JPH0493283A - 製版印刷装置 - Google Patents

製版印刷装置

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JPH0493283A
JPH0493283A JP21132190A JP21132190A JPH0493283A JP H0493283 A JPH0493283 A JP H0493283A JP 21132190 A JP21132190 A JP 21132190A JP 21132190 A JP21132190 A JP 21132190A JP H0493283 A JPH0493283 A JP H0493283A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は製版印刷装置に関し、特に、感熱孔版原紙にサ
ーマルヘッドで穿孔製版を行ない、その原紙を印刷ドラ
ムに装着して孔版印刷を行なう感熱孔版式の製版印刷装
置に関する。
〔従来の技術〕
感熱孔版原紙にサーマルヘッドによって穿孔製版する製
版装置と、その孔版原紙を印刷ドラムの外周に巻きつけ
て孔版印刷を行なう印刷装置とを一体的に備えた感熱孔
版式の製版印刷装置が提案されている(例えば、特開昭
61−287781号公報等参照)。
このような感熱孔版式の製版印刷装置は、一般に1枚の
原稿から多量の印刷物を得ることを目的として使用され
るが、1〜3枚程度の極めて少部数のコピーを得るため
の機能をも具備したものも最近知られるようになってき
た。
感熱孔版式の製版印刷装置は、近年種々の画像処理機能
を有するようになってきており、また−方ではワープロ
やパソコンなどの他のOA機器とのオンライン化も着実
に進んでいるが、そうなると、オリジナル原稿通りでは
ない印刷物が直接作られてしまうことになり、または全
くオリジナル原稿なしにデイスプレィで表示された画像
を直接製版印刷してしまうことになる。
そうした場合、オペレータとしては直接印刷に入る前に
アウトプットされる画像をいったんハードコピーで見て
みたいと思うようになる。何故なら、高価な感熱孔版原
紙に穿孔製版してその原紙によって印刷された画像を見
た後でシスや手違いに気付いても、もう遅いからである
。また、再度操作をやり直して製版印刷をやり直すこと
はコストと時間を無駄にするばかりなのである。従って
、感熱紙等に手軽にコピーして画像を確認するという作
業が求められるのである。
また、普通紙複写機がそばにない場合で、1枚とか2枚
だけコピーが欲しいといったような場合、製版印刷装置
でコピーモードを使用することができれば高価な感熱孔
版原紙を無駄にすることなくコピーを得ることができる
ようになる。
そこで、前述したように1〜3枚程度の極めて少部数の
コピーを得るための複写機能を具備した製版印刷装置が
提案されているわけであるが、この少部数のコピーを得
るための複写機能を具備した製版印刷装置の形式として
は、大きく分けて次の3つのタイプがある。
第1の形式は、少部数のコピーを得るための専用のプリ
ンタを搭載した所謂ハイブリットタイプのものである。
第2の形式は、少部数コピーのための電子写真方式の普
通紙複写機と、大部数印刷のための感熱孔版式の製版印
刷装置とをドツキングさせたものであり、例えば、特開
平1−72189号公報に詳しく示されている。
第3の形式は、従来から知られている感熱孔版式の製版
印刷装置において、少部数コピーを得ようとする場合に
は、そのセットされている感熱孔版原紙を一旦取り除き
、続いて手指しにて感熱紙をプラテンローラとサーマル
ヘッドとの間に挿入して、操作パネルにて「ワンコピー
」モードを選択してから「スター1−JキーをONする
方式のものである。
尚、この場合、コピー終了後は再び感熱孔版原紙を元通
りにセットしなければならない。
〔発明が解決しようとする課題〕
以上、第1、第2、第3の3つの形式について述べたが
、第1の形式の場合、穿孔製版のためのサーマルヘッド
の他に、感熱紙への直接書き込みや又は熱転写方式書き
込みによって少部数コピーを得るためのサーマルヘッド
を別に有することになり、原稿読み取りのためのスキャ
ナは共通で使用しているとはいえ、機械が大きくなり、
しかも高価なサーマルヘッドを2個使うことからコスト
高となるという問題がある。
また、第2の形式の場合もスキャナ部は共通使用するこ
とができるが、その他の複写機部分を製版印刷機部分と
は別に設けなければならず、非常に大きくて高価な装置
になってしまうという問題がある。
また、第3の形式の場合は、機械の大きさもコストも通
常の感熱孔版式の製版印刷装置とさほど変わらなくて、
いざという時には少部数のコピーを得ることが可能であ
るが、1つのサーマルヘッドを用いて感熱孔版原紙への
穿孔製版と感熱紙への書き込みとの両方をやろうとすれ
ば、前述したようにコピーのたびにロール式の感熱孔版
原紙と感熱紙とを手作業で入れ替えなければならず、作
業手間が係り操作が面倒であるという問題がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、前述
したような感熱孔版式の製版印刷装置において、セット
されであるロール状の感熱孔版原紙をコピーのたびに一
々引き抜くという面倒な作業を必要としないでも、感熱
紙による少部数コピーが簡単に可能な製版印刷装置を提
供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため1本発明は、ロール状の感熱孔
版原紙にサーマルヘッドにより穿孔製版を行ない、その
孔版原紙を印刷ドラムの外周に巻きつけて孔版印刷を行
なう感熱孔版式の製版印刷装置において、 上記サーマルヘッドによって画像形成される感熱紙と上
記感熱孔版原紙とを感熱紙側がサーマルヘッド発熱体面
に接するように重ねて搬送することが可能な搬送手段と
、該搬送手段によって搬送されサーマルヘッドによって
画像形成された感熱紙を感熱孔版原紙から分離して排出
することが可能な搬送手段と、上記サーマルヘッドと印
刷ドラムとの間にて感熱孔版原紙にたるみを持たせて一
時貯留することの可能な収納部若しくはサーマルヘッド
と印刷ドラムとの間にて感熱孔版原紙を待機状態に保持
する手段と、感熱孔版原紙を穿孔製版時とは逆向きの方
向に一定量だけ搬送することが可能な搬送手段及び制御
手段とを有することを特徴とする 〔作  用〕 本発明の製版印刷装置においては、通常の製版印刷時に
は、ロール状の感熱孔版原紙にサーマルヘッドにより穿
孔製版を行ない、その孔版原紙を印刷ドラムの外周に巻
きつけて孔版印刷を行なう。
そして、少部数のコピー等の必栗時には、感熱紙と上記
感熱孔版原紙とが感熱紙側がサーマルヘッド発熱体面に
接するように重ねて搬送され、安価な感熱紙を用いて容
易に原稿のコピー画像を感熱紙上に得ることができる。
また、感熱紙によるコピー終了後、画像形成された感熱
紙は排呂され、感熱孔版原紙はコピー前の位置に戻され
、通常の製版印刷待機状態に復帰される。
このように、本発明の製版印刷装置では、機械構成を従
来の感熱孔版式製版印刷装置と比べてそれほど複雑化す
ることなく、安価な感熱紙コピーを簡単に得ることがで
き、感熱孔版原紙を無、駄に消耗することもない。
〔実 施 例〕
以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明する
第1図は本発明の一実施例を示す製版印刷装置の概略的
要部構成図である。
第1図において、符号1はロール状の感熱孔版原紙であ
り、プラテンローラ2によってそのフィルム面をサーマ
ルヘッド3の発熱体部分に押しつけられながら、図の矢
印方向に搬送されるようになっている。尚、感熱孔版原
紙1は、サーマルヘッド3による穿孔製版後、第1の搬
送ローラ対4と第2の搬送ローラ対5とで更に搬送され
て、その先端が印刷ドラム6のクランパ7に係止される
オリジナル原稿8は、原稿搬送ローラ対9によって搬送
され、密着型CCDセンサ10によって原稿表面の画像
が読取られて電気信号に変換されて制御装置に送りこま
れる。
サーマルヘッド3の発熱体は、上記原稿読取り装置の密
着型CCDセンサ10によって読取られたオリジナル原
稿の画像情報に基づいて選択的に発熱し、感熱孔版原紙
1に穿孔製版を行なうか、あるいはワープロやパソコン
でデイスプレィを見ながらオペレータによって作製され
た画像情報が電気信号として直接伝えられて、その信号
によってサーマルヘッドが選択的に発熱することもある
さて、サーマルヘッド3によって穿孔製版された感熱孔
版原紙1は、その先端が印刷ドラム6のクランパ7に係
止され、第1の搬送ローラ対4と第2の搬送ローラ対5
とで搬送されながら、印刷ドラム6の矢印方向の回転に
よって、その外周に巻きつけられ、最後には原紙切断カ
ッター11しこよって切断されて完全に巻きつけが終了
する。
続いて操作パネル上の「印刷スタートキー」を押せば、
給紙装置(図示せず)によって搬送された印刷用紙12
がプレスローラ13によって印刷ドラム6に押しつけら
れた状態で送られることで印刷用紙12上に画像が形成
される。
通常は、このようにして孔版製版と印刷とが一体的に連
続して行なわれる。
次に、第1図に示す構成の感熱孔版式製版印刷装置を用
りて感熱紙にコピーを行なう場合について説明する。
第1図において、ロール状の感熱紙14は予め機械に装
着されており、第1の感熱紙搬送ローラ対15と第2の
感熱紙搬送ローラ対16とで挾まれている。ここで、第
3図に示される操作パネル26上の「ワンコピー」キー
27を押せば、LED28が点灯してワンコピーモード
になる。つまり、制御装置は、ワンコピーのシーケンス
を指令する。
そこで、「スタート」キー29を押すと感熱紙搬送ロー
ラ対15と16とが回転して感熱紙14を搬送し始める
。このとき同時にプラテンローラ2と第1の搬送ローラ
対4も回転を始めるので、孔版原紙1も搬送される。
感熱紙14の先端位置は初期状態で一定に決められてい
るから、そこから一定長さ分送られたところでサーマル
ヘッド書き込み開始位置の頭出しか行なわれる。そして
、これに合わせるように、オリジナル原稿8もその搬送
ローラ対9によって搬送されて読取り開始位置の頭出し
が行なわれる。
こうして、原稿8の画像が感熱紙14の表面に書き込ま
れる。すなわち、原稿読取り装置の密着型CCDセンサ
10によって読取られ電気信号に変換された画像信号に
よってサーマルヘッド3の発熱体が選択的に発熱するこ
とで、感熱紙14はその表面が部分的に黒色に変色して
画像が形成される。
この場合、感熱紙搬送ローラ対15.16と感熱紙排出
ローラ対17とプラテンローラ2と孔版原紙搬送ローラ
対4の全てが同時に回転駆動されるので、感熱紙14と
孔版原紙1とは重ねられてプラテンローラ2とサーマル
ヘッド3との間を搬送されることになる。
尚、サーマルヘッド3の発熱体で発生した熱は、感熱紙
14の表面に画像形成はするものの、その裏側に重ねら
れている孔版原紙1には十分に伝わらないので、孔版原
紙1のフィルムに穿孔するほどの熱量にはならず、孔版
原紙1はただ搬送されるだけとなる。
さて、画像書き込みが行なわれた感熱紙14は、孔版原
紙1とは分離されて第2図に示されるように進み、感熱
紙排出ローラ対17によって排出トレイ21に排出され
る。
一方、孔版原紙1は、プラテンローラ2と第1の搬送ロ
ーラ対4とで製版されないまま搬送されるが、この時、
第2の搬送ローラ対5は回転しないので、両ローラ対の
間で孔版原紙1のたるみが形成され、第2図のように収
納箱20内に孔版原紙1のたるみ分が一時的に貯留され
ることになる。
原稿検知センサ18が原稿8の後端を検知すると、そこ
から一定量送られたところでCCDセンサ10による画
像読み取りが終了し、同時にサーマルヘッド3による感
熱紙14への書き込みも終了して感熱紙切断カッター1
9が作動し、感熱紙14が切断される。
こうして書き込みが終了し切断された感熱紙14は、前
述したように排出ローラ対17によって排出トレイ21
上に確実に排出される。そして、感熱紙14の残りは感
熱紙搬送ローラ対15と16とによって一定量送られて
初期設定状態となる。
このようにして感熱紙14への書き込み搬送が終了する
と、プラテンローラ2は逆転を開始し、収納箱20内の
孔版原紙のたるみ部分は徐々になくなって原紙ロール1
に巻き戻される。すなわち、原紙ロール1の中心軸22
も回転駆動される。あるいは原紙ロール1は回転せず、
プラテンローラ2と原紙ロールとの間で孔版原紙がたる
みを形成されて強制的にたるみが形を整えながら形づく
られていくようにしてもよい。
尚、プラテンローラ2の逆転量は、その前に行なわれた
正転量と丁度同一とされてよく、例えば、パルスモータ
への駆動パルス数などによって制御されるか、あるいは
、第1の搬送ローラ対4と第2の搬送ローラ対5との間
に設けられた検知センサ23によって、孔版原紙のたる
みがOになるまで孔版原紙を巻き戻すようにプラテンロ
ーラ2を逆転させることもできる。
さて、一般にオペレータは、少しでも速く画像のワンコ
ピー8力を確認したいので、本発明の装置では、上述の
ような方法で取り急ぎ感熱紙への書き込みを行ない、そ
れを出力した後、感熱紙と重ねて送られてしまった孔版
原紙を巻き戻すという方式をとるわけである。
ところで、通常、感熱孔版原紙1に穿孔製版される画像
はフィルム面の側、すなわちサーマルヘッド3の側から
みると原稿8の画像に対して鏡像の画像が形成されるよ
うになっている。これは、印刷ドラム6の周りにフィル
ム面を外側にして巻かれた状態で印刷用紙に正しい画像
を転写するために必要とされることである。
ところが、サーマルヘッド3によって感熱紙14の表面
に形成される画像は普通の正像でなければならない。そ
こで、ワンコピーモードが設定された場合には、制御装
置は孔版原紙に製版する場合とは異なって、画像が正像
の関係になるように出力順を切り替えて画像信号をサー
マルヘッド3に8力するように構成されている。
次に、第4図は本発明の別の実施例を表す製版印刷装置
の概略的要部構成図である。
第4図に示す装置において、感熱孔版原紙1への穿孔製
版及び印刷については、第1図にて説明した内容と基本
的に同じである。そこで、ここでは第4図に示す構成の
装置で感熱紙へのコピーを行なう場合について説明する
先ずオリジナル原稿8を原稿テーブル25上にセットす
る。次に、第3図に示す操作パネル26上の「ワン:ビ
ー」キー27を押してLED28を点灯させた状態にし
てから「スタート」キー29を押す。
そうすると、プラテンローラ2と第1の原紙搬送ローラ
対4とが回転記動されて孔版原紙1が図の矢印方向に搬
送されるが、この時、第2の原紙搬送ローラ対5は回転
しないから、孔版原紙1は蘭ローラ対4と5の間の部分
で下方にたるんで収納箱20内に一時貯留されることに
なる。
このようにして孔版原紙1が一定量送られたところで搬
送は停止し、次に、枚葉の感熱紙14が感熱紙搬送ロー
ラ対15によってその先端がサーマルヘッド3の発熱体
近傍まで搬送され、同時にオリジナル原稿8が原稿搬送
ローラ対9によってその先端が密着型CCDセンサ10
の読み取り開始点近傍まで搬送される。
すると、この時点から更に原稿搬送ローラ対9と原稿排
出ローラ対30と感熱紙搬送ローラ対15と感熱紙排出
ローラ対17とプラテンローラ2と第1原紙搬送ローラ
対4とが全て同時に回転を開始する。但し、プラテンロ
ーラ2と第1の原紙搬送ローラ対4とは先はどとは逆の
方向に回転して少しずつ収納箱20内の原紙のたるみを
小さくするように作用する。
このようにして、密着型CCDセンサ10は原稿8の画
像を読み取り、サーマルヘッド3は孔版原紙1と重ねて
搬送される感熱紙14上に画像を形成する。
ところで、感熱孔版原紙1に通常の穿孔製版を行なう場
合は、プラテンローラ2が図の矢印方向に回転し、サー
マルヘッド3の発熱体が制御部からの信号に基づいて選
択的に発熱することで孔版原紙上の上に鏡像画像が穿孔
製版される。しかしながら、サーマルヘッド3の発熱体
への制御部分からの画像信号情報は上記と同一でも、そ
の孔版原紙1の搬送方向が逆になると、サーマルヘッド
3によって、鏡像ではなく正像の画像が形成されること
になる。
したがって、第4図に示す実施例の場合は、このことを
利用して感熱紙14の搬送方向を孔版原紙1への穿孔製
版の場合とは逆にすることにより、特別の画像変換処理
をしなくとも感熱紙14上には原稿8通りの正しい正像
画像を形成することが可能になるのである。
さて、このようにして原稿排出ローラ30が原稿8を排
出し終えると、感熱紙排出ローラ対17も画像が形成さ
れた感熱紙14を排出する。そして、孔版原紙1が元の
状態まで戻されたところでプラテンローラ2と第1の原
紙搬送ローラ対4の回転が停止して初期状態となる。
尚、第4図の実施例では、感熱紙4はロール状ではない
ので、装置として感熱紙切断カッターを設けなくて済み
、構成やレイアウトが簡単になる。
また、複数枚の感熱紙を予め内臓しておいて、それを1
枚ずつ順次呼び呂して搬送するようにすることも容易に
可能である。
次に、第5図は本発明のさらに別の実施例を表す製版印
刷装置の概略的要部構成図である。
第5図に示す装置において、ロール状感熱孔版原紙1を
用いての感熱穿孔製版と、給版、印刷の工程については
、第1図の装置の場合と大体同じであるが、この装置の
場合、通常の待機状態では、孔版原紙1の先端は第2の
原紙搬送ローラ5の若干奥まで搬送されている。
以下、第5図に示す装置により感熱紙にコピーを行なう
場合について説明する。
第5図において、ロール状感熱紙14は予め機械に装着
されており、感熱紙搬送ローラ対15にその先端を挾持
されている。
オリジナル原稿8を原稿台25の上にセットして第3図
に示されるような操作パネル26上の「ワンコピー」キ
ー27を押してLED28を点灯させた状態で「スター
ト」キー29を押す。すると、2つの原紙搬送ローラ対
4.5とプラテンローラ2と原紙呼出しローラ対32の
全てが逆転を開始し、孔版原紙ロール軸22も逆転して
孔版原紙1を図の矢印と反対方向に逆戻りさせて巻き戻
す、そして孔版原紙1の先端がプラテンローラ2とサー
マルヘッド3の間より若干手前になるところまで引き戻
される。この際、プラテンローラ2へのサーマルヘッド
3の押付圧制御装置33がその押付圧を解除して高速巻
戻しする。
次に、原稿8が原稿搬送ローラ対9により搬送を開始さ
れ、同時に感熱紙搬送ローラ対15も感熱紙14を図の
矢印方向に搬送する。そして、サーマルヘッド3の押付
圧解除状態にて感熱紙14の先端がプラテンローラ2と
サーマルヘッド3との間に入り込んだところでサーマル
ヘッド3の押付圧が作動し、そこからプラテンローラ2
、感熱紙搬送ローラ対15、第1と第2の原紙搬送ロー
ラ対4,5が夫々回転して、感熱紙14と孔版原紙1の
同時搬送が開始される。そして、密着型CCDセンサ1
0で読み取った画像がサーマルヘッド3の発熱体により
感熱紙14上に形成される。
また、上述の搬送開始時に搬送経路切換ガイド板34が
ソレノイド35によって作動され、画像形成された感熱
紙14が第2の原紙搬送ローラ対5の後方で上向きに経
路変更されて感熱紙排出テーブル36上に向かう。そし
て、原稿検知センサ18が原稿後端を検知後、感熱紙1
4が一定量送られたところで切断カッター11が作動し
て感熱紙14を切断する。この切断後、書き込みが完了
した感熱紙は感熱紙排出テーブル36上に排出される。
感熱紙の排出後、サーマルヘッド3の押付圧が解除され
、感熱紙搬送ローラ対15と第1の原紙搬送ローラ対4
と感熱紙ロールの軸38とが逆転して感熱紙14を図の
矢印と反対方向に巻き戻す。
そして、感熱紙14の先端がプラテンローラ2とサーマ
ルヘッド3間の若干手前のところまで巻戻されたところ
で停止する。
この時、搬送経路切り換えガイド板34もソレノイド3
5によって第5図の状態に復帰し、押付圧制御装置33
がサーマルヘッド押付圧を解除し、孔版原紙1が孔版原
紙呼呂しローラ対32の回転によって図の矢印方向に搬
送開始され、その先端がプラテンローラ2とサーマルヘ
ッド30間に到達したところで押付圧制御装置33によ
りサーマルヘッド押付圧が加えられる。そして、プラテ
ンローラ2と第1と第2の原紙搬送ローラ対4,5も回
転し、孔版原紙1の先端が第2の原紙搬送ローラ対5の
わずか後方まで送られたところで停止して第5図に示す
初期状態に復帰する。こうして初期状態に戻った時点で
ワンコピーモードを表示するLED28が自動的に消灯
される。
さて。第5図に示す実施例においては、切断カッター1
1は孔版原紙1と感熱紙14とで共用することができる
ので一つで済み、また、感熱紙にロール原紙を使用でき
るので操作性が良い。更に、第5図の実施例の場合は、
孔版原紙のたるみ部を一時的に貯留する収納部が不用と
なり、コストの低減や装置の小型化をより図れる。
〔発明の効果〕
以上実施例に基づいて説明したように1本発明による製
版印刷装置は、機械構成を従来の感熱孔版式製版印刷装
置と比べてそれほど複雑化することなく、安価な感熱紙
コピーを簡単に得ることができるため、従来のものに比
べてコストアップが小さく、機械の大きさもほとんど変
わらずに複写機能付きの製版印刷装置を実現することが
できる。
また、本発明の製版印刷装置では、コピー時に感熱孔版
原紙と感熱紙とを一々交換する必要がなく、必要なとき
には原稿をセットしてコピー用のスタートキーを押すだ
けで簡単に安価な感熱紙コピーを得ることができるため
、使用者の作業手間を大幅に軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す製版印刷装置の概略的
要部構成図、第2図は同上製版印刷装置のコピー動作時
の状態を示す図、第3図は操作パネルの一例を示す概略
図、第4図は本発明の別の実施例を示す製版印刷装置の
概略的要部構成図、第5図は本発明のさらに別の実施例
を示す製版印刷装置の概略的要部構成図である。 1・・・・感熱孔版原紙、2・・・・プラテンローラ、
3・・・・サーマルヘッド、4,5・・・・搬送ローラ
対、6・・・・印刷ドラム、7・・・・クランパ、8・
・・・原稿、9・・・・原稿搬送ローラ対、10・・・
・密着型CCDセンサ、11.19・・・・切断カッタ
ー、12・・・・印刷用紙、13・・・・プレスローラ
、14・・・・感熱紙、15.16・・・・感熱紙搬送
ローラ対、17・・・感熱紙排出ローラ対、20・・・
・収納部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ロール状の感熱孔版原紙にサーマルヘッドにより穿孔製
    版を行ない、その孔版原紙を印刷ドラムの外周に巻きつ
    けて孔版印刷を行なう感熱孔版式の製版印刷装置におい
    て、 上記サーマルヘッドによって画像形成される感熱紙と上
    記感熱孔版原紙とを感熱紙側がサーマルヘッド発熱体面
    に接するように重ねて搬送することが可能な搬送手段と
    、該搬送手段によって搬送されサーマルヘッドによって
    画像形成された感熱紙を感熱孔版原紙から分離して排出
    することが可能な搬送手段と、上記サーマルヘッドと印
    刷ドラムとの間にて感熱孔版原紙にたるみを持たせて一
    時貯留することの可能な収納部若しくはサーマルヘッド
    と印刷ドラムとの間にて感熱孔版原紙を待機状態に保持
    する手段と、感熱孔版原紙を穿孔製版時とは逆向きの方
    向に一定量だけ搬送することが可能な搬送手段及び制御
    手段とを有することを特徴とする製版印刷装置。
JP21132190A 1990-08-08 1990-08-08 製版印刷装置 Expired - Lifetime JP2902073B2 (ja)

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JPH0493283A true JPH0493283A (ja) 1992-03-26
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0641664A2 (en) * 1993-09-08 1995-03-08 Star Micronics Co., Ltd. Paper discharge apparatus

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0641664A2 (en) * 1993-09-08 1995-03-08 Star Micronics Co., Ltd. Paper discharge apparatus
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JP2902073B2 (ja) 1999-06-07

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