場合、図9の状態では偏光ビームスプリッタ43a,4
3b、図10の状態では偏光ビームスプリッタ43c,
43aを透過した光束は、夫々プリズム44a,44b
を介して主観察者側に偏向される。主観察者は、この光
束を図示しない主観察者用の観察光学系を介して立体観
察することが出来る。
【0045】次に、副観察者が観察する場合、偏光ビー
ムスプリッタ43a,43bで反射した光束は、夫々λ
/2板m1,m2を介して直線偏光成分の振動方向を9
0°回転させられた状態で、偏光ビームスプリッタ43
c,43dに入射し、そのまま偏光ビームスプリッタ4
3c,43dを透過する。この2つの透過光束は、変倍
光学系42から偏光ビームスプリッタ43c,43dに
入射しビームスプリッタ43c,43dで反射した2つ
の反射光束と、直線偏光成分の振動方向が直交した状態
で夫々1つの光束として重なり合う。重なり合った光束
は、第1実施例と同様に、偏光ビームスプリッタ(図1
〜図4における偏光ビームスプリッタ7a,7b)を介
して再度、振動方向の異なる偏光成分ごとに分離され
(図示は省く)、分離された光束のうち、2つの光束が
図示しない副観察用観察光学系に入射する。このため、
副観察者は、観察光学系を介して立体観察することが出
来る。従って、本実施例によれば、第1実施例〜第3実
施例と同様の効果が得られる。
【0046】第5実施例 本発明による実体顕微鏡の第5実施例を図11〜図13
に示す。図11は、主観察者に対して副観察者が対向し
た観察位置の状態、図12は、主観察者に対して副観察
者が側方を向いた観察位置の状態、図13は、主観察者
に対して副観察者が略横に並んだ観察位置の状態を示
す。図11〜図13において、51a,51bは全反射
プリズム、52a,52bは偏光ビームスプリッタ、q
l,q2,q3は、λ/2板である。λ/2板ql,q
2,q3は、直線偏光成分を有する入射光束の振動方向
を90°回転させるように配置されている。全反射プリ
ズム51a,51b、偏光ビームスプリッタ52a,5
2b、λ/2板ql,q2,q3は、全反射プリズム5
1a,51b、偏光ビームスプリッタ52a,52bの
4つの光束の中心軸clに対して、一体的に回転可能に
備えられている。また、53,54,55は、全反射の
プリズムである。
【0047】56は、偏光ビームスプリッタ、57は全
反射プリズムである。プリズム54,55、偏光ビーム
スプリッタ56、全反射プリズム57は、全反射プリズ
ム53と一体的に中心軸clに対して回転可能に備えら
れている。また、偏光ビームスプリッタ56、全反射プ
リズム57は、プリズム55と一体的にプリズム54か
ら出射する光束の光軸を中心に回転可能に備えられてい
る。58a,58b,58c,58dは偏光ビームスプ
リッタ、pl,p2はλ/2板であり、第3実施例の偏
光ビームスプリッタ33a,33b,33c,33d,
λ/2板hl,h2に夫々相当し、同様の作用をもたら
す。このため、これらのプリズム33a,33b,33
c,33dに光束を入射させる変倍光学系、対物光学系
については、説明と図示を省略する。また、主観察者が
観察する場合についても、観察光学系、観察光束の経路
が第1実施例と同様であり、説明、図示を省略する。
【0048】本実施例において、副観察者が観察する場
合、図11の状態(副観察者が主観察者に対して対向し
た観察位置の状態)において、プリズム58dを透過し
た光束が、プリズム51bを介して偏向され、偏光ビー
ムスプリッタ52bに入射する。また、プリズム58c
を透過した光束は、λ/2板p2を介して直線偏光成分
の振動方向を90°回転させられて偏光ビームスプリッ
タ52bに入射する。これらプリズム58dとプリズム
58cから偏光ビームスプリッタ52bに入射した2つ
の光束は、偏光ビームスプリッタ52bを介して、互い
に異なる直線偏光成分の振動方向が直交した状態で重な
り合い、1つの光束に合成されてプリズム53に入射す
る。この入射光束は、プリズム53を介して偏向され、
プリズム54,55を通り、偏光ビームスプリッタ56
を介して異なる振動方向の直線偏光成分ごとの光束に再
度分離される。分離された光束は、夫々図示しない左右
一対の副観察者用の観察光学系に入射し、その観察光学
系を介して副観察者の左右の眼に結像される。これによ
り、副観察者は、物体を立体観察することができる。
【0049】図12の状態(副観察者が主観察者に対し
て側方を向いた観察位置の状態)は、図11の状態か
ら、プリズム51a,51b、偏光ビームスプリッタ5
2a,52b、λ/2板ql,q2,q3とプリズム5
3とを、一体的に中心軸clに対して、時計方向に90
°回転させた状態である。このようにすると、プリズム
58a,58cを透過した光束が、図11の状態と同様
の経路を辿り、1つの光束に合成、分離されて夫々副観
察者の左右の眼に結像する。これにより、副観察者は、
物体を立体観察することができる。
【0050】図13の状態(副観察者が主観察者に対し
て略横に並んだ観察位置の状態)は、図11の状態から
プリズム53を中心軸clに対して時計方向に90°回
転させると共に、プリズム55をプリズム54に対し
て、プリズム54から出射する光束の光軸を中心に、時
計方向に90°回転させた状態である。このようにする
と、プリズム58a,58bを透過した光束が、夫々λ
/2板ql,q2を介して、直線偏光成分の振動方向を
回転させられて、プリズム51a、偏光ビームスプリッ
タ52aを介して直線偏光成分の振動方向が直交した状
態に重ね合わさった1つの光束に合成される。
【0051】合成された光束は、λ/2板q3を介して
夫々重ね合わされた直線偏光成分の振動方向を90°回
転されて、左右の眼用の夫々の偏光成分の振動方向を図
11、図12と同じ向きにされた後、プリズム53,5
4,55を介して偏向され、偏光ビームスプリッタ56
を介して異なる振動方向の直線偏光成分ごとの光束に再
度分離されて、図示省略した副観察者用の観察光学系を
介して夫々副観察者の左右の眼に結像される。これによ
り、副観察者は、物体を立体観察することができる。従
って、このように構成した本実施例によれば、第1実施
例〜第3実施例と同様の効果が得られる。また、副観察
者用のプリズム53,54,55は1つの光束分の大き
さで良いので、顕微鏡自体の大型化を避けることが出来
る。
【0052】第6実施例 本発明による実体顕微鏡の第6実施例を図14〜図16
に示す。図14は、主観察者に対して副観察者が対向し
た観察位置の状態、図15は、主観察者に対して副観察
者が側方を向いた観察位置の状態、図16は、主観察者
に対して副観察者が略横に並んだ観察位置の状態を示
す。図14〜図16において、61は対物レンズ、62
a,62bは全反射プリズム、63a,63bは偏光ビ
ームスプリッタ、64a,64bは、偏光ビームスプリ
ッタ63a,63bを出射した光束を夫々変倍するアフ
ォーカル変倍光学系、65a,65bはビームスプリッ
タ、rlはλ/2板、66a,66bは偏光ビームスプ
リッタ、67は全反射プリズムである。
【0053】全反射プリズム62a,62bは、対物レ
ンズ61からの2つの入射光束を偏光ビームスプリッタ
63a,63bに向けて偏向するように配置されてい
る。偏光ビームスプリッタ63a,63bは、全反射プ
リズム62a,62bを介して偏向された入射光束と対
物レンズ61からの直接入射する入射光束とを互いに重
ね合わせて振動方向が異なる直線偏光成分が直交した1
つの光束に合成して出射するように配置されている。偏
光ビームスプリッタ66a,66b、λ/2板r1は、
一体で本実施例の光路に挿脱可能に備えられている。ま
た、偏光ビームスプリッタ66a,66bは、挿入され
た状態において、偏光ビームスプリッタ63a,63b
を反射する偏光成分を夫々透過するように偏光膜面を備
えている。全反射プリズム67は、全反射プリズム67
に入射してくる光束の光軸を中心に回転可能に備えられ
ている。
【0054】本実施例において、物体からの光束は、対
物レンズ61を介してアフォーカル光束となり、全反射
プリズム62a,62bと偏光ビームスプリッタ63
a,63bに入射する。全反射プリズム62a,62b
に入射した光束は、全反射プリズム62a,62bで偏
向されて、偏光ビームスプリッタ63a,63bを介し
て、対物レンズ61から偏光ビームスプリッタ63a,
63bに直接入射した光束と互いに直線偏光成分の振動
方向を直交させた状態で重なり合って、出射する。この
出射光束は、夫々アフォーカル変倍光学系64a,64
bを介して変倍された後ビームスプリッタ65a,65
bを介して透過光束と反射光束とに分割される。ビーム
スプリッタ65a,65bで反射した光束は、夫々の光
束ごとに図示しない偏光ビームスプリッタにより振動方
向が異なる直線偏光成分に分割された状態で、夫々図示
しない主観察者用の観察光学系と撮影光学系とに入射す
る。これにより、主観察者による物体の立体観察、撮影
装置による物体の撮影を行うことができる。
【0055】また、副観察者が観察する場合、図14の
状態において、ビームスプリッタ65aを透過した光束
は、偏光ビームスプリッタ66aを介して、異なる振動
方向の直線偏光成分ごとに、分離され、結果的に、プリ
ズム62aで偏向された光束が偏光ビームスプリッタ6
6aを透過する。また、ビームスプリッタ65bを透過
した光束は、λ/2板を通ることで、直線偏光成分の振
動方向が回転させられて、偏光ビームスプリッタ66b
を介して異なる振動方向の直線偏光成分ごとに分離さ
れ、結果的に、プリズム62bで偏向された光束が偏光
ビームスプリッタ66b,66aで反射する。これによ
り、プリズム67に入射する光束は、プリズム62a,
62bで偏向された光束が夫々互いに直線偏光成分の振
動方向が直交した状態で重なり合って合成された光束に
なる。この光束は、プリズム67で偏向され、図示省略
した偏光ビームスプリッタを介して再度異なる振動方向
の直線偏光成分に分離され、図示省略した夫々左右一対
の副観察者用の観察光学系に入射する。これにより、副
観察者は、この光束を介して物体を立体観察することが
できる。
【0056】図14の状態から、プリズム67をそれに
入射する光束の光軸を中心に90°回転すると共に、偏
光ビームスプリッタ66a,66b、λ/2板r1を光
路か外れるようにすると図15に示す状態になる。この
ようにすると、プリズム62a、偏光ビームスプリッタ
63aを介して合成されてビームスプリッタ65aを透
過する光束がプリズム67に直接入射し、図示省略した
偏光ビームスプリッタによって再度分離され、夫々左右
一対の副観察者用の観察光学系に入射する。これによ
り、副観察者は、この光束を介して物体を立体観察する
ことができる。
【0057】図15の状態から偏光ビームスプリッタ6
6a,66b、λ/2板r1を挿入すると図16に示す
状態になる。このようにすると、図14のようにプリズ
ム62a,62bに入射する光束を図14の向きとは異
なる向き(図16においては時計方向に90°向いた位
置)で副観察者が立体観察することができる。
【0058】従って、本実施例によれば、第1実施例〜
第3実施例と同様な効果が得られ、なお且つ、主観察
者、副観察者、更には撮影装置用のアフォーカル変倍光
学系を2本のアフォーカル変倍光学系64a,64bで
共用できるようにしたので、既存の製品を流用すること
ができ、大型化を避けることができる。
【0059】第7実施例 本実施例は、図1に示す第1実施例の偏光ビームスプリ
ッタ5a,5b,8a,8bの代わりに波長で分割する
手段を光束の合成及び分離手段として用いて構成したも
のである。波長で分割する手段の、分光波長特性を図1
7に示す。このような分光特性をもたせた手段を偏光ビ
ームスプリッタの代わりに用いて光束を重ね合わせた
り、分割したりすることによって、第1実施例と同様の
効果が得られる。また、偏光を用いて合成、分離する場
合は、レンズ、プリズム等によって多少偏光が崩れてし
まい、二重像やコントラストの低下等の像の劣化を招い
てしまう。その点、本実施例のように、波長で分割すれ
ば、レンズやプリズム等に影響されること無く、より良
好な物体像を観察することができる。
【0060】第8実施例 本発明による実体顕微鏡の第8実施例を図18に示す。
図18において、81は対物レンズ、82a,82b,
82c,82dはアフォーカル変倍光学系、83a,8
3b,83c,83d,87a,87bはミラー、8
4,86は偏光方向を異なる方向に変更可能なDMD
(デシタル・マイクロミラー・デバイス)、85はプリ
ズムである。
【0061】ミラー83a,83b,83c,83d
は、アフォーカル変倍光学系82a,82b,82c,
82dからの出射光束をDMD84に向けて反射するよ
うに配置されている。DMD84は、傾斜角度を2値的
に高速に切り換えることができるように制御される多数
の微小ミラーのアレーで構成されており、微小ミラーの
傾斜角度を高速に切り換えることによって、ミラー83
a,83b,83c,83dで偏向されてきた光束のう
ちの(図18においては互いに対向位置にある)2つの
光束をプリズム85に入射するように配置されている。
また、DMD86は、DMD84と同様の微小ミラーの
アレーで構成されており、DMD84と同期して微小ミ
ラーの傾斜角度を切り換えてミラー87a,87bに夫
々光束を入射させるように配置されている。また、DM
D84、プリズム85、DMD86、ミラー87a,8
7bは、一体的に対物レンズ81の光軸を中心に回転可
能に備えられている。
【0062】本実施例では、物体からの光束は、対物レ
ンズ81を介してアフォーカル光束とされ、変倍光学系
82a,82b,82c,82dよりアフォーカル光束
として出射する。図18の状態において、変倍光学系8
2a,82cを出射した光束は、DMD84の微小ミラ
ーの傾斜角度を高速に切り替えることによって1つの光
束上に時分割で伝達され、プリズム85を介して偏向さ
れた後、DMD86を介してDMD84への入射光束と
同期した2つの光束に分離される。分離された光束はミ
ラー87a,87bを介して偏向された後、観察光学系
を介して、観察者によって観察される。これにより、観
察者は、変倍光学系82a,82cを通った視差のある
光束を介して物体を立体観察することができる。
【0063】また、DMD84、プリズム85、DMD
86、ミラー87a,87bを90°回転した場合、観
察者の位置を第1実施例〜第7実施例のように変更する
ことができ、なお且つ、観察者は、変倍光学系82b,
82dを通った視差のある光束を介して物体を立体観察
することができる。また、変倍光学系82a,82b,
82c,82dとミラー83a,83b,83c,83
dとの間に分割プリズム(図示省略)を入れて、分割プ
リズムにより分割された光束を撮影系、主観察者用の光
束として用いるようにすれば、第1実施例〜第7実施例
とほぼ同様の効果が得られる。
【0064】以上説明したように、本発明による実体顕
微鏡は、特許請求の範囲に記載された特徴のほかに下記
に示すような特徴も備えている。
【0065】(1)少なくとも左右一対の結像レンズ、
接眼レンズを含んだ観察光学系を有し、前記観察光学系
は、前記分離手段によって分離された光束のうちの2つ
の光束を選択的に観察光学系へ入射するように備えられ
ていることを特徴とする請求項1又は2に記載の実体顕
微鏡。
【0066】(2)前記合成手段と前記分離手段との間
に、合成された光束を偏向する偏向部材を少なくとも1
つ有し、前記偏向部材は、前記偏向部材に入射する光束
の光軸を中心に回転可能に備えられていることを特徴と
する請求項1、2、上記(1)のいずれかに記載の実体
顕微鏡。
【0067】(3)前記合成手段と前記分離手段は、各
々少なくとも1つの偏光ビームスプリッタを有している
ことを特徴とする請求項1、2、上記(1)、(2)の
いずれかに記載の実体顕微鏡。
【0068】(4)前記合成手段と前記偏向部材との間
に1つの第2の合成手段を有し、前記第2の合成手段
は、前記偏光部材の回転と共に挿脱可能に備えられてい
ることを特徴とする上記(2)に記載の実体顕微鏡。
【0069】(5)前記合成手段と前記分離手段は、ア
フォーカル光束中に配置されていることを特徴とする請
求項1〜3、上記(1)〜(4)のいずれかに記載の実
体顕微鏡。
【0070】(6)前記合成手段と前記分離手段との間
に1回結像のアフォーカルリレー光学系を配置したこと
を特徴とする請求項1〜3、上記(1)〜(5)のいず
れかに記載の実体顕微鏡。
【0071】(7)前記合成手段の手前には、前記偏光
ビームスプリッタの偏光方向を変更させる偏光方向変更
部材を有し、前記偏光方向変更部材は、視差のある少な
くとも2つの像の光束を通すように配置されていること
を特徴とする上記(3)に記載の実体顕微鏡
【0072】(8)請求項2に記載の実体顕微鏡におい
て、前記偏光方向変更部材は、液晶板であり、前記偏向
部材及び前記合成手段の一体的な回転と共に偏光方向を
変え得るように構成されていることを特徴とする上記
(7)に記載の実体顕微鏡。
【0073】(9)隣り合う前記視差のある像の偏光成
分が直交するように光学要素を配置したことを特徴とす
る上記(3)に記載の実体顕微鏡。
【0074】(10)前記合成手段と前記分離手段に
は、それぞれ少なくとも1つの、特定波長を透過又は反
射する部材を有することを特徴とする請求項1に記載の
実体顕微鏡。
【0075】
【発明の効果】本発明の実体顕微鏡によれば、大型化を
避け、様々な観察スタイルで立体視が可能となる。
【図の簡単な説明】
【図1】本発明の実体顕微鏡の第1実施例を示す図であ
り、主観察者に対して副観察者が対向した観察位置の状
態を示す概略構成図である。
【図2】第1実施例において、主観察者に対して副観察
者が側方を向いた観察位置の状態を示す概略構成図であ
る。
【図3】第1実施例において、主観察者に対して副観察
者が略横に並んだ観察位置の状態を示す概略構成図であ
る。
【図4】図1において、アフォーカル1回結像リレー光
学系13を偏光ビームスプリッタ5a,5bとプリズム
6の間に配置した状態を示す概略構成図である。
【図5】本発明の実体顕微鏡の第2実施例を示す図であ
り、主観察者に対して副観察者が対向した観察位置の状
態を示す概略構成図である。
【図6】第2実施例において、主観察者に対して副観察
者が側方を向いた観察位置の状態を示す概略構成図であ
る。
【図7】本発明の実体顕微鏡の第3実施例を示す図であ
り、主観察者に対して副観察者が対向した観察位置の状
態を示す概略構成図である。
【図8】第3実施例において、主観察者に対して副観察
者が側方を向いた観察位置の状態を示す概略構成図であ
る。
【図9】本発明の実体顕微鏡の第4実施例を示す図であ
り、主観察者に対して副観察者が対向した観察位置の状
態を示す概略構成図である。
【図10】第4実施例において、主観察者に対して副観
察者が側方を向いた観察位置の状態を示す概略構成図で
ある。
【図11】本発明の実体顕微鏡の第5実施例を示す図で
あり、主観察者に対して副観察者が対向した観察位置の
状態を示す概略構成図である。
【図12】第5実施例において、主観察者に対して副観
察者が側方を向いた観察位置の状態を示す概略構成図で
ある。
【図13】第5実施例において、主観察者に対して副観
察者が略横に並んだ観察位置の状態を示す概略構成図で
ある。
【図14】本発明の実体顕微鏡の第6実施例を示す図で
あり、主観察者に対して副観察者が対向した観察位置の
状態を示す概略構成図である。
【図15】第6実施例において、主観察者に対して副観
察者が側方を向いた観察位置の状態を示す概略構成図で
ある。
【図16】第6実施例において、主観察者に対して副観
察者が略横に並んだ観察位置の状態を示す概略構成図で
ある。
【図17】本発明の実体顕微鏡の第7実施例で用いるビ
ームスプリッタの透過率特性を表すグラフである。
【図18】本発明の実体顕微鏡の第8実施例の概略構成
図である。
【図19】実体顕微鏡の一従来例を示す概略構成図であ
り、(a)は主観察者に対して副観察者が対向した観察位
置の状態、(b)は主観察者に対して副観察者が側方を向
いた観察位置の状態を示す。
【図20】実体顕微鏡の他の従来例を示す概略構成図で
あり、(a)は主観察者に対して副観察者が対向した観察
位置の状態、(b)は主観察者に対して副観察者が側方を
向いた観察位置の状態、(c)は主観察者に対して副観察
者が略横に並んだ観察位置の状態を示す。
【符号の説明】
1,41,61,81 対物レンズ 2,42,64a,64b,82a,82b,82c,
82dアフォーカル変倍光学系 3a,3b,3c,3d,65a,65bビームスプリ
ッタ 4a,4b,8a,8b,24a,24b,34a,3
4b,51a,51b,57,62a,62b,67
全反射プリズム 5a,5b,7a,7b,23a,23b,23c,2
3d,25a,25b,33a,33b,33c,33
d,35a,35b,43a,43b,43c,43
d,52a,52b,56,58a,58b,58c,
58d,63a,63b,66a,66b偏光ビームス
プリッタ 6,9 2回反射プリズム 10 左右一対の結像レンズ 11 撮影光学系 12 副観察者用観察光学系 13 アフォーカル1回結像リレー光学系 30a,30b,30c,30d 偏光成分の
振動方向 44a,44b,45,85 プリズム 83a,83b,83c,83d,87a,87b
ミラー 84,86 DMD(デジタル・マイクロミラ
ー・デバイス) h1,h2,k1,k2,m1,m2,q1,q2,q
3,p1,p2,r1λ/2板 cl 偏光ビームスプリッタ52a,52bと
全反射プリズム51a,51bの中心軸 Lc 液晶素子 vl 偏光ビームスプリッタ7a,7bと全反
射プリズム8a,8bの中心軸 xl 光束
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 俊一郎 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 石川 朝規 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 Fターム(参考) 2H052 AA13 AB05 AB14 AB18 AB19 AB21 AB27 AD32 AF14

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも3つの視差のある像を作る実体
    顕微鏡において、 前記各像の光束のうちの少なくとも2つの光束を1つに
    合成する合成手段と、 前記合成手段により合成された像の光束を再度分離する
    分離手段とを備えたことを特徴とする実体顕微鏡。
  2. 【請求項2】前記各像の光束のうちの少なくとも1つの
    光束を前記合成手段に向けて偏向させる偏向部材を備
    え、且つ、 前記偏向部材と前記合成手段は、一体的に回転できるよ
    うになっていることを特徴とする請求項1に記載の実体
    顕微鏡。
  3. 【請求項3】前記合成手段と前記分離手段は、夫々少な
    くとも1つの可変偏向部材を有していることを特徴とす
    る請求項1又は2に記載の実体顕微鏡。
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