JP3143373B2 - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP3143373B2 JP07271108A JP27110895A JP3143373B2 JP 3143373 B2 JP3143373 B2 JP 3143373B2 JP 07271108 A JP07271108 A JP 07271108A JP 27110895 A JP27110895 A JP 27110895A JP 3143373 B2 JP3143373 B2 JP 3143373B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機に係
り、特に室内の温度を所定の室温検出手段により検出
し、検出された温度と設定された温度とに基づいて、室
温を設定温度に近づけるために空気調和能力の制御運転
を行う機能を有する空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、空気調和機は設定された室温と現
在の温度とが比較され、この比較結果に応じて、温調が
なされるようになっている。このため、室内は設定温度
にほぼ維持され、快適な空間を保つことができる。ま
た、風量や風向を自動又は手動で設定することができ
る。ここで、空気調和機の風向を手動設定して運転させ
た場合には、室内に吹き出す風向が常に一定であるた
め、特に微風や弱風で運転されているときに特定の場所
(例えば、部屋の隅)に空気が滞ることがあった。これ
は、空気調和機を冷房モードで運転させた場合に顕著で
あることがわかっている。このように空気が特定の場所
に滞ることにより、同じ室内でも温度差が生じ、温度む
らが発生することがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実を考
慮し、空気調和機の風向を手動設定して運転させた場合
にでも、特定の場所に空気が滞ることがないように制御
し、室内の温度むらを解消することのできる機能を有す
る空気調和機を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、室内の温度を所定の室温
検出手段により検出し、検出された温度と設定された温
度とに基づいて、室温を設定温度に近づけるために空気
調和能力の制御運転を行う機能を有する空気調和機であ
って、室内機に取り付けられ、風向を制御するフラップ
と、前記フラップを駆動させるフラップ駆動手段と、少
なくとも冷房モードを含む複数の運転モードの中からモ
ードを選択操作すると共に、各運転モードにおける風向
や温度を含む環境条件の設定を変更操作する操作手段
と、前記空気調和機の運転開始後に操作手段による選択
操作又は変更操作がなされた場合に前記フラップ駆動手
段を制御して前記フラップを所定回数スイング駆動させ
た後、前記操作手段による操作対応駆動系を制御する第
1の制御手段と、を有している。
【0005】請求項1に記載の発明によれば、空気調和
機の運転中に運転モードの変更、環境条件の変更等の運
転状態の設定変更が行われた場合に室内機に設けられて
いるフラップを1往復、スイング駆動させる。これによ
り、室内の特定の場所に滞っている淀んだ空気を散らす
ことができると共に、室内に発生する温度むらを解消す
ることができる。すなわち、何らかの操作をきっかけに
フラップをスイング駆動させることによって、不定期で
はあるが室内の温度むらを解消することができる。
【0006】
【0007】
【0008】請求項2に記載の発明は、フラップ駆動手
段が第1の制御手段により駆動されている間は、風量を
最大に保持することを特徴としている。
【0009】
【0010】請求項2に記載の発明によれば、フラップ
をスイング駆動させる際の風量を使用者が予め設定して
いた風量に関係なく最大に設定する。これにより、室内
の特定の場所に滞っている空気を散らし、温度むらをな
くす効果を増大させることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
を参照しながら詳細に説明する。
【0012】図1に示すように、本形態に係る空気調和
機(以下「エアコン10」という)は、室内ユニット1
2と室外ユニット14とを備えていると共に、この空気
調和機(エアコン)10を遠隔操作するために操作信号
を赤外線によって送り出すリモコン112を備えてい
る。
【0013】室内ユニット12と室外ユニット14との
間には、冷媒を循環させる太管の冷媒配管15Aと細管
の冷媒配管15Bが設けられており、それぞれの一端が
室内ユニット12内の熱交換器16に接続されている。
【0014】一方、室外ユニット14には、一方の冷媒
配管15Aの他端がバルブ18に接続されている。この
バルブ18は、マフラー20Aを介して四方弁22に接
続されている。また、四方弁22には、アキュムレータ
24、コンプレッサモータ26及びマフラー20Bが連
結された管路の両側が接続され、さらに、熱交換器28
の一方に接続されている。また、熱交換器28の他方に
は、冷・暖房用のキャピラリチューブ30、ストレーナ
32、バルブ34を介して冷媒配管15Bの他端が接続
されている。
【0015】これによって、室内ユニット12と室外ユ
ニット14との間に密閉された冷媒循環路、即ち冷凍サ
イクルが形成されており、四方弁22を切り換えること
によって、運転モードが冷房モード(除霜(ドライ)モ
ード)又は暖房モードに切り換えられる。なお、図1に
は、それぞれの運転モードでの冷媒の流れを示してい
る。
【0016】図2には、室内ユニット12の断面図が示
されている。
【0017】室内ユニット12は、取付ベース36の上
下端に脱着可能に係止されたケーシング38によって、
内部が被覆されている。
【0018】ケーシング38には、その中央部にクロス
フローファン40が設けられている。クロスフローファ
ン40は、後述するファンモータ58の駆動力によって
駆動され、ケーシング38に設けられた吸込口42から
室内の空気を各種フィルタ44及び熱交換器16を介し
て吸込み、かつ風路46を介して再度室内へ送り出す役
目を有している。なお、風路46には、左右フラップ4
8及び上下フラップ50が設けられ、室内への風向を調
節できるようになっている。
【0019】上下フラップ50は、使用者の好みに応じ
て手動でマニュアル位置に固定することもできる。
【0020】上下フラップ50を手動設定した場合に
は、室内に吹き出す風向が一定であると共に、室内の空
気の流れも一定であることがわかっている。このため、
室内には風の届かない場所が存在する。特に、冷たい空
気は一般的に重いことが知られている。従って、エアコ
ン10を冷房モードで運転した場合は、室内の下方に冷
たい空気が溜まることになり、室内の四隅には所謂冷気
だまりが生じることがある。
【0021】そこで、本実施の形態では、以下に述べる
条件のいずれかを満たす場合に上下スラップ50を1往
復、スイング駆動させることになっている。
【0022】条件としては、エアコン10の運転中に他
の運転モードに変更した場合、または温度、風向等の環
境条件を変更した場合、すなわちリモコン112により
何らかの操作が行われた場合、あるいはエアコン10の
運転開始から一定時間経過毎に上下フラップ50を駆動
させるようになっている。
【0023】また、室内ユニット12のケーシング38
における熱交換器16の下部に対応する部分には皿状の
ドレンパン52が一体形成されている。
【0024】図3には、室内ユニット12内の電気回路
の概略構成を示し、図4には、室外ユニット14内の電
気回路の概略構成を示している。
【0025】図3に示されるように、室内ユニット12
には、電源基板54、コントロール基板56、及びパワ
ーリレー基板76Aが設けられている。電源基板54に
は、エアコン10の作動用の交流電力が供給されるよう
になっており、室内ユニット12内の各種モータを駆動
する電力を出力するモータ電源62、制御回路用の電力
を出力する制御回路電源64、シリアル回路用の電力を
出力するシリアル回路電源66、及び室内へ向けて調温
された風を吹き出すクロスフローファンを駆動するファ
ンモータ58(DCブラシレスモータ、図1も参照)を
駆動する駆動回路70が設けられている。パワーリレー
基板76Aには、室内ユニット14への電源回路の接点
74を開閉するパワーリレー76及び温度ヒューズが設
けられている。
【0026】コントロール基板56は、シリアル回路6
8、風向を調節する上下フラップモータ78を駆動する
駆動回路70、及びシリアル回路68、駆動回路60、
70が接続され、エアコン10の作動を制御するマイコ
ン(マイクロコンピュータ)72を備えており、駆動回
路70には、温度ヒューズを介してパワーリレー76が
接続されている。
【0027】駆動回路60は、モータ電源62から供給
される直流電圧をマイコン72からの信号に応じて変
え、ファンモータ58の回転数、すなわちクロスフロー
ファン40によって室内ユニット12から吹き出す送風
量を調節している。例えば、ファンモータ58への供給
電圧を12V〜36Vの範囲で256ステップで変化さ
せることにより、送風量をきめ細かに調節することがで
きるようになっている。このとき、マイコン72は、上
下フラップモータ78を必要に応じて制御して、室内ユ
ニット12からの風量と共に風向も制御している。
【0028】また、マイコン72には、LED等によっ
てエアコン10の作動状態、運転モードを表示すると共
にリモコン112の受信回路が設けられた表示基板8
0、サービスマンに自己診断結果を点灯、点滅させて表
示するための複数のサービスLED82、運転切換スイ
ッチ84、室温を検出する室温検出センサ86及び熱交
換器16内の冷媒コイルの温度を検出する熱交換器温度
センサ88が接続されている。
【0029】図4に示されるように、室外ユニット14
には整流回路92とコントロール基板94が設けられて
おり、3P端子板14Aに設けられたターミナル96A
〜96Cがそれぞれ室内ユニット12の3P端子板12
Aに設けられたターミナル90A〜90C(図2参照)
に図示しない配線によって接続され、電力の供給を受け
ると共に、室内ユニット12との間でマイコン72から
の制御信号に応じたシリアル信号の送受信が行われ、コ
ンプレッサモータ26へ供給する交流電力の周波数の制
御、各機器の動作制御を行うようになっている。
【0030】このコントロール基板94には、シリアル
回路98が設けられており、室内ユニット12のシリア
ル回路68との間でシリアル信号の送受を行うようにな
っている。また、コントロール基板94には、ノイズを
除去する複数のノイズフィルタ100A、100B、1
00C、コンプレッサモータ26を駆動するインバータ
回路102へ電力を供給するスイッチング電源104及
びマイコン106が設けられている。
【0031】エアコン10では、インバータ回路102
から出力するコンプレッサモータ26を駆動する周波数
を可変することにより、コンプレッサモータ26の回転
数を変化させて、冷暖房能力を調節するようになってい
る。
【0032】また、コントロール基板94には、室外ユ
ニット14内の四方弁22が接続されており、四方弁2
2の切り換えにより運転モードの切り換えを行うように
なっている。また、コントロール基板94には、熱交換
器28のファンモータ108(図1も参照)及びファン
モータコンデンサ108Aが接続されており、コントロ
ール基板94のマイコン106には、外気温度を検出す
る外気温度センサ110A、熱交換器28内の冷媒コイ
ルの温度を検出するコイル温度センサ110B、コンプ
レッサモータ26の温度を検出するコンプレッサ温度セ
ンサ110Cが接続されており、ファンモータ108の
作動、コンプレッサモータ26の運転状態及び外気温度
の検出を行いながら、コンプレッサモータ26を駆動す
るようになっている。
【0033】図5(A)及び図5(B)には、エアコン
10を遠隔操作するためのリモコン112を示してい
る。このリモコン112には、内部に送信部と室温セン
サ等が設けられ、表面にエアコン10の運転状態を表示
する表示部114及び運転操作を行うためのスイッチ部
116が設けられている。スイッチ部116は、開閉カ
バー118の表面側に運転/停止ボタン120と共に簡
単な操作を行うための操作スイッチが設けられている。
【0034】図5(B)に示されるように、開閉カバー
118を開くことにより露出するスイッチ部116に
は、運転/停止ボタン120と共に、節電モードボタン
122、運転切換ボタン124、温度設定を行う温度ボ
タン126A、126B、風向調節用の風向ボタン12
8、風量調節用の風量ボタン130、タイマーの入切の
切換用のタイマーボタン132A、132B、タイマー
設定用の入時刻ボタン134A、切時刻ボタン134
B、時刻設定ボタン134C、134D等の細かい運転
設定を行うための様々なボタンスイッチが設けられてい
る。
【0035】通常、エアコン10は、このリモコン11
2からの信号によって室内温度の検出、冷暖房切換、温
度設定、タイマー設定等の設定及び運転/停止操作が行
われるようになっている。
【0036】次に、図6のフローチャートに従って本実
施の形態の作用をエアコン10が冷房モードで運転され
ている場合を例にとり説明する。
【0037】図6に示されるフラップ制御ルーチンは、
リモコン112の運転/停止ボタン120がオンされ、
エアコン10の運転開始が指示された時点から再び、運
転/停止ボタン120がオンされてエアコン10が停止
するまで、すなわちエアコン10の運転中に繰り返し実
行される。また、風向(上下フラップ50)が手動設定
されている場合に実行される。
【0038】まず、ステップ200においてエアコン1
0が冷房モードでの運転中に何らかの運転状態の変更が
行われたか否かを判定する。
【0039】運転状態とは、エアコン10が運転されて
いるときの運転モード、温度、風向等の設定条件のこと
をいい、これらの条件が少なくとも一つ変更された場合
に運転状態が変更されたことになる。例えば、予め設定
されていた冷房モードから他の運転モード(送風モー
ド、ドライモード等)に切り換えた場合、またはマニュ
アル位置で固定していた風向を変更した場合、室温の設
定温度を変更した場合等が含まれる。すなわち、これは
リモコン112により何らかの操作が行われたか否かを
判定することになる。
【0040】このとき運転状態が変更されていないと判
定された場合には、ステップ202に移行し、エアコン
10の運転開始時から時間Tが経過したか否かを判定す
る。本実施の形態においては、この時間Tを20分と設
定している。
【0041】一方、ステップ200において運転状態が
変更されたと判定された場合には、ステップ204に移
行し、リモコン112の風向ボタン128により風向が
変更されたか否かを判定する。
【0042】このステップ204において、風向が変更
されたと判定された場合には、続いてステップ208に
移行し、上下フラップ50の駆動を制御する。このと
き、上下フラップ50は、予め設定されていた位置から
1往復スイング駆動し、その後にステップ210におい
て、使用者が指示した風向に上下フラップ50を設定す
ることになっている。
【0043】また、上記のステップ204において風向
の変更が行われていないと判定された場合には、ステッ
プ206に移行し、運転/停止ボタン120がオンさ
れ、エアコン10の運転停止が指示されたか否かを判定
することになっている。
【0044】ここで、運転/停止ボタン120がオンさ
れ、エアコン10の停止が指示されたと判定された場合
には、ステップ206からステップ212に移行し、ス
テップ208と同様に上下フラップ50を1往復スイン
グ駆動させた後に図示しないメイン運転制御ルーチンに
よって、エアコン10が停止することになっている。な
お、この停止制御では、上下フラップ50が吹き出し口
を閉塞する位置に移動させることも行っている。
【0045】さらに、ステップ202において、時間T
が経過していると判定された場合、または風向及び運転
停止以外の運転状態の変更が指示された場合(ステップ
204、及びステップ206が共に非判定の場合)に
は、ステップ214に移行する。
【0046】一方、ステップ202において時間Tが経
過していないと判定された場合には、フラップ制御ルー
チンを再び実行することになっている。
【0047】ステップ214では、冷房モードを操作手
段により選択した際に設定した風量が「微」、「弱」、
「中」等のいずれの場合であっても一時的に「強」(風
量最大)に設定する。
【0048】続いて、ステップ216では、風量を
「強」と設定した状態で上下フラップ50を1往復、ス
イング駆動させる。上下フラップ50の駆動が終了した
後の上下フラップ50は、冷房モード運転時に設定され
ていた位置に戻るようになっている。
【0049】ここで、風向が変更された場合における上
下フラップ50の制御方法との違いを説明する。
【0050】前述したように、風向が変更された場合に
は予め設定されている風量(本実施の形態においては冷
房モード設定時の風量)を変えずにステップ208にお
いて、上下フラップ50をスイング駆動させるようにな
っている。これは、風量を最大に設定しなくても風向を
変更することにより室内の空気が移動するため、室内に
発生していた冷気だまりを解消することができるためで
ある。
【0051】続いて、ステップ218では、一時的に
「強」に設定された風量を上下フラップ50が駆動する
前に設定されていた風量(冷房モード設定時の風量)に
戻すことになっている。このようにして本ルーチンが終
了する。
【0052】以上に説明した処理は、エアコン10の運
転時に風向を調節する上下フラップ50が使用者により
手動設定された場合に繰り返し実行される。これによ
り、特定の場所に淀んだ空気(冷房モード運転時には冷
気)が滞ることを防ぎ、室内に発生する温度むらを解消
することができる。
【0053】なお、時間Tを本実施の形態においては2
0分と設定しているが、これに限るものではない。
【0054】また、本発明の実施の形態においては、室
内の特定の場所に淀んだ空気が滞ることを解消するため
に、室内ユニット12内に備えられている上下フラップ
50をスイング駆動させることを説明した。この上下フ
ラップ50が駆動することにより得られる効果は、同様
に室内ユニット12内に備えられている左右フラップ4
8の動きに影響されることはない。
【0055】さらに、本発明の実施の形態のフラップ制
御ルーチンにおいて、風向の変更が指示された場合には
風量を変更せずに上下フラップ50をスイング駆動させ
るように制御しているが、風向以外の環境条件が変更さ
れた場合、又は一定の時間が経過した場合と同様に上下
フラップ50がスイング駆動している間の風量を一時的
に「強」に設定して制御させてもよい。
【0056】なお、本発明の実施の形態においては、エ
アコン10が冷房モードで運転されている場合を例にと
り説明したが、冷房モードに限るものではなく、エアコ
ン10に備えられているすべての運転モード(暖房モー
ド、ドライモード等)に対して有効である。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る空気調
和機は、風向を手動設定して運転させた場合において
も、運転状態変更時または一定時間が経過する毎に風量
を最大にして上下フラップをスイング駆動させることに
より、特定の場所に空気が滞ることがなく、室内に発生
しやすい温度むらを解消することができるという優れた
効果を有する。
【0058】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る空気調和機の冷媒管
路の概略図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る空気調和機の室内ユ
ニットの内部構造を示す側面図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る空気調和機の室内ユ
ニットの電気回路の概略構成図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る空気調和機の室外ユ
ニットの電気回路の概略構成図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る空気調和機を遠隔操
作するためのリモコンの概略外観図である。
【図6】本発明の実施の形態における空気調和機のフラ
ップ制御ルーチンを示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 エアコン 12 室内ユニット 14 室外ユニット 16、28 熱交換器 26 コンプレッサモータ 40 クロスフローファン 48 左右フラップ 50 上下フラップ 58 室内ファンモータ 78 上下フラップモータ 108 室外ファンモータ 112 リモコン 120 運転/停止ボタン 128 風向ボタン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中島 憲一 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 昭57−184847(JP,A) 特開 昭63−204053(JP,A) 特開 平4−230411(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 11/02 102

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】室内の温度を所定の室温検出手段により検
    出し、検出された温度と設定された温度とに基づいて、
    室温を設定温度に近づけるために空気調和能力の制御運
    転を行う機能を有する空気調和機であって、 室内機に取り付けられ風向を制御するフラップと、 前記フラップを駆動させるフラップ駆動手段と、 少なくとも冷房モードを含む複数の運転モードの中から
    モードを選択操作すると共に、各運転モードにおける風
    向や温度を含む環境条件の設定を変更操作する操作手段
    と、 前記空気調和機の運転開始後に操作手段による選択操作
    又は変更操作がなされた場合に前記フラップ駆動手段を
    制御して、前記フラップを所定回数スイング駆動させた
    後、前記操作手段による操作対応駆動系を制御する第1
    の制御手段と、 を有する空気調和機。
  2. 【請求項2】前記フラップ駆動手段が前記第1の制御手
    段により駆動されている間は、風量を最大に保持するこ
    とを特徴とする請求項1記載の空気調和機
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