JPH049136B2 - - Google Patents
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- JPH049136B2 JPH049136B2 JP59024906A JP2490684A JPH049136B2 JP H049136 B2 JPH049136 B2 JP H049136B2 JP 59024906 A JP59024906 A JP 59024906A JP 2490684 A JP2490684 A JP 2490684A JP H049136 B2 JPH049136 B2 JP H049136B2
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Landscapes
- Decoration By Transfer Pictures (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
- Decoration Of Textiles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
《産業上の利用分野》
この発明は使用便利な熱反転式植毛転写生地に
関するものである。
関するものである。
《従来の技術》
従来必要とする図柄又は文字を切取るか、打抜
きによつて形成するマーク生地として、フエルト
生地、メルトン生地を始めとし多くの素材が使用
されているが、原則として次の2つの手段により
加工され使用されている。
きによつて形成するマーク生地として、フエルト
生地、メルトン生地を始めとし多くの素材が使用
されているが、原則として次の2つの手段により
加工され使用されている。
即ち、フエルト生地、メルトン生地その他の素
材をハサミ、ナイフ、金型等により、必要とする
図柄又は文字を切取るか打抜き、これをシヤツの
背や胸、腕等必要場所に、手又はミシン等で縫付
ける手段か、又はマーク生地素材の片面にホツト
メルト樹脂フイルムを熱により接着させ必要とす
る図柄や文字状に切取るか、打抜くもので、シヤ
ツ等に熱加圧により、マーク生地に接着されたホ
ツトメルト樹脂を溶解しマーク接着する手段が知
られている。
材をハサミ、ナイフ、金型等により、必要とする
図柄又は文字を切取るか打抜き、これをシヤツの
背や胸、腕等必要場所に、手又はミシン等で縫付
ける手段か、又はマーク生地素材の片面にホツト
メルト樹脂フイルムを熱により接着させ必要とす
る図柄や文字状に切取るか、打抜くもので、シヤ
ツ等に熱加圧により、マーク生地に接着されたホ
ツトメルト樹脂を溶解しマーク接着する手段が知
られている。
又第15図に図示したように熱反転式植毛転写
生地で剥離用母生地20に仮接着層21を設け、
短繊維22を仮接着層2に密度高く植設仮着させ
て植毛層23を形成し、且つ植毛層23の上に強
力なる接着剤にて図柄状の模様接着層24を設
け、更に図柄状の模様接着層24の上にホツトメ
ルト樹脂層25を固着したものは知られている
(特公昭53−35619号公報参照)。
生地で剥離用母生地20に仮接着層21を設け、
短繊維22を仮接着層2に密度高く植設仮着させ
て植毛層23を形成し、且つ植毛層23の上に強
力なる接着剤にて図柄状の模様接着層24を設
け、更に図柄状の模様接着層24の上にホツトメ
ルト樹脂層25を固着したものは知られている
(特公昭53−35619号公報参照)。
《発明が解決しようとする問題点》
ところで、前者では図柄状、文字状のマークの
大小を問わず周囲を縫付けて、使用するので人名
等の如く複数の図柄、文字の使用には、手間と時
間がかかると共に縫付けに際しての技術的個人差
も含め、極めて能率的でなく又美感、風合上にも
問題が存在し、又後者では、前者の如く縫付ける
必要はなく、マーク地素材の片面に熱接着され
て、ホツトメルト樹脂フイルムを熱加圧により溶
解しシヤツ等に接着するものであるが、マーク生
地素材にホツトメルト樹脂が溶解流入するので、
マーク生地素材を硬化させ、伸縮性を悪くし風合
も著しく阻害し、風合も悪くなる等の欠点が存在
した。
大小を問わず周囲を縫付けて、使用するので人名
等の如く複数の図柄、文字の使用には、手間と時
間がかかると共に縫付けに際しての技術的個人差
も含め、極めて能率的でなく又美感、風合上にも
問題が存在し、又後者では、前者の如く縫付ける
必要はなく、マーク地素材の片面に熱接着され
て、ホツトメルト樹脂フイルムを熱加圧により溶
解しシヤツ等に接着するものであるが、マーク生
地素材にホツトメルト樹脂が溶解流入するので、
マーク生地素材を硬化させ、伸縮性を悪くし風合
も著しく阻害し、風合も悪くなる等の欠点が存在
した。
又第15図に図示したように熱反転式植毛転写
生地で剥離用母生地20に仮接着層21を設け、
短繊維22を仮接着層2に密度高く植毛仮着させ
て植毛層23を形成し、且つ植毛層23の上に強
力なる接着剤にて図柄状の模様接着層24を設
け、更に図柄状の模様接着層24の上に図柄状の
ホツトメルト樹脂層25を固着したものは図柄状
の模様接着層24と図柄状のホツトメルト樹脂層
25を設け、ハサミ等で切り取ることができない
ので利用者が自由にマークの形状並びに色彩を選
ぶことが出来ず、所望の形状のマークを転写する
ことが出来ないものである。又更にホツトメルト
樹脂層25が滑り易く転写に際しアイロン等の転
写機器を上から当てて押せば接着させるTシヤツ
等の生地面とホツトメルト樹脂層25とがずれて
所望の正しい位置に転写することが出来ないもの
で図柄を第16図に図示したように被転写布27
に並べて転写しようとすれば転写マーク部26,
26は左右の転写位置が不揃いとなつて美観上好
ましくない。その為にアイロン等の転写機器の押
圧力が真上から均一になるように注意して当てな
くてはならない等の作業能率が極めて悪い欠点が
あつた。
生地で剥離用母生地20に仮接着層21を設け、
短繊維22を仮接着層2に密度高く植毛仮着させ
て植毛層23を形成し、且つ植毛層23の上に強
力なる接着剤にて図柄状の模様接着層24を設
け、更に図柄状の模様接着層24の上に図柄状の
ホツトメルト樹脂層25を固着したものは図柄状
の模様接着層24と図柄状のホツトメルト樹脂層
25を設け、ハサミ等で切り取ることができない
ので利用者が自由にマークの形状並びに色彩を選
ぶことが出来ず、所望の形状のマークを転写する
ことが出来ないものである。又更にホツトメルト
樹脂層25が滑り易く転写に際しアイロン等の転
写機器を上から当てて押せば接着させるTシヤツ
等の生地面とホツトメルト樹脂層25とがずれて
所望の正しい位置に転写することが出来ないもの
で図柄を第16図に図示したように被転写布27
に並べて転写しようとすれば転写マーク部26,
26は左右の転写位置が不揃いとなつて美観上好
ましくない。その為にアイロン等の転写機器の押
圧力が真上から均一になるように注意して当てな
くてはならない等の作業能率が極めて悪い欠点が
あつた。
この発明は上記の問題点を解決したものであ
り、所望の形状のマークを所望の位置に適確迅速
に転写することができ、又更に色彩を別とした異
色のものとの組み合わせが自由に出来る等使用便
利な熱反転式植毛転写生地を得ることを目的とし
たものである。
り、所望の形状のマークを所望の位置に適確迅速
に転写することができ、又更に色彩を別とした異
色のものとの組み合わせが自由に出来る等使用便
利な熱反転式植毛転写生地を得ることを目的とし
たものである。
《問題点を解決するための手段》
上記の目的を達成するためのこの発明の熱反転
式植毛転写生地は、剥離用母生地1の全面に仮接
着層2を設け、レーヨン、綿、ナイロン、アクリ
ル、ポリエステル等の素材にて形成した短繊維3
を仮接着層2に密度高く植毛仮着させて植毛層4
を形成し、且つ植毛層4の全面に短繊維3の先端
部5を埋設すると共に仮接着層2よりも強力なる
接着力を有した接着層6を設け、且つ又無数の尖
つた突出部18,18…を備えた粗面表面部8を
形成したホツトメルト樹脂層9を接着層6の全面
に具備させたものである。
式植毛転写生地は、剥離用母生地1の全面に仮接
着層2を設け、レーヨン、綿、ナイロン、アクリ
ル、ポリエステル等の素材にて形成した短繊維3
を仮接着層2に密度高く植毛仮着させて植毛層4
を形成し、且つ植毛層4の全面に短繊維3の先端
部5を埋設すると共に仮接着層2よりも強力なる
接着力を有した接着層6を設け、且つ又無数の尖
つた突出部18,18…を備えた粗面表面部8を
形成したホツトメルト樹脂層9を接着層6の全面
に具備させたものである。
《実施例》
以下、この発明の熱反転式植毛転写生地の製作
過程の一実施例を図面につき説明すると次の通り
である。
過程の一実施例を図面につき説明すると次の通り
である。
第1工程で第3図で示すように上質紙、布、不
織布、その他母台となる強靭な剥離用母生地1の
全面に比較的接着力の弱い糊状の接着剤を、スク
リーン印刷方式、スプレー方式その他の手段によ
り塗布し仮接着層2を形成する。
織布、その他母台となる強靭な剥離用母生地1の
全面に比較的接着力の弱い糊状の接着剤を、スク
リーン印刷方式、スプレー方式その他の手段によ
り塗布し仮接着層2を形成する。
第2工程では第4図で示すように第1工程によ
り形成された比較的弱い糊状の接着剤で形成した
仮接着層2にレーヨン、綿、ナイロン、アクリ
ル、ポリエステル等の素材にて形成した短繊維3
を電気的、又は機械的の手段により密度高く直立
した状態に植毛して植毛層4を形成し、熱乾燥等
の手段により比較的接着力の弱い糊状の接着剤の
溶剤を蒸発させて剥離用母生地1に固着させる。
り形成された比較的弱い糊状の接着剤で形成した
仮接着層2にレーヨン、綿、ナイロン、アクリ
ル、ポリエステル等の素材にて形成した短繊維3
を電気的、又は機械的の手段により密度高く直立
した状態に植毛して植毛層4を形成し、熱乾燥等
の手段により比較的接着力の弱い糊状の接着剤の
溶剤を蒸発させて剥離用母生地1に固着させる。
第3工程で第5図に示すように第2工程により
密度高く直立して植毛された植毛層4の全面に短
繊維3の先端部5を埋設すると共に仮接着層2よ
りも強力な接着力を有した接着層6を形成する。
密度高く直立して植毛された植毛層4の全面に短
繊維3の先端部5を埋設すると共に仮接着層2よ
りも強力な接着力を有した接着層6を形成する。
第4工程で第6図に示すように第3工程により
強力な接着力を有する糊状の接着剤で形成した接
着層6の全面に、接着層6が糊状で乾燥しない内
に外表面が角張ると共に尖つた突出部18を備え
たつぶ状のホツトメルト樹脂剤7を付着し、密度
高く接着させる。
強力な接着力を有する糊状の接着剤で形成した接
着層6の全面に、接着層6が糊状で乾燥しない内
に外表面が角張ると共に尖つた突出部18を備え
たつぶ状のホツトメルト樹脂剤7を付着し、密度
高く接着させる。
第5工程では第7図、第2図、第1図に示すよ
うに第3工程と第4工程にて形成された強力な接
着力を有する糊状の接着剤で形成した接着層6と
その上に付着されたホツトメルト樹脂剤7を固着
させるため、接着層6を形成する糊状の接着剤の
溶剤をホツトメルト樹脂剤7が溶解しない程度の
低い温度で加熱するか、又はその他の手段により
乾燥し強力な接着力を有する接着剤で形成した接
着層6と外表面が角張ると共に尖つた突出部18
を備えたつぶ状のホツトメルト樹脂剤7を固着さ
せ、無数の尖つた突出部18,18…を備えた粗
面表面部8を形成したホツトメルト樹脂層9を接
着層6の全面に形成する。
うに第3工程と第4工程にて形成された強力な接
着力を有する糊状の接着剤で形成した接着層6と
その上に付着されたホツトメルト樹脂剤7を固着
させるため、接着層6を形成する糊状の接着剤の
溶剤をホツトメルト樹脂剤7が溶解しない程度の
低い温度で加熱するか、又はその他の手段により
乾燥し強力な接着力を有する接着剤で形成した接
着層6と外表面が角張ると共に尖つた突出部18
を備えたつぶ状のホツトメルト樹脂剤7を固着さ
せ、無数の尖つた突出部18,18…を備えた粗
面表面部8を形成したホツトメルト樹脂層9を接
着層6の全面に形成する。
よつて、熱反転式植毛転写生地10を形成する
ものである。
ものである。
又11は被転写部材であつて、12は被転写部
材11の被加工面であり、且つ被転写部材11に
転写する図柄、文字等の転写部材片13は切断器
14によつて切断するものであるが、剥離用母生
地1の裏面15に転写部材片13に合うデザイン
模様16を施こし、このデザイン模様16に沿つ
てハサミ、ナイフは金型等の切断器14で切断す
るものである。17は模様柄である。
材11の被加工面であり、且つ被転写部材11に
転写する図柄、文字等の転写部材片13は切断器
14によつて切断するものであるが、剥離用母生
地1の裏面15に転写部材片13に合うデザイン
模様16を施こし、このデザイン模様16に沿つ
てハサミ、ナイフは金型等の切断器14で切断す
るものである。17は模様柄である。
又熱加圧により溶解し転写布に浸透し図柄や文
字を接着するホツトメルト樹脂層9を形成する外
表面が角張ると共に尖つた突出部18を備えたペ
レツト状のホツトメルト樹脂剤7は転写部材の風
合や物性を損わない温度で溶解し、接着作用が顕
著なものを摘出し使用するもので、例へばポリア
ミド系、ポリエステル系、EVA系、その他を使
用する。
字を接着するホツトメルト樹脂層9を形成する外
表面が角張ると共に尖つた突出部18を備えたペ
レツト状のホツトメルト樹脂剤7は転写部材の風
合や物性を損わない温度で溶解し、接着作用が顕
著なものを摘出し使用するもので、例へばポリア
ミド系、ポリエステル系、EVA系、その他を使
用する。
又密植する植毛層4の短繊維3はレーヨン、
綿、ナイロン、アクリル、ポリエステル、その他
の繊維を切断(長さ約0.3mm〜5mm位)し、必要
に応じ着色し使用するもので風合、光沢を共に備
えた仕上りとなる。
綿、ナイロン、アクリル、ポリエステル、その他
の繊維を切断(長さ約0.3mm〜5mm位)し、必要
に応じ着色し使用するもので風合、光沢を共に備
えた仕上りとなる。
又剥離用母生地1は上質の紙、不織紙、布等で
転写時の熱加圧の温度と圧力で老化、変色その他
物性の劣化を起さない強靭な材質で形成し、又剥
離用母生地1の全面に設ける仮接着層2の接着剤
の強力な接着層6の接着力より弱く、且つ転写の
ため熱加圧した後、剥離用母生地1を剥離する時
に密植された短繊維3の面に残留することのない
接着剤である。これは強力な接着層6の接着剤
に、剥離用母生地1の剥離性を良好にするため、
パラピンその他を混入し接着力を調整し使用した
ものである。
転写時の熱加圧の温度と圧力で老化、変色その他
物性の劣化を起さない強靭な材質で形成し、又剥
離用母生地1の全面に設ける仮接着層2の接着剤
の強力な接着層6の接着力より弱く、且つ転写の
ため熱加圧した後、剥離用母生地1を剥離する時
に密植された短繊維3の面に残留することのない
接着剤である。これは強力な接着層6の接着剤
に、剥離用母生地1の剥離性を良好にするため、
パラピンその他を混入し接着力を調整し使用した
ものである。
《発明の作用効果》
この発明は以上のような構成であり、剥離用母
生地1の全面に仮接着層2を設け、レーヨン、
綿、ナイロン、アクリル、ポリエステル等の素材
にて形成した短繊維3を仮接着層2に密度高く植
毛仮着させて植毛層4を形成し、且つ植毛層4の
全面に短繊維3の先端部5を埋設すると共に仮接
着層2よりも強力なる接着力を有した接着層6を
設け、且つホツトメルト樹脂層9を接着層6の全
面に具備させたことによつて必要とする図柄又は
文字等の模様柄17をTシヤツ等の衣料品等の被
転写部材11である被加工面12に転写形成する
には、必要とする図柄又は文字等の転写部材片1
3を剥離用母生地1の裏面15に例えば第8図に
示したようにデザイン模様16を記載し、このデ
ザイン模様16に沿い切断器14で切断して第9
図に示したように形成し、先ず接着層6を第10
図、第11図に示すように被加工面12と密着さ
せるものである。
生地1の全面に仮接着層2を設け、レーヨン、
綿、ナイロン、アクリル、ポリエステル等の素材
にて形成した短繊維3を仮接着層2に密度高く植
毛仮着させて植毛層4を形成し、且つ植毛層4の
全面に短繊維3の先端部5を埋設すると共に仮接
着層2よりも強力なる接着力を有した接着層6を
設け、且つホツトメルト樹脂層9を接着層6の全
面に具備させたことによつて必要とする図柄又は
文字等の模様柄17をTシヤツ等の衣料品等の被
転写部材11である被加工面12に転写形成する
には、必要とする図柄又は文字等の転写部材片1
3を剥離用母生地1の裏面15に例えば第8図に
示したようにデザイン模様16を記載し、このデ
ザイン模様16に沿い切断器14で切断して第9
図に示したように形成し、先ず接着層6を第10
図、第11図に示すように被加工面12と密着さ
せるものである。
ところで、接着層6の全面に無数の尖つた突出
部18,18…を備えた粗面表面部8を形成した
ホツトメルト樹脂層9を設けたので転写部材片1
3を被加工面12に載置した際に滑ることがなく
粗面表面部8の尖つた突出部18,18…が被転
写部材11を第12図で示すようにTシヤツ等の
衣料品である織物、即ち被転写部材11の表面に
食込んで所望した位置での転写作業を確実とする
もので、アイロン等の転写機器でホツトメルト樹
脂剤7が溶解する温度で加熱すると溶解したホツ
トメルト樹脂剤7は被加工面12の組織に流入
し、加熱後被加工面12が冷却すると共に、流入
したホツトメルト樹脂剤7は固着し強力な接着状
態となる。
部18,18…を備えた粗面表面部8を形成した
ホツトメルト樹脂層9を設けたので転写部材片1
3を被加工面12に載置した際に滑ることがなく
粗面表面部8の尖つた突出部18,18…が被転
写部材11を第12図で示すようにTシヤツ等の
衣料品である織物、即ち被転写部材11の表面に
食込んで所望した位置での転写作業を確実とする
もので、アイロン等の転写機器でホツトメルト樹
脂剤7が溶解する温度で加熱すると溶解したホツ
トメルト樹脂剤7は被加工面12の組織に流入
し、加熱後被加工面12が冷却すると共に、流入
したホツトメルト樹脂剤7は固着し強力な接着状
態となる。
次に被加工面12が冷却した時、第13図に示
したように剥離用母生地1を剥離すると、必要と
する図柄又は文字等の部分はホツトメルト樹脂剤
7が被加工面12に流入することにより、強力に
接着し、美麗な立体図柄である模様柄17を形成
することができることが可能であり、更に伸縮性
を有するような被転写部材への転写も容易であつ
て、被転写部材の伸縮に際しては短繊維3間の間
隙が接着層6とホツトメルト樹脂剤7によつて適
宜調節されて接着層6に先端部5を埋設した短繊
維3の脱落が防止され、立体的で美麗な図柄又は
文字等を得ることができるものである。
したように剥離用母生地1を剥離すると、必要と
する図柄又は文字等の部分はホツトメルト樹脂剤
7が被加工面12に流入することにより、強力に
接着し、美麗な立体図柄である模様柄17を形成
することができることが可能であり、更に伸縮性
を有するような被転写部材への転写も容易であつ
て、被転写部材の伸縮に際しては短繊維3間の間
隙が接着層6とホツトメルト樹脂剤7によつて適
宜調節されて接着層6に先端部5を埋設した短繊
維3の脱落が防止され、立体的で美麗な図柄又は
文字等を得ることができるものである。
即ち、この発明は伸縮性を有するTシヤツ等の
衣料品に、立体的で所望の形状及び色彩を別とし
たマークを転写することが出来ると共にその組み
合わせが自由に出来て、利用者の好みに合つた図
柄又は文字等のマークを所望の位置にその転写位
置がずれることなく確実且つ美麗に転写すること
ができるものである。
衣料品に、立体的で所望の形状及び色彩を別とし
たマークを転写することが出来ると共にその組み
合わせが自由に出来て、利用者の好みに合つた図
柄又は文字等のマークを所望の位置にその転写位
置がずれることなく確実且つ美麗に転写すること
ができるものである。
又更に構造が極めて簡単であり、大量生産に適
し安価に提供できると共に婦女子が簡単な操作で
アイロンを使用して転写することができる等の幾
多の産業的効果を奏するものである。
し安価に提供できると共に婦女子が簡単な操作で
アイロンを使用して転写することができる等の幾
多の産業的効果を奏するものである。
第1図は一部切欠上面図、第2図は第1図に於
けるA−A一部拡大断面図、第3図、第4図、第
5図、第6図、第7図は製作過程を示した拡大断
面図、第8図は切断器による切断状態を示した斜
視図、第9図は転写部材片の正面図、第10図は
転写部材片を被転写部材に当接した状態を示した
正面図、第11図は第10図に於けるA−A断面
図、第12図は第11図に於ける一部拡大断面
図、第13図は剥離状態を示した一部断面図、第
14図は転写後の正面図、第15図、第16図は
従来例の説明図である。 1……剥離用母生地、2……仮接着層、3……
短繊維、4……植毛層、5……先端部、6……接
着層、7……ホツトメルト樹脂剤、8……粗面表
面部、9……ホツトメルト樹脂層、10……熱反
転式植毛転写生地、11……被転写部材、12…
…被加工面、13……転写部材片、14……切断
器、15……裏面、16……デザイン模様、17
……模様柄、18……突出部。
けるA−A一部拡大断面図、第3図、第4図、第
5図、第6図、第7図は製作過程を示した拡大断
面図、第8図は切断器による切断状態を示した斜
視図、第9図は転写部材片の正面図、第10図は
転写部材片を被転写部材に当接した状態を示した
正面図、第11図は第10図に於けるA−A断面
図、第12図は第11図に於ける一部拡大断面
図、第13図は剥離状態を示した一部断面図、第
14図は転写後の正面図、第15図、第16図は
従来例の説明図である。 1……剥離用母生地、2……仮接着層、3……
短繊維、4……植毛層、5……先端部、6……接
着層、7……ホツトメルト樹脂剤、8……粗面表
面部、9……ホツトメルト樹脂層、10……熱反
転式植毛転写生地、11……被転写部材、12…
…被加工面、13……転写部材片、14……切断
器、15……裏面、16……デザイン模様、17
……模様柄、18……突出部。
Claims (1)
- 1 剥離用母生地1の全面に仮接着層2を設け、
レーヨン、綿、ナイロン、アクリル、ポリエステ
ル等の素材にて形成した短繊維3を仮接着層2に
密度高く植毛仮着させて植毛層4を形成し、且つ
植毛層4の全面に短繊維3の先端部5を埋設する
と共に仮接着層2よりも強力なる接着力を有した
接着層6を設け、且つ又無数の尖つた突出部1
8,18…を備えた粗面表面部8を形成したホツ
トメルト樹脂層9を接着層6の全面に具備させた
ことを特徴とする熱反転式植毛転写生地。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2490684A JPS60168637A (ja) | 1984-02-13 | 1984-02-13 | 熱反転式植毛転写生地 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2490684A JPS60168637A (ja) | 1984-02-13 | 1984-02-13 | 熱反転式植毛転写生地 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60168637A JPS60168637A (ja) | 1985-09-02 |
JPH049136B2 true JPH049136B2 (ja) | 1992-02-19 |
Family
ID=12151218
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2490684A Granted JPS60168637A (ja) | 1984-02-13 | 1984-02-13 | 熱反転式植毛転写生地 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60168637A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5335619A (en) * | 1976-09-15 | 1978-04-03 | Allied Chem | Razor blades of amorphous alloy |
-
1984
- 1984-02-13 JP JP2490684A patent/JPS60168637A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5335619A (en) * | 1976-09-15 | 1978-04-03 | Allied Chem | Razor blades of amorphous alloy |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60168637A (ja) | 1985-09-02 |
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