JPH049093B2 - - Google Patents
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- JPH049093B2 JPH049093B2 JP25258684A JP25258684A JPH049093B2 JP H049093 B2 JPH049093 B2 JP H049093B2 JP 25258684 A JP25258684 A JP 25258684A JP 25258684 A JP25258684 A JP 25258684A JP H049093 B2 JPH049093 B2 JP H049093B2
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- resistor
- motor
- rice milling
- signal
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Landscapes
- Adjustment And Processing Of Grains (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、穀粒の循環経路に抵抗体を突出さ
せ、その突出量を精米用モータにかかる負荷に応
じて変えることにより精白力を自動調節する循環
式自動精米機の改良に関する。
せ、その突出量を精米用モータにかかる負荷に応
じて変えることにより精白力を自動調節する循環
式自動精米機の改良に関する。
(従来の技術)
一般に循環式精米機では、時間が立ち精米が進
むにつれて穀粒の流動抵抗が減り精白力が低下す
る傾向がある。このため、従来より精米スクリユ
ウを回転する精米用モータの負荷電流を検出して
その検出値に基き抵抗体を自動的に移動して精白
力を一定に保つようにしたものが知られている
(たとえば特開昭57−21942号公報)。
むにつれて穀粒の流動抵抗が減り精白力が低下す
る傾向がある。このため、従来より精米スクリユ
ウを回転する精米用モータの負荷電流を検出して
その検出値に基き抵抗体を自動的に移動して精白
力を一定に保つようにしたものが知られている
(たとえば特開昭57−21942号公報)。
(発明が解決しようとする問題点)
このように低抗体を自動的に移動する精白力自
動調節機構付の精米機では、精白室入口側の循環
シヤツタを運転中に誤つて閉鎖したり、穀粒を張
込まずに空の状態で運転すると精米用モータにか
かる負荷が著しく軽減して負荷電流の値が小さく
なるため、従来は抵抗体が自動的に前進し突出量
が最大になる。従つてこの状態で循環シヤツタを
開いたり穀粒を張込むと負荷が急激に増加する
が、これに抵抗体は呼応しきれないため、精米用
モータは過負荷状態に陥りロツク(回転不能)し
てしまう欠点があつた。
動調節機構付の精米機では、精白室入口側の循環
シヤツタを運転中に誤つて閉鎖したり、穀粒を張
込まずに空の状態で運転すると精米用モータにか
かる負荷が著しく軽減して負荷電流の値が小さく
なるため、従来は抵抗体が自動的に前進し突出量
が最大になる。従つてこの状態で循環シヤツタを
開いたり穀粒を張込むと負荷が急激に増加する
が、これに抵抗体は呼応しきれないため、精米用
モータは過負荷状態に陥りロツク(回転不能)し
てしまう欠点があつた。
本発明は、このような空運転等の誤操作に起因
するモータロツクを解消し、精米機の取扱いに不
慣れな場合でも支障なく運転できるようにするこ
とを目的とする。
するモータロツクを解消し、精米機の取扱いに不
慣れな場合でも支障なく運転できるようにするこ
とを目的とする。
(問題点を解決するための手段)
上記目的を達成するために、本発明では精米用
モータの負荷電流の値から精白室に穀粒が供給さ
れない空運転か、穀粒が供給される正常な負荷運
転かを判別し、空運転の場合には負荷電流の値が
小であるにもかかわらず抵抗体を前進しないで後
退させる。
モータの負荷電流の値から精白室に穀粒が供給さ
れない空運転か、穀粒が供給される正常な負荷運
転かを判別し、空運転の場合には負荷電流の値が
小であるにもかかわらず抵抗体を前進しないで後
退させる。
すなわち本発明は、第1図の機能ブロツク図に
示すとおり精米用モータMにかかる負荷に応じて
抵抗体の突出量を変えることにより精白力を自動
調節する循環式自動精米機において、前記精米用
モータMの負荷電流を検出する負荷電流検出手段
101と、前記負荷電流検出手段101の検出信
号に基いて空運転か否かを識別する空運転判別手
段102と、前記空運転判別手段102の判別信
号に基いて空運転時に抵抗体後退信号を出力する
抵抗体制御手段103と、前記抵抗体後退信号に
より抵抗体を後退してその突出量を減少する抵抗
体移動手段104とを備えることを特徴とする。
示すとおり精米用モータMにかかる負荷に応じて
抵抗体の突出量を変えることにより精白力を自動
調節する循環式自動精米機において、前記精米用
モータMの負荷電流を検出する負荷電流検出手段
101と、前記負荷電流検出手段101の検出信
号に基いて空運転か否かを識別する空運転判別手
段102と、前記空運転判別手段102の判別信
号に基いて空運転時に抵抗体後退信号を出力する
抵抗体制御手段103と、前記抵抗体後退信号に
より抵抗体を後退してその突出量を減少する抵抗
体移動手段104とを備えることを特徴とする。
(作用)
本発明は上記の構成であるから、循環シヤツタ
を閉じたり穀粒を張込まずに運転して精白室が空
の場合、つまり空運転の場合、空運転判別手段1
02の判別信号に基き、抵抗体制御手段103よ
り抵抗体後退信号が出力して抵抗体は抵抗体移動
手段104により限界まで後退する。
を閉じたり穀粒を張込まずに運転して精白室が空
の場合、つまり空運転の場合、空運転判別手段1
02の判別信号に基き、抵抗体制御手段103よ
り抵抗体後退信号が出力して抵抗体は抵抗体移動
手段104により限界まで後退する。
そしてその後に循環シヤツタを開いたり穀粒を
張込んで正常な負荷運転に移り、負荷が増大する
と精白力の自動調節機構(自動抵抗)が働き、抵
抗体は後退した位置より負荷に応じて除々に前進
する。
張込んで正常な負荷運転に移り、負荷が増大する
と精白力の自動調節機構(自動抵抗)が働き、抵
抗体は後退した位置より負荷に応じて除々に前進
する。
(実施例)
次に本発明の実施例を図面に基いて説明する。
第2図は循環式自動精米機の全体を示す。
51は精米タンクで、その底部に連通する精白
室に精米スクリユウ52を横架し、その一端に精
米用モータMを連結する。53は除糠網を示す。
54は精白室の入口を開閉する循環シヤツタ、5
5はその出口側の圧力室62にのぞむ抵抗体で基
軸60を支点に回転自在に取付ける。
室に精米スクリユウ52を横架し、その一端に精
米用モータMを連結する。53は除糠網を示す。
54は精白室の入口を開閉する循環シヤツタ、5
5はその出口側の圧力室62にのぞむ抵抗体で基
軸60を支点に回転自在に取付ける。
そして第3,4図に示すように、支軸56を中
心に旋回自在に取付けた抵抗体移動モータmによ
り回転するねじ杆57を、抵抗体55の支持バー
58の一端に備えるねじピン59に螺通し、抵抗
体移動モータmを正転または逆転してねじピン5
9をねじ杆57に沿い前後に移動することによ
り、抵抗体55を仮想線の位置まで穀粒の流路内
に前進したり、あるいは実線の位置へ後退する。
心に旋回自在に取付けた抵抗体移動モータmによ
り回転するねじ杆57を、抵抗体55の支持バー
58の一端に備えるねじピン59に螺通し、抵抗
体移動モータmを正転または逆転してねじピン5
9をねじ杆57に沿い前後に移動することによ
り、抵抗体55を仮想線の位置まで穀粒の流路内
に前進したり、あるいは実線の位置へ後退する。
精米用モータMにより精米スクリユウ52を回
転すると、精米タンク51の穀粒が第2,3図の
矢印の方向に強制循環し、その穀粒の流れに抵抗
体55が抵抗を加え、抵抗体55の突出量を変え
ることにより精白力を調節する。
転すると、精米タンク51の穀粒が第2,3図の
矢印の方向に強制循環し、その穀粒の流れに抵抗
体55が抵抗を加え、抵抗体55の突出量を変え
ることにより精白力を調節する。
61は支軸56の両端を支承する1対の支持板
で、その側面に抵抗体55の後退位置を検出する
後退位置検出用リミツトスイツチLS1と前進停
止用リミツトスイツチLS2を、それぞれ抵抗体
移動モータmの取付枠63の上方と下方に相対し
て止着する。
で、その側面に抵抗体55の後退位置を検出する
後退位置検出用リミツトスイツチLS1と前進停
止用リミツトスイツチLS2を、それぞれ抵抗体
移動モータmの取付枠63の上方と下方に相対し
て止着する。
図中、64は白米排出口、65は後述の起動タ
イマTMのつまみ、66は電装ボツクスで第5図
に示す制御回路を内装する。
イマTMのつまみ、66は電装ボツクスで第5図
に示す制御回路を内装する。
次に第5図の回路を説明する。
39は交流電源、1は過負荷防止リレー、2は
ヒユーズ、3はトランス、4と8はダイオードブ
リツジ、5は定電圧回路、6は精米用モータ開閉
接点、7は負荷電流検知用のカレントトランスで
ある。
ヒユーズ、3はトランス、4と8はダイオードブ
リツジ、5は定電圧回路、6は精米用モータ開閉
接点、7は負荷電流検知用のカレントトランスで
ある。
21と22は起動タイマTMの2段接点で、起
動タイマTMをセツトするとブレーク接点21は
オン、メーク接点22はオフとなり、セツト後一
定時間T1が経過すると22はオンとなり、その
後、さらに一定時間T2が経過すると21がオフ
となる。
動タイマTMをセツトするとブレーク接点21は
オン、メーク接点22はオフとなり、セツト後一
定時間T1が経過すると22はオンとなり、その
後、さらに一定時間T2が経過すると21がオフ
となる。
9乃至15は比較器でそれぞれ基準電圧と信号
電圧の2つが入力する。16,17,18はスイ
ツチで、抵抗34,35,36を切り換えて比較
器11,12の基準電圧を変更する。49は比較
器9に入力する信号電圧の傾き(比例定数)を変
更する可変抵抗である。比較器10の入力側の抵
抗81,82および83は30キロオームでまた抵
抗84は10キロオームで、これにより比較器10
を適確に動作させる。
電圧の2つが入力する。16,17,18はスイ
ツチで、抵抗34,35,36を切り換えて比較
器11,12の基準電圧を変更する。49は比較
器9に入力する信号電圧の傾き(比例定数)を変
更する可変抵抗である。比較器10の入力側の抵
抗81,82および83は30キロオームでまた抵
抗84は10キロオームで、これにより比較器10
を適確に動作させる。
32,33は抵抗体移動モータmが正転してい
るか逆転しているかそれぞれ示すモニタ用の発光
ダイオードである。19,20および29はスイ
ツチ用のトランジスタ、27は抵抗体移動モータ
mの逆転用の接点25を切り換えるリレー、28
はその正転用の接点26を切り換えるリレー、3
0は精米用モータ開閉接点6を切り換えるリレー
である。
るか逆転しているかそれぞれ示すモニタ用の発光
ダイオードである。19,20および29はスイ
ツチ用のトランジスタ、27は抵抗体移動モータ
mの逆転用の接点25を切り換えるリレー、28
はその正転用の接点26を切り換えるリレー、3
0は精米用モータ開閉接点6を切り換えるリレー
である。
43乃至45のダイオードは比較器10,13
の自己保持用のもので、ダイオード43および4
4ならびにライン42のダイオードにはシリコン
ダイオードを用いる。
の自己保持用のもので、ダイオード43および4
4ならびにライン42のダイオードにはシリコン
ダイオードを用いる。
しかして先ず電源スイツチ40を閉じ、次に起
動タイマTMをセツトする。タイマTMをセツト
すると前述のとおり接点21はオン、接点22は
オフ状態になるから、ライン41に電源が供給さ
れ各比較器9乃至15が作動状態になる。
動タイマTMをセツトする。タイマTMをセツト
すると前述のとおり接点21はオン、接点22は
オフ状態になるから、ライン41に電源が供給さ
れ各比較器9乃至15が作動状態になる。
このとき抵抗体55が前進位置(前進できる限
界の位置)でもなく後退位置(後退できる限界の
位置)でもない場合、抵抗体移動モータmの取付
枠63はリミツトスイツチLS1にもLS2にも接
触せず、これらのリミツトスイツチはいずれも閉
となる。
界の位置)でもなく後退位置(後退できる限界の
位置)でもない場合、抵抗体移動モータmの取付
枠63はリミツトスイツチLS1にもLS2にも接
触せず、これらのリミツトスイツチはいずれも閉
となる。
このようにリミツトスイツチLS1が閉だと、
比較器10よりH信号(ハイレベルの信号)がラ
イン38に出力し、ライン37はHとなる。この
H信号を受けて、比較器11がL信号を出力しト
ランジスタ19がオン、リレー27がオンとなり
接点25が閉に切り換わつて抵抗体移動モータm
に通電する。
比較器10よりH信号(ハイレベルの信号)がラ
イン38に出力し、ライン37はHとなる。この
H信号を受けて、比較器11がL信号を出力しト
ランジスタ19がオン、リレー27がオンとなり
接点25が閉に切り換わつて抵抗体移動モータm
に通電する。
これにより抵抗体移動モータmが逆転し、抵抗
体55を第3図の実線に示す位置まで移動すると
取付枠63がリミツトスイツチLS1に触れ、そ
の接点を開にするため、抵抗体移動モータmは止
まり、抵抗体55は後退位置に停止する。このよ
うにリミツトスイツチLS1が開になると比較器
10にL信号が入力し、ライン38にL信号が出
力する。従つてライン37はHからL変わり、カ
レントトランス7からの信号(アナログ値)がラ
イン37を通つて比較器11,12へ伝わる。な
お、このとき接点22は前述のようにオフである
ため、比較器14はライン42へH信号を出力し
ており、比較器10の基準電圧には影響がない。
体55を第3図の実線に示す位置まで移動すると
取付枠63がリミツトスイツチLS1に触れ、そ
の接点を開にするため、抵抗体移動モータmは止
まり、抵抗体55は後退位置に停止する。このよ
うにリミツトスイツチLS1が開になると比較器
10にL信号が入力し、ライン38にL信号が出
力する。従つてライン37はHからL変わり、カ
レントトランス7からの信号(アナログ値)がラ
イン37を通つて比較器11,12へ伝わる。な
お、このとき接点22は前述のようにオフである
ため、比較器14はライン42へH信号を出力し
ており、比較器10の基準電圧には影響がない。
このように抵抗体55が後退位置にない場合
は、起動スイツチTMをセツトすると自動的に抵
抗体移動モータmが逆転して抵抗体55を後退す
る。そしてリミツトスイツチLS1の作動により
ライン38が前述のようにLになると、比較器1
3がHを出力し、トランジスタ29はオンし、リ
レー30が精米用モータ開閉接点6を閉じて、そ
の結果、精米用モータMが始動する。そして精米
用モータMにより精米スクリユウ52が回転し精
米作業を行なつている間中、モータMの負荷電流
をカレントトランス7が検出し、その信号レベル
t(アナログ値)をライン37へ伝える。
は、起動スイツチTMをセツトすると自動的に抵
抗体移動モータmが逆転して抵抗体55を後退す
る。そしてリミツトスイツチLS1の作動により
ライン38が前述のようにLになると、比較器1
3がHを出力し、トランジスタ29はオンし、リ
レー30が精米用モータ開閉接点6を閉じて、そ
の結果、精米用モータMが始動する。そして精米
用モータMにより精米スクリユウ52が回転し精
米作業を行なつている間中、モータMの負荷電流
をカレントトランス7が検出し、その信号レベル
t(アナログ値)をライン37へ伝える。
比較器11は抵抗体移動モータmを逆転して穀
流の流動負荷を減少する方向へ制御するためのも
ので、比較器12はその逆に抵抗体移動モータm
を正転して負荷を増大する方向へ制御するための
ものである。ここで比較器11における比較用の
基準電圧Aは比較器12におけるそれより高く設
定してあり、比較器11における基準電圧よりラ
イン37の値tが高い場合は抵抗体移動モータm
を逆転し、比較器12における基準電圧Bよりラ
イン37の値tが低い場合は抵抗体移動モータm
を正転してそれぞれ抵抗体55を後退または前進
する。
流の流動負荷を減少する方向へ制御するためのも
ので、比較器12はその逆に抵抗体移動モータm
を正転して負荷を増大する方向へ制御するための
ものである。ここで比較器11における比較用の
基準電圧Aは比較器12におけるそれより高く設
定してあり、比較器11における基準電圧よりラ
イン37の値tが高い場合は抵抗体移動モータm
を逆転し、比較器12における基準電圧Bよりラ
イン37の値tが低い場合は抵抗体移動モータm
を正転してそれぞれ抵抗体55を後退または前進
する。
比較器11,12の基準電圧A、Bの間は不感
帯で、ライン37の値tがその範囲内のとき抵抗
体移動モータmへの駆動信号は出力されない。こ
の不感帯が穀粒に加えるべき制御目標の負荷域で
ある。またスイツチ16,17,18により抵抗
値を切り換え、基準電圧を適宜変更することによ
り、目標の負荷域を穀粒の含水分や穀質に応じた
値に設定する。
帯で、ライン37の値tがその範囲内のとき抵抗
体移動モータmへの駆動信号は出力されない。こ
の不感帯が穀粒に加えるべき制御目標の負荷域で
ある。またスイツチ16,17,18により抵抗
値を切り換え、基準電圧を適宜変更することによ
り、目標の負荷域を穀粒の含水分や穀質に応じた
値に設定する。
精米用モータMの起動によりカレントトンラン
ス7の信号がライン37に伝わるが、その信号レ
ベルtは起動直後は抵抗が低いため比較器12が
作用してトランジスタ20がオンし、リレー28
が作動して接点26が切り換わり、抵抗体移動モ
ータmは正転し抵抗体55が前進し精白抵抗が増
大する。その結果、精米用モータMの負荷電流は
増加しライン37の値は次第に上昇して目標負荷
域において比較器12からの信号により前述のト
ランジスタ20、リレー28がオフになり接点2
6が復帰し、抵抗体移動モータmの正転が止まつ
て抵抗体55を目標位置に固定する。
ス7の信号がライン37に伝わるが、その信号レ
ベルtは起動直後は抵抗が低いため比較器12が
作用してトランジスタ20がオンし、リレー28
が作動して接点26が切り換わり、抵抗体移動モ
ータmは正転し抵抗体55が前進し精白抵抗が増
大する。その結果、精米用モータMの負荷電流は
増加しライン37の値は次第に上昇して目標負荷
域において比較器12からの信号により前述のト
ランジスタ20、リレー28がオフになり接点2
6が復帰し、抵抗体移動モータmの正転が止まつ
て抵抗体55を目標位置に固定する。
また、負荷電流が増加した場合には、比較器1
1が作用してトランジスタ19、リレー27がオ
ンになり接点25が切り換わつて抵抗体移動モー
タmは逆転し、再び目標負荷域内に入つたら、逆
転を止める。
1が作用してトランジスタ19、リレー27がオ
ンになり接点25が切り換わつて抵抗体移動モー
タmは逆転し、再び目標負荷域内に入つたら、逆
転を止める。
このように抵抗体移動モータmを正転または逆
転して抵抗体55を前進または後退しながら精白
力を自動調節(自動抵抗)して、精米用モータM
の負荷を一定に保ちつつ精米作業を続け、当初セ
ツトした一定時間T1が経過するとタイマTMの
接点22が閉じる。
転して抵抗体55を前進または後退しながら精白
力を自動調節(自動抵抗)して、精米用モータM
の負荷を一定に保ちつつ精米作業を続け、当初セ
ツトした一定時間T1が経過するとタイマTMの
接点22が閉じる。
これにより比較器14の出力がLとなり比較器
10の基準電圧に作用し、その結果、ライン38
はHとなり、従つてライン37もHとなる。この
ため比較器11によりトランジスタ19、リレー
27がオンとなり接点25が切り換わつて抵抗体
移動モータmが逆転する。そして抵抗体55が後
退位置に達し、取付枠63がリミツトスイツチ
LS1に触れるとこれがオフし、その影響で比較
器10の出力はライン38をLにする。このため
比較器15の入力はライン38がL、またライン
42が前述のようにLであるため比較器15の出
力はHとなり、ライン37をHとし、比較器11
の作用でトランジスタ19およびリレー27はオ
ンとなり、接点25は切り換わつたままの状態、
つまり抵抗体移動モータmが逆転し得るままの態
勢になる。しかしリミツトスイツチLS1がオフ
で抵抗体移動モータmに通電しないため抵抗体移
動モータmは逆転せず、抵抗体55は後退位置に
引退したままとなる。
10の基準電圧に作用し、その結果、ライン38
はHとなり、従つてライン37もHとなる。この
ため比較器11によりトランジスタ19、リレー
27がオンとなり接点25が切り換わつて抵抗体
移動モータmが逆転する。そして抵抗体55が後
退位置に達し、取付枠63がリミツトスイツチ
LS1に触れるとこれがオフし、その影響で比較
器10の出力はライン38をLにする。このため
比較器15の入力はライン38がL、またライン
42が前述のようにLであるため比較器15の出
力はHとなり、ライン37をHとし、比較器11
の作用でトランジスタ19およびリレー27はオ
ンとなり、接点25は切り換わつたままの状態、
つまり抵抗体移動モータmが逆転し得るままの態
勢になる。しかしリミツトスイツチLS1がオフ
で抵抗体移動モータmに通電しないため抵抗体移
動モータmは逆転せず、抵抗体55は後退位置に
引退したままとなる。
このため穀粒は最小の負荷状態で循環するの
で、穀粒表面の除糠が迅速に行なわれ、良く研磨
される(除糠サイクル)。
で、穀粒表面の除糠が迅速に行なわれ、良く研磨
される(除糠サイクル)。
そして接点22が閉じてから更に一定時間T2
が経過すると、次に接点21が開となり、これに
よつて制御部の電源がオフになつてリレー6が開
き精米用モータMが止まつて精米の全行程が終了
する。
が経過すると、次に接点21が開となり、これに
よつて制御部の電源がオフになつてリレー6が開
き精米用モータMが止まつて精米の全行程が終了
する。
しかして精米運転中に誤つて循環シヤツタ54
を閉鎖すると精米スクリユウ52により精白室の
穀粒が排出されて空になるため、精米用モータM
の負荷電流が極端に低下する。
を閉鎖すると精米スクリユウ52により精白室の
穀粒が排出されて空になるため、精米用モータM
の負荷電流が極端に低下する。
そこであらかじめ比較器9における基準電圧の
値Cを、精白室に穀粒が供給されない空運転時の
信号電圧より大きく、しかも精白室に穀粒が供給
される正常な負荷運転時における抵抗体55の後
退位置の時の信号電圧より小さい値に設定してお
き、精米用モータMの負荷電流の信号レベルをラ
イン47より受けて比較器9の実際の信号電圧t
がこの基準電圧Cを下回つたら第5図のライン3
7をHとし、抵抗体移動モータmを逆転する。
値Cを、精白室に穀粒が供給されない空運転時の
信号電圧より大きく、しかも精白室に穀粒が供給
される正常な負荷運転時における抵抗体55の後
退位置の時の信号電圧より小さい値に設定してお
き、精米用モータMの負荷電流の信号レベルをラ
イン47より受けて比較器9の実際の信号電圧t
がこの基準電圧Cを下回つたら第5図のライン3
7をHとし、抵抗体移動モータmを逆転する。
これにより抵抗体55は強制的に後退し、リミ
ツトスイツチLS1に触れ後退位置で止まる。
ツトスイツチLS1に触れ後退位置で止まる。
次に再び循環シヤツタ54を開くと穀粒がタン
ク51より精白室に流入し、精米用モータMの負
荷が増して比較器9の信号電圧tが基準電圧Cを
上回るためライン48がLとなり、ライン37上
をカレントトランス7のセンサ信号レベルが伝わ
るようになり、前述の自動抵抗が再び機能する。
(第6参照) タンク51に穀粒を張込まずに空のまま起動タ
イマTMをセツトして精米用モータMを始動させ
た場合も、比較器9が作動して抵抗体55を同様
に後退する。
ク51より精白室に流入し、精米用モータMの負
荷が増して比較器9の信号電圧tが基準電圧Cを
上回るためライン48がLとなり、ライン37上
をカレントトランス7のセンサ信号レベルが伝わ
るようになり、前述の自動抵抗が再び機能する。
(第6参照) タンク51に穀粒を張込まずに空のまま起動タ
イマTMをセツトして精米用モータMを始動させ
た場合も、比較器9が作動して抵抗体55を同様
に後退する。
なお抵抗体55を移動するにはモータに限ら
ず、ソレノイドでもよい。
ず、ソレノイドでもよい。
(発明の効果)
このように本発明では抵抗体の突出量を精米用
モータの負荷電流に応じて変更する精白力自動調
節機構付の精米機において、精米用モータMの負
荷電流から空運転か正常な負荷運転かを判別する
空運転判別手段102を設け、空運転時には精白
力自動調節機構を解除して抵抗体を後退させ、そ
の突出量を縮小するので、空運転から正常な負荷
運転に移る際、精米用モータにかかる負荷の急増
を抑制して小型のモータでも支障なく回転を継続
でき、従つて精米運転中に循環シヤツタを閉じる
など精米機の取扱いにミスをたとえ生じてもモー
タロツクのようなトラブルを回避できるという効
果を奏する。
モータの負荷電流に応じて変更する精白力自動調
節機構付の精米機において、精米用モータMの負
荷電流から空運転か正常な負荷運転かを判別する
空運転判別手段102を設け、空運転時には精白
力自動調節機構を解除して抵抗体を後退させ、そ
の突出量を縮小するので、空運転から正常な負荷
運転に移る際、精米用モータにかかる負荷の急増
を抑制して小型のモータでも支障なく回転を継続
でき、従つて精米運転中に循環シヤツタを閉じる
など精米機の取扱いにミスをたとえ生じてもモー
タロツクのようなトラブルを回避できるという効
果を奏する。
第1図は本発明の機能ブロツク図。第2図はそ
の実施例の循環式精米機の全体図で、要部を断面
で示す。第3図はその要部正面の拡大断面図。第
4図は第3図の側面図。第5図はその制御回路
図、第6図はフローチヤート。 101は負荷電流検出手段、102は空運転判
別手段、103は抵抗体制御手段、104は抵抗
体移動手段である。
の実施例の循環式精米機の全体図で、要部を断面
で示す。第3図はその要部正面の拡大断面図。第
4図は第3図の側面図。第5図はその制御回路
図、第6図はフローチヤート。 101は負荷電流検出手段、102は空運転判
別手段、103は抵抗体制御手段、104は抵抗
体移動手段である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 精米用モータMにかかる負荷に応じて抵抗体
の突出量を変えることにより精白力を自動調節す
る循環式自動精米機において、 前記精米用モータMの負荷電流を検出する負荷
電流検出手段101と、 前記負荷電流検出手段101の検出信号に基い
て空運転か否かを識別する空運転判別手段102
と、 前記空運転判別手段102の判別信号に基いて
空運転時に抵抗体後退信号を出力する抵抗体制御
手段103と、 前記抵抗体後退信号により抵抗体を後退してそ
の突出量を減少する抵抗体移動手段104とを備
えることを特徴とするモータロツク防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25258684A JPS61133148A (ja) | 1984-11-29 | 1984-11-29 | 循環式自動精米機におけるモ−タロツク防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25258684A JPS61133148A (ja) | 1984-11-29 | 1984-11-29 | 循環式自動精米機におけるモ−タロツク防止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61133148A JPS61133148A (ja) | 1986-06-20 |
JPH049093B2 true JPH049093B2 (ja) | 1992-02-19 |
Family
ID=17239429
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25258684A Granted JPS61133148A (ja) | 1984-11-29 | 1984-11-29 | 循環式自動精米機におけるモ−タロツク防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61133148A (ja) |
-
1984
- 1984-11-29 JP JP25258684A patent/JPS61133148A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61133148A (ja) | 1986-06-20 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |