JPH0487809A - 空気入りタイヤ - Google Patents
空気入りタイヤInfo
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- JPH0487809A JPH0487809A JP2204355A JP20435590A JPH0487809A JP H0487809 A JPH0487809 A JP H0487809A JP 2204355 A JP2204355 A JP 2204355A JP 20435590 A JP20435590 A JP 20435590A JP H0487809 A JPH0487809 A JP H0487809A
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- reinforcing filler
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Landscapes
- Tires In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、ビード部の耐久性及び操縦性を向上させた空
気入りタイヤに関する。
気入りタイヤに関する。
例えば乗用車にあっては、高速道路の整備とともに高速
化が進みつつあり、タイヤについても高速化に対応する
ためバイパフォーマンスのものが要求され、又小型トラ
ックにあっては耐火性の向上が要求される。このような
タイヤに荷重が加わった場合には、第4図に示す如くビ
ード部aにおいて、タイヤの内側に引張り、外側に圧縮
の応力が生じる曲げの作用力が生じる。カーカスbは前
記作用力を受けることによって、該カーカスbの巻上げ
部Cがビードコアdの廻りでつるべ状に該カーカスbの
本体部e側に引張られ抜は出すという問題がある。
化が進みつつあり、タイヤについても高速化に対応する
ためバイパフォーマンスのものが要求され、又小型トラ
ックにあっては耐火性の向上が要求される。このような
タイヤに荷重が加わった場合には、第4図に示す如くビ
ード部aにおいて、タイヤの内側に引張り、外側に圧縮
の応力が生じる曲げの作用力が生じる。カーカスbは前
記作用力を受けることによって、該カーカスbの巻上げ
部Cがビードコアdの廻りでつるべ状に該カーカスbの
本体部e側に引張られ抜は出すという問題がある。
このようなカーカスbの移動を防止するため第5図に示
す如くカーカスbの巻上げ部Cの外側のゴム層に有機繊
維コードを用いた外側のフィラーf、fを介在させるこ
と又は看上げ部Cの先端高さを高くすることにより、カ
ーカスbの移動を阻止し、かつビード部aの曲げ剛性を
高めていた。
す如くカーカスbの巻上げ部Cの外側のゴム層に有機繊
維コードを用いた外側のフィラーf、fを介在させるこ
と又は看上げ部Cの先端高さを高くすることにより、カ
ーカスbの移動を阻止し、かつビード部aの曲げ剛性を
高めていた。
しかしビード部aは、第4図に示す如くタイヤ変形時に
おいて、そのタイヤ軸方間内側に引張り力が作用し、か
つ外側に圧縮力が作用することとなる。従ってビード部
aのタイヤ軸方向外側に位置する前記外側のフィラーf
、fは圧縮を受けることとなる。外側のフィラーf、f
は、前記した如く、有機繊維コードによって補強されて
いるため、引張り方向に一対しては強いが、圧縮力が作
用した場合にはコードは圧縮力に対しては耐えるもので
はない、従、てビード部aの外側にフィラーf、fを配
することはビード部aの剛性を高めるには大きく寄与し
ておらず、ビード部aの耐久性向上には有効でないこと
が知り得たのである。
おいて、そのタイヤ軸方間内側に引張り力が作用し、か
つ外側に圧縮力が作用することとなる。従ってビード部
aのタイヤ軸方向外側に位置する前記外側のフィラーf
、fは圧縮を受けることとなる。外側のフィラーf、f
は、前記した如く、有機繊維コードによって補強されて
いるため、引張り方向に一対しては強いが、圧縮力が作
用した場合にはコードは圧縮力に対しては耐えるもので
はない、従、てビード部aの外側にフィラーf、fを配
することはビード部aの剛性を高めるには大きく寄与し
ておらず、ビード部aの耐久性向上には有効でないこと
が知り得たのである。
そこで発明者は、と−ド部の変形に際して引張り側とな
ると一ド部内側に補強フィラーを設けることに着目し、
本発明を完成させたのである。
ると一ド部内側に補強フィラーを設けることに着目し、
本発明を完成させたのである。
本発明は、ビード部のタイヤ軸方向内側かつカーカスに
沿って配される補強フィラーを設けることを基本として
と一ド部の曲げ剛性を高め耐久性を向上しうる空気入り
タイヤの提供を目的としている。
沿って配される補強フィラーを設けることを基本として
と一ド部の曲げ剛性を高め耐久性を向上しうる空気入り
タイヤの提供を目的としている。
本発明は、トレッド部からサイドウオール部を通りビー
ド部にのびる本体部及び該本体部に連なりビード部のビ
ードコアの周りをタイヤ軸方向内側から外側に向かって
折返す巻上げ部を有しかつ有機繊維からなるカーカスコ
ードをタイヤ赤道に対して傾斜させ配列した1枚以上の
カーカスプライを用いたカーカス、トレッド部の内部か
つカーカスの半径方向外側かつカーカスの本体部と巻上
げ部との間をのびると一ドエイペックス及び前記カーカ
スの本体部に沿って配され、有機繊維コードを並設した
少な(とも1枚の補強フィラーを具え、かつ正規リムに
リム組みしかつ正規内圧を充填した標準状態における前
記補強フィラーのタイヤ半径方向内端のと一ド底面から
の高さHl−よ、タイヤ断面高さHOの0.1倍以下で
あり、半径方向外端のビード底面からの高さH2は前記
タイヤ断面高さ)10のQ、25倍以上からベルト層と
重なり合う高さまでの範囲である空気入りタイヤである
。
ド部にのびる本体部及び該本体部に連なりビード部のビ
ードコアの周りをタイヤ軸方向内側から外側に向かって
折返す巻上げ部を有しかつ有機繊維からなるカーカスコ
ードをタイヤ赤道に対して傾斜させ配列した1枚以上の
カーカスプライを用いたカーカス、トレッド部の内部か
つカーカスの半径方向外側かつカーカスの本体部と巻上
げ部との間をのびると一ドエイペックス及び前記カーカ
スの本体部に沿って配され、有機繊維コードを並設した
少な(とも1枚の補強フィラーを具え、かつ正規リムに
リム組みしかつ正規内圧を充填した標準状態における前
記補強フィラーのタイヤ半径方向内端のと一ド底面から
の高さHl−よ、タイヤ断面高さHOの0.1倍以下で
あり、半径方向外端のビード底面からの高さH2は前記
タイヤ断面高さ)10のQ、25倍以上からベルト層と
重なり合う高さまでの範囲である空気入りタイヤである
。
なお前記補強フィラーは、カーカスとビード部の内側の
ゴム層との間に設けてもよく、又、カーカスとビードエ
ーペックスとの間に介在させてもよく、さらにカーカス
が2枚以上のカーカスプライによって形成される場合に
はそのカーカスプライ間に挟み込むことが出来る。又前
記した構成を併用することも出来る。
ゴム層との間に設けてもよく、又、カーカスとビードエ
ーペックスとの間に介在させてもよく、さらにカーカス
が2枚以上のカーカスプライによって形成される場合に
はそのカーカスプライ間に挟み込むことが出来る。又前
記した構成を併用することも出来る。
カーカスの本体部に沿って配されかつ有機繊維コードを
有する補強フィラーを具えているため、補強フィラーは
、ビード部の曲げ変形時においてその引張り側に位置す
ることとなり、引張りに対して強い有機繊維コードがビ
ード部の変形を抑制し、ビード部の耐久性を高めうる。
有する補強フィラーを具えているため、補強フィラーは
、ビード部の曲げ変形時においてその引張り側に位置す
ることとなり、引張りに対して強い有機繊維コードがビ
ード部の変形を抑制し、ビード部の耐久性を高めうる。
又補強フィラーは、有機繊維コードを用いているため、
金属コードを用いたものに比べて軽量となり、タイヤの
重量を軽減しうる。又有機繊維コードは、その初期弾性
率が金属のそれに比べて小さいため、乗心地性を保持す
る。
金属コードを用いたものに比べて軽量となり、タイヤの
重量を軽減しうる。又有機繊維コードは、その初期弾性
率が金属のそれに比べて小さいため、乗心地性を保持す
る。
さらに補強フィラーは、そのタイヤ半径方向内端と外端
との位置をそれぞれ規制しているため、ビード部の変形
を効率よく抑制できることにより、ビードエーペックス
の高さを小にすることが可能となり、タイヤの軽量化を
一層促進でき、かつ操縦安定性を高めつる。
との位置をそれぞれ規制しているため、ビード部の変形
を効率よく抑制できることにより、ビードエーペックス
の高さを小にすることが可能となり、タイヤの軽量化を
一層促進でき、かつ操縦安定性を高めつる。
〔実施例〕
以下本発明の一実施例を図面に基づき説明する。
図において空気入りタイヤ1は、トレッド部2からサイ
ドウオール部3を遺りビード部4にのびる本体部6a及
び該本体部6aに連らなりビード部4のビード部5の周
りをタイヤ軸方向内側から外側に向かって折返す巻上げ
部6bを有するカーカス6と、トレッド部2の内部かつ
カーカス6の半径方向外側に配されるベルト層7と、ビ
ードコア5からタイヤ半径方向外側にかつカーカス6の
本体部6aと巻上げ部6bとの間をのびるビードエイベ
ックス9と、前記カーカス6の本体部6aに沿って配さ
れる補強フィラー10とを具える。
ドウオール部3を遺りビード部4にのびる本体部6a及
び該本体部6aに連らなりビード部4のビード部5の周
りをタイヤ軸方向内側から外側に向かって折返す巻上げ
部6bを有するカーカス6と、トレッド部2の内部かつ
カーカス6の半径方向外側に配されるベルト層7と、ビ
ードコア5からタイヤ半径方向外側にかつカーカス6の
本体部6aと巻上げ部6bとの間をのびるビードエイベ
ックス9と、前記カーカス6の本体部6aに沿って配さ
れる補強フィラー10とを具える。
カーカス6は、芳香族ポリアミド、レーヨン、ナイロン
、ポリエステル等の有機繊維からカーカスコードをタイ
ヤ赤道Cに対して60〜90度傾斜させて並列したいわ
ゆるラジアル配列体からなるカーカスプライを1枚以上
具える6本実施例では、タイヤ内腔O側に内のカーカス
プライIIAを、その外側に外のカーカスプライIIB
を配した2枚のプライによりカーカス6を形成する。
、ポリエステル等の有機繊維からカーカスコードをタイ
ヤ赤道Cに対して60〜90度傾斜させて並列したいわ
ゆるラジアル配列体からなるカーカスプライを1枚以上
具える6本実施例では、タイヤ内腔O側に内のカーカス
プライIIAを、その外側に外のカーカスプライIIB
を配した2枚のプライによりカーカス6を形成する。
ベルト層7は、本実施例では2枚のベルトプライ7a、
7bを重ね合わせることにより形成され、各ベルトプラ
イ7a、7bはカーカス6の前記カーカスコードと同様
な有機繊維コード、又はスチールコードからなるベルト
コードをタイヤ赤道Cに対して交差する向きに配列しト
レッド部2を補強する。
7bを重ね合わせることにより形成され、各ベルトプラ
イ7a、7bはカーカス6の前記カーカスコードと同様
な有機繊維コード、又はスチールコードからなるベルト
コードをタイヤ赤道Cに対して交差する向きに配列しト
レッド部2を補強する。
ビードエーペックス9は、ビードコア5から半径方向外
向きにカーカス60本体部6aと巻上げ部6bとの間を
のびる断面三角状をなし、本実施例では硬度がJISA
70〜80度の範囲のゴムが採用される。
向きにカーカス60本体部6aと巻上げ部6bとの間を
のびる断面三角状をなし、本実施例では硬度がJISA
70〜80度の範囲のゴムが採用される。
前記ビード部4には、そのタイヤ半径方向内側にリムJ
のビードシート面13に着座すると一ド底面14を具え
る。
のビードシート面13に着座すると一ド底面14を具え
る。
又リムJにはビード部4の前記ビード底面のタイヤ軸方
向外端から立上がるビード外壁面15をガイドするリム
フランジ16が設けられる。
向外端から立上がるビード外壁面15をガイドするリム
フランジ16が設けられる。
補強フィラー10は、ナイロン、ポリエステル、芳香族
ポリアミド等の有機繊維コードを並設したプライからな
り、本実施例では、本体部6aにおいて前記内、外のカ
ーカスプライIIA、IIBの間にかつ両面を核内、外
のカーカスプライ11A、IIBに接して配設される。
ポリアミド等の有機繊維コードを並設したプライからな
り、本実施例では、本体部6aにおいて前記内、外のカ
ーカスプライIIA、IIBの間にかつ両面を核内、外
のカーカスプライ11A、IIBに接して配設される。
補強フィラーlOは、そのタイヤ半径方向外向のビード
底面14からの高さHlをタイヤ断面高さHOの0.1
倍以下としている。ここでタイヤ断面高さHOとは前記
と一ド底面14を起点としたタイヤ外径最大点Pまでの
タイヤ半径方向の距離をいう。
底面14からの高さHlをタイヤ断面高さHOの0.1
倍以下としている。ここでタイヤ断面高さHOとは前記
と一ド底面14を起点としたタイヤ外径最大点Pまでの
タイヤ半径方向の距離をいう。
前記内端の高さHlがタイヤ断面高さHOのα1倍をこ
えるとビードコア5近傍のビード部4の剛性が不足し、
ビード部4のリムJとの嵌合力が低下することにより、
リム外れが生じ易い、なお補強フィラー10の下端を、
例えば第3図(萄に示す如くカーカス6に沿って折り曲
げビードコア5の下方からタイヤ軸方同外側に巻上げて
もよい。
えるとビードコア5近傍のビード部4の剛性が不足し、
ビード部4のリムJとの嵌合力が低下することにより、
リム外れが生じ易い、なお補強フィラー10の下端を、
例えば第3図(萄に示す如くカーカス6に沿って折り曲
げビードコア5の下方からタイヤ軸方同外側に巻上げて
もよい。
又補強フィラー10のタイヤ半径方向外端のビード底面
14からの高さH2を前記タイヤ断面高さHOの0.2
5倍以上からベルト層7と重なり合う範囲までとしてい
る。
14からの高さH2を前記タイヤ断面高さHOの0.2
5倍以上からベルト層7と重なり合う範囲までとしてい
る。
前記外端高さH1カ0.25倍未満では、タイヤ変形時
において、ビード部4の曲げに対する補強が少なく、ビ
ード部4の耐久性が低下する。一方、ブイドウオール部
3の剛性をさらに高めかつ操縦安定性を高めるためには
外端Pを第1図に一点鎖線で示すごとくベルト層7の端
部と重なる位置まで伸延させるのがよい。
において、ビード部4の曲げに対する補強が少なく、ビ
ード部4の耐久性が低下する。一方、ブイドウオール部
3の剛性をさらに高めかつ操縦安定性を高めるためには
外端Pを第1図に一点鎖線で示すごとくベルト層7の端
部と重なる位置まで伸延させるのがよい。
このように、補強フィラー10を、内端位置及び外端位
置をそれぞれ規制しカーカス60本体部6aに沿って配
設したため、補強フィラー10は、タイヤ変形に伴うビ
ード部4の内腔0側において引張力を受けることとなり
、引張力に対して強力である有機繊維コードが有効に作
用し、ビード部4の曲げ変形を抑制し、その剛性を高め
うろことができる。
置をそれぞれ規制しカーカス60本体部6aに沿って配
設したため、補強フィラー10は、タイヤ変形に伴うビ
ード部4の内腔0側において引張力を受けることとなり
、引張力に対して強力である有機繊維コードが有効に作
用し、ビード部4の曲げ変形を抑制し、その剛性を高め
うろことができる。
なお補強フィラー10の前記有機繊維コードは、隣接す
るカーカスプライのカーカスコードに対し0〜80度の
範囲、好ましくは15〜45度の範囲で交差させて配設
する。
るカーカスプライのカーカスコードに対し0〜80度の
範囲、好ましくは15〜45度の範囲で交差させて配設
する。
補強フィラー10の有機繊維コードとカーカスコードを
前記の如く交差させることによって、両コードの間でタ
ガ効果が発揮され、ビード部4の剛性を一層高めること
が出来る。又有機繊維コードを用いて補強フィラー10
を形成することによって、スチールコードを用いたもの
に比べて重量が軽減され、タイヤの軽量化を促進しうる
。
前記の如く交差させることによって、両コードの間でタ
ガ効果が発揮され、ビード部4の剛性を一層高めること
が出来る。又有機繊維コードを用いて補強フィラー10
を形成することによって、スチールコードを用いたもの
に比べて重量が軽減され、タイヤの軽量化を促進しうる
。
又本願構成のように補強フィラー10の内、外端の位置
をm制し、ビード部4の剛性を効率よく高めうるため、
ビードエーペックス9の高さを短く、又は巾寸度を小さ
くビードエーペックス9を小さくすることが可能となり
、タイヤをさらに軽量化することが出来る。なお本実施
例のように、補強フィラー10を内、外のカーカスプラ
イ11A、IIBの間に介在させた場合には、内、外の
各カーカスプライIIA、IIBとの間でそれぞれタガ
効果を発揮することが出来、補強フィラー10は2枚の
カーカスプライIIA、IIBと協同してさらにビード
部の剛性を高めうる。
をm制し、ビード部4の剛性を効率よく高めうるため、
ビードエーペックス9の高さを短く、又は巾寸度を小さ
くビードエーペックス9を小さくすることが可能となり
、タイヤをさらに軽量化することが出来る。なお本実施
例のように、補強フィラー10を内、外のカーカスプラ
イ11A、IIBの間に介在させた場合には、内、外の
各カーカスプライIIA、IIBとの間でそれぞれタガ
効果を発揮することが出来、補強フィラー10は2枚の
カーカスプライIIA、IIBと協同してさらにビード
部の剛性を高めうる。
又本実施例では、カーカス60巻上げ部6bのタイヤ軸
方向外側に鷹ナイロンなどの有機繊維からなる外側にフ
ィラー19を設けており、該外側のフィラー19によっ
てカーカス6の緩みを防止している。
方向外側に鷹ナイロンなどの有機繊維からなる外側にフ
ィラー19を設けており、該外側のフィラー19によっ
てカーカス6の緩みを防止している。
第3図(a)S(b)に補強タイヤの他の例を示す。
第3図(萄においては、カーカス6の本体部6aのタイ
ヤ内腔に向く面に沿って2枚の補強タイヤ10A、IO
Bを1設した例を示す。
ヤ内腔に向く面に沿って2枚の補強タイヤ10A、IO
Bを1設した例を示す。
なお補強タイヤを複数枚設ける場合には、各補強タイヤ
の育柵繊雛コードを交差する向きに配設するのが好まし
い。
の育柵繊雛コードを交差する向きに配設するのが好まし
い。
又第3囲動)にあっては、カーカス6のビードエイベッ
クス9との間に単枚の補強タイヤIOCを設けた例を示
す。
クス9との間に単枚の補強タイヤIOCを設けた例を示
す。
タイヤサイズ215/80R16のタイヤについて、第
1図又は第3図((資)、(ハ)の構成を有しかつ第1
表に示す仕様のタイヤ(実施例1〜5)を試作し、その
性能をテストした。なお比較のため、従来の構成による
タイヤ(比較例1〜3)及び本願構成外のタイヤ(比較
例4.5)についても併せて製作し、その性能を比較し
た。
1図又は第3図((資)、(ハ)の構成を有しかつ第1
表に示す仕様のタイヤ(実施例1〜5)を試作し、その
性能をテストした。なお比較のため、従来の構成による
タイヤ(比較例1〜3)及び本願構成外のタイヤ(比較
例4.5)についても併せて製作し、その性能を比較し
た。
テスト条件は下記の通り。
1) 耐久テスト
試供タイヤを標憔のリムに装着しかつ規格最大内圧の1
.25倍の内圧を加え、ドラム試験機を用いてかつタイ
ヤに規格最大荷重の150%の荷重を加え80iaa/
H(7)速度で走行させるとともに、ビード部が破壊す
るまでの走行距離で判定した。
.25倍の内圧を加え、ドラム試験機を用いてかつタイ
ヤに規格最大荷重の150%の荷重を加え80iaa/
H(7)速度で走行させるとともに、ビード部が破壊す
るまでの走行距離で判定した。
テストの結果、実施例のものは比較例のものに比べて耐
久性に優れていることが判明した。
久性に優れていることが判明した。
畝上のごとく本発明の空気入りタイヤは、ビードコアの
周りをタイヤ軸方向内側から外側に向かって折返すカー
カスの本体部に沿って有機繊維コードを並設した補強フ
ィシを設けたため、補強フィシは走行に伴うビード部の
曲げ変形に際して引張り側に位置することとなり、引張
り力に対して強い有機繊維コードが有効に作用しビード
部の剛性を高め耐久性を向上する。
周りをタイヤ軸方向内側から外側に向かって折返すカー
カスの本体部に沿って有機繊維コードを並設した補強フ
ィシを設けたため、補強フィシは走行に伴うビード部の
曲げ変形に際して引張り側に位置することとなり、引張
り力に対して強い有機繊維コードが有効に作用しビード
部の剛性を高め耐久性を向上する。
しかも補強フィシの半径方向内端及び外端位置を規制し
たため、ビード部を有効に補強でき、ビードエイベック
スを小型化することが可能となるなどタイヤの軽量化を
促進しうる。
たため、ビード部を有効に補強でき、ビードエイベック
スを小型化することが可能となるなどタイヤの軽量化を
促進しうる。
第1図は本発明の一実施例を示すタイヤ右半分断面図、
第2図はそのビード部を拡大して示す断面図、第3図(
a)、(b)は他の実施例を示す断面図、第4図は作用
を示す断面図、第5図は従来技術を示す断面図である。 2−・トレッド部、 3−サイドウオール部、4−・
ビード部、 5−ビードコア、6−カーカス、6a−
・本体部、 6b−巻上げ部、7−−−−−ベルト層、
9−ビードエイベックス、 1O110A、10B、10C−補強フィシ、11A、
11B−−−−・カーカスプライ、c−−−−一タ
イヤ赤道、 HO−タイヤ断面高さ、Hl−−−・
内端の高さ、 H2−外端の高さ。 特許出願人 住友ゴム工業株式会社代理人
弁理士 苗 村 正第1 因 ムコ21・ ]4 第3図(a) ]4 ts3配(b) 東4 真 第5し;
第2図はそのビード部を拡大して示す断面図、第3図(
a)、(b)は他の実施例を示す断面図、第4図は作用
を示す断面図、第5図は従来技術を示す断面図である。 2−・トレッド部、 3−サイドウオール部、4−・
ビード部、 5−ビードコア、6−カーカス、6a−
・本体部、 6b−巻上げ部、7−−−−−ベルト層、
9−ビードエイベックス、 1O110A、10B、10C−補強フィシ、11A、
11B−−−−・カーカスプライ、c−−−−一タ
イヤ赤道、 HO−タイヤ断面高さ、Hl−−−・
内端の高さ、 H2−外端の高さ。 特許出願人 住友ゴム工業株式会社代理人
弁理士 苗 村 正第1 因 ムコ21・ ]4 第3図(a) ]4 ts3配(b) 東4 真 第5し;
Claims (1)
- 1 トレッド部からサイドウォール部を通りビード部に
のびる本体部及び該本体部に連なりビード部のビードコ
アの周りをタイヤ軸方向内側から外側に向かって折返す
巻上げ部を有しかつ有機繊維からなるカーカスコードを
タイヤ赤道に対して傾斜させ配列した1枚以上のカーカ
スプライを用いたカーカス、トレッド部の内部かつカー
カスの半径方向外側かつカーカスの本体部と巻上げ部と
の間をのびるビードエイベックス及び前記カーカスの本
体部に沿って配され、有機繊維コードを並設した少なく
とも1枚の補強フィラーを具え、かつ正規リムにリム組
みしかつ正規内圧を充填した標準状態における前記補強
フィラーのタイヤ半径方向内端のビード底面からの高さ
(H1)は、タイヤ断面高さ(HO)の0.1倍以下で
あり、半径方向外端のビード底面からの高さ(H2)は
前記タイヤ断面高さ(HO)の0.25倍以上からベル
ト層と重なり合う高さまでの範囲である空気入りタイヤ
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2204355A JPH0487809A (ja) | 1990-07-31 | 1990-07-31 | 空気入りタイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2204355A JPH0487809A (ja) | 1990-07-31 | 1990-07-31 | 空気入りタイヤ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0487809A true JPH0487809A (ja) | 1992-03-19 |
Family
ID=16489138
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2204355A Pending JPH0487809A (ja) | 1990-07-31 | 1990-07-31 | 空気入りタイヤ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0487809A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007008406A (ja) * | 2005-07-04 | 2007-01-18 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 空気入りタイヤ |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5718503A (en) * | 1980-07-08 | 1982-01-30 | Bridgestone Corp | Pneumatic radial tire excellent in stability of steering |
JPS59145609A (ja) * | 1983-02-09 | 1984-08-21 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 乗用車用ラジアルタイヤ |
JPS61278405A (ja) * | 1985-06-05 | 1986-12-09 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 乗用車用空気入りラジアルタイヤ |
JPS61278404A (ja) * | 1985-06-05 | 1986-12-09 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 乗用車用空気入りラジアルタイヤ |
-
1990
- 1990-07-31 JP JP2204355A patent/JPH0487809A/ja active Pending
Patent Citations (4)
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