JPH0484335A - 仮想計算機制御方式 - Google Patents

仮想計算機制御方式

Info

Publication number
JPH0484335A
JPH0484335A JP19972590A JP19972590A JPH0484335A JP H0484335 A JPH0484335 A JP H0484335A JP 19972590 A JP19972590 A JP 19972590A JP 19972590 A JP19972590 A JP 19972590A JP H0484335 A JPH0484335 A JP H0484335A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vector
cpu
virtual
computer
real
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP19972590A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2902746B2 (ja
Inventor
Takashi Oguro
隆 大黒
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP19972590A priority Critical patent/JP2902746B2/ja
Publication of JPH0484335A publication Critical patent/JPH0484335A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2902746B2 publication Critical patent/JP2902746B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Multi Processors (AREA)
  • Complex Calculations (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 実ベクトル計算I!を備えたマルチプロセンサシステム
において、仮想ベクトル計:tiの切り換え制御を効率
化した仮想計算機制御方式に関し。
ベクトルレジスタの退避・復元のためのVMモニタによ
るオーバヘッドを小さくすることを目的とし。
1台の実ベクトル計算機を、複数の仮想ベクトル計算機
ができるだけ競合して使用することがないように、仮想
ベクトル計算機を実ベクトル計算機にくくりつけて割り
当てる制御を行う起動制御部と、実ベクトル計算機を他
の仮想ベクトル計算機と競合して使用する場合にのみ、
ベクトルレジスタの退避・復元を行うディスパッチ制御
部とを備えるように構成する。また、優先的に実行させ
る仮想ベクトル計算機を外部から指定する優先実行指示
手段と、優先実行指示があった仮想ベクトル計算機を特
定の実ベクトル計算機にくくりつける制御を行う起動制
御部とを備えるように構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、実ベクトル計算機を備えたマルチプロセッサ
システムにおいて、仮想ベクトル計算機の切り換え制御
を効率化した仮想計算機制御方式に関する。
大量なデータを高速に処理するために、スーパーコンピ
ュータと呼ばれるベクトル演算機能を持つベクトル計算
機が多く用いられるようになってきている。これに伴い
、仮想計算機においても。
仮想的なベクトル計算機を実現することが必要とされ、
効率的な割り当て制御が必要とされている。
以下の説明では1次のように用語を使用する。
・VMモニタとは、仮想計算機システム全体を制御する
制御プログラムを意味する。
・VM−CPUとは、仮想計算機(VM : Virt
ualMachine)のCPUを意味する。
・ベクトル−CPUとは、ベクトルレジスタ(VR)を
備え、ベクトル演算機能を持つCPUを意味する。
・ヘクトルーVMとは、1台以上のベクトル−CPUを
備えた仮想計算機を意味する。
・VM−ベクトル−CPtJとは5仮想計算機のへクト
ルーCPUを意味する。
〔従来の技術〕
従来、実CPUがマルチプロセンサ構成をとる計xi上
で複数のVM−CPUを動作させる場合。
VM−CPUを特定の実CPUでのみ動作させるという
ように1特定の実CPUにくくりつけることはなかった
。すなわち、VMモニタは、以下の(1)〜(5)の処
理を繰り返していた。
(1)次のVM−CPUが使用するレジスタ類の内容を
復元すると同時に、タイムカンタムを与えるための特殊
タイマをセットする。
(2>  次のVM−CPUに制御nヲFlt (次(
7)VMCPtJをディスパッチする)。
(3)特殊タイマにセットした時間が到来する(これを
″タイムカンタムエンドが発生する”という)と、VM
モニタに割込みが発生する。
(4)  タイムカンタムエンドが発生したVM−CP
Uのレジスタ類の内容を退避する。
(5)次に制御を渡すべきVM−CPUを決定する。
次に制御を渡すべきVM−CPUは、その時点で実CP
Uが割り当てられていないVM−CPU群の中で、最も
実行優先順位が高いVM−CPUである。このとき、ど
のVM−CPUもその実CPUを割り当てられる権利を
持っている。これが、どのVM−CPUも特定実CPU
にくくりつけられていない理由である。
ところで、cpuO中には、主に科学技術計算を得意と
するベクトル−CPUと呼ばれるものがある。ベクトル
−CPUは1通常のCPUが備えている汎用レジスタ類
に加えて、大容量のベクトルレジスタ(VR)を備えて
いる。一般に、ベクトルレジスタの容量は大きいため、
ベクトルレジスタの退避・復元にはかなりの時間を要す
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
タイムカンタムエンドになって、実CPUを他のVM−
CPUに割り当てるときには、ベクトルレジスタを含む
レジスタ類を退避・復元する必要があるが、従来からの
考えに従って、タイムカンタムエンドごとにベクトルレ
ジスタの内容を退避し、ディスパッチごとにベクトルレ
ジスタの内容を復元すると、それらの処理に時間を要し
、  VMモニタのオーバヘッドが大きくなるという問
題がある。
本発明は上記問題点の解決を図り、ベクトルレジスタの
退避・復元のためのVMモニタによるオーバヘッドを小
さくすることを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は本発明の構成例を示す。
本発明を実現する仮想計算機システムのハードウェア構
成は1例えば第1図(イ)に示すようになっており、複
数のCPLJII−1,11−2゜・・・が主記憶装置
10を共用する構成になっている。
CPUll−1,11−2,・・・の中には、ベクトル
レジスタを持ち、ヘクトル演算命令を実行できるように
なっているものと、ベクトルレジスタを持たないものと
が混在している。
このうえで実現される仮想計算機システムの構成は、第
1図(ロ)に示すようになっている。
第1図(ロ)において、12は仮想計算機の構成定義情
報を記憶するVM構成情報ファイル、13は仮想計算機
システム全体を制御するVMモニタ、14はタイムカン
タムエンドごとに動作して仮想計算機の切り換え制御を
行うディスパッチ制御部、15は仮想計算機を生成して
起動する起動制御部、16は仮想計算機の操作に関する
コマンドを受は付けて処理するコマンド受付部、17は
コマンド等を入力するためのオペレータコンソール、1
8は優先実行指示手段、19は実CPUの割り当てを待
つ仮想計算機の情報を保持するキュ、VMI、VM2は
仮想計算機を表す。
オペレータコンソール17から、VM生成コマンド、V
M起動コマンド、VM終了コマンドなどのコマンドが投
入されると、コマンド受付部16は、そのコマンドで指
定された処理を実行する。
VM生成コマンドでは、VM!li別名、CPU台数。
ベクトルレジスタの使用有無、使用する入出力装置など
の情報がパラメタとして指定可能である。
特に1本発明では、仮想ベクトル計算機について優先実
行させるかどうかをこのパラメタの中で指定できるよう
になっている。
コマンド受付部16は、VM生成コマンドが投入される
と、それを解析し、解析結果をVM構成情報として、V
M構成情報ファイル12に格納する。
VM起動コマンドが投入されると、コマンド受付部16
は、起動するVM@別名を起動制御部15に通知する。
これに対し、起動制御部15は。
VM構成情報ファイル12から該当する仮想計算機の構
成情報を読み出し、その仮想計算機を生成して、ディス
パッチ制御部14が管理するキュー19に、仮想計算機
の管理制御表を接続する。
起動する仮想計算機の中でベクトルレジスタを使用する
仮想ベクトル計算機があると、起動制御部15は、1台
の実ベクトル計算機を、複数の仮想ベクトル計算機がで
きるだけ競合して使用することがないように、仮想ベク
トル計算機を実ベクトル計算機にくくりつけて割り当て
る制御を行う。
また、起動制御部15は、優先的に実行させる仮想ベク
トル計算機を外部から指定された場合に。
その仮想ベクトル計算機を特定の実ベクトル計算機にく
くりつけ、他の仮想ベクトル計算機を、その特定の実ベ
クトル計算機に割り当てない制御を行う。
ディスパッチ制御部14は、タイムカンタムエンドが発
生して、仮想ベクトル計算機をディスパッチするときに
、実ベクトル計算機を他の仮想ベクトル計算機と競合し
て使用する場合にのみ、ベクトルレジスタの退避・復元
を行い、他の仮想ベクトル計算機と競合しない場合には
、汎用のレジスタ類の退避・復元だけを行って、ベクト
ルレジスタについては退避・復元の処理を省略する。
〔作用〕
従来技術の問題は5以下の点にある。
(1)  VM−ベクトル−CPUのタイムカンタムエ
ンドが発生したとき、それ以後にその実CPtJ上でそ
のVM−ベクトル−CPLIとは異なるVMベクトル−
CPUが動作する可能性があり、ベクトルレジスタの内
容を退避しておかなければならない。
(2)次に制御を渡すべきVM−CPUがVM−ベクト
ルーCPUである場合、その実CPU上のその時点のベ
クトルレジスタの内容が、制御を渡されるVM−ベクト
ル−CPUが期待している内容であるとは限らず、ベク
トルレジスタの復元が必要である。
この問題点の分析から明らかなように、1つの実CPU
上で動作するVM−ベクトル−CPUが1つであれば、
その実CPUのベクトルレジスタの内容が破壊される心
配はなく、ベクトルレジスタの退避・復元を行う必要が
ない。
本発明はこの点に着目し、起動制御部15により、可能
な限り1つの実CPU上で動作するVMベクトル−CP
UO数を1つにし、ディスバンチ制御部14では、必要
のないベクトルレジスタの退避・復元の処理を省略して
、VMモニタ13のオーバヘッドを少なくする。
〔実施例〕
第2図は本発明の実施例に係るくくりつけ制御説明図、
第3図は本発明の実施例に係るベクトルレジスタの退避
・復元説明図、第4図は本発明の実施例に係るCPUの
割り当て例5第5図は本発明の実施例に係る優先割り当
ての例、第6図は本発明の実施例における実CPUへの
くくりつけを止める例、第7図は本発明の実施例におけ
る新たなVMの起動を許可しない例、第8図は本発明の
実施例による4台の実CPUへの割り当て例、第9図は
本発明の実施例によるディスバンチ制御部の処理フロー
を示す。
第2図に示す例では、3台の実CPUがあり。
このうち実CPU11a、llbがベクトルレジスタを
持ち、実CPU11cがベクトルレジスタを持たない。
また、仮想計算機VMI〜VM6はそれぞれ1台のCP
Uを使用し、このうちVMIとVM2がベクトルレジス
タを使用するものとする。
このVMl、VM2を起動するとき、第1図に示す起動
制御部15は、VMIを実CPU11aでだけ動作させ
、VM2を実CPU11bでだけ動作させるというよう
な、実CPUをくくりつけた起動を行う、他のベクトル
レジスタを使用しないVM3〜VM6の4台については
、任意の実CP[J11a〜Ilcで動作できるように
する。
例えば、第3図(イ)に示すように、1つの実CPU1
1で、ベクトルレジスタを使用するVMlと、ベクトル
レジスタを使用しないVM3とが動作するとき、VM3
は動作中にベクトルレジスタの内容を破壊することばな
い、したがって、VMlがタイムカンタムエンドになっ
たときに2それが使用していたベクトルレジスタの退避
は不要であり、また動作再開時に復元も不要である。
第3図(ロ)に示すように、やむを得ず1つの実CPU
I l上でベクトルレジスタを使用する2以上のVMI
、VM2が動作する場合にのみ、ベクトルレジスタの退
避・復元を行えばよい。
本発明によれば、第2図に示すように、可能な塵りVM
−ベクトル−CPUの競合が起こらないように2実CP
Uのくくりつけが行われるのでベクトルレジスタの退避
・復元は、はとんどの場合について省略可能になる。
ベクトルレジスタを持つ実CPUの数よりも。
起動されたVM−ベクトル−CPUの数のほうが多い場
合、競合が生じるが、優先実行指示により。
特定のVM−ベクトル−CPUを競合させないようにし
、その処理の高速化を図ることも可能である。
次に、実CPUが2台の場合についての割り当て例を、
第4図に従って説明する。
1)実CPLIの台数は2台であるとする。この時点で
は、VM−ベクトル−CPUは動作していない。
2)新しく9ベクトル−VMIが起動されたとき5その
VM−ベクトル−CPU数を調べる。
■ VM−ヘクトルーCPLJが1台であればそ(7)
VM−ヘ’) トルCP LJは、実CPUIまたは実
CPU2にくくりつける。なお、実CPUへのくくりつ
けの選択順位は1例えばVMベクトル−CPUがまだく
くりつけられていない実CPU内の、最若CPUアドレ
スを持つ実CPUまたは最老CPUアドレスを持つ実C
PUとすることなどが考えられる。説明の都合上。
ここでは実CPUIにくくりつけるものとする。
■ VMIが、2台(DVM−ヘ’) )ル=CP U
を使用するとき5片方のVM−ベクトル−CPUを実C
PUIに、他方のVM−ベクトル−CPUを実CPU2
にくくりつける。このときの実CPUへのくくりつけの
アルゴリズムは1例えば最若アドレスVM−CPUを、
最若アドレスの実CPUにくくりつける方式が考えられ
る。
この場合、VM−ベクトル−CPUが3台以上であるこ
とはない。なぜなら そのような7Mは起動時にチエツ
クし、起動させないからである。
3)次に1ベクトル−VM2が起動されたとする。
このときもまた、そのVM−ベクトル−CPU数を調べ
る。
■ もし、ベクトル−VMIのVM−ベクトルCPU数
が1台であり、ベクトル−VM2のVM−ベクトル−C
PUも1台であれば、  VMベクトル−CPUがくく
りつけられていない実CPL12に、 ベク’r−ルー
VM2(DVM−べ’)トルーCPUをく(りつける、
この場合、  VMlとVM2のVM−ベクトル−cp
υは1台ずつであり、別々の実CPUにくくりつけられ
るため VM−ベクトル−CPUの競合は生じておらず
、VMモニタのオーバヘッドが増大することはない。
他の場合、VM−ベクトル−CPUを実CPUにどのよ
うにくくりつけたとしても、競合が佳しる。この場合、
VMモニタのオーバヘッドをどうするかの考え方の違い
に応して、以下の方法などを採用できる。
(a)  特定のVM−ベクトル−CPUを優先し、そ
のVM−ベクトル−CPUは、他のものと競合しないよ
うにする。この指定は9例えばVMシステム利用者に指
定させてもよいし、VMモニタが自動的に決定してもよ
い。
(b)  上記のような優先VM−ヘクトルーCPUは
設けずに5以前に実CPUにくくりつけていたVM−ベ
クトル−CPUのくくりつけ制御もやめる。
(C)<<りつけの競合が生じるベクトル−VMの起動
を許可しない。
この(a)〜(C)のどれにするかは、仮想計Xilシ
ステムのオプションとして、任意に選択できるようにし
てもよい。
第5図は、上記(a)の優先割り当てをする例を示して
いる。
第5図(イ)の例では、VM2の2番目のVMベクトル
−CPU2に優先実行指示があり、実CPU2がくくり
つけられている。このVM−ベクトル−CPUだけは、
他のVM−ヘクトルーCPUと競合しない。
第5図(ロ)の例では、VMIのVM−ベクトル−CP
Uについて優先実行指示があるので、7M2のVM−ヘ
クトルーCPUは実CPU2でのみ動作する。
第6図は、上記(ト))のくくりつけを止める例を示し
ている。
VM2の起動以前には、VMIのVM−ベクトル−CP
Uを実CPUIにくくりつけるが、2台のVM−ベクト
ル−CPUを使うVM2が起動されると、必ず競合が生
じる。そこでこの例では。
全■M−ベクトル−CPUについて、特定実CPUへの
くくりつけを止める。この場合、従来と同様にディスパ
ッチ時には、ベクトルレジスタの退避・復元が必要にな
る。
第7図は、上記(C)の競合が生じるような新たなVM
の起動を許可しない例を示している。
VMIの起動については、その時点で競合が生じないの
で起動を許可する。新たにVM2を起動しようとすると
、競合が生しるので、その起動を不許可とし、VMIが
終了してから、VM2の起動を許すようにする。
第8図は、実CPUが4台の場合の割り当ての例を示し
ている。
1)実CPUの台数は4台である。この時点では第8図
に示すように、VMI〜VMSが起動されており、fi
合が生じているが、それぞれ実CPUにくくりつけられ
ている。
2)VM2が終了したとする。このとき、実CPU3に
「空き」が生じるため、ククりつけの変更を行い、VM
S(7)VM−べ’) トルーCPUを実CPU3にく
くりつける。
3)その後、VMIが終了したとする。実CPU2に「
空き」が生じる。そこで、VM4のVM−ベクトルーC
PUを、それぞれ実CPUI。
実CPU2にくくりつける。
実CPUが2台とか4台に限らず、任意の台数について
、同様に本実施例のようなくくりつけの制御が可能であ
る。くくりつけの情報は1例えば第1図に示すキュー1
9につながれるVM−CPUの制御表内に、どの実CP
Uで動作させてよいかの印をつけることにより管理する
。この印には例えばCPUアドレスを利用することも可
能である。
第1図に示すディスパッチ制御部14は5例えば各タイ
ムカンタムエンドごとに1第9図に示す処理を行う、以
下、第9図に示す■〜■に従って説明する。
■ 特殊タイマにセットした時間がきて、タイムカンタ
ムエンドになったならば、その対象となッテイるVM−
CPUが、VM−ベクトル−CPUかどうかを調べる。
VM−ベクトル−CPUでなければ、処理■ヘスキップ
し、ベクトルレジスタの退避を行わない。
■ VM−ベクトル−CPUであれば、その実CPUを
他のVM−ベクトル−CPUと競合して使うかどうかを
調べる。競合しなければ処理■へ移る。
■ 他のVM−ヘクトルーCPUと競合する場合にのみ
、ベクトルレジスタの内容を退避する。
■ 汎用レジスタなどの、その他のレジスタ類を退避す
る。
■ 次に制御を渡すべきVM−CPUをキューから選び
出し、決定する。
■ 選択したVM−CPUは、今まで動作していて空き
になった実CPU上で動作させてよいかどうかを判定す
る。他の実CPUにくくりつけられている場合には、動
作不可であるので、処理■に戻って1次のVM−CPU
についての処理を行う。
■ 決定したVM−CPUは、VM−ベクトルCPUか
どうかを調べる。VM−ベクトル−CPUでない場合、
処理[相]へ移る。
■ VM−ベクトル−CPUである場合、他のVM−ベ
クトル−CPUと競合しているかどうかを調べる。すな
わち、ベクトルレジスタの復元が必要かどうかを調べる
。復元の必要がない場合、処理■へ移る。
■ ベクトルレジスタを所定の退避域から復元する。
[相] その他のレジスタ類を復元する。
■ 新しいVM−CPUに制御を渡し、ディスバンチを
終了する。
〔発明の効果〕
ベクトルレジスタの退避・復元には、データ量が多いた
め時間がかかるが1本発明によれば、仮想計算機のタイ
ムカンタムエンド時に、その仮想計算機の全レジスタの
内容を必ず退避・復元しなければならないということが
なく、ベクトル計算機上のVMモニタのオーバヘッドが
小さ(なる。
また、ベクトルレジスタを使用する仮想計算機が複数あ
る場合に2特定のものを優先させて、高速に処理させる
ことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成例。 第2図は本発明の実施例に係るくくりつけ制御説明図。 第3図は本発明の実施例に係るベクトルレジスタの退避
・復元説明図 第4図は本発明の実施例に係るCPUの割り当て例。 第5図は本発明の実施例に係る優先割り当ての例 第6図は本発明の実施例における実CPUへのくくりつ
けを止める例。 第7図は本発明の実施例における新たなVMの起動を許
可しない例。 第8図は本発明の実施例による4台の実CPUへの割り
当て例。 第9図は本発明の実施例によるディスパッチ制御部の処
理フローを示す。 図中、10は主記憶装置、11−1.11−2゜・・・
はCPU、12はVM構成情報ファイル、13はVMモ
ニタ、14はディスバンチ制御部、15は起動制御部、
16はコマンド受付部、17はオペレータコンソール1
18は優先実行指示手段。 19はキュー、VMI、VM2は仮想計算機を表す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)少なくとも1台以上の実ベクトル計算機を備えたマ
    ルチプロセッサシステムにおける仮想計算機制御方式に
    おいて、 1台の実ベクトル計算機を、複数の仮想ベクトル計算機
    ができるだけ競合して使用することがないように、仮想
    ベクトル計算機を実ベクトル計算機にくくりつけて割り
    当てる制御を行う起動制御部(15)と、 仮想ベクトル計算機をディスパッチするときに、実ベク
    トル計算機を他の仮想ベクトル計算機と競合して使用す
    る場合にのみ、ベクトルレジスタの退避・復元を行うデ
    ィスパッチ制御部(14)とを備えたことを特徴とする
    仮想計算機制御方式。 2)少なくとも1台以上の実ベクトル計算機を備えたマ
    ルチプロセッサシステムにおける仮想計算機制御方式に
    おいて、 優先的に実行させる仮想ベクトル計算機を外部から指定
    する優先実行指示手段(18)と、優先的に実行させる
    仮想ベクトル計算、を外部から指定された場合に、その
    仮想ベクトル計算機を特定の実ベクトル計算機にくくり
    つけ、他の仮想ベクトル計算機を、その特定の実ベクト
    ル計算機に割り当てない制御を行う起動制御部(15)
    とを備えたことを特徴とする仮想計算機制御方式。
JP19972590A 1990-07-27 1990-07-27 仮想計算機制御方式 Expired - Fee Related JP2902746B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19972590A JP2902746B2 (ja) 1990-07-27 1990-07-27 仮想計算機制御方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19972590A JP2902746B2 (ja) 1990-07-27 1990-07-27 仮想計算機制御方式

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0484335A true JPH0484335A (ja) 1992-03-17
JP2902746B2 JP2902746B2 (ja) 1999-06-07

Family

ID=16412579

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19972590A Expired - Fee Related JP2902746B2 (ja) 1990-07-27 1990-07-27 仮想計算機制御方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2902746B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007148371A1 (ja) * 2006-06-19 2007-12-27 Nec Corporation 仮想マシンのための性能管理システムと性能管理方法
JP2008545205A (ja) * 2005-06-30 2008-12-11 インテル コーポレイション 命令群トラッピングによってosコンテキスト切替を最適化するシステム及び方法
WO2010097847A1 (ja) * 2009-02-24 2010-09-02 パナソニック株式会社 プロセッサ装置、マルチスレッドプロセッサ装置
JP2012160194A (ja) * 2012-03-05 2012-08-23 Hitachi Ltd 計算機、仮想化機構、および仮想計算機の起動管理方法
JP2013214325A (ja) * 2002-12-19 2013-10-17 Intel Corp バーチャルマシン動作においてマシン状態を管理する方法及びシステム
JP2014078072A (ja) * 2012-10-09 2014-05-01 Canon Inc 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
US8972989B2 (en) 2008-07-30 2015-03-03 Hitachi, Ltd. Computer system having a virtualization mechanism that executes a judgment upon receiving a request for activation of a virtual computer

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013214325A (ja) * 2002-12-19 2013-10-17 Intel Corp バーチャルマシン動作においてマシン状態を管理する方法及びシステム
JP2008545205A (ja) * 2005-06-30 2008-12-11 インテル コーポレイション 命令群トラッピングによってosコンテキスト切替を最適化するシステム及び方法
WO2007148371A1 (ja) * 2006-06-19 2007-12-27 Nec Corporation 仮想マシンのための性能管理システムと性能管理方法
US8972989B2 (en) 2008-07-30 2015-03-03 Hitachi, Ltd. Computer system having a virtualization mechanism that executes a judgment upon receiving a request for activation of a virtual computer
WO2010097847A1 (ja) * 2009-02-24 2010-09-02 パナソニック株式会社 プロセッサ装置、マルチスレッドプロセッサ装置
CN102334102A (zh) * 2009-02-24 2012-01-25 松下电器产业株式会社 处理器装置、多线程处理器装置
JP5433676B2 (ja) * 2009-02-24 2014-03-05 パナソニック株式会社 プロセッサ装置、マルチスレッドプロセッサ装置
US8850168B2 (en) 2009-02-24 2014-09-30 Panasonic Corporation Processor apparatus and multithread processor apparatus
JP2012160194A (ja) * 2012-03-05 2012-08-23 Hitachi Ltd 計算機、仮想化機構、および仮想計算機の起動管理方法
JP2014078072A (ja) * 2012-10-09 2014-05-01 Canon Inc 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2902746B2 (ja) 1999-06-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3546678B2 (ja) マルチos構成方法
EP0106669B1 (en) Operating system supervisor
JPH0695898A (ja) 仮想計算機の制御方法および仮想計算機システム
JPH03144847A (ja) マルチプロセッサ・システムおよびそのプロセス同期方法
US11169837B2 (en) Fast thread execution transition
JP2009223842A (ja) 仮想計算機制御プログラム及び仮想計算機システム
JPH0484335A (ja) 仮想計算機制御方式
JP5131269B2 (ja) マルチプロセッシングシステム
JPH07160656A (ja) 外部割込み制御方法
JPH02210542A (ja) 仮想計算機システムにおける実行制御方式
JP2677458B2 (ja) システムコール実行装置
JPS59167756A (ja) 仮想計算機のデイスパツチ制御方式
JPS6097440A (ja) 仮想多重プロセツサ装置
JPS603229B2 (ja) 情報処理方式
JP2585905B2 (ja) マルチタスク実行装置
JPH0363768B2 (ja)
JPS6223895B2 (ja)
JPH05151184A (ja) マルチプロセツサ制御方式
JPH03188530A (ja) プログラム先取り装置
JPH02184925A (ja) 仮想計算機システム
JP3591883B2 (ja) 計算機及びそのシステム及びその制御方法
JPH11316691A (ja) オペレーティングシステムの実行方法及び、これを用いた情報処理装置
JPH0444131A (ja) 複数os走行システムにおけるプロセッサ間通信の実行装置および方法
JPS58137069A (ja) マルチプロセツサ制御方式
JPH0457022B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees