JPH0488043A - 耐熱性樹脂組成物及び成形品 - Google Patents

耐熱性樹脂組成物及び成形品

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JPH0488043A
JPH0488043A JP20266490A JP20266490A JPH0488043A JP H0488043 A JPH0488043 A JP H0488043A JP 20266490 A JP20266490 A JP 20266490A JP 20266490 A JP20266490 A JP 20266490A JP H0488043 A JPH0488043 A JP H0488043A
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weight
copolymer
resin composition
heat
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JP20266490A
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English (en)
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Tatsuo Ishikawa
達夫 石川
Susumu Era
惠良 進
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Resonac Corp
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、耐熱性樹脂組成物及び成形品に関するもので
ある。更に詳しく言えば1本発明は、耐熱性共重合体と
グラフト共重合体の混合による。
自動車部品、工業部品、家電部品などに用いられる優れ
た耐熱性と耐衝撃性を有した耐熱性熱可塑性樹脂及び成
形品に関するものである。
(従来の技術) ゴム状物質にアクリロニトリルとスチレントラグラフ)
 ”Ji合させてイ4Iられる熱可塑性樹脂ばAASA
s樹脂E3S樹脂、A、BS樹脂等のいわゆるゴム補強
As樹脂として知られており、それらの樹脂は加工性2
機械的強度1表面光沢、耐薬品性々とに優れた性質を有
しているため、成形品として今日多くの分野で幅広く用
いられており、また用途分野も拡大し、その需要も増加
の傾向にある。
このような利用分野の拡大にともない、要求される性能
は1すます厳しくなってきている。その−例として、−
段と向上された耐熱性が要求されている。これらゴム補
強A、S樹脂の耐熱性を向上させる方法としては、従来
スチレンの一部又は全部をα−メチルスチレンで置き変
えることが知られている。しかしながら、α−メチルス
チレンを導入することによって、耐熱性は向上するとし
ても、その量の増加に伴い重合速度が著しく低下し。
しかも、加工性や耐衝撃性が低下し1本来ゴム補強As
樹脂のもつ物性のバランスが損なわれるだけでなく、α
−メチルスチレンの導入による耐熱性の向上には限界が
あり、従って、このものでは昨今の自動車部品など高い
耐熱性を必要とする用途に対して必ずしも満足し得るも
のではない。また、高い熱変形温度を有するポリグルタ
ルイミドとゴム補強A、S樹脂等との配合による耐熱性
の高められた耐衝撃性熱可塑性樹脂組成物に関する開示
がある(特開昭58−83055号公報、特開昭58−
83056号公報、特開昭58−83058号公報等)
。ところがこのポリグルタルイミドは一般式 (ここでT  R111R2+ R3は各々水素または
炭素数1〜20の置換丑たは非置換のアルキル基または
了り−ル基を示す。)で示される環状イミド単位を含有
する重合体または共重合体であるが、ゴム補強As樹脂
との相溶性が劣り、結果として耐衝撃性の低いものしか
得られなかった。ポリグルタルイミドとゴム補強As樹
脂との相溶性を高めるタメ、グルタルイミド単位ととも
にメククリル酸メチル、芳香族炭化水素および の相溶性を改善することによりその目的を達成すること
である。
(課題を解決するための手段) 本発明は一般式(I) で示される6員環構造を持つ酸無水物を構成単位として
含む組成物を使用し、As樹脂を相溶化剤として用いる
方法が提示されている(特開昭62129333号)。
しかしながら、この場合ではAs樹脂をブレンドすると
耐熱性が低下するという欠点があった。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は、これらの課題を解決するものであり。
その目的は、耐熱性と耐衝撃性の優れたゴム補強樹脂組
成物を得ることであシ、特にポリグルタルイミドを主成
分とする共重合体とゴム補強樹脂と(ただし2式中、R
は水素原子、アルキル基、シクロアルキル基、アリール
基またはアラルキル基である)で表される6負環構造を
もつイミド単位3〜68モルチ、メタクリル酸メチル単
位20〜90モルチ、芳香族ビニル単位1〜50モルチ
及びその他の単量体単位0〜20モル係を含有してなる
共重合体(A)30〜90重量%と、ジエン系重合体の
存在下または不存在下に、炭素数1〜13のアルキル基
を有するアクリル酸エステル50〜99.9重量%、多
官能性単鈑体0.1〜20重量%およびその他のビニル
化合物0〜30重量係からなる単量体混合物を重合1〜
て得られるゴム状重合体40〜90重量係の存在下に、
芳香族ビニル化合物0〜100m1%、メタクリル酸エ
ステルO〜100重量係およびシアン化ビニル化合物O
〜40fi量チからなる単量体混合物10〜60重量%
を重合して得られるグラフト重合体(1:3) 10〜
701薪チの混合物を含有してなる耐熱性樹脂組成物並
びに該組成物を成形して得られる成形品に関する。
本発明の耐熱性樹脂組成物を構成する共重合体(A)は
、6員環構造を持つイミド単位とメタクリル酸メチル単
位を主体とし、優れた耐熱変形性と熱安定性を有してい
る。この共重合体(5)を構成する6員環構造を持つイ
ミド単位は下記一般式+11からなり、耐熱性を向上さ
せる効果を持つ。
(ただし2式中、Rは水素原子、アルキル基、シクロア
ルキル基、アリール基せたにアラルキル基である)。
その含有量は3〜68モルチ、好ましくは5〜50モル
チである。3モルチ未満では耐熱性向上効果がなく、6
8モル係を越えると樹脂の溶融粘度が増加し、加工性が
低下する。
共重合体(A)を構成するメタクリル酸メチル単位は耐
油性2強度を向上させる効果を持ち20〜90モル係、
好甘しくけせ25〜85モルチ含有される。20モルチ
未満では9強度、耐油性が不足し。
90モル係を越えると耐熱性が低下する。
共重合体(A)を構成する芳香族ビニル単位は、樹脂の
溶融粘度を下げる効果を持ち、1〜50モルチ、好1し
くけ5〜30モル係使用する。1モルチ未満では、樹脂
の溶融粘度が低下し、50モルモルチを越えると、耐熱
性及び機械的強度が低下する。この共重合体(A)を構
成する芳香族ビニル単量体としては、スチレン、α−メ
チルスチレン。
p−メチルスチレン、クロロスチレン、p−tertブ
チルスチレンなどが挙げられる。このうちスチレン単独
かスチレンとα−メチルスチレンの併用が奸才しい。
なお、その他の単量体単位として、メタクリル酸単位及
び下記の一般式(II)で表される6員環無水物単位を
含有することがある。
て配合し、常法により重合する。重合方法は特に制限さ
れない。その後、得られた共重合体を、高温減圧下で閉
環させ、6員環酸無水物単位(一般式(■)) これらは、いずれも前記一般式〇)の6員環イミドを合
成するときに生成するものであり、いずれも耐熱性を向
上する効果を持つものの1反面、熱安定性を低下させる
ので20モルチ未溝にする必要がある。
このような共重合体(A)は1例えば次のように製造さ
れる。寸ず原料とし2て、メタクリル酸メチル。
メタクリル酸及び芳香族ビニル単量体を、得ようとする
共重合体(A)の各成分の共重合単位を考慮しを生成さ
せる。更にこの6員環無水物単位を一般式(1)で示さ
れる6jj環イミドに変化させる。
このように6員環酸無水物単位を6員環イミド単位に変
性するために、アンモニア、脂肪族第一級アミン、芳香
族アミンなどが用いられる。アンモニアとしては、液状
アンモニア又はアンモニアガス、アンモニア水を使用す
ることができる。脂肪族第一級アミンとしては1例えば
メチルアミン。
エチルアミン、n−プロピルアミン、1so−プロピル
アミン、  tert−ブチルアミン、ペンチルアミン
、ヘキシルアミン、シクロヘキシルアミン、アノルアミ
ンなどが誉げられ、これらは水溶液としても用いること
ができる。−!た芳香族アミンとしては1例えばアニリ
ン、o−トルイジン、I)−トルイジン、o−クロロア
ニリン、p−クロロアニリン、  2,4.6− トI
J /’ロロアニリン、α−ナフチルアミン、β−ナフ
チルアミンなどが挙げられ。
その他ベンジルアミン、DL−、D−又はL−α−フェ
ネチルアミン、β−7エネチルアミンなども用いること
ができる。さらに、2−ジエチルアミノエチルアミンの
ようなポリアミン類、インプロパツールアミンのような
ヒドロキシルアミン類も用いることができる。
6員環酸無水物単位を6員環イミド単位に変性する方法
としては9種々の方法が用いられる。例えは、オートク
レーブ中に反応前駆体として、6員環酸無水物単位を含
有する共重合体を仕込み1次いで溶液状態でアンモニア
水を注入して反応させ。
さらに250℃の温度で2時間処理してイミド化する方
法2才たは押出機を用い、前駆体である6員環無水物単
位を含有する共1合体を連続して溶融したのち、アンモ
ニア水、シクロヘキシルアミン、アニリンなどを連続し
て注入し、その後減圧室でイミドに環化させる方法々ど
が用いられる。
得られる共重合体(A)の各構成単位の含有量は。
例えば2次のように定量することができる。芳香族ビニ
ルは紫外部吸光光度測定で、6員環イミドは元素分析の
窒素含有量で、メタクリル酸メチル及び残存6員環無水
物単位は赤外分光光度測定で。
残存メタクリル酸は滴定で測定することができる。
次にグラフト重合体fBlについて説明する。本発明の
耐熱性樹脂組成物を構成するグラフト重合体CB+はア
クリルゴムを主体とし、前述の共重合体間と良好な相溶
性を有し、該耐熱性樹脂組成物の耐衝撃性を発現させる
作用を有す。
このグラフト重合体(B)のゴム状重合体を構成する炭
素数1〜13のアルキル基を有するアクリル酸エステル
はゴム状重合体の重合に用いる単量体混合物の50〜9
9.9重量%、好1しくに65〜99.5N量チ用いら
れる。50i量チ未満では。
ゴム状1合体のガラス転移温度が上昇するため該樹脂組
成物の耐衝撃性が低下し、99.9重量%を越えるとゴ
ム状重合体の架橋が不十分となり該樹脂組成物の耐衝撃
性が低下する。炭素数]〜13のアルキル基を有するア
クリル酸エステルとしてはメチルアクリレート、エチル
アクリレート、プロピルアクリレート、ブチルアクリレ
−1・、ペンチルアクリレ−1・、2−エチルへギシル
アクリレート等があり、このうちブチルアクリレートが
特に好寸[7い。
多官能性単量体はアクリル酸エステルの架橋及びグラフ
ト反応の活性点のために用いられ、ゴム状重合体の重合
に用いる単量体混合物中の0.1〜20重量係、好1し
くは0,5〜10重量%用いられる。0.1重量%未満
ではアクリルゴムの架橋およびグラフト反応が不十分と
々り該樹脂組成物の耐衝撃性が低下し、20m!%を越
えるとアクリルゴムのガラス転移温度が上昇し該樹脂組
成物の耐衝撃性が低下する。多官能性単量体としては。
エチレングリコールジメタクリレート、ジエチレングリ
コールジメタクリレート、エチレングリコ−ルジアクリ
レート、ジビニルベンゼン、ジアリルフタレート、ジシ
クロペンタジェンアクリレート、ジシクロペンタジェン
メタクリレート、トリアクリルホルマール等の多価ビニ
ル化合物、トリアリルシアヌレート、トリアリルイソシ
アヌレート、ジアリルフタレート等の多価アリル化合物
などが挙げられるが、これらのうちトリアリルシアヌレ
−1・、トリアリルイソシアヌレート、ジシクロペンタ
ジェンアクリレート、ジシクロペンタジェンメタクリレ
ートが特に好ましい。
アクリル酸エステル及び多官能性単量体と共重合可能な
他のビニル化合物としてはアクリロニトリル、メタクリ
ロニトリル、スチレン、α−メチルスチレン等があり、
ゴム状重合体の重合に用いる単量体混合物中のO〜30
重量係、好ましくは0〜25重量%使用される。30i
量チを越えるとアクリルゴムとしての特性が十分得られ
なくなる。
また、このアクリルゴムの重合をジエン系重合体の存在
下で行うと成形品表面の光沢、および低温での耐衝撃性
が向上するので対重しい。ただし。
アクリルゴムの優れた耐候性を保持するためにはジエン
系重合体/ゴム状重合体の重合に用いる単量体混合物の
比率(重量比)を40760以下にすることが好捷しい
。ジエン系重合体としてはポリブタジェン、スチレン−
ブタジェン共重合体。
アクリロニトリル−ブタジェン共重合体等が挙げられる
ゴノ、状重合体を得る方法としては乳化車台が対重しい
。乳化重合に際し、乳化剤としてオレイン岐、ラウリル
硫酸、ドデシルベンゼンスルホン酸等のナトリウム塩お
よびカリウム塩に代表されるアニオン系乳化剤やポリオ
キシエチレンセチルエーテルなどのノニオン系の乳化剤
を単量体に対して対重しくは0.2〜5車量チ使用する
。iだ、血合開始剤としては9通常の乳化重合に用いら
れる例えは、過硫酸塩や、キュメンハイドロパーオキサ
イドとロンガリツトおよび/ 1 fcは硫酸鉄等のレ
ドックス系1合開始剤が、単量体に対して好−ましくは
0.02〜1里量裂用いられる。また、心安に応じて、
t−ドデシルメルカプタン等の連鎖移動剤が単量体に対
して好捷(−<は1重量%以内で使用される。重合温度
としては好ましくは40℃〜95℃が採用される。また
、ジエン系1合体を用いる場合、ジエン系重合体ラテッ
クスを用いるのが好捷し7い。
つぎに、得られるゴム状重合体の存在下にグラフト重合
する単量体として、芳香族ビニル化合物0〜100重量
%、好ましくは30〜100京量饅、メタクリル酸エス
テル0〜100重量%、好ましくけ0〜70m1%、お
よびシアン化ビニル化合物0〜40重蓄チ、対重しくは
0〜30重量%が用いられる。シアン化ビニル化合物が
40重量%を越えると成形性が低下する。
上記芳香族ビニル化合物としてはスチレン、αメチルス
チレン、クロロスチレン、ビニルトルエン、t−ブチル
スチレン等が用いられ、シアン化ビニル化合物としては
アクリロニトリル、メタクリロニトリル等が用いられ、
メタクリル酸エステルとしてはメタクリル酸メチル、メ
タクリル酸エチル、メタクリル酸ブチル等が用いられる
グラフト重合体(13)において、ゴム状重合体/グラ
フト重合に用いる単量体の比率は重量比で30/70〜
90/10.対重しくは4.0/60〜80 / 20
である。30/70未満でIi最終的に得られる耐熱性
樹脂組成物の耐衝撃性が低下し。
90/10を越えると最終的に得られる耐熱性樹脂組成
物の耐熱性が低下する。
上記グラフト重合体(13)を得る方法としては、乳化
重合が好捷しい。乳化重合の方法としては、上記ゴム状
重合体と同様の方法が採用できる。重合後のラテックス
はカリミョウバン、硫酸マグネシウム、塩化カルシウム
等の塩または硫酸、塩酸。
酢酸等の酸によって凝固され、脱水、乾燥の工程を経て
樹脂粉末とされる。
共重合体(A)およびグラフト重合体(I3)の混合に
おいて、共重合体間はグラフト重合体(Blとの合引に
対して30〜90重量%、好1しくけ40〜80M量チ
使用される。共重合体(A+が30重量%未満では耐熱
性が不十分となり、90重量%を越えると耐衝撃性が不
十分となる。
さらに1本発明の耐熱性樹脂組成物には、その耐熱性、
耐衝撃性等の効果をそこなわない程度に。
混合可能な他の樹脂2例えば、アクリロニトリルスチレ
ン共重合体、α−メチルスチレン−アクリロニトリル共
重合体、N−置換マレイミド−スチレン共重合体、N−
置換マレイミド−α−メチルスチレン−アクリロニトリ
ル共重合体、無水マレイン酸−スチレン共重合体等を好
1しくに全樹脂成分に対し30重量%以内で混合し2て
も良い。
共重合体(A)とグラフト重合体FB)の混合方法は。
通常押出機を用いるが、特に2軸押用機が好ましい。ま
た、このときに必要に応じて、前記の他の樹脂、酸化防
止剤、紫外線吸収剤1着色剤、滑剤。
難燃剤、フィラー、帯電防止剤等を添加しても良い。こ
うして得られる耐熱性樹脂組成物は、各種の公知の成形
法により成形され9本発明の成形品とすることができる
(実施例) 次に実施例により本発明を更に詳細に説明する。
なお、各物性の測定方法は次の通りである。
物性の測定方法 、HDT(荷重たわみ温度): 、TIS K−720
7に従い、アニーリングなしの幅1.27 Cmの試験
片を用い、1.81MPaの曲げ応力で耐熱性を測定1
〜だ。
・引っ張り強さ及び引っ張り伸び:JTSK7113に
従い、1号試験片を用い10mm/minで測定(−2
だ。
・アイゾツト衝撃値:JIS K−7110に従い、衝
撃強さを測定した。
・重合率;重合体ラテックス中の残存モノマー量をガス
クロマトグラフィーで測定し。
仕込モノマー量と比較j〜で求めた。
・分子量;ゲルパーミェーションクロマトグラフを用い
て、ポリスチレン換算の重量平均分子量を求めた。
共重合体(A)の製造 メタクリル酸メチル28重量部、スチレン13重量部、
メタクリル酸24重量部、エチレングリコールモノエチ
ルエーテル35重量部、オクチルメルカプタン01重量
部、]、1−ジ−ターシャリ−ブチルパーオキシ−33
,5−)リメチルシクロヘキサン0.01重量部を混合
し、混合液を調製した。この混合液を112℃の完全混
合型重合器へ連続して供給して重合を行った。重合の後
1重合反応液を連続して高温真空室へ供給して未反応の
単量体成分、溶剤等の除去を行い、それとともに閉環反
応による6員環酸無水物の生成を行った。
得られた共重合体A′の組成を、紫外部吸光光度よシス
チレン含量を、赤外分光光度測定によりメタクリル酸メ
チル及び6員環酸無水物量の定量を。
滴定によりメタクリル酸量を定量した結果、メタクリル
酸メチル単位34モルチ、スチレン単位28モル%、6
員環酸無水物単位27モルチ、メタクリル酸単位11モ
ル係であった。才たこの共1合体A′の分子量は18万
であり、加熱変形温度は113℃であった。
次に、この共重合体A′とメチルエチルケトンをオート
クレーブに仕込み20重f%溶液とした。
次いでこの共重合体λの6員環酸無水物単位量に対し、
2尚量のアニリンを加え、150’C,2時間処理した
。反応液を取り出した後、n−ヘキサンテホリマーを析
出、精製後このポリマーを250℃、2時間、  10
 torrの揮発炉で処理を行った。
最終的に得られた生成物はほとんど無色透明であった。
赤外分光光度計による測定及び元素分析の窒素含有量よ
り、6過環イミド単位25モル係。
6員環酸無水物単位2モルチ、従ってイミド化率は93
チであった。このようにして得られた共重合体+A)の
分子量は13万であった。また加熱変形温度は143℃
であった。
グラフト重合体(B−1,)の製造 ・ゴム状重合体の製造 反応容器にポリブタジェンラテックス(■住友ノーガタ
ック製、商品名:5N−800,平均粒径0.351℃
m)300重量部(固形分)、アクリ/L[ブチル70
0MH部、トリアリルイソシアヌレート14M量部、過
硫酸カリウム0.4重量部。
亜硫酸ナトリウム0.04重量部、脂肪酸石鹸(花王石
鹸■製、商品名゛KSソープ)9.2重量部を脱イオン
水1420重量部に溶解1〜たものを仕込み、混合攪拌
した後、窒素置換し、65℃で4時間重合させた後冷却
して重合を停止させた。このときの重合率は67%であ
った。
・グラフト重合体の製造 反応容器に上記ゴム状重合体ラテックス700重量部(
固形分および残存モノマー)を仕込み。
これにスチレン210重量部、アクリロニトリル90重
量部、キュメンハイドロパーオキサイド1.4重量部、
t−ドデシルメルカプタン1.6重量部からなる単量体
等の混合物のうち100重量部。
脂肪酸石鹸(花王石鹸■製、商品名:KSソープ)6、
IM量部、ロンガリット1.6重量部を1000M量部
の脱イオン水に溶解した水溶液のうち250重量部を仕
込み、混合攪拌した後、窒素置換し。
65℃で2時間重合させた後、残りの単量体混合物およ
び水溶液を2時間かけて添加し、65℃で2時間、80
℃で1時間重合した。このときの重合率は98%であっ
た。得られたラテックスを70℃のカリミョンバン水溶
液で塩析し脱水、乾燥してグラフト重合体パウダーを得
た。グラフト重合体のアセトン可溶分の分子量を測定し
たととろ15万であった。これをグラフト共重合体(B
1)とする。
グラフト重合体(B−2)の製造 ・ゴム状重合体の製造 反応容器にアクリル酸ブチル1000重量部。
トリアリルイソシアヌレート20重量部および。
過硫酸カリウム0.6重量部、亜硫酸ナトリウム0.0
6重量部、脂肪酸石鹸(花王石鹸■製、商品名二KSソ
ープ)13.2重量部を脱イオン水142 ONN郡部
溶解したものを仕込み、混合攪拌j〜だ後、窒素置換り
、、65℃で4時間、80℃で2時間重合させた。この
ときの重合率は98係であった。
・グラフト重合体の製造 反応容器に上記ゴム状重合体700MfIc部(固形分
)を仕込み、攪拌下で窒素置換し、65℃に昇温し、こ
れに、スチレン210重量部、アクリロニトリル90重
量部、t−ドデシルメルカプタン2.0重量部の混合物
と、過硫酸カリウム0.5重量部、脂肪酸石鹸(花王石
鹸■製、商品名 KSソープ)13.2重量部を脱イオ
ン水1420重量部を5時間にわたって添加しながら重
合を行い。
更に、80℃で2時間重合させた。このときの重合率は
98%であった。得られたラテックスを70℃のカリミ
ョウバン水溶液で塩析し脱水、乾燥してグラフト重合体
パウダーを得た。グラフト重合体のアセトン可溶分の分
子量を測定したところ13万であった。これをグラフト
共重合体(B−2)とする。
グラフト重合体(B−3)の重合 反応容器にポリブタジェンラテックス(■住友ノーガタ
ック製、商品名:5N−soo、平物粒径0.351t
m)700重量部(固形分)を仕込み。
攪拌下で窒素置換し、65℃に昇温し、これに。
スチレン210重量部、アクリロニトリル90重量部、
t−ドデシルメルカプタン2.0m鈑[[iの混合物と
、過硫酸カリウム0.5 :fil ta部、脂肪酸石
鹸(花王石鹸■製、商品名二KSソーブ)13.2重量
部を脱イオン水1420重量部を5時間にわたって添加
しながら重合を行い、更に、80℃で2時間重合させた
。このときの重合率は98%であった。得られたラテッ
クスを70℃のカリミョウバン水溶液で塩析し脱水、乾
燥してグラフト重合体パウダーを得た。グラフト重合体
のアセトン可溶分の分子量を測定したところ13万であ
った。
これをグラフト共重合体(B−3)とする。
実施例1〜4および比較例1 共重合体(A)とグラフト重合体(B)を表1に示す割
合で配合し2軸押用機で溶融混練し、樹脂ペレットを得
た。このベレットを乾燥したのち、射出成形機を用いて
試験片を成形し特性を測定した。そ(発明の効果)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Rは水素原子、アルキル基、シクロアルキル基
    、アリール基またはアラルキル基である)で表される6
    員環構造をもつイミド単位3〜68モル%、メタクリル
    酸メチル単位20〜90モル%、芳香族ビニル単位1〜
    50モル%およびその他の単量体単位0〜20モル%を
    含有してなる共重合体(A)30〜90重量%と、ジエ
    ン系重合体の存在下または不存在下に、炭素数1〜13
    のアルキル基を有するアクリル酸エステル50〜99.
    9重量%、多官能性単量体0.1〜20重量%およびそ
    の他のビニル化合物0〜30重量%からなる単量体混合
    物を重合して得られるゴム状重合体40〜90重量%の
    存在下に、芳香族ビニル化合物0〜100重量%、メタ
    クリル酸エステル0〜100重量%およびシアン化ビニ
    ル化合物0〜40重量%からなる単量体混合物10〜6
    0重量%を重合して得られるグラフト重合体(B)10
    〜70重量%の混合物を含有してなる耐熱性樹脂組成物
    。 2、請求項1記載の耐熱性樹脂組成物を成形してなる成
    形品。
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