JPH048691Y2 - - Google Patents

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JPH048691Y2
JPH048691Y2 JP1986002786U JP278686U JPH048691Y2 JP H048691 Y2 JPH048691 Y2 JP H048691Y2 JP 1986002786 U JP1986002786 U JP 1986002786U JP 278686 U JP278686 U JP 278686U JP H048691 Y2 JPH048691 Y2 JP H048691Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、読取ヘツドと記録ヘツドの両者を
同時走査する形式の手動式複写装置に関する。
〔従来の技術〕
複写装置として、読取ヘツドと記録ヘツドの両
者を走査駆動して原稿上の情報を記録用紙上に複
写することは公知である。
すなわち、原稿と記録用紙を巻きつけるドラム
と、ドラムの軸方向に平行に渡された送りねじ機
構と、送りねじ機構に装着された移動台と、移動
台の両側から外方に突出し送りねじ機構と平行な
2本のバーと、各バーに固着した読取ヘツドおよ
び記録ヘツドとを具備し、複写は、移動台を送り
ねじ機構に沿つて往復動させ、読取ヘツドにより
原稿を主走査し、ドラムを回転させることにより
原稿の副走査を行い、読取ヘツドの読取信号によ
り、記録ヘツドによる記録用紙上へのドツト印写
を制御し、記録用紙上に印写されたドツトの集合
として上記情報の複写像を得ている(実公昭60−
16140号公報、第1図)。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、このような複写装置では、読取ヘツド
と記録ヘツドの両者を機械的に駆動する形式のた
め、原稿上の任意な位置に向けての記録ヘツドの
移動が困難であり、そのため、原稿上の情報の一
部を抜き出し、その情報を記録用紙に複写するこ
とができないという不便さがあり、構造も複雑で
あるという欠点がある。
このためには、原稿と記録用紙を平面上に置
き、読取ヘツドと記録ヘツドの両者を手動で導い
て走査すればよいわけであるが、たんに手動によ
るときは走査の正確さに欠け、読取ヘツドと記録
ヘツドの走査ズレが必ず生じ、このため抜き出し
た情報の描画形状を保つて忠実に複写できないと
いう新たな問題が生じる。
したがつて、この考案は、このような事情にも
とづきなされたもので、原稿上の情報の一部を抜
き出し、その情報の描画形状を保つて忠実に複写
でき、構造も簡単な手動式複写装置を提供するこ
とを目的としたものである。
〔問題点を解決するための手段〕
この目的を達成するために、この考案は、原稿
と記録用紙が置かれた同一平面上を直進走行する
細長い転動体と、支持体底面に溝を設けた支持体
を備え、転動体に溝を滑動自在にはめ合わせて支
持体と転動体を連結し、この支持体に読取ヘツド
と記録ヘツドを支持させたものである。
〔実施例〕
この考案を図面に示す実施例によつて説明する
と、次のとおりである。
第1図はこの考案の手動式複写装置による複写
方法を示す平面図である。第1図において、1は
読取ヘツド、2はサーマルヘツドをそれぞれ示し
ている。読取ヘツド1は台3の上に置いた原稿4
上にあり、サーマルヘツド2は記録紙5上にあ
る。6は転写型感熱インキシート6である。サー
マルヘツド2と読取ヘツド1の両者は支持体7で
共通して支持されており、支持体7は原稿4と記
録用紙5との間にまたがる十分な長さの円柱状ま
たは円筒状ローラ8に連結してある。
支持体7には読取ヘツド1とサーマルヘツド2
の間隔調節装置が設けてある。第2図および第3
図はそれぞれ間隔調節装置の使用状態を示す平面
図および正面図である。図中、7aはアーム、7
bは突起、7cはガイド部、7bは溝、7eは間
隔固定用調節ねじをそれぞれ示しており、突起7
bは溝7dにはめ合わせ、ガイド部7cに対して
アーム7aを摺動自在とし、ねじ7eはガイド部
7cと接離できるようにアーム7aにねじ結合
し、アーム7aに読取ヘツド1を支持させてあ
る。
第4図は第1図のローラの断面と支持体の側面
を示す説明図である。ローラ8は金属で作られて
いて、支持体7の底面に設けた樋状溝9にはめ合
わせて台3上を転動して走行するように形成され
ており、読取ヘツド1とサーマルヘツド2をロー
ラ8に平行に位置させて支持した支持体7はロー
ラ8の長さ方向に滑動するように形成して、ロー
ラと支持体7の両者を連結してある。
第4図において、10は電池、11は制御部、
Sは通電スイツチを示し、読取ヘツド1と制御部
11との間、および制御部11とサーマルヘツド
2との間はそれぞれ信号伝送線路によつて接続し
てある。通電スイツチSは読取ヘツド1、サーマ
ルヘツド2、制御部11の各部への電源供給を手
動操作で接または断に切り換えるために設けられ
ている。読取ヘツド1は光電変換素子、例えば一
直線上に配列したCCDラインセンサのようなイ
メージセンサを有し、その長手方向の各素子より
画素単位に分割して電気信号が取り出され、その
電気信号は記録制御に適した形に処理されたの
ち、サーマルヘツドの記録付勢回路に印加され
る。
上述のごとき構成としたときの作動説明を行う
と、次のとおりである。
第1図において、原稿4上を描かれた文字列の
うち、任意な文字「A」を複写する際、操作者は
支持体7を手で押し、文字「A」に向けて手送り
する。このとき、ローラ8と支持体7は手送りに
よつておのおの図のY方向およびX方向に移動す
る。こうして、読取ヘツド1を当初位置から自由
な経路をたどつて原稿4上の任意位置の文字
「A」の読取開始位置にセツトすることができる。
次に、読取ヘツド1、サーマルヘツド2、制御
部11の各部に電源を供給する。
複写は、ローラ8と支持体7を手送りによつて
おのおの図のY方向およびX方向に移動させ、文
字「A」に対し、読取ヘツド1を逐次横切らせて
走査する。こうして、文字「A」の情報を信号化
しつつ、この読取信号により転写型感熱インキシ
ート6上にサーマルヘツド2でドツト印写を行
う。記録用紙5には転写型感熱インキシート6か
らの溶融インキがドツト状に転写されて、文字
「A」の複写像が得られる。
この際、ローラ8は適当な重量が付与されてい
て、円柱状または円筒状であるため、ローラ8の
軸線と直角の方向に走行し、それ以外の方向には
動きにくい。したがつて、複写の際、ローラ8に
滑動自在に連結された支持体7の位置が時々刻々
変化しても、支持体7は常に一定の姿勢を保つて
いる。すなわち、支持体7は台3に垂直な仮想軸
に対して回転しない。この結果、読取ヘツド1と
サーマルヘツド2との走査ズレが防止されて、抜
き出した文字「A」の描画形状を保つて忠実に複
写できる。
また、支持体7に読取ヘツド1とサーマルヘツ
ド2に対する間隔調節装置7a〜7eが設けられ
ているために、両ヘツドの間隔が調節でき、複写
時、原稿1と記録用紙5の間隔や、読取位置と書
込位置との間隔などを変更することができる。
さらに、支持体7に通電スイツチSが設けられ
ているために、手送りしながら、読取ヘツド1が
たどる経路の途中で読取ヘツド1、サーマルヘツ
ド2、制御部11の各部への電源供給が遮断で
き、原稿4上の複数の情報を選択した際、その複
数の情報のみを連続して複写することができる。
このようにして、原稿上の情報の一部を抜き出
し、その情報を記録用紙に複写できると共に、抜
き出した情報の描画形状を保つて忠実に複写でき
るものである。
上述の実施例において、円柱状または円筒状ロ
ーラを用いているが、要するに、支持体が滑動で
きる細長い転動体であつて、その走行方向が転動
体軸線と直角である転動体であればよく、例え
ば、第5図は、転動体8が断面円形のシヤフト8
bの両端にシヤフト8bと一体のローラ8aを備
え、ローラ8aはその周面を粗面などにしてすべ
り止め手段を設けている場合を示しており、第6
図はこの転動体8を備えている以外は、第1図〜
第4図に示したものと同じ構造の手動式複写装置
を示している。
本例において、第6図に示す溝9を軸受孔に変
更し、この軸受孔に第5図に示す転動体8のシヤ
フト8bを挿通するように構成してもよい。
また、第7は、転動体8が角柱ガイド8eを貫
通した断面円形のシヤフト8dの両端にシヤフト
8dと一体のローラ8cを備えている場合を示し
ており、第8図はこの転動体8のガイド8eを支
持体7の底面に設けた角溝9にはめ合わせている
以外は、第1図〜第4図に示したものと同じ構造
の手動式複写装置を示している。
なお、読取ヘツド1とサーマルヘツド2との位
置を逆にし、アーム7aにサーマルヘツド2を支
持させてもよい。また、記録ヘツドとして、サー
マルヘツド方式のほか、ドツトプリンタ方式、そ
の他の公知の方式とすることができる。ドツトプ
リンタ方式とするときには、転写型感熱インキシ
ートの代わりにカーボン紙を使用する。このよう
なインキ媒体を、複写の途中で、別な色のインキ
媒体と交換すれば、同一記録用紙上に複数色の複
写像を得ることができる。
さらに、読取ヘツドについては、光電変換素子
数が少ないことが好ましい。それは、原稿の多く
が小さな図形・文字が密集して情報を形成してお
り、この中から小さな図形・文字だけを選択的に
読み取つて複写する必要があるからである。光電
変換素子数が多くて読取ヘツドの読取幅が大きい
と、小さな図形・文字に近接した余分な情報まで
読み取ることとなる。したがつて、光電変換素子
数が少ないことが好ましく、前記各例の説明は、
1個の光電変換素子の使用を排除するものではな
い。
〔考案の効果〕
この考案は上記したところから明らかなよう
に、原稿と記録用紙が置かれた同一平面上を直進
走行する細長い転動体と、支持体底面に溝を設け
た支持体を備え、転動体に溝を滑動自在にはめ合
わせて支持体と転動体を連結し、この支持体に読
取ヘツドと記録ヘツドを支持させた構成としたこ
とにより、原稿上の情報の一部を抜き出し、その
情報の描画形状を保つて忠実の複写を行うことが
でき、構造も簡単である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の手動式複写装置による複写
方法を示す平面図、第2図は第1図の手動式複写
装置に設けた間隔調節装置の使用状態を示す平面
図、第3図は第2図中の支持体の拡大正面図、第
4図は転動体の断面と支持体の側面を拡大して示
す説明図、第5図は転動体の別例を示す中央部分
を省略した平面図、第6図は第5図の転動体の断
面と支持体の側面を拡大して示す説明図、第7図
は転動体の別例を示す中央部分を省略した平面
図、第8図は第7図の転動体の断面と支持体の側
面を拡大して示す説明図である。 1は読取ヘツド、2は感熱ヘツド、3は台、4
は原稿、5は記録用紙、6は転写型感熱シート、
7は支持体、7a〜7eは間隔調節装置、8,8
a〜8eは転動体、9は溝、10は電池、11は
制御部、Sは通電スイツチである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 原稿と記録用紙が置かれた同一平面上を直進走
    行する細長い転動体と、支持体底面に溝を設けた
    支持体を備え、転動体に溝を滑動自在にはめ合わ
    せて支持体と転動体を連結し、この支持体に読取
    ヘツドと記録ヘツドを支持させてなる、手動式複
    写装置。
JP1986002786U 1986-01-13 1986-01-13 Expired JPH048691Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986002786U JPH048691Y2 (ja) 1986-01-13 1986-01-13

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986002786U JPH048691Y2 (ja) 1986-01-13 1986-01-13

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JPS62114561U JPS62114561U (ja) 1987-07-21
JPH048691Y2 true JPH048691Y2 (ja) 1992-03-04

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ID=30781952

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56117659A (en) * 1980-02-20 1981-09-16 Hidenori Kiya Discharge piercing-type plate making machine

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5566163U (ja) * 1978-10-31 1980-05-07

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56117659A (en) * 1980-02-20 1981-09-16 Hidenori Kiya Discharge piercing-type plate making machine

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JPS62114561U (ja) 1987-07-21

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