JPH048772A - ラテックス添加カーボンブラックビーズ - Google Patents

ラテックス添加カーボンブラックビーズ

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JPH048772A
JPH048772A JP11067390A JP11067390A JPH048772A JP H048772 A JPH048772 A JP H048772A JP 11067390 A JP11067390 A JP 11067390A JP 11067390 A JP11067390 A JP 11067390A JP H048772 A JPH048772 A JP H048772A
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carbon black
rubber
latex
beaded
black powder
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JP11067390A
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English (en)
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James M Watson
ジェイムス エム.ワトソン
Rodney L Taylor
ロドニー エル.テイラー
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Columbian Chemicals Co
Original Assignee
Columbian Chemicals Co
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は一般にはビーズ化またはペレット化カボンブラ
ックの製造に関し、さらに詳しくは、カーボンブラック
の取扱い特性および次のゴム組成物におけるこれらカー
ボンブラックの性能に影響をあたえるビーズ化カーボン
ブラックへの添加物に関する。
(先行技術) カーボンブラックはいくつかの用途に使用されるが、主
としてタイヤにおけるゴムのようなゴム組成物の強化剤
として使用される。強化ゴム用に適したカーボンブラッ
クはかさ密度が非常に低いことか多い。かさ比重の低い
カーボンブラックはかなり大きな容積を占有しそのため
バルクでの輸送およびゴムとの混合時の取扱いもむつか
しい。
したがって、カーボンブラックのかさ比重を大きくしカ
ーボンブラックをバルクでさらに取扱い品くするために
カーボンブラックのビーズ化またはベレット化が行われ
る。
カーボンブラックをビーズ化する一つの通常の方法は急
速に回転するピンシャフトを含むシリンダにカーボンブ
ラック粉末を送る方法である。粉末がビーズ化装置を通
るさい、ビーズ化の過程を促進しおよびカーボンブラッ
ク粉末に良好な取扱い特性を与えるように通常液状ビー
ズ化添加剤かカーボンブラックに添加される。次にビー
ズ化カーボンブラックは回転ドライヤで乾燥されるのか
通常である。
はとんどの従来のビーズ化添加剤はカーボンブラックビ
ーズの乾燥中に炭化する材料である。これら従来のビー
ズ添加剤にはりグツスルホネート、糖蜜、砂糖およびそ
れら類似品のような物質があげられ、これらは通常水溶
液でカーボンブラックに添加される。炭化したビーズ化
添加剤はゴム配合物においてカーボンブラックの分散性
を阻害する傾向がある。そこで、はとんどの従来のビー
ズ化添加剤により得られた取扱い特性の向上によるコス
ト節減が従来のビーズ化添加剤処理のカーボンブラック
を有効に分散させるのに必要なエネルギーコスト増であ
る程度相殺されてしまう。さらに炭化したビーズ化添加
剤はゴム中の処理カーボンブラックの強化物性を阻害す
る傾向がある。
すなわち、カーボンブラックの取扱い特性は向上するが
、ゴム中のカーボンブチ・ツクの分散性および強化物性
を阻害しないカーボンブチ・ツクビーズ化添加剤に対す
る要望があった。
(発明の開示) 本発明は上記先行技術の問題点を解決し強化ゴム組成物
用カーボンブチ・ツクビーズの改善を提供するものであ
る。一般に本発明のカーボンブチ・ツクビーズはゴム組
成物におけるカーボンブチ・ツク粉末の分散性の向上お
よびゴム組成物の動的性質の向上を与えるのに十分な量
のカーボンブチ・ツクおよびゴムとからなるものである
。一般に、本発明のカーボンブラックビーズはゴムから
なるラテックスをカーボンブラック粉末に添加する工程
とカーボンブラックビーズ化装置においてカーボンブラ
ック粉末とラテックスをビーズ化する工程とからなる方
法により製造される。次にゴムか分解しないように十分
に低い温度でラテックス処理したカーボンブラックビー
ズを乾燥するのが好ましい。
本発明のラテックス処理したカーボンブラックビーズは
バルクで取扱いが容易であり従って運搬もし易くコスト
的にも有利である。ラテックス処理したカーボンブラッ
クビーズの分散性は向上しカーボンブラックを強化剤ま
たは顔料として含むゴム組成物の製造は容易に、迅速に
、コスト的にも安くてきるようになった。さらにラテッ
クス処理したカーボンブラックによりゴム組成物の動的
性質が向上しその結果自動車用タイヤのような用途分野
におけるゴム組成物の性能は向上した。
つまり、本発明の目的は改良したビーズ化カーボンブラ
ックを提供することにある。
本発明の他の目的はビーズ化カーボンブラックの改良し
た製造方法を提供することにある。
さらに本発明の他の目的は取扱いが容易でゴム組成物に
容易に分散するビーズ化カーボンブラックを提供するこ
とにある。
さらに本発明の他の目的はゴム組成物の物性を向上する
ビーズ化カーボンブラ・ツクを提供することにある。
他の目的、特徴および利点は、添付する図面とともに明
細書の以下の説明からさらに明白となろつ0 本発明のビーズ化カーボンブラ・ツクtiカーボンブラ
ック粉末100部当りゴム約1なL)t、4310部か
らなるものが好ましい。ゴムはビーズ化カーボンブラッ
クが加えられるゴムタイヤ処方配合物と相溶性のあるも
のか好ましい。このようなコ゛ムにはスチレンブチジエ
ンゴム(以下5BR)、ブタジェンゴム、天然ゴム、ニ
トリルコ゛ム、エチレン−プロピレンタ−ポリマー(E
PDM)等力\含まれる。
本発明のビーズ化カーボンブラ・ツクは次のように製造
するのが好ましい。水に懸濁する例えζfSBRまたは
その類似品のゴムからなるラテ・ソクスをカーボンブラ
ック粉末100部当り添加ゴム力(約1ないし約10部
に十分になる量をカーボンブラック粉末に添加する。次
に例えばピンビーズまたはその類似のカーボンブラック
ビーズ化装置でカーボンブラック粉末とラテックスをビ
ーズ化する。ビーズ化過程をさらに促進するためにカー
ボンブラック粉末とラテックスにさらに蒸留水を添加す
ることができる。ゴムを分解させないよう十分に低い温
度で従来の乾燥装置でざらにビーズ化カーボンブラック
を乾燥するのが好ましい。次に乾燥したラテックス処理
カーボンブラックビーズはゴムタイヤ処方配合物のよう
なゴム組成物の配合に供することができる。
代りに、本発明のビーズ化カーボンブラックはカーボン
ブラック粉末に有機溶媒のゴム溶液を添加し、次にカー
ボンブラック粉末とゴムの溶液をビーズ化することによ
り調製することもできる。
有機溶媒が燃焼しない條件下でビーズ化カーボンブラッ
クから有機溶媒は除去される。
本発明のラテックス処理したカーボンブラックはゴム組
成物においてカーボンブラックの分散性が向上する。ラ
テックス処理したカーボンブラックは処理しないカーボ
ンブラックビーズまたは従来のビーズバインダ例えばり
グツスルホン酸カルシウムまたはその類似物によりビー
ズ化したカーボンブラックよりさらに容易に、もっと迅
速にゴム組成物中に分散する。
本発明のラテックス処理したカーボンブラックはまたゴ
ム組成物の動的性質が向上した。とくに、ラテックス処
理したカーボンブラックは未処理カボンブラックに比較
しゴム組成物に高いゴム弾性率を与えた。ゴム組成物は
ゴム弾性率が高いほど動的剛性が高いことを示す。ゴム
弾性率の高いゴム組成物からつくられたトレッドの自動
車用タイヤは高速における良好なハンドリング性と安定
性およびより規則的なトレッド摩耗性を示す傾向がある
さらに、この処理したカーボンブラックビーズの粒度は
未処理カーボンブラックビーズおよび従来のビーズバイ
ンダで形成したカーボンブラックビーズに比べより小さ
いものである。ラテックス処理したカーボンブラックビ
ーズは未処理カーボンブラックビーズより強くまた従来
のビーズバインダで形成したカーボンブラックビーズと
は同程度の強度を有するものであった。すなわち、ラテ
ックス処理したカーボンブラックビーズはパルつて取扱
いが容易でありさらにゴム組成物か動的性能の向上する
ものであった。
本発明はさらに下記の実施例により説明されるが、これ
らは当業者に本発明の実施方法および本発明の実行に考
えられる最重要の方法を示すものである。
(実施例1) コロンビアケミカル社(Columbian CheI
IlicalCompany)のN299カーボンブラ
ツク粉末1000gを蒸留水1700 mlでピンビー
ズを用いてビーズ化した。ビーズ化カーボンブラックを
次にブルー間フリクションエヤオーブンで乾燥した。5
BR614,4gおよびポリブタジェン192゜0gを
温度90−100°Fおよび回転速度116rpmて操
作するパンバリミキサに仕込んだ。
SBRをパンバリに仕込み後1分てビーズ化カーボンブ
ラック448g、酸化亜鉛25.6g、ステアリン酸1
2.8g、およびユニロイヤルケミカル社(Uniro
yal Chemical)からの酸化防止剤−オシン
化防止剤のフレクソン(FLEXONE)6H,9,6
gをパンバリ中のSBRに添加しマスタバッチをつくっ
た。パンバリにSBRを仕込み後4.5分てR,E、キ
ャロル社(Carrot)からのサアコソル(CIRC
OSQL)4240ナフテン系浦89.6gをパンバリ
中のマスタバッチに添加した。パンバリにSBRを仕込
み後7゜5分てパンバリからマスタバッチを取り出した
次にマスタハツチ1370.25gを温度190Fに設
定した2本ロールミルにおいた。モンサント社(Mon
5anto)からの硬化剤のサントキュア(SANTO
CURE)MORの7.56gおよび硫黄11.34g
をミルのマスタバッチに添加し、マスタバッチを混練し
た。硬化剤と硫黄の添加後1分て、混練したシートに各
サイドで6回カットを入れ混線を続けた。硬化剤と硫黄
の添加後3.5分て、マスタバッチをミルから周期的に
取り出し、ロール巻きにしてミルに戻した。マスタバッ
チに硬化剤と硫黄の添加後5.5分て、最終的にミルか
らマスタバッチを取り出した。
(実施例2) コロンビアケミカル社のN299カーボンブラツク粉末
1000gを蒸留水1700m1とSBRラテックス1
4.5gでピンビーダを用いてビズ化した。SBRラテ
ックスはSBR69重量%と蒸留水とからなるものであ
った。次にビーズ化カーボンブラックをブルー間フリク
ションエヤオーブンで温度1−20℃で乾燥した。その
結果得られたビーズ化カーボンブラックはSBR1部と
カーボンブラック粉末100部とからなるものであった
。次にラテックス処理カーボンブラックを実施例1と同
じ方法でマスタバッチに配合したがただしマスタバッチ
配合処方はカーボンブラックビーダで用いたSBR分を
考慮して補正したものである。補正したマスタバッチ配
合処方はS BR608,75g、ラテックス処理カー
ボンブラック452.48gおよびナフテン系油90.
.76gを含有した。マスタバッチの残りの成分の量は
実施1に示したものと同しである。次にマスタノ\・ン
チ1370.25gを実施例1と同し方法と配合処方を
用いて硬化剤と硫黄で混線した。
(実施例3) コロンビアケミカル社のN299カーホンブラツク粉末
1000gを蒸留水1−700 mlとSBRラテック
ス72.5gでピンビーダを用いてビズ化した。SBR
ラテックスはSBR69重量%と蒸留水とからなるもの
であった。次にビーズ化カーボンブラックをフリクショ
ンエヤオーブンで温度120℃で乾燥した。その結果得
られたビーズ化カーボンブラックはSBR5部とカーホ
ンブラック粉末100部とからなるものであった。次に
ラテックス処理カーボンブラックを実施例1と同し方法
を用いてマスタバッチに配合したがたたしマスタバッチ
配合処方はカーボンブチ・ツクビーズのSBRを考慮し
て補正した。補正したマスタバッチ配合処方は5BR5
86,18g、ラテックス処理カーボンブラック470
.4g、およびナフテン系油95.4gを含有した。残
りの成分の量は実施例1におけて示したものと同じであ
った。次にマスタバッチ1370.25gを実施例1と
同し方法と配合処方を用いて硬化剤と硫黄とて混練した
実施例1ないし3からのSBRマスタバッチの試料を硬
化して各種試験に供し、SBRに及はすラテックス処理
カーボンブラックと未処理カーボンブラックの影響を比
較した。これらの試験結果を表1ないし3に示す。
表1に、ASTMD412による測定のように、実施例
1ないし3からの硬化試料の弾性率、引張強度、伸びお
よび反撥弾性を示す。弾性率、引張強度、および伸びに
ついては293℃60分硬化の試料ですべて試験した。
反撥弾性は293℃100分硬化の試料で試験した。弾
性率は所定の長さの百分率に試料を伸長するのに要する
エネルギー尺度である。試料の弾性率は表1に示すよう
に伸長率100,200および300%で測定した。
引張強度は試料を破断点にまで伸長するのに要するエネ
ルギーであり伸びは破断点の試料の伸長率%である。反
撥弾性はASTMD−1054により測定し試料のレジ
リエンスの尺度である。表1にまた示すショア硬度はA
STMD−2240により測定し試料の針入硬さの尺度
である。表1にまた示す分散指数(DI)はエラストメ
リックス(ELASTOMERI C5)、112巻1
号(1,980)の“カーボンブラックの分散性定量分
析“に示された方法により測定した。分散指数は試料全
部にわたるカーボンブラック粒子の分散性の尺度となる
ものである。さらに、表1に示す結合ゴム分は、ラハー
ケミストリアンドテクノロジイ (RUBBERCHE
MISTRY  AND  TECHNOLOGY)、
58巻2号350頁(1985)に記載の方法により測
定した。結合ゴム分はカーボンブラックに結合するゴム
量を示す。
表2は実施例工ないし3からの試料のレオメタ硬化性を
示しASTMD−2084で1°アク329°Fで測定
したものである。レオメータ硬化性は実施例1ないし3
からの未硬化マスタバッチ試料をレオメータに置きレオ
メータは回転ディスクを有しレオメータ中で試料を硬化
させて測定した。硬化する試料により回転ディスクにか
かるトルクを測定するものである。
表3はラバーケミストリアンドテクノロジ、47巻、4
号、729頁(1974)の“ゴムヒステリシスに及は
すカーボンブラックの影響”に記載の方法により実施例
1ないし3からの硬化マスタバッチ試料の動的性質を示
す。動的性質は前歪14.5%、0℃および10Hzで
測定した。通常、動的性質は、中央点に前歪負荷を用い
硬化試料シリンダに循環応力をかけて試験した。動的性
質は1%から25%の異なるピークピーク歪振幅(p 
t p)で測定した。E′はMPaで算出された貯蔵弾
性係数を示しゴム組成物のエネルギー貯蔵または伝送の
能力の尺度である。貯蔵弾性係数の高いほどゴム組成物
の剛性の高いことを示す。
E′はM P aで求めた損失弾性係数を示し、配合物
が機械的エネルギーを吸収しそのエネルギーを熱に転換
する能力を反映する。損失弾性係数の高いはと、熱発生
またはヒステリシスの大きいゴム組成物であることを示
す。Tは tanδを示しE’ /E’ の比である。
 tanδの高いほどヒステリシスの高いゴム組成物を
示す。
実施例1ないし3の試料の表1に示す性質および表2に
示すレオメータ硬化性はビーズ化過程中にカーボンブラ
ックにSBRラテックスの添加により大きく影響されな
かった。しかしながら、表3に示すこれら実施例の硬化
マスタバッチの動的性質は、実施例1の未処理カーボン
ブラックに比べ、実施例2および3のカーボンブラック
にラテックス添加により大きく増加した。SBRをカー
ボンブラックに5:100添加した実施例3は、SBR
をカーボンブラックに1 : 100添加した実施例2
より硬化マスタバッチの動的性質は増加した。ラテック
ス処理カーボンブラックのマスタバッチの貯蔵弾性係数
の増加は、未処理カーボンブラックのマスタバッチに比
べこれらマスタバッチの剛性が増加したことを示す。し
たがって、ラテックス処理カーボンブラックを使用する
と比較的高い動的剛性を有するトレッドの自動車用タイ
ヤを得ることができ、これは高速におけるタイヤのハン
ドリング性と安定性を向上しさらに規則的なトレッド摩
耗を促進するものである。
(実施例4−6) 実施例工ないし3がそれぞれ実施例4ないし6で反復さ
れた。実施例4ないし6のマスタバッチを実施例1ない
し3のSBRマスタバッチについて行なったのと同じ試
験に供した。実施例4ないし6の試験結果を表1ないし
3に示したが、これらの結果は実施例1ないし3の試験
結果と同し傾向を示した。
表1 物理的性質 弾性率L−200%(psi) 弾性率L−300%(psi) 引張強度(psi) 伸び  (%) 反撥弾性(%) ンヨア硬度 DI    (%) 表2 最小トルク (In−1b) ネットトルク(In−1b) 1.0In−ffb(分) 90%ネット  (分) 表3 動的性質 (実施例7) コロンビアケミカル社からのカーボンブチ・ツクN29
9の1000gを実施例1に述べtコ方法と配合により
ビーズ化した。ビーズ化カーボンブラックを用い実施例
1に述べた方法に従(1マスタノくッチをつくったか、
たたしここては)くン/<リミキサの代りにブチベンダ
ミニミキサを用%s、配合処方は下記のように比例して
スケールダウンしtこものを用いた。すなわち、5BR
97,92g、ポリブタジェンゴム30.6g、  カ
ーボンブチ・ツク71.4g、酸化亜鉛4.08g、ス
テアリン酸2.04g、酸化防止剤−オシン化防止剤フ
レクソン6H1,53g、サアコソル4240ナフテン
系油14.28gである。ミニミキサを温度180°F
およ、び回転速度116rpmて操作した。
マスタバッチ213.5gを実施例1に述べtこ方法に
より混練したがただしここではサントキュアMOR硬化
剤1.76gと硫黄1.18gを用0た。
(実施例8) コロンビアケミカル社からのカーボンブラックN299
の1000gを実施例2に述べた方法と配合処方により
SBRラテックスでビーズ化した。
実施例2に述べた方法に従ってラテ・ソクスでビズ化し
たカーボンブラックを用いてマスタノトノチをつくった
かたたしここではパンバリミキサの代りにブチベンダミ
ニミキサを用いおよび配合処方は下記のように比例して
スケールダウンしたものを用いた。すなわち、5BR9
7,02g、 ポリブタジェンゴム30.6g、  カ
ーボンブチ・ツク72.11g、酸化亜鉛4.08g、
 ステアリン酸2.04g、酸化防止剤−オシン化防止
剤フレクソン6H1,53g、およびサアコソル424
0ナフテン系油14.46gである。ミニミキサは温度
180’Fおよび回転速度116rpmで操作した。マ
スタバッチ213.5gを実施例2に述べた方法により
混練したか、ただしここではサントキュアMOR硬化剤
1.76gと硫黄1.18gを用いた。
(実施例9) コロンビアケミカル社からのカーボンブラックN299
の1000gを実施例3に述べた方法と配合によりSB
Rラテックスでビーズ化した。実施例3に述べた方法に
従ってラテックスでビーズ化したカーボンブラックを用
いてマスタバッチをつくったが、ただしここではパンバ
リミキサの代りにブチベンダミニミキサを用いおよび配
合処方は下記のように比例してスケールダウンしたもの
を用いた。すなわち、5BR9B、42g、ポリブタジ
ェンゴム30.6g、 カーボンブラック74.97g
、酸化亜鉛4.08g、ステアリン酸2.04g、酸化
防止剤−オシン化防止剤フレクソン6H1,53g、お
よびサアコソル4240ナフテン系油15.21gであ
る。ミニミキサは温度180°Fおよび回転速度116
rpmで操作した。マスタバッチ213.5gを実施例
3て述べた方法により混練したか、ただしここではサン
トキュアMOR硬化剤1.76gと硫黄1.18gを用
いた。
(実施例10) 実施例7に示した方法および配合処方によりマスタバッ
チをつくり硬化したが、ただしここでは使用したカーボ
ンブラックはコロンビアケミカル社のN299をリグノ
スルホン酸カルシウムビーズバ′インダ0.5%でビー
ズ化したものを用いた。
実施例7ないし10からのマスタバッチ硬化物を試験し
て物理的性質を測定し結果を表4に示した。試験方法は
実施例1ないし3のマスタバッチの物理的性質を測定す
るのに使用したものと同一であった。実施例7ないし1
0のマスタバッチの物理的性質は実施例1ないし6のマ
スタバッチの物理的性質に非常に似たものであったが、
たたしここでは実施例10のマスクバッチの弾性率が他
の実施例のマスタバッチより高いものであった。
弾性率L−100%(psi) 弾性率L−200%(psi) 弾性率L−300%(psi) 引張強度(psi) 伸び  (%) DI   (%) ショア硬度 表4 物理的性質 実施例 78 99.2   98.9 98.5   98.8 実施例7ないし10に使用のカーボンブランクビーズの
コロイド的性質を試験し結果を表5に示す。材料強度は
ASTMD−1937に従って測定し、ビーズ粒度分布
はASTMD−1511に従って測定し14M圧縮強度
はASTMD−3313に従って測定した。
表5に示すように、実施例8および9に使用のカーボン
ブラックにSBRラテックスを添加すると実施例7の未
処理カーボンブラックビーズに比ベビーズ強度は増加し
ビーズ粒度は小さくなる。
実施例8および9のSBRラテックス処理カーボンブラ
ンクビーズは実施例10のリグノスルホン酸カルシウム
バインダ処理のカーボンブラックビズに比べ材料強度は
高く圧縮強度は低い。実施例8および9のビーズ化カー
ボンブラックの平均ビーズ粒度は実施例10のビーズ化
カーボンブラックに比べまた小さい。従って、実施例8
および9に使用のSBRラテックス処理カーボンブラッ
クビーズのコロイド的性質はゴムラテックスが有効なビ
ーズバインダと同時に動的性能改良剤であることを示し
ている。
表5 実施例 7 材料強度(ebs) ビーズ粒度分布(%) + 10メソンユ + 18メゾシユ + 35メソンユ + 60メツシユ +120メツシユ ]20メツシユ ]4M圧縮強度1bs) 平均 最大 最小 月、3 12.3 18.8  25.4  28,0  73.61.7
   2.1   3.3   8.3実施例7ないし
1oのマスタバッチを混練しなからブチベンダミニミキ
サにより加えられた混合エネルギーをモニタし図1ない
し4にそれぞれ混合エネルギー曲線のグラフを示す。図
1ないし4の各縦軸はミニミキサに加えられるトルクを
メートルルブラム(Mg)で示し、図1ないし4の各横
軸はミニミキサの操作時間を分で示す。図1ないし4に
おいて、Xlはマスタバッチのドライの配合成分をミニ
ミキサに仕込んた時間を示す。
Xlにより示される点はマスタバッチにカーボンブラッ
クビーズか加えられた点である。時間X2をブラック添
加時間(B、1.T)と表わしおよびマスタバッチにカ
ーボンブラックを練り込むのに要するエネルギーをB、
1.T、エネルギーと表わす。X3はマスタバッチにオ
イルを添加した時間を示す。マスクバッチ混練時間の終
了をX4により表わす。マスタバッチの混線を完了する
のに要するエネルギーを全混合エネルギーと呼ぶ。
表6に実施例7ないし10のマスタバッチのB。
1、T、、B、1.T、エネルギー、および全混合エネ
ルギーをすべて示す。実施例8および9のSBRラテッ
クス処理カーボンブラックを含むマスタバッチは、実施
例7および10の未処理カボンブラックおよびリグノス
ルホン酸カルシウムビーズバインダ処理のカーボンブラ
ックをそれぞれ含むマスタバッチより顕著に低いB、1
.TとB、1.T、エネルギーおよび若干低い全混合エ
ネルギーを示す。実施例8のSBR濃度1:100を有
するカーホンブラックビーズを含むマスタバッチは未処
理カーボンブラックビーズを含む実施例7のマスタバッ
チよりB、1.T、  と−B、I。
T、エネルギーか15%低く、実施例10のリグノスル
ホン酸カルシウム処理のカーボンブラックビーズを含む
マスタバッチより19%低い。実施例9のSBR8度5
:100を有するカーボンブラックビーズを含むマスタ
バッチは実施例7のマスタバッチよりB、1.T、  
とB、1.T、エネルギーが26%低く、実施例10の
マスクバッチより30%低い。したがって、表6のデー
タは、ラテックス処理カーボンブラックビーズはゴム組
成物により容易に迅速に練り込まれることを示す。
図1ないし4に示す各混合エネルギー曲線がXlのカー
ボンブラック添加時間からX3のマスタバッチにオイル
添加時間まで減少する速度は各マスタハツチ全部にカー
ボンブラックが分散する速度を示す。図2と3の実施例
8と9のラテックス処理カーボンブラックビーズを含む
マスタバッチの混合エネルギー曲線は、図1と4の実施
例7と10の未処理カーボンブラックビーズとリグノス
ルホン酸カルシウム処理のカーボンブラックビズをそれ
ぞれ含むマスタバッチの混合エネルギ曲線よりX2以後
早く減少する。これはまたラテックス処理カーボンブラ
ックビーズの方がゴム組成物中さらに速く分散すること
を示す。
表6 B、  L  T、エネルギ (メートルキログラム) 全混合エネルギ (メートルキログラム) 本発明は以上説明の好ましい実施例にのみ関するもので
はなく、さらに請求範囲に示す本発明の精神と範囲から
反することなしに数々の変更や修正を行うことができる
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は未処理カーボンブラックビーズでつくられたマ
スタバッチの混合エネルギー曲線を示すグラフである。 第2図は本発明の好ましい実施例のカーホンブラック1
00部およびスチレンブタジェンゴム1部からなるカー
ボンブラックビーズてつくられたマスタバッチの混合エ
ネルギー曲線を示すグラフである。 第3図は本発明の好ましい実施例のカー下219フ21
00部およびスチレンブタジェンゴム5部からなるカー
ボンブラックビーズでつくられたマスタバッチの混合エ
ネルギー曲線を示すグラフである。 第4図はりグツスルホン酸カルシウムビーズバインダで
処理された従来のカーボンブラックビ−ズてつく られたマスタバッチの混合エネルギー曲線を示すグラフ
である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、強化ゴム組成物用カーボンブラックビーズであって
    、ビーズ化カーボンブラックがカーボンブラック粉末と
    ゴムとからなり、カーボンブラック粉末はカーボンブラ
    ック粒子の個々の凝集体からなり、カーボンブラック粒
    子はゴムにより塗布されその結果ビーズ化カーボンブラ
    ック全部にわたり実質的に十分量のゴムが分布し、その
    含有ゴム量はゴム組成物中のカーボンブラック粉末の分
    散性の向上およびゴム組成物の動的性質の向上を与える
    のに十分量のゴムが存在することからなるを特徴とする
    上記ビーズ化カーボンブラック。2、カーボンブラック
    粉末100部当りゴム量は約1ないし約10部存在する
    ことを特徴とする請求項1に記載のビーズ化カーボンブ
    ラック。 3、ゴムは、スチレン・ブタジエンゴム、ブタジエンゴ
    ム、天然ゴム、ニトリルゴム、およびエチレン−プロピ
    レンタ−ポリマーからなる群から選択されることを特徴
    とする請求項1に記載のビーズ化カーボンブラック。 4、カーボンブラック粉末100部当りゴムの量は約1
    ないし約10部存在することを特徴とする請求項3に記
    載のビーズ化カーボンブラック。 5、強化ゴム組成物用カーボンブラックであって、工程
    : ゴムからなるラテックスをカーボンブラック粒子の個々
    の凝集体からなるカーボンブラック粉末に添加する;お
    よび カーボンブラック粉末およびラテックスをカーボンブラ
    ックビーズ化装置でビーズ化を行ないそれによりカーボ
    ンブラック粒子の個々の凝集体がラテックスにより塗布
    されるようになり、その結果得られるビーズ化カーボン
    ブラック全部にわたり実質的に十分にゴムが分布し、 ラテックスはゴム組成物中のカーボンブラック粉末の分
    散性の向上およびゴム組成物の動的性質の向上を与える
    のに十分な量がカーボンブラック粉末に添加される、 からなるを特徴とする方法により調製されたビーズ化カ
    ーボンブラック。 6、カーボンブラック粉末100部当り添加ゴムが約1
    ないし約10部に十分なる量のラテックスをカーボンブ
    ラック粉末に添加することを特徴とする請求項5に記載
    の方法により調製したビーズ化カーボンブラック。 7、カーボンブラック粉末に添加するラテックス中のゴ
    ムはスチレンブタジエンゴム、ブタジエンゴム、天然ゴ
    ム、ニトリルゴムおよびエチレン−プロピレンタ−ポリ
    マーの群から選択されることを特徴とする請求項5に記
    載の方法により調製したビーズ化カーボンブラック。 8、カーボンブラック粉末100部当り添加ゴムが約1
    ないし約10部に十分なる量のラテックスをカーボンブ
    ラック粉末に添加することを特徴とする請求項7に記載
    の方法により調製したビーズ化カーボンブラック。 9、ゴムを分解させないよう十分に低い温度でビーズ化
    カーボンブラックを乾燥させるさらなる工程からなるを
    特徴とする請求項5に記載の方法により調製したビーズ
    化カーボンブラック。 10、強化ゴム組成物用ビーズ化カーボンブラック製造
    方法であって、 工程: ゴムからなるラテックスをカーボンブラック粒子の個々
    の凝集体からなるカーボンブラック粉末に添加する;お
    よび カーボンブラック粉末およびラテックスをカーボンブラ
    ックビーズ化装置でビーズ化を行ないそれによりカーボ
    ンブラック粒子の個々の凝集体がラテックスにより塗布
    されるようになり、その結果得られるビーズ化カーボン
    ブラック全部にわたり実質的に十分にゴムが分布し、 ラテックスはゴム組成物中のカーボンブラック粉末の分
    散性の向上およびゴム組成物の動的性質の向上を与える
    のに十分な量がカーボンブラック粉末に添加される、 からなるを特徴とする上記製造方法。 11、カーボンブラック粉末100部当り添加ゴムが約
    1ないし約10部に十分なる量のラテックスをカーボン
    ブラック粉末に添加することを特徴とする請求項10に
    記載のビーズ化カーボンブラックの製造方法。 12、カーボンブラック粉末に添加するラテックス中の
    ゴムはスチレンブタジエンゴム、ブタジエンゴム、天然
    ゴム、ニトリルゴムおよびエチレン−プロピレンタ−ポ
    リマーの群から選択されることを特徴とする請求項10
    に記載のビーズ化カーボンブラックの製造方法。 13、カーボンブラック粉末100部当り添加ゴムが約
    1ないし約10部に十分なる量のラテックスをカーボン
    ブラック粉末に添加することを特徴とする請求項12に
    記載のビーズ化カーボンブラックの製造方法。 14、ゴムを分解させないよう十分に低い温度でビーズ
    化カーボンブラックを乾燥させるさらなる工程からなる
    を特徴とする請求項10に記載のビーズ化カーボンブラ
    ックの製造方法。
JP11067390A 1990-04-27 1990-04-27 ラテックス添加カーボンブラックビーズ Pending JPH048772A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE112007001176T5 (de) 2006-05-18 2009-04-16 Husqvarna Zenoah Co., Ltd., Kawagoe Kabelanschluss und Kabel, das selbigen verwendet

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE112007001176T5 (de) 2006-05-18 2009-04-16 Husqvarna Zenoah Co., Ltd., Kawagoe Kabelanschluss und Kabel, das selbigen verwendet

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