JPH0488262A - 流体圧シリンダのシリンダチューブ - Google Patents

流体圧シリンダのシリンダチューブ

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Publication number
JPH0488262A
JPH0488262A JP20362890A JP20362890A JPH0488262A JP H0488262 A JPH0488262 A JP H0488262A JP 20362890 A JP20362890 A JP 20362890A JP 20362890 A JP20362890 A JP 20362890A JP H0488262 A JPH0488262 A JP H0488262A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylinder
reinforcing member
outer periphery
tube body
welded
Prior art date
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Pending
Application number
JP20362890A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuto Kataoka
保人 片岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kobe Steel Ltd filed Critical Kobe Steel Ltd
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Publication of JPH0488262A publication Critical patent/JPH0488262A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F15FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
    • F15BSYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F15B2215/00Fluid-actuated devices for displacing a member from one position to another
    • F15B2215/30Constructional details thereof
    • F15B2215/305Constructional details thereof characterised by the use of special materials

Landscapes

  • Actuator (AREA)
  • Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は補強構造を付加した流体圧シリンダ(油圧シリ
ンダ、エアシリンダ等)のシリンダチューブに関するも
のである。
〔従来の技術〕
従来、流体圧シリンダのシリンダチューブは、一般的に
は第4図に示すように、円筒状のシリンダ部1と、この
シリンダ部1の一端開口部に取付けられたヘッドカバー
2とによって構成される。
ヘッドカバー2は、内面側にシリンダ部1の内径とばぼ
同径寸法の円形凸部2aを有し、この円形凸部2aがシ
リンダ部1の一端開口部に嵌め込まれた状態で、第5図
に示すようにこの嵌合部の外周で両者が全周に亘って溶
接、一体化される。
第4,5図中、Wはこの溶接による結合部分(以下、溶
接部という)を示す。
従って、この一体化状態で、ヘッドカバー2の円形凸部
2aとシリンダ部1とが接する非溶接部分Sが亀裂とし
て残される。
〔発明が解決しようとする課題〕
シリン、ダチューブには、シ、リング使用時に繰返し内
圧が作用する。そして、上記のような溶接部Wを有する
シリンダチューブにあっては、この繰返し内圧に対する
溶接部Wの疲労寿命が問題となる。
この場合、従来のシリンダチューブによると、繰返し内
圧による脹らみ変形を積極的に抑える手段をもたないた
め、溶接部Wに大応力が作用する。
しかも、亀裂Sを有することにより、この溶接部Wへの
応力集中が益々顕著となり、これによって溶接部Wの疲
労寿命が短くなるという問題があった。
そこで本発明は、このような内圧による溶接部の変形を
抑えて、溶接部の疲労寿命を向上させることができる油
圧シリンダのシリンダチューブを提供するものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、円筒状のシリンダ部の一端開口部にヘッドカ
バーが嵌合され、この嵌合部の外周でこれらシリンダ部
とヘッドカバーとが溶接により一体化される流体圧シリ
ンダのシリンダチューブにおいて、上記シリンダ部とヘ
ッドカバーとによって構成されるチューブ本体の外周に
、リング状の補強部材が、チューブ本体を外周から拘束
して上記溶接部の変形を抑制しうる状態で設けられてな
るものである。
〔作用〕
この構成によると、補強部材によって溶接部の脹らみ変
形が抑えられるため、この変形量が小さくなる分、溶接
部に作用する応力が小さくなる。
従って、このような補強手段をもたない従来のシリンダ
チューブと比較して、溶接部の疲労寿命が向上すること
となる。
〔実施例〕
第1図に本発明の第1実施例、第2図に同第2実施例、
第3図に同第3実施例をそれぞれ示している。
これら各実施例においては、シリンダ部1と、このシリ
ンダ部1に嵌合・溶接されたヘッドカバー2とによって
構成されたチューブ本体Aの外周に、リング状の補強部
材3を取付けてシリンダチューブを構成している。
補強部材3は、高剛性材料である炭素繊維強化プラスチ
ック(以下、CFRPという)にて形成し、チューブ本
体Aの外周に鉢巻状に取付けている。この補強部材3の
取付手段としては、たとえば、炭素繊維の束に樹脂を含
浸させた状態でチューブ本体Aに巻付けた後、樹脂を固
化させて巻付は状態に固定するフィラメント・ワインデ
ィング方式をとってもよいし、炭素繊維強化プラスチッ
クにて補強部材3を予めリング状に形成し、これをチュ
ーブ本体Aに圧入固着する手段をとってもよい。
この場合、第1実施例ではシリンダ部1における溶接部
Wの近傍位置(たとえば亀裂Sの開口端から数鱈離れた
位置)に、第2実施例ではシリンダ部1とヘッドカバー
2とに跨る溶接部Wの外周位置に、第3実施例ではシリ
ンダ部1における長さ方向中心よりヘッド側で、溶接[
Wから第1実施例の場合よりも離間した位1[(たとえ
ば亀裂Sの開口端から約51離れた位置)にそれぞれ補
強部材3を取付けている。
このように、チューブ本体Aの外周に高剛性の補強部材
3を設けることによってチューブ本体Aが外周から拘束
され、シリンダ使用時における繰返し内圧による溶接部
Wの脹らみ変形(亀裂Sの開口量)が抑制される。この
ため、溶接部Wに作用する応力が低減され、その分、溶
接部Wの疲労寿命が向上することとなる。
この補強部材3による溶接部Wの疲労寿命改善効果を検
証すると、次の通りである。
補強部材3をもたない従来のシリンダチューブ(第4.
5図)について、5350にて作製した解析モデルを用
い、200〜/dの内圧を加えた場合、有限要素法によ
る解析によると、第6図に示すように変形する。
この場合、亀裂Sの先端における応力拡大係数(亀裂先
端に分布する応力の強さの程度を表すパラメータ)は1
6.8kg/■3/2となる。そして、この条件下では
、繰返し内圧が加えられたときの溶接部Wの疲労寿命は
、835Cで作製した亀裂付き試片を用いての本発明者
の疲労試験によると、約5X106回であった。
これに対し、上記従来品と同じ835Cにより作製した
第1実施例構成の解析モデルについて、従来品と同じ2
00 bg/cdの内圧が繰返し作用する場合、チュー
ブ本体Aは第7図のように変形する。ここで、補強部材
3は幅30■、厚さ3mとした。
第6図の場合と比較すると、溶接部Wまわりの変形が小
さくなり、このときの亀裂先端の応力拡大係数は、14
.2kg/■3/2となる。
そして、この場合の溶接部Wの疲労寿命は約107回と
なり、従来品と比較して約2倍まで向上した。
また、補強部材3の厚さを511Illに増やすと、亀
裂先端の応力拡大係数は13Av/■3/2となり、こ
のときの溶接部Wの疲労寿命は、約1.7X107とな
った。すなわち、補強部材3の厚みを増すことにより、
溶接部疲労寿命がさらに向上することとなる。
一方、第2および第3実施例の場合を検証すると、補強
部材3を幅30■、厚さ5■とした場合、200hg/
L−dの内圧の繰返し作用時に溶接部亀裂先端における
応力拡大係数はいずれも約15.411III3/2と
なり、溶接部Wの疲労寿命は約7×106回(従来品の
約1.4倍)にとどまる。
すなわち、第2実施例の場合には、溶接@Wにおけるシ
リンダ部1側部分だけでなく、肉厚の大きいヘッドカバ
−2側部分も補強される結果、シリンダ部1とヘッドカ
バー2両者の変形量の差が縮まらないため、また、第3
実施例構成では、補強部材3が溶接部Wから遠い位置に
あるため、それぞれ補強部材3による溶接部Wの変形量
抑制効果が第1実施例の場合よりも低くなる。
従って、補強部材3の取付位置は、シリンダ部1におけ
る長さ方向中心よりヘッド側において溶接部Wにできる
だけ近い位置が最適となる。
ところで、補強部材の材料としては、チューブ本体Aの
一般的な材料である835Cと同等以上の剛性を有する
材料を用いるのが望ましく、上記した炭素繊維強化プラ
スチツク以外にはピアノ線を用いることができる。ある
いは、シリンダ材料より剛性の低い材料を用いた場合で
も、従来のシリンダチューブと比較して溶接部の疲労寿
命改善に効果がある。
また、補強部材の幅および厚み寸法は、シリンダチュー
ブ(油圧シリンダ)の用途その他によって適宜選択しう
るところである。
〔発明の効果〕
上記のように本発明によるときは、シリンダ部とヘッド
カバーとによって構成されるチューブ本体の外周に、リ
ング状の補強部材を、チューブ本体を外周から拘束して
溶接部の変形を抑制しつる状態で設けたから、この補強
部材により溶接部の変形量が小さくなる分、溶接部に作
用する応力が小さくなる。
従って、このような補強手段をもたない従来のシリンダ
チューブと比較して、溶接部の疲労寿命を向上させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例、第2図は同第2実施例、
第3図は同第3実施例をそれぞれ示す断面図、第4図は
従来のシリンダチューブを示す断面図、第5図は第4図
の一部拡大図、第6図は従来のシリンダチューブによる
内圧作用時の変形状態、第7図は本発明の第1実施例に
がかるシリンダチューブによる内圧作用時の変形状態を
それぞれ示す図である。 1・・・シリンダ部、2・・・ヘッドカバー 3・・・
補強部材。 特許出願人      株式会社神戸製鋼所代 理 人
     弁理士 小谷悦司同       弁理士 
長1)正 向       弁理士 伊藤孝夫 第 図 Δ 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、円筒状のシリンダ部の一端開口部にヘッドカバーが
    嵌合され、この嵌合部の外周でこれらシリンダ部とヘッ
    ドカバーとが溶接により一体化される流体圧シリンダの
    シリンダチューブにおいて、上記シリンダ部とヘッドカ
    バーとによって構成されるチューブ本体の外周に、リン
    グ状の補強部材が、チューブ本体を外周から拘束して上
    記溶接部の変形を抑制しうる状態で設けられてなること
    を特徴とする流体圧シリンダのシリンダチューブ。
JP20362890A 1990-07-30 1990-07-30 流体圧シリンダのシリンダチューブ Pending JPH0488262A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008223874A (ja) * 2007-03-12 2008-09-25 Sumitomo Electric Ind Ltd 容器の密閉構造
US9439266B2 (en) 2008-12-09 2016-09-06 Samsung Display Co., Ltd. Method for adjusting pixel data based on the duty ratio history of the backlight in order to compensate for the temperature of the backlight
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