JP2002317958A - 一体型空気調和機 - Google Patents
一体型空気調和機Info
- Publication number
- JP2002317958A JP2002317958A JP2001121989A JP2001121989A JP2002317958A JP 2002317958 A JP2002317958 A JP 2002317958A JP 2001121989 A JP2001121989 A JP 2001121989A JP 2001121989 A JP2001121989 A JP 2001121989A JP 2002317958 A JP2002317958 A JP 2002317958A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air conditioner
- indoor
- circuit
- inverter
- control module
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】一定速方式空気調和機をインバータ方式空気調
和機に変更するには、室内機、室外機とに分離し信号線接
続された空気調和機である必要性があった。また、インバ
ータ制御モジュールはアクティブコンバータ回路による
発熱の対応策として放熱フィン等を設ける必要があっ
た。 【解決手段】本体内を室内側と室外側に区画形成すると
共に、室内側、室外側のそれぞれに送風ファン及び熱交換
器を収納し、ヒートポンプサイクルを備える一体型空気
調和機に於いて、アクティブコンバータ回路、電源回路、
制御マイコン、記憶装置、ドライブ回路、位置検出回路、温
度検出回路、スイッチング素子を有したインバータ制御
モジュールを室内側通風路に設け、簡便な手段で一定速
方式をインバータ方式に変更した。
和機に変更するには、室内機、室外機とに分離し信号線接
続された空気調和機である必要性があった。また、インバ
ータ制御モジュールはアクティブコンバータ回路による
発熱の対応策として放熱フィン等を設ける必要があっ
た。 【解決手段】本体内を室内側と室外側に区画形成すると
共に、室内側、室外側のそれぞれに送風ファン及び熱交換
器を収納し、ヒートポンプサイクルを備える一体型空気
調和機に於いて、アクティブコンバータ回路、電源回路、
制御マイコン、記憶装置、ドライブ回路、位置検出回路、温
度検出回路、スイッチング素子を有したインバータ制御
モジュールを室内側通風路に設け、簡便な手段で一定速
方式をインバータ方式に変更した。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は室内側と室外側と
を一体にした空気調和機に関するものである。
を一体にした空気調和機に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】分離型の空気調和機に於いては、空調負
荷に応じて回転速度が一定の圧縮機を運転／停止制御す
る一定速方式を、空調負荷に応じて圧縮機を能力制御す
るインバータ方式に変更する方法は、例えば特開２００
０−１３０８２５号公報記載のように行えば可能であ
る。また、アクティブコンバータ回路、インバータ回路、位
置検出回路、電流検出回路、設定値の記憶装置、制御マイ
コン、ドライブ回路を有したインバータ制御モジュール
は特開平１１−１８４３６号公報記載のものが知られて
いた。
荷に応じて回転速度が一定の圧縮機を運転／停止制御す
る一定速方式を、空調負荷に応じて圧縮機を能力制御す
るインバータ方式に変更する方法は、例えば特開２００
０−１３０８２５号公報記載のように行えば可能であ
る。また、アクティブコンバータ回路、インバータ回路、位
置検出回路、電流検出回路、設定値の記憶装置、制御マイ
コン、ドライブ回路を有したインバータ制御モジュール
は特開平１１−１８４３６号公報記載のものが知られて
いた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の一定速方式空気調和機をインバータ方式空気調和機
に変更するには、室内機、室外機とに分離し信号線接続さ
れた空気調和機である必要性があった。また、インバータ
制御モジュールを設置する際には、アクティブコンバー
タ回路による発熱の対応策として放熱フィン等を設ける
必要があった。
来の一定速方式空気調和機をインバータ方式空気調和機
に変更するには、室内機、室外機とに分離し信号線接続さ
れた空気調和機である必要性があった。また、インバータ
制御モジュールを設置する際には、アクティブコンバー
タ回路による発熱の対応策として放熱フィン等を設ける
必要があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】一定速方式の一体型空気
調和機に於いて、圧縮機の運転／停止を自動的に行わせ
る為に設けられている温度調節器のオン／オフにより、
インバータ制御モジュールの電源系を断続し、圧縮機の
運転／停止をさせる。室内側通風路に通風路温度センサ
を設置し、圧縮機停止時の通風路温度センサの温度と、圧
縮機の回転数をインバータ制御モジュールの記憶装置に
設定温度と、指令回転数として記憶する。インバータ制御
モジュールは室内側通風路に設置する。
調和機に於いて、圧縮機の運転／停止を自動的に行わせ
る為に設けられている温度調節器のオン／オフにより、
インバータ制御モジュールの電源系を断続し、圧縮機の
運転／停止をさせる。室内側通風路に通風路温度センサ
を設置し、圧縮機停止時の通風路温度センサの温度と、圧
縮機の回転数をインバータ制御モジュールの記憶装置に
設定温度と、指令回転数として記憶する。インバータ制御
モジュールは室内側通風路に設置する。
【０００５】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づいて詳
細に説明する。図１は本発明の一実施例の外観図で、一体
型空気調和機の前面パネル１は、中央から右側にかけて
室内側吸込みグリル２を設け、該吸込みグリル２の左側
に室内側吹き出しグリル３を備え、該吹き出しグリル３
の下方には運転スイッチ等の各種スイッチを設けた操作
部４を備えている。前記前面パネル１は空気調和機の筐
体１０に固定されている。図２は本発明の一実施例の平
面断面図、図３は本発明の一実施例のフローチャートで、
図４は本発明の一実施例のサイクル及び制御回路の構成
図である、仕切板１１は、室内側送風用の室内ファン１２
と室外送風用の室外ファン１３とを備えたファンモータ
１４を設け、室内側空気と室外側空気とを分離している。
圧縮機１５、室内熱交換器１６、室外熱交換器１７及びキ
ャピラリチューブ１８等のヒートポンプサイクルは筐体
１０の底面に固定されている。温度調節器１９は室内熱
交換器１６に接するように固定され、該温度調節器１９
の接点により圧縮機１５の電源系を断続し、圧縮機１５
の運転／停止の制御を行う。以上のように構成された一
体型空気調和機では、室内側空気は室内側送風経路３３
を、矢印３０、矢印３１、矢印３２の順にながれる。また室
外側空気は室外側送風経路３８を矢印３５、矢印３６及
び３７の順に流れる。前記一体型空気調和機に於いて、室
温サーミスタ２１を備えたインバータ制御モジュール２
０を室内側送風経路３３に設置し、圧縮機１５の運転制
御をインバータ制御モジュール２０により行う。図４の
フローチャートにそって本発明の一体型空気調和機の動
作を説明すると、まず電源がオンされると運転モードが
冷房運転か暖房運転かの判別をする(図４の５０)。最初
は圧縮機１５を最大モードで運転し(図４の５１)温度調
節器１９の接点がＯＦＦになるまで(図４の５２)運転を
続ける。温度調節器１９の接点がＯＦＦになった時、室温
サーミスタ２１の温度と、インバータ制御モジュール２
０内部に記憶されている強モードの温度とを比較し(図
４の５３)該温度以下ならば、現在の運転モードを強モー
ドと認識する(図４の５５)、中モード、弱モードについて
も同様に設定温度と比較し(図４の５４)、現在の運転モ
ードを認識し(図４の５６、５７)、現在の圧縮機の回転数
をインバータ制御モジュール２０内部の記憶装置に記憶
する(図４の５８)。そして圧縮機の運転を停止する(図４
の５９)。室温サーミスタ２１の温度と強モード設定温度
とを比較し(図４の６０)、室温サーミスタ２１の温度が
強モード設定温度よりも高くなった場合(図４の６０の
ＹＥＳ)に圧縮機の運転を再開(図４の６１)し前記格納
回転数にて運転する(図４の６２)。中モード、弱モードの
運転時にも同様に行う。本発明では冷房運転についての
み説明したが、暖房運転時でも同様の制御が可能である。
細に説明する。図１は本発明の一実施例の外観図で、一体
型空気調和機の前面パネル１は、中央から右側にかけて
室内側吸込みグリル２を設け、該吸込みグリル２の左側
に室内側吹き出しグリル３を備え、該吹き出しグリル３
の下方には運転スイッチ等の各種スイッチを設けた操作
部４を備えている。前記前面パネル１は空気調和機の筐
体１０に固定されている。図２は本発明の一実施例の平
面断面図、図３は本発明の一実施例のフローチャートで、
図４は本発明の一実施例のサイクル及び制御回路の構成
図である、仕切板１１は、室内側送風用の室内ファン１２
と室外送風用の室外ファン１３とを備えたファンモータ
１４を設け、室内側空気と室外側空気とを分離している。
圧縮機１５、室内熱交換器１６、室外熱交換器１７及びキ
ャピラリチューブ１８等のヒートポンプサイクルは筐体
１０の底面に固定されている。温度調節器１９は室内熱
交換器１６に接するように固定され、該温度調節器１９
の接点により圧縮機１５の電源系を断続し、圧縮機１５
の運転／停止の制御を行う。以上のように構成された一
体型空気調和機では、室内側空気は室内側送風経路３３
を、矢印３０、矢印３１、矢印３２の順にながれる。また室
外側空気は室外側送風経路３８を矢印３５、矢印３６及
び３７の順に流れる。前記一体型空気調和機に於いて、室
温サーミスタ２１を備えたインバータ制御モジュール２
０を室内側送風経路３３に設置し、圧縮機１５の運転制
御をインバータ制御モジュール２０により行う。図４の
フローチャートにそって本発明の一体型空気調和機の動
作を説明すると、まず電源がオンされると運転モードが
冷房運転か暖房運転かの判別をする(図４の５０)。最初
は圧縮機１５を最大モードで運転し(図４の５１)温度調
節器１９の接点がＯＦＦになるまで(図４の５２)運転を
続ける。温度調節器１９の接点がＯＦＦになった時、室温
サーミスタ２１の温度と、インバータ制御モジュール２
０内部に記憶されている強モードの温度とを比較し(図
４の５３)該温度以下ならば、現在の運転モードを強モー
ドと認識する(図４の５５)、中モード、弱モードについて
も同様に設定温度と比較し(図４の５４)、現在の運転モ
ードを認識し(図４の５６、５７)、現在の圧縮機の回転数
をインバータ制御モジュール２０内部の記憶装置に記憶
する(図４の５８)。そして圧縮機の運転を停止する(図４
の５９)。室温サーミスタ２１の温度と強モード設定温度
とを比較し(図４の６０)、室温サーミスタ２１の温度が
強モード設定温度よりも高くなった場合(図４の６０の
ＹＥＳ)に圧縮機の運転を再開(図４の６１)し前記格納
回転数にて運転する(図４の６２)。中モード、弱モードの
運転時にも同様に行う。本発明では冷房運転についての
み説明したが、暖房運転時でも同様の制御が可能である。
【０００６】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、室内機、
室外機とに分離し信号線接続されていない、一定速方式
の一体型空気調和機を簡便な手段でインバータ方式の一
体型空気調和機に変更することが出来る。また、インバー
タ制御モジュールのアクティブコンバータ回路による発
熱に対しては、インバータ制御モジュールを室内側通風
路に設置することにより、放熱フィン等を設ける必要が
なくなった。また、冷房運転時には過酷な外気温度にさら
される事が無く、暖房運転時には暖力の一部となる。
室外機とに分離し信号線接続されていない、一定速方式
の一体型空気調和機を簡便な手段でインバータ方式の一
体型空気調和機に変更することが出来る。また、インバー
タ制御モジュールのアクティブコンバータ回路による発
熱に対しては、インバータ制御モジュールを室内側通風
路に設置することにより、放熱フィン等を設ける必要が
なくなった。また、冷房運転時には過酷な外気温度にさら
される事が無く、暖房運転時には暖力の一部となる。
【図１】本発明の一実施例の外観図。
【図２】本発明の一実施例の平面断面図。
【図３】本発明の一実施例のフローチャート。
【図４】本発明の一実施例のサイクル及び制御回路の構
成図。
成図。
【符号の説明】 １…前面パネル、２…室内側吸込みグリル、３…室内側
吹き出しグリル、４…操作部、１１…仕切板、１２…室
内ファン、１３…室外ファン、１４…ファンモータ、１
５…圧縮機、１６…室内熱交換機、１７…室外熱交換
器、１８…キャピラリチューブ、１９…温度調節器、２
０…インバータ制御モジュール、２１…室温サーミス
タ、３３…室内側送風経路、３８…室外側送風経路、６
５…交流電源、６６…サイクル切替弁。
吹き出しグリル、４…操作部、１１…仕切板、１２…室
内ファン、１３…室外ファン、１４…ファンモータ、１
５…圧縮機、１６…室内熱交換機、１７…室外熱交換
器、１８…キャピラリチューブ、１９…温度調節器、２
０…インバータ制御モジュール、２１…室温サーミス
タ、３３…室内側送風経路、３８…室外側送風経路、６
５…交流電源、６６…サイクル切替弁。
フロントページの続き (72)発明者 岸 繁 栃木県下都賀郡大平町大字富田800番地 株式会社日立製作所冷熱事業部内 Ｆターム(参考） 3L050 BA10
Claims (1)
- 【請求項１】 本体内を室内側と室外側に区画形成する
と共に、室内側、室外側のそれぞれに送風ファン及び熱交
換器を収納し、ヒートポンプサイクルを備える一体型空
気調和機に於いて、アクティブコンバータ回路、電源回
路、制御マイコン、記憶装置、ドライブ回路、位置検出回
路、温度検出回路、スイッチング素子を有したインバータ
制御モジュールを室内側通風路に設け、簡便な手段で一
定速方式をインバータ方式に変更したことを特長とする
一体型空気調和機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001121989A JP2002317958A (ja) | 2001-04-20 | 2001-04-20 | 一体型空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001121989A JP2002317958A (ja) | 2001-04-20 | 2001-04-20 | 一体型空気調和機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002317958A true JP2002317958A (ja) | 2002-10-31 |
Family
ID=18971768
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001121989A Pending JP2002317958A (ja) | 2001-04-20 | 2001-04-20 | 一体型空気調和機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002317958A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20190004118A (ko) * | 2017-07-03 | 2019-01-11 | 엘지전자 주식회사 | 일체형 공기조화기 |
| WO2023177737A1 (en) * | 2022-03-16 | 2023-09-21 | Rheem Manufacturing Company | Supplemental heat source in self-contained heat pump room conditioning units |
-
2001
- 2001-04-20 JP JP2001121989A patent/JP2002317958A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20190004118A (ko) * | 2017-07-03 | 2019-01-11 | 엘지전자 주식회사 | 일체형 공기조화기 |
| KR102477875B1 (ko) * | 2017-07-03 | 2022-12-16 | 엘지전자 주식회사 | 일체형 공기조화기 |
| WO2023177737A1 (en) * | 2022-03-16 | 2023-09-21 | Rheem Manufacturing Company | Supplemental heat source in self-contained heat pump room conditioning units |
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