JPH0492107A - タッピンねじ - Google Patents

タッピンねじ

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Publication number
JPH0492107A
JPH0492107A JP20769290A JP20769290A JPH0492107A JP H0492107 A JPH0492107 A JP H0492107A JP 20769290 A JP20769290 A JP 20769290A JP 20769290 A JP20769290 A JP 20769290A JP H0492107 A JPH0492107 A JP H0492107A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screw
tapping screw
female
male
tapping
Prior art date
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Pending
Application number
JP20769290A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuo Okamoto
岡本 光雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NATETSUKU KK
NATEC Inc
Original Assignee
NATETSUKU KK
NATEC Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by NATETSUKU KK, NATEC Inc filed Critical NATETSUKU KK
Priority to JP20769290A priority Critical patent/JPH0492107A/ja
Publication of JPH0492107A publication Critical patent/JPH0492107A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はタッピンねしに関し、特に、ねじ込む際に真っ
直ぐの状態を容易に保持できるタッピンねしに関するも
のである。
〔従来の技術〕
タッピンねじは、軟質の素材に下穴を穿けるだけで、直
ちにねじを締め付けることができ、雌ねじを立てる必要
がないので手数がかからず、タップのような工具も不要
であることから、広い範囲で使用されている。
〔発明が解決しようとする課H] しかし、タッピンねじを下穴にねじ込む際、雄ねじが下
穴の−か所から食いつき始めるために、タッピンねしを
傾ける力が発生し、斜めにねし込んでしまう心配がある
。また、最初に斜めに食い込んでしまうと、後から真っ
直ぐに修正することは殆ど不可能で、そのまま斜めにね
じ込まれてしまい、タッピンねしの頭部が着座したとき
の雌ねじの非対称変形や、雌ねじの破壊が生し易くなる
これを防止するために、ねじの先端部に下穴径よりやや
細いねじの無い部分を形成しておき、この部分を下穴に
入れて、ねじ込む前はタッピンねじが下穴に垂直に立つ
ような工夫がされている。
それでも、実際にねじ込み始めると、前述したようにタ
ッピンねじを傾けようとする力が生じる。
したがってタッピンねじをこの力より大きい力で支えて
いなければならず、非常にねじ込みにくいという問題が
あった。
また、タッピンねじのピッチはJIS規格に基準が設け
られているが、通常のメートル並み目ねじ等に比べてピ
ッチが大きくなっている。
ねじのリードが大きければ、ねじの1回転についての進
行距離が大きく、ねじ込み作業を効率的に行うことがで
きるが、反面では、雌ねじ部材が薄板(板厚tがねじの
呼び径の1/2程度もの)になると、下穴に形成される
雌ねじの長さが短くなる。ここで、この「雌ねじの長さ
」を表すものとして、雌ねじ部材の厚さtをタッピンね
しのピッチをpで割った数、t/pを考え、これを雌ね
じの「ピッチ数」ということにする。上記の場合は、薄
板に形成される雌ねじのピンチ数が小さくなり、#i雄
のねじの結合力が弱くなって、いわゆるねじがバ′力に
なり易いという問題もあった。
本発明は、上記の問題の解決を図ったもので、下穴にね
じ込む際に、垂直な状態を容易に維持でき、しかも薄板
にねじ込む場合であっても、雌雄のねじの結合力を確保
し易いタッピンねじを提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕 上記の目的を達成するために本発明は、軸と直交する断
面がほぼ三角形で、3条のねじを刻設した構成を採用し
ている。
〔作  用〕
三角断面で3条のネジが形成されているタンビンねじを
、下穴に立てて押しつけながらねじ込むと、三角形の各
頂点にある雄ねじがほぼ同時に下穴に食いつき始める。
食いつきにより生しる力はほぼ均一であるから、夕・ノ
ビンねじを傾けようとする力は、相互に相殺されてほぼ
○となり、雌ねじ部材に対して垂直な状態を保ってねじ
込むことができる。
〔実施例〕
次に、第1図(a)〜(C)によって本発明の詳細な説
明する。
これらの図に示すタッピンねしは、頭部工にはドライバ
用の十字溝1aが穿設され、軸部2には雄ねじ2aが刻
設され、軸部の先端2bは、雄ねじが無く、しかも先端
に向かって若干細くなるように形成されている点では従
来のものと同様である。
しかし、雄ねじ2aの軸方向と直交する断面形状が、角
部に丸みを帯びた正三角形をしている(第1図(C)参
照)こと、及び、雄ねじ2aが3条ねじとなっているこ
とで従来のものと相違している。
そして、雄ねじ2aは断面が三角形であるから、必ず第
1図(C)の仮想線で示すような外接円3を有する。
このようなタッピンねじを、第1図(b)に示すように
雌ねじ部材4の下穴4aに立て、ト“ライムを十字溝1
aに挿入し、タッピンねじを押しつけながら回す。正三
角形の各頂点a、b、c部分の雄ねじは3条ねじの各1
条に対応しており、これら各頂点は、はぼ同時に下穴4
aに食いつき始める。
この食いつきにより生じる力は、どの頂点でもほぼ同一
であるから、タッピンねじを傾けようとする力は、相互
に相殺されてほぼOとなり、雌ねじ部材に対して真っ直
ぐな状態を保持してねじ込むことができる。加えて、タ
ッピンねじが非円形であるため、雌ねじ部材の塑性流動
を容易にして雌ねじの形成が容易になる。
ところで、従来のタッピンねじのピッチは、前述したよ
うに締付は用ねしに比べてずっと大きくなっている。
これに対し、本発明のタッピンねしは3条ねしであるか
ら、リードを仮に従来のものと同一にすれば、ピンチは
1/3になる。すなわち、雌ねじ部材4が薄板になって
も、従来の3倍のピッチ数の雌ねじを形成することがで
き、雌雄のねじの結合力が強くなる。また、リードを若
干大きくしても、従来のものに比してピンチ数は大幅に
増加するので、締付は作業の能率を上げると同時に、ね
じの結合力も大きくすることができる。
以上のことから、本実施例においては雄ねじのピッチは
メートル並み目ねじと同じにしている。
なお、リードの寸法は必ずしも実施例に限定されるもの
ではなく、必要に応じて増減できることは言うまでもな
い。
次に、タッピンねじの頭部l側にできる不完全ねじ部の
長さWについて説明する。
この不完全ねじ部は、タッピンねじを転造により成形す
ることから生じるもので、Wの長さは転造されるねじの
ピッチにほぼ比例する。もし、Wが被結合部材5の板厚
t′より大きくなり、しかも雌ねし部材4が薄板である
と、不完全ねじ部が雌ねし部材4の下穴4a内にまで達
し、いったんタッピンねじの完全ねじ部で成形された雌
ねじに嵌め合うべき雄ねじのねじ山が少なくなり、甚だ
しい場合は、成形された雌ねじを雄ねじの不完全ねじ部
が破壊して、締付は不能になってしまう。
これに対し本発明のタッピンねじは、上述したように従
来のものに比べてピッチが小さくなるので、タッピンね
じを転造する場合、不完全ねじ部の寸法Wを小さくでき
、被締結部材5の厚さt′が薄い場合にも、t’ >w
の関係を保ち易く、締結力に影響を受けにくい。
第2図は、タッピンねじのねじ山の形状を示す図である
。通常のねし山は、第2図(a)に示すように左右対称
で、圧力面6の角度と非圧力面7の角度とが同一になっ
ている。これに対し、第2図(b)に示すように左右を
非対称にし、圧力面6の角度の方を非圧力面7の角度よ
り小さくして抜けにくくなるようにすることも可能であ
る。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、タンビンねじをね
じ込む際に、容易に真っ直くな状態を保持することがで
き、斜めにねじ込むことを防止できる。
また、タッピンねじの見掛けのピッチが小さくなるので
、雌ねじ部材が薄板の場合でも、十分なピッチ数の雌ね
じを形成でき、雌雄のねじの結合力が強くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のタッピンねじの図で、(a)は左側面
図、(b)は正面図、(C)は右側面図、第2図はねし
山の形状を示す断面図である。 ■・・・頭部、2・・・軸部、2a・・・雄ねじ、4・
・・雌ねじ部材、5・・・被締結部材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 軸と直交する断面がほぼ三角形で、3条の雄ねじを刻設
    したことを特徴とするタッピンねじ。
JP20769290A 1990-08-07 1990-08-07 タッピンねじ Pending JPH0492107A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20769290A JPH0492107A (ja) 1990-08-07 1990-08-07 タッピンねじ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20769290A JPH0492107A (ja) 1990-08-07 1990-08-07 タッピンねじ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0492107A true JPH0492107A (ja) 1992-03-25

Family

ID=16543996

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20769290A Pending JPH0492107A (ja) 1990-08-07 1990-08-07 タッピンねじ

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JP (1) JPH0492107A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006046660A1 (ja) * 2004-10-29 2006-05-04 Yamawa Mfg. Co., Ltd. ねじ形状およびそれを具えるねじ部品
JP2007107693A (ja) * 2005-10-17 2007-04-26 Nitto Seiko Co Ltd タッピンねじ
JP2014534390A (ja) * 2011-10-13 2014-12-18 ウーイーペー ゲーエムベーハー ウント コー.カーゲー 二機能を有するねじを含む固定装置

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