JPH0484355A - 端末依存型コマンド実行方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は端末依存型コマンド実行方式に関し、特にコマ
ンドプロシージャ処理に対する端末依存型コマンド実行
方式に関する。

〔従来の技術〕

従来の端末依存型コマンド実行方式では、コマンドプロ
シージャ処理中はもとより会話処理中における端末種別
は、固定のもので変更されることは無かった。従って、
会話処理が実際の端末装置を通して行われていれば、そ
の端末装置に対応した値が端末種別として保持されてい
る。また、会話処理が実際の端末装置を使用せずにコマ
ンドプロシージャ処理のみで行われるバックグラウンド
の会話処理であれば、無手順型端末に対応した値が端末
種別として保持されている。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来の端末依存型コマンド実行方式は、会話処
理で実行できるコマンド型処理プログラムがその会話処
理で保持されている端末種別で実行可能なものあるいは
端末種別に依存しないものに限られるという欠点を有し
ている。

従って、従来の端末依存型コマンド実行方式は、バック
グラウンドの会話処理では、画面型メニュー形式により
動作するコマンド処理プログラムを実行することができ
ないという欠点を有している。

〔課題を解決するための手段〕 本発明の端末依存型コマンド実行方式は、プログラム制
御部で、入力ファイルポインタが指す入力ファイル内の
入力テキストをコマンドとして解釈し、コマンド処理プ
ログラムをプログラム実行部ヘロードしてそのコマンド
を実行させ、前記プログラム実行部が実行したコマンド
処理プログラムのテキスト入力要求で前記入力ファイル
ポインタが指す前記入力ファイル内の入力テキストを入
力し、前記コマンド処理プログラムのテキスト出力要求
で出力ファイルポインタが指す出力ファイルへテキスト
を出力するコマンドプロシージャ処理に対する端末依存
型コマンド実行方式において、前記プログラム制御部が
前記コマンド処理プログラムからの端末種別参照要求に
従って、前記コマンド処理プログラムに通知するための
端末種別を保持する端末種別保持域と、前記入力ファイ
ルポインタに従って前記入力ファイルから入力したテキ
ストを解析し、このテキストが端末種別変更指示である
時には、この端末種別変更指示で指定された端末種別を
前記端末種別保持域に設定して、以降のコマンド処理プ
ログラムからの端末種別参照要求に対して変更された端
末種別を前記コマンド処理プログラムへ通知するととも
に、前記入力ファイルポインタの内容で指す端末種別変
更指示の次のテキストを入力する端末種別変更手段とを
備えて構成されている。

〔実施例〕

次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する
。

第１図は本発明の端末依存型コマンド実行方式の一実施
例を示すブロック図である。

本実施例は、第１図に示すように、プログラム制御部１
と、プログラム実行部２と、入力ファイルポインタ３と
、入力ファイル４と、出力ファイルポインタ５と、出力
ファイル６とを備えて構成されている。

そして、プログラム制御部１は、端末種別変更手段８お
よび端末種別保持域９を含んでいる。

そこで、プログラム制御部１は、プログラム実行部２で
実行されるコマンド処理プログラムからのテキストの入
力あるいは出力の要求に応じて、入力ファイルポインタ
３あるいは出力ファイルポインタ５に従って、テキスト
の入力あるいは出力を行う。

また、プログラム制御部１は、プログラム実行部２にコ
マンド処理プログラムがロードされていない場合に、入
力ファイルポインタ３が指すテキストをコマンドのテキ
ストと解釈して入力し、プロクラム実行部２ヘコマンド
処理プログラムをロードする。

一方、入力ファイルポインタ３は、ブーログラム制御部
１が入力ファイル４から次に読み込むべき入力テキスト
の位置を指し、出力ファイルポインタ５は、プログラム
制御部１が出力ファイル６の中で次にテキストを出力す
る位置を指している。

さらに、プログラム制御部１に備えられた端末種別保持
域９は会話処理で使用されている端末の種別に対応した
値を保持し、プログラム実行部２で実行されるコマンド
処理プログラムからの端末種別参照要求に応じて、プロ
グラム制御部１がコマンド処理プログラムへ通知するた
めに端末種別を得るための領域である。

他方、入力ファイル４に含まれるテキスト１０１．１０
２，１０３，１０４，１０５，１０６．’・・・は、１
０１，１０４にコマンド、１０２，１０５にコマンド処
理プログラムへ入力させるためのテキスト、１０３に端
末種別変更指示を含んでいる。

そして、端末種別変更指示のテキスト１０３は、プログ
ラム制御部１に備えられた端末種別変更手段８が、端末
種別変更指示を認識するためのキーワード２０１　（Ｃ
ＨＧ）と、端末種別保持域９に設定すべき端末種別２０
２　（ｔ３’ｐｅ）とを含んでいる。

次に、第１図に従って、本実施例の動作を説明する。

コマンドプロシージャ処理の開始直後では、プログラム
実行部２にはプログラムがロードされておらず、入力フ
ァイルポインタ３および出力ファイルポインタ５は、各
々入力ファイル４および出力ファイル６の先頭位置を指
している。また、出力ファイル６の領域は、すべて未使
用状態にある。そして、端末種別保持域９には、会話処
理で使用されている端末種別に対応した値が設定されて
いる。

そこで、プログラム制御部１は、プログラム実行部２に
コマンド処理プログラムがロードされていないので入力
ファイルポインタ３が指すテキスト１０１をコマンドと
解釈して入力して、コマンド処理プログラムをプログラ
ム実行部２ヘロードし、入力ファイルポインタ３がテキ
スト１０２を指すように入力ファイルポインタ３を変更
する。

次に、プログラム実行部２ヘロードされたコマンド処理
プログラムがテキスト入力要求を行うと、プログラム制
御部１は、入力ファイルポインタ３が指すテキスト１０
２を入力してコマンド処理プログラムへ通知して、入力
ファイルポインタ３がテキスト１０３を指すように入力
ファイルポインタ３を変更する。

そして、コマンド処理プログラムが端末種別参照要求を
行うと、プログラム制御部１は、端末種別保持域９に設
定されている値を通知する。端末種別を認識したコマン
ド処理プログラムは、その端末種別に対応して処理結果
を編集したテキストの出力要求を行うと、プログラム制
御部１は、コマンド処理プログラムから通知された出力
テキストを出力ファイルポインタ５が指す領域１１１へ
出力して、出力ファイルポインタ５が次の未使用領域１
１２を指すように出力ファイルポインタ５を変更する。

次に、プログラム実行部２のコマンド処理プログラムが
終了してプログラム実行部２が空き状態になると、プロ
グラム制御部１は、入力ファイルポインタ３が指すテキ
スト１０３をコマンドとして入力する。その時にプログ
ラム制御部１に備えられた端末種別変更手段８が、入力
テキスト内に端末種別変更指示を表すキーシー）’２０
１　（ＣＨＧ）を認識すると、キーワード２０１につづ
く端末種別２０２　（ｔＹｐｅ）に対応する値を端末種
別保持域９に設定する。

そして、続くテキスト１０４をコマンドと解釈して入力
してコマンド処理プログラムをプログラム実行部２ヘロ
ードし、入力ファイルポインタ３が続くテキスト１０５
を指すように入力ファイルポインタ３を変更する。

次に、プログラム実行部２ヘロードされたコマンド処理
プログラムが現在の会話処理上で実行可能性を判断する
ために端末種別参照要求をおこなうと、プログラム制御
部１は端末種別変更指示１０３によって変更された端末
種別保持域９の値をコマンド処理プログラムへ通知する
。そして、入力テキスト１０４で起動されたコマンド処
理プログラムは、現在の会話処理で使用されている端末
では本来実行できないプログラムであるが、端末種別変
更指示１０３で端末種別保持域９に設定された値は実行
可能な正しい端末種別であり、それをプログラム制御部
から受は取って処、理の継続が可能と判断する。

そこで、コマンド処理プログラムがテキスト入力要求を
行うと、プログラム制御部１は、入力ファイルポインタ
３が指すテキスト１０５を入力してコマンド処理プログ
ラムへ通知して、入力ファイルポインタ３がテキスト１
０６を指すように入力ファイルポインタ３を変更する。

また、コマンド処理プログラムがプログラム制御部１か
ら通知された仮想的な端末種別に対応して実行結果を編
集したテキストの出力要求を行うと、プログラム制御部
１は、コマンド処理プログラムから通知された出力テキ
ストを出力ファイルポインタ５が指す領域１１２へ出力
して、出力ファイルポインタ５が次の未使用領域１１３
を指すように出力ファイルポインタ５を変更する。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明の端末依存型コマンド実行
方式は、コマンド処理プログラムへ通知するために端末
種別を保持する領域の値を端末種別変更指示で変更する
ことによって、会話処理で使用している端末では本来実
行できないコマンド処理プログラムを実行させることが
できるという効果を有している。

また、本発明の端末依存型コマンド実行方式は、製造が
完了していない端末に対応して使用されるコマンド処理
プログラムを、実際の端末を使用ぜずにテストすること
ができるという効果を有している。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の端末依存型コマンド実行方式の一実施
例を示すブロック図である。 １・・・プログラム制御部、２・・・プログラム実行部
、３・・・入力ファイルポインタ、４・・・入力ファイ
ル、５・・・出力ファイルポインタ、６・・・出力ファ
イル、８・・・端末種別変更手段、９・・・端末種別保
持域、１０１，１０２，１０３，１０４，１０５゜１０
６、〜１１１，１１２，１１３．〜・・・テキス）、２
０１・・・キーワード、２０２・・・端末種別。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. プログラム制御部で、入力ファイルポインタが指す入力
   ファイル内の入力テキストをコマンドとして解釈し、コ
   マンド処理プログラムをプログラム実行部へロードして
   そのコマンドを実行させ、前記プログラム実行部が実行
   したコマンド処理プログラムのテキスト入力要求で前記
   入力ファイルポインタが指す前記入力ファイル内の入力
   テキストを入力し、前記コマンド処理プログラムのテキ
   スト出力要求で出力ファイルポインタが指す出力ファイ
   ルへテキストを出力するコマンドプロシージャ処理に対
   する端末依存型コマンド実行方式において、前記プログ
   ラム制御部が前記コマンド処理プログラムからの端末種
   別参照要求に従って、前記コマンド処理プログラムに通
   知するための端末種別を保持する端末種別保持域と、前
   記入力ファイルポインタに従って前記入力ファイルから
   入力したテキストを解析し、このテキストが端末種別変
   更指示である時には、この端末種別変更指示で指定され
   た端末種別を前記端末種別保持域に設定して、以降のコ
   マンド処理プログラムからの端末種別参照要求に対して
   変更された端末種別を前記コマンド処理プログラムへ通
   知するとともに、前記入力ファイルポインタの内容で指
   す端末種別変更指示の次のテキストを入力する端末種別
   変更手段とを備えることを特徴とするコマンドプロシー
   ジャ処理に対する端末依存型コマンド実行方式。