JPH0485874A - 半導体集積回路装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体集積回路装置及びその製造方法

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JPH0485874A
JPH0485874A JP2198460A JP19846090A JPH0485874A JP H0485874 A JPH0485874 A JP H0485874A JP 2198460 A JP2198460 A JP 2198460A JP 19846090 A JP19846090 A JP 19846090A JP H0485874 A JPH0485874 A JP H0485874A
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semiconductor region
misfet
type semiconductor
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Keiichi Yoshizumi
吉住 圭一
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、半導体集積回路装置に関し、特に。
同一半導体基板にバイポーラトランジスタ及び相補型M
ISFETを備えた混在型半導体集積回路装置に適用し
て有効な技術に関する。
〔従来の技術〕
バイポーラトランジスタ及び相補型MO5FET(CM
O8)を混在する高性能の混在型半導体集積回路装置の
開発が行われている。本発明者が開発中の混在型半導体
集積回路装置はSRAM(Static Random
 Access Memory)を搭載する・前記混在
型半導体集積回路装置には縦型構造のnpn型バイポー
ラトランジスタが搭載される。
縦型構造のnpn型バイポーラトランジスタは半導体基
板上にn型コレクタ領域、P型ベース領域、n型エミッ
タ領域の夫々を順次配列し構成される。
n型コレクタ領域は真性コレクタ領域及びグラフトコレ
クタ領域で構成される。真性コレクタ領域は低不純物濃
度のn型エピタキシャル層又はn型ウェル領域で形成さ
れる。グラフトコレクタ領域は高不純物濃度のn型埋込
型半導体領域で形成される。P型ベース領域は前記n型
エピタキシャル層又はn型ウェル領域の主面部に形成さ
れたP型半導体領域で構成される。n型エミッタ領域は
P型ベース領域の主面部に形成されたn型半導体領域で
構成される。
前記相補型MO5FETのnチャネルMO3FETは、
n型ウェル領域の主面に構成され、チャネル形成領域、
ゲート絶縁膜、ゲート電極、ソース領域及びドレイン領
域で構成される。pチャネルMO5FETは、n型ウェ
ル領域の主面部に構成され、チャネル形成領域、ゲート
絶縁膜、ゲート電極、ソース領域及びドレイン領域で構
成される。
前記SRAMは相補性データ線とワード線との交差部に
 1 [bit]の情報を保持するメモリセルを配列す
る。メモリセルは情報蓄積部としてのフリップフロップ
回路とその一対の入出力端子に接続されたセル選択素子
としての転送用MO5FETで構成される。前記フリッ
プフロップ回路は負荷素子及び恥動用MO5FETで構
成される。
前記混在型半導体集積回路装置に搭載された縦型構造の
バイポーラトランジスタはカーク(Kirk)効果を低
減して大電流動作時の遮断周波数(fT)を高めること
が要求される。カーク効果は、大電流動作時にベース領
域から真性コレクタ領域側に向って実効ベース幅が伸び
、エミッターコレクタ間電流量が低下する現象である。
このカーク効果を抑制できる技術として、例えばIEE
ETransactions on Electron
 Devices、Vol、36 、No。
7、July、1989.pp、1370〜1375.
に記載される技術が有効である。この文献に記載された
技術は、縦型構造のnpn型バイポーラトランジスタの
ベース領域とコレクタ領域の真性コレクタ領域との間に
真性コレクタ領域に比べて高不純物濃度のn型半導体領
域(S I C: 5electivelyI on−
implanted Collector)を構成する
。n型半導体領域は、エミッタ領域に接続されるエミッ
タ引出用電極(多結晶珪素膜)を形成後に、このエミッ
タ引出用電極、ベース領域の夫々を通してベース領域の
直下の真性コレクタ領域にn型不純物を導入することに
より形成される。n型不純物は高エネルギを使用するイ
オン打込み装置で導入される。このn型半導体領域は、
真性コレクタ領域の不純物濃度を高め、縦型構造のnp
n型バイポーラトランジスタの大電流動作時において、
真性コレクタ領域側への実効ベース幅の伸びを抑えられ
る。
前記混在型半導体集積回路装置に搭載されたSRAMは
集積度を高めることが要求される。集積度を高めるには
、メモリセルの単位面積当りの電荷蓄積量を増加し、α
線ソフトエラー耐圧を高めることが有効である。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明者は、前述の混在型半導体集積回路装置の開発に
先き立ち、下記の問題点が生じることを見出した。
前記縦型構造のnpn型バイポーラトランジスタの遮断
周波数を高めるn型半導体領域(SIC)は、混在型半
導体集積回路装置の製造プロセスの製造工程数を増大す
る。混在型半導体集積回路装置は、構造が異なる縦型構
造のnpn型バイポーラトランジスタ及び相補型MOS
FETを搭載し、夫々の素子を独立に形成するので、基
本的に製造工程数が多い。また、混在型半導体集積回路
装置は、バイポーラトランジスタのみを搭載する半導体
集積回路装置に比べて、前記n型半導体領域を形成する
不純物の相補型MO5FETやS RAMの形成領域へ
の導入を防止する不純物導入マスクの形成工程が製造プ
ロセスに余分に組込まれ、さらに製造工程数を増大する
。このため、混在型半導体集積回路装置は、製造プロセ
スが非常に長くなり、製造プロセスの終了までの期間が
長くなる。
また、前記混在型半導体集積回路装置は、前記n型半導
体領域を廃止し、製造プロセスを短縮した場合には、縦
型構造のnpn型バイポーラトランジスタの遮断周波数
を向上できない。
本発明の目的は、縦型構造のバイポーラトランジスタ及
びSRAMを搭載する混在型半導体集積回路装置におい
て、前記縦型構造のバイポーラトランジスタの動作速度
の高速化を図ると共に、前記SRAMの集積度を向上す
ることが可能な技術を提供することにある。
本発明の他の目的は、前記目的を達成すると共に、前記
混在型半導体集積回路装置の製造工程数を低減し、製造
プロセスの終了までの期間を短縮することが可能な技術
を提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本
明細書の記述及び添付図面によって明らかになるであろ
う。
〔課題を解決するための手段〕
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概
要を藺単に説明すれば、下記のとおりである。
(1)基体の主面からその深さ方向に向って形成された
エミッタ領域、ベース領域、コレクタ領域の夫々を順次
配列した縦型構造のバイポーラトランジスタ、前記基体
の主面に形成された転送用MISFETの一方の半導体
領域に駆動用MISFETのゲート電極を接続するメモ
リセルで構成されたSRAMの夫々を備えた半導体集積
回路装置において、前記縦型構造のバイポーラトランジ
スタのベース領域とコレクタ領域の真性コレクタ領域と
の間に、前記真性コレクタ領域と同一導電型で高不純物
濃度で形成された第1半導体領域を構成すると共に、前
記SRAMのメモリセルの転送用MISFETの一方の
半導体領域の開動用MISFETのゲート電極との接続
部と前記基体との間に、前記第1半導体領域と同一導電
型で実質的に同一不純物濃度で形成された第2半導体領
域を構成する。
(2)基体の主面からその深さ方向に向って形成された
エミッタ領域、ベース領域、コレクタ領域の夫々を順次
配列した縦型構造のバイポーラトランジスタ、前記基体
の主面に形成された一方の半導体領域に第2MISFE
Tのゲート電極が接続された前記ベース領域と反対導電
型チャネルの第1MI 5FETの夫々を備えた半導体
集積回路装置の製造方法において、前記縦型構造のバイ
ポーラトランジスタのコレクタ領域、ベース領域、前記
第1MI 5FET、第2MISFETの夫々を形成す
る工程と、前記縦型構造のバイポーラトランジスタのエ
ミッタ領域の形成領域又はエミッタ開口の形成領域が開
口され、かつ前記第1MISFETの一方の半導体領域
の第2MISFETのゲート電極との接続部が開口され
た不純物導入マスフを形成する工程と、この不純物導入
マスクを使用し、前記縦型構造のバイポーラトランジス
タのベース領域とコレクタ領域の真性コレクタ領域との
間部にこの真性コレクタ領域と同一導電型の不純物を導
入して第1半導体領域を形成すると共に、前記第1MI
SFETの一方の半導体領域と前記基体との間部に前記
不純物と同一導電型の不純物を導入して第2半導体領域
を形成する工程とを備える。
(3)前記手段(2)の不純物導入マスクは、前記縦型
構造のバイポーラトランジスタのエミッタ領域又はエミ
ッタ開口を形成するマスクと同一マスクで形成される。
〔作  用〕
上述した手段(1)によれば、前記縦型構造のバイポー
ラトランジスタのベース領域の直下において、コレクタ
領域の真性コレクタ領域の不純物濃度を前記第1半導体
領域(ペデスタルコレクタ領域)で高め、大電流動作時
にベース領域から真性コレクタ領域側に伸びる実効ベー
ス幅を低減して所謂カーク効果を低減し、縦型構造のバ
イポーラトランジスタの遮断周波数を向上できると共に
、前記SRAMのメモリセルにおいて、転送用MISF
ETの一方の半導体領域の接合深さを前記第2半導体領
域で深くし、この一方の半導体領域のpn接合面積を増
加できる(寄生容量を増加できる)ので、メモリセルの
情報蓄積電荷量を増加しα線ソフトエラー耐圧を向上で
きる。
上述した手段(2)によれば、前記縦型構造のバイポー
ラトランジスタのベース領域とコレクタ領域の真性コレ
クタ領域との間部に形成される第1半導体領域(ペデス
タルコレクタ領域)、前記第1MISFETの一方の半
導体領域と基体との間部に形成される第2半導体領域の
夫々を同一製造工程で形成できるので、いずれか一方の
工程に相当する分、半導体集積回路装置の製造工程数を
低減できる。
上述した手段(3)によれば、前記不純物導入マスクを
形成する工程を縦型構造のバイポーラトランジスタのエ
ミッタ領域又はエミッタ開口を形成するマスクを形成す
る工程で兼用できるので、前者の工程に相当する分、さ
らに半導体集積回路装置の製造工程数を低減できる。
以下、本発明の構成について、SRAMを搭載する混在
型半導体集積回路装置に本発明を適用した実施例ととも
に説明する。
なお、実施例を説明するための企図において、同一機能
を有するものは同一符号を付け、その繰り返しの説明は
省略する。
〔発明の実施例〕
(実施例I) 本発明の実施例■であるSRAMを搭載する混在型半導
体集積回路装置の基本概略構成を第1図(要部断面図)
で示す。
混在型半導体集積回路装置は単結晶珪素からなるP〜型
半導体基板1を主体として構成される。このp−型半導
体基板1の主面上にはn−型エピタキシャル層2が構成
される。p゛型半導体基板1及びn−型エピタキシャル
層2は半導体素子を形成する基体を構成する。前記P−
型半導体基板1の主面上にはバイポーラトランジスタT
r、相補型MISFET及びSRAMが搭載される。相
補型MISFETはnチャネルMISFETQn及びp
チャネルMISFETQp(図示しない)で構成される
前記バイポーラトランジスタTrは素子分離領域で周囲
を囲まれた領域内においてP°型半導体基板1の主面上
に構成される。素子分離領域はp−型半導体基板l、埋
込型のp°型半導体領域4.P型ウェル領域6及び素子
分離絶縁膜7で構成される。
埋込型のp゛型半導体領域4は非活性領域においてP−
型半導体基板lとn゛型エピタキシャル層2との間に構
成される。p型ウェル領域6は非活性領域においてn−
型エピタキシャル層2に構成される。
素子分離絶縁膜7は非活性領域においてn−型エピタキ
シャル層2の主面上に構成される。素子分離絶縁膜7は
選択酸化法で形成された酸化珪素膜で形成される。
前記バイポーラトランジスタTrはp゛型半導体基板1
の主面上にn型コレクタ領域、p型ベース領域、n型エ
ミッタ領域の夫々の動作領域を順次配列し構成される。
つまり、バイポーラトランジスタTrは縦型構造のnp
n型で構成される。
n型コレクタ領域はn型ウェル領域5(又はn型エピタ
キシャル層2)、埋込型のn°型半導体領域3.コレク
タ電位引上用n°型半導体領域9及びn型半導体領域(
ペデスタルコレクタ領域)20で構成される。埋込型の
n゛型半導体領域3は活性領域のバイポーラトランジス
タTrの略全域においてp−型半導体基板1とn−型エ
ピタキシャル層2との間に構成される。この埋込型のn
°型半導体領域3はコレクタ電流経路での抵抗を低減す
るグラフトコレクタ領域として構成される。n型ウェル
領域5は、活性領域においてn−型エピタキシャル層2
に構成され、真性コレクタ領域として構成される。
コレクタ電位引上用n°型半導体領域9は、その底面が
埋込型のn°型半導体領域3に接続され、活性領域にお
いてn−型エピタキシャルN2に構成される。このコレ
クタ電位引上用n°型半導体領域9はコレクタ電流をn
型ウェル領域5の表面に引き上げるグラフトコレクタ領
域として構成される。前記n型半導体領域20は、P型
ベース領域(真性ベース領域)直下において、このP型
ベース領域とn型コレクタ領域の真性コレクタ領域であ
るn型ウェル領域5との間部に構成される。n型半導体
領域20は、真性コレクタ領域であるn型ウェル領域5
に比べて高い不純物濃度で形成され、埋込型のn゛型半
導体領域3やn型エミッタ領域(22)に比べて低い不
純物濃度で形成される。このn型半導体領域20は、バ
イポーラトランジスタTrの大電流動作時、p型ベース
領域から真性コレクタ領域側に伸びる実効ベース幅を低
減し、所謂カーク効果を低減する目的で構成される。
n型コレクタ領域のコレクタ電位引上用n°型半導体領
域9には配線25が接続される。配線25は例えばアル
ミニウム合金膜で構成される。アルミニウム合金膜はC
u、又はCu及びSiが添加されたアルミニウム膜であ
る。配線25は、眉間絶縁膜23上に構成され、この眉
間#l!縁膜23に形成された接続孔24を通してコレ
クタ電位引上用n°型半導体領域9に接続される。
前記P型ベース領域は真性ベース領域であるn型半導体
領域11及びグラフトベース領域であるp゛型半導体領
域10で構成される。このn型半導体領域11、p゛型
半導体領域10の夫々は、一体に構成され(電気的に接
続され)、n型ウェル領域5の主面部に構成される。p
型ベース領域のグラフトベース領域であるp°型半導体
領域10には配線25が接続される。
前記n型エミッタ領域は前記p型ベース領域の真性ベー
ス領域であるn型半導体領域11の主面部に設けられた
n°型半導体領域22で構成される。n。
型半導体領域22は、それに接続されたエミッタ引出用
電極21に導入されたn型不純物をn型半導体領域11
の主面部にドライブイン拡散することにより形成される
。エミッタ引出用電極21はn型不純物が導入された多
結晶珪素膜で形成される。この多結晶珪素膜は製造プロ
セス中において第2層目のゲート材形成工程により形成
される。前記エミッタ引出用電極21は層間絶縁膜18
に形成されたエミッタ開口19を通してn°型半導体領
域22に接続される。つまり、n型エミッタ領域である
n゛型半導体領域22はエミッタ引出用電極21に対し
て自己整合で形成される。エミッタ引出用電極21は配
線25に接続される。
前記混在型半導体集積回路装置に搭載されたSRAMの
メモリセルは、第2図(等価回路図)に示すように、相
補性データ線DL及びDLとワード線WLとの交差部に
配置される。メモリセルは情報蓄積部としてのフリップ
フロップ回路とその一対の入出力端子に接続された2個
の転送用MISFETQtで構成される。前記フリップ
フロップ回路は2個の駆動用MISFETQd及び2個
の高抵抗負荷素子Rで構成される。Vccは電源電圧例
えば回路の動作電位5[v]である。Vssは基準電圧
例えば回路の接地電位0[V]である。同第2図に示す
メモリセルは、回路的に、転送用MISFETQtの一
方の半導体領域と駆動用MISFETQdとの接続部つ
まりフリップフロップ回路の入出力端子に相当する位置
が情報となる電荷を蓄積する電荷蓄積ノードとなる。
前記SRAMのメモリセルの転送用MISFETQt、
駈動用MISFETQdの夫々は、前記第1図に示すよ
うに、素子分離絶縁膜7で周囲を囲まれた領域内におい
てp型ウェル領域6の主面に構成される。p型ウェル領
域6の底部分には埋込型のp・型半導体領域4が構成さ
れる。前記転送用MISFETQt、駆動用MISFE
TQdの夫々はP型ウェル領域(チャネル形成領域)6
、ゲート絶縁膜13、ゲート電極14、ソース領域及び
ドレイン領域で構成される。
前記ゲート絶縁膜13は例えばP型ウェル領域6の主面
を酸化して形成した酸化珪素膜で形成される。
ゲート電極14は例えばn型不純物が導入された多結晶
珪素膜で構成される。多結晶珪素膜は製造プロセス中に
おいて第1層目のゲート材形成工程により形成される。
転送用MISFETQtのゲート電極14はそのゲート
幅方向において図示しないワード線(14)と一体に構
成される。また、ゲート電極14は、多結晶珪素膜に限
定されず、高融点金属膜若しくは高融点金属珪化膜の単
1、或は多結晶珪素膜上に高融点金属膜若しくは高融点
金属珪化膜を積層した複合膜で構成してもよい。ゲート
電極14上には#!縁膜(例えば酸化珪素膜)15が構
成される。
ソース領域、ドレイン領域の夫々は基本的には低不純物
濃度のn型半導体領域16及び高不純物濃度のn°型半
導体領域17で構成される。低不純物濃度のn型半導体
領域16は、ゲート電極14に対して自己整合で形成さ
れ、主にL D D (Lightly Doped 
D rain)構造を構成する。高不純物濃度のn・型
半導体領域17はゲート電極14の側壁にそれに対して
自己整合で形成されたサイドウオールスペーサ(符号を
付けない)に対して自己整合で形成される。
サイドウオールスペーサは例えば酸化珪素膜で形成され
る。
前記転送用MISFETQtの一方のゴ型半導体領域1
7には駆動用MISFETQdのゲート電極14がその
ゲート幅方向に延在し直接々続される(所謂ダイレクト
コンタクト部)。このn°型半導体領域17のゲート電
極14の接続部分において、ゲート電極14下には、n
°型半導体領域17に一体に接続されたn゛型半導体領
域12が構成される。ソース領域、トレイン領域の夫々
であるn°型半導体領域17は、ゲート電極14を不純
物導入マスクとしたイオン打込み法でn型不純物を導入
することにより形成される。つまり、前記一方のn°型
半導体領域17とゲート電極14との接続部分において
、ゲート電極14下にはn゛型半導体領域17が形成さ
れないので、この一方のゴ型半導体領域17とゲート電
極14とを電気的に確実に接続する目的でn゛型半導体
領域12が構成される。n°型半導体領域12は製造プ
ロセスにおいてゲート電極14を形成する工程前に形成
される。
また、前記転送用MISFETQtの一方のn゛型半導
体領域17と駆動用MISFETQdのゲート電極14
との接続部分においては、n型半導体領域20が構成さ
れる。n型半導体領域20は、一方のn゛型半導体領域
17とp型ウェル領域6との間に形成され、一方のn°
型半導体領域17と電気的に接続される。つまり、転送
用MISFETQtの一方のソース領域又はドレイン領
域はn型半導体領域16、n°型半導体領域17、ゴ型
半導体領域12及びn型半導体領域20で構成される。
n型半導体領域20は、転送用MISFETQtの一方
のソース領域又はドレイン領域において、pn接合深さ
(xj)を他のn°型半導体領域17等に比べて深くし
、p型ウェル領域6との間に形成されるpn接合面積を
増加できる。すなわち、n型半導体領域20は、転送用
MISFETQtの一方のソース領域又はドレイン領域
とP型ウェル領域6とのpn接合部に形成される寄生容
量を増加できる。この転送用MISFETQtの一方の
ソース領域又はドレイン領域は、メモリセルの情報蓄積
ノードに相当する。
このn型半導体領域20は、前記バイポーラトランジス
タTrのp型ベース領域直下に構成されたn型半導体領
域(ペデスタルコレクタ領域)20と同一製造工程で形
成され、同一導電型でかつ同一不純物濃度で構成される
前記転送用MISFETQtの他方のドレイン領域又は
ソース領域であるn゛型半導体領域17には相補性デー
タ線(D L )25が接続される。この相補性データ
線25は前記配線25と同−導電層で構成される。
前記SRAMのメモリセルの高抵抗負荷素子Rは、同第
1図に示すように、多結晶珪素膜21で構成される。こ
の多結晶珪素膜21には実質的に抵抗値を低減する不純
物が導入されない。この多結晶珪素膜21は層間絶縁膜
18に形成された開口19を通して前記転送用MISF
ETQtの一方のn・型半導体領域17及び駆動用MI
SFETQdのゲート電極14に接続される。また、こ
の多結晶珪素膜21には電源電圧配線(Vcc)21が
一体に構成される。
この電源電圧配線21はn型不純物が導入された多結晶
珪素膜で構成される。前記高抵抗負荷素子Rである多結
晶珪素膜21.電源電圧配線21の夫々は前記エミッタ
引出用電極21と同一導電層で構成される。
相補型MISFETのnチャネルMISFETは、図示
しないが、前記SRAMのメモリセルを構成する転送用
MISFETQt、恥動用MISFETQdの夫々と実
質的に同一構造で構成される。また、相補型MISFE
TのnチャネルMISFETは、図示しないが、素子分
離絶縁膜7で周囲を囲まれた領域内においてn型ウェル
領域5の活性領域の主面に構成される。つまり、Pチャ
ネルMISFETは、n型ウェル領域(チャネル形成領
域)5、ゲート絶縁膜13、ゲート電極14、ソース領
域及びドレイン領域である一対のp゛型半導体領域で構
成される。
次に、前記SRAMを搭載する混在型半導体集積回路装
置の製造方法について、第3図及び第4図(各製造工程
毎に示す要部断面図)を使用し、簡単に説明する。
まず、一般的な混在型半導体集積回路装置の製造プロセ
スに基づき、縦型構造のnpn型バイポーラトランジス
タTrのn型コレクタ領域(3゜5及び9)、p型ベー
ス領域(10及び11)、nチャネルMISFET、n
チャネルMISFETの夫々を形成する。SRAMのメ
モリセルの転送用MISFETQt、闘動用MISFE
TQdの夫々は前記nチャネルMISFETを形成する
工程と実質的に同一製造工程で形成される。転送用MI
SFETQtの一方のn°型半導体領域17、駆動用M
ISFETQdのゲート電極14の夫々は、ゲート電極
14の形成前に予じめ形成されたn゛型半導体領域12
を介して電気的に接続される。このn°型半導体領11
2はn゛型半導体領域17と実質的に同程度の10″’
[atoms/ffl]程度の高い不純物濃度で形成さ
れる。
次に、縦型構造のバイポーラトランジスタTrの形成領
域上、SRAMのメモリセル上、相補型MISFET上
を含む基体全面に層間絶縁膜18を形成する。この眉間
絶縁膜18は、主に下層ゲート材と上層ゲート材との間
の絶縁分離を目的とし、例えばCVD法で堆積した酸化
珪素膜で形成し、180〜250[nm]程度の膜厚で
形成する。
次に、前記層間絶縁膜18上の全面にマスク26を形成
する。マスク26は、縦型構造のnpn型バイポーラト
ランジスタTrのn型エミッタ領域又はエミッタ開口の
形成領域、及びSRAMのメモリセルの転送用MISF
ETQtの一方のn°型半導体領域17と駆動用MIS
FETQdのゲート電極14との接続部において開口2
7を有する。マスク26は、エツチングマスク及び不純
物導入マスクとして使用し、例えばフォトリソグラフィ
技術で形成されたフォトレジスト膜で形成する。
次に、前記マスク26を使用し、開口27から露出する
眉間絶縁膜18及びその下層の絶縁膜を除去し。
エミッタ開口19及び開口19の夫々を形成する。エミ
ッタ開口19は縦型構造のnpn型バイポーラトランジ
スタTrの形成領域において形成される。
開口19はSRAMのメモリセルの転送用MISFET
Qtの一方のn°型半導体領域17と駆動用M、 l5
FETQdのゲート電極14との接続部において形成さ
れる。なお、開口19はSRAMのメモリセルに限らず
、相補型MISFETの領域においても形成される。
次に、前記マスク26を使用し、縦型構造のnpn型バ
イポーラトランジスタTrの形成領域、メモリセルの形
成領域の夫々にn型不純物20nを導入し、第3図に示
すように、n型半導体領域20を形成する。縦型構造の
npn型バイポーラトランジスタTrの形成領域におい
て、n型不純物20nはp型ベース領域の真性ベース領
域であるn型半導体領域11、n型コレクタ領域の真性
コレクタ領域であるn型ウェル領域5の夫々の間部に導
入され、この領域にn型半導体領域20が形成される。
つまり、n型半導体領域20はP型ベース領域直下のP
型ベース領域(真性ベース領域)とn型コレクタ領域(
真性コレクタ領域)との間部に形成される。
SRAMのメモリセルの形成領域において、n型不純物
2Onは転送用MISFETQtの一方のn・型半導体
領域17とP型ウェル領域6との間部に導入され、この
領域にn型半導体領域20が形成される、前記n型不純
物2Onは、10 ”〜1012[at。
as/alコ程度のリン(P)を使用し、140〜16
0CK e V]程度の若干高いエネルギ量を使用する
イオン打込み装置で導入する。
混在型半導体集積回路装置においては、縦型構造のnp
n型バイポーラトランジスタTrの他に。
SRAMのメモリセルの転送用MISFETQt(開口
19の領域は除く)、駆動用MISFETQd及び相補
型MISFETが搭載されるが、これらの領域は、マス
ク26で覆われ、n型不純物20nが導入されない。つ
まり、混在型半導体集積回路装置において、前述のMI
SFETのソース領域、ドレイン領域の夫々特にチャネ
ル形成領域側にn型不純物20nが導入されないので、
短チヤネル効果の発生やホットキャリアの発生等、縦型
構造のnpn型バイポーラトランジスタTrにn型半導
体領域(ペデスタルコレクタ領域)20を形成したこと
によるMISFETの特性の劣化等の弊害が生じない。
次に、前記マスク26を除去し、第4図に示すように、
エミッタ引出用電極21及びn型エミッタ領域であるn
゛型半導体領域22、高抵抗負荷素子Rである多結晶珪
素膜21等を形成する。
次に、眉間絶縁膜23、接続孔24.配線25及び相補
性データ線25を形成することにより、前述の第1図に
示す混在型半導体集積回路装置が完成する。
このように、基体(1及び2)の主面からその深さ方向
に向って形成されたn型エミッタ領域、p型ベース領域
、n型コレクタ領域の夫々を順次配列した縦型構造のn
pn型バイポーラトランジスタTr、前記基体の主面に
形成された転送用MISFETQtの一方のn°型半導
体領域17に駆動用MISFETQclのゲート電極1
4を接続するメモリセルで構成されたSRAMの夫々を
備えた混在型半導体集積回路装置において、前記縦型構
造のnpn型バイポーラトランジスタTrのp型ベース
領域(P型半導体領域11)とn型コレクタ領域の真性
コレクタ領域(n型ウェル領域5)との間に、前記真性
コレクタ領域と同一導電型で高不純物濃度で形成された
n型半導体領域(ペデスタルコレクタ領域)20を構成
すると共に、前記SRAMのメモリセルの転送用MIS
FETQtの一方のn。
型半導体領域17の駆動用MISFETQdのゲート電
極14との接続部と前記基体(P型ウェル領域6)との
間に、前記n型半導体領域20と同一導電型で実質的に
同一不純物濃度で形成されたn型半導体領域20を構成
する。この構成により、前記縦型構造のnpn型バイポ
ーラトランジスタTrのp型ベース領域の直下において
、n型コレクタ領域の真性コレクタ領域であるn型ウェ
ル領域5の不純物濃度を前記n型半導体領域(ペデスタ
ルコレクタ領域) 20で高め、大電流動作時にP型ベ
ース領域の真性ベース領域(p型半導体領域!りから真
性コレクタ領域側に伸びる実効ベース幅を低減して所謂
カーク効果を低減し、縦型構造のnpn型バイポーラト
ランジスタTrの遮断周波数を向上できると共に、前記
SRAMのメモリセルにおいて、転送用MISFETQ
tの一方のざ型半導体領域17の接合深さを前記n型半
導体領域20で深くし、この一方のn゛型半導体領域1
7のpn接合面積を増加できる(寄生容量を増加できる
)ので、メモリセルの情報蓄積電荷量を増加しα線ソフ
トエラー耐圧を向上できる。この結果、混在型半導体集
積回路装置の動作速度の高速化を図れると共に、集積度
を向上できる。
また、基体の主面からその深さ方向に向って形成された
n型エミッタ領域、p型ベース領域、n型コレクタ領域
の夫々を順次配列した縦型構造のnpn型バイポーラト
ランジスタTr、前記基体の主面に形成された一方のゴ
型半導体領域17に駆動用MISFETQdのゲート電
極14が接続されたnチャネル型の転送用MISFET
Qtの夫々を備えた混在型半導体集積回路装置の製造方
法において、前記縦型構造のnpn型バイポーラトラン
ジスタTrのn型コレクタ領域(3,5及び9)、p型
ベース領域(10及び11)、前記転送用MI 5FE
TQt、能動用MISFETQdの夫々を形成する工程
と、前記縦型構造のnpn型バイポーラトランジスタT
rのn型エミッタ領域の形成領域又はエミッタ開口の形
成領域に開口27を有し、かつ前記転送用MISFET
Qtの一方のn゛型半導体領域17の駆動用MISFE
TQdのゲート電極14との接続部に開口27を有する
マスク26を形成する工程と、このマスク26を使用し
、前記縦型構造のnpn型バイポーラトランジスタTr
のp型ベース領域(真性ベース領域であるn型半導体領
域11)とn型コレクタ領域の真性コレクタ領域である
n型ウェル領域5との間部にn型不純物2Onを導入し
てn型半導体領域20を形成すると共に、前記転送用M
ISFETQtの一方のn゛型半導体領域17と前記基
体(n型ウェル領域5)との間部に前記n型不純物20
nと同一のn型不純物20nを導入してn型半導体領域
20を形成する工程とを備える。
この構成により、前記縦型構造のnpn型バイポーラト
ランジスタTrのp型ベース領域とn型コレクタ領域の
真性コレクタ領域との間部に形成されるn型半導体領域
(ペデスタルコレクタ領域)20、前記転送用MISF
ETQtの一方のn゛型半導体領域17と基体との間部
に形成されるn型半導体領域20の夫々を同一製造工程
で形成できるので、いずれか一方の工程に相当する分、
混在型半導体集積回路装置の製造工程数を低減できる。
さらに、前記n型半導体領域20を形成するn型不純物
2Onを導入する際のマスク26は、エミッタ開口1日
又は開口!9を形成するマスク26を兼用できるので、
前記n型不純物2Onを導入するマスク26を形成する
工程に相当する分、さらに混在型半導体集積回路装置の
製造工程数を低減できる。この結果、混在型半導体集積
回路装置の製造プロセスの終了までの期間を短縮できる
(実施例■) 本実施例■は、前記実施例■の混在型半導体集積回路装
置の製造プロセスにおいて、n型半導体領域20を形成
するn型不純物20nの導入の際のマスクを変えた、本
発明の第2実施例である。
本発明の実施例■であるSRAMを搭載する混在型半導
体集積回路装置の製造方法について、第5図(所定の製
造工程での要部断面図)を使用し、簡単に説明する。
前記実施例■の混在型半導体集積回路装置の製造方法と
同様に眉間絶縁膜18を形成する。この眉間#!縁膜1
8は、不純物導入マスクとしても使用する目的で、前述
に比べて厚い膜厚例えば300〜500[nml程度の
膜厚で形成される。
次に、フォトリソグラフィ技術で形成されたフォトレジ
ストマスク(図示しない)を使用し、縦型構造のnpn
型バイポーラトランジスタTrの形成領域にエミッタ開
口19、SRAMのメモリセルの形成領域に開口19の
夫々を形成する。この後、前記フォトレジストマスクは
除去される。
次に、前記エミッタ開口19で規定された領域内に露出
するp型ベース領域の真性コレクタ領域であるn型半導
体領域11の表面、開口19で規定された領域内に露出
する転送用MISFETQtの一方のn°型半導体領域
17の表面の夫々にIIe縁膜(符号は付けない)を形
成する。この絶縁膜は不純物導入の際の基体表面のダメ
ージの低減、重金属汚染物質の侵入の低減等を目的とし
て形成される。
絶縁膜は、例えば熱酸化法で形成した酸化珪素膜で形成
し、4〜6 [n m]径程度薄い膜厚で形成する。
次に、前記層間a@縁膜18を不純物導入マスクとして
使用し、エミッタ開口19.開口19の夫々を通してn
型不純物20nを基体中に導入し、第5図に示すように
、n型半導体領域20を形成する。
この後、前記実施例■の混在型半導体集積回路装置の製
造プロセスと同様の工程を施すことにより、本実施例の
混在型半導体集積回路装置は完成する。
このように、混在型半導体集積回路装置の製造方法にお
いて、n型半導体領域20を形成するn型不純物2On
の導入のマスクを眉間絶縁膜18で形成することにより
、n型不純物20nの導入の前に基体表面のダメージの
低減等を行う絶縁膜を形成できる。
(実施例m) 本実施例■は、前記実施例■の混在型半導体集積回路装
置の製造プロセスにおいて、基体表面のダメージの低減
等を行う絶縁膜の形成工程を省略した、本発明の第3実
施例である。
本発明の実施例■であるSRAMを搭載する混在型半導
体集積回路装置の製造方法について、第6図(所定の製
造工程での要部断面図)を使用し、簡単に説明する。
前記実施例I、■の夫々の混在型半導体集積回路装置の
製造方法と同様に層間絶縁膜18を形成する。この眉間
絶縁膜18は、n型半導体領域20を形成するn型不純
物2Onの導入の際の基体表面のダメージの低減、重金
属汚染物質の侵入の低減等を目的として、前述に比べて
薄い膜厚例えば50〜100[nm]程度の膜厚で形成
される。
次に、層間絶縁膜18上の全面にマスク26を形成する
。マスク26は前記実施例Iと同様に開口27が形成さ
れる。
次に、前記マスク26を使用し、開口27で規定された
領域内において、前記層間絶縁膜18を通してn型不純
物2Onを基体中に導入し5第6図に示すように、n型
半導体領域20を形成する。つまり。
眉間絶縁膜18はn型不純物20nの導入の際の基体表
面のダメージの低減等を行える。
次に、前記マスク26を使用し、縦型構造のnpn型バ
イポーラトランジスタTrの形成領域にエミッタ開口1
9、SRAMのメモリセルの形成領域に開口19の夫々
を形成する。この後、前記マスク26は除去される。
この後、前記実施例Iの混在型半導体集積回路装置の製
造プロセスと同様の工程を施すことにより、本実施例の
混在型半導体集積回路装置は完成する。
このように、混在型半導体集積回路装置の製造方法にお
いて、n型半導体領域20を形成するn型不純物20n
の導入を薄い膜厚の眉間絶縁11!1gを通して行うこ
とにより、n型不純物2Onの導入の際に基体表面のダ
メージの低減等を行う絶縁膜を形成する工程に相当する
分、製造工程数を低減できる。
以上5本発明者によってなされた発明を、前記実施例に
基づき具体的に説明したが1本発明は。
前記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱
しない範囲において種々変更可能であることは勿論であ
る。
例えば、本発明は、SRAMを搭載する混在型半導体集
積回路装置に限定されず、バイポーラトランジスタ及び
一方の半導体領域にMISFETのゲート電極が接続さ
れるMISFETを有する混在型半導体集積回路装置に
広く適用できる。
〔発明の効果〕
本願において開示される発明のうち代表的なものによっ
て得られる効果を簡単に説明すれば、下記のとおりであ
る。
SRAMを搭載する混在型半導体集積回路装置において
、動作速度の高速化を図ると共に、集積度を向上できる
また、混在型半導体集積回路装置において、製造プロセ
スの終了までの期間を短縮できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は1本発明の実施例IであるSRAMを搭載する
混在型半導体集積回路装置の基本概略構成を示す要部断
面図、 第2@は、前記SRAMのメモリセルの等価回路図。 第3図及び第4図は、前記混在型半導体集積回路装置の
製造方法を説明するための各製造工程毎に示す要部断面
図、 第5図は1本発明の実施例■であるSRAMを搭載する
混在型半導体集!it回路装置の所定の製造工程におけ
る要部断面図、 第6図は、本発明の実施例■であるSRAMを搭載する
混在型半導体集積回路装置の所定の製造工程における要
部断面図である。 図中、1・・・半導体基板、2・・・エピタキシャル層
、3 、4 、9 、10.11.12.16.17.
20.22・・・半導体領域、5,6・・・ウェル領域
、14・・・ゲート電極、18・・層間絶縁膜、19・
・・エミッタ開口又は開口、2トエミッタ引出用電極又
は多結晶珪素膜、25・・配線又は相補性データ線、2
6・・・マスク、27・・・開口、Tr・・・バイポー
ラトランジスタ、Qt、Qd・・・MISFET、R・
・・高抵抗負荷素子である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、基体の主面からその深さ方向に向って形成されたエ
    ミッタ領域、ベース領域、コレクタ領域の夫々を順次配
    列した縦型構造のバイポーラトランジスタ、前記基体の
    主面に形成された転送用MISFETの一方の半導体領
    域に駆動用MISFETのゲート電極を接続するメモリ
    セルで構成されたSRAMの夫々を備えた半導体集積回
    路装置において、前記縦型構造のバイポーラトランジス
    タのベース領域とコレクタ領域の真性コレクタ領域との
    間に、前記真性コレクタ領域と同一導電型で高不純物濃
    度で形成された第1半導体領域を構成すると共に、前記
    SRAMのメモリセルの転送用MISFETの一方の半
    導体領域の駆動用MISFETのゲート電極との接続部
    と前記基体との間に、前記第1半導体領域と同一導電型
    で実質的に同一不純物濃度で形成された第2半導体領域
    を構成したことを特徴とする半導体集積回路装置。 2、基体の主面からその深さ方向に向って形成されたエ
    ミッタ領域、ベース領域、コレクタ領域の夫々を順次配
    列した縦型構造のバイポーラトランジスタ、前記基体の
    主面に形成された一方の半導体領域に第2MISFET
    のゲート電極が接続された前記ベース領域と反対導電型
    チャネルの第1MISFETの夫々を備えた半導体集積
    回路装置の製造方法において、前記縦型構造のバイポー
    ラトランジスタのコレクタ領域、ベース領域、前記第1
    MISFET、第2MISFETの夫々を形成する工程
    と、前記縦型構造のバイポーラトランジスタのエミッタ
    領域の形成領域又はエミッタ開口の形成領域が開口され
    、かつ前記第1MISFETの一方の半導体領域の第2
    MISFETのゲート電極との接続部が開口された不純
    物導入マスクを形成する工程と、この不純物導入マスク
    を使用し、前記縦型構造のバイポーラトランジスタのベ
    ース領域とコレクタ領域の真性コレクタ領域との間部に
    この真性コレクタ領域と同一導電型の不純物を導入して
    第1半導体領域を形成すると共に、前記第1MISFE
    Tの一方の半導体領域と前記基体との間部に前記不純物
    と同一導電型の不純物を導入して第2半導体領域を形成
    する工程とを備えたことを特徴とする半導体集積回路装
    置の製造方法。 3、前記不純物導入マスクは、縦型構造のバイポーラト
    ランジスタのエミッタ領域又はエミッタ開口を形成する
    マスクと同一マスクで形成されることを特徴とする請求
    項2に記載の半導体集積回路装置の製造方法。
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