JPH0484983A

JPH0484983A - パチンコ島台における装飾用欄間

Info

Publication number: JPH0484983A
Application number: JP20188990A
Authority: JP
Inventors: Masahiro Takeuchi; 正博竹内; Yoshio Wakana; 芳生若菜; Makoto Tayui; 誠田結; Hidekatsu Takeuchi; 英勝竹内
Original assignee: Takeya Co Ltd
Current assignee: Takeya Co Ltd
Priority date: 1990-07-30
Filing date: 1990-07-30
Publication date: 1992-03-18
Anticipated expiration: 2010-05-17
Also published as: JPH0744972B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は、透光性のあるカバー部材で被覆される内部に
蛍光灯を内蔵し、該蛍光灯の光でパチンコ島台の上部を
装飾する装飾用欄間に関するものである。

［従来の技術］多数のパチンコ機を列設するパチンコ島台の上部には、
透光性のあるカバー部材で被覆される内部に蛍光灯を内
蔵し、その蛍光灯の光でカバー部材に描かれた図柄や模
様を照射してパチンコ島台の上部を装飾する装飾用欄間
が設けられていた。

このような装飾用欄間においては、単に電源を役人した
ときに蛍光灯が点灯してカバー部材を照射するだけの装
飾効果を持たせたものである。

［発明が解決しようとする課題］このため、カバー部材に描かれた図柄や模様に施された
色彩が蛍光灯の光によって継続的に浮び上がるだけで、
色彩変化に乏しいという欠点があった。

本発明は、上記した問題点に鑑みなされたもので、色彩
変化を持たせることにより従来にない斬新な装飾効果を
発揮することができるパチンコ島台における装飾用欄間
を提供することにある。

［課題を解決するための手段］上記した目的を達成するために、請求項１記載の発明に
おいては、透光性のあるカバー部材で被覆される内部に蛍光灯を内
蔵し、該蛍光灯の光でパチンコ島台の上部を装飾する装
飾用欄間において、前記蛍光灯の外周に複数の色彩を施した透光性の装飾フ
ードを回転自在に被覆するとともに、該装飾フードなモ
ータにより回転せしめるように構成したことを特徴とす
るものである。

また、同じ目的を達成するために、請求項２記載の発明
においては、透光性のあるカバー部材で被覆される内部に蛍光灯を内
蔵し、該蛍光灯の光でパチンコ島台の上部を装飾する装
飾用欄間において、前記蛍光灯の外周に複数の色彩を施した透光性の装飾フ
ードを回転自在に被覆するとともに、該装飾フードをモ
ータにより回転せしめるように一体的に組み付けられた
蛍光灯装置を電気的駆動源により移動可能に構成したこ
とを特徴とするものである。

［作　用］蛍光灯から発せられた光は、該蛍光灯の外周を被覆する
装飾フードに照射されて透過する。そして、装飾フード
は、複数の色彩が施されるとともにモータによって回転
駆動されているので、装飾フードを透過した光がカバー
部材に照射される際には、常に色彩変化を伴いながら照
射されることになり、従来の定まった色彩の継続的な発
光に比較して、色彩変化があり極めて斬新な装飾効果を
発揮することができる。

また、上記構成に加えて、蛍光灯と回転する装飾フード
とが一体的に組み付けられた蛍光灯装置を電気的駆動源
によって容動可能に構成することにより、色彩の回転変
化に加えて移動変化も加えられるので、より複雑で高度
な色彩変化を得ることができる。

［実施例］以下、図面を参照して、本発明に係る実施例について説
明する。

まず、実施例に係る装飾用欄間１０が応用されるパチン
コ島台１の構成について第１０図を参照して説明する。

第１０図において、パチンコ島台１は、周知のように、
そのほぼ中央前後面に多数のパチンコ機２を背向列設す
るように構成されるものである。具体的には、パチンコ
島台１は、図示しないが多数の支柱でほぼ直方体状に枠
組構成され、その側面下部に腰板３が貼着され、その側
面上部に幕板４が貼着されている。そして、腰板３と幕
板４との間にパチンコ機２が装着されるようになってい
る。ただし、腰板３の上端には、カウンタ台５が外側に
突出するように設けられており、パチンコ機２で獲得し
た賞品球を人れておく玉肌等を載置できるようにしてい
る。また、幕板４には、各パチンコ機２に対応するよう
に呼出ランプ６が設けられ、パチンコ機２でトラブルが
生じたときや特別の遊技状態となったときに、遊技者の
操作で又は自動的に点灯してその旨を報知するようにな
っている。更に、幕板４の上部には、本実施例の要部を
構成する装飾用欄間１０が設けられている。この装飾用
欄間１０は、パチンコ島台１の上部を装飾するために設
けられるものであり、通常パチンコ機２の横巾の２〜３
倍に相当する長さを有し、−船釣に開放自在に設けられ
ている。装飾用欄間１０が開放自在に設けられるのは、
パチンコ島台１の内部に設けられる玉補給機構において
玉詰まり等のトラブルが発生したときにトラブルの解消
を速やかに行うためである。なお、装飾用欄間１０の構
成については、後に詳述する。

また、パチンコ島台１のほぼ中央には、各パチンコ機２
から排出されて公知の回収機構で回収されたパチンコ玉
を上部に揚送する玉揚送装置７が立設され、該玉揚送装
置７で揚送されたパチンコ玉は、公知の補給機構を介し
て再度各パチンコ機２に賞品球として補給される。更に
、パチンコ島台１０両端には、島端装飾板８が設けられ
、パチンコ島台１の端部を装飾している。なお、島端装
飾板８の中にも内部に蛍光灯を内蔵したものもあり、そ
のような構造の島端装飾板８においては、後に詳述する
ように本実施例の装飾用欄間１ｏと同様な構成を採用す
ることにより、高い装飾性を発揮させてもよい。また、
パチンコ島台１の端部上方には、当該パチンコ島台１に
設置されるパチンコ機２で生じたトラブル又は遊技状態
を報知するトップランプ９が設けられている。このトッ
プランプ９は、遊技場の店員が遊技場のいずれの場所に
いても容易に見えるように高い位置に設けられるもので
ある。

次に、本実施例の要部を構成する装飾用欄間ｌＯの構成
について第１図乃至第５図を参照して説明する。装飾用
欄間１０は、後面基板１１と該後面基板１１の前面を被
覆するかまぼこ型のカバー部材１２とから構成されてい
る。カバー部材は、−船釣に透過性のある材料、例えば
、アクリル樹脂等の合成樹脂で形成されるが、内部を透
視できないように有色（例えば、乳白色）とされている
ところで、上記した後面基板１１とカバー部材１２とで
構成される内部空間１３には、蛍光灯装置１４が内蔵さ
れている。この蛍光灯装置１４は、第１図及び第２図に
示されるように、支持部材１５と、該支持部材１５に回
転自在に支持される装飾フード１７と、該装飾フード１
７を回転し且つ支持部材１５全体を上下動させるモータ
２１ａ２１ｂと、前記装飾フード１７によってその外周
を被覆される蛍光灯２９とから構成される。より詳細に
説明すると、支持部材１５は、前記後面基板１１と同様
に長手方向の板状に形成され、その両端に支持片１６ａ
、１６ｂが突設されている。この支持片１６ａ、１６ｂ
の間には、筒状に形成された装飾フード１７が回転自在
に軸支されている。装飾フード１７は、透光性のある材
料で構成されていると共に、後に説明するように複数の
色彩を有する模様が描かれている。また、装飾フード１
７の両端は、支持片１６ａ、１６ｂの外側に突出してお
り、その突出した部分に従動プーリ１８ａ、１８ｂが固
着されている。

一方、支持部材１５の両端内側には、モータ２１ａ、２
１ｂが固着され、該モータ２１ａ、２１ｂのモータ軸２
２ａ、２２ｂが支持片１６ａ、１６ｂを貫通して支持片
１６ａ、１６ｂの外側に突出している。そして、その突
出したモータ軸２２ａ、２２ｂには、その内側寄りに駆
動プーリ２゜ａ、２０ｂが固着され、その外側寄りに係
合歯車２３ａ、２３ｂが固着されている。

駆動プーリ２０ａ、２０ｂには、前記従動プーリ１８ａ
、１８ｂとの間に伝達ヘルド１９ａ、１９ｂが差し渡さ
れ、モータ２１ａ、２１ｂの回転力が駆動プーリ２０ａ
、２０ｂ、伝達ベルト１９ａ、１９ｂ、従動プーリ１８
ａ、１８ｂを介して装飾フード１７に伝達される。図示
の実施例においては、駆動プーリ２０ａ、２０ｂと従動
プーリ１８ａ、１８ｂは、箱形の歯が外周に設けられた
歯車状に形成され、これらに対応する伝達ベルト１９ａ
、１９ｂにも、ツレらと噛合する凸部が内側に形成され
たベルトとなっている。これは、モータ２１ａ、２１ｂ
の回転力を確実に装飾フード１７に伝達するためである
。この場合、通常のＶベルトや平ベルト、あるいは、そ
れらに対応するプーリであフてもよい。なお、本実施例
においては、両方のモータ２１ａ、２１ｂが同期的に駆
動して装飾フード１７を回転させるものであるが、後述
するように蛍光灯装置１４の上動又は下動のいずれか一
方の動作にそれぞれを対応させるように駆動しても良い
。

前記係合歯車２３ａ、２３ｂは、後面基板１１の両端前
面に帯状に形成される係合歯部２４ａ。

２４ｂと噛合するもので、前記モータ２１ａ、２１ｂが
回転されると係合歯車２３ａ、２３ｂと係合歯部２４ａ
、２４ｂとで蛍光灯装置１４全体を上動したり、下動し
たりする。この蛍光灯装置１４の上動又は下動動作を案
内するために、支持部材１５の裏面には、鉤状の案内突
起２５ａ、２５ｂが突設され、該案内突起２５ａ、２５
ｂと係合する案内溝部２６ａ、２６ｂが後面基板１１の
前面側に上下方向に形成されている。

また、前記支持部材１５の両端部であって支持片１６ａ
、１６ｂの外側には、蛍光灯受片２７ａ２７ｂが支持片
１６ａ、１６ｂと平行となるように突設され、該蛍光灯
受片２７ａ、２７ｂの先端部内側に蛍光灯２９のソケッ
ト２８（第４図参照）が設けられている。そして蛍光灯
受片２７ａ２７ｂの間に蛍光灯２９が挟持されるわけで
あるが、蛍光灯２９が蛍光灯受片２７ａ、２７ｂに挟持
された際には、該蛍光灯２９が前記装飾フード１７を貫
通するようになっている。

以上のように構成される装飾用欄間１０においては、電
源投入後、蛍光灯２９が点灯すると共に、モータ２１ａ
、２１ｂの回転駆動により駆動プーリ２０ａ、２０ｂが
回転し、このため伝達ベルト１９ａ、１９ｂを介して従
動プーリ１８ａ、１８ｂも回転して装飾フード１７を回
転させる。装飾フード１７は、複数の色彩が施された図
柄や楳様が形成されていると共に蛍光灯２９の光を透過
するように構成されているので、装飾フード１７を透過
した光がカバー部材１２に照射される際には、常に色彩
変化を伴いながら照射されることになり、従来の定まっ
た色彩の継続的な発光に比較して、色彩変化があり極め
て斬新な装飾効果を発揮することができる。例えば、第
６図乃至第９図に示すように、装飾フード１７の外周を
四等分し、それぞれの領域１７ａ〜１７ｄに任意の色彩
を施した異なる榎様を描くようにすれば、カバー部材１
２に照射される色彩変化を多様化させることができる。

また、上記した実施例においては、蛍光灯２９と回転す
る装飾フード１７とが一体的に組み付けられた蛍光灯装
置１４をモータ２１ａ、２１ｂと係合歯車２３ａ、２３
ｂ、及び係合歯部２４ａ。

２４ｂによって上下方向に移動可能に構成しているので
、色彩の回転変化に加えて色彩がカバー部材１２の中を
移動する移動変化も加えられるので、より複雑で高度な
色彩変化を得ることができる。なお、上記した上下動は
、モータ２１ａ、２１ｂによって行われるが、この際、
蛍光灯装ｇ１４が上限又は下限に達したときには、それ
までと逆回転するようにモータ２１ａ、２１ｂが駆動制
御されるものである。

なお、上記した実施例では、蛍光灯装置１４が上下動す
るものを示したが、左右方向に移動するものであっても
よいし、あるいは装飾用欄間１０の内部空間１３を回転
移動（遊星歯車を使用して）するようにしても良い。ま
た、装飾フード１７の回転動作と蛍光灯装置１４の移動
動作を別々の電気的駆動源（移動変化は、例えば、ソレ
ノイドで行ってもよい）で行ってもよい。更に、装飾用
欄間１０の内部に複数の蛍光灯装置１４を内蔵させて、
それらを複雑に移動させてもよい。

なお、本発明の技術思想を応用すれば、蛍光灯を被覆す
ることなく、蛍光灯の前方を移動する装飾板を設けるこ
とによっても本発明と同様な効果を得ることができる。

［発明の効果］以上、説明したところから明らかなように、本発明に係
る装飾用欄間は、複数の色彩が施されるとともにモータ
によって回転駆動されている装飾フードを蛍光灯から発
せられた光が透過するので、装飾用欄間のカバー部材が
常に色°彩変化を伴いながら照射されることになり、従
来の定まった色彩の継続的な発光に比較して、色彩変化
があり極めて斬新な装飾効果を発揮することができる。

また、上記構成に加えて、蛍光灯と回転する装飾フード
とが一体的に組み付けられた蛍光灯装置を電気的駆動源
によって移動可能に構成したものにあっては、色彩の回
転変化に加えて移動変化も加えられるので、より複雑で
高度な色彩変化を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、実施例に係る装飾用欄間のカバー部材を取り
外した状態での正面図、第２図は、同じく装飾用欄間の
カバー部材を取り外した状態での平面図、第３図は、装
飾用欄間の端部の内部構造を示す斜視図、第４図及びＮ
５図は、蛍光灯装置が上限に達したときと、下限に達し
たときの側方断面図、第６図乃至第９図は、装飾フード
の回転位置と蛍光灯装置の上下位置との関係を示す説明
図、第１０図は、実施例に係る装飾用欄間が適用される
パチンコ島台の斜視図である。パチンコ島台　１０・・装飾用欄間・内部空間　１４・・蛍光灯装置・装飾フード１８ｂ・・従動プーリ１９ｂ・・伝達ベルト２０ｂ・・駆動プーリ２１ｂ・・モータ２３ｂ・・係合歯車２４ｂ・・係合歯部・蛍光灯１　・　・１３　・１７　・１８　ａ。１９ａ。２０　ａ。２１　ａ。２３　ａ。２４　ａ。２９　・特許出願人　株式会社　竹　　屋

Claims

【特許請求の範囲】

（１）透光性のあるカバー部材で被覆される内部に蛍光
灯を内蔵し、該蛍光灯の光でパチンコ島台の上部を装飾
する装飾用欄間において、前記蛍光灯の外周に複数の色彩を施した透光性の装飾フ
ードを回転自在に被覆するとともに、該装飾フードをモ
ータにより回転せしめるように構成したことを特徴とす
るパチンコ島台における装飾用欄間。
（２）透光性のあるカバー部材で被覆される内部に蛍光
灯を内蔵し、該蛍光灯の光でパチンコ島台の上部を装飾
する装飾用欄間において、前記蛍光灯の外周に複数の色彩を施した透光性の装飾フ
ードを回転自在に被覆するとともに、該装飾フードをモ
ータにより回転せしめるように一体的に組み付けられた
蛍光灯装置を電気的駆動源により移動可能に構成したこ
とを特徴とするパチンコ島台における装飾用欄間。