JPH048928A - 湿式多板クラツチ用プレート - Google Patents

湿式多板クラツチ用プレート

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Publication number
JPH048928A
JPH048928A JP11099990A JP11099990A JPH048928A JP H048928 A JPH048928 A JP H048928A JP 11099990 A JP11099990 A JP 11099990A JP 11099990 A JP11099990 A JP 11099990A JP H048928 A JPH048928 A JP H048928A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
facing
clutch
drive plate
wet type
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11099990A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Hirano
弘之 平野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP11099990A priority Critical patent/JPH048928A/ja
Publication of JPH048928A publication Critical patent/JPH048928A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Mechanical Operated Clutches (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は湿式多板クラッチ用プレートに関する。
(従来の技術) 一般に湿式多板クラッチは、駆動側部材に係合するドラ
イブプレートと、非駆動側部材に係合するドリブンプレ
ートとを交互に配設し、前記プレート同士を接合させる
ことKよって前記駆動側部材と非駆動側部材との間で動
力の伝達を行なうものである。通常、ドライブプレート
には摩擦部材としてのフエーシングが設けられている。
また、前記ドライブプレートとドリブンプレートとの間
には潤滑液が供給されている。
このような湿式多板クラッチ用プレートとして、7エー
シ/グの円周方向に波状の凹凸を設ける構成が従来提案
されている(この種の類似構成としては特開昭61−3
1724号公報参照)。第4図はこのような従来技術に
係わる7エーシ/グを設けたドライブプレートの正面図
であり、第5図は第4図のA−A断面図である。図中1
1はドライブプレートであり、コアプレート12と、該
コアプレート12の表面K16tけられる7エーシ/グ
13とからなる。フェーシング13にはコアプレート1
2の円周方向に沿って凸部13a及び凹部13bとが連
続して波状に設けられている。一方、ドリブンプレート
14にはフェーシングが接合されておらず、表面は平ら
である。このようなドライブプレート11とドリブンプ
レート14とが交互処配酸されてなる湿式多板クラッチ
の締結時には、第6図に示すようにドライブプレート1
1の凸部13aとドリブンプレート14とが圧接される
ことによって、両プレートが係合する伝動部材間の動力
伝達が可能となる。また前記湿式多板クラッチの非締結
時には、フエーシング3には凹凸が形成されるため、潤
滑液の粘性により両プレート間に生ずるドラッグトルク
(ひきずり)が減少し、動力損失を低減させることがで
きるというものである。
(発明が解決しようとする課題) しかしながらこのような従来技術にあっては、前記湿式
多板クラッチの締結時において、ドライブプレート11
は第6図に示すように凸部13aのみによって動力の伝
達を行なうものとなっていたため、凸f@S 13 a
の熱負荷が高くなることや、凸部13aの面圧が高くな
ってフエーシング13が剥がれ易くなることKより、フ
ェーシング13の耐久性が低くなるという問題点があっ
た。また円周方向に沼ってフエーシング13に凹凸が設
けられているドライブプレート11と平らなドリブンプ
レート14とが接合する湿式多板クラッチと、平らなド
ライブプレート11と平らなドリブンブレ)14とが接
合する湿式多板クラッチとを比べると、プレートの径が
同じ場合、前者は後者に比べて締結時におけるプレート
同士の接触面積が小さいって、動力の伝達容量も小さく
なるという問題点があった。
(課題を解決しようとする手段) 本発明はこのような従来技術の問題点を解決するために
なされたもので、円盤状のプレートに摩優板としてのフ
ェーシングが設けられてなる湿式多板クラッチ用プレー
トにおいて、前記フェーシングに円周方向に波状の凹凸
を設けると共に、凹部の弾性係数を凸部の弾性係数に比
して太き(したことにより、上記課題を解決することを
目的としている。
(作用) フエーシングに凹凸が設けられてなる本発明によるドラ
イブプレートと平らなドリブンプレートとを用いた湿式
多板クラッチの締結初期には、凹部に比して弾性係数の
小さいフェーシングの凸部か′らドリブンプレートに接
触するため、締結が滑らかに行なわれる。ついで前記湿
式多板クラッチの締結時には、フェーシングの凸部がド
リプ/プレー)Kよって圧扁されることKより接合面は
略平面となるため、フェーシングとドリブンプレートと
の間に生ずる熱負荷や面圧が均一になる。また前記湿式
多板クラッチの非締結時には、圧縮されていた前記凸部
が元通りになることによってフエーシングに凹凸が形成
されるため、前記従来技術と同様に両プレート間に生ず
るドラッグトルクが減少する。
(実施例) 以下、本発明の実施例について説明する。第1図は本発
明に係わる湿式多板クラッチの非締結時における従来例
第5図に相当する断面図、第2図は前記湿式多板クラッ
チの締結初期における従来例第6図に相当する断面図、
第3図は前記湿式多板クラッチの締結時における従来例
第6図に相当する断面図である。
1はドライブプレートであり、平らなコアプレー)12
と、該コアプレート12に設けられるフェーシング3と
からなる。フエーシング3にはコアプレート120円周
方向に凸部3a及び凹部3bとが連続して波状に設けら
れている。ここでフエーシング30波状の凹凸は、例え
ばフエーシング3をコアプレー)12に接着する際に、
波状の凹凸を持ったプレス型によりもともとは平らな円
盤状の紙材からなっていたフェーシング3を圧縮するこ
とによって形成される。このようにして形成されたフェ
ーシング3の凹部3bは凸部3aに比べて密度が高く弾
性係数が大きい。従って、ドライブプレート1と表面が
平らであるドリブンプレート14とが接合することによ
って両プレート間で動力の伝達を行なう湿式多板クラッ
チの締結初期には、第2図に示すように弾性係数の小さ
いドライブプレート1の凸部3aがドリブンプレート1
41C接触するため、締結時のショックは小さ(締結が
滑らかに行なわれる。また、締結時には第3図に示すよ
5に凸部3aは凹部3bと略同−面となるので、ドリブ
ンプレート14とフエーシング3との接触面圧が円周方
向に均一になる。このため、フェーシング3の熱負荷が
部分的に高(なることかなく、また接触面圧が部分的に
高くなってフェーシング3が剥がれ易くなることもなく
、よってフェーシング3の耐久性が低下することがない
。また、締結時には凸部3a7’c″けでなく、凹部3
bも動力の伝達に寄与するので、凹凸を設けていない平
らなプレートと比べて動力の伝達容量が小さくなること
がない。さらに湿式多板クラッチの非締結時にはフェー
シング3には凹凸が形成されるため、前記従来技術と同
様に両プレート間に生ずるドラッグトルクが減少し、動
力損失を低減させることができる。
なお、本実施例においては、ドライブプレートにフエー
シングを設けた例を示したが、ドライブプレートのかわ
りにドリブンプレートにフエーシングを設けても良いこ
とは言うまでもない。
(発明の効果) 以上に述べてきたように1本発明においては、円盤状の
プレートに摩擦板としてのフエーシングが設けられてな
る湿式多板クラッチ用プレートにオイて、前記フェーシ
ングの円周方向に波状の凹凸を設けると共に1凹部の弾
性係数を凸部の弾性係数に比して大きくしたことにより
、前記湿式多板クラッチの非締結時においてプレート関
に生ずるドラッグトルクを低減させるという前記従来技
術の効果に加えて、前記湿式多板クラッチの締結時には
フエーシングの耐久性が低(なることを防ぐと共K、締
結時のショックを和らげることができるという効果を奏
するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係わるドライブプレートの
断面図、 第2図は本発明の一実施例に係わるドライブプレートと
ドリブンプレートとからなる湿式多板クラッチの締結初
期の状態を示す断面図、第3図は湿式多板クラッチの締
結時において、本発明によるドライブプレートとドリブ
ンプレートとが圧接した状態を示す断面図、 l@4図は従来技術によるドライブプレートの正面図、 第5図は第4図のA−A断面図、 第6図は湿式多板クラッチの締結時において、第5図に
係わるドライブプレートとドリブンプレートとが圧接し
た状態を示す断面図である。 1.11・・・ドライブプレート(湿式多板クラッチ用
プレート)、12・・・コアプレート、3.13・・・
フェーシング、14・・・ドリブンプレート。 第 1 図 特許出願人 日産自動車株式会社 第 2rgJ 第 図 第 図 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  円盤状のプレートに摩擦板としてのフエーシングが設
    けられてなる湿式多板クラッチ用プレートにおいて、前
    記フエーシングの円周方向に液状の凹凸を設けると共に
    、凹部の弾性係数を凸部の弾性係数に比して大きくした
    ことを特徴とする湿式多板クラッチ用プレート。
JP11099990A 1990-04-26 1990-04-26 湿式多板クラツチ用プレート Pending JPH048928A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11099990A JPH048928A (ja) 1990-04-26 1990-04-26 湿式多板クラツチ用プレート

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11099990A JPH048928A (ja) 1990-04-26 1990-04-26 湿式多板クラツチ用プレート

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH048928A true JPH048928A (ja) 1992-01-13

Family

ID=14549838

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11099990A Pending JPH048928A (ja) 1990-04-26 1990-04-26 湿式多板クラツチ用プレート

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH048928A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6379842B1 (en) 1996-11-27 2002-04-30 Polystor Corporation Mixed lithium manganese oxide and lithium nickel cobalt oxide positive electrodes
US6929106B2 (en) * 2002-10-02 2005-08-16 Nsk-Warner K.K. Multiplate clutch
US20150027827A1 (en) * 2013-07-24 2015-01-29 David Rogers Campbell Control of clamp mechanism by means of a variable thickness disc

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6379842B1 (en) 1996-11-27 2002-04-30 Polystor Corporation Mixed lithium manganese oxide and lithium nickel cobalt oxide positive electrodes
US6929106B2 (en) * 2002-10-02 2005-08-16 Nsk-Warner K.K. Multiplate clutch
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