JPH0492914A

JPH0492914A - 文字入力方式

Info

Publication number: JPH0492914A
Application number: JP2206781A
Authority: JP
Inventors: Hiroaki Ikeda; 裕章池田
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 1990-08-06
Filing date: 1990-08-06
Publication date: 1992-03-25

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は文字入力方式、特に文書編集装置等で使用され
るキーボード等の文字入力方式に関するものである。

［従来の技術］従来、ワードプロセッサなどの文書処理装置における文
書の入力は一般にキーボードによってなされている。ま
た、その他の入力手段として文字認識装置がある。これ
はイメージスキャナ等の光電変換装置を用いて文書画像
情報を入力し、入力した画像を装置内に取り込み識別処
理を行わせる。そして、その認識結果を文意として表示
するものである。

［発明が解決しようとしている課題］しかしながら、従来提案されている文書作成装置では、
文字認識装置がキーボード入力に対する補助的な入力手
段に位置付けられたものしかなかった。従って、文書情
報の入力手段の主役はあくまでもキーボードであり、光
電変換を利用した文字認識装置を利用する場合には、複
雑な操作を必要とし、文字認識装置本来の有する効果を
十分に活用できない状態であった。

例えば、作成（編集）中の文書に他の文書の一部を引用
するような場合、以下のような２つの問題がある。

（ｉ）キーボードを用いて文書を入力する場合、オペレ
ータが参照する文書を見ながら一字一句打ち込まなけれ
ばならず、タイプミスや特に日本語ワードプロセッサの
場合には、仮名漢字変換の誤りを生じやすいというよう
な問題点があった。

（ｉｉ）文字認識処理に従って引用文書を認識する場合
、先ず、その引用部分に比べ十分大きな読み取り範囲を
有するイメージスキャナ等で読み込む。そして、読み込
んだ画像を表示し、引用部分をマウス等のボインティン
グ手段を用いて指定したり、或いは認識処理結果を表示
し不要部分を表示画面上で削除するなどの副次的な作業
が必要になり、返ってオペレータの作業量が増加し、そ
の負担が大きくなるというような問題点があった。

本発明はかかる従来技術に鑑みなされたものであり、文
字を直接的に入力する手段と文字認識手段とを有機的に
結合することで、文字を効率的に入力することを可能な
らしめる文字入力方式を提供しようとするものである。

［課題を解決するための手段］この課題を解決するため本発明の文字入力方式は以下に
示す構成を備える。すなわち、文字を直接的に入力する
文字入力手段と、原稿画像中の文字列を読取って認識し
、認識した結果をコードとして出力する文字認識手段と
、前記文字認識手段を付勢するとき、文字入力対象を前
記文字入力手段から当該文字認識手段に切り換える切り
換え手段とを備える。

［作用］かかる本発明の構成において、通常状態では文字入力対
象として直接的に文字を入力する文字入力手段が選択さ
れている。そして、切り換え手段が付勢されたときには
、入力対象として文字認識手段が選択される。

［実施例］以下、添付図面に従って本発明に係る実施例を詳細に説
明する。

第１図に実施例の文書処理装置のブロック構成図を示す
。

図中、１は装置全体の制御を司るＣＰＵ、２はｃｐｕｉ
の動作処理手順を記憶しているＲＯＭ、３はＣＰＵＩの
ワークエリアとして使用されたり、編集中の文書情報を
配憶するＲＡＭである。

４は編集中の文書画像を表示するためのＶＲＡＭ、５は
ＶＲＡＭ４に展開された画像を表示する表示装置として
のＣＲＴである。６は文字コードに対応した文字パター
ンを記憶しているフォントＲＯＭ、７は印刷装置である
。フォントＲＯＭに格納された文字パターンをＶＲＡＭ
４に展開することで、文字をＣＲＴ５に表示させること
が可能となる。

また、８は文字や各種コマンドを装置本体に入力するた
めのキーボード、９は原稿画像の所望とする文を読取り
、それを認識して文字コードとして出力する文字認識入
力部である。１４はオペレータによって作動する押しボ
タンを備えたスイッチであって、通常状態のときには入
力対象としてキーボード８が選択されて、そのボタンが
押下されている最中は、文字認識入力部９からの文字コ
ードを装置本体に取り込むように作用する。

文字認識入力部９は、光電変換装置により原稿画像を読
取る画像読取部１０、画像読取部１０によって読み取ら
れた文字画像情報の雑音や不要部分を取り除く画像前処
理部１１．前処理された文字画像情報を１文字毎に文字
を切り出す文字切り出し部１２、及び切り出された文字
画像情報の識別を行なう識別部１３から構成されている
。

以下、上述した構成よりなる実施例の動作概要を説明す
る。

先に説明したように、実施例の装置においては、通常、
文書入力時はキーボード８が選択されている。そして、
スイッチ１４が押下されている間は文字認識入力部９が
入力対象になる。そして、文字認識入力部９内で認識さ
れた結果を文字コードとして取り入れ、編集中の文書中
に取り込む。

文字認識入力部９の画像読取部１０の使用例を第２図に
示す。

図中、２１は少なくとも１行分の文字の走査が可能な手
動走査形スキャナで、２２は読み取った画像データを格
納しておくイメージバッファである。また、手動走査形
スキャナ２１には、第１図で示すところのスイッチ１４
が組み込まれている。

文書編集中に、このスイッチ１４を押下すると、スキャ
ナ８が動作モードとなり、読取りが開始される。また、
読取りを終了するときには、そのスイッチから指を離せ
ば良い。

実際の操作例を簡単に説明すると以下の通りとなる。

今、編集中の文書中に、既存の印刷物中の一部の文を挿
入しようとしたとき、その文の先頭位置にスキャナ８を
持ってきて、スイッチ１４を押下しながら、手動で原稿
上を行方向に走査する。これによって、読み取った画像
データがイメージバッファ２２に格納されるようになる
。

第３図は、画像読み取りから文字分割までの一連の処理
を説明する概念図である。

状態１が読取られた画像そのものを示している。文字認
識入力部９では、このイメージバッファ２２に展開され
た画像には、注目している文以外の不要なイメージが取
り込まれているので、その部分を画像前処理部１１で取
り除く。画像前処理部１１の処理としては、読み込まれ
た境界（読取り幅と走査移動によって決定される矩形領
域）の接する画像を検出し、それを取り除く。この処理
後のイメージバッファの状態を示すのが状態３２である
。図示の如（、単に境界に接している画像パターンのみ
を取り除（と、文字を構成しているパターンの一部が取
り除く対象にならず、図示・のように残る。そこで、走
査方向に黒画素発生頻度に対する射影を取ることで行を
抽出し、その中でイメージバッファ２２の中心線にある
行３３ａを注目している挿入文のある行として判断する
（状態３３）。そして、その注目付以外を取り除くこと
で、状態３３を得る。この後、処理は文字切り出し部１
２に移り、例えば行方向と垂直方向の射影を取ることで
、行分割と同様の方法により、１文字毎の文字画像情報
３５ａとして分割する（状態３５）。この後は、個々の
切り出された文字パターンを識別部１３により順次識別
し、その結果得られた文字コードを装置本体に出力する
。

ＣＰＵＩは、こうして得られた文字コードを、現在の編
集文−書中のカーソル位置に順次挿入していくことで、
あたかもキーボード８より入力された如く、注目文を編
集画面中に挿入することが可能となる。

〈他の実施例〉以上の説明では、スキャナ２１に設けられたスイッチ１
４を指等で押下することで、文字認識入力部９よりの文
字コードを編集画面に取り込む例であった。しかし、イ
メージ読み込みか否かでもって、入力対象をキーボード
８にするか文字認識人力部９にするかを切り換えれば良
いわけであるからこれによって本発明が限定されるもの
ではない。

第４図は第２の実施例である手動走査形スキャナの読取
部を示す見取り図で、押しボタンスイッチ１４の代りに
、原稿面を走査するとその回転により自動的にオンにな
る、回転検出型スイッチ１４ａを使用したものである。

尚、１５はスキャナの読取り窓である。このような構成
にすることで、オペレータは格別意識することなしに、
キーボード８と文字認識人力部９とを使いわけることが
可能となる。尚、これ以外の切り換え手段を用いても良
いのは勿論である。

以上説明したように本実施例によれば、キーボード入力
方式と、文字画像人力方式を有機的に結合することがで
き、且つ双方の入力方式の長所を有効に利用できるよう
になるので、オペレータの操作負担が軽減し、しかも入
力ミスのない信頼性の高い文書作成が可能になる。

［発明の効果］以上説明したように本実施例によれば、直接文字入力方
式と文字画像入力方式双方の入力方式の長所を有効に利
用できるようになるので、オペレータの操作負担が軽減
する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本実施例による文書処理装置のブロック構成図
、第２図は実施例における画像読取部の使用例を示す説明
図、第３図は画像読み取りから文字分割までの一連の処理を
説明する概念図、第４図は他の実施例による手動走査形スキャナの見取図
である。図中、ｌ・・・ＣＰＵ、２・・・ＲＯＭ、３・・・ＲＡ
Ｍ、４・・・ＶＲＡＭ、５・・・ＣＲＴ、６・・・フォ
ントＲＯＭ、７・・・印刷装置、８・・・キーボード、
９・・・文字認識人力部、１０・・・画像読取部、１１
・・・画像前処理部、１２・・・文字切り出し部、１３
・・・識別部、１４・・・スイッチ、１４ａ・・・回転
検出型スイッチである。第２図第３図第４図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）文字を直接的に入力する文字入力手段と、原稿画
像中の文字列を読取つて認識し、認識した結果をコード
として出力する文字認識手段と、前記文字認識手段を付
勢するとき、文字入力対象を前記文字入力手段から当該
文字認識手段に切り換える切り換え手段とを備えること
を特徴とする文字入力方式。
（２）文字入力手段としてキーボードを用いることを特
徴とする請求項第１項に記載の文字入力方式。