JPH048520B2 - - Google Patents

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JPH048520B2
JPH048520B2 JP7884084A JP7884084A JPH048520B2 JP H048520 B2 JPH048520 B2 JP H048520B2 JP 7884084 A JP7884084 A JP 7884084A JP 7884084 A JP7884084 A JP 7884084A JP H048520 B2 JPH048520 B2 JP H048520B2
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JP
Japan
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workpiece
columnar
elastic claws
plate
plating hanger
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JP7884084A
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JPS60221598A (ja
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  • Manufacturing Of Printed Wiring (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はめつき用ハンガーに対する被処理物の
取付けあるいは取外しを自動的に行なうためのめ
つき用ハンガーへの被処理物着脱装置に関するも
のである。
(従来の技術) 小型で平板状の被処理物をめつきする際には被
処理物把持用の弾性爪が所要の間隔をおいて多数
配設されているめつき用ハンガーが用いられてお
り、従来は各弾性爪に対する被処理物の取付けあ
るいは取外しを人手によつて行つていた。ところ
がこのような人手による方法は被処理物の着脱に
多くの時間と労力とを必要とする問題点があつ
た。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明が解決しようとするところは上記のよう
な問題点を解決してこの種めつき用ハンガーに対
する被処理物の取付けあるいは取外しを自動的に
行うことができるようにする点にある。
(問題点を解決するための手段) 本発明は機台上にめつき用ハンガーに対して近
接できるよう配設された柱状体の前方部に、該め
つき用ハンガーの柱状ラツクをその背面側から把
持するグリツパーを開閉自在に取付けるととも
に、該グリツパーには柱状ラツクの弾性爪に係合
するV溝付きのガイドを先端に備えた多数の揺動
板を垂直面内で揺動自在に枢着し、また、前記柱
状体には各揺動板の後面と係合して揺動板を揺動
させる押圧板を設けたことを特徴とするものであ
る。
(実施例) 次に、本発明を電子回路用プリント基板のめつ
きに用いられる筒状のめつき用ハンガーに対する
被処理物の着脱に利用した図示の実施例について
詳細に説明すると、1は6角筒状のめつき用ハン
ガーで、リング状の底板2と6角状の天板3との
間の外周面に所要の間隔をおいて6本の柱状ラツ
ク4を立設したものであり、各柱状ラツク4には
第7図に示すように横棒5が溶接され、各横棒に
は被処理物90の上下両端を把持する弾性爪6,
7が外方に向かつて突設されている。天板3の中
心部には下面を円錐台状に窪ませた支承部8が腕
9によつて取付けられており、この支承部8をめ
つき槽に設けられた円錐台状の回転盤に載置して
めつき浴中で緩やかに回転させながら柱状ラツク
4の弾性爪6を介して被処理物90に通電し、金
めつき等を行うものである。10はめつき用ハン
ガー1を支持してこれを低速で間歇的にに回転さ
せる移動機構であつて、機台11に垂設された中
空柱12と、該中空柱12を貫通して該機台11
内部のモーター13によつて低速度で回転される
回転軸14と、その上端に設けられた円錐台状の
回転盤15とからなり、めつき用ハンガー1の支
承部8を回転盤15の上面に載置して低速度で移
動させることができる。また、第2図に示すよう
に移動機構10の周囲には先端ローラー16を備
えた4つの揺動アーム17がシリンダ18によつ
て揺動自在に設けられてめつき用ハンガー1の底
板2の外周面を挟持しているので、該めつき用ハ
ンガー1は移動機構10とこれらのローラー16
との作用によつてその軸線のまわりに安定して移
動される。
本発明のめつき用ハンガーへの被処理物着脱装
置は機台11上にめつき用ハンガー1に対して近
接及び離間できるように配設された柱状体20を
備えるものであり、該柱状体20は機台11の上
面に敷設されたレール21上をシリンダ21aの
作用により摺動する枠22に垂直に支持されてい
る。柱状体20の前方部には柱状体20と平行に
延びる一対のグリツパー23が柱状体20の上下
端に位置する枢軸24をもつて開閉自在に取付け
られている。各グリツパー23はその中央部に外
方に突出したブラケツト部25を備え、該ブラケ
ツト部25に枢着されたリンク26は柱状体20
の背面に後向きに突設されたシリンダ27の可動
部28に枢着されている。そこでシリンダ27が
可動部28を後方に移動させると第5図に一点鎖
線で示すようにグリツパー23は枢軸24を中心
として左右に開き、可動部28を前進させると実
線のように閉じて第6図のように柱状ラツク4を
弾性爪6,7のない背面側から把持することがで
きる。このとき、グリツパー23上に所定間隔で
配設されたグリツプローラ29が柱状ラツク4の
縦骨の前面側に係合するとともにグリツパー23
上にこれと同一間隔で配設されたピローブロツク
30が柱状ラツク4の横棒5の背面に係合するの
で、柱状ラツク4はグリツパー23により確実に
保持されることとなる。また、各グリツパー23
には第3図、第4図に示されるように柱状ラツク
4の各弾性爪6,7に対応させて多数の揺動板3
1が垂直面内で揺動自在に枢着されている。各揺
動板31の先端両側には柱状ラツク4の各弾性爪
6,7に係合するローラー状のガイド32が角度
調節自在に取付けられており、これらのガイド3
2にはそれぞれ弾性爪6,7を案内するためのV
溝33が刻設されている。各揺動板31の相互間
には引張ばね34が張設されているため、各揺動
板31は常時は第3図に示されるように先端のガ
イド32が弾性爪6,7から離れた位置に保持さ
れているが、柱状体20の前面に上下2つのシリ
ンダ35によつて進退自在に取付けられた押圧板
36により各揺動板31の後面が押圧されると、
各揺動板31は第4図のように垂直面内で弾性爪
6,7に向かつて揺動し、その先端のV溝付きの
ガイド32が柱状ラツク4の弾性爪6,7を所定
位置に案内しつつ外方に押し拡げるので、被処理
物90を弾性爪6,7間に取付け、あるいは弾性
爪6,7から取外すことができる。なお、弾性爪
6,7の開き幅はガイド32を回転させることに
より所定範囲内で調節することができる。弾性爪
6,7への被処理物90の着脱は、例えば第1
図、第2図に示される進退動できるヘツド41を
備えた被処理物移送機構40によつて行われる。
被処理物移送機構40の全体は第2図にしめされ
る駆動部42によつて180度ずつ反転されるテー
ブル43上に設けられるものであり、テーブル4
3上に立設された柱44の両側にテーブル43の
下方に設けられたシリンダ45の作用によつて水
平位置と垂直位置との間を揺動する腕46a,4
6bをピン47をもつて枢着し、前記腕には所要
数のシリンダ48を取付け、さらに、各シリンダ
48のピストンロツドの先端に被処理物90を吸
着して保持するヘツド41を取付けてなるもので
ある。一方の腕46aが所定の停止位置でクラン
プされためつき用ハンガー1の弾性爪6,7と正
対しているとき、他方の腕46bはテーブル43
の後方のテーブルリフト50上に設置された被処
理物マガジン49と相対しており、この位置でシ
リンダ45の作用により水平位置に倒され、各ヘ
ツド41を下方に伸ばして被処理物マガジン49
から被処理物90を吸着し、あるいは被処理物マ
ガジン49上へ被処理物90を載置する。なお、
テーブルリフト50は被処理物マガジン49の最
上段の被処理物90の高さを常に一定に保つため
のものである。
(作 用) このように構成されたものは、めつき用ハンガ
ー1を空の状態で移動機構10に支持させてその
柱状ラツク4が柱状体20の正面位置にきたとき
めつき用ハンガー1を停止させるとともに、機台
11上にめつき用ハンガー1に対して近接出来る
よう配設された柱状体20をシリンダ21aを作
動させて前進させ、柱状体20の前方部に開閉自
在に取付けたグリツパー23をシリンダ27の作
用により閉じて柱状ラツク4を背面側から把持す
る。このとき柱状ラツク4はグリツプローラ29
及びピローブロツク30によつて正確に位置決め
されつつ確実に把持されることは前述したとおり
である。次に柱状体20の上下のシリンダ35を
作動させて押圧板36を前進させ、グリツパー2
3に枢着された揺動板31の後面を押圧すれば、
各揺動板31は第4図に示すように先端に備えら
れたV溝付きのガイド32が該V溝により弾性爪
6,7をガイドしつつ弾性爪6,7を外方へ拡開
する。そこで被処理物90が吸着保持されている
被処理物移送機構40の各ヘツド41をシリンダ
48の作用により前進させれば、被処理物90は
拡開された弾性爪6,7間に送られ、この状態で
押圧板36を後退させれば揺動板31は引張ばね
34の力によつて第3図の位置に戻り、弾性爪
6,7は自己の弾性によつて被処理物90を把持
することとなる。次に各ヘツド41を後退させた
うえシリンダ27の作用によりグリツパー23を
開き、柱状体20を後退させた後めつき用ハンガ
ー1を移動機構10によつて次の柱状ラツク4が
柱状体20の正面位置に来るまで回転移動させ
る。この間に被処理物移送機構40は反転して予
め被処理物90を被処理物マガジン49から吸着
保持した反対側の腕46bがめつき用ハンガー1
に相対する位置を取り、以下同様のサイクルがく
り返されてめつき用ハンガー1の全周の弾性爪
6,7に被処理物90が自動的に取付けられるこ
ととなる。また、本発明の装置をめつき用ハンガ
ー1からの被処理物取外し装置として用いるとき
には、移動機構10にめつき槽から引上げためつ
き用ハンガー1を支持させたうえ、上述とは逆に
各ヘツド41により被処理物90を弾性爪6,7
から取外し、被処理物マガジン49上へ載置させ
れば自動的に被処理物90の取外しを行なうこと
ができる。なお、以上の実施例では弾性爪が外周
面に所要の間隔をおいて多数配設されている筒状
のめつき用ハンガーに対して被処理物の着脱を行
わせたが、めつき用ハンガーの形状はこれに限定
されるものではなく、例えばチエーンコンベアの
ような直線間歇運動を行なう移動機構に支持され
た棒状のめつき用ハンガーに対する被処理物の着
脱にも適用することができるものである。
(発明の効果) 本発明は以上の説明からも明らかなように、被
処理物把持用の弾性爪が所要の間隔をおいて多数
配設されているめつき用ハンガーに対して被処理
物を自動的に取付けあるいは取外しできるもので
あり、従来の手作業による着脱に比較してその時
間と労力とを大幅に削減することができることは
勿論、グリツパー上に弾性爪を拡開する揺動板を
直接設けたので構造をコンパクトなものとするこ
とができ、また、揺動板を揺動させる機構を簡素
なものとして保守を容易化することに成功したも
のである。更に、本発明では各揺動板の先端にV
溝付きのガイドを設けたので、変形により位置の
ばらつきを生じ易い弾性爪をガイドしつつ拡開さ
せることができ、またガイドを回転させることに
よつて弾性爪の開き幅を容易に調節できる利点を
も有するものである。よつて本発明はめつき用ハ
ンガーへの被処理物着脱装置として業界に寄与す
るところ極めて大である。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は
一部切欠正面図、第2図は同じく一部切欠平面
図、第3図は要部の正面図、第4図は弾性爪を拡
開させた状態において示す同じく要部の正面図、
第5図は要部の平面図、第6図は第3図のA−A
切断部拡大断面図、第7図はめつき用ハンガーの
柱状ラツク部分を示す一部切欠斜視図である。 4:柱状ラツク、6,7:弾性爪、20:柱状
体、23:グリツパー、31:揺動板、32:ガ
イド、36:押圧板。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 機台上にめつき用ハンガーに対して近接でき
    るよう配設された柱状体20の前方部に、該めつ
    き用ハンガーの柱状ラツク4をその背面側から把
    持するグリツパー23を開閉自在に取付けるとと
    もに、該グリツパー23には柱状ラツク4の弾性
    爪6,7に係合するV溝付きのガイド32を先端
    に備えた多数の揺動板31を垂直面内で揺動自在
    に枢着し、また、前記柱状体20には各揺動板3
    1の後面と係合して揺動板31を揺動させる押圧
    板36を設けたことを特徴とするめつき用ハンガ
    ーへの被処理物着脱装置。
JP7884084A 1984-04-19 1984-04-19 めつき用ハンガ−への被処理物着脱装置 Granted JPS60221598A (ja)

Priority Applications (1)

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JP7884084A JPS60221598A (ja) 1984-04-19 1984-04-19 めつき用ハンガ−への被処理物着脱装置

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JP7884084A JPS60221598A (ja) 1984-04-19 1984-04-19 めつき用ハンガ−への被処理物着脱装置

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Publication Number Publication Date
JPS60221598A JPS60221598A (ja) 1985-11-06
JPH048520B2 true JPH048520B2 (ja) 1992-02-17

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ID=13673019

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JP7884084A Granted JPS60221598A (ja) 1984-04-19 1984-04-19 めつき用ハンガ−への被処理物着脱装置

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