JPH0484714A - センサー検出回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、カラープリンタなどに使用されるフォトセ
ンサー等のセンサー検出回５路に関するものである。

［従来の技術］ 例えば、カラープリンタに使用された従来例の構成を第
５図を参照しながら説明する。

第５図は、従来のセンサー検出回路を示すブロック図で
ある。

第５図において、従来のセンサー検出回路は、８個のフ
ォトセンサー（１）〜（８）と、アンプ部（９）と、バ
ッファ部（１０）と、ＣＰＵ部（１１）とから構成され
ている。

８個のフォトセンサー（１）〜（８）は、それぞれカバ
ー開閉検出用ＰＨ１、用紙種別Ａ検出用ＰＨ２、用紙種
別Ｂ検出用ＰＨ３、インクシート種別Ａ検出用ＰＨ４、
インクシート種別Ｂ検出用Ｐ　Ｈ５、印画開始位置検出
用ＰＨ６、紙先端検出用ＰＨ７、及び紙後端検出用ＰＨ
８である。

３個のフォトセンサー（１）〜（３）はアナログレベル
出力タイプなので、アンプ部（９）を介してＣＰＵ部（
１１）の入力ボートＤ７、Ｄ６及びＤ５に接続され、５
個のフォトセンサー（４）〜（８）はＴＴＬレベル出力
タイプなので、バッファ部（１０）を介してＣＰＵ部（
１１）の入力ボートＤ４〜Ｄｏに接続されている。

つぎに、前述した従来例の動作を説明する。

ＣＰＵ部（１１）は、動作に必要なフォトセンＶ−（１
）〜（８）が接続されているアドレスＤ７〜ＤＯを決定
して、そのレベルを検出していた。

例えば、カバー開閉検出用ＰＨ１フオトセンサー（１）
の状態をみる場合には、アドレスＤ７を指定してそのレ
ベルを検出していた。

［発明が解決しようとする課題］ 前述したような従来のセンサー検出回路では、検出方法
（優先順位）が異なる度に回路構成の変更が必要であり
、ＣＰＵの種類によっては入力ボート数に制限がありセ
ンサー数の増加に対応できないという問題点があった。

この発明は、前述した問題点を解決するためになされた
もので、任意にかつ容易に優先順位を変更でき、回路の
汎用化を実現することができるセンサー検出回路を得る
ことを目的とする。

［課題を解決するための手段］ この発明に係るセンサー検出回路は、次に掲げる手段を
備えたものである。

〔１〕　対象物の状態を検出する複数のセンサ［２）　
　ＣＰＵ部の優先順位制御に基づいて前記複数のセンサ
ーからのパラレルデータの検出信号を順序を変更してシ
リアルに前記ＣＰＵ部に供給する順序制御回路。

［作用コ この発明においては、順序制御回路によって、ＣＰＵ部
の優先順位制御に基づいて、複数のセンサーからの検出
信号であって、パラレルデータの検出信号が、その順序
が変更されてシリアルデータとして前記ＣＰＵ部に供給
される。

［実施例］ 例えば、カラープリンタに使用した、この発明の実施例
の構成を第１図を参照しながら説明する。

第１図は、この発明の一実施例を示すブロック図であり
、フォトセンサー（１）〜（８）、アンプ部（９）、及
びバッファ部（１０）は前記従来回路のものと全く同一
である。

第１図において、この発明の一実施例は、前述した従来
回路のものと全く同一のものと、セレクタ部（１２）と
、Ｐ／Ｓ変換部（１３）とから構成されている。

セレクタ部（１２）の入力側はアンプ部（９）及びバッ
ファ部（１０）に接続され、出力側はＰ／Ｓ変換部（１
３）の入力ボートＤ７〜ＤＯに接続されている。また、
Ｐ／Ｓ変換部（１３）の５ＬＯＡＤＬ入力端、５ＲＣＬ
Ｋ入力端及び５ＲＤＡＴＬ出力端はそれぞれバッファ（
１４）、（１５）及び（１６）を介してＣＰＵ部（ＩＩ
Ａ）に接続されている。さらに、セレクタ部（１２）は
切換信号用の信号線によりＣＰＵ部（ＩＩＡ）にも接続
されている。

ところで、この発明の複数のセンサーは、前述したこの
発明の一実施例では８個のフォトセンサー（１）〜（８
）から構成され、この発明の順序制御回路は、セレクタ
部（１２）、Ｐ／Ｓ変換部（１３）、及びバッファ（１
４）〜（１６）から構成されている。

つぎに、前述した実施例の動作を第２図、第３図及び第
４図を参照しながら説明する。

第２図はこの発明の一実施例のフォトセンサーの割り付
は及び優先順位を示すテーブル図、第３図はこの発明の
一実施例の動作を示すフローチャート図、第４図（ａ）
、（ｂ）及び（ｃ）はこの発明の一実施例の動作を示す
タイミングチャート図である。

第２図において、フォトセンサー（１）〜（８）の割り
付けは従来と同一で、カバー開閉検出用ＰＨ１、用紙種
別Ａ検出用ＰＨ２、用紙種別Ｂ検出用ＰＨ３、インクシ
ート種別Ａ検出用ＰＨ４、インクシート種別Ｂ検出用Ｐ
Ｈ５、印画開始位置検出用ＰＨ６、紙先端検出用ＰＨ７
、及び紙後端検出用ＰＨ８に対応している。また、動作
の初期中及び印画中の優先順位の例示が示されている。

なお、用紙及びインクシートの種別とはそれぞれの大き
さを意味している。

第４図において、（ａ）、（ｂ）及び（ｃ）図はそれぞ
れ印画中のセンサーのレベル検出開始５ＬＯＡＤＬ、ク
ロック５ＲＣＬＫ及びシリアルデータの検出出力５ＲＤ
ＡＴＩの各信号を示している。

ステップ（２０）〜（２１）の初期中において、まず、
ＣＰＵ部（ＩＩＡ）は、各センサー出力が第２図に示す
初期中の優先順位になるように、切換信号をセレクタ部
（１２）に出力する。すなわち、フォトセンサーＰＨ１
（１）〜ＰＨ８（８）の出力がＰ／Ｓ変換部（１３）の
入力ボートＤ７〜Ｄｏに入力されるように、セレクタ部
（１２）は入力及び出力を接続する。そうすると、優先
順位の高いカバー開閉検出用フォトセンサー（１）、用
紙種別Ａ及びＢ検出用フォトセンサー（２）及び（３）
等から検出できる。

ステップ（２２）〜（２６）の印画中において、ｃｐｕ
部（ＩＩＡ）は、各センサー出力が第２図に示す印画中
の優先順位になるように、切換信号をセレクタ部（１２
）に出力する。すなわち、第１図に示すように、セレク
タ部（１２）は入力及び出力を接続する。そうすると、
第４図に示すように、優先順位の高いインクシート種別
Ａ及びＢ検出用フォトセンサー（４）及び（５）等から
検出できる。

したがって、各タイミングに応じて優先順位を変更する
ことができるので、インクシート種別検出、紙先端検出
の後、印画処理を経て、紙後端検出の各検出処理を高速
に行うことができる。

この発明の一実施例は、前述したように、アンプ部（９
）又はバッファ部（１０）を介して、各センサーの出力
とＣＰＵ部（ＩＩＡ）の入力との接続の優先順位を選択
するセレクタ部（１２）と、選択されたセンサーの検出
出力であるパラレルデータをシリアルデータに変換する
Ｐ／Ｓ変換部（１３）を備えているので、センサーの優
先順位を容易に変更でき、回路の汎用化を実現すること
ができるという効果を奏する。また、同じタイミングで
複数のセンサーの状態を保守し、センサーの高精度な検
出が可能となり、カラープリンタに使用した場合には高
速印画を実現できる。

なお、前記実施例では８個のフォトセンサーの場合を説
明したが、それ以上の数のフォトセンサーを接続しても
同様の動作を期待でき、他の種類のセンサーを用いても
同様である。

また、前記実施例ではセレクタ部の入力及び出力が同数
であったが、入力及び出力の数が異なる場合、例えば入
力の数が多くても所期の目的を達成し得ることはいうま
でもない。

ところで前記説明では、カラープリンタに利用する場合
について述べたが、センサーを多数使用し高速化を図ろ
うとするその他の機器にも利用できることはいうまでも
ない。

［発明の効果コ この発明は、以上説明したとおり、対象物の状態を検出
する複数のセンサーと、ＣＰＵ部の優先順位制御に基づ
いて前記複数のセンサーからのパラレルデータの検出信
号を順序を変更してシリアルに前記ＣＰＵ部に供給する
順序制御回路とを備えたので、任意にかつ容易に優先順
位を変更でき、回路の汎用化を実現することができると
いう効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示すブロック図、第２図
はこの発明の一実施例のセンサーの割り付は及び優先順
位を示すテーブル図、第３図はこの発明の一実施例の動
作を示すフローチャート図、第４図はこの発明の一実施
例の動作を示すタイミングチャート図、第５図は従来の
センサー検出回路を示すブロック図である。 図において、 （１）〜（８）　・・・　フォトセンサー（９）　・・
・　アンプ部、 （１０）　・・・　バッファ部、 （ＩＩＡ）　　・・・　ＣＰＵ部、 （１２）　・・・　セレクタ部、 （１３）　・・・　Ｐ／Ｓ変換部である。 なお、各図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 対象物の状態を検出する複数のセンサー、及びＣＰＵ部
   の優先順位制御に基づいて前記複数のセンサーからのパ
   ラレルデータの検出信号を順序を変更してシリアルに前
   記ＣＰＵ部に供給する順序制御回路を備えたことを特徴
   とするセンサー検出回路。