JPH0484761A - ポリアミドの分子量分布分析法 - Google Patents
ポリアミドの分子量分布分析法Info
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- JPH0484761A JPH0484761A JP20060490A JP20060490A JPH0484761A JP H0484761 A JPH0484761 A JP H0484761A JP 20060490 A JP20060490 A JP 20060490A JP 20060490 A JP20060490 A JP 20060490A JP H0484761 A JPH0484761 A JP H0484761A
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Landscapes
- Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
- Polyamides (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はポリアミドの分子量分布分析法に関する。さら
に詳しくは、ゲルパーミエーシ冒ンクロマトグフフィ(
以下、opcという)を用いたポリアミドの品質管理、
!IE能評価等の好適な分子量分布分析法に関する。
に詳しくは、ゲルパーミエーシ冒ンクロマトグフフィ(
以下、opcという)を用いたポリアミドの品質管理、
!IE能評価等の好適な分子量分布分析法に関する。
ポリアミドの特徴として、下記の点が挙げられる。
1)強靭なエンジニアリングプラスチックで、耐衝撃性
に優れる。
に優れる。
2)表面硬度が大きく、Wt擦係数が小さく、自己潤滑
性がある。
性がある。
3)電気特性・低温特性に優れ、自己消化性でめるi
4)耐薬品性に優れ、油忙強い。
これらの特徴を生かして、ポリアミドは電電部品、II
械部品、管、フィルム、自動車部品、その他(ファスナ
ー、ボタン等)K使用されている。
械部品、管、フィルム、自動車部品、その他(ファスナ
ー、ボタン等)K使用されている。
これらの各用途に要求されるポリアミドの品質も様々で
あり、これに応じてポリアミドの品質を管理する必要が
ある。
あり、これに応じてポリアミドの品質を管理する必要が
ある。
そこで、従来は、ポリアミドをヘキサフルオロイソプロ
パノ−/L/(以下HFIFと略す)K溶解し、この溶
液を移動相にHFIPを使用したGPCに付してポリア
ミドの分子量分布測定を測定していた。
パノ−/L/(以下HFIFと略す)K溶解し、この溶
液を移動相にHFIPを使用したGPCに付してポリア
ミドの分子量分布測定を測定していた。
しかしながら、HFIPFi高価でかつ刺激臭が強い液
体で、取扱いにも細心の注意が必要であるため、汎用性
のある分析法とは言えなかった。
体で、取扱いにも細心の注意が必要であるため、汎用性
のある分析法とは言えなかった。
上記の課題を解決するため、この発明はポリアミドの品
質管理や性能評価が可能な新規な分析法を提供しようと
するものである。
質管理や性能評価が可能な新規な分析法を提供しようと
するものである。
本件発明者は、鋭意検討の結果、ポリアミドはジクロロ
酢酸に加熱溶解することを見出し2本発明をなすに至っ
た。すなわち本発明は、ポリアミドをジクロロ酢酸で加
熱溶解し、この溶液を酢酸ナトリウムを含有したジクロ
ロ酢酸を移動相として用いたGPCに付して分離した1
、示差屈折針で検出することにより、ポリアミドの分子
量分布を測定することを特徴とするものである。
酢酸に加熱溶解することを見出し2本発明をなすに至っ
た。すなわち本発明は、ポリアミドをジクロロ酢酸で加
熱溶解し、この溶液を酢酸ナトリウムを含有したジクロ
ロ酢酸を移動相として用いたGPCに付して分離した1
、示差屈折針で検出することにより、ポリアミドの分子
量分布を測定することを特徴とするものである。
ここで、ジクロロ酸#に含有させる酢酸ナトリウムの濃
度FilOmMが好ましい。
度FilOmMが好ましい。
なお、GPCの移動相としてテトラヒドロフラン/ジク
ロロ酢酸(10mM酢酸ナトリウム含有)マタハ、クロ
ロホμム/ジクロロ酢酸(]OmM酢酸ナトリウム含有
)の混合溶液も用いることができる。
ロロ酢酸(10mM酢酸ナトリウム含有)マタハ、クロ
ロホμム/ジクロロ酢酸(]OmM酢酸ナトリウム含有
)の混合溶液も用いることができる。
本発明において、ポリアミドがジクロロ酢酸に加熱溶解
されて注入用溶液が調整された後、これがジクロロ酢酸
(]QmM酢酸ナトリウム含存)を移動相とするGPC
に付される。この場合、ポリアミド溶解用のジクロロ酢
酸と移動相のジクロロ酢酸(10mM酢酸ナトリウム含
有)とは同一であることが、装置の操作上好ましい。
されて注入用溶液が調整された後、これがジクロロ酢酸
(]QmM酢酸ナトリウム含存)を移動相とするGPC
に付される。この場合、ポリアミド溶解用のジクロロ酢
酸と移動相のジクロロ酢酸(10mM酢酸ナトリウム含
有)とは同一であることが、装置の操作上好ましい。
一方、GPCで用いる分離カラふとしては、汎用の高分
子ケA/を充てんしたものが使用可能であり1例えばス
チレン−ジビニルベンゼン共重合体の充てんカラムが好
適な例として挙げられる。
子ケA/を充てんしたものが使用可能であり1例えばス
チレン−ジビニルベンゼン共重合体の充てんカラムが好
適な例として挙げられる。
以下1図面および測定例により本発明方法を詳細に説明
する。なお1本発明は下記の実施例に限定式れるもので
はない。第一図Vi5この発明の方法を実施する装置の
一例のWII収説明図である。この図において、1は移
動相貯留槽、2は送液ボン7”、3Fiマニエアルイン
ジェクタ、4はカラム。
する。なお1本発明は下記の実施例に限定式れるもので
はない。第一図Vi5この発明の方法を実施する装置の
一例のWII収説明図である。この図において、1は移
動相貯留槽、2は送液ボン7”、3Fiマニエアルイン
ジェクタ、4はカラム。
5はカラムオープン、6は示差屈折計、7はデータ処理
装置である。
装置である。
移動相1からポンプ2によりあらかじめ溶離液を流し、
定常状Uを削る。注入された試料は溶離液によシカラム
オーブン5中のカラム4に送うれ。
定常状Uを削る。注入された試料は溶離液によシカラム
オーブン5中のカラム4に送うれ。
検出1S6(示差屈折計)により分子量分布が検出され
る。このデータをデータ処理装置7で処理し。
る。このデータをデータ処理装置7で処理し。
分子量分布の計算を行う。
↓
以上装置を用いて、下記の条件により分析を行った。
(1)試料注入
ポリアミドはジクロロ酢酸に0.2重量%程度m熱ss
s 、メンブランフィルタlL径:0.45μm)でろ
過し、そのろ液200 pLをGPCに注入した。
s 、メンブランフィルタlL径:0.45μm)でろ
過し、そのろ液200 pLをGPCに注入した。
し)分析条件
カラム; 5him−pack GPC−80MC(
■高滓製作所製) (B mm1−D−x3QQmmL )移動相;ジクロ
ロ#酸(]OmM酢酸ナトリウム含有) 流 量; 0.5 mL/min 温 度;50℃ 検出器;RID−6A(示差屈折針) (■高滓製作所製) ポラリティ;十 感 度、64X10 RIUFS上記分析条件で
分析した結果を第2図に示す。
■高滓製作所製) (B mm1−D−x3QQmmL )移動相;ジクロ
ロ#酸(]OmM酢酸ナトリウム含有) 流 量; 0.5 mL/min 温 度;50℃ 検出器;RID−6A(示差屈折針) (■高滓製作所製) ポラリティ;十 感 度、64X10 RIUFS上記分析条件で
分析した結果を第2図に示す。
この第2図によ#)GPc’i用いてポリアミドが分析
できることが確認できた。
できることが確認できた。
なお、第2図の縦軸は信号強度、横軸は保持時間を表す
。
。
〔発明の効果〕
本発明では、ジクロロ酢酸はHFIFより非常に安価で
あり、刺激臭も少なく、取扱いも容易であるのでポリア
ミドの品質管理、性能評価が簡単に行えるという特別な
効果を有する0
あり、刺激臭も少なく、取扱いも容易であるのでポリア
ミドの品質管理、性能評価が簡単に行えるという特別な
効果を有する0
第一図は木−発明方法を実施する装置の一例の構成説明
図、第二図は本発明ポリアミドの溶解液についての分子
量分布を表すクロマトグラムチある。 1:移動相貯留相 2:送液ポンプ3:マニエアル
インジエクタ
図、第二図は本発明ポリアミドの溶解液についての分子
量分布を表すクロマトグラムチある。 1:移動相貯留相 2:送液ポンプ3:マニエアル
インジエクタ
Claims (1)
- (1)ポリアミドをジクロロ酢酸で加熱溶解し、この溶
液を酢酸ナトリウムを含有するジクロロ酢酸を移動相と
して用いたゲルパーミエーションクロマトグラフィに付
して分離した後、示差屈折計で検出することを特徴とす
るポリアミドの分子量分布分析法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20060490A JPH076968B2 (ja) | 1990-07-27 | 1990-07-27 | ポリアミドの分子量分布分析法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20060490A JPH076968B2 (ja) | 1990-07-27 | 1990-07-27 | ポリアミドの分子量分布分析法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0484761A true JPH0484761A (ja) | 1992-03-18 |
JPH076968B2 JPH076968B2 (ja) | 1995-01-30 |
Family
ID=16427130
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20060490A Expired - Lifetime JPH076968B2 (ja) | 1990-07-27 | 1990-07-27 | ポリアミドの分子量分布分析法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH076968B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104090073A (zh) * | 2014-07-03 | 2014-10-08 | 中国石油大学(北京) | 高温堵漏凝胶性能测试仪 |
-
1990
- 1990-07-27 JP JP20060490A patent/JPH076968B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104090073A (zh) * | 2014-07-03 | 2014-10-08 | 中国石油大学(北京) | 高温堵漏凝胶性能测试仪 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH076968B2 (ja) | 1995-01-30 |
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