JPH04928Y2 - - Google Patents

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JPH04928Y2
JPH04928Y2 JP12847686U JP12847686U JPH04928Y2 JP H04928 Y2 JPH04928 Y2 JP H04928Y2 JP 12847686 U JP12847686 U JP 12847686U JP 12847686 U JP12847686 U JP 12847686U JP H04928 Y2 JPH04928 Y2 JP H04928Y2
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JP
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cap
valve
inner cylinder
valve rod
aerosol container
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JP12847686U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、エアゾール容器の噴出口開閉装置に
関する。
〔従来の技術〕
従来、エアゾール容器1のキヤツプとして、エ
アゾール容器内に弁を設け、この弁を吐出管に嵌
着したキヤツプを押圧することにより押し下げて
開き、内容物を噴出させるものが一般的に用いら
れている。
また、実開昭60−115571号公報に記載された噴
出口開閉装置がある。この公報に記載されたもの
は、第4図・第5図に示すように、エアゾール容
器1の吐出管2に押圧突部30を突設し、この押
圧突部30を外筒31の側部に形成した長孔32
から外筒31の外部に突出させ、そして、この押
圧突部30をレバー33で上下動させて、エアゾ
ール容器1内に設けた弁34を開閉するととも
に、噴出口21を外端弁35で開閉するものであ
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
前記従来一般に用いられているエアゾール容器
のキヤツプは、不使用時に弁の外方の通液路に塵
埃が進入する虞があり、また、内容物が高粘度の
液である場合には、弁の外方の通液路に残留した
高粘度の液が乾燥固化して付着し、通液路を閉塞
することともなる。
第4図・第5図に示す従来のものは、通液路2
4の内方をエアゾール容器1内に設けた弁34で
閉鎖するとともに、通液路24の外端部の噴出口
21を外端弁35で閉鎖するようにして、不使用
時に通液路24内に塵埃の進入を防ぎ、また、残
留液の乾燥固化を防ぐ優れた噴出口開閉装置であ
る。
しかしながら、前記第4図・第5図に示す従来
のものは、噴出口が上方を向いており、横方向に
噴出する場合に使い難く、また、エアゾール容器
1に固着された噴出口開閉装置であるので市販さ
れている一般のエアゾール容器に取り付けられな
かつた。
本考案は前記事項に鑑みなされたものであり、
噴出口が横方向を向いた噴出口開閉装置の噴出口
をも閉鎖できるようにするとともに、従来一般に
用いられているエアゾール容器に取り付けられる
ようなエアゾール容器の噴出口開閉装置とするこ
とを技術的課題とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案はエアゾール容器1の吐出管2に密に外
嵌され、吐出管2とともに上下動できる内筒5を
設け、この内筒5には導出路6を設けるととも
に、上部には下方に傾斜する傾斜面7を設け、ま
た、内筒5の下部には張出部10を設け、そし
て、この内筒5にキヤツプ13の下面に開口した
筒状空洞部14を上下摺動自在に密嵌し、さら
に、このキヤツプ13のスカート部15の下端部
に前記張出部10の下面に当接する突出部16を
設け、そして、キヤツプ13の下面と張出部10
間に圧縮ばね17を介挿し、さらに、キヤツプ1
3の上側部に横方向に開口する噴出管20を、前
記筒状空洞部14に直交して設け、この噴出管2
0に弁杆22を摺動自在に嵌入し、弁杆22には
前記筒状空洞部14に連通する通液路24を設け
るとともに、外端部に弁体25を設け、そして、
弁体25の内端面を噴出管20に設けた環状弁座
26に当接できるようにして設けて、噴出口21
を開閉できるように形成し、さらに、噴出管20
と弁杆22間に介挿した弾発部材27により弁杆
22の内端部23を前記傾斜面7に圧接させたエ
アゾール容器の噴出口開閉キヤツプとした。
〔作用〕
本考案はキヤツプ13の上面を下方に押圧する
と、弁杆22の内端部23が当接している傾斜面
7に従つて下降し、キヤツプ13は圧縮ばね17
を圧縮して下降する。また、弁杆22も傾斜面7
に押されて弾発部材27を圧縮して外方に移動
し、噴出口21を開く、そして、内筒5も弁杆2
2の内端部23で押され吐出管2を押し、吐出管
2は図示していない発条を圧縮して下降し、エア
ゾール容器1内の図示していない弁を開き、内容
液は吐出管2・導出管6・筒状空洞部14・通液
路24を通つて噴出口21より噴出される。
キヤツプ13の押圧を止めると、吐出管2が復
帰してエアゾール容器1内の弁を閉じるととも
に、キヤツプ13も圧縮ばね17により内筒5に
対して上昇し、弁杆22も弾発部材27により復
帰し、弁体25は環状弁座26に当接して噴出口
21を閉鎖する。
〔実施例〕
第1図・第2図は本考案の一実施例のエアゾー
ル容器の噴出口開閉キヤツプを示すものであり、
エアゾール容器1の吐出管2に密に外嵌され、吐
出管2とともに上下動できる合成樹脂製の内筒5
を設け、この内筒5には導出路6を設けるととも
に、上部を載頭円錐状に形成して下方に傾斜する
傾斜面7を設け、内筒5の外周に設けた環状溝に
密閉用のパツキイング8を装着し、また、内筒5
の下部には段部9を介してフランジとして形成し
た張出部10を設け、そして、この内筒5に合成
樹脂製のキヤツプ13の下面に開口した筒状空洞
部14を上下摺動自在に密嵌し、さらに、このキ
ヤツプ13のスカート部15の下端部に前記張出
部10の下面に当接する突出部16を設け、そし
て、キヤツプ13の下面と張出部10間に圧縮ば
ね17を介挿してある。
さらに、キヤツプ13の上側部に横方向に開口
する噴出管20を、前記筒状空洞部14に直交し
て密嵌固着して設け、この噴出管20に弁杆22
を摺動自在嵌入し、弁杆22には中心部に前記筒
状空洞部14に連通する通液路24を設けるとと
もに、外端部に板状に形成した弁体25を設け、
そして、弁体25の内端面を噴出管20内に設け
た環状弁座26に当接できるようにして設けて噴
出口21を開閉できるように形成し、さらに、噴
出管20と弁杆22間に合成ゴムで形成した弾発
部材27を介挿し、弁杆22の内端部23を傾斜
面7に圧接させてある。そして、この弾発部材2
7の前端部を前記した環状弁座26としている。
そして、前記キヤツプ13内には内筒5の張出
部10を嵌入するには、キヤツプ13及び内筒5
が合成樹脂製であるので、強圧すれば嵌入するも
のであるが、キヤツプ13のスカート部15又は
内筒5の張出部にスリツト等を形成すると嵌入し
易くなる。
第3図は本考案の他の実施例の噴出管部分を示
すものであり、前の実施例と同様の部分は同一の
符号を用い説明を省略した。この実施例は環状弁
座26と弾発部材27を別体で形成し、弾発部材
27はコイルスプリングで形成した。また、弁杆
22の外部にカラー22aを固く嵌合し、弾発部
材27の受座とした。なお、弾発部材27は前記
二つの実施例のほか、軟質合成樹脂製で圧縮する
と鼓胴状に変形するもので形成することも可能で
ある。
〔考案の効果〕
本考案は、噴出口21が横方向を向いているの
で、横方向に噴出しさせ易く、かつ、不使用時に
はエアゾール容器1内の弁で吐出路を閉鎖するほ
かに、噴出管20の噴出口21をも弁体25で閉
鎖するようにしたので、通液路24内に塵埃等が
進入することがなく、また、通液路24内に残留
した液が乾燥固化しない。そして、従来市販され
ているエアゾール容器に取り付けることができて
便利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の断面図、第2図は
その平面図、第3図は本考案の他の実施例の要部
の断面図、第4図は従来例の斜視図、第5図はそ
の断面図出である。 1……エアゾール容器、2……吐出管、5……
内筒、6……導出路、7……傾斜面、10……張
出部、13……キヤツプ、14……筒状空洞部、
15……スカート部、16……突出部、17……
圧縮ばね、20……噴出管、21……噴出口、2
2……弁杆、23……内端部、24……通液路、
25……弁体、26……環状弁座、27……弾発
部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エアゾール容器1の吐出管2に密に外嵌され、
    吐出管2とともに上下動できる内筒5を設け、こ
    の内筒5には導出路6を設けるとともに、上部に
    は下方に傾斜する傾斜面7を設け、また、内筒5
    の下部には張出部10を設け、そして、この内筒
    5にキヤツプ13の下面に開口した筒状空洞部1
    4を上下摺動自在に密嵌し、さらに、このキヤツ
    プ13のスカート部15の下端部に前記張出部1
    0の下面に当接する突出部16を設け、そして、
    キヤツプ13の下面と張出部10間に圧縮ばね1
    7を介挿し、さらに、キヤツプ13の上側部に横
    方向に開口する噴出管20を、前記筒状空洞部1
    4に直交して設け、この噴出管20に弁杆22を
    摺動自在に嵌入し、弁杆22には前記筒状空洞部
    14に連通する通液路24を設けるとともに、外
    端部に弁体25を設け、そして、弁体25の内端
    面を噴出管20に設けた環状弁座26に当接でき
    るようにして設けて、噴出口21を開閉できるよ
    うに形成し、さらに、噴出管20と弁杆22間に
    介挿した弾発部材27により弁杆22の内端部2
    3を前記傾斜面7に圧接させたエアゾール容器の
    噴出口開閉キヤツプ。
JP12847686U 1986-08-23 1986-08-23 Expired JPH04928Y2 (ja)

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JP5246573B2 (ja) * 2008-11-17 2013-07-24 株式会社三谷バルブ シャットオフ機構,シャットオフ機構を備えたポンプ式製品およびシャットオフ機構を備えたエアゾール式製品

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JPS6335456U (ja) 1988-03-07

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