JPH0486261A - ジアリルフタレート化粧板およびその製造方法 - Google Patents

ジアリルフタレート化粧板およびその製造方法

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JPH0486261A
JPH0486261A JP2201207A JP20120790A JPH0486261A JP H0486261 A JPH0486261 A JP H0486261A JP 2201207 A JP2201207 A JP 2201207A JP 20120790 A JP20120790 A JP 20120790A JP H0486261 A JPH0486261 A JP H0486261A
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JP
Japan
Prior art keywords
diallyl phthalate
layer
decorative
impregnated
paper
Prior art date
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Pending
Application number
JP2201207A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Nakagawa
均 中川
Hiroshi Tanaka
宏 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication of JPH0486261A publication Critical patent/JPH0486261A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、ジアリルフタレート化粧板およびその製造方
法に関する。
【従来の技術】
家屋の内装月として使用−する化粧千Δのひとつに、ジ
アリルフタレート(DAP>化粧板がある。 これは板状基Hの上に、絵柄の印刷を施したチタン紙に
ジアリルフタジー1−樹脂液を含浸したものを重ね、加
熱加圧してジアリルフタジ−1〜@脂を硬化させて製造
覆る。 この化粧板は、加熱加圧に鏡面板を使用しても、表面の
光沢が十分なものが得られない。 紙の繊維の一部が含
浸樹脂層よりも上に、つまり化粧材の表面に出ているた
めである。 外観上の不満に加え、水分がチタン紙内部
にまでしみ込んでしまい、浴室など耐湿性の求められる
場所には使用できない、という性能上の問題もある。 【発明が解決しようとする課題] 本発明の目的は、耐湿性に1ぐれ、表面に光沢のあるジ
アリルフタレート化粧板と、その製造方法を提供覆るこ
とにある。 [課題を解決するための手段] 本発明のジアリルフタレート化粧板の基本的な態様は、
第2図に示ヅように、板状基+J−(1)の十に、化粧
原紙(21)に含浸させたジアリルノタレー1〜の硬化
樹脂層(22B>および透明なジアリルフタレートの硬
化樹脂からなる表面保護層(42B>を順に設(ブーC
必り、含浸紙(2〉の表面および(または)表面保護層
の裏面(第2図に示した例では前者たり)に絵柄印刷層
(3〉を右づ−る。 絵柄印刷層(3)を表面保護層(
4,2B >の裏面に印刷した態様が第3図に示すもの
であり、化粧原紙(21)の表面および表面保護層(4
)の裏面の両方に印刷した態様か第4図に示すものであ
る。 本発明のジアリルフタレート化粧板の製造方法は、第1
図に示づ−ように、板状基材(1)の上に、化粧原紙(
21)にジアリルフタレート樹脂液(22A>を含浸さ
せた含浸紙(2)、および転写台紙(41)上に透明ジ
アリルフタレート樹脂層(42△)を設けた転写シート
を重ね合わせ、鏡面板(5)をはさんで上下から熱盤(
6,6)で加熱加圧して、含浸紙(2)のアリルフタレ
1〜樹脂(22A)と転写シート(4)のジアリルフタ
レート樹脂(42A)とを硬化させることからなる。 本発明に使用する板状基材は、この種の化粧材の製造に
使用されているものから任意にえらぶことができる。 
例をあげると、合板、パーヂクルボードなどの木質の板
材、石高ボード、石高スラグボードなどの石高系板材、
パルプセメント板、石綿セメン1〜板、木片セメン1〜
板、ガラス繊維強化]ンクリー1〜板、軽量発泡]ンク
リー1〜板、中空押し出しセメント板などのセメント系
板材、ケイ酸カルシウム板、石綿スレー1〜板、陶磁器
板、ガラス板などのセラミックス板、および鉄板、亜鉛
メツキ鋼板、銅板、アルミニウム板、ホーローひき鉄板
などの金属板である。 化粧原紙は、下地を隠蔽でき樹脂の含浸性がよいもので
あれば何を使用してもよく、坪量が50〜1509のチ
タン紙が代表的である。 化粧原紙へのジアリルフタレート樹脂液の含浸は、常法
に従えばよい。 たとえば、化粧原紙をジアリルフタレ
ート樹脂液に浸漬したり、溶剤で稀釈した樹脂液を塗布
や吹き付しりにより浸み込ませたのら溶剤乾燥Jる方法
である。 転写シートは、適宜の転写台紙、たとえばポリエステル
シートやポリプロピレンシートなどのトに、ジアリルフ
タレート樹脂層を既知の塗布手段に従って設りることに
より用意する。 絵柄印刷層は、常用の印刷インキ、好ましくはジアリル
フタレート樹脂をビヒクルとするインキを用いて、グラ
ビアその他任意の印刷方法で設りればよい。 表面保護
層の裏面に設(プるときは、転写シート上のジアリルフ
タレート樹脂層の上から印刷し、あわせて転写すればよ
い。 加熱加圧の条件は、温度140〜150’C1圧力15
に9/ci、10分間程度が一般的である。 (作 用) 本発明の化粧板は、転写技術を利用してジアリルフタレ
ート樹脂の表面保護層を形成することにより、紙の繊維
が化粧Hの表面に出ないものを実現した。 これにより
、表面光沢が高く、かつ耐湿性にすぐれた化粧板が得ら
れる。 [実施例] 転写台紙Is−10j(東し製)」二に、グラビア」−
1〜法でジアリルフタレート樹脂液を、塗布量か63/
〆(乾燥時)となるように設け、転写シーi〜を用意し
た。 坪量807/mのチタン紙(UJ1人製)を化粧原紙と
しで使用し、その表面にグラビアインキ(昭和インク工
業所製)で格子病をグラビア印刷した。 これをジアリルフタレート樹脂液に浸漬し引き上げ、乾
燥させて含浸紙とした。 板状基材として合板を使用し、その上に上記の含浸紙お
よび転写シートを手ね、最上部に鏡面板を載せた。 1
45℃の温度に加熱した熱盤で、上下から15Kg/c
utの圧力で10分間プレスして、それらを−休止する
とともにジアリルフタレート樹脂を硬化させた。 熱盤を開放し、放冷後に転写台紙を剥則し−C本発明の
化粧板を得た。 [発明の効果] 本発明の化粧板は、耐湿性にずぐれ、表面の光沢が高い
。 この化粧板は、バス、1〜イレ、洗面所、台所など
、水を使用する場所の化粧祠として有用である。 本発明の化粧板は、簡単な工程で製造でき、特別な材料
も使用しないから安価である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のジアリルフタレート化粧板の製造方
法を説明するための、加熱加圧直前の断面図である。 第2図ないし第4図は、いずれも本発明の化粧板の例を
説明するだめの模式的な断面図であって、第2図は、第
1図に示した態様で製造した、絵柄印刷層を化粧原紙の
表面に設けた例を、第3図は、絵柄印刷層を表面保護層
の裏面に設Cプだ例を、第4図は、絵柄印刷層を化粧原
紙の表面および表面保護層の裏面の両方に設(プた例を
、それぞれ示ず。 1・・・板状基材 2・・・含浸紙 21・・・化粧原紙 22A・・・ジアリルフタレート樹脂 22B・・・硬化したジアリルフタレート樹脂3・・・
絵柄印刷層 4・・・転写シート 41・・・転写台紙 42A・・・ジアリルフタレート樹脂 42B・・・硬化したジアリルフタレート樹脂(表面保
護層) 特許出願人   大日本印刷株式会社 代理人  弁理士  須 賀 総 夫

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)板状基材の上に、化粧原紙に含浸させたジアリル
    フタレートの硬化樹脂層および透明なジアリルフタレー
    トの硬化樹脂からなる表面保護層を順に設けてあり、含
    浸紙の表面および(または)、表面保護層の裏面に絵柄
    印刷層を有するジアリルフタレート化粧板。
  2. (2)板状基材の上に、化粧原紙にジアリルフタレート
    樹脂液を含浸させた含浸紙および転写台紙上に透明ジア
    リルフタレート樹脂層を設けた転写シートを重ね合わせ
    、加熱加圧して含浸紙のジアリルフタレート樹脂と転写
    シートのジアリルフタレート樹脂とを硬化させることか
    らなるジアリルフタレート化粧板の製造方法。
  3. (3)重ね合わせに先立って、化粧原紙上におよび(ま
    たは)転写シート上に絵柄印刷層を設ける請求項2の製
    造方法。
JP2201207A 1990-07-31 1990-07-31 ジアリルフタレート化粧板およびその製造方法 Pending JPH0486261A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6676199B2 (en) * 2000-05-29 2004-01-13 Rieter Automotive (International) Ag Lightweight vehicle flooring assembly

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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