JPH0488799A - スピーカ用振動板 - Google Patents
スピーカ用振動板Info
- Publication number
- JPH0488799A JPH0488799A JP20462490A JP20462490A JPH0488799A JP H0488799 A JPH0488799 A JP H0488799A JP 20462490 A JP20462490 A JP 20462490A JP 20462490 A JP20462490 A JP 20462490A JP H0488799 A JPH0488799 A JP H0488799A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fiber
- thermoplastic resin
- diaphragm
- plain weave
- weave fabric
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000000835 fiber Substances 0.000 claims abstract description 32
- 229920005992 thermoplastic resin Polymers 0.000 claims abstract description 29
- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 15
- 229920000049 Carbon (fiber) Polymers 0.000 claims abstract description 14
- 239000004917 carbon fiber Substances 0.000 claims abstract description 14
- 239000002131 composite material Substances 0.000 claims abstract description 14
- VNWKTOKETHGBQD-UHFFFAOYSA-N methane Chemical compound C VNWKTOKETHGBQD-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 12
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims abstract description 12
- 210000004177 elastic tissue Anatomy 0.000 claims abstract description 8
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims abstract 2
- 230000008018 melting Effects 0.000 claims abstract 2
- 238000002844 melting Methods 0.000 claims abstract 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 abstract description 9
- 239000011347 resin Substances 0.000 abstract description 9
- 239000004696 Poly ether ether ketone Substances 0.000 abstract description 6
- 229920002530 polyetherether ketone Polymers 0.000 abstract description 6
- JUPQTSLXMOCDHR-UHFFFAOYSA-N benzene-1,4-diol;bis(4-fluorophenyl)methanone Chemical compound OC1=CC=C(O)C=C1.C1=CC(F)=CC=C1C(=O)C1=CC=C(F)C=C1 JUPQTSLXMOCDHR-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 4
- 238000009827 uniform distribution Methods 0.000 abstract description 2
- 239000004744 fabric Substances 0.000 abstract 4
- 239000002759 woven fabric Substances 0.000 description 17
- -1 pulp Substances 0.000 description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 5
- 239000004734 Polyphenylene sulfide Substances 0.000 description 4
- 229920000069 polyphenylene sulfide Polymers 0.000 description 4
- 239000004697 Polyetherimide Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 3
- 229920001601 polyetherimide Polymers 0.000 description 3
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 3
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 description 2
- 239000000805 composite resin Substances 0.000 description 2
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 2
- 238000009826 distribution Methods 0.000 description 2
- 229920006351 engineering plastic Polymers 0.000 description 2
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 description 2
- 229920001155 polypropylene Polymers 0.000 description 2
- 229920001187 thermosetting polymer Polymers 0.000 description 2
- 239000004677 Nylon Substances 0.000 description 1
- 229930040373 Paraformaldehyde Natural products 0.000 description 1
- 239000004952 Polyamide Substances 0.000 description 1
- 239000004962 Polyamide-imide Substances 0.000 description 1
- 239000004695 Polyether sulfone Substances 0.000 description 1
- 239000004698 Polyethylene Substances 0.000 description 1
- 239000004642 Polyimide Substances 0.000 description 1
- 239000004699 Ultra-high molecular weight polyethylene Substances 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 1
- 239000003822 epoxy resin Substances 0.000 description 1
- 239000003365 glass fiber Substances 0.000 description 1
- 238000010030 laminating Methods 0.000 description 1
- 238000003475 lamination Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000000155 melt Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 239000012778 molding material Substances 0.000 description 1
- 229920001778 nylon Polymers 0.000 description 1
- 229920003023 plastic Polymers 0.000 description 1
- 239000004033 plastic Substances 0.000 description 1
- 229920003229 poly(methyl methacrylate) Polymers 0.000 description 1
- 229920002492 poly(sulfone) Polymers 0.000 description 1
- 229920002647 polyamide Polymers 0.000 description 1
- 229920002312 polyamide-imide Polymers 0.000 description 1
- 229920001707 polybutylene terephthalate Polymers 0.000 description 1
- 239000004417 polycarbonate Substances 0.000 description 1
- 229920000515 polycarbonate Polymers 0.000 description 1
- 229920000647 polyepoxide Polymers 0.000 description 1
- 229920006393 polyether sulfone Polymers 0.000 description 1
- 229920000573 polyethylene Polymers 0.000 description 1
- 239000005020 polyethylene terephthalate Substances 0.000 description 1
- 229920000139 polyethylene terephthalate Polymers 0.000 description 1
- 229920001721 polyimide Polymers 0.000 description 1
- 239000004926 polymethyl methacrylate Substances 0.000 description 1
- 229920006324 polyoxymethylene Polymers 0.000 description 1
- 229920002689 polyvinyl acetate Polymers 0.000 description 1
- 239000011118 polyvinyl acetate Substances 0.000 description 1
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 1
- 229920000785 ultra high molecular weight polyethylene Polymers 0.000 description 1
- 238000009941 weaving Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Diaphragms For Electromechanical Transducers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、スピーカ用振動板、特にダイナミック型スピ
ーカの振動板に関するものである。
ーカの振動板に関するものである。
[従来の技術]
スピーカの振動板は、周知の様に、中心部または周辺部
のごとく振動板の局限された一部分が、ボイスコイルに
よって駆動されて音波を放射するが、振動板を構成する
素材が完全な剛体でないため、極低周波帯域を除きピス
トン運動を行うことは困難で、通常は高次の分割振動モ
ードとなって周波数特性が劣化するので、ピストン運動
帯域を可能な限り高周波帯域まで拡げ、且つ生じた分割
振動を抑制するために振動板を構成する材料として、出
来るだけ剛性が大きく且つ振動エネルギー吸収能力が比
較的大きいことを要求される。
のごとく振動板の局限された一部分が、ボイスコイルに
よって駆動されて音波を放射するが、振動板を構成する
素材が完全な剛体でないため、極低周波帯域を除きピス
トン運動を行うことは困難で、通常は高次の分割振動モ
ードとなって周波数特性が劣化するので、ピストン運動
帯域を可能な限り高周波帯域まで拡げ、且つ生じた分割
振動を抑制するために振動板を構成する材料として、出
来るだけ剛性が大きく且つ振動エネルギー吸収能力が比
較的大きいことを要求される。
従来における振動板の代表的な構造は、例えば(1)パ
ルプ、金属、樹脂等単一の素材を成型したもの、(2)
炭素繊維織布等に熱硬化性樹脂を含浸させて加熱成型し
たもの、(3)炭素繊維織布等と熱可塑性樹脂シートを
積層し、加熱成型したもの等が実用化されている。
ルプ、金属、樹脂等単一の素材を成型したもの、(2)
炭素繊維織布等に熱硬化性樹脂を含浸させて加熱成型し
たもの、(3)炭素繊維織布等と熱可塑性樹脂シートを
積層し、加熱成型したもの等が実用化されている。
[解決しようとする課題]
この様な構造を有する従来の振動板において、上記(1
)に属するスピーカ用振動板は素材の性質によって剛性
と吸振力とを両立させることは困難であり、(2)に属
するスピーカ用振動板は、結合材が熱硬化樹脂であるた
め耐衝撃性、耐水性、長期安定性が低い。更に生産時の
成型サイクルが長く且つ成型材料をプリプレグの状態と
したものは保存性が良くない。そして、(3)に属する
振動板は例えば熱可塑性樹脂にポリプロピレン樹脂を使
用した場合には、成型時のドレープが悪いため、高圧プ
レスを要するという解決すべき課題があった。
)に属するスピーカ用振動板は素材の性質によって剛性
と吸振力とを両立させることは困難であり、(2)に属
するスピーカ用振動板は、結合材が熱硬化樹脂であるた
め耐衝撃性、耐水性、長期安定性が低い。更に生産時の
成型サイクルが長く且つ成型材料をプリプレグの状態と
したものは保存性が良くない。そして、(3)に属する
振動板は例えば熱可塑性樹脂にポリプロピレン樹脂を使
用した場合には、成型時のドレープが悪いため、高圧プ
レスを要するという解決すべき課題があった。
そこで本発明は、上記従来例の有する課題を解決して、
高い剛性と、特に広い範囲で内部損失(tanδ)の高
いスピーカ用振動板を提供することを目的とする。
高い剛性と、特に広い範囲で内部損失(tanδ)の高
いスピーカ用振動板を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段]
上記目的を達成するための本発明に係るスピーカ用振動
板は、無機質高弾性繊維と熱可塑性樹脂繊維からなる基
材を加熱し、熱可塑性樹脂繊維部を溶融し、複合化して
成型したことを特徴とするスピーカ用振動板であり、前
記無機質高弾性繊維が炭素繊維であることを特徴とする
スピーカ用振動板である。
板は、無機質高弾性繊維と熱可塑性樹脂繊維からなる基
材を加熱し、熱可塑性樹脂繊維部を溶融し、複合化して
成型したことを特徴とするスピーカ用振動板であり、前
記無機質高弾性繊維が炭素繊維であることを特徴とする
スピーカ用振動板である。
[作 用コ
そして、この様な構成のスピーカ用振動板では、構成材
料が繊維状であり、さらに常温で内部損失が大きく且つ
低密度の熱可塑性樹脂を使用することによって、複合材
の見掛上の密度を低くすることができるので、(ヤング
率E/密度ρ)と内部損失tanδの値とを共に大きく
することができる。
料が繊維状であり、さらに常温で内部損失が大きく且つ
低密度の熱可塑性樹脂を使用することによって、複合材
の見掛上の密度を低くすることができるので、(ヤング
率E/密度ρ)と内部損失tanδの値とを共に大きく
することができる。
従来、無機質高弾性繊維と熱可塑性樹脂との複合化は、
無機質高弾性繊維織布シートの両側から熱可塑性樹脂シ
ートを熱圧着して複合シートを作成し、この複合シート
を所定形状にプレス成型する方式によっていたが、この
複合シートの状態では熱可塑性樹脂シート自体の伸びが
悪く、且つプレス時の熱の伝達が悪いため、プレス圧力
を高める必要があり、更に成型後の熱可塑性樹脂の分布
が不均一なものしかa来なかったのに対し、本発明の構
成では、従来はどプレス圧力を高めること無く、しかも
熱可塑性樹脂の分布が均一なものが出来る。
無機質高弾性繊維織布シートの両側から熱可塑性樹脂シ
ートを熱圧着して複合シートを作成し、この複合シート
を所定形状にプレス成型する方式によっていたが、この
複合シートの状態では熱可塑性樹脂シート自体の伸びが
悪く、且つプレス時の熱の伝達が悪いため、プレス圧力
を高める必要があり、更に成型後の熱可塑性樹脂の分布
が不均一なものしかa来なかったのに対し、本発明の構
成では、従来はどプレス圧力を高めること無く、しかも
熱可塑性樹脂の分布が均一なものが出来る。
また、熱可塑性樹脂を使用しているので耐衝撃性、耐水
制、長期安定性並びに保存性に優れている。
制、長期安定性並びに保存性に優れている。
その上、従来の熱可塑性樹脂複合材と比較してドレープ
性、濡れ性にすぐれているのでボイドがなく品質が安定
する。
性、濡れ性にすぐれているのでボイドがなく品質が安定
する。
[実施例]
第1実施例として、無機質高弾性繊維に炭素繊維の平織
物、熱可塑性樹脂繊維にPEEK (ポリエーテルエー
テルケトン樹脂)の平織物を用い、炭素繊維の平織物の
両面にPEEK繊維の平織物を重ねて3層とし、コーン
形状の金型で約12分間成型して、本発明のコーン型振
動板を得た。この諸特性値を表に示す。比較のため従来
例として、炭素繊維にエポキシ樹脂を含浸し加熱成型し
たものの諸特性値を同時に表に示した。
物、熱可塑性樹脂繊維にPEEK (ポリエーテルエー
テルケトン樹脂)の平織物を用い、炭素繊維の平織物の
両面にPEEK繊維の平織物を重ねて3層とし、コーン
形状の金型で約12分間成型して、本発明のコーン型振
動板を得た。この諸特性値を表に示す。比較のため従来
例として、炭素繊維にエポキシ樹脂を含浸し加熱成型し
たものの諸特性値を同時に表に示した。
この第1実施例の複合材の成型条件は、プレス直後から
プレス圧10kg/cfflで徐々に昇温し、320℃
で約1分間保持しながら、プレス圧をO〜30kg/c
iの間で上下させ、繊維中の空気を脱気する。次にプレ
ス圧を30kg/cnfとして徐々に昇温し、380℃
に達した時点で約2分間保持し、その後120℃まで約
4分間で冷却する。この成型条件は、マ) IJクス樹
脂の結晶成長に影響を及ぼし、成型品の弾性率、剛性、
形状精度に大きく影響する。
プレス圧10kg/cfflで徐々に昇温し、320℃
で約1分間保持しながら、プレス圧をO〜30kg/c
iの間で上下させ、繊維中の空気を脱気する。次にプレ
ス圧を30kg/cnfとして徐々に昇温し、380℃
に達した時点で約2分間保持し、その後120℃まで約
4分間で冷却する。この成型条件は、マ) IJクス樹
脂の結晶成長に影響を及ぼし、成型品の弾性率、剛性、
形状精度に大きく影響する。
第2実施例として、無機質高弾性繊維に炭素繊維の平織
物、熱可塑性樹脂繊維にPEI(ポリエーテルイミド樹
脂)の平織物を用い、炭素繊維の平織物の両面にPEI
繊維の平織物を重ねて3層とし、コーン形状の金型で約
10分間成型して、本発明のコーン型振動板を得た。こ
の諸特性値を表に示す。
物、熱可塑性樹脂繊維にPEI(ポリエーテルイミド樹
脂)の平織物を用い、炭素繊維の平織物の両面にPEI
繊維の平織物を重ねて3層とし、コーン形状の金型で約
10分間成型して、本発明のコーン型振動板を得た。こ
の諸特性値を表に示す。
この複合材の成型条件は、プレス直後からプレス圧10
kg/c&で徐々に昇温し、270℃で約1分間保持し
ながら、プレス圧をθ〜30kg/cJO間で上下させ
、繊維中の空気を脱気する。次にプレス圧を30kg/
alfとして徐々に昇温し、345℃に達した時点で約
2分間保持し、その後150℃まで約2分間で冷却する
。
kg/c&で徐々に昇温し、270℃で約1分間保持し
ながら、プレス圧をθ〜30kg/cJO間で上下させ
、繊維中の空気を脱気する。次にプレス圧を30kg/
alfとして徐々に昇温し、345℃に達した時点で約
2分間保持し、その後150℃まで約2分間で冷却する
。
第3実施例として、無機質高弾性繊維に炭素繊維の平織
物、熱可塑性樹脂繊維にPPS (ポリフェニレンサル
ファイド)の平織物を用い、炭素繊維の平織物の両面に
PPS繊維の平織物を重ねて3層とし、コーン形状の金
型で約11分間成型して、本発明のコーン型振動板を得
た。この緒特性値を表に示す。
物、熱可塑性樹脂繊維にPPS (ポリフェニレンサル
ファイド)の平織物を用い、炭素繊維の平織物の両面に
PPS繊維の平織物を重ねて3層とし、コーン形状の金
型で約11分間成型して、本発明のコーン型振動板を得
た。この緒特性値を表に示す。
この複合材の成型条件は、プレス直後からプレス圧10
kg/carで徐々に昇温し、270℃で約1分間保持
しながら、プレス圧をO〜30kg/c!fの間で上下
させ、繊維中の空気を脱気する。次にプレス圧を30k
g/cnfとして徐々に昇温し、310℃に達した時点
で約2分間保持し、その後80℃まで約3分間で冷却す
る。
kg/carで徐々に昇温し、270℃で約1分間保持
しながら、プレス圧をO〜30kg/c!fの間で上下
させ、繊維中の空気を脱気する。次にプレス圧を30k
g/cnfとして徐々に昇温し、310℃に達した時点
で約2分間保持し、その後80℃まで約3分間で冷却す
る。
表
本発明の複合物を得る手段として、上記実施例以外に、
無機質高弾性繊維と熱可塑性樹脂と混繊した長繊維条(
コミングルドヤーン、ComingledYarn)か
らなる織布(交差縁、3軸織、円盤縁等)を、−層また
は積層して成型する方法や、無機質高弾性繊維の表面を
熱可塑性樹脂でラッピングした(ブライドマトリクス、
Plied Matrix)織布を一層または積層して
成型する方法、無機質高弾性繊維と熱可塑性樹脂繊維を
引き揃えるかまたは交互に製織(コーベン、Cowu!
n ) した織布を、層または積層して成型する方法等
が考えられる。
無機質高弾性繊維と熱可塑性樹脂と混繊した長繊維条(
コミングルドヤーン、ComingledYarn)か
らなる織布(交差縁、3軸織、円盤縁等)を、−層また
は積層して成型する方法や、無機質高弾性繊維の表面を
熱可塑性樹脂でラッピングした(ブライドマトリクス、
Plied Matrix)織布を一層または積層して
成型する方法、無機質高弾性繊維と熱可塑性樹脂繊維を
引き揃えるかまたは交互に製織(コーベン、Cowu!
n ) した織布を、層または積層して成型する方法等
が考えられる。
本発明の複合材を構成する無機質高弾性繊維としては実
施例の炭素繊維以外に、ガラス繊維等が使用でき、また
熱可塑性樹脂としては実施例以外に、ポリエチレン、ポ
リプロピレン、ポリビニルアセテート、ポリメチルメタ
クリレート、ポリエチレンテレフタレート、ナイロン、
ポリアミド、ポリオキシメチレン、ポリカーボネート、
ポリブチレンテレフタレート、超高分子量ポリエチレン
、ポリサルホン、ポリエーテルサルホン、ポリフェニレ
ンサルファイド、ポリアミドイミド、ポリイミド等の、
汎用プラスティック、汎用エンジニアリングプラスティ
ック、汎用スーパーエンジニアリングプラスティックを
使用することができる。
施例の炭素繊維以外に、ガラス繊維等が使用でき、また
熱可塑性樹脂としては実施例以外に、ポリエチレン、ポ
リプロピレン、ポリビニルアセテート、ポリメチルメタ
クリレート、ポリエチレンテレフタレート、ナイロン、
ポリアミド、ポリオキシメチレン、ポリカーボネート、
ポリブチレンテレフタレート、超高分子量ポリエチレン
、ポリサルホン、ポリエーテルサルホン、ポリフェニレ
ンサルファイド、ポリアミドイミド、ポリイミド等の、
汎用プラスティック、汎用エンジニアリングプラスティ
ック、汎用スーパーエンジニアリングプラスティックを
使用することができる。
以上、本発明に係るスピーカ用振動板について代表的と
思われる実施例を基に詳述したが、本発明によるスピー
カ用振動板の実施態様は、素材、樹脂の材質等において
、上記実施例の構造に限定されるものではなく、前記し
たクレーム記載の構成要件を具備し、本発明にいう作用
を呈し、以下に述べる効果を有する限りにおいて、適宜
改変して実施しうるちのである。
思われる実施例を基に詳述したが、本発明によるスピー
カ用振動板の実施態様は、素材、樹脂の材質等において
、上記実施例の構造に限定されるものではなく、前記し
たクレーム記載の構成要件を具備し、本発明にいう作用
を呈し、以下に述べる効果を有する限りにおいて、適宜
改変して実施しうるちのである。
[効果]
本発明に係るスピーカ用振動板は、無機質高弾性繊維が
、熱可塑性樹脂繊維によって溶融結合し複合化されてい
るので、高剛性であると共に、見掛は上の密度を低くす
ることができるので曲げ弾性率の値と内部損失tanδ
を共に大きくすることができる。
、熱可塑性樹脂繊維によって溶融結合し複合化されてい
るので、高剛性であると共に、見掛は上の密度を低くす
ることができるので曲げ弾性率の値と内部損失tanδ
を共に大きくすることができる。
また、熱可塑性樹脂繊維を使用しているので耐衝撃性、
耐水性、長期安定性並びに保存性に優れている。
耐水性、長期安定性並びに保存性に優れている。
更に複合材を形成する材料が繊維の形状で相互に接近し
た状態で成型されるので、熱伝導が良好で生産性が良く
、成型時間を短縮することができる。そして、熱可塑性
樹脂の分布が均一となるため従来の熱可塑性樹脂複合材
と比較して、ドレープ性、濡れ性に優れているのでボイ
ドが無く品質が安定するという効果を有する。
た状態で成型されるので、熱伝導が良好で生産性が良く
、成型時間を短縮することができる。そして、熱可塑性
樹脂の分布が均一となるため従来の熱可塑性樹脂複合材
と比較して、ドレープ性、濡れ性に優れているのでボイ
ドが無く品質が安定するという効果を有する。
特許出願人 オンキョー株式会社
Claims (2)
- (1)無機質高弾性繊維と熱可塑性樹脂繊維からなる基
材を加熱し、熱可塑性樹脂繊維部を溶融し、複合化して
成型したことを特徴とするスピーカ用振動板。 - (2)前記無機質高弾性繊維が炭素繊維であることを特
徴とする特許請求の範囲第1項記載のスピーカ用振動板
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20462490A JPH0488799A (ja) | 1990-07-31 | 1990-07-31 | スピーカ用振動板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20462490A JPH0488799A (ja) | 1990-07-31 | 1990-07-31 | スピーカ用振動板 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0488799A true JPH0488799A (ja) | 1992-03-23 |
Family
ID=16493557
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20462490A Pending JPH0488799A (ja) | 1990-07-31 | 1990-07-31 | スピーカ用振動板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0488799A (ja) |
-
1990
- 1990-07-31 JP JP20462490A patent/JPH0488799A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3199559B2 (ja) | スピーカ用ダンパー及びその製造方法 | |
CN100576949C (zh) | 扬声器振动膜片及其制造方法 | |
WO2004098236A1 (ja) | スピーカー振動板 | |
JP4447818B2 (ja) | スピーカー用振動板 | |
JPH0488799A (ja) | スピーカ用振動板 | |
JP3137241B2 (ja) | スピーカー振動板 | |
JPH06141394A (ja) | 電気音響変換方法および装置 | |
JP2961201B2 (ja) | スピーカ用ダストキャップ | |
JPH0442699A (ja) | スピーカ用振動板 | |
JPH1175289A (ja) | スピーカー振動板及びその製造方法 | |
JP3963269B2 (ja) | スピーカー振動板 | |
JPS62109497A (ja) | スピ−カ用振動板 | |
JPS63187900A (ja) | スピ−カ用振動板 | |
JPH0490297A (ja) | スピーカ用振動板 | |
JPH03289297A (ja) | スピーカ用振動板 | |
JPS62131696A (ja) | スピ−カ用振動板とその製造方法 | |
JPH0453395A (ja) | スピーカ用キャビネット | |
KR100266536B1 (ko) | 스피커용진동판및그제조방법 | |
JPH0491599A (ja) | スピーカ用ダストキャップ | |
JPH0257096A (ja) | 音響装置用振動板 | |
JPH0453394A (ja) | スピーカ用キャビネット | |
JP5234288B2 (ja) | スピーカー用振動板およびスピーカー | |
JPS58130697A (ja) | 音響振動板及びその製造方法 | |
JPH03289299A (ja) | スピーカ用ダストキャップ | |
JPS62263799A (ja) | スピ−カ用ダンパ− |