JPH02210542A - 仮想計算機システムにおける実行制御方式 - Google Patents

仮想計算機システムにおける実行制御方式

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JPH02210542A
JPH02210542A JP3156489A JP3156489A JPH02210542A JP H02210542 A JPH02210542 A JP H02210542A JP 3156489 A JP3156489 A JP 3156489A JP 3156489 A JP3156489 A JP 3156489A JP H02210542 A JPH02210542 A JP H02210542A
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JP
Japan
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guest
host
cpu
central processing
execution
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JP3156489A
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Inventor
Takeshi Kumano
熊野 剛
Koichi Ueda
上田 孝一
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔目 次〕 概要 産業上の利用分野 従来の技術と発明が解決しようとする課題課題を解決す
るための手段 作用 実施例 発明の効果 〔概要〕 複数個の物理中央処理装置(CPU)から構成されたク
ラスタを複数個備えた仮想計算機システムにおける仮想
計算機(ゲスト)の実行制御方式に関し、 仮想計算機システムにおけるホスト間の干渉によるホス
トでのオーバヘッドを低減させ、又、より柔軟な資源管
理、及び、負荷分散を図ることを目的とし、 (1)該仮想計算機システム上で走行する仮想計算機(
ゲスト)■の実行開始を指示するホスト機構■を、上記
各クラスタ内の特定の中央処理装置(CPU)に動的に
割当る手段と、該割当てられた中央処理装置(CPU)
上で走行するホスト機構■は、上記仮想計算機(ゲスト
)■の実行を、自己の中央処理装置(CPU)、又は、
他の中央処理装置(CPU)に選択的に割当る手段と、
上記割当てられた特定の中央処理装置(CPU)で走行
している仮想計算機(ゲスト)■において、上記ホスト
機構■に対して通信の必要が生じた場合には、該仮想計
算機(ゲスト)■から上記ホスト機構■に割込む手段と
を備えて、ホスト処理とゲスト処理とを、複数個の中央
処理装置(CPU)で独立に実行するように構成する。
(2)上記計算機システムにおいて、仮想計算a(ゲス
ト)■間の通信をクラスタ間で行う場合には、上記ホス
ト機構■の割当てられている中央処理装置(CPU)を
介して行うように構成する。
(3)上記ホスト機構■、又は、ゲスト■を選択的に特
定の中央処理装置(CPU)に割当る手段として、少な
くとも、ゲスト識別子、又は、割込み識別子を設定する
フィールドを備えた特定の命令を設けるように構成する
〔産業上の利用分野〕
本発明は、複数個の物理中央処理装置(CPU)から構
成されたクラスタを複数個備えた仮想計算機システムに
おける仮想計算機(ゲス1−)の実行制御方式に関する
最近のデータ処理の多様化、複雑化に伴って、計算機シ
ステムに対する処理能力の向上要求には際限がないが、
単体の中央処理装置t(CPU)では処理能力に限界が
あることから、最近では、複数個の中央処理装置(CP
U)を備えたマルチプロセッサシステムが構築されるよ
うになっている。
一方、従来から、資源の有効利用の面から1個の物理中
央処理装置(CPIJ)上で複数個のゲストプログラム
(仮想計算機)を実行させる仮想計算機システムが知ら
れているが、上記計算機システムのマルチプロセッサ化
に伴い、該マルチプロセッサシステム上で複数個の仮想
計算機を走行させる仮想計算機システムが考えられるよ
うになってきている。
このような、複数個の中央処理装置(CPU)からなる
マルチプロセッサシステム上においては、複数個の仮想
計算機(ゲスト)を、ホストの制御の基に、該ホストで
のオーバヘッドを増加させることなく、且つ、柔軟に、
共有資源の利用、負荷分散を図ることができるように実
行させる制御方式が必要とされる。
〔従来の技術と発明が解決しようとする課題〕第3図は
従来の仮想計算機システムにおける実行制御方式を説明
する図であり、(a)はシステム構成の例を示し、(b
l)は実行制御方式を模式的に示し、(b2)は動作タ
イムチャートを示している。
一般に、マルチプロセッサシステムにおいては、データ
処理の高速化を実現する為に、並列処理手段が用いられ
るが、ホストプログラム(以下、ホストという)■にお
いても、同じ思想を踏襲して、該マルチプロセッサシス
テム上で仮想計算機システムを構築する場合、該複数個
の各中央処理装置(以下、CPUという)10に、該ホ
スト■を割当てており、ゲストプログラム(以下、ゲス
トという)■は、その実行開始を指示したホスト■が走
行している物理CPU上で走行していた。
上記の各ゲスト■の実行要求は、例えば、入出力装置(
Ilo) 13aからのデータ転送要求割込みデータ転
送終結報告割込み等の入出力割込み、 cpU 10か
らの割込み、或いは、図示されていないキボード(KB
)からの人手割込み等で発生する。
該入出内側込みにおいては、ホスト■が発行する入出力
命令に指定されているゲスt−it別子を、該入出力処
理終了時の、該入出内側込み要求信号に付加して該入出
内側込み要求を発生するように構成されており、該発生
した入出力割込み要求は、チャネル装置(C1l) 1
3を介して、例えば、記憶制御装置(MCI) 11内
に設けられている割込みハードウェア(IHW) ll
aに入力される。
該別込みハードウェア(IIIW) llaにおいては
、上記ゲスト識別子を基に、主記憶装!(MS) 12
上の対応ゲスト■の制御ブロンク (ゲストA、  B
〜)121を参照して、そのマスク情報を読み取り、今
発生した割込み要求の割込み可否を判定し、割込み可能
な状態であると、該ゲスト (ゲストA。
B〜)■が走行しているCPU機番をゲスト実行テブル
llbを検索して認識し、対応CPU 10に割込みを
行う。
このとき、該ゲスト■が走行していない時には該別込み
要因は、上記割込みハードウェア(IHW)11a内に
保持される。
各CPU (#O〜)10では現在実行中のゲスト■の
実行が割込み等で中断、又は、終了すると、制御がホス
ト■に移り、ホスト■は、該中断要因が割込みの場合に
は、その割込み要因に対応したゲスト■を、その他の場
合には、上記記憶制御装置(MCU)11内の該ゲスト
対応で保留されている入出力割込み要求、ゲスト要求等
を検索し、その1つを取り出してゲスト識別子を認識し
、対応するゲスト■の制御ブロック121を取り出して
自CPU 10内の汎用レジスタ、制御レジスタ等に設
定し、特定のゲストスタート(SGUST)命令を発行
して、該ゲスト■を走行させると共に、上記ゲスト実行
テブルllbの該ゲスト識別子に対応した該当領域に自
己の物理CPU機番を設定することで、該ゲスト■に対
する割込み要求、或いは、ゲスト実行要求を実行させる
ことができる。
このような従来方式の仮想計算機システムでの実行制御
方式を、特定のCPU Aに注目して模式的に示すと、
本図(bl) 、 (b2)に示すようになる。
即ち、CPU A上で走行しているホスト■は、上記の
ようにして、これから実行すべきゲスト■を捕捉すると
、スタートゲスト命令(SGUUST)を発行し、該命
令中のオペランドが指示するゲスト識別子に基づいて、
主記憶装W(MS) 12から対応する制御ブロック1
21を読み取り、自CPU A内のプログラムステータ
ス語(PSW) 、汎用レジスタ、制御レジスタ等に設
定して、該ゲスト■を走行させ、該ゲスト■の実行が終
了すると、例えば、ゲスト■自身の動作に起因する割込
みの発生等によって、元のホスト■に戻るように動作す
る。((b2)の動作タイムチャー1・参照) 上記において説明した、マルチプロセッサシステムで、
各CPU 10に割振られてホスト■によって、複数個
のゲスト■を実行する方式は、あくまでも1例であって
、これに限定されるものでないことはいう迄もないこと
である。
例えば、上記記憶制御装置(MCI) 11内にゲスト
割当てカウンタを設けて、ゲスト実行要求を順番に均等
に割当てる方法も考えられる。
この場合には、あるゲスト■に対する割込みが発生して
も、該ゲストが走行している物理CPUに割込みができ
なくなる問題がある。
又、各ホスト■が、それぞれ、個別に、記憶制御装置(
MCU) 11に対して、実行待ちのゲスト■を要求す
る場合もある。この場合には、ホスト0間で競合が起こ
るので、例えば、優先順位により、優先度の高いホスト
■がゲスト■を確保する。
その他、色々変形が考えられるが、何れにしても、複数
個のCPU 10に、ホスト■が分散している従来方式
においては、該仮想計算機システム中で共有され、排他
制御を必要とする資源、例えば、主記憶装置(MS) 
12上の共有データ(例えば、上記の制御ブロック12
1)に対するアクセス等で、ホスト■同士で待ち合わせ
が必要となる等のオバヘッドが多くなるという問題があ
った。更に、上記のように、ホスト■と、ゲスト■とが
同一のCPU 10上で走行している為、cpu io
間での負荷の分散等の制御が困難になるという問題があ
った。
本発明は上記従来の欠点に鑑み、複数個の物理中央処理
装置(CPU)から構成されたクラスタを複数個備えた
仮想計算機システムにおいて、仮想計算機(ゲスト)の
実行制御を行うのに、該仮想計算機システムにおけるホ
スト間の干渉によるポストでのオーバヘッドを低減させ
、又、より柔軟な資源管理、及び、負荷分散を図ること
ができる仮想計算機システムにおける実行制御方式を提
供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕 第1図は本発明の原理説明図であり、(a)はシステム
構成例を示し、(bl)は実行制御方式を模式的に示し
、(b2)は動作タイムチャートを示し、(b3)は命
令フォーマットの一例を示している。
上記の問題点は下記の如くに構成された仮想計算機シス
テムにおける実行制御方式によって解決される。
(1)複数個の物理中央処理装置(CPU) 10から
構成されたクラスタlを複数個備えた仮想計算機システ
ムにおいて、 該仮想計算機システム上で走行する仮想計算機(ゲスト
)■の実行開始を指示するホスト機構■を、上記各クラ
スタ1内の特定の中央処理装置(CPU) 10に動的
に割当る手段と、 該割当てられた中央処理装置(CPU) 10上で走行
するホスト機構■は、上記仮想計算機(ゲスト)■の実
行を、自己の中央処理装置(CPU) 10 、又は、
他の中央処理装置(CPU) 10に選択的に割当る手
段と、 上記割当てられた特定の中央処理装置(CPLI) 1
0で走行している仮想計算機(ゲスト)■において、上
記ホスト機構■に対して通信の必要が生じた場合には、
該仮想計算機(ゲスト)■から上記ポスト機構■に割込
む手段とを備えて、 ホスト処理とゲスト処理とを、複数個の中央処理装置(
CPU) 10で独立に実行するように構成する。
(2)上記計算機システムにおいて、仮想計算機(ゲス
ト)0間の通信をクラスタ1間で行う場合には、上記ホ
スト機構■の割当てられている中央処理装置(CPU)
 10を介して行うように構成する。
(3)上記ホスト機構■、又は、ゲスト■を選択的に特
定の中央処理装置(CPU) 10に割当る手段として
、少な(とも、ゲスト識別子、又は、割込み識別子を設
定するフィールドを備えた特定の命令を設けるように構
成する。
〔作用〕
即ち、本発明によれば、複数個の物理中央処理装置(C
PU)から構成されたクラスタを複数個備えた仮想計算
機システムにおいて、ホスト■を該複数個の物理cpu
内の特定のCPUに割り当てるように機能させる。
この割当ての際、例えば、電源投入時等においては、固
定的に、特定のCPUにホスト■を割当てるが、稼働中
においては、該ホスト■が割当てられているCPUにお
いて、例えば、ホストの仕事が無くなった時、記憶制御
装置(MCU)内に設けられている、例えば、ゲスト要
求キューを参照して、特定のゲスト■を選択し、記憶制
御装置(MCU)内に設けられているホスト実行テーブ
ルをクリアすると共に、CPUビジーテーブル中の自己
のCPU機番欄に該実行を始めたゲス・ト■のゲスト識
別子を設定した後、該物理CPUにおいて該ゲスト■を
実行するようにしてもよい。
すると、他のゲスト■を実行していた物理CPUがホス
トに制御を渡したくなったとき、上記ホスト実行テーブ
ルを参照して、ホスト■を実行している物理CPUが存
在しないことを認識した時、自己がホスト■を実行し、
上記ホスト実行テーブルに自己のCPU機番を登録する
ようにすることで、該ホスト■を複数個のCPUに動的
に割当ることができるようになる。
又、ホスト■は、特定のゲスト■の実行を開始させる際
、該ホスト■が発行する本発明の特定のスタートゲスト
命令(SGUEST)が指示するゲス1〜識別子に基づ
いて、該ゲスト■の状態を特定する各種制御情報等を含
む制御ブロックを主記憶装置(MS)から読み取り、該
制御ブロックと共に、該ゲスト■を走行させる物理CP
Uを、例えば、上記記憶制御装置(MCI)内に設けら
れているCPUビジーテブルを参照して、空きの物理C
PUに該ゲスト■の走行を指示する。
この時、該ゲスト■が走行する物理CPUはボスト■が
走行しているCPUであってもよい。
該ホスト■は上記走行指示と共に、上記CPUビジーテ
ーブル中の該当CPU機番の欄に、該実行指示したゲス
ト■のゲスト識別子を設定する。
このようにして、ホスト■から、ゲスト■を走行させる
物理CPUを自己のCPUと異なる物理CPUに指示し
た場合には、該ホスト■は該ゲスト■の実行が、該指示
した物理CPUで実際に開始されることを待つことなく
、次の命令の実行に移ることができる。
こうして、該ゲスト■が上記特定のスタートゲスト命令
(SGUEST)で指示された物理CPUで走行してい
るとき、ホスト■に対して何らかの通信の必要性が生じ
た場合には、該ゲスト■からホスト■に割込みを行うこ
とで該通信を実行する。
このとき、該ゲスト■を実行していた物理CPUは、割
込みハードウェア(It(W)に割込み要求を依頼する
。該別込みハードウェア(IIIW)は、上記ホスト実
行テーブルを見て、該ホスト■が走行している物理cp
uの機番を認識し、該物理cpuに割込みを行う。
又、あるゲスト■から他のゲスト■に割込みを行う場合
でも、同様にして、上記CPUビジーテブル中に記憶さ
れている現在走行中のゲスト識別子を認識して、対応す
るゲスト識別子を持つ物理CPUに割込みを行うことで
、ホスト■に介入することなく、直接実行形式の割込み
を行うことができる。若し、該CPUビジーテーブル中
に、割込み先のゲスト識別子を検索できない場合には、
該別込み要求は保留されることになる。上記ゲスト間通
信は、例えば、物理cpu機番と、ゲスト識別子とを指
示する公知のシグナルプロセッサ命令を用いてもよい。
又、クラスタ間通信を行う場合には、上記ホスト■の走
行している物理CPUが、例えば、上記公知のシグナル
プロセッサ命令形式のシグナルクラスタ命令を発行する
ことで、上記クラスタ内でのゲスト間通信と同様の処理
手順で、該クラスタ間通信を行うことができる。
このように機能するので、ホスト間の干渉によルオーバ
ヘッドが解消すると共に、システム中でホスト■が高々
一つしか存在しないので、共有資源の管理が容易となり
、又、実行制御が単純になる。又、ゲスト■が走行する
物理CPIIを、ホスト■と共有することなく、専用化
できる為、キャッシュメモリを備えた物理CPUにおい
ては、ヒツト率を向上させることができる効果がある。
〔実施例〕
以下本発明の実施例を図面によって詳述する。
前述の第1図が本発明の原理説明図であり、第2図は本
発明の一実施例を模式的に示した図であって、特定の物
理CPU 10に割当てられたホスト■において、特定
のスタートゲスト命令(SGUEST)を発行し、その
オペランドで特定のゲスト■を指定して、該ゲスト■を
、例えば、空いている物理CPU 10で、或いは、自
己の物理CPU 10、或いは、強制的に解放させた物
理CPU 10で走行させ、該走行中のゲスト■におい
て、ホスト■に対して何らかの通信の必要性が生じた場
合、該ゲスト■よりホスト■が走行している物理CPU
 10に割込む手段が本発明を実施するのに必要な手段
である。
尚、全図を通して同じ符号は同じ対象物を示している。
以下、第1図を参照しながら、第2図によって本発明の
仮想計算機における実行制御方式を説明する。
先ず、本実施例においては、例えば、専用のスフ タートゲスト(SGUEST)命令を設ける。
前述のように、電源投入時等の初期化処理において、予
め、定められている物理CPU 10がホスト■に指定
され、ホスト実行テーブル110中に登録される。
該指定された物理CPU (以下、ホス) CI”Uと
いう)10は、例えば、記憶制御装置(MCU)11内
に設けられているゲスト要求キュー111を検索して、
既に、実行要求を出しているゲスト■を捕捉すると、本
発明のスタートゲスト(SGUEST)命令を発行する
該スタートゲスト(SGUEST)命令が、該ポストC
PI 10で発行されると、該命令のオペランドが指示
するゲスト識別子(第1図(b3)参照)を基に、主記
憶装置(MS) 12上の、予め、登録されている該ゲ
スト識別子対応に設けられている制御ブロック121を
読み取ると共に、空いている物理CPU 10を検索し
て、該当の物理CPU 10に当該ゲスト■の実行を指
示する。(第1図(bl) 、 (b2)参照)該ホス
トCPυ10からの指示に基づいて、指示されたゲスト
■を実行する物理CPU 10を、ゲストCPUという
。該ゲストCPU 10は、上記制御ブロック121の
情報を自己の物理CPU 10内に設定して、該ゲスト
■を実行する。
このようにして、ホストCPU 10と該ゲストCPU
 10とが異なる場合には、ホスト■は該指示したゲス
ト■が指定した上記ゲストCPU 10において実際に
実行が開始されるのを待つことなく、次の処理に移るこ
とができる。
上記の動作において、該空きのゲストCPU 10が無
ければ、例えば、自己の物理CPU、即ち、上記、ホス
トcpu ioにおいて、該ゲスト■に制御を移すよう
にしてもよいし、適当なゲスト■の実行を途中で中止さ
せて、その物理CPII 10を強制的に解放し、該ゲ
スト■を実行させてもよい。
上記ホストCPU 10でゲスト■を実行したときには
、上記ホスト実行テーブル110はクリアされる。
このような状態にあるときに、他のゲストCPU10で
、あるゲスト■が走行しているゲストCPU10からホ
スト■への通信が必要になったとき、該ゲスト■は、ホ
スト■への割込みを要求すると、該別込み要求は、例え
ば、割込みハードウェア(I■匈)11aに入力される
該別込みハードウェア(IHW) llaにおいては、
上記ホスト実行テーブル110を参照して、現在、ホス
ト■が走行しているポストCPU 10の機番がないこ
とを知り、該要求元のゲストCPU 10にその旨を通
知する。該通知を受けたゲス) CPU 10はホスト
■を実行して、該ゲスト■からの割込みを処理すること
で、ホスト■の物理CPUへの動的な割当てが実現され
る。
又、この時、ホスト■が特定の物理CPU 10で走行
中の時には、該ホストcpo ioに割込みを行うこと
で、ゲスト■からホスト■への通信を行うことができる
又、図示されていないキーボード等からのゲスト要求が
生起すると、図示されていないハードウェアにおいて、
要求要因が解析され、ゲスト要求と認識されることで、
ゲスト要求キュー111にゲスト識別子と共に登録され
る。
該ゲスト要求キュー111に登録されているゲスト要求
は、前述のように、一般には、ホストCPU10によっ
て検索され、本発明のスタートゲスト(SGUEST)
命令が発行されることで、特定の物理CPU 10に実
行が指示される。
上記の実施例において、本発明のスタートゲスト(SG
UEST)命令が発行されたときの動作は、例えば、記
憶制御装置(MCU) 11内のハードウェア機構で、
該命令のオペランドが指示するゲスト識別子に基づいて
、該ゲスト識別子に対応したゲスト■を走行させる物理
CPU 10を検索する方法で説明したが、例えば、ホ
スト■が、予め、該ゲスト■を走行させるべき物理CP
U 10を認識した後、該スタートゲスト(SGEUS
T)命令に、物理CPU機番と。
ゲスl−識別子とを指示する(公知のシグナルプロセッ
サ命令形式)ことで、対応する物理CPU 10に直接
的に、該ゲスト■を走行させるようにしてもよい。
又、割込み方法についても、同様にして、該シグナルプ
ロセッサ命令と同じフォーマット形式の命令を生成して
、直接的に、該当の物理CPLI 10に割込ませるこ
ともできる。
上記の実施例は、第2図に示したクラスタ1内での動作
として説明しているが、あるクラスタ1から他のクラス
タ1に通信する場合には、ホストcpu ioがゲスト
要求を取り出し、該ゲスト要求が他のクラスタ1への要
求であることを認識した時には、例えば、上記シグナル
プロセッサ命令と同じフォーマット形式の、例えば、シ
グナルクラスタ命令を設けて、該命令で相手のクラスタ
番号。
ゲスト識別子、或いは割込み要因を指示して、上記記憶
制御装置(MCU) 11から、クラスタ1間のシステ
ム記憶制御装置(SMCU) 3を介して、上記クラス
タ1内での動作と同じような処理手順で、該他のクラス
タ1の記憶制御装置(MCU) 11に送出する。
(第1図(a)参照) 該シグナルクラスタ命令を受信したクラスタ1の記憶制
御装置(MCLI) 11においては、該クラスタ1内
のホス) CPU 10に該命令を実行させ、該クラス
タ1内での処理に必要なスタートゲスト(SGUEST
)命令を生成・発行することで、クラスタ聞通信、或い
は、クラスタ開割込みを、それぞれのホストcpu i
oを介して行うことができる。
このように、本発明は、複数個の物理中央処理装置(C
PU)から構成されたクラスタを複数個備えた仮想計算
機システムにおいて、ホスト■、ゲスト■を実行制御す
るのに、特定の物理cpuに該ホスト■を割当て、該ホ
スト■が割当てられている物理CPU、又は、他の物理
CPUにゲスト■を割当るようにして、該ホスト■とゲ
スト■とを独立の物理CPUで実行させるようにし、該
仮想計算機システム中に高々1つのホスト■しか存在し
ないようにした所に特徴がある。
〔発明の効果〕
以上、詳細に説明したように、本発明の仮想計算機シス
テムにおける実行制御方式は、複数個の物理中央処理装
置(CPU)から構成されたクラスタを複数個備えた仮
想計算機システムにおいて、(1)該仮想計算機システ
ム上で走行する仮想計算機(ゲスト)■の実行開始を指
示するホスト機構■を、上記各クラスタ内の特定の中央
処理装置(CPU)に動的に割当る手段と、該割当てら
れた中央処理装置(CPU)上で走行するホスト機構■
は、上記仮想計算機(ゲスト)■の実行を、自己の中央
処理装置(CPU) 、又は、他の中央処理装置(CP
U)に選択的に割当る手段と、上記割当てられた特定の
中央処理装置(CPU)で走行している仮想計算機(ゲ
スト)■において、上記ホスト機構■に対して通信の必
要が生じた場合には、該仮想計算機(ゲスト)■から上
記ホスト機構■に割込む手段とを備えて、ホスト処理と
ゲスト処理とを、複数個の中央処理袋f (CPU)で
独立に実行するように構成する。(2)上記計算機シス
テムにおいて、仮想計算機(ゲスト)■間の通信をクラ
スタ間で行う場合には、上記ホスト機構■の割当てられ
ている中央処理装置(CPU)を介して行うように構成
する。
(3)上記ホスト■、ゲスト■の指定を行うのに、特定
の命令を設けるようにしたものであるので、ホスト間の
干渉によるオーバヘッドが解消すると共に、システム中
でホスト■が高々一つしか存在しないので、共有資源の
管理が容易となり、又、実行制御が単純になる。又、ゲ
スト■が走行する物理CPUを、ホスト■と共有するこ
となく、専用化できる為、キャッシュメモリを備えた物
理CPUにおいては、ヒツト率を向上させることができ
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理説明図。 第2図は本発明の一実施例を模式的に示した図。 第3図は従来の仮想計算機システムにおける実行制御方
式を説明する図。 である。 図面において、 1はクラスタ。 10は中央処理装置(CPU) 、又は、ホス) CP
U、ゲストCPU、又は、物理cpu。 11は記憶制御装置(MCI) 、 12は主記憶装置
(MS)11aは割込みハードウェア(IHW)。 11bはゲスト実行テーブル。 110はホスト実行テーブル 111はゲスト要求キュ 112はCPUビジーテーブル。 120、■はホストプログラム (ホスト)。 121は制御ブロック。 122、■はゲストプログラム (ゲスト)3はシステ
ム記憶制御装置(SMCI) 。 4はシステム記憶装置(SS)。 をそれぞれ示す。 eベ モ ↑ ?

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数個の物理中央処理装置(CPU)(10)か
    ら構成されたクラスタ(1)を複数個備えた仮想計算機
    システムにおいて、 該仮想計算機システム上で走行する仮想計算機(ゲスト
    )([2])の実行開始を指示するホスト機構([1]
    )を、上記各クラスタ(1)内の特定の中央処理装置(
    CPU)(10)に動的に割当る手段と、該割当てられ
    た中央処理装置(CPU)(10)上で走行するホスト
    機構([1])は、上記仮想計算機(ゲスト)([2]
    )の実行を、自己の中央処理装置(CPU)(10)、
    又は、他の中央処理装置(CPU)(10)に選択的に
    割当る手段と、 上記割当てられた特定の中央処理装置(CPU)(10
    )で走行している仮想、計算機(ゲスト)([2])に
    おいて、上記ホスト機構([1])に対して通信の必要
    が生じた場合には、該仮想計算機(ゲスト)([2])
    から上記ホスト機構([1])に割込む手段とを備えて
    、 ホスト処理とゲスト処理とを、複数個の中央処理装置(
    CPU)(10)で独立に実行することを特徴とする仮
    想計算機システムにおける実行制御方式。
  2. (2)上記計算機システムにおいて、仮想計算機(ゲス
    ト)([2])間の通信をクラスタ(1)間で行う場合
    には、上記ホスト機構([1])の割当てられている中
    央処理装置(CPU)(10)を介して行うことを特徴
    とする請求項1に記載の仮想計算機システムにおける実
    行制御方式。
  3. (3)上記ホスト機構([1])、又は、ゲスト([2
    ])を選択的に特定の中央処理装置(CPU)(10)
    に割当る手段として、少なくとも、ゲスト識別子、又は
    、割込み識別子を設定するフィールドを備えた特定の命
    令を設けることを特徴とする請求項1に記載の仮想計算
    機システムにおける実行制御方式。
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