JPH0486445A

JPH0486445A - 空気調和機

Info

Publication number: JPH0486445A
Application number: JP2203560A
Authority: JP
Inventors: Yoshihito Mino; 義仁簑
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1990-07-31
Filing date: 1990-07-31
Publication date: 1992-03-19

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的］（産業上の利用分野）本発明は１台のリモートコントローラにより複数台の室
内ユニットの運転状態を制御できる空気調和機に関する
。

（従来の技術）同一室内の空調状態を均一に保つために、同一室内に複
数の室内ユニットを設置するようにした空気調和機が知
られている。第５図を参照して室内ユニットが３台設置
された空気調和機について説明する。図において、１〜
３はそれぞれ室内ユニットである。室内ユニット１〜３
と室外ユニット４とは制御ライン０１〜Ｃ３を介してそ
れぞれ接続されている。また、上記室内ユニット１〜３
とリモートコントローラ５は制御ライン０４〜Ｃ６で接
続されている。この１つのリモートコントローラ５によ
り各室内ユニット１〜３の運転状態等が指定可能とされ
ることにより、操作部の削減を計っている。

（発明が解決しようとする課題）しかし、上記リモートコントローラ５により冷房／暖房
を自動的に選択する冷房／暖房自動選択モードが選択さ
れると、その制御信号は制御ラインＣ４〜Ｃ６を介して
各室内ユニット１〜３にそれぞれ送信される。この制御
信号を受けた各室内ユニット１〜３では送信された設定
温度と室内ユニット１〜３毎に設けられた室温センサ（
図示しない）で検出される室温とを比較して暖房運転す
るか冷房運転するかを判断していた。このため、室温セ
ンサで検出される室温にばらつきがある場合には、ある
室内ユニットでは暖房運転と判断し、ある室内ユニット
では冷房運転と判断するという同期のとれない運転状態
が存在してしまうという恐れがあった；また、１つの冷
凍サイクルで構成する空気調和機においては冷暖同時運
転ができないため、複数の室内ユニットで運転モードが
一致しないと大変不都合で冷暖自動運転選択モードを適
用することは難しかった。

本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、その目的は
１つのリモートコントローラにより複数台の室内ユニッ
トの運転状態が設定可能な空気調和機において、リモー
トコントローラにより冷暖房自動選択モードが選択され
た場合には、各室内ユニットの運転状態を統一するよう
に制御できる空気調和機を提供することにある。

［発明の構成］（課題を解決するための手段）上記目的を達成するために、本発明では第１乃至第ｎの
室内ユニットに接続された１つのリモートコントローラ
を有し、このリモートコントーラで全室内ユニットの運
転状態を個々に制御可能な空気調和機において、上記リ
モートコントローラおいて冷暖房の自動運転が指定され
たことが検出されると、上記第１の室内ユニットに冷暖
房自動運転信号を送信し、この冷暖房自動運転信号に応
答して第１の室内ユニットは冷房運転あるいは暖房運転
のいずれか１つの運転モードを選択し、その選択された
運転モードが上記第１の室内ユニットから上記リモート
コントローラに送信されると、上記リモートコントロー
ラは他の室内ユニットに上記第１の室内ユニットで選択
された運転モードを送信するように構成している。

（作　用）リモートコントローラで冷暖房の自動運転が指定される
と、まず第１の室内ユニットに制御信号が送信される。

第１の室内ユニットでは制御信号を受信し、上記リモー
トコントローラで指定された設定温度と第１の室内ユニ
ットに設けられた室温センサで検出される室温とを比較
して冷房運転をすべきか、暖房運転をすべきかを判断す
る。

そして、判断結果に応じた運転モードを開始する。

そして、第１の室内ユニットは開始した運転モードをリ
モートコントローラに送信する。この送信を受けたリモ
ートコントローラは第１の室内ユニットの運転モードと
同じ運転モードを他の室内ユニットに送信するようにし
ている。

（実施例）以下図面を参照して本発明に係わる空気調和機の実施例
を説明する。第１図は本発明を採用した空気調和機の構
成を示すブロック図である。第１図において、それぞれ
の室内ユニット１１〜１３と室外ユニット１４とは制御
ラインｄ１〜ｄ３でそれぞれ接続されている。また、上
記室内ユニット１１〜１３とリモートコントローラ１５
は制御ラインｄ４〜ｄ６で接続されている。このリモー
トコントローラ１５には運転／停止スィッチ１５ａ１タ
イマ設定部１５ｂ、温度設定釦１５ｃ１運転切換スイッ
チ１５ｄ１風量切換スイッチ１５ｅ１表示部１５ｆが設
けられている。上記運転切換スイッチ１５ｄにより暖房
運転、冷房運転、冷暖房自動運転等の運転切換えが可能
である。

次に、第１図に示した空気調和機の冷凍サイクルについ
て第２図を参照して説明する。第２図において、２１は
能力可変式圧縮機である。この能力可変式圧縮機２１の
吐出側は四方弁２２、室外熱交換器２３、膨張弁２４が
順次接続される。さらに、膨張弁２４には流量調整弁（
ＰＭＶ　；パルスモータバルブ）２５及び室内熱交換器
２６の直列回路、流量調整弁２７及び室内熱交換器２８
の直列回路、流量調整弁２９及び室内熱交換器３０の直
列回路が互いに並列に接続されている。その並列回路は
上記四方弁２２を介して上記圧縮機２１の吸い込み側に
接続される。

次に、第１図に示した空気調和機の制御回路について第
３図を参照して説明する。第３図において、リモートコ
ントローラ１５はマイクロコンピュータ１５ｍを中心と
して構成されているもので、マイクロコンピュータ１５
ｍから送信あるいは受信されるデータは送信回路１５ｔ
、受信回路１５ｒを介して伝送される。なお、操作スイ
ッチ１５には第１図を参照して説明した運転／停止スイ
ッチ１５等を総称して示すものである。

また、室内ユニット１１はマイクロコンピュータ１１ｍ
を中心として構成されているもので、このマイクロコン
ピュータｌ１ｍには室内ユニ・ソト１１のアドレスを設
定するアドレス設定部１１ａ１フアンモータ１１ｆ１室
温を検出する室温センサ１１ｇが接続されている。さら
に、このマイクロコンピュータｌ１ｍの入力側には送信
回路１１ｔ１受信回路１１ｒが接続されており、その出
力側には送信回路１１ｔ′、受信回路１１ｒ′が接続さ
れている。

なお、室内ユニット１２及び１３の内部の回路等につい
ては上記した室内ユニット１１と同様であるので図示し
ていない。

また、室外ユニット１４はマイクロコンピュータを中心
に構成された室外制御部１４ｍを有している。この室外
制御部１４ｍには上記四方弁２２、上記流量調整弁２５
，２７，２９、インバータ回路３１、室外ファンモータ
３２が接続される。

インバータ回路３１は商用交流電源３３の電圧を整流し
、それを上記室外制御部１４ｒｎの指令に応じた周波数
（および電圧）の交流に変換出力するものである。この
インバータ回路３１の出力に上記能力可変圧縮機２１の
駆動モータ２１Ｍが接続される。

次に、動作について説明する。まず、室内ユニット１１
，１２．１３は据付時アドレス設定部１１ａによりそれ
ぞれアドレス１，２．３と設定されているものとする。

そして、リモートコントローラ１５の操作スイッチ１５
ｋが操作されて、運転モード及び設定温度Ｔｓが指定さ
れ、運転スイッチがオンされると、マイクロコンピュー
タ１５ｍにより第４図のフローチャートに示す処理が行
われる。まず、操作スイッチ１５ｋにより冷暖房自動運
転モードが指定されたか判定される（ステップＳｌ）。

ここで、例えば操作スイッチ１５にの操作により暖房運
転モードが設定されているとすると、上記ステップＳ１
でｒＮＯＪと判定され、全室内ユニット１１〜１３に暖
房運転の指示が出される（ステップＳ２）。この場合に
おいて、能力可変式圧縮機２１が起動され、その能力が
室内ユニット１１〜１３の要求能力の総和に応じて制御
される。同時に、四方弁２２が切り換えられる。

従って、第２図に破線矢印で示すように、能力可変圧縮
機２１から吐出される冷媒が四方弁２２を通って室内熱
交換器２６．２８．３０に流入し、そこで冷媒が室内空
気に熱を奪われて凝縮される。

この室内熱交換器２６，２８．３０を経た冷媒は流量制
御弁２５，２７．２９及び膨脹弁２４を通って室外熱交
換器２３に流入される。ここで、冷媒が外気から熱を奪
って蒸発する。そして、この室外熱交換器２３を通った
冷媒は四方弁２２を経て上記能力可変式圧縮機２１に吸
い込まれる。そして、室内ユニット１１〜１３の室内フ
ァンが駆動されて、室内熱交換器２６．２８．３０を通
して室内空気が循環することにより、室内ユニット１１
〜１３で暖房運転が実行される。

ここで、流量調整弁２５，２７．２９の開度（駆動パル
ス数）は室内ユニット１１〜１３の要求能力に応じて設
定される。

一方、リモートコントローラ１５の操作スイッチ１５に
の操作により冷暖房自動運転モードが設定されていると
すると上記ステップＳ１においてｒＹＥｓＪと判定され
る。そして、リモートコントローラ１５からアドレス１
の室内ユニット１１に冷暖房自動運転が指示される（ス
テップＳ３）。

この指示を受信した室内ユニット１１は上記設定温度Ｔ
ｓと室温センサｌ１ｇで検知される室温とを比較し、冷
房運転をすべきか暖房運転をすべきかを判定する。例え
ば、室温が設定温度Ｔｓより高いと判定された場合には
、冷房運転をすべきと判定される。そして、室内ユニッ
ト１１は冷房運転を選択したことをリモートコントロー
ラ１５に送信し、この送信をリモートコントローラ１５
が受信する（ステップＳ４）。リモートコントローラ１
５は室内ユニット１１により冷房が選択されたか暖房が
選択されたかを判定する（ステップＳ５）。ここでは、
室内ユニット１１により冷房が選択されているので、リ
モートコントローラ１５はアドレス１以外の室内ユニッ
ト、つまりアドレス２の室内ユニット１２及びアドレス
３の室内ユニット１３に冷房運転をすべき指示を出力す
る。

従って、第２図に実線矢印で示すように、能力可変式圧
縮機２１から吐出される冷媒が四方弁２２を通って室外
熱交換器２３に流入し、そこで冷媒が外気に熱を奪われ
て凝縮される。この室外熱交換器２３を経た冷媒は膨張
弁２４、流量制御弁２５，２７．２９を介して室内熱交
換器２６゜２８．３０に流入される。ここで、冷媒は室
内空気から熱を奪って蒸発する。そして、これら室内熱
交換器２６，２８．３０を通った冷媒は四方弁２２を介
して上記能力可変式圧縮機２１に吸い込まれる。そして
、室内ユニット１１〜１３の室内ファンが駆動されて、
室内熱交換器２６，２８゜３０を通して室内空気が循環
することにより、室内ユニット１１〜１３で冷房運転が
実行される。

一方、上記ステップＳ５の判定で上記室内ユニット１ユ
により暖房が選択されたことが検出された場合には、リ
モートコントローラ１５は室内ユニット１１以外のユニ
ット、つまり室内ユニット１２及び１３に暖房運転をす
べき指示を出力する。

［発明の効果］以上詳述したように本発明によれば、１つのリモートコ
ントローラにより複数台の室内ユニットの運転状態が設
定可能な空気調和機において、リモートコントローラに
より冷暖房自動選択モードが選択された場合には、各室
内ユニットの運転状態を統一するように制御できる空気
調和機を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係わる空気調和機の構成を示すブロッ
ク図、第２図は同空気調和機の冷凍サイクルを示す図、
第３図は同空気調和機の制御回路を示す図、第４図は同
空気調和機の動作を説明するためのフローチャート、第
５図は従来の空気調和機の構成を示すブロック図である
。１１〜１３・・・室内ユニット、１４・・・室外ユニッ
ト、１５・・・リモートコントローラ。出願人代理人　弁理士　鈴江武彦箒１図

Claims

【特許請求の範囲】

第１乃至第ｎの室内ユニットに接続された１つのリモー
トコントローラを有し、このリモートコントーラにより
全室内ユニットの運転状態を個々に制御可能な空気調和
機において、上記リモートコントローラで冷暖房の自動
運転が指定されたことが検出されると、上記第１の室内
ユニットに冷暖房自動運転信号を送信し、この冷暖房自
動運転信号に応答して第１の室内ユニットは冷房運転あ
るいは暖房運転のいずれか１つの運転モードを選択し、
その選択された運転モードが上記第１の室内ユニットか
ら上記リモートコントローラに送信されると、上記リモ
ートコントローラは他の室内ユニットに上記第１の室内
ユニットで選択された運転モードを送信するようにした
ことを特徴とする空気調和機。