JP2902061B2 - ダクト式空気調和装置の制御方法 - Google Patents

ダクト式空気調和装置の制御方法

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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、運転周波数可変型圧縮機および送風量可変
型送風機を備えた空気調和機本体にダクトを介して接続
された複数の被空調部を空調制御するダクト式空気調和
装置の制御方法に関し、更に詳しくは、前記運転周波数
可変型圧縮機を運転および停止させる制御方法に関す
る。
(従来の技術) ダクト式空気調和装置は、第1図に示すように、図示
しない運転周波数可変型圧縮機および室外側熱交換機を
備えた室外機1および例えば天井に埋め込まれた図示し
ない室内側熱交換機および送風量可変型送風機を備えた
室内機2を有し、該室外機1と室内機2とは冷媒管3を
介して連結され、空気調和機本体4を構成している。
前記室内機2の熱交換空気吹き出し部は、ダクト5を
介して複数の吹出口6に連結されている。この複数の吹
出口6は、それぞれ被空調部である複数の部屋の天井に
各部屋内を向いて設けられたり、または大広間の天井に
大広間内を向いて適当な間隔をあけて取り付けられ、室
内機2の熱交換空気吹き出し部からダクト5を介して供
給される熱交換空気を吹出口6から各部屋内または大広
間内に吹き出すようになっている。また、各吹出口6内
には、図示のようにダンパ7が回転自在に設けられてい
る。このダンパ7は各吹出口6毎に設けられているダン
パ開度調整機構9に機械的に連結され、ダンパ開度調整
機構9の制御により回転駆動され、開度を調整し得るよ
うになっている。すなわち、吹出口6から各被空調部内
に吹き出される熱交換空気の風量はダンパ7の開度量に
よって変化し、これにより被空調部内を空調し得るよう
になっている。
前記室内機2には、マイクロコンピュータ等からなる
主制御装置8が設けられているが、この主制御装置8は
点線で示すように室外機1に設けられている運転周波数
可変型圧縮機に電気的に接続されるとともに、各ダンパ
開度調整機構9にも電気的に接続され、該ダンパ開度調
整機構9を介して各被空調部に取り付けられている室温
設定用の各リモコン10に電気的に接続されている。
空気調和機本体4は、冷凍サイクル運転を行うととも
に、室内機2に設けられている送風機を駆動し、これに
より室内機2で生成される熱交換空気をダクト5を介し
て各吹出口6から各被空調部に吹き出し、被空調部を空
調するようになっている。
各被空調部においては、リモコン10によって室温を設
定するとともに、各被空調部の実際の室温を検知し、こ
れにより各ダンパ7の開度を決定し、各ダンパ開度調整
機構9に駆動信号を供給する。また、各ダンパ開度調整
機構9は、ダンパ開度に応じた開度情報を主制御装置8
に供給する。従って、各吹出口6から被空調部には各ダ
ンパ7の開度に応じた熱交換空気風量が吹き出され、リ
モコン10で設定された設定温度に適応した空気調和が行
われるようになっている。なお、ダンパ7の開度は室温
と設定温度との差によってのみ決定され、最適な空気調
和が行おうとするものである。
また、従来は、被空調部の室温と設定温度との差の総
和の平均によって運転周波数可変型圧縮機の運転周波数
を決定し、この運転周波数が最低の周波数になったとき
に被空調部のダンパ開度の最大が設定開度を下回ったと
きを運転周波数可変型圧縮機の運転停止としていた。
(発明が解決しようとする課題) 上述したような従来のダクト式空気調和装置の運転周
波数可変型圧縮機の運転および停止において、1台の室
内機2に対して吹出口6が1箇所であるダクト式空気調
和装置では、室温と設定温度とが一致して運転周波数可
変型圧縮機の運転を停止してから、室温が設定温度から
再び離れて圧縮機の運転を開始するまでの間隔は通常の
運転および停止間隔で運転されるが、吹出口6を複数有
する従来のダクト式空気調和装置では、複数の吹出口6
のダンパ開度は室温と設定温度が一致したダンパから閉
じていくため、最後の1箇所のダンパが閉じ始める頃に
は始めに室温と設定温度が一致してダンパを閉じていた
吹出口6に面した被空調部の室温は設定温度から再び離
れていく傾向にあり、空気調和を必要としだしてきてい
る。このため、最後の1箇所のダンパが閉じ始めて、運
転周波数可変型圧縮機の運転を停止するまでに再び空気
調和を必要とするダンパが開き始めて圧縮機の運転を停
止させない程度にダンパが開いてしまえば、圧縮機の運
転は継続されるが、最後の1箇所のダンパが先に閉じて
しまって圧縮機の運転を停止してしまえば、室温と設定
温度との差がひらくことによって再びダンパを開き始め
た吹出口6に面した被空調部の要求によって圧縮機の運
転を開始しなければならなくなる。このような現象は被
空調部の数が増せば増すほど多くなり、運転周波数可変
型圧縮機の運転および停止の回数を増加させることにな
り、圧縮機の信頼性の低下を招くとともに、消費電力の
増加をまねくという問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたもので、その目的と
するところは、負荷の慣性を利用して運転周波数可変型
圧縮機の運転と停止の切り替えの時間間隔を長くして該
圧縮機の起動回数を減少し、信頼性の向上を図ったダク
ト式空気調和装置の制御方法を提供することにある。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明のダクト式空気調和
装置の制御方法は、運転周波数可変型圧縮機および送風
量可変型送風機を備えた空気調和機本体にダクトを介し
て接続された複数の被空調部を空調制御するダクト式空
気調和装置の制御方法であって、各被空調部の温度(T
a)と設定温度(Ts)との温度差に応じて重み付けさ
れ、割り付けされた運転制御ポイントの総和に基づいて
前記圧縮機の運転周波数を決定し、前記運転周波数可変
型圧縮機は、運転制御ポイントの総和が「0」であり、
かつ、各被空調部の温度(Ta)と設定温度(Ts)との温
度差に応じて重み付けされた停止制御ポイントの総和が
所定値以上になると停止させられることを要旨とする。
(作用) 本発明のダクト式空気調和装置の制御方法では、各被
空調部の温度と設定温度との温度差に応じて重み付けさ
れた運転制御ポイントの総和に基づいて運転周波数可変
型圧縮機の運転周波数を決定すると共に、運転制御ポイ
ントの総和が「0」で、かつ各被空調部の温度と設定温
度との温度差に応じて重み付けされた停止制御ポイント
の総和が所定値以上になると運転周波数可変型圧縮機を
停止させる。
(実施例) 以下、図面を用いて本発明の実施例を説明する。
第1図は本発明の一実施例に係わるダクト式空気調和
装置の制御方法が適用されるダクト式空気調和装置の構
成図であり、第2図は第1図のダクト式空気調和装置に
使用されている室外機1、主制御装置8、ダンパ開度調
整機構9およびリモコン10間の電気接続関係を示す図で
ある。第1図に示すダクト式空気調和装置の構成は前述
した通りであるので、説明は省略する。
第2図において、リモコン10は、各被空調部に設置さ
れるものであるが、被空調部の室温を検出するサーミス
タ61を有し、該サーミスタ61で検出した室温情報はマイ
クロコンピュータ63に供給されている。また、マイクロ
コンピュータ63には設定表示部65が接続され、該設定表
示部65を介して室温の設定および表示ができるようにな
っている。更に、マイクロコンピュータ63は通信回路67
を介してダンパ開度調整機構9に接続され、これにより
前記サーミスタ61で検出した室温や設定室温等の情報を
伝達し得るようになっている。
ダンパ開度調整機構9は、通信回路99を介して前記リ
モコン10に接続され、該リモコン10から供給される室温
および設定室温との差をマイクロコンピュータ95で算出
し、この差によってダンパ駆動回路93を介してダンパ用
ステッピングモータ91を駆動し、前記ダンパ7を所定の
開度に制御し、被空調部の空気調和を行うようになって
いる。また、ダンパ開度調整機構9のマイクロコンピュ
ータ95は通信回路97を介して前記主制御装置8に接続さ
れ、これによりリモコン10から供給された室温および設
定室温情報に加えて、該ダンパ開度調整機構9で制御し
たダンパ開度情報を主制御装置8に供給するようになっ
ている。
主制御装置8は、ダンパ開度調整機構9から供給され
る室温、設定温度およびダンパ開度情報を通信回路89を
介してマイクロコンピュータ85で受信し、これらの情報
に基づいて送風機ドライバ81を介して室内送風機83を駆
動し、室内送風機83を風量調節を行っている。また、主
制御装置8のマイクロコンピュータ85は、室温および設
定室温から決定される運転制御ポイントの総計によって
求められた圧縮機の運転周波数を計算し、この圧縮機の
運転周波数情報を通信回路87を介して室外機1に供給す
るようになっている。なお、送風機ドライバ81は交流電
源100に接続され、該交流電源100で作動するようになっ
ている。
室外機1は、主制御装置8から供給される圧縮機の運
転周波数情報を通信回路23を介してマイクロコンピュー
タ21で受信する。マイクロコンピュータ21は、この受信
した圧縮機の運転周波数に基づいて信号発生回路19およ
びインバータ駆動回路15を介して運転周波数可変型圧縮
機17を駆動し、該圧縮機17の周波数を制御している。そ
して、この圧縮機17の運転周波数を可変制御することに
よってリモコン10が設置されている被空調部の空気調和
を行うようになっている。なお、インバータ駆動回路15
は交流電源100からの交流電圧をコンバータ11および平
滑回路13を介して平滑された電圧で作動するようになっ
ている。
以上のように構成されるダクト式空気調和装置におい
ては、運転周波数可変型圧縮機の運転制御を行うに当
り、各被空調部の室温Taと設定温度Tsとの差によって割
り付けられる運転制御ポイントPと停止制御ポイントF
を設定している。この運転制御ポイントPおよび停止制
御ポイントFは、暖房時は次に示す表1のように割り付
けられ、冷房時は表2のように割り付けられている。
表1からわかるように、暖房時においては、室温Taが
設定温度Tsを超えている温度ゾーンでは運転制御ポイン
トPを「0」に設定し、室温Taが設定温度Tsを下回る温
度ゾーンでは停止制御ポイントFを「0」に設定してい
る。
また、表2からわかるように、冷房時においては、室
温Taが設定温度Tsより低い温度ゾーンでは運転制御ポイ
ントPを「0」に設定し、室温Taが設定温度Tsより高い
温度ゾーンでは停止制御ポイントFを「0」に設定して
いる。
更に、運転周波数可変型圧縮機の運転周波数PHZは、
次式に示すように、各被空調部に対する運転制御ポイン
トPの総和(ΣP)で決定されるようになっている。
P HZ=f(ΣP) この関係は具体的には次に示す表3の通りである。
また、運転周波数可変型圧縮機の停止は次の場合に行
われる。
P HZ=0 F HZ=ΣF≧4 更に、圧縮機の運転開始は次の場合に行われる。
P Hz≧2 なお、前述した表1,2,3で説明した関係は第3図〜第
6図に示されている。
運転制御ポイントPおよび停止制御ポイントFは各ダ
ンパ開度調整機構9から通信回路97および89を介して主
制御装置8に供給されるが、次に主制御装置8の動作を
第7図を参照して説明する。
第7図において、主制御装置8の電源がはいると(ス
テップ110)、室内機2の状態を送信し、各ダンパ開度
調整機構(VAV)9は主制御装置8に各ダンパ開度調整
機構9の状態を送信可能にする(ステップ120)。そし
て、各ダンパ開度調整機構9からの情報を受信し(ステ
ップ130)、該受信データが各ダンパ開度調整機構(VA
V)9からの受信データかどうか判断する(ステップ14
0)。そうである場合には、運転制御ポイントPおよび
停止制御ポイントFの総計を求めるために、主制御装置
8はマイクロコンピュータ85内のRAMに受信データを保
存する(ステップ150)。すべてのダンパ開度調整機構
(VAV)9からの受信データが終了した場合には(ステ
ップ160)、主制御装置8の運転モードを判定し(ステ
ップ170)、この結果によって室内送風機83の送風指令
を行い(ステップ180)、室外機1に対して圧縮機の運
転周波数の指令を行い、最適な空気調和温度で送風を行
う(ステップ190)。
第8図は室外機指令の詳細なフローチャートである。
同図においては、室外機1が運転中であるか否か判定し
(ステップ210)、運転中である場合には、運転制御ポ
イントPの総計ΣP=0であるか否か判定し(ステップ
220)、0である場合には、停止制御ポイントFの総計
ΣFが4以上であるか否か判定する(ステップ230)。
4以上の場合には、室外機停止指令P Hz=0とする(ス
テップ240)。また、ステップ220,230において、それぞ
れ0でなく、また4以上でない場合には、運転制御ポイ
ントPの総計に従った圧縮機の運転周波数を室外機1に
指令する(ステップ260)。更に、ステップ210における
判定で室外機1が運転中でない場合、すなわち停止中で
ある場合には、運転制御ポイントPの総計ΣPが2以上
であるか否か判定し、運転開始判定を行う(ステップ25
0)。そして、運転制御ポイントPの総計が2以上の場
合には、この運転制御ポイントPの総計で表される運転
周波数を室外機1に供給し、これにより圧縮機17を運転
開始する(ステップ260)。運転制御ポイントPの総計
が2未満の場合には、室外機1に対して停止指令を供給
する。
次に、第9図を参照して、ダンパ開度調整機構9の動
作について説明する。ダンパ開度調整機構9は電源がは
いると(ステップ310)、ダンパを初期化して室温Taと
設定温度Tsに基づいたダンパ開度に初期設定する(ステ
ップ320)。それから、設定温度Tsの入力(ステップ33
0)、室温Taの検出(ステップ340)、リモコン10の設定
表示部65への表示出力(ステップ350)、およびダンパ
開度の決定(ステップ360)を順次行った後、ダンパ開
度の調節を行う(ステップ370)。それから、主制御装
置8から室内機の状態を受信待ちし(ステップ380)、
受信後、送信順番を待って(ステップ390)、ダンパ開
度調整機構9の状態を主制御装置8に送信し(ステップ
400)、主制御装置8が最適な送風量と圧縮機の運転周
波数を決定し、これにより圧縮機の運転および停止回数
を減少させた信頼性の高い圧縮機運転制御を行うように
なっている。
上述した運転および停止制御方法において、圧縮機が
運転を開始するのは運転制御ポイントの総計が2以上で
あり、例えば4室が被空調部の対象になっている場合に
は、少なくとも2室の各運転制御ポイントがそれぞれ1
ポイントになった時であり、圧縮機の運転開始としてあ
まり室温が低下していない時に行えるので、室温の制御
性に優れており、かつ圧縮機が停止してから運転制御ポ
イントの総計が2ポイントになるまでには負荷によって
異なるが10分以上要するので、圧縮機の運転および停止
がこれまで数分間隔でおこなわれていたことから考える
と、大幅な圧縮機の信頼性の向上につながることができ
る。また、圧縮機の運転停止についても運転制御ポイン
トの総計ΣPが0になり、各被空調部の室温が温度設定
を満足して、更に停止制御ポイントの総計ΣFが4以上
になった時に設定されているので、ある程度の温度の慣
性を利用して停止時間を遅らせることによって、それ以
上に運転開始時間も遅らせることができるので、運転停
止の時間間隔を大幅に長くなることが可能となり、圧縮
機の信頼性向上に寄与することができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明のダクト式空気調和装置
の制御方法では、各被空調部の温度と設定温度との温度
差によって重み付けされた運転制御ポイントの総和に基
づいて運転周波数可変型圧縮機の運転周波数を決定する
と共に、運転制御ポイントの総和が「0」で、かつ各被
空調部の温度と設定温度との温度差に応じて重み付けさ
れた停止制御ポイントの総和が所定値以上になると運転
周波数可変型圧縮機を停止させているので、各被空調部
における負荷状態をもって圧縮機の最適運転周波数を設
定し、常に最適能力状態の運転になるように制御が行わ
れ、ダクト式空気調和装置の最大の特徴である全館空調
を行いながら個別空調の運転効率の向上および快適空調
の向上が得られるとともに、複数の被空調部による温度
負荷の慣性を利用して圧縮機の運転と停止の回数を減少
することにより、運転停止の時間間隔を長くすることが
可能となり、圧縮機の信頼性の向上および室内環境の快
適性の向上を図ることができる。また、温度差に重み付
けをすることによって温度差が大きい部屋には大きな能
力による暖房又は冷房運転が可能となり、室内温度を素
早く設定温度に到達させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係わるダクト式空気調和装
置の制御方法が適用されるダクト式空気調和装置の構成
図、第2図は第1図のダクト式空気調和装置の電気接続
図、第3図は暖房運転における設定温度と室温との差に
対する運転制御ポイントの割付図、第4図は冷房運転に
おける設定温度と室温との差に対する運転制御ポイント
の割付図、第5図は圧縮機の運転周波数決定用ポイント
に対する実際の運転周波数決定図、第6図は運転開始と
運転停止を示す決定図、第7図〜第9図はそれぞれ主制
御装置、室外機およびダンパ開度調整機構の動作を示す
フローチャートである。 1……室外機、2……室内機、5……ダクト、6……吹
出口、7……ダンパ、8……主制御装置、9……ダンパ
開度調整機構、10……リモコン、17……運転周波数可変
型圧縮機、21……マイクロコンピュータ、83……室内送
風機、85……マイクロコンピュータ、91……ダンパ用ス
テッピングモータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山岸 勝明 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8 株式 会社東芝横浜事業所家電技術研究所内 (72)発明者 久保 徹 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8 株式 会社東芝横浜事業所家電技術研究所内 (56)参考文献 特開 昭61−195234(JP,A) 特開 平2−4152(JP,A) 特開 平1−193563(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F24F 11/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】運転周波数可変型圧縮機および送風量可変
    型送風機を備えた空気調和機本体にダクトを介して接続
    された複数の被空調部を空調制御するダクト式空気調和
    装置の制御方法であって、 各被空調部の温度(Ta)と設定温度(Ts)との温度差に
    応じて重み付けされ、割り付けされた運転制御ポイント
    の総和に基づいて前記圧縮機の運転周波数を決定し、 前記運転周波数可変型圧縮機は、運転制御ポイントの総
    和が「0」であり、かつ、各被空調部の温度(Ta)と設
    定温度(Ts)との温度差に応じて重み付けされた停止制
    御ポイントの総和が所定値以上になると停止させられる
    ことを特徴とするダクト式空気調和装置の制御方法。
  2. 【請求項2】各被空調部は、前記空気調和機本体から供
    給される送風量を制御して空調するダンパを有し、前記
    停止制御ポイントは、被空調部の温度制御が前記ダンパ
    によって制御できない状態にある場合、総和に加えない
    ことを特徴とする請求項(1)記載のダクト式空気調和
    装置の制御方法。
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