JPH048933B2 - - Google Patents
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- JPH048933B2 JPH048933B2 JP13253787A JP13253787A JPH048933B2 JP H048933 B2 JPH048933 B2 JP H048933B2 JP 13253787 A JP13253787 A JP 13253787A JP 13253787 A JP13253787 A JP 13253787A JP H048933 B2 JPH048933 B2 JP H048933B2
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- Japan
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- film
- capacitor
- strips
- double
- winding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 12
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Landscapes
- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、電子機器、電気機器に用いられる金
属化フイルムコンデンサの製造方法に関するもの
である。
属化フイルムコンデンサの製造方法に関するもの
である。
従来の技術
従来より、両面金属化フイルムと、非金属化フ
イルムとを重ね合わせて巻回してなるフイルムコ
ンデンサにおいては、端面に施すメタリコンによ
る端子電極と両面金属化フイルム上の金属薄膜と
の接触を良好にするために、両面金属化フイルム
の幅よりも、狭い幅の非金属化フイルムを重ね合
わせて巻回する事が知られている。
イルムとを重ね合わせて巻回してなるフイルムコ
ンデンサにおいては、端面に施すメタリコンによ
る端子電極と両面金属化フイルム上の金属薄膜と
の接触を良好にするために、両面金属化フイルム
の幅よりも、狭い幅の非金属化フイルムを重ね合
わせて巻回する事が知られている。
発明が解決しようとする問題点
しかしながら、近年、生産性の向上と、工程の
無人化とを目的として複数条の金属薄膜層を形成
した両面金属化フイルムを用いる多条巻回方式が
用いられるに従い、前記の両フイルムの幅の差を
得る方法が問題となつてきている。すなわち、従
来の巻回型フイルムコンデンサの巻回時のように
各条のフイルムを別々に、あらかじめ切断してお
くことは、生産性が落ちると共に、フイルムボビ
ンの脱着が繁雑となる。また、並列に複数条の金
属薄膜層を持つ幅の広い両面金属化フイルムと、
同じく幅の広い非金属化フイルムとを用いた場合
には、幅の広い両面金属化フイルムはそのまま巻
取ボビンにセツトし、幅の広い非金属化フイルム
は、幅の差を得るために隣り合う条の間で幅の差
の分だけ切り落した後に巻取ボビンにセツトする
必要がある。これは独立した多数条の非金属化フ
イルムをセツトすることが繁雑となると同時に、
切り落してしまう非金属化フイルムの処理も簡単
でない。
無人化とを目的として複数条の金属薄膜層を形成
した両面金属化フイルムを用いる多条巻回方式が
用いられるに従い、前記の両フイルムの幅の差を
得る方法が問題となつてきている。すなわち、従
来の巻回型フイルムコンデンサの巻回時のように
各条のフイルムを別々に、あらかじめ切断してお
くことは、生産性が落ちると共に、フイルムボビ
ンの脱着が繁雑となる。また、並列に複数条の金
属薄膜層を持つ幅の広い両面金属化フイルムと、
同じく幅の広い非金属化フイルムとを用いた場合
には、幅の広い両面金属化フイルムはそのまま巻
取ボビンにセツトし、幅の広い非金属化フイルム
は、幅の差を得るために隣り合う条の間で幅の差
の分だけ切り落した後に巻取ボビンにセツトする
必要がある。これは独立した多数条の非金属化フ
イルムをセツトすることが繁雑となると同時に、
切り落してしまう非金属化フイルムの処理も簡単
でない。
本発明は、このような従来の問題点に鑑み、生
産性の高いコンデンサの製造方法を提供するもの
である。
産性の高いコンデンサの製造方法を提供するもの
である。
問題点を解決するための手段
この問題点を解決するために、本発明のコンデ
ンサの製造方法は、1枚の幅広の非金属化フイル
ムに、このフイルムの幅方向の間隔が1個分のコ
ンデンサに相当する間隔で複数条、フイルムの長
さ方向に繰り返し貫通孔を設ける工程と、前記非
金属化フイルムと複数条の金属薄膜層を形成した
幅広の両面金属化フイルムとを重ね合わせて巻回
又は、積層する工程と、巻回又は積層されたフイ
ルムを、各マージンにおいて、条毎に切断し母体
コンデンサを得る工程と、この母体コンデンサを
切断して、単位コンデンサを得る工程とを含んで
いる。
ンサの製造方法は、1枚の幅広の非金属化フイル
ムに、このフイルムの幅方向の間隔が1個分のコ
ンデンサに相当する間隔で複数条、フイルムの長
さ方向に繰り返し貫通孔を設ける工程と、前記非
金属化フイルムと複数条の金属薄膜層を形成した
幅広の両面金属化フイルムとを重ね合わせて巻回
又は、積層する工程と、巻回又は積層されたフイ
ルムを、各マージンにおいて、条毎に切断し母体
コンデンサを得る工程と、この母体コンデンサを
切断して、単位コンデンサを得る工程とを含んで
いる。
作 用
本発明のコンデンサの製造方法によれば、幅広
の金属化フイルムと同じく幅広の非金属化フイル
ムを巻回又は積層し、各条ごとに切断した母体コ
ンデンサの端面には、多数の凹ができており、端
面に施すメタリコンがこの凹部に侵入し、このメ
タリコンによる端面電極と両面金属化フイルム上
の金属薄膜との接触が良好となり、多条巻取り又
は多条積層が可能となる。かつ母体コンデンサを
単位コンデンサに切断することにより、生産性が
向上すると共に、製造工程が簡略化する。
の金属化フイルムと同じく幅広の非金属化フイル
ムを巻回又は積層し、各条ごとに切断した母体コ
ンデンサの端面には、多数の凹ができており、端
面に施すメタリコンがこの凹部に侵入し、このメ
タリコンによる端面電極と両面金属化フイルム上
の金属薄膜との接触が良好となり、多条巻取り又
は多条積層が可能となる。かつ母体コンデンサを
単位コンデンサに切断することにより、生産性が
向上すると共に、製造工程が簡略化する。
実施例
以下本発明の一実施例について、図面を参照し
ながら説明する。
ながら説明する。
第1図は本発明の一実施例によるコンデンサの
製造方法の概略図、第2図にその方法によつて得
られるコンデンサのフイルムの積層状態を示して
いる。
製造方法の概略図、第2図にその方法によつて得
られるコンデンサのフイルムの積層状態を示して
いる。
第1図aに示すように、並列に複数条の金属薄
膜層1′を持つ幅の広い両面金属化フイルム1と、
貫通孔形成レーザー3により幅方向の間隔が1個
分のコンデンサに相当する間隔で、すなわち両面
金属化フイルムの蒸着マージンと重なり合うよう
に複数条フイルムの長さ方向に繰り返し貫通孔4
を設けた非金属化フイルム2とを重ね合わせて巻
取ボビン5に複数回巻取る。
膜層1′を持つ幅の広い両面金属化フイルム1と、
貫通孔形成レーザー3により幅方向の間隔が1個
分のコンデンサに相当する間隔で、すなわち両面
金属化フイルムの蒸着マージンと重なり合うよう
に複数条フイルムの長さ方向に繰り返し貫通孔4
を設けた非金属化フイルム2とを重ね合わせて巻
取ボビン5に複数回巻取る。
次に、第1図bに示すように、巻回物10を巻
取ボビン5から外し、貫通孔4の中心を通る線で
切断し、第1図cに示す母体コンデンサ6を得
る。第1図dにA−A′で切断した断面図を示す。
その後、母体コンデンサ6の切断端面にメタリコ
ンにより端面電極7を形成した後、第1図eのよ
うに回転する切断刀8により切断し、単位コンデ
ンサ6′を得る。
取ボビン5から外し、貫通孔4の中心を通る線で
切断し、第1図cに示す母体コンデンサ6を得
る。第1図dにA−A′で切断した断面図を示す。
その後、母体コンデンサ6の切断端面にメタリコ
ンにより端面電極7を形成した後、第1図eのよ
うに回転する切断刀8により切断し、単位コンデ
ンサ6′を得る。
次に、この一実施例の製造方法における作用を
説明する。第2図に示すように、各条ごとに切断
した母体コンデンサの端面には、多数の凹部9が
できており、端面に施すメタリコンがこの凹部9
に侵入し、このメタリコンによる端面電極と両面
金属化フイルム上の金属薄膜1′との接解が良好
となり、多条巻取り又は多条積層が可能となる。
かつ第1図eに示す様に母体コンデンサ6を切断
し、単位コンデンサ6を得る。本実施例では、1
ボビンの巻取により、母体コンデンサの条数が
300条、母体コンデンサ1条から100個の単位コン
デンサが取れるため、一度に30000個のコンデン
サが生産される。
説明する。第2図に示すように、各条ごとに切断
した母体コンデンサの端面には、多数の凹部9が
できており、端面に施すメタリコンがこの凹部9
に侵入し、このメタリコンによる端面電極と両面
金属化フイルム上の金属薄膜1′との接解が良好
となり、多条巻取り又は多条積層が可能となる。
かつ第1図eに示す様に母体コンデンサ6を切断
し、単位コンデンサ6を得る。本実施例では、1
ボビンの巻取により、母体コンデンサの条数が
300条、母体コンデンサ1条から100個の単位コン
デンサが取れるため、一度に30000個のコンデン
サが生産される。
このように、一度に大量生産でき、かつ工程が
簡略化するため、自動化が可能となり、飛躍的な
生産性向上となる。
簡略化するため、自動化が可能となり、飛躍的な
生産性向上となる。
なお本実施例では、貫通孔を長さ方向に一列に
設けていつたが、これに限るものではなく、両面
金属化フイルムの蒸着マージンと重なり合う部分
にランダムに多数の穴を設けても良い。
設けていつたが、これに限るものではなく、両面
金属化フイルムの蒸着マージンと重なり合う部分
にランダムに多数の穴を設けても良い。
また貫通孔の形も本実施例では円形としたが、
これに限るものでなく、どんな形でも良い。
これに限るものでなく、どんな形でも良い。
発明の効果
以上のように本発明は、1枚の幅広の非金属化
フイルムに、このフイルムの幅方向の間隔が1個
分のコンデンサに相当する間隔で複数条、フイル
ムの長さ方向に繰り返し貫通孔を設ける工程と、
前記金属化フイルムと複数条の金属薄膜層を形成
した幅広の両面金属化フイルムとを重ね合わせて
巻回又は積層する工程と、巻回又は積層されたフ
イルムを、各マージンにおいて条毎に切断し母体
コンデンサを得る工程と、この母体コンデンサを
切断して単位コンデンサを得る工程とを有する製
造方法により、幅広での巻取が可能となり、さら
に切断することにより、一度に大量生産できる。
このように、大量に生産ができ、かつ工程が簡略
化するために、自動化が可能となり飛躍的な生産
性向上となり、産業界に寄与するところはまこと
に大なるものがある。
フイルムに、このフイルムの幅方向の間隔が1個
分のコンデンサに相当する間隔で複数条、フイル
ムの長さ方向に繰り返し貫通孔を設ける工程と、
前記金属化フイルムと複数条の金属薄膜層を形成
した幅広の両面金属化フイルムとを重ね合わせて
巻回又は積層する工程と、巻回又は積層されたフ
イルムを、各マージンにおいて条毎に切断し母体
コンデンサを得る工程と、この母体コンデンサを
切断して単位コンデンサを得る工程とを有する製
造方法により、幅広での巻取が可能となり、さら
に切断することにより、一度に大量生産できる。
このように、大量に生産ができ、かつ工程が簡略
化するために、自動化が可能となり飛躍的な生産
性向上となり、産業界に寄与するところはまこと
に大なるものがある。
第1図a〜eは本発明の一実施例によるコンデ
ンサの製造方法の要部工程の状態を示す概略図、
第2図は同方法によつて得られるコンデンサの要
部の斜視図である。 1……両面金属化フイルム、1′……金属薄膜
層、2……非金属化フイルム、3……貫通孔形成
レーザー、4……貫通孔、5……巻取ボビン、6
……母体コンデンサ、6′……単位コンデンサ、
7……端面電極。
ンサの製造方法の要部工程の状態を示す概略図、
第2図は同方法によつて得られるコンデンサの要
部の斜視図である。 1……両面金属化フイルム、1′……金属薄膜
層、2……非金属化フイルム、3……貫通孔形成
レーザー、4……貫通孔、5……巻取ボビン、6
……母体コンデンサ、6′……単位コンデンサ、
7……端面電極。
Claims (1)
- 1 1枚の幅広の非金属化フイルムに、このフイ
ルムの幅方向の間隔が1個分のコンデンサに相当
する間隔で複数条フイルムの長さ方向に繰り返し
貫通孔を設ける工程と、前記非金属化フイルムと
複数条の金属薄膜層を形成した幅広の両面金属化
フイルムとを重ね合わせて巻回又は積層する工程
と、巻回又は積層されたフイルムを、各マージン
において、条毎に切断し母体コンデンサを得る工
程と、この母体コンデンサを切断して単位コンデ
ンサを得る工程とを有することを特徴とするコン
デンサの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13253787A JPS63296327A (ja) | 1987-05-28 | 1987-05-28 | コンデンサの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13253787A JPS63296327A (ja) | 1987-05-28 | 1987-05-28 | コンデンサの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63296327A JPS63296327A (ja) | 1988-12-02 |
JPH048933B2 true JPH048933B2 (ja) | 1992-02-18 |
Family
ID=15083596
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13253787A Granted JPS63296327A (ja) | 1987-05-28 | 1987-05-28 | コンデンサの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63296327A (ja) |
-
1987
- 1987-05-28 JP JP13253787A patent/JPS63296327A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63296327A (ja) | 1988-12-02 |
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