JPH048454Y2 - - Google Patents

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JPH048454Y2
JPH048454Y2 JP9269685U JP9269685U JPH048454Y2 JP H048454 Y2 JPH048454 Y2 JP H048454Y2 JP 9269685 U JP9269685 U JP 9269685U JP 9269685 U JP9269685 U JP 9269685U JP H048454 Y2 JPH048454 Y2 JP H048454Y2
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JP
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stand
locking portion
locking
hinge
flat
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JP9269685U
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Description

【考案の詳細な説明】 〓産業上の利用分野〓 本考案は偏平型表示装置を支持するためのスタ
ンドに関する。
〓考案の概要〓 本考案は、偏平型のモニタ等の表示装置を支持
するためのスタンドを合成樹脂成形体によつて構
成し、このスタンドに切込みによつてフツクを有
する係止部を設けるとともに、この係止部の根元
をヒンジによつて回動可能に構成し、係止部をヒ
ンジのところで起した状態で支持する支持部を設
けるとともに、この支持部の根元をヒンジによつ
て回動可能になし、この支持部に形成されている
係合手段を起された係止部に係合させて支持する
ようにし、さらに係止部を起すことなく偏平な状
態で壁等に固定するためのビス挿通孔等の固定手
段を設けるようにしたものであつて、卓上スタン
ドとして利用できるばかりでなく、壁掛けスタン
ドとしても利用することができるようにしたもの
である。
〓従来の技術〓 陰極線管等を用いた表示装置を支持するため
に、従来よりスタンドが用いられるようになつて
いる。すなわち表示装置の底部あるいは背面側を
支えるようにしたスタンドによつて表示装置を最
も見易い姿勢を保持するようにしている。
〓考案が解決しようとする問題点〓 ところが従来のこのような表示装置のためのス
タンドは、卓上型として主に使用されるようにな
つており、壁掛け用のスタンドとして利用できる
ようにはなつていなかつた。従つて表示装置を壁
に取付ける場合には、別のスタンドあるいは保持
手段を必要としていた。
本考案はこのような問題点に鑑みてなされたも
のであつて、表示装置を支持するためのスタンド
が卓上型として使用可能なばかりでなく、壁掛け
用のスタンドとしても使用可能にした偏平型表示
装置用スタンドを提供することお目的とするもの
である。
〓問題点を解決するための手段〓 本考案は、偏平型表示装置を支持するためのス
タンドにおいて、このスタンドを合成樹脂成形体
によつて構成し、しかも切込みによつてフツクを
有する係止部を設けるとともに、この係止部の根
元をヒンジによつて回動可能に構成し、前記係止
部を起した状態で支持する支持部を設けるととも
に、この支持部の根元をもヒンジによつて回動可
能になし、この支持部に形成されている係合手段
を前記係止部に係合させてこの係止部を起した状
態で支持するようにし、さらに前記係止部を起す
ことなく偏平な状態で壁等に固定するための固定
手段を設けるようにしたものである。
〓作用〓 従つて本考案によれば、係止部をヒンジのとこ
ろで起すとともに、起された係止部を支持部によ
つて支持した状態で卓上スタンドとして用いるこ
とができるばかりでなく、係止部を起さずに偏平
な状態で固定手段によつて壁等に固定することに
よつて、壁掛けスタンドとして用いることができ
るようになる。
〓実施例〓 以下本考案を図示の一実施例につき説明する。
第2図および第3図は本考案の一実施例に係る偏
平型表示装置用スタンド10を示すものであつ
て、このスタンド10は合成樹脂成形体から構成
されている。そしてこの成形体10にはベース1
1が形成されるとともに、このベース11の下面
にはゴム脚12が取付けられている。またスタン
ド10にはそのほぼ中央部に切込み13が形成さ
れており、この切込み13によつて係止部14が
形成されている。そして切込み13の終端と一致
する係止部14の根元部分はヒンジ15から構成
されている。このヒンジ15は成形体10を部分
的に肉薄に構成したものであつて、このヒンジ1
5によつて係止部14を起すことを可能にしてい
る。
上記係止部14の上端にはフツク16が形成さ
れている。さらにこの係止部14には4つのビス
挿通孔17が形成されており、これらの挿通孔1
7にビスを挿通してスタンド10を壁等に固定で
きるようにしている。またこのビス挿通孔17の
上側には2つの係合孔18が上下に形成されてい
る。また上記4つのビス挿通孔17の中間部には
長方形の突部19が形成されており、その下側に
は縦方向に延びる突条20が形成されるようにな
つている。
またこのスタンド10のベース11の先端部に
はヒンジ21を介して支持部22が連設されてい
る。この支持部22の先端部には係合片23が形
成されており、この支持部22をヒンジ21のと
ころで回動させることにより、係合片23を上記
係合孔18に係合させるようにしている。
つぎに以上のように構成されたスタンド10を
組立てて卓上スタンドとして用いる場合の動作に
ついて説明すると、第4図に示すように、係止部
14をヒンジ15のところで折曲げて起すように
し、さらに支持部22をヒンジ21のところで折
曲げて起し、この支持部22の先端部に形成され
ている係合片23を係止部14の係合孔18に第
5図に示すように係合させる。この場合におい
て、支持部22の係合片23を上下の係合孔18
の内の一方に選択的に係合させる。選択される上
下の係合孔18によつて、起された係止部14の
角度が調整されるようになる。このようにして第
6図に示すように、スタンド10は卓上型に使用
され得るように組立てられるようになる。
このようにしてスタンド10を組立てたなら
ば、第1図および第7図に示すように、偏平型モ
ニタ24をこのスタンド10によつて支持する。
偏平型モニタ24はその内部に偏平型陰極線管を
備えるとともに、第1図に示すようにキヤビネツ
ト25の背面側にはコ字状をなす係合溝26を備
えている。従つてこの係合溝26を、上記スタン
ド10の係止部14の上端に形成されているフツ
ク16と係合させる。これによつて第7図に示す
ように、偏平型モニタ24がスタンド10に支持
されるようになる。
つぎにこのスタンド10を壁掛け用のスタンド
として利用する場合には、第8図に示すようにし
て壁等に取付ける。すなわちヒンジ15およびヒ
ンジ21の部分で折曲げることなく、係止部14
および支持部22をそれぞれベース11とともに
偏平な状態にしておく。そして係止部14に形成
されている4つのビス挿通孔17にそれぞれビス
27を挿通するとともに、これらのビス27によ
つてベース11を壁等に固定する。これによつて
スタンド10のとくに係止部14の部分が確実に
壁等に固定されるようになる。そしてこの状態に
おいて、陰極線管を備える表示装置24のキヤビ
ネツト25の背面側に形成されている係合溝26
を、スタンド10の係止部14の上端に形成され
ているフツク16に係合させる。するとモニタ2
4はスタンド10を介して壁等に支持されるよう
になる。
なお陰極線管からなる偏平型モニタ24を、卓
上に支持する必要がなく、常に壁に保持しておく
だけでよい場合には、第9図に示すような簡易型
の係止板30を用いることも可能である。この係
止板30はビス挿通孔31を備えているために、
このビス挿通孔31によつて係止板30を壁に固
定するとともに、フツク32によつて偏平型モニ
タ24の係合溝26と係合させ、またこの係止板
30の下端側の表面に形成されている突条33に
よつてキヤビネツト25の下部を受けるようにす
ればよい。
〓考案の効果〓 以上のように本考案は、偏平型表示装置用スタ
ンドを合成樹脂成形体によつて構成し、しかもこ
のスタンドに切込みによつてフツクを有する係止
部を設けるとともに、この係止部の根元をヒンジ
によつて回動可能に構成し、係止部を起した状態
で支持する支持部を設けるとともに、この支持部
の根元をヒンジによつて回動可能になし、この支
持部に形成されている係合手段を係止部に係合さ
せてこの係止部を起した状態で支持するように
し、さらに係止部を起すことなく偏平な状態で壁
等に固定するための固定手段を設けるようにした
ものである。従つて本考案によれば、係止部を起
して支持部によつて支持させることにより、通常
の卓上スタンドとして偏平型表示装置を保持する
ことが可能になる。さらにこの係止部を起すこと
なくスタンドを偏平にして壁等に固定すれば、壁
掛け用のスタンドとして偏平型表示装置を保持す
ることが可能になる。さらに係止部に設けられて
いるフツクによつて偏平型表示装置を保持するよ
うにしているために、表示装置の着脱が容易に行
なうことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る偏平型表示装
置用スタンドを偏平型モニタと組合わせる状態を
示す外観斜視図、第2図はこのスタンドの展開し
た状態の平面図、第3図は同側面図、第4図は組
立ての動作を示す外観斜視図、第5図は同要部拡
大斜視図、第6図は組立てを完了した状態のスタ
ンドの外観斜視図、第7図はこのスタンドによつ
て支持された偏平型モニタを示す外観斜視図、第
8図はこのスタンドを壁掛けスタンドとして使用
する動作を示す外観斜視図、第9図は偏平型モニ
タを常に壁等に掛けて使用するために用いる簡易
型係止板を示す外観斜視図である。 なお図面に用いた符号において、10……スタ
ンド(合成樹脂成形体)、11……ベース、13
……切込み、14……係止部、15,21……ヒ
ンジ、16……フツク、17……ビス挿通孔、1
8……係合孔、22……支持部、23……係合
片、24……偏平型モニタ、26……係合溝、2
7……ビス、である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 偏平型表示装置を支持するためのスタンドにお
    いて、合成樹脂成形体によつて構成し、しかも切
    込みによつてフツクを有する係止部を設けるとと
    もに、この係止部の根元をヒンジによつて回動可
    能に構成し、前記係止部を起した状態で支持する
    支持部を設けるとともに、この支持部の根元をも
    ヒンジによつて回動可能になし、この支持部に形
    成されている係合手段を前記係止部に係合させて
    この係止部を起した状態で支持するようにし、さ
    らに前記係止部を起すことなく偏平な状態で壁等
    に固定するための固定手段を設けるようにしたこ
    とを特徴とする偏平型表示装置用スタンド。
JP9269685U 1985-06-18 1985-06-18 Expired JPH048454Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9269685U JPH048454Y2 (ja) 1985-06-18 1985-06-18

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JP9269685U JPH048454Y2 (ja) 1985-06-18 1985-06-18

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Publication Number Publication Date
JPS622081U JPS622081U (ja) 1987-01-08
JPH048454Y2 true JPH048454Y2 (ja) 1992-03-03

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ID=30649725

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WO2012137743A1 (ja) * 2011-04-06 2012-10-11 シャープ株式会社 移載装置

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JPS622081U (ja) 1987-01-08

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