JPH0489147A - 耐圧強度の優れたdi缶の製造方法 - Google Patents
耐圧強度の優れたdi缶の製造方法Info
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- JPH0489147A JPH0489147A JP20439290A JP20439290A JPH0489147A JP H0489147 A JPH0489147 A JP H0489147A JP 20439290 A JP20439290 A JP 20439290A JP 20439290 A JP20439290 A JP 20439290A JP H0489147 A JPH0489147 A JP H0489147A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
(産業上の利用分野)
本発明はDI成形による金属DI缶体の製造方法に関し
、特に炭酸飲料等の内圧のかかる缶体の底部の製造方法
に関するものである。 (従来の技術) DI倍の製造法は、絞り加工(Drawing)としご
き加工(I ioning)によって側壁を薄く引き伸
ばす加工法であるが、炭酸飲料用及びビール用等の飲料
缶においては、更に、底部中央を球形ドーム状に成形す
ることにより、内圧が作用してもドーム機11の力の抵
抗メカニズムにより底部中央の膨出を防いでいる。 この底部は、球頭形状を有すると共にヤング率が200
00kgf/i+m”程度以上のダイス鋼或いは超硬材
からなる缶底ポンチを用いて、DIポンチと缶底ダイス
で缶底脚部にてしわ押えを行いつつ、張り出し成形によ
り成形される。 (発明が解決しようとする課題) しかしながら、従来の缶底ポンチでは、DIポンチ内へ
挿入される缶底ポンチとDIポンチとの隙間(C)は、
素材をしごかないように、第6図に示すように、板厚よ
り大きな隙間にしている。このような缶底ポンチ及びD
Iポンチで成形された缶底は、脚部からドーム部へかけ
ての角度(θ)は倍の中心軸方向に対して10°以上と
なり、これにより、脚部、特に中心側の曲率半径(Ri
)は大きくなっている。 一方1缶底の耐圧強度は、素材強度や板厚が一定である
ならば、脚部先端の外面曲率半径により大きく影響し、
外面曲率半径が小さい方が耐圧強度が高いことが知られ
ており、特公平1−50493号においても、DI成形
後、ロール成形(再成形)により外面曲率半径を小さく
する提案がなされている。しかしながら、DI成形後、
再成形を行うことは、そのための設備が必要であり、し
かも再成形により不良缶発生率も高くなるという問題が
ある。 本発明は、上記従来技術の問題点を解決し、DI成形後
の再成形を行うことなく、また従来の缶底ポンチの寸法
形状を変更することなく1缶底成形時に脚部からドーム
部へかけての形状を変えることができて、耐圧強度の高
いDI缶を製造する方法を提供することを目的とするも
のである。 (課題を解決するための手段) DIポンチの脚部形状が同じでも、立ち上がり角度が倍
の中心軸方向に対して、0°に近い角度に成形できれば
、脚部外面曲率半径が小さく成形でき、結果として、耐
圧強度が高くなる。したがって、缶底ポンチとDIポン
チとの隙間(C)はできる限り小さい方がよい。極端な
場合、その隙間は板厚以下でもよい。しかしながら、そ
のような場合、脚部からドーム部への立上がり部、つま
り、DIポンチと缶底ポンチ間の素材は厳しい加工を受
け、板厚減少に起因して張出し加工により破断する恐れ
がある。また、仮に破断することがなくても、板厚減少
により剛性の低下を招く。これにより、耐圧強度が低下
する恐れがある。 そこで、本発明者は、加工条件が厳しくなく、しかも脚
部からドーム部への立上がり角度を倍の軸方向に対して
0°に近くできる缶底ポンチの構成について種々研究を
重ねた。 その結果、形状としては従来と同じものでありながら、
缶底ポンチの缶底ドーム成形部のみ、つまり先端部のみ
をヤング率の低いポリマー材料で構成したものを用いる
と、張出し加工時、素材からの圧縮力に対し、それによ
り缶底ポンチが半径方向に大きく膨張するため、立上り
角度が0°に近い形状になることを知見した。また、缶
底ポンチの引き抜き時は素材から受ける圧縮力が低下し
。 それにより元の形状に戻るので、更に加工上都合の良い
ことが判明し、ここに本発明をなしたものである。 すなわち、本発明は、DI缶底の成形工程において、缶
底ドーム成形部のみをヤング率が500kgf /■騰
2以下のポリマー材料で構成し、この缶底ポンチを用い
て、缶底を成形することを特徴とする耐圧強度の優れた
DI倍の製造方法を要旨とするものである。 以下に本発明を更に詳細に説明する。 (作用) 第1図は、缶底を成形する缶底ポンチ(4)を示したも
のであり、缶底ポンチ台座(42)にポリマー材料から
なるドーム成形部(41)が嵌め込まれている。このポ
リマー材料としては、後述の低ヤング率のものが選定さ
れる。 このような缶底ポンチ(4)を用いてDI成形すると、
まず、絞り、しごき加工を受けた素材は、第2図に示す
ようにDIポンチ(1)を包絡する形状をなす。 DIポンチ(1)の進行と共に素材は缶底ダイス(3)
と接触し、更に一定の力でDIポンチ(1)と缶底ダイ
ス(3)間で押えられる。これかしわ押えの役割を果た
し、次に缶底ポンチ(4)が動作し、第3図に示すよう
に缶底中央部を張り出し始める。 張り出し過程と共に、缶底ポンチ(4)は球面の法線上
の中心方向に面圧を受け、その圧力は徐々にに大きくな
る。 第4図に示すように最終ドーム形状にまで達した時、缶
底ポンチ(4)は球面全体に面圧を受け、缶底ポンチ(
4)は中心軸方向には圧縮されていると同時に、ポアソ
ン比に対応する割合だけ、第5図に示すように半径方向
に△rだけ膨張することになる。缶底ポンチ(4)とD
I倍の隙間(C)が板厚以上であるとすると1缶底ポン
チ(4)は半径方向に素材を張り呂すことになる。これ
により、素材はDIポンチ(1)の内側に追随する形状
となり、立上り角度が06に近くになる。 この後、缶底ポンチ(4)の引き抜きが始まり、圧縮力
の低下と共に、半径方向の膨張は元に戻る。 ここで、スプリングバックにより倍の形状が戻ることが
あるが、従来の全体がダイス鋼や超硬材からなるポンチ
を用いたものに比べて、角度は小さい。 また、缶底ポンチ(4)のドーム成形部(41)を構成
するポリマー材料としてはヤング率が500kgf/a
m”以下のものである必要がある。ヤング率がこの範囲
であれば、被加工材の強度、板厚により適宜変更した材
質を使用できる。また、ポリマー材料は張出し力により
永久変形しないもの、更に耐摩耗性に優れた材料が適し
ている。またポアソン比は大きいもの程、効果が大きい
。 なお、缶底ドーム成形部とは、缶底ポンチ(4)がDI
ポンチ(1)に挿入された部分を指しており、この部分
をポリマー材料で構成するものである。 しかし、DIポンチ(1)から外の部分もポリマー材料
で構成した場合には、上述の変形(膨張)がDIポンチ
(1)の外で生じることになるので、効果がなく、適切
でないことは明らかである。 なお、DI成形の他の条件は特に制限されない。 次に本発明の実施例を示す。 (実施例) 第1図に示す缶底ポンチを用いて、A3004−H2O
材(耐力29 kgf / am”、板厚0.30鵬園
)をDI成形すると同時に缶底成形を行った。 その際、DIポンチとしては内径50.3+s■φのも
のを使用した。また、缶底ポンチとしては、外径49.
4mmφ、その球頭の半径Rが50mo+のものである
が、材質に関しては、全体がダイス鋼(SKDII)か
らなる缶底ポンチと、先端から軸方向に9mmだけポリ
ウレタンで構成した缶底ポンチと、同様にシリコンゴム
で構成した缶底ポンチの3種類を用いた。 成形後、缶底の形状を測定し、また内圧を加えてドーム
が反転する時の内圧(耐圧強度)を測定した。その結果
を第1表に示す。 第1表より明らかなように、本発明例はいずれも、脚部
からドーム部にかけての立上り角度(θ)が缶軸方向に
0°に近くなり、ドーム反転時の内圧、すなわち、耐圧
強度が向上している。 一方、従来例の場合には、立上り角度(θ)が大きく、
耐圧強度が低い。
、特に炭酸飲料等の内圧のかかる缶体の底部の製造方法
に関するものである。 (従来の技術) DI倍の製造法は、絞り加工(Drawing)としご
き加工(I ioning)によって側壁を薄く引き伸
ばす加工法であるが、炭酸飲料用及びビール用等の飲料
缶においては、更に、底部中央を球形ドーム状に成形す
ることにより、内圧が作用してもドーム機11の力の抵
抗メカニズムにより底部中央の膨出を防いでいる。 この底部は、球頭形状を有すると共にヤング率が200
00kgf/i+m”程度以上のダイス鋼或いは超硬材
からなる缶底ポンチを用いて、DIポンチと缶底ダイス
で缶底脚部にてしわ押えを行いつつ、張り出し成形によ
り成形される。 (発明が解決しようとする課題) しかしながら、従来の缶底ポンチでは、DIポンチ内へ
挿入される缶底ポンチとDIポンチとの隙間(C)は、
素材をしごかないように、第6図に示すように、板厚よ
り大きな隙間にしている。このような缶底ポンチ及びD
Iポンチで成形された缶底は、脚部からドーム部へかけ
ての角度(θ)は倍の中心軸方向に対して10°以上と
なり、これにより、脚部、特に中心側の曲率半径(Ri
)は大きくなっている。 一方1缶底の耐圧強度は、素材強度や板厚が一定である
ならば、脚部先端の外面曲率半径により大きく影響し、
外面曲率半径が小さい方が耐圧強度が高いことが知られ
ており、特公平1−50493号においても、DI成形
後、ロール成形(再成形)により外面曲率半径を小さく
する提案がなされている。しかしながら、DI成形後、
再成形を行うことは、そのための設備が必要であり、し
かも再成形により不良缶発生率も高くなるという問題が
ある。 本発明は、上記従来技術の問題点を解決し、DI成形後
の再成形を行うことなく、また従来の缶底ポンチの寸法
形状を変更することなく1缶底成形時に脚部からドーム
部へかけての形状を変えることができて、耐圧強度の高
いDI缶を製造する方法を提供することを目的とするも
のである。 (課題を解決するための手段) DIポンチの脚部形状が同じでも、立ち上がり角度が倍
の中心軸方向に対して、0°に近い角度に成形できれば
、脚部外面曲率半径が小さく成形でき、結果として、耐
圧強度が高くなる。したがって、缶底ポンチとDIポン
チとの隙間(C)はできる限り小さい方がよい。極端な
場合、その隙間は板厚以下でもよい。しかしながら、そ
のような場合、脚部からドーム部への立上がり部、つま
り、DIポンチと缶底ポンチ間の素材は厳しい加工を受
け、板厚減少に起因して張出し加工により破断する恐れ
がある。また、仮に破断することがなくても、板厚減少
により剛性の低下を招く。これにより、耐圧強度が低下
する恐れがある。 そこで、本発明者は、加工条件が厳しくなく、しかも脚
部からドーム部への立上がり角度を倍の軸方向に対して
0°に近くできる缶底ポンチの構成について種々研究を
重ねた。 その結果、形状としては従来と同じものでありながら、
缶底ポンチの缶底ドーム成形部のみ、つまり先端部のみ
をヤング率の低いポリマー材料で構成したものを用いる
と、張出し加工時、素材からの圧縮力に対し、それによ
り缶底ポンチが半径方向に大きく膨張するため、立上り
角度が0°に近い形状になることを知見した。また、缶
底ポンチの引き抜き時は素材から受ける圧縮力が低下し
。 それにより元の形状に戻るので、更に加工上都合の良い
ことが判明し、ここに本発明をなしたものである。 すなわち、本発明は、DI缶底の成形工程において、缶
底ドーム成形部のみをヤング率が500kgf /■騰
2以下のポリマー材料で構成し、この缶底ポンチを用い
て、缶底を成形することを特徴とする耐圧強度の優れた
DI倍の製造方法を要旨とするものである。 以下に本発明を更に詳細に説明する。 (作用) 第1図は、缶底を成形する缶底ポンチ(4)を示したも
のであり、缶底ポンチ台座(42)にポリマー材料から
なるドーム成形部(41)が嵌め込まれている。このポ
リマー材料としては、後述の低ヤング率のものが選定さ
れる。 このような缶底ポンチ(4)を用いてDI成形すると、
まず、絞り、しごき加工を受けた素材は、第2図に示す
ようにDIポンチ(1)を包絡する形状をなす。 DIポンチ(1)の進行と共に素材は缶底ダイス(3)
と接触し、更に一定の力でDIポンチ(1)と缶底ダイ
ス(3)間で押えられる。これかしわ押えの役割を果た
し、次に缶底ポンチ(4)が動作し、第3図に示すよう
に缶底中央部を張り出し始める。 張り出し過程と共に、缶底ポンチ(4)は球面の法線上
の中心方向に面圧を受け、その圧力は徐々にに大きくな
る。 第4図に示すように最終ドーム形状にまで達した時、缶
底ポンチ(4)は球面全体に面圧を受け、缶底ポンチ(
4)は中心軸方向には圧縮されていると同時に、ポアソ
ン比に対応する割合だけ、第5図に示すように半径方向
に△rだけ膨張することになる。缶底ポンチ(4)とD
I倍の隙間(C)が板厚以上であるとすると1缶底ポン
チ(4)は半径方向に素材を張り呂すことになる。これ
により、素材はDIポンチ(1)の内側に追随する形状
となり、立上り角度が06に近くになる。 この後、缶底ポンチ(4)の引き抜きが始まり、圧縮力
の低下と共に、半径方向の膨張は元に戻る。 ここで、スプリングバックにより倍の形状が戻ることが
あるが、従来の全体がダイス鋼や超硬材からなるポンチ
を用いたものに比べて、角度は小さい。 また、缶底ポンチ(4)のドーム成形部(41)を構成
するポリマー材料としてはヤング率が500kgf/a
m”以下のものである必要がある。ヤング率がこの範囲
であれば、被加工材の強度、板厚により適宜変更した材
質を使用できる。また、ポリマー材料は張出し力により
永久変形しないもの、更に耐摩耗性に優れた材料が適し
ている。またポアソン比は大きいもの程、効果が大きい
。 なお、缶底ドーム成形部とは、缶底ポンチ(4)がDI
ポンチ(1)に挿入された部分を指しており、この部分
をポリマー材料で構成するものである。 しかし、DIポンチ(1)から外の部分もポリマー材料
で構成した場合には、上述の変形(膨張)がDIポンチ
(1)の外で生じることになるので、効果がなく、適切
でないことは明らかである。 なお、DI成形の他の条件は特に制限されない。 次に本発明の実施例を示す。 (実施例) 第1図に示す缶底ポンチを用いて、A3004−H2O
材(耐力29 kgf / am”、板厚0.30鵬園
)をDI成形すると同時に缶底成形を行った。 その際、DIポンチとしては内径50.3+s■φのも
のを使用した。また、缶底ポンチとしては、外径49.
4mmφ、その球頭の半径Rが50mo+のものである
が、材質に関しては、全体がダイス鋼(SKDII)か
らなる缶底ポンチと、先端から軸方向に9mmだけポリ
ウレタンで構成した缶底ポンチと、同様にシリコンゴム
で構成した缶底ポンチの3種類を用いた。 成形後、缶底の形状を測定し、また内圧を加えてドーム
が反転する時の内圧(耐圧強度)を測定した。その結果
を第1表に示す。 第1表より明らかなように、本発明例はいずれも、脚部
からドーム部にかけての立上り角度(θ)が缶軸方向に
0°に近くなり、ドーム反転時の内圧、すなわち、耐圧
強度が向上している。 一方、従来例の場合には、立上り角度(θ)が大きく、
耐圧強度が低い。
(発明の効果)
以上詳述したように、本発明によれば、再成形すること
なく、単に缶底ポンチのドーム成形部の材質を変えるだ
けで、耐圧強度の高い缶体を得ることができる。したが
って、より耐圧強度が高いことを必要とする飲料缶体の
製造が可能となり、DI倍の利用分野が拡がる効果は大
きい。また、逆に耐圧強度の最低値が定められると、よ
り薄肉の元板厚でその強度が確保できることになり、コ
ストダウンを図ることも可能である。
なく、単に缶底ポンチのドーム成形部の材質を変えるだ
けで、耐圧強度の高い缶体を得ることができる。したが
って、より耐圧強度が高いことを必要とする飲料缶体の
製造が可能となり、DI倍の利用分野が拡がる効果は大
きい。また、逆に耐圧強度の最低値が定められると、よ
り薄肉の元板厚でその強度が確保できることになり、コ
ストダウンを図ることも可能である。
第1図は本発明で用いる缶底ポンチの例を示す説明断面
図で、ドーム成形部の先端のみがポリマー材料で構成さ
れており、 第2図〜第5図はこの缶底ポンチを用いて成形する過程
を説明する図で、第5図は第4図のA部の拡大図であり
、 第6図は全体がダイス鋼で構成された従来の缶底ポンチ
を用いて缶底成形した場合の脚部を示す拡大図である。 1・・・DIポンチ、2・・・DIポンチ固定ボルト、
3・・・缶底ダイス、4・・・缶底ポンチ、4□・・・
缶底ポンチのドーム成形部、4□・・・缶底ポンチの台
座、5・・・素材(又は金属缶)、21・・・缶底脚部
、22・・・ドーム部、23・・・立上り部。 特許出願人 株式会社神戸製鋼所 代理人弁理士 中 村 尚 第 図 第 図 ] ン
図で、ドーム成形部の先端のみがポリマー材料で構成さ
れており、 第2図〜第5図はこの缶底ポンチを用いて成形する過程
を説明する図で、第5図は第4図のA部の拡大図であり
、 第6図は全体がダイス鋼で構成された従来の缶底ポンチ
を用いて缶底成形した場合の脚部を示す拡大図である。 1・・・DIポンチ、2・・・DIポンチ固定ボルト、
3・・・缶底ダイス、4・・・缶底ポンチ、4□・・・
缶底ポンチのドーム成形部、4□・・・缶底ポンチの台
座、5・・・素材(又は金属缶)、21・・・缶底脚部
、22・・・ドーム部、23・・・立上り部。 特許出願人 株式会社神戸製鋼所 代理人弁理士 中 村 尚 第 図 第 図 ] ン
Claims (1)
- DI缶底の成形工程において、缶底ドーム成形部のみを
ヤング率が500kgf/mm^2以下のポリマー材料
で構成した缶底ポンチを用いて、缶底を成形することを
特徴とする耐圧強度の優れたDI倍の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20439290A JPH0489147A (ja) | 1990-08-01 | 1990-08-01 | 耐圧強度の優れたdi缶の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20439290A JPH0489147A (ja) | 1990-08-01 | 1990-08-01 | 耐圧強度の優れたdi缶の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0489147A true JPH0489147A (ja) | 1992-03-23 |
Family
ID=16489784
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20439290A Pending JPH0489147A (ja) | 1990-08-01 | 1990-08-01 | 耐圧強度の優れたdi缶の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0489147A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010032164A (ja) * | 2008-07-30 | 2010-02-12 | T Rad Co Ltd | 熱交換器の樹脂製タンク |
CN114728323A (zh) * | 2019-11-20 | 2022-07-08 | 杰富意钢铁株式会社 | 冲压成形模具 |
-
1990
- 1990-08-01 JP JP20439290A patent/JPH0489147A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010032164A (ja) * | 2008-07-30 | 2010-02-12 | T Rad Co Ltd | 熱交換器の樹脂製タンク |
CN114728323A (zh) * | 2019-11-20 | 2022-07-08 | 杰富意钢铁株式会社 | 冲压成形模具 |
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