JPH049156A - 顎訓練装置 - Google Patents

顎訓練装置

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JPH049156A
JPH049156A JP2053485A JP5348590A JPH049156A JP H049156 A JPH049156 A JP H049156A JP 2053485 A JP2053485 A JP 2053485A JP 5348590 A JP5348590 A JP 5348590A JP H049156 A JPH049156 A JP H049156A
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
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    • AHUMAN NECESSITIES
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    • A61H2205/00Devices for specific parts of the body
    • A61H2205/02Head
    • A61H2205/026Mandible

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、顎の骨を骨折した患者及び/あるいは上顎
骨−下顎骨手術もしくは側頭−下顎骨手術を行った患者
あるいは下顎骨の運動範囲が著しく制限されている者の
顎を訓練するために使用される顎訓練装置に関する。さ
らに詳しくは、この発明は、歯あるいは例えば口蓋ある
いは上顎骨弓(arch)の歯肉及び下顎骨弓の歯肉の
ような他の口腔組織へ完全に着座するように挿入される
上顎骨部材及び下顎骨部材を有する受動式の顎訓練装置
に関する。この発明の顎訓練装置によれば、生来の解剖
学的方法で、あるいはその患者の側頭−下顎骨関節(j
oint)に対して特別に処方された仕方で顎が開くよ
うに、顎部材の動きを制御できる。
この発明は、特に装置の顎部材と患者の歯との間の係合
に関連して述べられているが、このことは発明の精神及
び範囲を制限するものではない。従って、この発明の顎
訓練装置は歯の代わりに歯肉や口蓋のような他の口腔組
織へ力を加えるように設計することも可能である。
〔発明の背景〕
顎の筋肉の訓練は、多くの顎の損傷あるいは障害に対す
る治療及びリハビリテーションの重要な部分を占める。
例えば、通常骨折などに対する添木として施される顎を
閉じるための結紮顎(wiring jaw)や骨の手
術によって、顎を閉じる筋肉が縮まったり顎を開ける筋
肉が弱まったりする。
このため、患者はワイヤを外したあと、口を開くことが
できなくなることもある。内科医や外科医は、下圧子を
用いたこじあけ(prying)や、筋肉を= 7− 伸ばすための、ネジで動作するくさび装置を使用して口
を開けるという手段に訴える。−旦顎を開けると、次に
患者は完全に自由な動きを回復するために筋肉を伸ばす
訓練が必要になる。今日まで顎訓練装置は顎の開閉運動
を行うだけと考えられてきたが、下顎骨が通常の開閉運
動を行っているときに下顎骨へ旋回運動の他に横方向の
運動を加えるのが、下顎骨を制御する筋肉システム及び
側頭−下顎骨関節に対する治療運動として好ましいと考
えられる。顎の訓練を行うために、受動式の弾性装置が
提案されてきた。また、ばねによって動作する高価な装
置もこうした目的のために開発されてきた。
市販されているものの中で最もよく見受けられる顎訓練
装置の典型的な欠点は、過度な力が加わって痛みや傷を
生じたり、臼歯に垂直の力が加わり下顎頭(condy
 les )を下方へ移動させて側頭−下顎骨関節を破
壊してしまうことにある。これらの装置はどれも、側頭
−下顎骨関節によって形成される顎ヒンジ(jaw h
inge)の構造的特徴を考慮した仕方で下顎を動かす
ようになっていない。すなわち、顎はその上側後方部に
おける曲率のために顎ヒンジの旋回領域が口の開口部の
上方かつ後方に位置するということ、及び側頭−下顎骨
関節が、その回りを下顎骨が旋回する単一の正確な旋回
点を形成していないということを考慮して下顎を動かす
ようになっていない。むしろ、側頭−下顎骨関節は可動
の旋回点を形成しており、その結果として下顎骨は回転
するときに複雑な動きをする。
〔発明の目的〕
従って、この発明の主な目的(feature)は下顎
骨の生来の運動角度を考慮し、生来の解剖学的ラインに
沿って歯に圧力を加える方法によって、顎を動かすよう
にする新しい顎訓練機構を提供することである。
この発明の他の目的は、顎を開けるために加えられる力
を患者が絶えず図ることができるようにすることによっ
て、傷が付くことを防ぐことのできる新しい受動式顎訓
練装置を提供することである。
この発明のさらに別の目的は、顎の寸法及び運動範囲の
両方を調節でき、開閉運動を行う時の力を徐々に(gr
aded )加えるようになった新しい受動式顎訓練装
置を提供することである。
この発明のさらに別の目的は、一般に患者の第1指及び
第2指と患者の手とが有する生来の強さと持続力とを利
用して、顎を開く力と顎を閉じる抵抗力を提供するため
に手持ち設計になっており、それによって顎を開閉する
筋肉を訓練するようになっている新しい受動式顎訓練機
構を提供することである。
この発明のさらに別の目的は、下顎骨に対して旋回運動
及び横方向運動を与えたり、患者に対して適当な治療を
行うのに望ましい特別に設計された運動を与えることの
できる新しい治療用顎訓練装置を提供することである。
この発明のさらに別の目的は、プラスチック成形のよう
に安価に製造でき、単一の患者が使用し、従って患者間
の相互感染を防止できる受動式顎訓練機構を提供するこ
とである。
この発明のさらに別の目的は、異なる寸法の顎部材及び
/あるいは顎部材の拡張部材 (extensions)を使用することによって、種
々の寸法の顎を有する広範囲の患者が使用することので
きる新しい受動式顎訓練装置を提供することである。
この発明のさらに別の目的は、特別の形状を有する運動
制御用のトラックを使用することによって、顔面整形に
有益な運動を行うことのできる新しい受動式顎訓練装置
を提供することである。
〔発明の概要〕
この発明の実施例においては、この発明に従って構成さ
れた顎訓練装置は本体構造を有し、この本体構造からは
ハンドルが延びている。ハンドルの自由端には、ばねで
付勢された顎移動用レバー(spring jaw m
oving 1ever)が旋回可能に取付けられてい
る。レバーには装置を利用する患者の手によって顎を開
けるための力が加えられる。受動式顎訓練装置は上顎骨
部材及び下顎骨部材を有する。上顎骨部材は、使用中は
本体へ取り外し可能に固定される。下顎骨部材は、本体
に対して可動に配置されたキャリッジによって取り外し
可能に支持される。
本体は曲線形状を有するキャリッジガイドトラックを有
する。キャリッジガイドトラックは複雑な曲線形状と、
横方向の単純なあるいは複雑な曲線形状とを有する。キ
ャリッジガイドトラックはキャリッジが有するガイドレ
ールあるいはガイドピンを受容し、キャリッジが移動す
るとき曲線からなるトラックに沿ってキャリッジをガイ
ドする。
この発明においては、曲線形状のガイドトラック、ある
いは曲線からなるガイドトラックとは、曲線形状を有す
るガイド面、すなわち細長い部材から形成されるガイド
スロット、ガイドワイヤ、ガイドリブあるいはガイドリ
ッジ、ガイドエツジなどを形成する任意の細長いガイド
装置を意味する。
押し棒は一端においてキャリッジへ旋回可能に連結され
、他端は幾つかの位置付は用のノツチあるいは手で駆動
されるハンドル構造からなる他のコネクタ装置の任意の
一つへ連結される。患者は= 12− これらノツチあるいはコネクタ装置によって、特定の機
械的利点(mechanical advantage
)及び顎の動きに望ましい運動範囲を選択することがで
きる。
この発明の一つの実施例においては、位置付は用ノツチ
は、押し棒をキャリッジへ連結する旋回点にその中心を
有する円の弧に沿って配置されていて、押し棒の長さに
等しい径あるいは曲率(curvature)を形成し
ている。また、手動式のノλンドルは、必要に応じて顎
が開いた状態あるいは顎が閉じた状態へばねによって付
勢される。押し棒に手で力を加えるとキャリッジはガイ
ドトラックの中で移動する。ガイドトラックが曲線形状
を有することから、下顎骨部材は下方へ移動するときに
上顎骨に対して傾いて、あるいは傾斜して配置される。
正確に解剖学的な顎の動きや他の顎の動きが装置によっ
て実現されるように、トラックが有する複雑な曲線によ
って下顎骨部材の傾斜角度が制御される。従って、スタ
ート位置においては顎部材の歯係合面ば平行であるが、
下顎骨部材が開いた状態へ移動するにつれて、歯係合面
は互いに離れるとともに傾斜する。この傾斜の角度は、
切歯が臼歯よりも広く開いて、顎の本来の動きを模倣し
、顎が側頭−下顎骨関節のまわりに旋回するように決め
られている。特定の顔面整形において別の顎の動きが必
要な場合には、曲線からなるガイドトラックの形状は、
治療のために選ばれた顎の動きを行うために予め決めら
れた形状を有する。
使用時には、装置は上顎骨部材及び下顎骨部材が患者の
上顎骨弓及び下顎骨弓の歯の間に装入される。このとき
、訓練装置を適正に揃えるために、上顎骨部材は上顎骨
弓の歯と完全に接触され、下顎骨弓の母上顎骨部材と完
全に係合される。次に患者は、指を駆動レバーに当てて
装置のハンドルを掴む。レバーに力を加え、ハンドルに
対してレバーを旋回させることによって、患者によって
加えられた力は押し棒を介して下顎骨へ伝えられ、曲線
形状を有するトラックの中で下顎骨を移動させる。患者
は下顎骨の動きを、適切な顎訓練が行えるように制御す
ることができる。反対方向においては、患者は顎の筋肉
を使って顎を閉じ、顎が閉じる動きに対する抵抗力を手
で加える。従って、顎の筋肉は開くときと閉じるときの
両方において鍛えられ、一方顎は側頭−下顎骨関節に対
して所望の関係によって制御を行いつつ解剖学的に動か
される。
全く、あるいは部分的に歯のない患者の場合、及び他の
特殊な場合には、顎部材は歯よりは口腔組織へ係合する
ように力が印加されるような形状を有する。例えば、上
顎骨部材及び下顎骨部材はともに歯肉と接触するように
設計される。これとは違って、上顎骨部材を口蓋の所望
の部分と密着するように設計することも可能である。
上述したこの発明の特徴、利点、目的は、以下で添付図
面を参照して説明するこの発明の実施例からより明らか
になろう。
〔実施例〕
以下、添付図面に基づいてこの発明による顎訓練装置の
実施例を説明する。第1図、第2図、第3図において、
この発明による受動式の顎訓練装置は参照番号10で表
されている。この装置はほぼ鏡像関係にある本体14.
16から形成された本体構造12を有する。本体構造1
2は相互密着(interf it )する本体によっ
て形成されるハンドル18を有する。ハンドル18には
ピボットピン21を受容するためのピボット穴20が形
成されている。ピボットピン21は旋回可能なレバー2
4の一端に形成されたピボット穴22の中にも係合され
る。レバー24は、本体14.16のハンドル部分に形
成されている細長い方形の開口部26を貫いて延びてい
る。レバー24は上部に曲面形状を有するフランジ部2
8を形成しており、フランジ部28はグリップ部29を
有する。グリップ部29は利用者の手の指によって握ら
れ、顎を開けるためのレバー24の手動操作を容易にし
、また顎を閉じる動作に抵抗する手動の抵抗力を加える
ことができる。レバー24は、第4図に示されたばね部
材30によって第1図に示された直立位置へ向けて付勢
される。ばね部材30としては、ねじりばねや、板ばね
などの適当なものを用いる=1に とができる。レバー24は、指が係合する上側のフラン
ジ部28に対して横方向に延びる一対のウェブ材32,
3.3を有する。各ウェブ材32゜33は、ウェブ材の
内側曲面に沿って離間して設けられた複数の位置付は用
スロット34を有する。
位置付は用スロット34は、以下で説明する顎移動用キ
ャリッジへ押し棒を連結する旋回点に中心を有する円の
弧に沿って配置されている。これとは別に、位置付は用
スロットは、手動による力を可動の顎部材へ加えるのに
適し、装置を手動操作するのに望ましい機械的利点が得
られるような任意の離間関係に方向付けしてもよい。レ
バー24と協働して力を伝達する押し棒36は、上部に
横方向に延びる突起部38を有する。突起部38はハン
ドル18のウェブ材32.33の中に受容されて下顎骨
部材を移動させ、患者の望む機械的利点を実現する。押
し棒36の下端はキャリッジ62によって形成されたス
ロット40の中に受容される。また、押し棒36の下端
には開口部42が設けられている。開口部42はキャリ
ッジ62の開口部43と係合するように配置されており
、ピボットピン44によってキャリッジ62へ旋回可能
に固定されている。このため、以下で詳しく説明するよ
うに、押し棒36の下端を顎移動用のキャリッジ62へ
旋回可能に連結することができる。
本体構造12の前端において、本体14.16は協働し
てリセプタクル46を形成している。リセプタクル46
は上顎骨部材50が有する連結用の突起部48をその中
に密着した状態で受容する。
連結用の突起部48はリセプタクル46に対応する台形
形状を有し、本体構造12、リセプタクル46、突起部
48へ組付けられたときに上顎骨部材50が適切に方向
付けされるようになっている。
連結用の突起部48は一対の対向するノツチ52を有す
る。ノツチ52は、上顎骨部材50の突起部48が開口
部あるいはりセプタクル46の中に挿入され、第1図、
第2図、第3図、第4図に示されている位置に配置され
ロックされたとき、各本体14.16に形成されたラッ
チ54によって係合される。上顎骨部材50は本体構造
12に対してほとんど動かないようになっている。リセ
プタクル46と連結用の突起部48が台形形状を有する
理由は、顎部材を本体及びキャリッジへ組付けたときに
顎部材を正しく方向付けするためである。しかし、顎部
材を正しく方向付けするために、他の設計による連結構
造を採用することも同様に可能である。上顎骨部材50
は曲線形状の垂直な壁56を有する。壁56は患者の前
歯が有するアーチ形とほぼ等しい形状を有する。壁56
はほぼフラットなプレート58を有し、プレート5日は
垂直な壁56及び上顎骨部材50の他の構造部と一体化
されており、曲線形状を有する。プレート58は患者の
咬合面及び切面によって係合され、上顎骨部材50の位
置が歯の咬合平面に揃うようになっている。側頭−下顎
骨関節のまわりの、患者の顎の動きを保証するのは、こ
の位置揃えである。
患者の歯の切歯端部が、高さの不揃いが原因で明確な(
positive)咬合平面を形成しない場合には、一
部の歯のみが顎部材平面と力を伝達できる接触を行う。
こうした場合には、それらの歯には過度の力が加わる。
顎部材と、患者の歯、あるいは歯槽弓(alveola
r arch)の歯肉組織のような他の口腔組織との間
の力をもっと均一化するために、顎部材の各々には力を
均一化するためのマウスインサートが設けられている。
マウスインサートは、適当な顎訓練治療に対して必要と
される、歯や歯肉組織あるいは口蓋との適切な係合を可
能にする。
実施例においては、口腔と係合する第4図に示されたマ
ウスインサート59.61は、ソフトラバ、あるいは口
腔内において使用するのに適した任意の適当な弾性高分
子材料から形成されている。
この場合には明らかに、顎部材の形状は口腔組織との適
切な係合が行われるように変えられる。
第2図及び第3図に示されているように、この発明の実
施例においては、本体14.16は曲線形状のスロット
からなる対向するガイドトラック60も有する。このガ
イドトラック60は、上顎骨部材50が患者の咬合平面
と位置が揃えられたとき、垂直のヒンジ点が患者の側頭
−下顎骨関節= 20 = に近くなるように、曲率を持たせられている。どの場合
にも、この発明による顎訓練装置は、患者の口の前に配
置された少なくとも一つのキャリッジガイドトラックを
有する。この発明の他の実施例では、ガイドトラック6
0の位置及び曲線形状は、下顎骨の動きが顔面整形に有
益であり、筋肉機能障害の治療矯正ができ、側頭−下顎
骨関節の治療に有用なように設計されている。
第4図に示されているように、受動式顎訓練装置はキャ
リッジ62を有し、キャリッジ62は後方に延びる二股
の突起部64を有する。突起部64は、その中に押し棒
36が受容されるスロット40を有する。突起部64は
ボルトあるいはピボットピン44を受容する開口部43
を有する。ピボットピン44はまた押し棒36の開口部
42も貫いており、押し棒36及び突起部64を旋回可
能に保持している。押し棒36の下端を受容しているス
ロット40は、レバー24のウェブ材32゜33の間に
形成されるスペースに位置が合わされており、押し棒3
6を介してレバー24からキャリッジ62の中心部へ力
を集中させることができるようになっている。
キャリッジ62は前端部にリセプタクル63を有する。
リセプタクル63は台形形状を有し、その中に下顎骨部
材72が有する連結用の突起部71を受容する。キャリ
ッジ62はまた、対向するラッチ部材74を有する。ラ
ッチ部材74は顎部材の連結用突起部に形成された適当
なロック用のスロット75の中に係合され、顎部材をキ
ャリッジ62にしっかりと組付ける。下顎骨部材72は
上顎骨部材50の構造と同じ構造を有するが、歯あるい
は患者の下顎骨部あるいは顎の他の口腔組織と係合する
ように、上下が逆転されている。顎部材と本体とキャリ
ッジは、参照番号73で表されるフラットな整合面(m
ating 5urface)を形成している。整合面
73によって、顎部材のフラット面は第1図に示すよう
に並置される。この結果、顎の働きが小さい場合でも、
顎部材のフラット面を患者の上顎骨及び下顎骨の歯の間
に挿入することができる。力を均一化させるマウスイン
サート59.61は取り外し可能であるか、あるいは顎
部材は交換可能であり、手術のあとの訓練治療として通
常許される顎の小さな運動を可能にする。
受動式顎訓練装置の本体及びキャリッジの両方において
台形形状の連結用リセプタクルを使用することによって
、上顎骨部材及び下顎骨部材は第1図の位置でのみ本体
及びキャリッジへ組付けられるようになる。明らかに、
連結用リセプタクルを他の任意の形状にしても、適切な
位置のみに上顎骨部材及び下顎骨部材を本体及びキャリ
ッジへ組付けるようにすることも可能である。
キャリッジを本体に対して適切にガイドするために、キ
ャリッジには曲線形状の一対のがイドレール76.77
が設けられている。ガイドレール76.77は本体に設
けられた曲線形状のスロットあるいはガイドトラック6
0の中に受容され、ガイドされる。従って、ハンドル1
8及び押し棒36を介してキャリッジ62へ力を加える
とき、キャリッジ62はガイドトラック60の長さ方向
の動き及び曲がり(curvature)が制限される
。押し棒36に加えられた力によってキャリッジ62は
ガイドトラック60内で移動するが、ガイドトラック6
0が有する形状のために下顎骨部材は下方へ移動するに
つれて傾斜する。従って、顎部材のフラットな咬合面は
装置のスタート位置においては第1図及び第2図に示さ
れた位置でレバー24と密着して平行に配置されるが、
移動を行う間、顎部材のプレート58や整合面73ある
いはそれらの各インサートは、歯あるいは他の口腔組織
との係合を維持する。また、顎が完全に開いた状態へ向
けて移動するにつれて、プレートや整合面は互いに離れ
ると同時に、互いに傾斜する。顎部材の傾き、あるいは
傾斜は、切歯が臼歯よりも広く開き、それによって顎が
側頭−下顎骨関節のまわりに旋回するときに頭が本来有
する解剖学的働きを模倣するように設計されている。
第1図、第2図、第3図に示されているような手動式の
顎訓練機構も好ましい実施例であるが、第2A図に示さ
れているようなモータによって駆動される顎訓練機構、
あるいは第2B図に示されているようなキャリッジ及び
下顎骨部材の動きに対して抵抗を加えるような顎訓練機
構もまた望ましいものである。第2A図の部分立面図に
示されているように、本体構造12の本体14.16の
一方あるいは両方にはモータ支持部材15が備わってい
る。モータ支持部材I5は電気モータ17をそこへ固定
している。電気モータ17の駆動シャフトは、押し棒3
6が旋回可能に連結された偏心アーム19へ回転を伝え
る。偏心アーム19が電気モータ17によって回転され
ると、押し棒36は往復運動を行い、キャリッジ62と
キャリッジ62に連結された下顎骨部材へこの往復運動
を伝える。電気モータ17は任意の適当なギヤ装置ある
いは速度制御装置を有し、それによって所望の治療に合
うように押し棒の往復運動を制御する。
第2B図に示された部分立面図は、下顎骨部材が抵抗力
を備えている場合の顎訓練装置を示している。患者は顎
を動かすときに前述の抵抗力に打ち勝って下顎骨部材を
動かさなければならない。
第2B図に示されているように、本体14.16にはば
ね支持部材21aが設けられている。ばね支持部材21
aにはテンションばね23の上端が取付けられている。
テンションばね23の下端は押し棒36の上端へ取付け
られており、押し棒36を圧縮している。このように、
下顎骨を動かすためには、テンションばね23の圧縮力
に打ち勝たなければならず、患者の顎の筋肉はこうした
抵抗力によって鍛えられる。
異なる寸法を有する患者の顎に対応するため、小、中、
大の大きさを有する相互に交換可能な顎部材を準備しな
ければならない。また、顎部材はマウスインサート59
.61を受容できるように設計されていなければならな
い。マウスインサート59.61は、歯のなくなった患
者、あるいはほとんど歯のなくなった患者の歯肉及び歯
へ加わる力を均一にするため、弾性の印像材(resi
lientimpression compound)
から形成されている。顎部材には、患者に要求される動
きに対応するため種々の長さのコネクタ拡張部材を設け
る。
レバー24が有する対向する平行なウェブ材32.33
には一連の位置付は用スロット34が設けられている。
位置付は用スロット34の中には、押し棒36の突起部
38が解放可能に係合される。
これら離間して設けられたノツチあるいはスロットは開
口部43によって形成されたキャリッジ62の旋回点に
その中心を有するような円の弧に沿って配置されている
。従って、どの組のノツチが押し棒36の突起部38に
よって結合されているかに係わらず、始動時のレバーの
高さは同じである。ノツチの形状は外側が狭くなってお
り、突起部38はこの狭い部分へ押し込まれることによ
って各ノツチの中へ完全に係合される。こうしたノツチ
形状と、押し棒36が有する横方向の突起部38に対す
るノツチの関係とによって、押し棒36を各ノッチヘパ
チッと組付け、保持することが可能になる。しかし、押
し棒36は患者あるいは外科医によって簡単に取り外す
ことができる。ノツチに対して番号付け(例えば1から
5まで)し、5番目のノツチがレバー24の旋回点に最
も近(なるように番号付けをすると、力にスケールを付
けることができる。その結果、患者あるいは外科医は、
患者が必要とする治療に対して適切な力を任意の時間に
加えるために、所望の機械的利点を選択することができ
る。
キャリッジ及びハンドルは、互いに対して容易に摺動す
る適当な材料から形成されている。例えば、キャリッジ
はアセタールのような適当な高分子材料から形成されて
おり、本体構造や顎訓練装置の他の部材はナイロンなど
の適当な材料から形成されている。必要ならば、金属を
使用することもできる。この場合には、レバーから下顎
骨ヘスムースに力を伝達することができる。オートクレ
ーブなどによる殺菌が行えるような材料を選択すること
もできる。顎部材に対するラッチ装置は、顎部材を一旦
挿入すると取り外せないように設計することもできる。
次に、第5図〜第16図を参照して説明する。
訓練治療を行っている間、下顎骨部材に対してガイドを
行い、通常の正確な解剖学的運動以外の方法で下顎骨部
材を動かして、処方された治療に基づいて顎の筋肉及び
側頭−下顎骨関節に適切な訓練を行うことが望ましい場
合もある。
第5図は第1図の本体構造12と類似した受動式顎訓練
装置の本体構造80の前部を示す部分斜視図である。相
互密着する本体によってリセプタクル82が形成されて
おり、リセプタクル82は第1図、第2図、第3図に示
されている上顎骨部材50のような上顎骨部材の連結用
突起部を受容する。本体構造を形成する本体の各々は、
特定の曲線形状(curvature)と方向とを有す
る大きなガイドトラック84と、ある曲線形状と方向と
を有する小さなガイドトラック86とを形成している。
小さい方のガイドトラック86が有する曲線は、必要な
場合には、大きなガイドトラック84と異なる複雑な曲
線からなっていてもよい。第5A図に示されているよう
に、下顎骨のキャリッジ88は両側において横方向に突
き出た大きなガイドピン90からなるガイド装置を有す
る。ガイドピン90は大きなガイドトラック84の中に
係合可能である。キャリッジ88はまた、対向する一対
の小さなガイドピン92からなる別のガイド装置を有す
る。ガイドピン92は、小さなガイドトラック86に密
着してこれをガイドするような具合にガイドトラック8
6へ受容されるために十分な長さ及び寸法を有する。キ
ャリッジ88はさらに開口部94を有する。開口部94
を貫いてピン44のようなピンが延びており、キャリッ
ジ88と押し棒36の開口部42との間を旋回可能に連
結している。
キャリッジ88はさらに横方向に延びるコネクタ部材9
6を有する。コネクタ部材96は、キャリッジ72のコ
ネクタリセプタクルの中に受容される。キャリッジ88
は第2図及び第3図に示されている場合と同様にして押
し棒36によって移動されるため、大きなガイドピンは
ガイドトラック84を形成する面によってガイドされ、
−カルさなガイドピン92は小さなガイドトラック86
と離間されたがイドピン対の中に密着して受容されガイ
ドされる。キャリッジ88が移動されると、協働するガ
イドトラックと離間したガイドピン対とはキャリッジ8
8に特別に設計された運動を行わせ、その結果コネクタ
部材96は顎部材を処方されたように動かす。従って、
患者の顎の動きは本来の解剖学的な顎の動きであったり
、あるいは治療を目的として処方された他の顎の動きで
あったりする。例えば、ある顎の筋肉を操作するには、
下顎骨部材に特定の動きを与えるためには特定のキャリ
ッジ移動が必要となる。
また、処方された治療に基づいて、手術のあと側頭−下
顎骨関節に特別の運動を行う必要のある場合がある。従
って、キャリッジがガイドトラックの長さ方向へ移動さ
れるとき、キャリッジに複雑な曲線運動等の所望の動き
を行わせるために、キャリッジのガイドスロットあるい
はガイドトラック84.86は任意の適当な方向に形成
されている。第10図及び第11図に示されているよう
な幾つかの場合には、キャリッジは同じような大きさの
ガイドピンを用いており、キャリッジが曲線形状のガイ
ドトラックに沿って弧状に動かされるとき、キャリッジ
は旋回運動を行う。
また、訓練治療において顎の横方向への動きが必要な場
合には、ガイドトラックには第6図、第7図、第8図に
示されているような対向する横方向のガイド面を設ける
。第6図に示されているように、顎の訓練を行うとき、
横方向のガイド面98.100はガイドピンと適当に協
働して下顎骨部材を横方向へ移動させる。この結果、患
者が顎を開閉するとき患者の顎は横方向へ移動し、それ
によって側頭−下顎骨関節にある程度の治療動作を行わ
せる。顎を動かして横方向のガイド面と適切に係合させ
ると、第9図及び第1θ図に示されたガイドピンは第9
図及び第10図に示されているように半球あるいは円錐
形の先端を有しているため、この先端が横方向のガイド
面に点接触する。
第13図は大きいガイドスロットあるいはガイドトラッ
ク84及び小さいガイドトラック86の別の曲線形状を
示している。第14図〜第16図は、外科医あるいは患
者が選択した特別に設計された顎治療に相応しい別のガ
イドトラック形状を示している。
本体へ取り外し可能に組付けられたガイドスロットイン
サートを有する受動式顎訓練装置を提供することもでき
る。このように、標準形式の本体構造を提供することに
よって、第5図に示されているような取り外し可能なイ
ンサート部材85が患者の要求に従って外科医によって
選択される。
また、治療期間中に、取り外し可能なガイドトラック部
材を取り外し、顎訓練装置全体を取り替えることな(、
顎に異なる動きを行わせる別のガイドトラック部材と取
り替えることができる。取り外し可能なインサート部材
85は任意の適当な方法で本体構造へ取付けることがで
きるが、通常は本体に設けられた適当なりセプタクルの
中に受容され、装置を使用している間はインサート部材
は本体へほぼ固定されたままにされる。
患者は、この受動式顎訓練装置を一日に数回の割合で、
六ケ月使用するものと考えられる。患者は最も大きな機
械的利点の得られる位置でレバーの使用を開始する。こ
の位置は、スロットの中に配置された押し棒36の横方
向の突起部38がピポット穴20に最も近い位置付は用
スロット34内へ配置される場合に実現され、この位置
を位置5と呼ぶことにする。この位置5では、顎部材の
動きは小さく、一方レバー及び押し棒を介して顎部材へ
は大きな力を加えることができる。患者の顎の動きが回
復するに従って、連続的に調節を行う。患者の顎が完全
に動く場合には、最後は押し棒36及び横方向の突起部
が第1図に示された位置になる。この位置を位置1と呼
ぶことにする。
顎を閉じる訓練に対しては、患者は第1図に示された位
置1において顎訓練装置10をスタートさせる。レバー
に緩やかな圧力を加えて顎を開き、レバーと押し棒を介
して加えられる手の力に抗して顎を閉じる。必要な場合
には、ばね部材30を用いて顎部材に開閉運動を加える
。装置にはチャートあるいはワークシートが設けられて
おり、患者はそれを訓練のガイドとして、またプログレ
スシートとして利用する。
押し棒36の上端を、レバーが有する異なるノツチある
いは位置付は用スロット34から選択されたものと噛み
合わせることによって、運動の範囲と装置の機械的利点
の両方を調節することができる。動かすために必要な大
きな力に適した高い機械的利点を得るためにレバーの旋
回点に近いノツチを使用すると、顎はほとんど閉じる。
レバーの先端に近いノツチを使用すると、なんら機械的
利点は得られず、約1.5インチ(3,81cm)に等
しい大きな移動範囲を得ることができる。これは、顎の
リハビリテーションの後期において顎を開ける訓練と閉
じる訓練の両方にとって理想的である。
使用時には、患者は受動式顎訓練装置のハンドル18を
保持する。親指はハンドル18の下に通し、指で可動の
レバー24のまわりを掴む。このとき、指は緩やかな曲
線を描くフランジ面28と係合する。患者は次に曲線形
状を有する上顎骨部材50及び下顎骨部材72を、顎部
材を第1図のように閉じた状態にして歯の間に挿入する
。このことは、顎部材を挿入できるように、少しだけ(
約1/4インチ(0,635cm) )既に開いている
ことが必要である。患者は手を閉じてレバー2= 35
 = 4をハンドルの方へ引く。押し棒36は下顎骨部材を曲
線形状のトラックに沿って下方へ移動させる。トラック
が有する曲線形状のために、実際のヒンジ点は患者の側
頭−下顎骨関節に近くなる。
従って、下顎骨部材は、本来の下傾の動きに従って下方
へ移動するときに傾斜する。押し棒の上部をレバーの異
なるノツチと噛み合わせることによって、移動の範囲と
機械的利点の両方を調節することができる。
上述した実施例は単に説明のためのものであり、発明を
制限するものではない。従って、この発明による顎訓練
装置は発明の精神及び範囲から逸脱しない限りいかなる
形によっても実現することが可能である。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明による顎訓練装置の実施例を示しており
、第1図は顎を最大限に閉じた状態の顎部材を示す斜視
図、第2図は閉じた状態にある顎部材を示す第1図の断
面図、第2A図はモータによって駆動される別の実施例
に対するキャリッジ駆動部の部分断面図、第2B図は下
顎骨部材へ抵抗力を加えるようになっているさらに別の
実施例に対するキャリッジ駆動部の部分断面図、第3図
は開いた状態にある第1図及び第2図の顎訓練装置の断
面図、第4図は顎訓練装置の別の実施例を示す分解図、
第5図は顎訓練装置のさらに別の実施例の前半分を示す
部分斜視図、第5A図は第5図の顎訓練装置のキャリッ
ジ部を示す斜視図、第6図、第7図、第8図はキャリッ
ジを動かすときキャリッジ及び顎部材へ横方向の動きを
与えるように設計された種々のガイドトラックを示す部
分断面図、第9図〜第11図は第5図〜第8図及び第1
3図に示されたような種々のキャリッジガイドトラック
と協働するように設計された種々のキャリッジを示す斜
視図、第12図は第11図のキャリッジの後部を示す立
面図、第13図はキャリッジガイド及び方向付は用トラ
ックの形状を示す第5図の装置の部分立面図、第14図
〜第16図は第5図の装置の中に形成される種々のキャ
リッジガイドトラックを示す部分立面図である。 14.16本 体 17“°パ電気モータ 23−・テンションばね 24・−“し バ 30−一ばね部材 36・・・・・押 し 棒 46−・・′リセプタクル 50・′−上顎骨部材 59、61・−・・マウスインサート 60−・・・−ガイドトラック 62−・キャリッジ 72・°−・下顎骨部材 76、77パガイドレール 84、86−・・ガイドトラック 88・・・・・キャリッジ 90、92−一・・ガイドピン 98、100・・“・ガイド面

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)顎を動かす力を加えたり顎を動かすために抵抗力
    を印加して、患者の顎の筋肉や側頭−下顎骨関節を訓練
    するための顎訓練装置であって、曲線形状を有するガイ
    ドトラック装置を形成する訓練装置本体と、 この訓練装置本体から延びる上顎骨装置と、前記訓練装
    置本体によって可動に受容される下顎骨装置と、 前記訓練装置本体へ連結された機械的連結装置と、 を有し、前記訓練装置が患者によって使用されるとき前
    記曲線形状を有するガイドトラック装置が患者の側頭−
    下顎骨関節の前に配置され、前記上顎骨装置が、患者の
    口腔組織と係合して力を伝達するために使用される上顎
    骨係合部材を有し、前記下顎骨装置が、患者の口腔組織
    と係合して力を伝達するために使用される下顎骨係合部
    材を有し、前記下顎骨装置が、前記ガイドトラック装置
    に受容、ガイドされるガイド装置を有し、このガイド装
    置が前記訓練装置本体に対して前記下顎骨装置を予め決
    められたように動かし、前記ガイドトラック装置が前記
    下顎骨装置によって患者の顎に対して予め決められた治
    療用の訓練動作を行わせるような形状を有し、前記機械
    的連結装置が前記下顎骨装置と駆動連結されており、こ
    の機械的連結装置の駆動により前記下顎骨装置を前記訓
    練装置本体及び前記上顎骨装置に対して移動させるよう
    になっている顎訓練装置。
  2. (2)前記機械的連結装置が前記訓練装置本体へ旋回可
    能に取付けられたレバーと、このレバーと前記下顎骨装
    置とを相互連結する押し棒とを有し、前記押し棒が手動
    によって駆動されて前記押し棒と前記下顎骨装置とを動
    かす特許請求の範囲第1項記載の顎訓練装置。
  3. (3)前記訓練装置本体によって支持されたモータが設
    けられ、このモータが前記機械的連結装置と駆動連結さ
    れていて前記機械的連結装置と前記下顎骨装置へモータ
    によって制御された動きを伝える特許請求の範囲第1項
    記載の顎訓練装置。
  4. (4)前記訓練装置本体によって形成されたばね支持装
    置と、ばねとが設けられ、このばねが前記ばね支持装置
    と前記機械的連結装置へ相互に連結されていて、前記機
    械的連結装置へばねの力を伝えて選択的に前記下顎骨装
    置を動かす方向への作用力及びその動きを阻止する方向
    への作用力を付与する特許請求の範囲第1項記載の顎訓
    練装置。
  5. (5)前記ガイドトラック装置が複雑な曲線形状を有す
    る特許請求の範囲第1項記載の顎訓練装置。
  6. (6)前記ガイドトラック装置が横方向に曲線形状を有
    し、前記下顎骨装置が前記ガイドトラック装置に沿って
    動くときに前記下顎骨装置を横方向へ動かすようになっ
    ている特許請求の範囲第1項記載の顎訓練装置。
  7. (7)前記ガイドトラック装置が、異なる曲線形状を有
    する複数の曲線状ガイドトラックによって形成されてい
    る特許請求の範囲第1項記載の顎訓練装置。
  8. (8)二つのガイド部材から成る前記ガイド装置がキャ
    リッジ上に離間して配置され、このガイド部材がキャリ
    ッジの各側面から延びていてそれぞれが前記曲線形状を
    有する複数のガイドトラック装置の中に受容され、前記
    訓練装置本体及び前記上顎骨装置へ力を印加してこれを
    動かすとき、前記ガイド部材がこのガイドトラック装置
    によってガイドされることによって前記キャリッジの予
    め決められた回転運動が誘起される特許請求の範囲第7
    項記載の顎訓練装置。
  9. (9)前記曲線形状を有するガイドトラック装置が、前
    記訓練装置本体によって形成された曲線形状を有する第
    1の対向するガイドトラック対と、この第1の対向する
    ガイドトラック対とは別の異なる曲線形状を有する第2
    の対向するガイドトラック対と、前記第1及び第2のガ
    イドトラックに受容、ガイドされる前記キャリッジの各
    側面に設けられた前記ガイドピンとを有する特許請求の
    範囲第8項記載の顎訓練装置。
  10. (10)前記下顎骨装置が、前記訓練装置本体によって
    可動に支持されるキャリッジと、押し棒と、前記キャリ
    ッジによって支持される顎係合部材とを有し、前記キャ
    リッジが、前記曲線形状を有するガイドトラック装置と
    相互密着することによってガイドされるガイド部材をそ
    の上に有し、前記押し棒が前記レバーと前記キャリッジ
    との間に駆動連結を形成し、手動操作によって前記キャ
    リッジへ駆動力を伝え、前記顎係合部材が患者の予め決
    められた口腔組織と係合して力を伝達する目的に使用さ
    れる特許請求の範囲第1項記載の顎訓練装置。
  11. (11)前記訓練装置本体がガイドトラックリセプタク
    ル装置を有し、このガイドトラックリセプタクル装置の
    中へほとんど動かないような状態で一対のガイドトラッ
    クインサートが取り外し可能に受容され、前記ガイドト
    ラックインサートの各々が前記曲線形状を有するガイド
    トラック装置を形成する特許請求の範囲第1項記載の顎
    訓練装置。
  12. (12)顎を動かすための力を印加することができ、患
    者の顎の筋肉や側頭−下顎骨関節を鍛える顎訓練装置で
    あつて、 訓練装置本体と、 ほぼ動かない状態でこの訓練装置本体から延びる上顎骨
    装置と、 前記訓練装置本体によって可動な状態で受容されるキャ
    リッジと、 前記キャリッジから延びる下顎骨装置と、 前記訓練装置本体に連結された駆動用連結装置と、 を有し、前記訓練装置本体が利用者によって掴まれるハ
    ンドルと、曲線形状を有するガイドトラック装置とを形
    成し、前記顎訓練装置が患者によって使用されると前記
    曲線形状を有するガイドトラック装置が患者の側頭−下
    顎骨関節の前に配置され、前記上顎骨装置が、患者の歯
    あるいは他の口腔組織と係合するために使用される上顎
    骨係合部材を有し、前記キャリッジが前記曲線形状を有
    するガイドトラック装置に受容、ガイドされるガイド装
    置を有し、ガイドトラック装置が前記下顎骨装置によっ
    て患者の顎に予め決められた治療訓練的な動きを行わせ
    るような形状を有し、前記下顎骨装置が前記キャリッジ
    とともに可動であり、前記下顎骨装置が患者の歯や歯肉
    あるいは他の口腔組織と選択的に係合するための口腔係
    合装置を形成し、前記駆動用連結装置が前記キャリッジ
    と駆動連結されていて、その駆動により前記訓練装置本
    体及び前記上顎骨装置に対して前記キャリッジ及び前記
    下顎骨装置を移動させる顎訓練装置。
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